JPH02372A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH02372A
JPH02372A JP15469888A JP15469888A JPH02372A JP H02372 A JPH02372 A JP H02372A JP 15469888 A JP15469888 A JP 15469888A JP 15469888 A JP15469888 A JP 15469888A JP H02372 A JPH02372 A JP H02372A
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JP
Japan
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region
gate electrode
floating gate
insulating film
film
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Application number
JP15469888A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kume
久米 均
Hideaki Yamamoto
英明 山本
Toshihisa Tsukada
俊久 塚田
Yoshiaki Kamigaki
良昭 神垣
Tetsuo Adachi
哲生 足立
Tokuo Kure
久礼 得男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は半導体装置に係り、特に電気的に消去動作が可
能でセル面積が小さいフローティングゲート型不揮発性
メモリセル構造に関する。
[従来の技術] 従来、フローティングゲートを有する半導体装置として
は、例えばアイ・イー・イー・イー、ジャーナル オフ
 ソリッド・ステートサーキット。
ニス シー18 (1983年)第532頁から第53
8 頁 (I  E  E  E、Journal  
of  5olid−3tateCircuits、 
SC−15(1983) pp532−538)におい
て電気的に消去動作が可能な不揮発性のメモリセルが開
示されている。
前記メモリセルは、フローティングゲート電極とコント
ロールゲート電極を有するMISFETから構成され、
ブローティングゲート下の簿い酸化膜を通してフローテ
ィングゲートに基板より電子をトンネル注入、あるいは
フローティングゲートから基板に電子をトンネル放出す
ることにより、書込、消去動作を行う。この時、薄い酸
化膜には10 M V /cm以上の高電荷を印加する
必要があるが、できるだけ低い外部印加電圧でこの状況
を実現するには、フローティンググー1−@瓶とコント
ロールゲート電極の重なり面積を大きく取ることが必要
となる。したがって前記メモリセルは、同じフローティ
ングゲート電極とコントロールゲート電極を有する紫外
線消去型EPROMセルに比べてセル面積が5倍程度大
きくなり、高集積大容量化を進めるうえで不利であった
これに対して、電気的消去機能を保持しながらセル面積
をEPROMセル並みに小さくできるメモリセルが、1
985年国際電子デバイス会議テクニカルダイジェスト
第616頁から第619頁(Technical D、
igest of InternatjonalE 1
ectron  Device  Meeting  
(1985)ρP616−619)において提案されて
いる。
このセルは、従来のEPROMセルと基本的に同一の構
造を有するMISFETから成るが、フローティングゲ
ート電極下のゲート酸化膜をチャネル全面にわたって薄
いトンネル酸化膜にしている点に特徴がある。従来のE
PROMセルでは紫外線照射によって消去を行っていた
が、このセルではフローティングゲート電極とソース領
域の間のトンネル酸化膜に10MV/cm以上の高電界
を印加することにより電気的消去を行う。具体的には、
少なくともコントロールゲート電極と半導体基板を接地
した状態で、ソース領域にのみ正の高電圧を印加する。
この時、ソース領域とフローティングゲート電極間のカ
ップリング容量が小さいため、フローティングゲート電
極とコントロールゲート電極の重なり面積を意識的に大
きく取らなくても、I・ンネル酸化膜に効率的に高電界
を印加することができる。すなわち、従来のEPROM
と同程度のセル面積で電気的消去が可能となる。
一方、書込みに関しては、ドレイン領域がチャネルに接
する端部の半導体基板内で高電界を発生させ、ホットキ
ャリア書込みを行う。これは、従来EPROMの場合と
全く同じである。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術においては、フローティングゲート電極下
のゲート酸化膜を全面にオ)たって均一に薄膜化してい
た。このため下記のような問題点を回避することができ
なかった。
第一の問題点は、消去動作を行う際、ソースから半導体
基板に流れる不要なリーク電流を充分に低減できないこ
とである。以下、第1図を用いて、この問題を簡単に説
明する。
第2図は、上記従来技術によるメモリセル構造の中で、
特にソース領域とコン1−ロールゲート電極/フローテ
ィンクゲート電椹の重なり部分は全面にわたって薄膜化
されたゲート酸化膜、3はフローティングゲート電極、
4は層間絶縁膜、5はコントロールゲート電極、6はn
+型半導体領域、7はlビ型半導体領域である。n−型
半導体領域、7はn+型半導体領域6よりも深くまで拡
散されており、6,7合せていわゆる2重拡散型の高耐
圧ソース領域を形成している。
上記メモリセルの消去動作は、フローティングゲート重
陽3からn+型半導体領域6へ蓄積電荷である電子をF
 owler −N orcllheim トンネル放
出させることにより実現される。すなわち、コントロー
ルゲート電極5およびp型半導体基板1を接地した状態
でn+型半導体領域6へ正の高電圧を印加し、n+型半
導体領域6とフローティングゲート電極3がオーバラッ
プした部分のゲート酸化膜2に10MV/c11I以上
のトンネル電界をかけるのであるが、この時、上記オー
バーラツプ部のn+型半導体領域6表面では少なくとも
低1度側の領域(第2図でいえばn+型半導体領域6の
右側のエッチ領域)で表面ポテンシャルが反転電位(2
φF)を超えてディープデプレッション状態となり、強
い縦方向電界によるband−to−bandtunn
elingにより′4子・正孔対8,9の発生が起こる
ここで発生した正孔9がp型半導体基板1に流れ出すと
ソース・基板間リーク電流として検出されることになる
が、上記従来技術によるメモリセル構造では、正孔発生
領域から半導体表面に沿って正孔のパスができてしまう
(換言すれば正孔に対するエネルギー障壁ができない)
ため、これを介した正孔リーク電流を取り除くことが困
難であった・ 上記正孔リーク電流の存在は消去動作時の消費電流を著
