JPH0352713Y2 - - Google Patents
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- JPH0352713Y2 JPH0352713Y2 JP9418285U JP9418285U JPH0352713Y2 JP H0352713 Y2 JPH0352713 Y2 JP H0352713Y2 JP 9418285 U JP9418285 U JP 9418285U JP 9418285 U JP9418285 U JP 9418285U JP H0352713 Y2 JPH0352713 Y2 JP H0352713Y2
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- handle
- packaging material
- packaging
- grip
- packaging materials
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- Packages (AREA)
- Stackable Containers (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
この考案は、ハンドル用の緩衝包装材に関し、
オートバイ等の二輪車用のアーム状ハンドルを収
納して、輸送保管に使用する緩衝包装材に関して
いる。
オートバイ等の二輪車用のアーム状ハンドルを収
納して、輸送保管に使用する緩衝包装材に関して
いる。
〈従来技術〉
上記二輪車用のハンドルは、全体が長尺の棒状
をなし、中央部から両端のグリツプ部にかけて屈
曲もしくは湾曲した、左右対称でアーム状の複雑
な立体曲線的形状を有している。従つて、ハンド
ルを輸送保管する際の、包装上の問題としては、
上記複雑な形状のハンドルを確実に収納保護し
て、ハンドルを変形させたり傷付けないことが要
求される。
をなし、中央部から両端のグリツプ部にかけて屈
曲もしくは湾曲した、左右対称でアーム状の複雑
な立体曲線的形状を有している。従つて、ハンド
ルを輸送保管する際の、包装上の問題としては、
上記複雑な形状のハンドルを確実に収納保護し
て、ハンドルを変形させたり傷付けないことが要
求される。
そして、従来におけるハンドルの包装方法とし
ては、ハンドルを柔軟な合成樹脂等からなる保護
シートで包んだ後、順次積み重ねて集積した状態
で、コンテナ等の外装容器に収納して、輸送保管
に供していた。
ては、ハンドルを柔軟な合成樹脂等からなる保護
シートで包んだ後、順次積み重ねて集積した状態
で、コンテナ等の外装容器に収納して、輸送保管
に供していた。
しかし、ハンドルを保護シートで包むだけで
は、外力に対する緩衝保護はほとんど果せず、輸
送中にハンドルが変形したり折損してしまう問題
があつた。
は、外力に対する緩衝保護はほとんど果せず、輸
送中にハンドルが変形したり折損してしまう問題
があつた。
また、ハンドルを上下に積み重ねておくと、下
方になるハンドルには、非常に大きな荷重が加わ
り、特にバラ積み状態では、ハンドルの一部に偏
つた荷重が加わるので、ハンドルの変形を起こし
易い問題がある。
方になるハンドルには、非常に大きな荷重が加わ
り、特にバラ積み状態では、ハンドルの一部に偏
つた荷重が加わるので、ハンドルの変形を起こし
易い問題がある。
そのため、合成樹脂の発砲体にて形成された包
装材に、ハンドルの全体形状に対応した収納凹部
を形成して、ハンドルを収納保護することが考え
られたが、前記した複雑なハンドル形状の全体を
収納するためには、非常に大きな包装材が必要に
なり、包装材の製造コストが高くつくと共に、包
装効率も悪く、改善が要望されていた。
装材に、ハンドルの全体形状に対応した収納凹部
を形成して、ハンドルを収納保護することが考え
られたが、前記した複雑なハンドル形状の全体を
収納するためには、非常に大きな包装材が必要に
なり、包装材の製造コストが高くつくと共に、包
装効率も悪く、改善が要望されていた。
〈目的〉
そこで、この考案の目的としては、上記従来技
術の問題点を解消し、従来包装の難しかつたハン
ドルを、良好に緩衝保護できると共に、包装コス
トも安価な緩衝包装材を提供しようとしている。
術の問題点を解消し、従来包装の難しかつたハン
