JPH0237805B2 - - Google Patents

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JPH0237805B2
JPH0237805B2 JP59214573A JP21457384A JPH0237805B2 JP H0237805 B2 JPH0237805 B2 JP H0237805B2 JP 59214573 A JP59214573 A JP 59214573A JP 21457384 A JP21457384 A JP 21457384A JP H0237805 B2 JPH0237805 B2 JP H0237805B2
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Japan
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hole
plate
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holes
corner
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JP59214573A
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Maki Seki
Masatoshi Yoshizaki
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Fanuc Corp
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Publication date
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Publication of JPH0237805B2 publication Critical patent/JPH0237805B2/ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D28/00Shaping by press-cutting; Perforating
    • B21D28/02Punching blanks or articles with or without obtaining scrap; Notching
    • B21D28/04Centering the work; Positioning the tools

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は金型プレートの穴位置特定方法に係
り、特に順送金型を構成する各プレート上に形成
される各種穴の位置を簡単に特定することができ
る穴位置特定方法に関する。
<従来技術> 順送金型は、送り込まれてきた板材に順次金型
内に配置した複数の工具(パンチとダイ)によつ
て打ち抜き加工を行うものである。すなわち、順
送金型内部には所定のストローク毎に工具が配置
されており、板材が順送りされる毎に各ステージ
の工具により打ち抜きが行われ、最終ステージよ
り所望の部品が得られる。
かかる順送金型は複数枚のプレートにより構成
されている。第6図は順送金型の説明図であり、
上ダイセツト1、上バツキングプレート2、パン
チプレート3、ストリツパプレート4、ダイプレ
ート5、下バツキングプレート6、下ダイセツト
7を有し、パンチプレート3には断面所定形状の
いくつかのパンチP1〜P3が固定され、該パン
チに対向するストリツパプレート4、ダイプレー
ト5、下バツキングプレート6、下ダイセツト7
には同形のくり抜き穴H1〜H3が設けられてい
る。尚、ストリツパプレート4に形成したくり抜
き穴はパンチを通過させるためのものであり、そ
の他のくり抜き穴は打ち抜き時にパンチを受け止
め、かつ打ち抜かれた板材を下方に落とすための
ものである。
各プレートには取り付けボルト挿入用穴B1
1,B12…;B21,B22…;B31,B3
2…;B41,B42…;ダウエルピン挿入用穴
D11,D12,…;D21,D22…;D3
1,D32…;D41,D42…;つりボルト挿
入用穴HB1,HB2…、リフタピン挿入用穴LP
1,LP2…が適宜設けられている。尚、取り付