しく増加させるため、−括して消去動作を行えるメモリ
セルのビット数が制限される。また、正孔がp型半導体
基板1側に取り去られることによって、n+型半導体領
域6表面のディープデプレッション状態が消去動作の間
中、定常的に続くため、ゲート酸化膜(トンネル酸化膜
)への正孔注入・捕獲が無視できなくなり、書換動作の
信頼性を低下させる。
第二の問題点は、所望のメモリセルに対して書込動作を
行う際、そのセルと同一のデータ線に接続されたメモリ
セルのしきい電圧が低下するというドレインデイスター
ブ81象が顕著になることである。
すなわち、ドレイン領域側のゲート電極端部においても
ゲート酸化膜が薄膜化されているため、データ線のみ書
込電圧が印加されていわゆる半選択時にドレイン領域端
部での電界強度が著しく高まり、無視できないアバラン
シェが起こる。ここで発生したホットホールの一部が基
板からフローティングゲーI−へ注入されることにより
、ドレインデイスターブをひき起こす。また、ドレイン
領域に印加される書込電圧によって、フローティングゲ
ート電極からドレイン領域に電子がトンネル放出される
可能性も考慮しなければならない。
以上の1−レインデイスターブ現象を回避するためには
、訂込電圧(ドレイン電圧)を下げることが必要となる
が、このことは一定水準の書込速度を確保するうえで大
きな制約となる。
本発明の目的は、E 1m ROM並みのセル面積で電
気的消去機能を有し、かつ消去動作時の消*電流(リー
ク電流)が小さい不揮発性メモリセルの構造を提供する
ことにある。
本発明の第二の目的は、EPROMmみのセル面積で電
気的消去機能を有し、かつ消去動作に対する信頼性の高
い不揮発性メモリセルの構造を提供することにある。
本発明の第三の目的は、従来の紫外線消去EPROMセ
ルと同程度のセル面積で、電気的消去機能を備えながら
、ドレインデイスターブ耐圧に優れ、かつ書込速度の速
い不揮発性メモリセルを提供することにある。
本発明の第四の目的は、ドレイン/ゲート間のカップリ
ング容量が小さく、かつチャネルカットオフ時のドレイ
ンアバランシェ耐圧が高い高性能MISFETを提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、フローティングゲート電極がドーレ界が局
所的に変調されるような構造とすることにより、達成さ
れる。
より具体的な電界を局所的に変調する手段の例示として
は、フローティングゲート電極がドレイ多結晶シリコン
からなるフローティングゲート電極に添加する不純物の
導電型および濃度を、それぞれ局所的に変化させること
により、達成される。
より具体的な手段の例示として、Nチャネル素子につい
ての4つのケースを第3図に示す。
尚、以下の例示においては、フローティングゲート電極
はドレイン領域とソース領域の両方と重なる領域を有し
ている場合を示している。
ケース(1)では、フローティングゲート下の■化)摸
の一部を薄膜化し、その薄1漠化領域をフローティング
ゲート電極のソース側端部に限定しているとともに、上
記領域よりもソースのN+高1度領域をチャネル側へと
拡げたものである。
ケース(■)では、フローティングゲート電瓶の不純物
1度分布を、ソース領域側端部では高1度、それ以外の
部分ではソース領域と反対導電型で低濃度とするととも
に、上記高濃度領域よりもソースのN+高濃度領域をチ
ャネル側へと拡げている。
ケース(l■)では、ドレイン領域およびそれに続くチ
ャネル領域上をカバーするフローティングゲート重陽端
部のゲート酸化膜厚を局所的に厚くしている。
ケース(EV)では、フローティンググー1〜電極の不
純物濃度分布を、ドレイン領域およびそれに続くチャネ
ル領域上をカバーする領域では、ドレイン領域と反対導
電型で低濃度、それ以外の領域では導電型に関係なく高
濃度としている。
上記ケース(n) 、  (IV)において、pチャネ
ル型素子の場合には、フローティングゲートのp−領域
はN−領域とする。
尚、上記ケース(1)、(III)において薄膜化され
た部分の酸化膜厚は5nm以上15nm以下程度とする
のが望ましく、一方、薄膜化されていない部分の膜厚は
15 n rn以上1100n以下程度とするのが望ま
しい。また上記ケース(11)。
(IV)において、高濃度領域の1度は1016C,−
3以上程度、低濃度領域の1度は10”cm−’以下程
度とするのが望ましい。
[作用] メモリセルの書込動作あるいは消去動作時に。
フローティングゲート電極がドレイン領域およびソース
領域の少なくとも一方と重なる領域において、ゲート酸
化膜に印加される電界を局所的に変調することにより、
リーク電流の発生、あるいはホットキャリアの発生、注
入を抑えることができ。
上記動作の性能及び信頼性が著しく改善される。
より具体的に説明すると次のとおりである。
まず上記ケース(1)の手段によれば、消去動作のため
ソース接合に正の高電圧を印加しても。
第4図に示した表面電子に対するポテンシャルのグラフ
かられかるようにn+型半導体領域6とフローティング
ゲート電極3のオーバーラツプ領域のうち、厚いゲート
酸化膜2の下では表面が反転状態とならない。この領域
が正孔に対するエネルギー障害として鋤らくので、薄い
ゲート酸化膜2′の下で発生した正孔がp型半導体基板
1へ流れ出すのを防ぐことができる。その結果、消去動
作時のソース・基板間リーク電流が著しく低減され、消
去動作の低消費電力化が可能となる。また、上記正孔の
蓄積によって薄いゲート酸化III 2 ’の下のディ
ープデプレシッション状態が解消されるため、FNトン
ネル電流が増え、消去速度が向上するとともに、ゲート
酸化膜中への正孔注入・捕獲が著しく緩和され、消去動
作に対する信頼性を高めることができる。
次に、上記ケース(n)の手段では、消去動作時にフロ
ーティングゲート電、瓶側で空乏層が拡がることを利用
して、上記ケース(1)と同様の効果を得ることができ
る。すなわち第5図に示した構成の素子において、消去
時には、例えばソース電圧Vs=12V、ドレイン電圧
Vr>= OVもしくはフローティング、制御ゲート電
圧Vca−OVの電圧を印加する。このとき、浮遊ゲー
トとソース領域202との間に高電圧が印加される。浮
遊ゲートの高1度領域205とソース領域202とに挾
まれた領域(d、で示す)は強電界になるため、浮遊ゲ
ート下のソース領域2の表面が空乏化し空乏化領域Aが
生じる。しかし、浮遊ゲートの低濃度領域206とソー
ス領域202とに挾まれた領域(d2で示す)は、浮遊
ゲートの低濃度領域206の濃度分布が低く、かつソー
ス領域202とは逆導電型であるために、浮遊ゲートの
低濃度領域206内の方が空乏化するために、その分、
等価的にゲート絶縁膜が厚くなったようになり、ソース
領域202内には深い空乏層は生じない。
そのため、電気的には等価的に第4図の構造と同じよう
になり、空乏化領域Aを小さくできると共に、深い空乏
化領域Aで発生した正孔は、領域d2によってさえぎら
