JPH0237718Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0237718Y2
JPH0237718Y2 JP965986U JP965986U JPH0237718Y2 JP H0237718 Y2 JPH0237718 Y2 JP H0237718Y2 JP 965986 U JP965986 U JP 965986U JP 965986 U JP965986 U JP 965986U JP H0237718 Y2 JPH0237718 Y2 JP H0237718Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
packaging
partition material
metal wire
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP965986U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62122085U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP965986U priority Critical patent/JPH0237718Y2/ja
Publication of JPS62122085U publication Critical patent/JPS62122085U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0237718Y2 publication Critical patent/JPH0237718Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はリールに巻装したより線等の金属線材
の包装に使う包装仕切材に関する。
(ロ) 従来の目的 第7図は、リールに巻いたより線等の金属線材
の従来の包装状態を示すものである。図におい
て、50はダンボール箱51の中に縦横に複数個
整列させ、かつ、多段に段積みした金属線材52
を巻装したリール、53はリール50の各段の間
に介挿した平面的なダンボール紙からなる水平仕
切材、54は隣合うリール50の間に介在した平
面的な厚板紙からなる垂直仕切板である。また、
55,56は夫々底部及び上部に挿入するダンボ
ール紙等からなる底材、蓋材である。
このように、従来は、金属線材52をリール5
0に巻装した状態でダンボール箱51内に、垂直
仕切材54を介在しながら整列させ、かつ、水平
仕切材53を介在しながら多段に段積みして収容
するものであり、このような包装状態で移送する
ものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記従来の包装では、輸送中に振動が
加わりあるいは荷が傾いたりすると、リール50
は簡単な平面的な紙材からなる水平・垂直仕切材
53,54で仕切られて区分けされているのみで
あるから、動き易く、しかも金属線材52は重量
が大きいので、水平・垂直仕切板53,54がリ
ール50と擦れて破損し、隣合うリール50同志
が突き当つて製品である金属線材52が傷付いた
り、時には、ダンボール箱51内で荷崩れを生じ
てダンボール箱51の側面パネルを突き破つて製
品が外へ露出する等の問題があつた。
また、従来においては、隣合うリール50の間
に多数の垂直仕切板54を挿入しなければならな
いため、包装の作業能率が悪いという問題もあ
り、さらに、水平仕切材53等の紙材とリール5
0とが擦れて紙材の表面が傷むと細かい紙の繊維
屑がダンボール箱51内に放出され、これが製品
である金属線材52の表面に付着し、このような
異物の付着で製品価値が損われるという不都合が
ある。
本考案はこのような従来の種々の問題点を解決
する金属線材の包装仕切材を提供することを目的
とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するための構成を、実施例に
対向する第1図ないし第3図を用いて説明する
と、本考案の金属線材の包装仕切材は、樹脂の薄
材からなり、この薄材の表面13及び裏面14
に、金属線材3を巻装したリール2のフランジ部
4の側面を配置するリール配置部11,12を、
表面13及び裏面14で同一位置にして複数個整
列して設け、さらにこれらリール配置部11,1
2の周囲に、異なる位置で表・裏面13,14に
夫々突出させて上記フランジ部4の端縁5を係止
する複数個の表面突起15及び裏面突起16を設
けたものである。
(ホ) 作用 複数個整列させ、かつ、多段に段積みして包装
容器に収容した製品1(リール2に巻装された金
属線材3の各段の間に、上記構成の包装仕切材1
0を1枚づつ介挿する。そして、包装仕切材10
の裏面14に形成されるリール配置部12に、下
の段に中心軸6に垂直にして並べられるリール2
