JPH0237488B2 - Serufutatsupingunejioyobisonoseizohoho - Google Patents

Serufutatsupingunejioyobisonoseizohoho

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JPH0237488B2
JPH0237488B2 JP5183A JP5183A JPH0237488B2 JP H0237488 B2 JPH0237488 B2 JP H0237488B2 JP 5183 A JP5183 A JP 5183A JP 5183 A JP5183 A JP 5183A JP H0237488 B2 JPH0237488 B2 JP H0237488B2
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JP
Japan
Prior art keywords
screw
thread
main body
tip
nut
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP5183A
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English (en)
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JPS59126107A (ja
Inventor
Norio Kudo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topura Co Ltd
Original Assignee
Topura Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、セルフタツピングねじとその製造
方法に係り、特に自動車部品を車体に固着するの
に好適で、かつ製造容易なセルフタツピングねじ
とその製造方法に関する。
周知のように、バンパー部品やサイドミラー等
の自動車部品を車体に固定する手段としては、ボ
ルト固定が一般的である。このため、車体にはボ
ルト挿着用の孔が予じめ穿設され、或いは該孔が
開設された車体部分にナツトを該孔と同心となる
よう予じめ溶着されている。そして、このように
ボルト挿着用の孔或いは該孔とナツトとが設けら
れた車体は、この後塗料槽に浸漬されて電着塗装
されるわけであるが、この時、上記孔及びナツト
孔内周面には塗料が付着して該孔及びナツト孔を
閉塞してしまい易いという問題を有していた。特
に近年においては、塩害対策上の要請及び耐候性
の要請から、上記塗料としてカチオン系の塗料が
多く用いられているのが現状である。このカチオ
ン系塗料は、良く知られているように、乾燥する
と硬くなるという特性を有していることから、孔
及びナツト孔が該カチオン系塗料で閉塞されてい
る状態のままボルトを挿着することは不可能であ
り、無理に挿着しようとするとボルトやナツトの
ねじ山が破損又は傷損するばかりか、車体が傷損
したり塗装が剥離し易いという問題を有してい
た。
このため、従来では、塗装後、前記孔及びナツ
ト孔に付着したカチオン系塗料を逐一人手により
除去しなければならず、作業が著るしく煩雑とな
るという問題を有していた。
このような問題を解決する手段としては、マス
キングテープで予じめ孔及びナツト孔を閉塞して
おいて塗装するか、タツプ立てして塗料が孔及び
ナツト孔の内周面に流入し付着しないようにし塗
装後該タツプを除去することも考えられるが、こ
のいずれの方法を用いても作業工程が増えてしま
い、作業性が改善されずコスト高となるという問
題を有し、にわかには採用できないという不具合
を有していた。
この発明は、かかる現状に鑑み為されたもので
あつて、その目的とするところは、自動車部品の
取付用孔及びナツト孔がカチオン系塗料により閉
塞されていても、容易にボルトを挿通して自動車
部品等を取り付けることができ、しかも製造容易
で低廉なセルフタツピングねじ及びその製造方法
を提供しようとするものである。
かかる目的を達成するため、この発明にあつて
は、セルフタツピングねじを、ねじ頭部と、この
ねじ頭部に連続した軸部に所定のリード角及びピ
ツチでねじ山を刻設し且つ軸部にロツク部を形成
してなるねじ主体と、このねじ主体の先端より尖
端方向に向け順次細径となるよう形成されてなる
テーパー部と、このテーパー部にねじ軸線に沿つ
