JPH0237547B2 - - Google Patents
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- JPH0237547B2 JPH0237547B2 JP57090061A JP9006182A JPH0237547B2 JP H0237547 B2 JPH0237547 B2 JP H0237547B2 JP 57090061 A JP57090061 A JP 57090061A JP 9006182 A JP9006182 A JP 9006182A JP H0237547 B2 JPH0237547 B2 JP H0237547B2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 102220475982 Keratin, type I cytoskeletal 10_Q24A_mutation Human genes 0.000 description 1
- 102220543603 Leukotriene A-4 hydrolase_Q135L_mutation Human genes 0.000 description 1
- 102220580238 Non-receptor tyrosine-protein kinase TYK2_Q13A_mutation Human genes 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
- H03K5/22—Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral
- H03K5/24—Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being amplitude
- H03K5/2409—Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being amplitude using bipolar transistors
- H03K5/2418—Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being amplitude using bipolar transistors with at least one differential stage
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R19/00—Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
- G01R19/165—Indicating that current or voltage is either above or below a predetermined value or within or outside a predetermined range of values
- G01R19/16566—Circuits and arrangements for comparing voltage or current with one or several thresholds and for indicating the result not covered by subgroups G01R19/16504, G01R19/16528, G01R19/16533
- G01R19/16576—Circuits and arrangements for comparing voltage or current with one or several thresholds and for indicating the result not covered by subgroups G01R19/16504, G01R19/16528, G01R19/16533 comparing DC or AC voltage with one threshold
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- Nonlinear Science (AREA)
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は電圧比較回路に係り、特にバイポーラ
集積回路内に設けられる電圧比較回路に関する。
集積回路内に設けられる電圧比較回路に関する。
この種の電圧比較回路としては、米国特許第
3649846号明細書に記載されているように、一組
の差動ペアトランジスタを用いたものが知られて
おり、また本願と同一出願人に係る特願昭55−
71722号のウインドコンパレータ回路のように、
2組の差動ペアトランジスタを並列に用いたもの
が考えられている。前者の従来の電圧比較回路は
反転電圧(閾値電圧)が1個だけであり、後者の
ウインドコンパレータ回路は反転電圧が2個あ