の上側のフランジ部4を配置して裏面突起16で
フランジ部4の端縁5を係止し、また、裏面14
と同位置の表面13に形成されるリール配置部1
1に、上の段に同様にして重ねて並べられるリー
ル2の下側のフランジ部4を配置して表面突起1
5でフランジ部4の端縁5を係止する。このよう
に製品1の各段毎に1枚の包装仕切材10を介挿
することで、リール2のフランジ部4は包装仕切
材10の表・裏面13,14に嵌合されて、製品
1が各段が整然と重なり合つて整列固定される。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。第1図は本考案の実施例に係る包装仕切材の
表面から見た平面図、第2図は包装仕切材の表面
から見た部分斜視図、また第3図は裏面から見た
部分斜視図である。
なお、第2図及び第3図のように、本考案の包
装仕切材10を使用する製品1は、金属製のリー
ル2に、より線等の金属線材3を巻いたものであ
る。4,4はリール2のフランジ部である。
以下、上記のような製品1の包装に使用する包
装仕切材10について説明すると、包装仕切材1
0は、強度や耐摩耗性に優れ、あるいはその他包
装材として必要な特性を満たす樹脂や複合材樹脂
の素材を一体に成形した矩形状の薄材からなるも
のである。
第1図ないし第3図の包装仕切材10におい
て、11,12は包装仕切材10の表面13及び
裏面14に形成したリール配置部、15,16は
リール配置部11,12の周囲で表裏に突出させ
た表面突起及び裏面突起である。
リール配置部11,12は、平面の外形が矩形
状の包装仕切材10の表面13及び裏面14に、
縦横に整列して複数個配置されるものであり、こ
れらリール配置部11,12は、表面13及び裏
面14で同一位置に対応させて同数設けられる。
なお、リール配置部11,12は、リール2の
フランジ部4が配置されるため、フランジ部4の
側面の外形に対応した(この場合は円形)ものと
されており、リール配置部11,12にリール2
が配置された際に、隣合う間でリール2が重なつ
たり、接触したりしないように、リール2が配置
された状態で隣合うリールのフランジ部4の間に
隙間が形成されるように各隣合うリール配置部1
1,12の位置が決められている。
表面突起15は、包装仕切材10の表面13に
設けられる複数個のリール配置部11の周囲で、
リール2のフランジ部4の端縁5を係止する位置
に、表面上に突出して設けられるものであり、リ
ール配置部11の周囲に適宜な間隔をおいて適宜
な形状にして複数個設けられる。
また、裏面突起16は、包装仕切材10の裏面
14に設けられる複数個のリール配置部12に、
リール2のフランジ部4の端縁5を係止する位置
で、かつ、上記表面突起15とは異なる位置で裏
面下に突出して設けられるものであり、リール配
置部12の周囲に適宜な間隔をおいて適宜な形状
にして複数個設けられる。
本考案の包装仕切材10を使用した製品1の包
装について第6図の簡単な説明図について述べる
と、ダンボール箱の包装容器17の底面に、ま
ず、第4図及び第5図のように底材20を敷く。
この底材20は、上述の包装仕切材10と同種
の樹脂材を成形したものであり、包装仕切材10
のリール配置部11,12に対応する位置に、同
数のリール配置部21が形成され、これらリール
配置部21の周囲に、リール2のフランジ部4の
端縁5を係止する表面突起22が複数個形成され
たものである。
このように、包装容器17の底部に配置した底
材20上の各リール配置部21に、製品1をその
中心軸6を垂直にして収容する。そして、その上
に包装仕切材10を被せ、裏面14のリール配置
部12にリール2の上側のフランジ部4を配置
し、これを裏面突起16によつて係止する。そし
て、さらに包装仕切材10の表面13上のリール
配置部11の夫々に製品1を載せてそのリール2
の下側のフランジ部4を表面突起15で係止す
る。このようにして、順次に段積みして最後に上
面に、底材20と同一に構成された蓋材30を嵌
め合せて被せるものである。
なお、底材20及び蓋材30は、図示のような
包装仕切材10のリール配置部11,12と対応
した形状に限定されるものではなく、例えば平面
的な紙材等のものでもよく、適宜なものにするこ
とができる。
(ト) 考案の効果 以上述べたように、本考案の金属線材の包装仕
切材は、整列し段積みする金属線材を巻装したリ
ールの各段の間に配置することで、表面突起及び
裏面突起でフランジ部の端縁を係止しフランジ部
を表裏のリール配置部内に固定して各リールを簡
単に整然と段積みして包装容器内に包装できる。
このため、本考案は従来のように隣合うリールの
間に介在させる垂直仕切材等は不要となり包装作
業の能率が向上し、また、製品は包装仕切材で固
定されているため、輸送途中で傷付いたりするこ
とがなく、従来のように包装容器内で製品が動い
て崩れたり、包装容器を内側から突き破つたりす
る等の事故を防止できる。