けボルトは隣接するプレート間を固定するための
ものであり、ダウエルピンは取り付けボルトを締
め付けても位置ずれが生じるため該位置ずれを防
止するためのもの、つりボルトはウレタンバネに
取取り付けられてストリツパプレート4を弾性を
もつてつり下げ、打ち抜き時に縮むと共に、打ち
抜き完了後パンチプレート3の上昇に応じて伸び
て板材8を押しさげ該板材がパンチプレート3と
共に上昇するのを防止するもの、リフタピンは板
材8をダイプレート5の表面所定の高さに保持す
るものである。
以上の構成から理解されるように、順送金型を
製作するためには各プレートに各種ボルトあるい
は各種ピン用の穴を加工しなければならない。こ
のため、従来は各プレートに多数の穴を加工する
ためのNCデータを作成し、該NCデータに基づ
いて穴あけ用工作機械を制御して穴加工を行つて
いる。
<発明が解決しようとしている問題点> しかし、従来のNCデータ作成においては各穴
位置を一々入力してNCデータを作成しなければ
ならず、しかも穴数が非常に多く、更には各プレ
ート毎に穴位置を入力しなければならないため、
穴位置を特定する作業が煩雑となり、プログラミ
ングに多大の時間を要するという問題があつた。
以上から本発明の目的は容易に、かつ確実に穴
位置を特定することができる金型プレートの穴位
置特定方法を提供することである。
<問題点を解決するための手段> 本発明の穴位置特定方法は、取り付けボルト用
穴、ダウエルピン用穴、つりボルト用穴などの各
種穴毎に1つの穴位置と穴パターンを入力し、各
種穴毎に順次入力された穴位置と穴パターンデー
タを用いて残りの穴の位置を演算し、これにより
全穴位置を求めることにより構成される。
<作用> 取り付けボルト、ダウエルピン、つりボルトな
どの各種穴毎に1つの穴位置と穴パターンを入力
する。尚、位置が入力された穴からプレート隅迄
のX、Y軸方向距離をx1,y1とすれば、穴パター
ンは該入力された穴の存在するコーナ部に隣接す
る第1、第2のコーナ部隅からx1,y1の位置に穴
が存在する第1、第2のパターンと、残りの全コ
ーナ部に各隅からx1,y1の位置に穴が存在する第
3パターンと、前記穴の存在するコーナ部に対角
するコーナ部の隅からx1,y1の位置に穴が存在す
る第4パターンである。しかる後、取り付けボル
ト、ダウエルピン、つりボルトなどの各種穴毎
に、前記入力された1つの穴位置と穴パターンを
用いて残りの取り付けボルト用穴の位置、ダウエ
ルピン挿入用穴の位置、つりボルト挿入用穴の位
置、リフタピン挿入用穴の位置を演算する。
<実施例> 第2図は金型プレートに設けられる穴位置パタ
ーンを説明する説明図である。第2図Aに示すよ
うに、金型プレート101に形成される取り付け
ボルト用穴Bi(i=1、2、…)は一般に矩形状
プレートの4つのコーナ部にそれぞれ各隅点Ciか
らX、Y方向にXB、YBの位置に形成され、又ダ
ウエルピン挿入用穴Diは対角線状の2つのコー
ナ部に隅点からXD、YDの位置に形成される。更
に、図示しないがつりボルト用穴、リフタピン挿
入用穴の位置も同様に配置されている。尚、第2
図Bは分割型の金型プレート101の例であり、
各分割プレート101a〜101cの各種穴位置
についても第2図Aの金型プレート101と同様
なことがいえる。
すなわち、一般に取り付けボルト用穴、ダウエ
ルピン用穴、つりボルト用穴、リフタピン用穴の
それぞれの穴位置に対して以下のことがいえる。
今、第1図を参照すれば1つの穴B1からプレー
ト隅迄のX、Y軸方向距離をx1,y1とすれば、残
りの穴は (a) 第1図Aに示すように、前記穴B1の存在す
るコーナ部にY軸方向に隣接する第1のコーナ
部隅点からx1,y1の位置に存在するか、 (b) 第1図Bに示すように、前記穴B1の存在す
るコーナ部に隣接する第2のコーナ部隅点から
x1,y1の位置に存在するか、 (c) 第1図Cに示すように、全コーナ部の各偶点
からx1,y1の位置に存在するか、 (d) 第1図Dに示すように前記穴B1の存在する
コーナ部に対角するコーナ部の隅点からx1,y1
の位置に存在するかである。
このため、本発明においては取り付けボルト、
ダウエルピン、つりボルト、リフタピンなどの各
種穴毎に1つの穴位置と穴パターンを入力し、各
種穴毎に入力された穴位置と穴パターンデータを
用いて残りの穴の位置を演算し、これにより全穴
位置を求めるようにしている。又、本発明におい