る。このように反転電圧が1個もしくは2個の従
来の電圧比較回路は、応用範囲が必ずしも充分広
いものとは云えない。
3649846号明細書に記載されているように、一組
の差動ペアトランジスタを用いたものが知られて
おり、また本願と同一出願人に係る特願昭55−
71722号のウインドコンパレータ回路のように、
2組の差動ペアトランジスタを並列に用いたもの
が考えられている。前者の従来の電圧比較回路は
反転電圧(閾値電圧)が1個だけであり、後者の
ウインドコンパレータ回路は反転電圧が2個あ
る。このように反転電圧が1個もしくは2個の従
来の電圧比較回路は、応用範囲が必ずしも充分広
いものとは云えない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、
3個以上の奇数の反転電圧を持ち、全体としては
インバータとしての論理動作を行ない、単一出力
で安定した動作が得られ、応用範囲が広くなる電
圧比較回路を提供するものである。
3個以上の奇数の反転電圧を持ち、全体としては
インバータとしての論理動作を行ない、単一出力
で安定した動作が得られ、応用範囲が広くなる電
圧比較回路を提供するものである。
すなわち、本発明の電圧比較回路は、奇数組の
差動対トランジスタの各一方のトランジスタのベ
ースに共通に入力電圧を印加し、各地方のトラン
ジスタのベースにそれぞれ異なる基準電圧を印加
し、上記差動対トランジスタのうちの奇数番目の
前記入力電圧印加側のトランジスタのコレクタお
よび偶数番目の前記基準電圧印加側のトランジス
タのコレクタに共通の第1の負荷回路を接続し、
残りのトランジスタのコレクタに共通に第2の負
荷回路を接続し、この第2の負荷回路に接続され
る上記コレクタ共通部の出力により出力トランジ
スタを駆動するようにしたものである。したがつ
て、奇数の基準電圧それぞれが反転電圧点とな
り、全体としてはインバータは論理動作が行なわ
れ、単一出力が得られることになる。
差動対トランジスタの各一方のトランジスタのベ
ースに共通に入力電圧を印加し、各地方のトラン
ジスタのベースにそれぞれ異なる基準電圧を印加
し、上記差動対トランジスタのうちの奇数番目の
前記入力電圧印加側のトランジスタのコレクタお
よび偶数番目の前記基準電圧印加側のトランジス
タのコレクタに共通の第1の負荷回路を接続し、
残りのトランジスタのコレクタに共通に第2の負
荷回路を接続し、この第2の負荷回路に接続され
る上記コレクタ共通部の出力により出力トランジ
スタを駆動するようにしたものである。したがつ
て、奇数の基準電圧それぞれが反転電圧点とな
り、全体としてはインバータは論理動作が行なわ
れ、単一出力が得られることになる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図において、fは第1電源、−は第2電源
であり、奇数組(たとえば3組)の差動対トラン
ジスタQ1A,Q1B、Q2A,Q2B、Q3A,Q3Bおよびそ
の定電流源I1、I3、I3は入力回路を形成しており、
トランジスタQ101およびQ102はカレントミラー回
路を形成し上記入力回路の能動負荷となり、Q110
は上記入力回路の出力によりスイツチング駆動さ
れる出力用トランジスタである。
であり、奇数組(たとえば3組)の差動対トラン
ジスタQ1A,Q1B、Q2A,Q2B、Q3A,Q3Bおよびそ
の定電流源I1、I3、I3は入力回路を形成しており、
トランジスタQ101およびQ102はカレントミラー回
路を形成し上記入力回路の能動負荷となり、Q110
は上記入力回路の出力によりスイツチング駆動さ
れる出力用トランジスタである。
上記差動対の各一方のトランジスタQ1A,Q2A,
Q3Aのベースは共通の入力信号端子1に接続さ
れ、各他方のトランジスタQ1B,Q2B,Q3Bのベー
スは基準電圧入力端子21,22,23に対応して
接続されている。そして、入力電圧側の上記トラ
ンジスタQ1A,Q2A,Q3Aのうちの奇数番目のトラ
ンジスタQ1A,Q3Aのコレクタとと、基準電圧側
の前記トランジスタQ1B,Q2B,Q3Bのうちの偶数
番目のトランジスタQ2Bのコレクタとが一括接続
されて前記カレントミラー回路の一次側トランジ
スタQ101の出力端に接続されている。また、偶数
番目の入力電圧側トランジスタQ2Aのコレクタ
と、奇数番目の基準電圧側トランジスタQ1B,
Q3Bのコレクタとが一括接続されて前記カレント
ミラー回路の二次側トランジスタQ102の出力端に
接続されている。
Q3Aのベースは共通の入力信号端子1に接続さ
れ、各他方のトランジスタQ1B,Q2B,Q3Bのベー
スは基準電圧入力端子21,22,23に対応して
接続されている。そして、入力電圧側の上記トラ
ンジスタQ1A,Q2A,Q3Aのうちの奇数番目のトラ
ンジスタQ1A,Q3Aのコレクタとと、基準電圧側
の前記トランジスタQ1B,Q2B,Q3Bのうちの偶数
番目のトランジスタQ2Bのコレクタとが一括接続
されて前記カレントミラー回路の一次側トランジ
スタQ101の出力端に接続されている。また、偶数