て凹設されてなるガイド溝とから構成し、かつ上
記ねじ主体とテーパー部との境界部近傍に位置す
るねじ山は、ねじ主体のねじ山の外径より大径に
構成したものである。
また、この発明にあつては、上記セルフタツピ
ングねじを、ねじ頭部に連続した軸部に所定のリ
ード角及びピツチでねじ山を刻設し且つ該軸部に
ロツク部を設けてねじ主体を形成し、かつこのね
じ主体の先端には尖端方向に向け順次細径となる
ようテーパー部を連設し、このテーパー部にはね
じ軸線に沿つてガイド溝を凹設するとともに、該
ガイド溝の形成時に生じる余肉を、上記ねじ主体
とテーパー部との境界部付近へ肉盛りし、該境界
部付近のねじ山をねじ主体のねじ山の外径より大
径となるよう製造することを特徴とするものであ
る。
以下、添付図面に示す実施例にもとづき、この
発明を詳細に説明する。
この実施例に係るセルフタツピングねじBは、
第1図に示すように、ねじ頭部1と、このねじ頭
部1に連設した軸部に所定のリード角及びピツチ
でねじ山2aを刻設してなるねじ主体2と、この
ねじ主体2の先端より尖端方向に向け順次細径と
なるよう形成されてなる略円錘台状のテーパー部
3とから構成され、該テーパー部3には上記ねじ
主体2のねじ山2aと同様のリード角とピツチで
形成されたねじ山3aが上記ねじ山2aに連続し
て刻設されている。尚、第1図中6は平座金、7
はねじ頭部1と平座金6間に介装された波形ばね
座金である。
また、上記テーパー部3には、特に第2図と第
3図に示すように、ねじ軸線Xに沿つて複数条の
ガイド溝4が凹設されているとともに、このガイ
ド溝4間のねじ山3aは、特に第3図に示すよう
に、ドリル刃状に切削されて切れ刃部3bと二番
取り面3cで構成されている。
またさらに、上記テーパー部3とねじ主体2と
の境界部付近に位置するねじ山23aは、ねじ主
体2のねじ山2aの外径より若干大径となるよう
形成されている(約0.2mm程度大径に形成するの
が好適である)。すなわち、このねじ山23aの
外径は、図示しないが車体に開設された自動車部
品取付用の孔径及びナツトの雌ねじにおける谷径
又は有効径と略同径となるよう形成されている。
一方、ねじ主体2の一部には、ねじ軸線方向X
に対するlの長さと横方向に対するhの巾の範囲
内に緩み防止用のロツク部5が形成されている。
このロツク部5の細部形状は、特に第4図に示す
ように、ねじ山2aの頂部を、ナツトの締付方向
に対し順次所定傾斜角度θで低くした左傾斜状に
押圧変形せしめて各台形ねじ山5aを形成すると
共に、台形ねじ山5aの頂部は、ねじのリード角
線に沿つて幅方向に一旦拡張され、その後順次縮
少する態様に構成されている。
次に、上記実施例に係るセルフタツピングねじ
Bを製造する場合について説明すると、セルフタ
ツピングねじBは、溝形成用チツプT1と押圧チ
ツプT2を装着した固定ダイスD1並びに移動ダイ
スD2との間に、予じめヘツダー等で圧造されて
なるねじ素材(図示せず)を介在させて転造加工
することにより形成することができる。この時、
テーパー部3とねじ主体2の境界部付近に形成さ
れるねじ主体のねじ山2a外径より大きい外径を
有するねじ山23aは、ガイド溝4の形成時に生
じたねじ素材の余肉を上記境界部付近へ肉盛り
し、この盛上げた余肉を利用して転造加工される
よう、固定ダイスD1側に溝形成用チツプT1が一
体的に装着されている。また同じく固定ダイス
D1側の終端付近に一体的に装着した押圧チツプ
T2によつて、ねじ主体2の略中央部にはロツク
部5が押圧形成されるものである。なおテーパー
部3のねじ山3a及び境界部付近のねじ山23a
については滲炭焼入れをすることにより硬度を出
し、切削効果を向上せしめることが好ましい。
次に、上記実施例に係るセルフタツピングねじ
Bを使用する場合について説明する。乾燥して硬
化したカチオン系塗料により閉塞された孔又はナ
ツト孔に本実施例に係るセルフタツピングねじB
を挿入し、回転させて締めつけると、孔又はナツ
ト孔に付着したカチオン系塗料はドリル作用を有
するテーパー部3のねじ山3a及びねじ山23a
により削られながら孔及びナツト孔より除去さ
れ、この除去された塗料のカスはガイド溝4に導
入されて順次孔又はナツト孔外へと捨てられる。
この時、テーパー部3のガイド溝4間に配設され
ているねじ山3aは、第3図に示すように、ドリ
ル刃状に形成されているので、切れ刃部3bによ
り孔又はナツト孔内を閉塞するカチオン系塗料を
切削し、該切削された塗料は、二番取り面3cよ
りガイド溝4内へと導入され孔又はナツト孔外へ