ては2以上のプレートにまたがる穴(2以上のプ
レートの同一位置に形成される穴)については、
該穴に名称を付して1つのプレートにおいてその
位置を特定することにより他のプレートにおいて
その位置を特定しなくてもよいようにしている。
第3図は本発明の実施例ブロツク図、第4図は
処理の流れ図である。
第3図において、11はプロセツサ、12は
ROM、13はRAM、14はデータを入力する
データ入力装置、15は各種対応関係等を記憶す
る不揮発性メモリ、16はワーキングメモリ、1
7はタブレツト、18は外部記憶媒体、19は外
部記憶媒体18に作成したNCデータを出力する
データ出力装置である。
尚、不揮発性メモリ15に記憶される対応関係
は、 (1) 各プレートに形成される穴にプレート穴名称
を付したとき、プレート穴名称とプレート穴の
加工条件との第1対応関係、並びに (2) 2以上のプレートにまたがる穴あるいは1枚
のプレートのみに形成される穴をそれぞれ加工
穴と呼ぶとき(加工穴とプレートとは異なる)、
加工穴と該加工穴を構成する各プレート穴のプ
レート名称との第2対応関係とを含んでいる。
従つて、第5図に示す加工穴の加工穴名称をH
1、各プレートPLa〜PLcのプレート穴名称を
α,β,γとし、しかもプレート穴αが 径A1の工具により深さD11のセンタモミ加工を
行い、ついで径B1の工具により深さD12のドリリ
ング加工を行い、しかる後径C1の工具により深
さD13の皿座グリ加工を行い、最後に径E1の工具
により深さD14のタツプ立て加工を行なうことに
より得られ、又プレート穴βが 径Aの工具により深さD21のセンタモミ加工を
行い、ついで径B2の工具により深さD22のドリリ
ング加工を行うことにより得られ、更にプレート
穴γが 径A3の工具により深さD31のセンタモミ加工を
行い、ついで径B3の工具により深さD32のドリリ
ング加工を行い、最後に径E3の工具により深さ
D33のタツプ立てを行うことにより得られるもの
とすれば前記第1、第2の対応関係は以下のよう
に表現される。すなわち、 第1の対応関係は α、センタモミ工具、径A1、深さD11 ドリリング工具、径B1、深さD12 皿座グリ工具、径C1、深さD13 タツプ立て工具、径E1、深さD14 β、センタモミ工具、径A2、深さD21 ドリリング工具、径B2、深さD22 γ、センタモミ工具、径A3、深さD31 ドリリング工具、径B3、深さD32 タツプ立て工具、径E3、深さD33 と表現され、第2の対応関係は H1,α,β,γ; と表現される。尚、加工穴H1が第1、第2のプ
レートのプレート穴α′,β′により構成されている
場合、あるいは加工穴H2が第2、第3のプレー
トのプレート穴β″,γ″により構成されている場合
にはそれぞれ第2の関係は H1,α′,β′,0; H2,0,β″,γ″; と表現される。以下、本発明にかかる穴位置特定
方法並びに各プレートの穴あけ用NCデータ作成
方法について説明する。
(a) まず、プロセツサ11は→jとする。尚、第
6図上方の金型プレートから第1プレート、第
2プレート、…というものとする。
(b) ついで、プログラマは第jプレートのサイズ
を入力する。
(c) しかる後、プログラマは第jプレートと第
(j+1)プレート間を取り付ける取り付けボ
ルト用穴が第jプレートに存在するかどうかを
チエツクする。
(d) 取り付けボルト用穴が存在すれば、該取り付
けボルト用穴に名称(加工穴名称であり、たと
えばFBi)を付し、該加工穴名称と1つの取り
付けボルト用穴の位置及び取り付けボルト用穴
パターンを入力する。尚、第1図A,B,C,
Dに示す穴パターンはそれぞれ“1”、“2”、
“3”、“4”で表現して入力するものとする。
(e) 1つの取り付けボルト用穴の位置と取り付け
ボルト用穴パターンが入力されればプロセツサ
11はこれらデータを用いて残りの取り付けボ
ルト用穴位置を演算する。たとえば、X、Y座
標系の原点RPが第1図に示すようにプレート
101の中心に位置している場合において、第
1象限の穴位置が該原点からの座標値で入力さ
れxp,ypとする、穴パターンが第1図Aに示す
場合であれば残りの取り付けボルト用穴の位置
はxp,−ypとなり、 穴パターンが第1図Bに示す場合であれば残
りの取り付けボルト用穴の位置は(−xp,yp
となり、第1図Cに示す場合であれば残りの取
り付けボルト用穴位置は xp,−yp、−xp,yp、−xp,−yp となり、第1図Dに示す場合であれば残りの取