番目の入力電圧側トランジスタQ2Aのコレクタ
と、奇数番目の基準電圧側トランジスタQ1B,
Q3Bのコレクタとが一括接続されて前記カレント
ミラー回路の二次側トランジスタQ102の出力端に
接続されている。
なお、入力信号端子1に印加される入力電圧を
Vin、基準電圧入力端子21,22,23に印加され
る基準電圧をVr1、Vr2、Vr3(Vr1<Vr2<Vr3)、
出力信号端子3の出力電圧をV0、差動対トラン
ジスタQ1A,Q1Bの各電流をI1A、I1B、差動対トラ
ンジスタQ2A,Q2Bの各電流をI2A、I2B、差動対ト
ランジスタQ3A,Q3Bの各電流をI3A、I3B、定電流
源I1〜I3の各電流をI1〜I3、入力回路から出力ト
ランジスタQ110のベースに向かう出力電流をI0で
表わすものとする。
Vin、基準電圧入力端子21,22,23に印加され
る基準電圧をVr1、Vr2、Vr3(Vr1<Vr2<Vr3)、
出力信号端子3の出力電圧をV0、差動対トラン
ジスタQ1A,Q1Bの各電流をI1A、I1B、差動対トラ
ンジスタQ2A,Q2Bの各電流をI2A、I2B、差動対ト
ランジスタQ3A,Q3Bの各電流をI3A、I3B、定電流
源I1〜I3の各電流をI1〜I3、入力回路から出力ト
ランジスタQ110のベースに向かう出力電流をI0で
表わすものとする。
第2図は第1図における入力電圧Vioと各部の
電流との関係を示しており、以下第2図を参照し
て第1図の動作を説明する。いま、入力電圧Vio
が基準電圧Vr1より低いと、トランジスタQ1A,
Q2A,Q3Aはオフ、トランジスタQ1B,Q2B,Q3Bが
オンであり、電流I1B(=I1)、I2B(=I2)、I3B(=I
3)
が流れる。これに対して、Vr1<Vio<Vr2になる
と、トランジスタQ1Bがオフ、トランジスタQ1A
がオンに反転して電流I1A(=I1)が流れる。また、
Vr2<Vio<Vr3になると、さらにトランジスタQ2B
がオフ、トランジスタQ2Aがオンに反転して電流
I2A(=I2)が流れる。また、VioがVr3より高くな
ると、トランジスタQ1B,Q2B,Q3Bはオフ、トラ
ンジスタQ1A,Q2A,Q3Aがオンになり、電流I1A、
I2A、I3A(=I3)が流れる。
電流との関係を示しており、以下第2図を参照し
て第1図の動作を説明する。いま、入力電圧Vio
が基準電圧Vr1より低いと、トランジスタQ1A,
Q2A,Q3Aはオフ、トランジスタQ1B,Q2B,Q3Bが
オンであり、電流I1B(=I1)、I2B(=I2)、I3B(=I
3)
が流れる。これに対して、Vr1<Vio<Vr2になる
と、トランジスタQ1Bがオフ、トランジスタQ1A
がオンに反転して電流I1A(=I1)が流れる。また、
Vr2<Vio<Vr3になると、さらにトランジスタQ2B
がオフ、トランジスタQ2Aがオンに反転して電流
I2A(=I2)が流れる。また、VioがVr3より高くな
ると、トランジスタQ1B,Q2B,Q3Bはオフ、トラ
ンジスタQ1A,Q2A,Q3Aがオンになり、電流I1A、
I2A、I3A(=I3)が流れる。
ここで、差動対トランジスタのベース接地電流
増幅率α1とし、能動負荷トランジスタQ101,
Q102の電流伝達比を「1」と仮定すれば、出力電
流I0は次式で示される。
増幅率α1とし、能動負荷トランジスタQ101,
Q102の電流伝達比を「1」と仮定すれば、出力電
流I0は次式で示される。
I0=(I1A+I2B+I3A)
−(I1B+I2A+I3B) ………(1)
上式(1)において、電流(I1A、I1B)、(I2A、I2B)
、
(I3A、I3B)は前述したように基準電圧Vr1、Vr2、
Vr3の点で反転するので、I1〜I3をたとえばほぼ
同じ電流値に設定しておけば、上記出力電流I0お
よび出力電圧V0も上記3点で反転し、 (1) Vio<Vr1、Vr2<Vio<Vr3のとき10が負極性、
したがつて出力トランジスタQ110がオンとな
り、V9はハイ“H”レベル(ほぼ第1電源電
位)VOHとなり、 (2) Vr1<Vio<Vr2、Vr3<VioのときI0が正極性、
したがつて出力トランジスタQ110がオフとな
り、V0はロー“L”レベルV0Lとなり、 上記4つの状態に応じてV0のレベルの“H”、
“L”が定まる。
、
(I3A、I3B)は前述したように基準電圧Vr1、Vr2、
Vr3の点で反転するので、I1〜I3をたとえばほぼ
同じ電流値に設定しておけば、上記出力電流I0お
よび出力電圧V0も上記3点で反転し、 (1) Vio<Vr1、Vr2<Vio<Vr3のとき10が負極性、
したがつて出力トランジスタQ110がオンとな
り、V9はハイ“H”レベル(ほぼ第1電源電
位)VOHとなり、 (2) Vr1<Vio<Vr2、Vr3<VioのときI0が正極性、
したがつて出力トランジスタQ110がオフとな
り、V0はロー“L”レベルV0Lとなり、 上記4つの状態に応じてV0のレベルの“H”、
“L”が定まる。
すなわち、第1図の電圧比較回路は、奇数の反