とガイドされて捨てられる。また、このようにテ
ーパー部3でドリル作用により切削された塗料の
他、ナツト孔の雌ねじ間に埋れた塗料等は、ナツ
ト雌ねじ部の谷径又は有効径と略同径に膨出形成
されたねじ山23aにより完全に切削除去され
る。
このようにして塗料が切削され除去された後、
ねじ主体2とナツトとは、通常のボルトナツトと
同様の状態で螺合する。この時、ロツク部5に形
成された各台形ねじ山5aの頂部が傾斜状に押圧
されて拡張される結果、例えば第5図に示すよう
に、台形ねじ山5aの頂部両側に塑性変形した突
部がナツトNのねじ山両側面に各々密接し、緩み
止めの作用をなす。
それ故、この実施例に係るセルフタツピングね
じBにあつては、ねじ主体2の先端部にテーパー
部3が形成されているので車体に開設された孔又
は車体に固着されたナツトの孔への導入がスムー
ズに行えるばかりでなく、該テーパー部3は、そ
のねじ山3aがドリル状に形成され、かつ該テー
パー部3とねじ主体2との境界部付近に形成され
たねじ山23aは、ねじ主体2のねじ山2aの外
径より大径に形成されているので、上記孔又はナ
ツト内周面に付着した硬度が高いカチオン系塗料
を小さなねじ込みトルクでかつ完全に切削除去で
きるとともに、この切削除去された塗料はガイド
溝4に沿つて各孔外へと排出されるので切削作業
労力も少なくてすむという効果を奏する他、ねじ
主体2にはロツク部5が形成されているので緩み
防止効果が極めて高く、しかもガイド溝4やねじ
山23a及びロツク部5の製造は、所望のチツプ
を装着するのみで通常のねじ転造と何ら変ること
なく容易に行うことができる。
この発明は、以上の構成を有するので、自動車
部品取付用の孔又はナツト孔がカチオン系塗料に
閉塞されても、容易にこれを切削除去できるので
車体等を傷損する虞れが全く生ぜず、しかも自動
車部品の取付作業が大幅に容易となる他、製造も
極めて容易であるので、廉価に提供することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例に係るセルフタツピ
ングねじを示すものであつて、第1図は全体正面
図、第2図は要部を拡大して示す説明図、第3図
は第2図−線断面図、第4図はロツク部の構
成を示す説明図、第5図はナツトとの螺合状態を
示す部分断面図、第6図及び第7図は転造加工用
の固定ダイスと転動ダイスを示す説明図、第8図
イは溝形成用チツプの平面図、第8図ロは同側面
図、第8図ハは第8図イのハーハ線・縦断面図、
第9図イは押圧チツプの平面図、第9図ロは同正
面図、第9図ハは同側面図である。 符号の説明、B……セルフタツピングねじ、N
……ナツト、1……ねじ頭部、2……ねじ主体、
2a……ねじ山、3……テーパー部、3a……ね
じ山、4……ガイド溝、5……ロツク部、23a
……ねじ山。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ねじ頭部と、このねじ頭部に連続した軸部に
    所定のリード角及びピツチでねじ山を刻設し且つ
    軸部にロツク部を形成してなるねじ主体と、この
    ねじ主体の先端より尖端方向に向け順次細径とな
    るよう形成されてなるテーパー部と、このテーパ
    ー部にねじ軸線に沿つて凹設されてなるガイド溝
    とからなり、上記ねじ主体とテーパー部との境界
    部近傍に位置するねじ山は、ねじ主体のねじ山の
    外径より大径に形成されていることを特徴とする
    セルフタツピングねじ。 2 ねじ頭部に連続した軸部に所定のリード角及
    びピツチでねじ山を刻設し且つ該軸部にロツク部
    を設けてねじ主体を形成し、かつこのねじ主体の
    先端には尖端方向に向け順次細径となるようテー
    パー部を連設し、このテーパー部にはねじ軸線に
    沿つてガイド溝を凹設するとともに、該ガイド溝
    の形成時に生じる余肉を上記ねじ主体とテーパー
    部との境界部付近に肉盛りし、該境界部付近のね
    じ山をねじ主体のねじ山の外径より大径に形成す
    ることを特徴とするセルフタツピングねじの製造
    方法。
JP5183A 1983-01-05 1983-01-05 Serufutatsupingunejioyobisonoseizohoho Expired - Lifetime JPH0237488B2 (ja)

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