り付けボルト用穴位置は−x0,−ypとなる。尚、
穴の位置がプレートの隅点からの距離x1,y1
与えられた場合には、プレートのサイズをDX
DYとすれば該穴の位置座標値は DX/2−x1、DY/2−y1 となるから、以後前述と同様に残りの穴位置を
求める。又、以上により全取り付けボルト用穴
の位置が求まればプロセツサ11は取り付けボ
ルト用穴名称(加工穴名称)FBiと全取り付け
ボルト用穴位置との対応をRAM13に記憶す
る。たとえば第1図Cの場合には FBi,xp,yp; xp,−yp; −xp,−yp; がRAM13に格納される (f) 以上により取り付けボルト用穴位置の特定が
完了すれば、あるいは取り付けボルト用穴が存
在しなければ、次にプログラマは第jプレート
と第(j+1)プレート間の位置合せのための
ダウエルピン用穴が存在するかどうかをチエツ
クする。
(g) ダウエルピン用穴が存在すれば、該ダウエル
ピン用穴に名称(加工穴名称であり、たとえば
DPi)を付し、該加工穴名称と1つのダウエル
ピン用穴の位置及びダウエルピン用穴パターン
を入力する。
(h) 1つのダウエルピン用穴の位置とダウエルピ
ン用穴パターンが入力されれば、プロセツサ1
1はこれらデータを用いて前述と同様に残りの
ダウエルピン用穴の位置を演算する。以上によ
り全ダウエルピン用穴の位置が求まればプロセ
ツサ11はダウエルピン用穴名称(加工穴名
称)と全ダウエルピン用穴位置との対応を
RAM13に記憶する。
(i) ダウエルピン用穴位置の特定が完了すれば、
あるいはダウエルピン用穴が存在しなければ、
次にプログラマは第jプレートから第(j+
1)プレートにわたつてつりボルトを挿入する
つりボルト用穴が存在するかどうかをチエツク
する。
(j) つりボルト用穴が存在すれば、該つりボルト
用穴に名称(加工穴名称であり、たとえば
HBi)を付し、該加工穴名称と1つのつりボル
ト用穴の位置及びつりボルト用穴パターンを入
力する。
(k) 1つのつりボルト用穴の位置とつりボルト用
穴パターンが入力されればプロセツサ11はこ
れらデータを用いて残りのつりボルト用穴位置
を演算する。以上により全つりボルト用穴の位
置が求まればプロセツサ11はつりボルト用穴
名称(加工穴名称)全つりボルト用穴位置との
対応をRAM13に記憶する。
(l) つりボルト用穴位置の特定が完了すれば、あ
るいはつりボルト用穴が存在しなければ、次に
プログラマは第jプレートにリフタピン用穴が
存在するかどうかをチエツクする。
(m) リフタピン用穴が存在すれば、該リフタピ
ン用穴に名称(加工穴名称であり、たとえば
LPi)を付し、該加工穴名称と1つのリフタピ
ン用穴の位置及びリフタピン用穴パターンを入
力する。
(n) 1つのリフタピン用穴の位置とリフタピン
用穴パターンが入力されればプロセツサ11は
これらデータを用いて残りのリフタピン用穴位
置を演算する。以上により全リフタピン用穴の
位置が求まればプロセツサ11はリフタピン用
穴名称(加工穴名称)と全リフタピン用穴位置
との対応をRAM13に記憶する。
(o) 以上により、リフタピン用穴位置の特定が
完了すれば、あるいはリフタピン用穴が存在し
なければ第jプレートの穴位置の特定処理が終
了する。
(p) ステツプ(o)迄の処理により、取り付け
ボルト用穴、ダウエルピン用穴、つりボルト用
穴、リフタピン用穴の位置入力が完了すれば、
全プレートの穴位置の入力が完了したかどうか
をチエツクする。
(q) 全プレートの穴位置の入力が完了していな
ければj+1→jとしてステツプ(b)以降の処理
を繰り返す。
(r) 一方、ステツプ(p)のチエツクにおいて
全穴の位置入力が完了していれば以下の処理を
行う。すなわち、各プレートに形成されるプレ
ート穴に名称を付し該プレート穴の加工条件を
プレート穴名称と共に第1対応関係として不揮
発性メモリ15に登録する。
(s) ついで、加工穴名称FBi,DPi,HBi,LPi
より特定される加工穴と、該加工穴を構成する
各プレート穴の名称との第2対応関係を入力す
る。
(t) しかる後、プロセツサ11は1→iとして、
第iプレートのNCプログラムの作成処理を開
始する。
(u) プロセツサ11は入力された第2対応関係
を用いて各加工穴の第iプレートに形成するプ
レート穴名称を検索し、ついで該プレート穴名
称を有するプレート穴の加工条件を第1対応関