れるため、基板201内に流れ込まないので、第2図に
示したソース・基板間リーク電流を無くすことができる
。ソース・基板間リーク電流が無くなることによって、
領域Aで発生した正孔は行き場がなくなり、ゲート絶縁
膜204側に集まる。その結果、電圧がゲート絶縁膜2
04に印加されることによって、領域Aは狭くなると同
時に、FNトンネル電流が大きくなるという利点も生じ
る。ここで重要なことは、ソース領域202は、浮遊ゲ
ートの高濃度領域205よりも横方向に深く拡散されて
いること(d2>Oであること)である。また、低1度
領域206の不純物濃度は、空乏層の幅を10 n m
以上にするためには、101gC1fl−’以下にする
上記ケース(m)の手段によれば、チャネルカッ1〜オ
フ時のドレインデイスターブ状態では、ドレイン領域端
部での電界集中が緩和される。また、ドレイン領域上の
ゲート酸化膜電界を弱めることができる。一方、書込み
動作状態では、ドレイン領域端部で発生する電界が反対
に強められる。この結果、書込み半性択時にドレインデ
イスターブ現象の低減と、書込み効率の向上が同時に実
現される。
また、ドレイン領域側ゲート電極端部の他はゲート酸化
膜を厚くしないため、電気的消去機能は損なわれない。
さらに、チャネル領域上でゲート酸化膜を厚くする部分
の幅を、ドレイン接合からチャネル領域に拡がる空乏層
幅よりもせまくすることにより、読み出し電流を低減さ
せることなく上記効果を得ることができる。
上記ケース(IV)の手段によれば、書込み半選択時に
フローティンクゲ−1・電極のドレイン領域側低濃度領
域で空乏層が拡がることを利用して、上記ケース(11
1)と同様の効果を得ることができる。
[実施例] 実施例、1 以下、本発明の第一の実施例を第1図および第6図ない
し第19図を用いて説明する。なお、本実施例は、前記
問題点を解決するための手段のケース(1)に対応する
ものである。
第1図は本実施例のメモリセル2ピツi・分野の断面図
、第6図はその平面図(4ビット分)、第7図は上記メ
モリセルを用いたメモリセルアレーの等価回路図、そし
て第8図ないし第19図は上記メモリセル製造工程にお
ける第5図と同一部分の断面図である。なお、第6図で
は、メモリセルの構成を見易くするため、フィールド絶
、録膜以外の絶縁膜を図示していない。
まず、第7図を用いて、メモリセルアレー回路の動作の
概略を説明する。
第7図において、27はXデコーダ、28はYデコーダ
、29はセンスアンプである。Q、はメモリセルであり
、フローティングゲート重陽とコントロールゲート電極
を有するMISFETから成っている。コントロールゲ
ート電極はワード線WLに接続されている。また、ドレ
イン領域はデータ線DLに、ソース領域は接地線GLに
それぞれ接続されている。Q sl l Q s2は、
情報の書込時および読出時に接地線OLに回路の接地電
位、たとえば0■を印加し、情報の消去時に消去電位V
PE、たとえば12Vを印加するためのスイッチ素子で
ある。情報の書込時および読出時には、Qszが導通状
態とされQs□は非導通状態とされる。
情報の消去時には反対にQs工が導通状態とさ才LQs
、は非導通状態とされる。データ線DLは、書込時に書
込電位Vpw、 (たとえば6■)、読出時に読出電位
(たとえばIV)が印加され、消去時には接地電位Vs
s(たとえばOV)、あるいは2■程度までの低い電圧
が印加されるが、フローテインク状態に置かれる。ワー
ドmwr、は、書込時に書込電位Vpw (たとえは1
2V)が印加され。
読出時に電源電位Vcc(たとえば5V)が印加される
。消去時には、接地電位Vss(たとえばOV)が印加
される。
次に、第1図、第6図を用いて、本実施例によるメモリ
セルの構造と特徴について述べる。
第1図および第6図に示すように、メモリセルであるM
 I S FETは、p型半導体基板11の主面側に形
成された厚いゲート酸化膜14、薄いゲート酸化膜)1
5、フローティングゲート電極16、層間酸化11% 
L 7、コン1〜ロールゲート′市極18、コントロー
ルゲート電極の側壁保護酸化膜19、フローティングゲ
ート電極16に接続された側壁型フローティングゲー1
’ N、tJj 20、n“型半導体領域31、I)“
型半導体領域22、n−型半導体類1或23から構成さ
れる装置 ゲート酸化膜14および15は、いずれも半導体基板1
1表面の酸化による酸化シリコン膜からなり、薄い部分
15でl On m程度、厚い部分14で35 n t
n程度の膜厚を有している。薄いゲート酸化膜15の上
には側壁型フローティングゲート電極20があり、この
領域が電子のトンネル領域となる。側壁型フローティン
グゲート電極20はチャネル長方向に0.15μIn程
度の長さがある。
層間酸化膜17は、フローティングゲート電極16であ
る多結晶シリコン膜表面の酸化による酸化シリコン膜か
らなり、20〜30 rr m程度の膜厚を有している
。コントロールケ−1−,1!極18は、たとえば2層
目の多結晶シリコン膜からなり、層間酸化膜17の表面
に被着している。また、ワード線WLと一体に形成され
て、フィールドwA林膜2の上に延在している。コント
ロールゲート18は、少なくともその側壁部分が側壁保
護酸化1漠19に覆われているため、側壁型フローティ
ンググー1−1!極20がこれにショートすることば無
い。
ドレイン領域は、n+型半導体領域21からなり、接続
孔25を通してアルミニラ11データ線2Gに接続され
ている。n+型半導体領域21は、接続孔25の直下部
分を除いて0.3μm程度の接合深さを有している。
上記ドレイン領域を覆うようにp+型半導体領域22が
形成されており、消去動作時のパンチスル防止および書
込動作時のチャンネルホットエレクトロン注入効率向上
を実現している。p+型半導体領域22の濃度はn+型
半導体領域21との接合面において5 X 1 017
cm−3程度であり。
0、4〜0.5μm程度の深さまで拡がっている。
ソース領域は,n+型半導体領域21およびn型半導体
領域23からなっている。これらソース領域を構成して
いるn+/n−半導体領域21。
23は,隣接する二つの接続孔25を通して同一のアル
ミニウムデータ線26を接続されている二つのメモリセ
ルの間を、ワード線W■7が延在している方向に延在し
て接地線OLを構成している。
r1+型半導体領域21の接合深さは、ドレイン領域の
場合と同様0.3μm程度である。電子のトンネル領域
となる薄いゲート酸化膜領域15の下は、完全にn+型
半導体領域21となっている。
lビ型半導体領域23は、n+型半導体領域21とp型
半導体基板11の間に介在するように設けられており、
ソース接合の破壊耐圧を高める働らきをしている。n−
型半導体領域23の1度はrl”半導体領域21との界
面においてl X L O19c+u程度、その接合深
さは0.5μm程度であり、この時の接合破壊耐圧は優
に1’7Vを超える。
24はたとえば燐硅酸ガラス(PSG)膜からなるj/
@縁膜であり、P型半導体基板lの土面上を覆っている