転電圧を持ち、全体としてインバータとしての論
理動作をし、単一出力で安定した動作が得られる
特長がある。この特長は、従来の電圧比較回路
(奇数が「1」の場合)にも当てはまるものであ
り、奇数の反転電圧を持つインバータが電圧比較
回路の一般理論となる。
転電圧を持ち、全体としてインバータとしての論
理動作をし、単一出力で安定した動作が得られる
特長がある。この特長は、従来の電圧比較回路
(奇数が「1」の場合)にも当てはまるものであ
り、奇数の反転電圧を持つインバータが電圧比較
回路の一般理論となる。
第3図は本発明の第2実施例を示すもので、第
1図に比べて差動対トランジスタQ4A,Q4B,
Q5A,Q5Bおよびその定電流源I4、I5ならびに基準
電圧Vr4(>Vr3、Vr5(>Vr4)を追加し、5個の
反転電圧を持つようにしている。第4図は第3図
における入力電圧Vioと各部電流の関係を示すも
のであり、出力電圧V0は (1) Vio<Vr1、Vr2<Vio<Vr3、Vr4<Vio<Vr5の
とき“H”レベル (2) Vr1<Vio<Vr2、Vr3<Vio<Vr4、Vr5<Vioの
とき“L”レベル の6つの状態をとる。
1図に比べて差動対トランジスタQ4A,Q4B,
Q5A,Q5Bおよびその定電流源I4、I5ならびに基準
電圧Vr4(>Vr3、Vr5(>Vr4)を追加し、5個の
反転電圧を持つようにしている。第4図は第3図
における入力電圧Vioと各部電流の関係を示すも
のであり、出力電圧V0は (1) Vio<Vr1、Vr2<Vio<Vr3、Vr4<Vio<Vr5の
とき“H”レベル (2) Vr1<Vio<Vr2、Vr3<Vio<Vr4、Vr5<Vioの
とき“L”レベル の6つの状態をとる。
このように反転電圧が5つの場合の動作は、反
転電圧が3つの場合の延長に過ぎず、前述の電圧
比較回路の一般理論に合つている。
転電圧が3つの場合の延長に過ぎず、前述の電圧
比較回路の一般理論に合つている。
第5図は、第1図におけるトランジスタQ1A,
Q3Aのコレクタ同志、ベース同志が共通に接続さ
れている点に着目し、これらをマルチエミツタト
ランジスタQ13Aに置換したものであり、入力電圧
側トランジスタの素子数が2個で済む。
Q3Aのコレクタ同志、ベース同志が共通に接続さ
れている点に着目し、これらをマルチエミツタト
ランジスタQ13Aに置換したものであり、入力電圧
側トランジスタの素子数が2個で済む。
第6図は、第3図におけるトランジスタQ1A,
Q3A,Q5Aのコレクタ同志、ベース同志が共通に
接続されており、またトランジスタQ2A,Q4Aの
コレクタ同志、ベース同志が共通に接続されてい
る点に着目し、これらをそれぞれマルチエミツタ
トランジスタQ135A,Q24Aに置換したものであり、
入力電圧側トランジスタの素子数が2個で済み、
第3図の5個に比べて大幅に減少している。
Q3A,Q5Aのコレクタ同志、ベース同志が共通に
接続されており、またトランジスタQ2A,Q4Aの
コレクタ同志、ベース同志が共通に接続されてい
る点に着目し、これらをそれぞれマルチエミツタ
トランジスタQ135A,Q24Aに置換したものであり、
入力電圧側トランジスタの素子数が2個で済み、
第3図の5個に比べて大幅に減少している。
なお、上記各実施例は差動対トランジスタとし
てNPN形、カレントミラー回路のトランジスタ
および出力トランジスタとしてPNP形を使用し
たが、これらの極性を逆転させると共に電源の極
性を逆転させるように変形してもよい。たとえば
第1図の回路の各極性を逆転させれば第7図に示
すような電圧比較回路となり、ここで第7図中第
1図のトランジスタと逆極性のトランジスタには
第1図と同一符号を用いた上で′を付している。
同様に、第8図は第3図の回路の各極性を逆転さ
せたものであり、やはり第3図のトランジスタと
逆極性のトランジスタには第3図と同一符号を用
いた上で′を付している。第9図は、第8図にお
ける入力電圧Vioと出力電圧V0との関係を示すも
ので、V0はVr1〜Vr5の各電圧点でそれぞれ反転
(計5回)しているが、全体として見るとインバ
ータの論理となつている。
てNPN形、カレントミラー回路のトランジスタ
および出力トランジスタとしてPNP形を使用し
たが、これらの極性を逆転させると共に電源の極
性を逆転させるように変形してもよい。たとえば
第1図の回路の各極性を逆転させれば第7図に示
すような電圧比較回路となり、ここで第7図中第
1図のトランジスタと逆極性のトランジスタには
第1図と同一符号を用いた上で′を付している。
同様に、第8図は第3図の回路の各極性を逆転さ
せたものであり、やはり第3図のトランジスタと
逆極性のトランジスタには第3図と同一符号を用
いた上で′を付している。第9図は、第8図にお
ける入力電圧Vioと出力電圧V0との関係を示すも
ので、V0はVr1〜Vr5の各電圧点でそれぞれ反転
(計5回)しているが、全体として見るとインバ
ータの論理となつている。
なお、上述したような電圧比較回路の動作を確