そして、本考案の包装仕切材は、適当な樹脂や
複合材樹脂等の樹脂製であり、かつ、製品を固定
できるため、振動・衝撃を吸収して製品を安全に
輸送することができるとともに、従来のように紙
材の平面的な仕切材に見られたような仕切材の表
面が製品の動揺で擦れて傷んで紙の繊維屑の発生
し、これが製品に付着する等という不都合を解消
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る包装仕切材の平
面図、第2図は同じく表面から見た部分斜視図、
第3図は同じく裏面から見た部分斜視図、第4図
は底材あるいは蓋材の平面図、第5図は第4図の
A−A線断面図、第6図は包装仕切材を使用した
包装状態の説明図、第7図は従来の説明図であ
る。 2……リール、3………金属線材、4……フラ
ンジ部、5……フランジ部の端縁、10……包装
仕切材、11,12……リール配置部、13……
包装仕切材の表面、14……包装仕切材の裏面、
15……表面突起、16……裏面突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹脂の薄材からなり、この薄材の表面及び裏面
    に、金属線材を巻装したリールのフランジ部の側
    面を配置するリール配置部を、表面及び裏面で同
    一位置にして複数個整列して設け、さらに、これ
    らリール配置部の周囲に、異なる位置で表・裏面
    に夫々突出させて上記フランジ部の端縁を係止す
    る複数個の表面突起及び裏面突起を設けたことを
    特徴とする金属線材の包装仕切材。
JP965986U 1986-01-28 1986-01-28 Expired JPH0237718Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP965986U JPH0237718Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP965986U JPH0237718Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62122085U JPS62122085U (ja) 1987-08-03
JPH0237718Y2 true JPH0237718Y2 (ja) 1990-10-12

Family

ID=30795180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP965986U Expired JPH0237718Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0237718Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62122085U (ja) 1987-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4226327A (en) Composite package
JP2801248B2 (ja) ロールのための成形可能な材料製の端壁
US3650459A (en) Pallet type shipping container
US4011948A (en) Egg crate
US4311239A (en) Television panel package
KR100197303B1 (ko) 권선 허브상에 감긴 다수의 자기 테이프형 기록 매체용 포장용기
US3777969A (en) Bulk container reinforcements
US5974981A (en) Pallet for shipping and de-spooling electrical wire
JPH0237718Y2 (ja)
US3599822A (en) Knockdown container
US5275289A (en) Frame container support and stackable container system using same
JPH0635943Y2 (ja) 矩形容器
JPH0825581B2 (ja) 碍子の梱包容器
JPH0712250Y2 (ja) 包装用箱
JPS63626Y2 (ja)
JPH05201485A (ja) ロール体の梱包方法及びこれにより得られるロール体梱包物
JP3299578B2 (ja) 運搬用容器
JPS6252081A (ja) 板体積重ねブロツクの梱包方法
US2774469A (en) Package pump unit
JPH0536823Y2 (ja)
JPH0352713Y2 (ja)
JP3415256B2 (ja) ブラウン管用パネル包装箱
JPS5855132Y2 (ja) 梱包装置
JPH0330287Y2 (ja)
JPS5846030Y2 (ja) コンテナ−の中蓋