。ドレイン領域を構成するn+型半導体領域21の上の
部分の絶縁膜14を選択的に除去して、接続孔25を形
成している。接続孔25を通して、アルミニウム膜から
なるテータ線26がドレイン領域を構成するn”型半導
体領域21に接続されている。このn+型半導体領域2
1の、接続孔25下の接合深さは、その他の部分より深
くなっている。
なお、第1図には示していないが、アルミニウムデータ
線26を、例えばCVDによるPSG膜とその上に形成
される窒化シリコン膜からなる保護膜が覆っている。
メモリセルへの情報の書込、消去および読出動作は、既
に第7図で説明した電圧を各領域に印加することにより
、それぞれ行なオ)れる。書込では、ドレイン領域のn
+型半導体領域21のチャネル側端部で発生するホット
キャリアのうち、一部のホラ1−エレクトロンがフロー
ティングゲート電極16に注入され、コントロールグー
1−電暎18から見た閾値電圧が高くなる。消去では、
フローティンググー1〜電極に保持されている電子が、
薄いゲート酸化膜15を通して、ソース領域の一部であ
るn+型半導体領域21[こF ow ler − N
 ordh/ein+トンネル放出され、コントロール
ゲート?1! m 8から見た閾値電圧が低くなる。ま
た、読出は、上記閾値電圧の差異をチャネル電流の差と
して検出することにより行なわれる。なお、消去動作の
際、メモリトランジスタの閾値電圧が1v程度になった
処で消去電圧が自動的にダウンするような、自動消去停
止のための制御回路をオンチップで設けることにより、
1素子/ビット型のメモリセルが実現できる。
次に、第8図から第19図を用いて、前記メモリセルの
製造方法について説明する。
第8図に示すように、p型半導体基板11の主表面上に
熱酸化による酸化シリコンllA31を成長させた後、
たとえばCVDにより窒素シリコン膜32を熱酸化マス
クとして半導体基板11の所定の表面を酸化し、フィー
ルド酸化膜12を形成する。p+型チャネルストッパ1
3は、フィールド酸化膜12を形成する以前にイオン打
込みによってp型不純物、たとえばボロン(B)を導入
しておくことにより形成する。フィールドR4Aa膜1
2を形成した後に、窒化シリコン膜32および酸化シリ
コン膜31は除去する。
次に、第9図に示すように、フィールド絶縁膜12から
露出している半導体基板11の表面を酸化して、厚さ3
5nm程度の酸化シリコン膜からなる厚いゲート酸化膜
14を形成する。この上に、例えばCVDによって、後
にフローティングゲート電極としてパターンニングされ
る多結晶シリコン膜16′を形成する。膜厚は200n
m程度にする。多結晶シリコン膜16′には、熱拡散、
イオン打込み等によってn型不純物、例えばリン(P)
を導入する。
次に、第10図に示すように、多結晶シリコン膜16′
をレジスト膜を用いたエツチングによってフローティン
グゲート電極16の所定の幅で、データ線が延在する方
向に延在するようにパターンニングする。上記パターン
ニングの後に、レジスト膜からなるエツチングマスクは
除去する。
次に第11図に示すように、多結晶シリコン膜16′の
表面を酸化して、酸化シリコン膜からなる層間酸化膜1
7を形成する。膜厚は20〜30n rn程度にする。
次に、コントロールゲート電極18およびワード線WL
を形成するために、例えばCVDによって半導体基板1
1の全面を厚さ350nm程度の多結晶シリコン膜18
′を形成する。多結晶シリコン膜18′には、熱拡散、
イオン打込み等によってn型不純物、例えばリン(P)
を導入する。続いて1例えばCVDによって、厚さ15
0nm程度の酸化シリコンlll33を形成する。
次に、第12図に示すように、レジスト膜からなるマス
クを用いてエツチングによって酸化シリコン膜33およ
び多結晶シリコン膜18′ を連続的にパターンニング
し、コントロールゲート電極18およびワード線WLを
形成する。レジストマスクを除去した後、例えばCVD
によって厚さ50nm程度の酸化シリコン膜を形成する
。続いて1反応性イオンエツチング(RIE)の手法を
用いて上記酸化シリコン膜および層間酸化1摸17を多
結晶シリコン膜16′の表面が露出するまでエツチング
し、コントロールゲート電極18の側面に選択的に側壁
保護酸化膜19を形成する。この時、コントロールゲー
ト電極18の上には、酸化シリコン膜33の一部が残る
。以下、この酸化シリコン膜33を含めてコントロール
ゲート電極18の周囲を覆っている酸化シリコン膜を側
壁保護酸化膜19と称する。
次に、第13図に示すように、前記コントロールゲート
電極18およびそれを覆っている側壁保護酸化膜19を
マスクとして多結晶シリコン膜16′をエツチングして
、フローティングゲート電極[6を形成する。続いて、
例えばCVDによって厚さ50nmの窒化シリコン膜を
形成し、これを反応性イオンエツチングすることにより
、フローティングゲート電極16の側面を保護する側壁
保護窒化膜34を形成する。次に、半導体基板11の表
面に露出した厚いゲート酸化膜14をウェットエツチン
グで除去した後、上記基板表面を再度熱酸化することに
より、厚さionm程度の薄いゲート酸化膜15を成長
させる。上記酸化後、熱リン酸を用いて、側壁保護窒化
膜34を除去する。
次に、第14図に示すように、例えばCvDによって厚
さ150nm程度の多結晶シリコン膜を形成し、これに
n型不純物、例えばリン(P)を導入した後、反応性イ
オンエツチングにて下地のシリコン酸化膜15および1
9が露出するまでエツチングすることにより、側壁型フ
ローティングゲート電極20を形成する。上記側壁型フ
ローテ、Cングゲー1−電極20は、既に形成されてい
るフローティングゲート電極16とその側面で接触して
おり、両者が一体となって情報電荷保持部として鋤らく
。側壁型フローティングゲート電極20のチャネル長方
向の長さは、そもそもの堆積膜厚と同じ0.15μm程
度となる。
ここで注意すべきことは、第14図の段階では、ワード
線WLの段差に沿って(下にフローティングゲート電極
16が存在しないところでも)側壁型フローティングゲ
ート電極20が連続的に形成されるため、−本のワード
線につながった全てのメモリセルのフローティングゲー
ト電極が上記側壁型フローティングゲート電極20によ
ってショートシてしまっていることである。また、電気
的消去動作に必要でないドレイン側にも側壁型フローテ
ィングゲート電極が形成されている。
そこで、第15図に示すように、レジス1−IIIから
なるマスクを用いたウェットエツチングによって、側壁
型フローティングゲート電極20の上記不要部分を除去
する。以上の工程により、ソース接合側のフローティン
グゲート電極端部に、ゲート酸化膜厚が局所的に薄い電
子のトンネル領域を自己整合的に形成することができる
次に、第16図に示すように、側壁型フローティングゲ
ート電極20および半導体基板11表面を20nm程度
熱酸化した後、レジスト膜からなるn−型半導体領域形
成用マスク35を形成する。