ドルを、良好に緩衝保護できると共に、包装コス
トも安価な緩衝包装材を提供しようとしている。
〈構成〉
そして、上記目的を達成するための構成として
は、全体が合成樹脂発砲体にて細幅状に形成され
た、中央包装材および左右の端部用包装材からな
り、中央包装材の上面には、ハンドルのうち中央
一部のみを収納する中央部収納溝を、長手方向に
複数本並設形成し、また上面および下面には、中
央包装材同士を上下に積み重ねたときに、互いに
嵌合可能な嵌合用凹凸部が形成してあり、左右の
端部包装材の上面には、ハンドルのグリツプ部を
収納するグリツプ部収納溝を形成してあることを
特徴としている。
は、全体が合成樹脂発砲体にて細幅状に形成され
た、中央包装材および左右の端部用包装材からな
り、中央包装材の上面には、ハンドルのうち中央
一部のみを収納する中央部収納溝を、長手方向に
複数本並設形成し、また上面および下面には、中
央包装材同士を上下に積み重ねたときに、互いに
嵌合可能な嵌合用凹凸部が形成してあり、左右の
端部包装材の上面には、ハンドルのグリツプ部を
収納するグリツプ部収納溝を形成してあることを
特徴としている。
〈実施例〉
次いで、この考案の実施例について、図を参照
しながら以下に説明する。
しながら以下に説明する。
まず、収納するハンドルHの形状について説明
すると、第9図〜第11図に示すように、全体が
細い棒状をなし、比較的狭い中央部Cが水平に形
成されてあり、中央部Cの左右両側から対称形状
で斜め方向に屈曲形成してあり、左右の両端は斜
め上方に少し傾斜して、グリツプ部gが形成して
ある。
すると、第9図〜第11図に示すように、全体が
細い棒状をなし、比較的狭い中央部Cが水平に形
成されてあり、中央部Cの左右両側から対称形状
で斜め方向に屈曲形成してあり、左右の両端は斜
め上方に少し傾斜して、グリツプ部gが形成して
ある。
そして、この考案の緩衝包装材の詳しい形状と
しては、第1図〜第4図に中央部用包装材1を示
し、第5図〜第7図に左端部用包装材2を示し、
第8図に右端部用包装材3を示している。なお、
右端部用包装材3は、左端部用包装材2と完全に
対称的のものであり、詳細な図示を省略してい
る。また、上記各包装材1,2,3は、何れも発
砲ポリスチレン等の合成樹脂発砲体にて一体成形
されたものであり、全体の概略形状は、細幅で長
尺の角柱状をなしている。
しては、第1図〜第4図に中央部用包装材1を示
し、第5図〜第7図に左端部用包装材2を示し、
第8図に右端部用包装材3を示している。なお、
右端部用包装材3は、左端部用包装材2と完全に
対称的のものであり、詳細な図示を省略してい
る。また、上記各包装材1,2,3は、何れも発
砲ポリスチレン等の合成樹脂発砲体にて一体成形
されたものであり、全体の概略形状は、細幅で長
尺の角柱状をなしている。
中央部用包装材1の上面には、底面半円形で水
平に幅方向を横断する中央部収納溝10が、複数
本長手方向に並設形成してあり、この中央部収納
溝10には、ハンドルHのうち、水平な中央部C
の中央一部が収納される。
平に幅方向を横断する中央部収納溝10が、複数
本長手方向に並設形成してあり、この中央部収納
溝10には、ハンドルHのうち、水平な中央部C
の中央一部が収納される。
また、中央部用包装材1の上面には、長手方向
の両端近くで収納溝10の中間になる前後二個所
に、短形状の嵌合用凸部11が形成してあり、中
央部用包装材1の下面には、上記嵌合用凸部11
に対応する位置に、嵌合用凸部11と互いに嵌合
可能な形状の、嵌合用凹部12が形成してある。
そして、中央部包装材1同士を上下に積み重ねた
ときに、上記嵌合用凹凸部11,12が互いに嵌
合して位置決めを果し、包装材1,1同士の位置
ずれを防ぐようになつている。
の両端近くで収納溝10の中間になる前後二個所
に、短形状の嵌合用凸部11が形成してあり、中
央部用包装材1の下面には、上記嵌合用凸部11
に対応する位置に、嵌合用凸部11と互いに嵌合
可能な形状の、嵌合用凹部12が形成してある。
そして、中央部包装材1同士を上下に積み重ねた
ときに、上記嵌合用凹凸部11,12が互いに嵌
合して位置決めを果し、包装材1,1同士の位置
ずれを防ぐようになつている。
次に、左端部用包装材2および右端部用包装材
3の上面には、平面方向および上下方向の両方向
に傾斜するグリツプ部収納溝20,30が、内側
長手辺から、外側長手辺の近くまで連続して、長