認するための実験回路の一例を第10図に示す。
これは5つの反転レベルを持つPNP入力型の電
圧比較回路であり、第10図中第8図と同一部分
は同一符号を付している。第1電源+が10V、第
2電源−が接地電位、抵抗R1=5KΩ、抵抗R2=
1KΩ、Vr1=1V、Vr2=2V、Vr3=3V、Vr4=
4V、Vr5=5V、R3=100KΩ、I1=I2=I3=I4=I5
≒100μAとし、入力電圧Vioとして0.4V〜5.6Vの
間で変化する三角波電圧を入力した場合、この三
角波の周期を10ms〜10μsに変化させても、第9
図の入出力伝達特性と同じ動作を安定に行ない、
出力波形の立上り、立下り期間に発振波形等の不
安定動作は見られないことが確認された。
認するための実験回路の一例を第10図に示す。
これは5つの反転レベルを持つPNP入力型の電
圧比較回路であり、第10図中第8図と同一部分
は同一符号を付している。第1電源+が10V、第
2電源−が接地電位、抵抗R1=5KΩ、抵抗R2=
1KΩ、Vr1=1V、Vr2=2V、Vr3=3V、Vr4=
4V、Vr5=5V、R3=100KΩ、I1=I2=I3=I4=I5
≒100μAとし、入力電圧Vioとして0.4V〜5.6Vの
間で変化する三角波電圧を入力した場合、この三
角波の周期を10ms〜10μsに変化させても、第9
図の入出力伝達特性と同じ動作を安定に行ない、
出力波形の立上り、立下り期間に発振波形等の不
安定動作は見られないことが確認された。
上述したように本発明の電圧比較回路によれ
ば、3個以上の奇数の反転電圧を持ち、全体とし
てはインバータとしての論理動作を行ない、単一
出力で安定した動作が得られる。したがつて、た
とえば三角波入力を3点で反転させれば周期が入
力の1/3になつたパルス出力が得られ、また5点
で反転させれば周期が1/5になつたパルス出力が
得られるようになり、本発明回路はパルス周波数
の逓倍回路に応用することができる。また、本発
明回路は、入力電圧範囲を奇数の反転電圧点によ
り偶数の領域に区分し、入力電圧が奇数番目の領
域区分にあるか偶数番目の領域にあるかによつて
出力電圧のレベルが異なるから、入力電圧の領域
区分の検出回路に応用することができる。
ば、3個以上の奇数の反転電圧を持ち、全体とし
てはインバータとしての論理動作を行ない、単一
出力で安定した動作が得られる。したがつて、た
とえば三角波入力を3点で反転させれば周期が入
力の1/3になつたパルス出力が得られ、また5点
で反転させれば周期が1/5になつたパルス出力が
得られるようになり、本発明回路はパルス周波数
の逓倍回路に応用することができる。また、本発
明回路は、入力電圧範囲を奇数の反転電圧点によ
り偶数の領域に区分し、入力電圧が奇数番目の領
域区分にあるか偶数番目の領域にあるかによつて
出力電圧のレベルが異なるから、入力電圧の領域
区分の検出回路に応用することができる。
第1図は本発明の第1実施例に係るNPN入力
型3反転レベル電圧比較回路を示す回路図、第2
図は第1図の入力電圧対各部電流の関係を示す
図、第3図は本発明の第2実施例に係るNPN入
力型5反転レベル電圧比較回路を示す回路図、第
4図は第3図の入力電圧対各部電流の関係を示す
図、第5図は本発明の第3実施例に係るマルチエ
ミツタ型3反転レベル電圧比較回路を示す回路
図、第6図は同じく第4実施例に係るマルチエミ
ツタ型5反転レベル電圧比較回路を示す回路図、
第7図は同じく第5実施例に係るPNP入力型3
反転レベル電圧比較回路を示す回路図、第8図は
同じく第6実施例に係るPNP入力型5反転レベ
ル電圧比較回路を示す回路図、第9図は第8図の
入出力伝達特性を示す図、第10図は第8図に対
応する実験回路を示す回路図である。 Q1A,Q1B、Q2A,Q2B、Q3A,Q3B、Q4A,Q4B、
Q5A,Q5B……差動対トランジスタ、I1〜I5……定
電流源、Q101,Q102……能動負荷トランジスタ、
Q110……出力トランジスタ、1……入力信号端
子、21〜25……基準電圧入力端子、3……出力
信号端子、Q13A,Q135A,Q24A……マルチエミツ
タトランジスタ。
型3反転レベル電圧比較回路を示す回路図、第2
図は第1図の入力電圧対各部電流の関係を示す
図、第3図は本発明の第2実施例に係るNPN入
力型5反転レベル電圧比較回路を示す回路図、第
4図は第3図の入力電圧対各部電流の関係を示す
図、第5図は本発明の第3実施例に係るマルチエ
ミツタ型3反転レベル電圧比較回路を示す回路
図、第6図は同じく第4実施例に係るマルチエミ
ツタ型5反転レベル電圧比較回路を示す回路図、
第7図は同じく第5実施例に係るPNP入力型3
反転レベル電圧比較回路を示す回路図、第8図は
同じく第6実施例に係るPNP入力型5反転レベ
ル電圧比較回路を示す回路図、第9図は第8図の
入出力伝達特性を示す図、第10図は第8図に対
応する実験回路を示す回路図である。 Q1A,Q1B、Q2A,Q2B、Q3A,Q3B、Q4A,Q4B、
Q5A,Q5B……差動対トランジスタ、I1〜I5……定