続いて、これをマスクとしたイオン打込みによって、半
導体基板11の露出している表面部分にIl型不純物、
例えばリン(P)をl−X、10”〜5xL O”at
oms/ cm2程度導入し、n−型半導体領域23を
形成する。上記レジスト膜35を除去した後、上記n−
型半導体領域23を高温熱処理により引きのばしてもよ
い。
次に、第17図に示すように、レジス1−膜からなるp
+型半尋体領域形成用マスク36を形成する。続いて、
これをマスクとしたイオン打込みによって、半導体基板
11の露出している表面部分にn型不純物、例えばボロ
ン(B)を5 X 10”〜l X I O”atom
s/cm2程度導入し、p“型半導体領域22を形成す
る。上記レジスト膜36を除去した後、上記p+型半導
体領域22を高温熱処理により引きのばしてもよい。
次に、第18図に示すように、フローティングゲート電
極16.コントロールグー1−電椹18および側壁型フ
ローティングゲート電極2oをマスクとして、イオン打
込みによって半導体基板11の表面にn型不純物、たと
えば砒素(As)2XL O”〜5 X I O”co
+−”程度導入し、n+型半導体領域21を形成する。
続いて、高温熱処理によって上記n+型半導体領域21
の結晶性回復と引きのばし拡散を行い、薄いゲート酸化
1p!l 15のトンネル領域をこえて厚いゲート酸化
膜14の領域までn+型半導体領域21が回り込んでい
るようにする。
次に、第19図に示すように、半導体基板11上に全面
に1例えばCVDによってPSG膜から成る絶縁膜24
を形成する。この後、接続孔25゜アルミニウム膜から
なるデータ線269図示していない最終保護膜を形成し
て、メモリセルの製造工程を終える。
以上述べた本実施例によれば、 (1)フローティングゲート電極から電子をひき抜くた
めのi・ンネル酸化膜領域を、同電極のソース領域側端
部に自己整合的に設けることができる。
(2)ソース領域を構成するr)+型半導体領域の端部
ではゲート酸化膜厚が厚くなっているため5消動作作時
(ソース領域に正の高電圧を印加した時)のソース・基
板間リーク電流を1セルあたり10−”A以下におさえ
ることができる。
また、上記リーク電流の低減と関連して、トンネル酸化
膜中へのホットホール注入が著しくえさえられるので、
消去特性の安定性・信頼性を改善することができる。
実施例、2 次に、本発明の第二の実施例を第20図〜第730図を
用いて説明する。なお、本実施例は、前記問題点を解決
するための手段のケース(1■)に対応するものである
第20図は本実施例のメモリセル2ビツト分の断面図、
第21図はその平面図(4ビット分)、そして、第22
図〜第30図は上記メモリセルの製造工程における第2
0図と同一部分の断面図である。
まず、第20図、第21図を用いて、本発明によるメモ
リセルの構造と特徴を述べる。
第20図および第21図に示すように、メモリセルであ
るM / S F E Tは、薄いゲート絶縁膜104
、厚いゲートMA縁膜105.フローティンクゲート電
極1061層間絶縁膜107.コン1−ロールゲート電
極108.n+型半導体領域110、n+型半導体領域
111.n−型半導体領域112から構成されている。
ゲート絶縁膜104および105は、いずれも半導体基
板101の表面の酸化による酸化シリコン膜からなり、
薄い部分104で1 On +ri程度。
厚い部分で20 n rn程度の膜厚を有している。厚
い部分105は、ドレイン領域側ゲート電極端部からチ
ャネル長方向に0.3μm程度広がっており、後述する
ように、ドレイン領域がフローティングゲート電極10
6下に廻り込む部分は完全にこの厚いゲート締林膜10
5にカバーされている。
層間絶縁膜107は、フローティングゲート′1電陽1
06である多結晶シリコン膜の表面の酸化による酸化シ
リコン膜からなり、20〜30nm程度の膜厚を有して
いる。コントロールゲート電極108は、たとえば2層
目の多結晶シリコンj漠がらなり、層間絶縁膜107表
面に被着している。
また、ワードmWLと一体に形成されて、フィール1へ
絶縁膜102の上に延在している。
ドレイン領域は、TI+型半導体領域110とn+型半
導体領域111からなり、接続孔115を通してデータ
線DLに接続されている。上記ドレイン領域のうち、チ
ャネル領域側端部は、接合深さ062μm程度の浅いn
+型半導体領域110によって構成されている。このた
め、フローティングゲート電極106下部へのドレイン
領域の廻り込みは小さい。また、ドレイン領域側ゲート
電極端部の厚いゲー1− Jfl縁膜105は、上記j
(レインの廻り込み領域上を覆い、更にチャネル領域上
にまで拡がっている。厚いゲートXl膜105とチャネ
ル領域のチャネル長方向における重なりは0.1μm程
度である。
n+型半導体領域110のチャネル長方向における長さ
は、酸化シリコン膜からなるサイドウオールスペーサ1
13によって規定されている。ドレイン領域のチャネル
領域から隔離された部分は、0.3μm程度の比較的深
い接合深さを有するn+型半導体領域111からなって
いる。
ソース領域は、n+型半導体領域110.n+型半導体
領域111およびfビ型半導体領位112からなってい
る。これらソース領域を構成しているn+型半導体領域
110.illおよびn−型半導体領域112は、同一
のデータ線D Lに、隣接する二つの接続孔115を通
して接続されている二つのメモリセルの間を、ワード線
WLが延在している方向に延在して接地線GLを構成し
ている。
上記ソース領域のうち、チャネル領域側端部は。
ドレイン領域の場合と同様に、接合深さ0.2μIn程
度の戊いn+型半導体領域110によって構成されてい
る。その結果、フローティングゲートm 臣1−06下
部への廻り込みは小さく、ソース領域とフローティング
ゲーl−電極10Gの間の容量は低減されろ。このn+
型半導体領域110のチャネル長方向における長さは、
1(レイン領域の場合と同様に、サイドウオールスペー
サ113によって規定されている。
上記ソース領域のうち、チャネル領域から隔離された部
分の表面部は、深い接合深さを有する【l+型半導体領
域111からなっている。更に、口1型半導体領域11
0およびn+型半導体領域111と半導体基板101の
間に介在するようにn−型半導体領域112を設けてい
る。ロー型半導体領域112は、チャネル領域におけろ
半導体装置板lotの表面にまで達している。このため
、n+型半導体領域110,111と半導体基板101
0間の接合耐圧が高められる。
フィールド、in膜102およびフローティンググー1
〜電極106から露出している半導体基板101の表面
および、フローティンググー1〜電極106、コントロ
ーラケ−1へ電極108の露出している表面を、酸化シ
リコン膜109が被着して覆っている。フローテイング
ゲ−1へ’Rl& L OGおよびコン1へロールゲー
ト108の側面の酸化シリコン膜109に被着して、酸
化シリコン膜からなるサイ1−ウオールスペーサt 、
L 3を設けている。