手方向に複数本並設形成されている。なお、複数
本の収納溝20,30のうち、長手方向両端のも
のについては、一部が欠除した部分的な収納溝2
0′,30′が形成してある。そして、上記グリツ
プ用収納溝20,30には、ハンドルHの左右両
端のグリツプ部gが収納される。但し、グリツプ
部gのうち、先端の一部はグリツプ部収納溝2
0,30の上部に突出して、露出した状態で収納
される。
3の上面には、平面方向および上下方向の両方向
に傾斜するグリツプ部収納溝20,30が、内側
長手辺から、外側長手辺の近くまで連続して、長
手方向に複数本並設形成されている。なお、複数
本の収納溝20,30のうち、長手方向両端のも
のについては、一部が欠除した部分的な収納溝2
0′,30′が形成してある。そして、上記グリツ
プ用収納溝20,30には、ハンドルHの左右両
端のグリツプ部gが収納される。但し、グリツプ
部gのうち、先端の一部はグリツプ部収納溝2
0,30の上部に突出して、露出した状態で収納
される。
また、左右の端部用包装材2,3の下面には、
第11図に示すように、端部用包装材2、3にハ
ンドルHのグリツプ部gを収納して、端部用包装
材2,3同士を上下に積み重ねたときに、下方に
配置された端部用包装材2,3に収納されたグリ
ツプ部gのうち、包装材の上面に突出した先端部
分を収納可能な、グリツプ部先端収納部21,3
1が形成してある。
第11図に示すように、端部用包装材2、3にハ
ンドルHのグリツプ部gを収納して、端部用包装
材2,3同士を上下に積み重ねたときに、下方に
配置された端部用包装材2,3に収納されたグリ
ツプ部gのうち、包装材の上面に突出した先端部
分を収納可能な、グリツプ部先端収納部21,3
1が形成してある。
さらに、左右の端部用包装材2,3の上下面に
は、外側長手辺から前後の短手辺途中にかけて、
狭い幅で、互いに嵌合可能な嵌合用凸壁22,3
2および嵌合用凹入段部23,33が形成してあ
り、両者が嵌合用凹凸部として、端部用包装材
2,3同士を上下に積み重ねた際の位置決めを果
し、包装材2,3同士の位置ずれを確実に防止で
きるようにしている。
は、外側長手辺から前後の短手辺途中にかけて、
狭い幅で、互いに嵌合可能な嵌合用凸壁22,3
2および嵌合用凹入段部23,33が形成してあ
り、両者が嵌合用凹凸部として、端部用包装材
2,3同士を上下に積み重ねた際の位置決めを果
し、包装材2,3同士の位置ずれを確実に防止で
きるようにしている。
以上のような構造を有する包装材1,2,3の
使用状態を、第9図〜第11図に示している。
使用状態を、第9図〜第11図に示している。
まず、中央部用包装材1、左端部用包装材2、
および右端部用包装材3は、各々の間に間隔をあ
けて平行に配置する。そして、中央部用包装材1
の上面に形成された複数の中央部用収納溝10に
は、各々ハンドルHの中央部Cを収納し、左右の
端部用包装材2,3に形成した複数のグリツプ部
収納溝20,30には、各々ハンドルHのグリツ
プ部gを収納する。従つて、複数本のハンドルH
が、中央および両端の三個所で保持されて、包装
されることになる。なお、ハンドルHは左右に向
かつて斜め後方向に傾斜しているので、中央部用
包装材1と左右の端部用包装材2,3とは、前後
にずれた状態で配置される。
および右端部用包装材3は、各々の間に間隔をあ
けて平行に配置する。そして、中央部用包装材1
の上面に形成された複数の中央部用収納溝10に
は、各々ハンドルHの中央部Cを収納し、左右の
端部用包装材2,3に形成した複数のグリツプ部
収納溝20,30には、各々ハンドルHのグリツ
プ部gを収納する。従つて、複数本のハンドルH
が、中央および両端の三個所で保持されて、包装
されることになる。なお、ハンドルHは左右に向
かつて斜め後方向に傾斜しているので、中央部用
包装材1と左右の端部用包装材2,3とは、前後
にずれた状態で配置される。
また、この考案の包装材1,2,3は、図示し
たように、通常2本を前後に連結して使用する。
従つて、端部用包装材2,3の連結端部では、前
後の部分的な収納溝20′,20′または30′,
30′同士が一体になつて、1個の収納溝を形成
し、グリツプ部gの全体を収納することになる。
たように、通常2本を前後に連結して使用する。
従つて、端部用包装材2,3の連結端部では、前
後の部分的な収納溝20′,20′または30′,