電流源、Q101,Q102……能動負荷トランジスタ、
Q110……出力トランジスタ、1……入力信号端
子、21〜25……基準電圧入力端子、3……出力
信号端子、Q13A,Q135A,Q24A……マルチエミツ
タトランジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 3以上の奇数の組の差動対トランジスタと、
これらの差動対トランジスタの各エミツタ接続点
にそれぞれ対応して接続される定電流源と、前記
差動対トランジスタの各一方のトランジスタのベ
ースに共通に入力電圧を印加し、各他方のトラン
ジスタのベースにそれぞれ異なる基準電圧を印加
する手段と、前記奇数組の差動対トランジスタの
うちの奇数番目の前記入力電圧が印加されるトラ
ンジスタのコレクタおよび偶数番目の前記基準電
圧が印加されるトランジスタのコレクタに共通に
接続される第1の負荷回路と、同じく前記奇数組
の差動対トランジスタのうちの偶数番目の前記入
力電圧が印加されるトランジスタのコレクタおよ
び奇数番目の前記基準電圧が印加されるトランジ
スタのコレクタに共通接続される第2の負荷回路
と、この第2の負荷回路に接続される前記コレク
タ共通部の出力によりスイツチング駆動される出
力トランジスタとを具備し、入力電圧が奇数個の
基準電圧それぞれで定まる反転電圧を越える毎に
出力トランジスタの出力電圧が反転するようにし
たことを特徴とする電圧比較回路。 2 前記差動対トランジスタのうちのコレクタ同
志が共通の負荷回路に接続されかつ共通の入力電
圧が印加されるトランジスタはマルチエミツタト
ランジスタが用いられることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の電圧比較回路。 3 前記第1の負荷回路および第2の負荷回路は
カレントミラー回路の一次側トランジスタおよび
二次側トランジスタであり、この二次側トランジ
スタのコレクタに前記出力トランジスタのベース
が接続されることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の電圧比較回路。 4 前記定電流源それぞれはほぼ同一の電流値が
流れることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
至第3項のいずれかに記載の電圧比較回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57090061A JPS58206977A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 電圧比較回路 |
DE8383104976T DE3365606D1 (en) | 1982-05-27 | 1983-05-19 | Voltage comparator circuit |
EP83104976A EP0095671B1 (en) | 1982-05-27 | 1983-05-19 | Voltage comparator circuit |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP57090061A JPS58206977A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 電圧比較回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58206977A JPS58206977A (ja) | 1983-12-02 |
JPH0237547B2 true JPH0237547B2 (ja) | 1990-08-24 |
Family
ID=13988045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57090061A Granted JPS58206977A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 電圧比較回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0095671B1 (ja) |
JP (1) | JPS58206977A (ja) |
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-
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- 1983-05-19 DE DE8383104976T patent/DE3365606D1/de not_active Expired
- 1983-05-23 US US06/497,131 patent/US4529893A/en not_active Expired - Lifetime
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