JPH023745Y2 - - Google Patents

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JPH023745Y2
JPH023745Y2 JP6248083U JP6248083U JPH023745Y2 JP H023745 Y2 JPH023745 Y2 JP H023745Y2 JP 6248083 U JP6248083 U JP 6248083U JP 6248083 U JP6248083 U JP 6248083U JP H023745 Y2 JPH023745 Y2 JP H023745Y2
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locking piece
rope
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legs
inverted
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JP6248083U
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  • Cultivation Of Seaweed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本発明は海苔養殖用干出装置の改良に関する。
海苔は、炭酸ガスと水とを取り入れ、日光を受
けて炭酸同化作用をして生育する。そのため、養
殖に際しては日光授光する時間すなわち干出時間
の条件は海苔の生育に大きな影響を与える。つま
り、干出時間が長すぎると海苔の成長は遅れ、干
出時間が短かすぎると病気にかかりやすい弱い海
苔になることが知られている。
従来から、上記干出時間をコントロールするた
めに常滑式干出装置と呼ばれる干出装置が実用に
供されている。
すなわち、常滑式干出装置とは、略直角に交差
されてなるステンレスパイプa,bをボルトcで
固定せしめてなる浮上筏eをのり網fの上にかぶ
せ耳綱(図示せず)を上記ステンレスパイプa,
bの上部に係止せしめてのり網fを干出させる装
置である(第5図参照)。なお、図示するdは浮
上筏eを海上に浮かせるための浮き体であり、
g,hはのり網fの固定用ブイを表す。
一方、干出しない時には上記浮上筏eのステン
レスパイプa,bは第4図に示す様に折りたたむ
ことができ、干出時に第3図で示すように広げて
使用するものである。このような作業を海上です
るのは容易でなく、しかも対角に耳綱を固定しな
ければ転倒するので、浮上筏eの内部に入つて作
業をしなければならず小型の舟が必要でありコス
トも高くかかる等の問題点があつた。
本考案は以上の点に鑑み、逆U字型パイプに浮
き体、上方係止片、下方係止片が設けられてなる
浮上支持パイプがのり網に跨いで設けられ、該の
り網に連結されたアバ綱と、該アバ綱の適当箇所
に設けられた耳綱を前記上方係止片および下方係
止片に係止せしめて干出するものであつて、従来
の常滑式にくらべ安い製作コストで作ることがで
き、しかも作業性の良い海苔養殖用干出装置を提
供することを目的とする。
以下本考案の構成を実施例につき図面に基づい
て説明する。
第1図に本考案海苔養殖用干出装置を示し、海
苔養殖用干出装置1は浮上支持パイプ2がのり網
3を跨いで設けられ、しかも該浮上支持パイプ2
は前記のり網3に沿つて適当間隔をおいて配され
る。
第2図において、浮上支持パイプ2は逆U字型
パイプ4、浮き体5、上方係止片6、下方係止片
7で構成されている。該逆U字型パイプは樹脂コ
ーテイングが施された被覆鋼管を逆U字状に成形
して作られたもので、該逆U字型パイプの両脚部
8a,8b下端には、例えば発泡スチロールやウ
レタンゴム等を円筒状に成形して作られる浮き体
5が設けられている。
上方係止片6は、例えば棒体を折り曲げて作ら
れていて、一端部9を両脚部8a,8bの上部で
溶接等により取り付けられてなり、他端部10は
該両脚部と略平行にしかも上方に向けて設けられ
る。一方、上方係止片6と同様に溶接等により、
両脚部8a,8bの下部に下方に向けて下方係止
片7が設けられる。なお、上方係止片6および下
方係止片7は、第2図で示したものに限定せず、
例えば逆U字型パイプ4の内側に設けられていて
もよい。
ところで、上記浮上支持パイプ2をのり網に跨
がせ、前記浮き体5を海中に投じて浮力を発生せ
しめ、のり網3に連結されたアバ綱9を上方係止
片6に係止せしめるとともに下方係止片7をアバ
綱9の適当箇所に設けられた耳綱10に係止せし
めると、のり網3を海面上適当な高さの位置まで
引きあげて干出することができる。
また、図中11はのり網3の固定用ブイであ
る。
本考案は以上述べた様に、浮き体、上方係止
片、下方係止片を具えしかも2脚からなる浮上支
持パイプをのり網に跨いで設け、アバ綱と耳綱を
上方係止片および下方係止片に係止せしめて干出
するものであつて、軽量で簡単な構造からなる浮
上支持パイプを利用するので海上での干出作業が
し易い上、安いコストで作ることができ、しかも
従来用いられている常滑式のように、浮上筏の内
部に小型の舟を乗り入れて作業する必要もなく容
易にのり網を干出することができる優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の海苔養殖用干出装置を示す斜
視図、第2図は浮上支持パイプを示す正面図、第
3図ないし第5図は従来例を示す常滑式干出装置
の態様を示し、第3図は浮上筏を示す斜視図、第
4図は浮上筏を折りたたんだ状態を示す正面図、
第5図は常滑式干出装置を示す平面図である。 2……浮上支持パイプ、3……のり網、4……
逆U字型パイプ、8a,8b……両脚部、6……
上方係止片、7……下方係止片7、9……アバ
綱、10……耳綱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浮上支持パイプは逆U字型パイプで形成され、
    該逆U字型パイプの両脚部下端に浮き体が取り付
    けられ、該両脚部の上部には上方に向けた係止片
    が設けられ、前記両脚部の下部には下方に向けた
    下方係止片が設けられたもので、このようになる
    浮上支持パイプがのり網を跨いで設けられ、該の
    り網に沿つて配されしかものり網に連結されたア
    バ綱と、該アバ綱の適当箇所に設けられた耳綱
    を、上記上方係止片および下方係止片に係止せし
    めるようになされたことを特徴とする海苔養殖用
    干出装置。
JP6248083U 1983-04-25 1983-04-25 海苔養殖用干出装置 Granted JPS59166652U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6248083U JPS59166652U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 海苔養殖用干出装置

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JP6248083U JPS59166652U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 海苔養殖用干出装置

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Publication Number Publication Date
JPS59166652U JPS59166652U (ja) 1984-11-08
JPH023745Y2 true JPH023745Y2 (ja) 1990-01-29

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ID=30192674

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JP6248083U Granted JPS59166652U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 海苔養殖用干出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4695477B2 (ja) * 2005-09-28 2011-06-08 ニチモウ株式会社 海苔網の干出装置および海苔の養殖システム

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JPS59166652U (ja) 1984-11-08

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