114は例えば燐硅酸ガラス(P S G )膜からな
る絶縁膜であり、半導体基板lot上に覆っている。ド
レイン領域の一部であるn+型半導体領域111の上の
部分の絶縁膜114を選択的に除去して、接続孔115
を形成している。接続孔115を通して、アルミニウム
膜からなるデータ、JDLがドレイン領域の一部である
n+型半導体領域111に接続されている。このn+型
半導体領域111の、データ線DLに接続されている部
分の接合深さは、その他の部分より深くなっている。な
お、第20図には示していないが、データ線DLを、例
えばCVDによるPSG膜とその上に形成される窒化シ
リコン膜とで形成した保護膜が覆っている。
メモリセルへの情報の書込み、消去、および読出し動作
は、第一の実施例の場合と同しであり、既に第7図で説
明した電圧を各領域に印加することにより、それぞれ行
なわれる。
次に、前記メモリセルの製造方法について説明するが、
前出の第10図までは第一の実施例の製造方法と全く同
しなので、ここではそれ以下の工程について第22図〜
第30図を用いて述へる。
第22図に示すように、P−型半導体基板101の主表
面上に、厚さlonma度の薄いゲート酸化1摸104
を介して設けられた多結晶シリコン膜106の表面を酸
化して、酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜107を形
成する。膜厚は20〜30 n m程度にする。この酸
化工程で、アドレスバッファ回路、デコーダ回路、セン
スアンプ等の周辺回路を構成するMISFETのグー1
〜絶縁膜を同時に形成するようにする。次に、コン)・
ロールゲート重陽108およびワード線WI、を形成す
るために、例えば、CVDによって半導体Jl!i阪1
01上の全面に多結晶シリコン膜108を形成する。多
結晶シリコン膜108には、熱拡散、7rオン打込み等
によってrl型不純物、例えばリン(P)を導入する。
次に、第23図に示すように、レジスト膜からなるマス
クを用いたエツチングによって多結晶ジノコンs l 
O8をパターンニンクし、コントロールゲート電極10
8およびワード線W[、を形成する。このエツチング工
程で、周辺回路を構成するM I S F E ’rの
グー1〜電極も同時に形成する。前記エツチングに続い
て、コン1−〇−ルゲー1〜電(が108から露出して
いる層間絶縁膜107をエツチングする。さらに、多結
晶シリコン膜106をエツチングして、フローティンク
ゲー1” ’:’3. I’4106を形成する。この
一連のエツチング工程の後に、レジスト膜からなるエツ
チングマスクを除去する。なお、コントロールゲート電
tffi108゜ワード線WLおよび周辺回路のMIS
FETのゲート電極は、Mo、W、Ta、Ti等の高融
点金属膜又はそのシリサイド膜、あるいは多結晶シリコ
ン膜の上に前記高融点金属膜又はそのシリサイド膜を積
層した2層膜としてもよい。
次に、第211図に示すように、フローテインクゲート
電極106およびコントロールゲート108(ワード線
WL)の露出している表面を軽く酸化して酸化シリコン
膜109を形成する。
次に、第25図に示すように、例えばCVDによる窒化
シリコン膜120を熱酸化マスクとして、半導体基板1
01、およびフローティングゲート電極10G,コント
ロールゲート 定の表面あるいは側面を酸化する。この時、比較的低温
のウェット酸化を用いることにより、窒化シリコン膜1
20に覆われていない方のゲート電畢端部からチャネル
長方向し二酸化が進行し、膜厚が2 0 n m程度の
jヴいゲート酸化膜105が形成される。この厚いゲー
1へ酸化膜105領域のチャネル長方向の拡がりは0.
3μm程度にする。層間絶縁1摸107に関しても、同
様に膜厚の厚い領域が形成されることになるが、ここで
は図示していない。上記熱酸化後に、窒化シリコン膜1
20は除去する。
次に、第26図に示すように、半導体基板101上に、
レジス1−膜からなるn−型半導体領域112形成用の
マスク121を形成する。マスク121は周辺回路領域
も覆っている。次に、イオン打込みによって半導体基板
101の露出している表面部にn型不純物、例えばリン
(P)を5X 10”〜5 X 1014atoms/
co+2程度導入してrビ型半導体領域112を形成す
る。イオン打込みの後に、マスク120は除去する。こ
の後n型半導体領域112を、後に形成される口1型半
導体領域110より深い接合深さを有するようにするた
め、アニールにより引き伸ばしてもよい。
次に、第27図に示すように、フローテイングゲート電
極106およびコントロールゲート電極108をマスク
としてイオン打込みによって半導体基板101の表面に
rl型不純物、例えばヒ素(As)を2〜5 X I 
O1Satoms/cm2程度導入してn+型半導体領
域110を形成する。なお、このイオン打込みの際に、
周辺回路領域をレジスト膜からなるマスクで覆って、メ
モリセル領域のみにイオン打込みするようにし、さらに
、メモリセル領域を他のレジスト膜からなるマスクで覆
って、周辺回路領域にn型不純物、例えばリン(1))
をl X 1013atoms/ am2程度イオン打
込みすることにより、周辺回路を構成するNチャネルM
ISFE Tのソース、ドレイン領域をL D D (
LjghtlyD oped D rain )構造に
することもできる。この場合、レジスI〜膜からなるマ
スクは、いずれの場合もイオン打込みの後に除去する。
次に、第28図に示すように、半導体基板101上の全
面に、例えばCVDによってサイドウオールスペーサ1
13形成用の酸化シリコン膜113を形成する。
次に、第29図に示すように、反応性イオンエツチング
(RIE)によって酸化シリコン膜112を半導体基板
101の表面が露出するまでエツチングして、サイドウ
オールスペーサ113を形成する。周辺回路を構成する
MISFETのゲート電極側壁にもサイドウオールスペ
ーサ113が形成される。前記エツチングによって露出
した半導体基板101およびコンI−ロールゲート電極
108の表面を再度酸化して、酸化シリコン膜109を
形成する。次に、フローティングゲート電極106.コ
ン1〜ロールゲート電極108、およびサイドウオール
スペーサ113をマスクとして、イオン打込みによって
n型不純物、例えばヒ素(A s )をl X I Q
”atoms/cm2程度導入し。
n1型半導体領域111を形成する。このイオン打込み
工程で、周辺回路を構成するNチャネルMISFETの
ソース、ビレ。イン領域高濃度層を同時に形成する。な
お、周辺回路のPチャネルM I S F’ E ’r
が構成される領域は、レジス1〜膜からなるマスクで予
め覆うことにより、前記II型不純物が導入されないよ
うにする。このレジスト膜からなるマスクは、イオン打
込みに後に除去する。
NチャネルMISFETを形成した後に、ここには図示
していないが、周辺回路のNチャネル領域およびメモリ
セル領域をレジスト膜からなるマスクによって覆う。し