係を用いて検索し、センタモミ加工工程が必要
なプレート穴が第iプレートに存在するかどう
かをチエツクする。
(v) センタモミ加工を必要とするプレート穴が
存在すれば、該プレート穴を1つの構成要素と
する加工穴名称をRAM13より検索し、該加
工穴名称を有する複数の加工穴位置を求める。
(w) ついで、プロセツサ11は前記センタモミ
加工に用いられるセンタモミ工具を選択する工
具交換命令(センタモミ工具であること及びそ
の径をキーワードとして別に記憶されているツ
ールフアイルより工具番号を求め、該工具番号
を用いて作成する)と、該工具をつぎつぎとス
テツプ(v)で求めた加工穴位置に位置決め
し、かつ穴加工するNCデータを作成する。
(x) しかる後、同一径のセンタモミ工具を用い
てセンタモミ加工を施す別の第iプレートのプ
レート穴が存在するかどうかをチエツクする。
(y) 存在すれば、該センタモミ工具を該別の穴
位置上に位置決めし、かつ穴加工するNCデー
タを作成する。以後同一径のセンタモミ工具に
よる第iプレートの穴がなくなる迄上記NCデ
ータ作成処理を繰り返す。
(z) 同一径のセンタモミ工具により加工される
穴がなくなれば、プロセツサは別の径のセンタ
モミ工具によりセンタモミ加工を施す第iプレ
ートの穴があるかどうかをチエツクする。あれ
ば、ステツプ(v)以降の処理を行い、なけれ
ば次のステツプに移行する。
(a)′ プロセツサ11は前述と同様に第1、第2
の対応関係を用いてドリリング加工工程が必要
なプレート穴が第iプレートに存在するかどう
かをチエツクする。
(b)′ ドリリング加工を必要とするプレート穴が
存在すれば、該プレート穴を1つの構成要素と
する加工穴の加工穴名称をRAM13より検索
し、ついで該加工穴名称を有する複数の加工穴
位置を求める。
(c)′ ついで、プロセツサ11は前記ドリリング
加工に用いられるドリリング工具を選択する工
具交換命令(ドリリング工具であること及びそ
の径をキーワードとして別に記憶されているツ
ールフアイルより工具番号を求め、該工具番号
を用いて作成する)と、該工具をつぎつぎと所
望の加工穴位置に位置決めし、かつ穴加工する
するNCデータを作成する。
(d)′ しかる後、同一径のドリリング工具を用い
てドリリング加工を施す別の第iプレートのプ
レート穴があるかをチエツクする。
(e)′ 存在すれば、該ドリリング工具を該別の穴
位置上に位置決めし、かつドリリング加工を実
行するNCデータを作成する。以後同一径のド
リリング工具による第iプレートのプレート穴
がなくなる迄上記NCデータ作成処理を繰り返
す。
(f)′ 同一径のドリリング工具により加工される
プレート穴がなくなれば、プロセツサは別の径
のドリリング工具によりドリリング加工を施す
第iプレートのプレート穴があるかどうかをチ
エツクする。あれば、ステツプ(b)′以降の処理
を行い、なければ次のステツプに移行する。
(g)′ ドリリング加工用のプレート穴がなくなれ
ば以後同様に皿座グリ加工、タツプ立て加工に
ついて上記処理を繰り返して最終的に第iプレ
ート上に作成すべき全穴加工用のNCプログラ
ムを作成する。
(h)′ ついで、プロセツサ11は全プレートの穴
明け用NCプログラムが作成されたかどうかを
チエツクする。全プレートの穴明け用NCデー
タの作成が終了していなければ、プロセツサ1
1はi+1→iとしてステツプ(u)以降の処
理を繰り返し、全プレートの穴明け用NCプロ
グラムの作成が終了していれば処理を終了す
る。
尚、以上では各種穴毎に1つの穴位置と穴パタ
ーンを入力する場合について説明したが、予め穴
位置と穴パターンが異なる多数の組み合わせを加
工穴名称と共に登録しておき、所望の穴位置と穴
パターンを有する加工穴名称を入力することによ
り穴位置と穴パターンを特定するように構成する
こともできる。
又、以上では2枚以上のプレートにわたる穴を
“加工穴”と定義し、該加工穴の穴位置を特定す
ることにより、該加工穴を構成する各プレート穴
の穴位置特定作業を省略しているが、各プレート
毎に穴位置を入力するように構成することもでき
る。
更に、各プレートの位置を数値でキーボードか
ら入力する場合について説明したが、タブレツト
17を用いてプレート穴位置を入力するように構
成することもできる。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば各種穴毎
