JPH0237666Y2 - - Google Patents

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JPH0237666Y2
JPH0237666Y2 JP14067584U JP14067584U JPH0237666Y2 JP H0237666 Y2 JPH0237666 Y2 JP H0237666Y2 JP 14067584 U JP14067584 U JP 14067584U JP 14067584 U JP14067584 U JP 14067584U JP H0237666 Y2 JPH0237666 Y2 JP H0237666Y2
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JP
Japan
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radiator
cross member
point
jack
bracket
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JP14067584U
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JPS6154978U (ja
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Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車に装備されるラジエータの
支持構造に関する。
(従来構造) 一般的に、自動車に搭載されるエンジンは、車
体幅方向に架設されたクロスメンバに固定されて
いるエンジンマウントメンバに載置されるが、こ
のエンジン側を持上げるジヤツキアツプポイント
は、前述のクロスメンバに固定された位置のエン
ジンマウントメンバの下面に固定される。
しかし、スポーツカータイプのようにエンジン
を低い位置に載置した場合、当然エンジンマウン
トメンバの位置も低くなるので、このエンジンマ
ウントメンバにジヤツキアツプポイントを固定す
ると、ジヤツキが入り得るに充分な車高が得られ
ないことになる。
そこで、必要な車高を得るために、車体の幅方
向に架設された前述のクロスメンバの下面に、ジ
ヤツキアツプポイントを直接固定することが考え
られるが、このクロスメンバの強度は必要最小限
の全体荷重に耐えるように設計されているので、
上述のジヤツキアツプポイントの集中荷重が掛る
と、このクロスメンバが変形することが考えられ
る。
ところで、ジヤツキアツプポイントを上述のク
ロスメンバに固定する際には、このクロスメンバ
に固定された他の機器の支持ブラケツトを利用し
て行なうことが部品点数低減の点で望ましい。
例えば、上述のクロスメンバにはブラケツトを
介してラジエータが取付けられる(例えば、特開
昭57−60911号公報)。
このブラケツトを用してジヤツキアツプポイン
トを固定することが可能であるが、前述したよう
に、スポーツカータイプのように車高が低い場
合、上述のラジエータも低い位置に載置されるの
で、上述のブラケツトもクロスメンバの下面にそ
の一端が固定される。
従つて、このブラケツトにジヤツキアツプポイ
ントを固定した場合、クロスメンバの変形も考慮
に入れなければならない。
すなわち、上述のクロスメンバの前部側が窪む
と、これに固定したラジエータのブラケツトの後
部側が下がるので、ラジエータも下がり、このラ
ジエータのロアタンクがエンジンマウントメンバ
に接触し、これを破損させて、ラジエータから水
漏れが生じる恐れがある。
(考案の目的) この考案の目的は、ラジエータを支持するブラ
ケツトにジヤツキアツプポイントを固定すること
で、クロスメンバが変形しても、ラジエータが下
がることがない自動車ラジエータの支持構造の提
供にある。
(考案の構成) この考案は、車体前部に横架されるクロスメン
バの下面に、ラジエータの下部を支持するブラケ
ツトを固定すると共に、このブラケツトの下面に
ジヤツキアツプポイントを固定し、このジヤツキ
アツプポイントの加重点を、クロスメンバの前後
幅の1/2よりのラジエータ側に位置するよう設定
した自動車ラジエータの支持構造であることを特
徴とする。
(考案の効果) この考案によれば、ラジエータの下部を支持す
るブラケツトにジヤツキアツプポイントを固定し
ているので、車体が低く構成されても、ジヤツキ
が入得る車高が充分得られる。またブラケツトを
介してクロスメンバに固定されているので、集中
荷重が直接クロスメンバに掛ることが防止され、
クロスメンバの変形が防止される。
さらに、万一、クロスメンバが変形しても、そ
の位置がクロスメンバの後部であるため、ラジエ
ータのブラケツトの後端側が押上げられるので、
ラジエータが下がらず、従つて、エンジンマウン
トメンバによつてラジエータのロアタンクが破損
され、水漏れするようなことがない。
(実施例) この考案の一実施例を以下図面に基づいて説明
する。
図面は自動車ラジエータの支持構造を示し、第
1図、第2図において、自動車の車体前部のサイ
ドフレーム(図示省略)の前部に架設されたクロ
スメンバ10には、その下面側の適当距離離れた
位置に、ブラケツト11,12の前端が溶着され
て、これらの後端は後方に延出されている。
これらブラケツト11,12の後端側の上面に
は、ラジエータ13のロアタンク14の支持部1
5,15がボルト16……によつて固定され、ラ
ジエータ13の下部は上述のブラケツト11,1
2で支持されている。
上述のクロスメンバ10の下面部であつて、上
述のブラケツト11,12の中間位置には、エン
ジンマウントメンバ17の前端部が溶着され、そ
の後端部は適宜のクロスメンバ(図示省略)に固
定されて、このエンジンマウントメンバ17にエ
ンジン(図示省略)が載置される。
前述の一方のブラケツト11の前端部の下面に
は、ジヤツキ頭部18を当接させるためのジヤツ
キアツプポイント19が溶着されている。
このジヤツキアツプポイント19は正面視T字
状に形成され、上部の取付部20,20は前後に
二分割されると共に、左右の相反する方向に折曲
形成されて、前述のブラケツト11の下面に溶着
されている。
また下部の当接部21は、側面視三角状に形成
した頂部を円弧上に形成して、その頂点がクロス
メンバ10の前後幅における1/2の位置より後方
に位置するように設けられ、加重点がクロスメン
バ10における前後幅の1/2より後方ラジエータ
13側になるように設定されている。
なお、図中22は前部バンパ、23はフロント
グリルの羽板である。
このように構成したラジエータの支持構造にお
いて、車体前部をジヤツキアツプする場合、ジヤ
ツキアツプポイント19の当接部21にジヤツキ
頭部18を当接することによつて行なう。
この場合、ジヤツキアツプポイント19に掛る
集中荷重で、万一、クロスメンバ10の下面が窪
んだとしても、加重点が前述のようにクロスメン
バ10の後部側にあるので、このクロスメンバ1
0の後部側の方が大きく窪むことになり、ブラケ
ツト11の後端側は上方に持上げられることにな
つて、ラジエータ13のロアタンク14の下面が
エンジンマウントメンバ17と接触することが防
止される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は車
体前部に構成されるラジエータの支持構造の断面
側面図、第2図はその背面図である。 10……クロスメンバ、11……ブラケツト、
13……ラジエータ、19……ジヤツキアツプポ
イント、21……当接部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体前部に横架されるクロスメンバの下面に、
    ラジエータの下部を支持するブラケツトを固定す
    ると共に、このブラケツトの下面にジヤツキアツ
    プポイントを固定し、このジヤツキアツプポイン
    トの加重点を前記クロスメンバの前後幅の1/2よ
    りラジエータ側に位置するよう設定した 自動車ラジエータの支持構造。
JP14067584U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPH0237666Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14067584U JPH0237666Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14067584U JPH0237666Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6154978U JPS6154978U (ja) 1986-04-12
JPH0237666Y2 true JPH0237666Y2 (ja) 1990-10-11

Family

ID=30699025

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14067584U Expired JPH0237666Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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JP (1) JPH0237666Y2 (ja)

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JPS6154978U (ja) 1986-04-12

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