30′同士が一体になつて、1個の収納溝を形成
し、グリツプ部gの全体を収納することになる。
次に、上記のようにして、一組の包装材1,
2,3にハンドルHを収納した後、包装材1,
2,3を順次上方に積み重ねて、複数段に段積み
した状態で使用する。このとき、中央部用包装材
1同士は、嵌合用凹凸部分11,12で上下に嵌
合連結される。また、左右の端部用包装材2,3
では、第11図に示すように、上方になる包装材
2,3の下面に形成したグリツプ部先端用収納部
分21,31が、下方のグリツプ部gに被さつて
収納保護すると共に、外周の嵌合凹凸部22,3
2で上下に嵌合連結される。
2,3にハンドルHを収納した後、包装材1,
2,3を順次上方に積み重ねて、複数段に段積み
した状態で使用する。このとき、中央部用包装材
1同士は、嵌合用凹凸部分11,12で上下に嵌
合連結される。また、左右の端部用包装材2,3
では、第11図に示すように、上方になる包装材
2,3の下面に形成したグリツプ部先端用収納部
分21,31が、下方のグリツプ部gに被さつて
収納保護すると共に、外周の嵌合凹凸部22,3
2で上下に嵌合連結される。
上記のようにして、各包装材1,2,3を前後
に2個連結すると共に、上下に複数段積み重ねた
状態で使用するが、前後の連設個数および段積み
の段数は、輸送保管に使用するコンテナ等の外装
容器Kの内形状に応じて、自由に変更できる。例
えば、1個の包装材1,2,3に5個のハンドル
Hを収納して、前後に2個連結したものを、9段
積み重ねた状態で使用される。
に2個連結すると共に、上下に複数段積み重ねた
状態で使用するが、前後の連設個数および段積み
の段数は、輸送保管に使用するコンテナ等の外装
容器Kの内形状に応じて、自由に変更できる。例
えば、1個の包装材1,2,3に5個のハンドル
Hを収納して、前後に2個連結したものを、9段
積み重ねた状態で使用される。
上記に述べた、この考案の緩衝包装材のうち、
包装材1,2,3を形成する合成樹脂の発砲体と
しては、ポリスチレンのほか、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、その他の各種合成樹脂からなる発
砲体が使用できる。
包装材1,2,3を形成する合成樹脂の発砲体と
しては、ポリスチレンのほか、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、その他の各種合成樹脂からなる発
砲体が使用できる。
各包装材1,2,3に形成する収納溝10,2
0,30等の形状は、収納するハンドルHの形状
に応じて、適宜変更可能であり、1個の包装材
1,2,3に形成する収納溝10……の個数も、
自由に増減して実施できる。また、各包装材1,
2,3の幅は、ハンドルHの中央部Cまたはグリ
ツプ部gが移動しないように、確実に保持収納で
きれば、出来るだけ幅の狭いものが、包装材の重
量およびコスト削減に有効である。
0,30等の形状は、収納するハンドルHの形状
に応じて、適宜変更可能であり、1個の包装材
1,2,3に形成する収納溝10……の個数も、
自由に増減して実施できる。また、各包装材1,
2,3の幅は、ハンドルHの中央部Cまたはグリ
ツプ部gが移動しないように、確実に保持収納で
きれば、出来るだけ幅の狭いものが、包装材の重
量およびコスト削減に有効である。
次に、包装材1,2,3の上下面に形成する嵌
合凹凸部11,12,22,23,32,33の
構造または形状としては、包装材1,2,3同士
を上下積み重ねたときに、位置決めを果し、使用
中の位置ずれを防ぐことができれば、包装材1,
2,3の任意の位置に、任意の形状で形成するこ
とができる。
合凹凸部11,12,22,23,32,33の
構造または形状としては、包装材1,2,3同士
を上下積み重ねたときに、位置決めを果し、使用
中の位置ずれを防ぐことができれば、包装材1,
2,3の任意の位置に、任意の形状で形成するこ
とができる。
なお、図示したように、端部用包装材2,3の
上面には、グリツプ部gの主要部分のみを収納す
るグリツプ部収納溝20,30を形成し、下面に
は、上記グリツプ部gの残りの上部先端を収納す
るグリツプ部先端収納部21,31を形成してお
けば、グリツプ部gを上下の収納溝20と21、
または収納溝30と31に挟装状態で収納保護で
き、上下方向に傾斜したグリツプ部gを、包装材