に、換言すれば取り付けボルト用穴、ダウエルピ
ン用穴、つりボルト用穴、リフタピン用穴毎に1
つの穴の位置と残りの穴の穴パターンデータを入
力し、該穴位置と穴パターンデータを用いて残り
の穴の位置を演算するように構成したから、金型
プレートの穴位置を容易に、かつ短時間で特定す
ることができ、従つて金型プレートのNCプログ
ラム作成操作が簡単になつた。
又、本発明によれば各種穴毎に1つの穴位置と
穴パターンとの組み合わせを多数登録しておき、
所定の組み合わせを入力することにより穴位置と
穴パターンを特定することができ、益々穴位置の
特定操作が簡単になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の穴位置特定方法の概略説明
図、第2図は金型プレートに形成される各種穴パ
ターンの説明図、第3図は本発明の穴位置特定方
法を実現する装置のブロツク図、第4図は本発明
の処理の流れ図、第5図は加工穴の加工条件説明
図、第6図は金型プレートの構成図である。 101……プレート、B1……プレート穴、
RP……座標系原点、xp,yp……座標系原点から
の穴位置、x1,y1……プレート隅からプレート穴
迄の距離、11……プロセツサ、14……キーボ
ード、15……不揮発性メモリ、17……タブレ
ツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2つのプレートを重ね合わせてな
    る金型プレートに形成される穴の穴位置特定方法
    において、 プレート隅からのX、Y軸方向の距離をx1,y1
    とする1つの穴に対する残りの穴の位置を示す4
    つの穴パターンをそれぞれ、該1つの穴の存在す
    るコーナ部にY軸方向に隣接する第1のコーナ部
    隅からx1,y1の位置に穴が存在する第1のパター
    ンと、該1つの穴の存在するコーナ部にX軸方向
    に隣接する第2のコーナ部隅からx1,y1の位置に
    穴が存在する第2のパターンと、残りの全コーナ
    部に各隅からx1,y1の位置に穴が存在する第3の
    パターンと、前記1つの穴の存在するコーナ部に
    対角するコーナ部の隅からx1,y1の位置に穴が存
    在する第4のパターンとして記憶し、 前記1つの穴の位置データと前記残りの穴の位
    置を示す穴パターンデータを少なくとも入力し、
    該穴位置データと穴パターンデータを用いて残り
    の穴の位置を演算することを特徴とする金型プレ
    ートの穴位置特定方法。 2 取り付けボルト、ダウエルピン、つりボルト
    などの各種穴毎に1つの穴位置データと残りの穴
    の位置を示す穴パターンデータを入力して各種穴
    の残りの穴位置を特定することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の金型プレートの穴位置特
    定方法。
JP59214573A 1984-10-13 1984-10-13 金型プレ−トの穴位置特定方法 Granted JPS6192735A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2530227Y2 (ja) * 1990-06-29 1997-03-26 関東自動車工業株式会社 ルーフキャリヤの取付構造
JPH04237306A (ja) * 1991-01-21 1992-08-25 Fanuc Ltd パンチプレス機械の運転再開方法

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JPS5659537A (en) * 1979-10-17 1981-05-23 Hitachi Ltd Press die
JPS5994535A (ja) * 1982-11-22 1984-05-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 連続孔明け装置

Patent Citations (2)

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JPS6192735A (ja) 1986-05-10

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