かる後に、周辺回路のPチャネルMISFET領域にイ
オン打込みによってP型不純物、例えばボロン(B)を
選択的に導入し、PチャネルMISFETのソース、ド
レイン領域を形成する。NチャネルMISFETおよび
メモリセル領域を覆っていたレジスト膜からなるマスク
は、イオン打込みの後に除去する。
次に、第30図に示すように、半導体基板101上の全
面に、例えばCVDによってPSG膜からなる絶縁膜1
14を形成する。この後、第20図、第21図に示した
接続孔115.アルミニウム膜からなるデータ線DL、
図示していない最終保護膜を形成する。
以上説明したように、本実施例の製造方法によれば、ア
ドレスバッファ回路、デコーダ回路、センスアンプ回路
等の周辺回路を構成するNチャネルM I S I” 
E Tとおおむね同一工程で、メモリセルを形成するこ
とができる。
マー完博柑存噛橘芋シ腎′チャネル領域に接するドレイ
ン領域端部においてゲート絶縁膜厚が局所的に厚くなっ
ていることにより、(1)チャネルカットオフ状態でド
レインにのみ書込み高電圧が印加される半選択時に、半
導体内ドレイン領域端部で発生する電界が緩和される。
また、フローティングゲ−1〜fi+m106とドレイ
ン領域端部の間のゲート絶縁膜に印加される電界も弱め
られる。これにより、ドレインデイスターブ耐性が向上
する。
(2)チャネルホットエレクトロン注入による書込み時
には、上記半選択時の場合とは逆に、半導体内ドレイン
領域端部で発生する電界は強くなる。
これにより、書込み速度の向上、あるいは書込み電圧の
低減が実現される。(3)フローティンググー1〜電極
106下部へのドレイン領域の廻り込みが小さいことも
相まって、ドレイン領域とフローティングゲート電極1
06の間の容量が低減される。一方、読出時のドレイン
電流は殆んど変化しない、この結果、情報の高速読出し
が可能になるという効果がある。
したがって、ドレイン領域とコントロールゲート電極の
両方に書込み高電圧を印加した時はホットキャリア発生
効率が高く、ドレイン領域にのみ高電圧を印加した時は
ホットキャリア発生効率が低い状態を消去特性を損なわ
ずに実現できるので、情報の書込み、消去および保持特
性を1・−タルに向上させることができる。また、読出
し時チャネル電流を減らすことなく、フローティングゲ
ート電極とドレイン領域の間の容量を低減できるので、
情報の読出し速度向上を図ることができる。
実施例、3 次に、本発明の第三の実施例を第31図を用いて説明す
る。なお1本実施例は前記第二の実施例と同様1問題点
を解決するための手段のケース(1)に対応するもので
ある。
第31図は、本実施例のメモリセル2ピッ1−分の断面
図である。
本実施例は前記実施例2の構造に加えてドレイン領域の
端部を構成するn+型半導体領域100の下部にp型半
導体領域122を設けたものである。p型半導体領域1
22は、チャネル領域側の端部がフローティングゲート
電極106およびコンI・ロールグー1−電極108で
規定され、ゲート幅方向の長さがフィールド絶縁膜10
2で規定されている。
本実施例の特徴は、p型半導体領域122がn+型半導
体領域110の下部にのみ設けられており、n+型半導
体領域111の底部には存在しないことにある。この結
果、ドレイン領域と半導体基板101間の接合容量の増
加を必要最小限に抑えながら、書込み特性向上に必要な
ドレイン領域端部におけるホットキャリアの発生効率を
効果的に高めることができる。また、チャネル領域への
ドレイン空乏層の拡がりを抑えることができるので、望
ましくないパンチスル現象を起こさずに短チヤネル化を
進めることが可能になる。
実施例、4 次に、本発明の第四の実施例を第32図を用いて説明す
る。なお、本実施例は前記第二、第三の実施例と同様、
問題点を解決するための手段のケース([)に対応する
ものである。
第32図は、本実施例のメモリセル2ビツト分の断面図
である。
本実施例は、前記実施例3のP型半導体領域122に相
当するp警手・導体領域123を、ドレイン領域n+型
半導体領域110の底部のみならず、チャネル側の側面
Aにも設けたものである。
前記実施例3の場合と同じく、p型半導体領域123は
、チャネル領域側の端部がフローティングゲート電極1
06およびコントロールゲート電極108で規定され、
ゲート幅方向の長さがフィールド絶縁膜102で規定さ
れている。
本実施例では、ドレインのn+型半導体領域110に接
するp型半導体領域123が半導体基板101の表面に
まで廻り込んでいるため、書込み効率、パンチスル耐性
の向上が実現できるとともに、この領域123の濃度に
よる閾値電圧の制御が可能となる。この時、ソース領域
を構成するn+型゛ト導体領域110およびn−型半導
体領域112はI)−型チャネル領域を間に挾んで上記
p型半導体領域から離れているため、ソース接合l[討
圧しこ悪影響を与えることなく、閾値′社圧を設定する
ことが可能になる。
実施例、5 次に、本発明の第五の実施例を第33図を用いて説明す
る。なお、本実施例は前記問題点を解決する手段のケー
ス(11)およびHv)に対応するものである。
第233図は、本実施例のメモリセル2ビット分の断面
図である。以下、上記メモリセルの製造工程について説
明するとともに、その特徴を明らかにする。
ます、P型シリコン基板201にr、 o c o s
(ロコス)法により素子分離のための酸化膜224とボ
ロン・チャネルス1−ツブ層223を形成する。
次に、通常のゲー1− 、t、f!! a膜形成法によ
り、膜1”4約L On mのグー1〜絶縁膜204を
形成する。
この上に、メモリセルの浮遊ケーh(205と206)
を形成するために、第1の多結晶シリコン股(膜厚約1
00〜200 n rn )を形成し、該多結晶シリコ
ン膜にボロンを101F′〜1019cmの濃度に添加
する。ホI・エツチングプロセスおよび主としてCCQ
、からなるガスを用いた異方性トライエツチンクプロセ
スにより該多結晶シリコン膜を垂直加工し、浮遊ゲート
(205と206)をなす部分のみに、メモリセルのW
方向(第ご33図の紙面と垂直な方向)に延在する帯状
に多結晶シリコン膜を残す。その後、該多結晶シリコン
膜の表面を熱酸化することによって、メモリセルの層間
絶縁膜207(膜厚約20 n m )を形成する。
吹に、タングステンポリサイ1−(多結晶シリコン/ 
W S j、2 )膜(膜厚約250〜500 n m
 )を全面に形成する。続いて、ます、ホトエツチング
プロセスによりメモリセルのタングステンポリサイ1−
膜をCCU 、とSF6を主成分とするガスを用いた異
方性エツチングにより垂直加工する。このとき、メモリ
セルのチャネル方向の断面は第33図に示すようになる
次に、ライト酸化を行なってゲートを酸化膜229によ
って被覆した後、ホトエツチングプロセスを利用して、
メモリセルのソース側に1〜−ズ量約10”CIll 
−2のリンのイオン打込みを行ない、約900〜100
0℃の光処理で拡散させて、メモリセルの抵1度ソース