2,3の厚みを増加させることなく、確実に収納
できて好適な実施となる。しかも、上記グリツプ
部gを、上下の包装材2,2または3,3間に挟
装状態で収納することによつて、グリツプ部gが
各包装材2,3の夫々を上下に連結する作用を果
し、包装材2,3の位置ずれ防止にも効果があ
る。従つて、嵌合用凹凸部22,23,32,3
3がなくても、包装材2,3同士の位置ずれを防
止することができる。
上面には、グリツプ部gの主要部分のみを収納す
るグリツプ部収納溝20,30を形成し、下面に
は、上記グリツプ部gの残りの上部先端を収納す
るグリツプ部先端収納部21,31を形成してお
けば、グリツプ部gを上下の収納溝20と21、
または収納溝30と31に挟装状態で収納保護で
き、上下方向に傾斜したグリツプ部gを、包装材
2,3の厚みを増加させることなく、確実に収納
できて好適な実施となる。しかも、上記グリツプ
部gを、上下の包装材2,2または3,3間に挟
装状態で収納することによつて、グリツプ部gが
各包装材2,3の夫々を上下に連結する作用を果
し、包装材2,3の位置ずれ防止にも効果があ
る。従つて、嵌合用凹凸部22,23,32,3
3がなくても、包装材2,3同士の位置ずれを防
止することができる。
但し、上面のグリツプ部収納溝20,30を深
く形成して、グリツプ部gの全体を収納可能に形
成しておくこともでき、この場合には、下面のグ
リツプ部先端収納部21,31は形成しなくても
よい。
く形成して、グリツプ部gの全体を収納可能に形
成しておくこともでき、この場合には、下面のグ
リツプ部先端収納部21,31は形成しなくても
よい。
さらに、この考案の緩衝包装材に収納するハン
ドルHとしては、オートバイ等の二輪車、自転
車、その他の棒状アームを有するハンドルに適用
可能である。
ドルHとしては、オートバイ等の二輪車、自転
車、その他の棒状アームを有するハンドルに適用
可能である。
〈効果〉
以上のごとく構成された、この考案の緩衝包装
材によれば、中央部用包装材1および左右の端部
用包装材2,3で、ハンドルHの中央部Cおよび
グリツプ部gのみを、部分的に収納保持するもの
であり、ハンドルHを保護するための要所を確実
に固定して保護でき、ハンドルHの変形や傷付き
を効果的に防止できるものである。
材によれば、中央部用包装材1および左右の端部
用包装材2,3で、ハンドルHの中央部Cおよび
グリツプ部gのみを、部分的に収納保持するもの
であり、ハンドルHを保護するための要所を確実
に固定して保護でき、ハンドルHの変形や傷付き
を効果的に防止できるものである。
しかも、ハンドルH全体を収納する大きな包装
材を使用しないので、包装材全体の重量は軽くな
り、合成樹脂発砲体による成形製造も、極めて容
易になる。
材を使用しないので、包装材全体の重量は軽くな
り、合成樹脂発砲体による成形製造も、極めて容
易になる。
特に、ハンドルHと収納溝10……等の形状
に、誤差やずれがあつても、各包装材1,2,3
の間の空間で、上記誤差等を吸収でき、ハンドル
H全体を収納する1個の収納部を形成するのに比
べ、収納溝10……等の制作精度はそれほど要求
されず、一層のこと製造が容易になると共に、使
用時におけるハンドルHの収納作業も容易であ
る。また、従来のように、ハンドルH全体を収納
部の形状に合わせて、無理に押し込んで収納し
て、ハンドルHを傷付けたり変形させる心配も解
消できる。
に、誤差やずれがあつても、各包装材1,2,3
の間の空間で、上記誤差等を吸収でき、ハンドル
H全体を収納する1個の収納部を形成するのに比
べ、収納溝10……等の制作精度はそれほど要求
されず、一層のこと製造が容易になると共に、使
用時におけるハンドルHの収納作業も容易であ
る。また、従来のように、ハンドルH全体を収納
部の形状に合わせて、無理に押し込んで収納し
て、ハンドルHを傷付けたり変形させる心配も解
消できる。
さらに、中央部用包装材1には、上下面に嵌合
凹凸部11,12を形成して、包装材1,1同士
の積み重ね使用を便利にしている。
凹凸部11,12を形成して、包装材1,1同士
の積み重ね使用を便利にしている。
以上のように、独特の形状を有し、包装の難し
かつたハンドルHを緩衝性良好に収納できる等、
種々の優れた実用的効果を発揮できるものであ
る。
かつたハンドルHを緩衝性良好に収納できる等、
種々の優れた実用的効果を発揮できるものであ
る。
図はこの考案の実施例を示すものであり、第1
図は中央部用包装材の平面図、第2図は正面図、
第3図は断面図、第4図は底面図、第5図は左端
部用包装材の平面図、第6図は正面図、第7図は
底面図、第8図は右端部用包装材の平面図、第9
図は使用状態の平面図、第10図は断面図、第1
1図は第9図−線における拡大断面図で
ある。 1……中央部用包装材、10……中央部収納
溝、11……嵌合用凸部、12……嵌合用凹部、
2,3……端部用包装材、20,30……グリツ
プ部収納溝、21、31……グリツプ部先端収納
部、22,32……嵌合用凸壁、23,33……
嵌合用凹入段部、H……ハンドル、g……グリツ
プ部。
図は中央部用包装材の平面図、第2図は正面図、
第3図は断面図、第4図は底面図、第5図は左端
部用包装材の平面図、第6図は正面図、第7図は
底面図、第8図は右端部用包装材の平面図、第9
図は使用状態の平面図、第10図は断面図、第1
1図は第9図−線における拡大断面図で
ある。 1……中央部用包装材、10……中央部収納
溝、11……嵌合用凸部、12……嵌合用凹部、
2,3……端部用包装材、20,30……グリツ
プ部収納溝、21、31……グリツプ部先端収納
部、22,32……嵌合用凸壁、23,33……
嵌合用凹入段部、H……ハンドル、g……グリツ
プ部。
Claims (1)
- 全体が合成樹脂発砲体にて細幅状に形成され
た、中央包装材および左右の端部用包装材からな
り、中央包装材の上面には、ハンドルのうち中央
一部のみを収納する中央部収納溝を、長手方向に
複数本並設形成し、また上面および下面には、中
央包装材同士を上下に積み重ねたときに、互いに
嵌合可能な嵌合用凹凸部が形成してあり、左右の
端部包装材の上面には、ハンドルのグリツプ部を
収納するグリツプ部収納溝を形成してあることを
特徴とするハンドル用の緩衝包装材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9418285U JPH0352713Y2 (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9418285U JPH0352713Y2 (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS623491U JPS623491U (ja) | 1987-01-10 |
JPH0352713Y2 true JPH0352713Y2 (ja) | 1991-11-15 |
Family
ID=30652515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9418285U Expired JPH0352713Y2 (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0352713Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011207493A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Sekisui Plastics Co Ltd | ワークの梱包体ユニットおよびその梱包方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5399182B2 (ja) * | 2009-09-18 | 2014-01-29 | 積水化成品工業株式会社 | 梱包材ユニット |
-
1985
- 1985-06-20 JP JP9418285U patent/JPH0352713Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011207493A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Sekisui Plastics Co Ltd | ワークの梱包体ユニットおよびその梱包方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS623491U (ja) | 1987-01-10 |
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