拡I¥1N202’ を形成する。回(pにして、メモ
リセルのドレイン側にドース量約L O”C1n−’の
ボロンのイオン打込みを行ない、低7?A度ドレイン拡
散層203′を形成する。
次に、1−−ズ量10 ”am−2以上のヒ素のイオン
打込みを行なって、メモリセルの高濃度ソース拡散層2
02および高1度ドレイン拡散層203を形成する。こ
の後、ホトエツチングプロセスによりメモリセルのゲー
ト電極の表面に前のライト酸化によって形成された領化
膜をソース領域側端部においてのみ除去した後、リンを
含んだ雰囲気で熱処理することにより浮遊ゲート電圃ソ
ース領域側端部の領域205の多結晶シリコン膜中にシ
リコンを拡散させ、不純物濃度1020C1l+−′″
以1−の高濃度領域5を形成する。この高、%−度領領
域205幅は、ll遊ゲー1−の端面から約0.1〜0
.2μmである(メモリセルの拡散層202および20
3の横方向接合深さは0073μIn以上である)。本
実施例では、リンを含んだ雰囲気を用いたが、ボロン雰
囲気を用いろことによって、全く同様にボロンの高1度
領域205を形成できることは勿論である。
次に、Sio、からなるサイドウオール230を形成す
る。さらに、高濃度N型拡散層234、ヒ素、イオン打
込みを行なって形成する。次に、1’ S Gもしくは
13 P S G II侍2:31を全面に形成した後
、開[1部を形成し、後で形成するAQ配線との接触抵
抗を下げるためのリンイオン打込み部238と、AQ配
線232を形成し、最後に、パッシベーション膜として
Sio、膜を形成して1本実施例によるメモリセルが完
成する。
なお、上記実施例では、71遊ゲー!・の高1度領1或
205を不純物を含んだ雰囲気中で熱処理することによ
って形成したが、第34図に示すように制御ゲート20
8を浮遊ゲートより釧く加工し、制御ゲー+−208を
マスクとするリンやボロンのイオン打込みを行なうこと
によっても形成できる。
以上の説明では、P型半導体基板を用いてNチャネル・
メモリセルの場合について説明したが、逆の導電型を用
いてもよいことは勿論である。その他、本発明は、上記
実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々
の変形があり得ることは勿論である。
以上説明したように、本実施例においては、消去動作、
すなわち、ソース電極に電圧を印加し。
19−Mゲート内の電子をFNトンネルによってソース
領域に引抜く動作を行なう際、浮遊ゲー1−の高1度領
域とソース領域に挾まれた部分のみが強電界となり、こ
の部分のみがトンネル領域として動作し、一方、)l遊
ゲー1への低1度領域(ソース領域と逆導電型)とソー
ス領域層とに挾まれた領域は浮遊ゲートの内部に空乏層
が広がるために、等価的にゲート絶縁膜を厚くしたもの
と同様になり、電界が緩和される。このため、消去時に
発生する空乏化領域を小さくできると共に、従来基板に
流れていたソース・基板間リーク電流を無くすることが
できる。この改善によって、FNI−ンネル電流を大き
くできるので、消去速度を速くできると共に、ソース電
圧が小さくて済み、さらに、空乏化領域で生じたホラ1
−ホールによりゲート絶縁膜の膜質が劣化するのを抑制
できる。その結果、低消′l+電力、高信頼性を有し、
電気的消去可能な使い易い不揮発性メモリを提供できる
一方、浮遊ゲーI−電極のドレイン側端部においては、
不純物分布がドレイン領域と反対導電型でかつ低濃度に
なっているため、チャネルカットオフ状態でドレインに
のみ書込み高電圧が印加されるいわゆる半選択時には、
低濃度浮遊ゲート電極の内部に空乏層が拡がるため、等
価的にゲート酸化膜を)’S < したのと同様になり
、半導体内ドレイン領域端部で発生する電界が緩和され
る。また、浮遊ゲート′市極とドレイン領域端部の間の
ゲート酸化膜に印加される電界も弱められる。これによ
り、ドレインデイスターブ耐性に優れた。信頼度の高い
不揮発性メモリを提供できる。
[発明の効果] 本発明によれば、面積が小さくて消費電力が小さく、高
性能かつ高信頼度のフロ−−ティンググー1−型半導体
装置を得ることができる。特に本発明の半導体素子が不
揮発性メモリセルである場合には、紫外線消去型EP 
ROMメモリセルと同程度のセル面積で、消費電力が小
さく、高性能かつ高信頼度の電気的書込消去動作が可能
なフローティンフケ−1・型不揮発性メモリセルを実現
することができる。このセルにより、上記E P RO
M並みの集積度で、電気的a換えが1丁能なメモリチッ
プを構築されることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1のメモリセル断面図、第2図
は従来構造における消去動作時接合リーク電流の発生機
構説明図、第3図は本発明を構成している問題解決の手
段、第4図および第5図は本発明による消去動作時接合
リーク電流低減の機もW説明図、第6図は本発明の実施
例1のメモリセルの平面図、第7図は本発明の実施例1
のメモリセルアレーの等価回路図、第8図ないし第19
図は本発明の実施例1のメモリセルの製造工程を示す、
第20図は実施例2のメモリセルの断面図、第21図は
実施例2のメモリセルの平面図、第22図乃至第30図
は実施例2の製造工程におけるメモリセルの断面図、第
31図は実施例3のメモリセルの断面図、第32図は実
施例4のメモリセルの断面図、第33図および第34図
は実施例5のメモリセルの断面図である。 符号の説明 1・ p型半導体基板、2・・・グー1−酸化膜、3・
・・フローテインクゲート電極、4 ・層間絶縁膜、5
・・コントロールゲート電極、6・・・【己型半導体領
域(ソース領域の一部)、7 ・口“型半導体領域(ソ
ース領域の一部)、8および9・・・表面縦方向高電界
により発生した電子・正孔対(8は電子。 9は正札)、11・・・p型半導体基板、1・2・フィ
ールド酸化膜、13・p+型チャンネルストッパ領域、
14 ・厚いゲー1へ酸化膜、L5・・・薄いゲート酸
化膜(トンネル酸化膜)、16および20・・・フロー
ティングゲート電極、17・・・層間酸化膜、18・・
・コントロールゲート電極、19・・側壁保護酸化膜、
20・・・側壁型フローティングゲート電極、21・・
・n+型半導体領域(ソース、ドレイン領域の一部)、
22・・・p+型半導体領域、23・・・n−型半導体
領域(ソース領域の一部)、24・・PSG膜、25・
・・接続孔、26・・・アルミニウムデータ線、27・
・・Xデコーダ、28・・・Yデコーダ、29・・セン
スアンプ、31・・・酸化シリコン膜、32・・・窒化
シリコン1漠、33・・・酸化シリコン1漠、34・・
・側壁保護窒化膜、35および36・・・レジスト膜、
101・・・半導体基板、102・・・フィールド絶縁
膜。 103・・・チャネルストツ・パ領域、104・・薄い
ゲート絶縁膜、105・・・厚いゲート絶縁膜。 106・・・フローティングゲート電極、107・・・
層間絶縁膜、108・・・コントロールゲート電極。 109・・・酸化シリコン膜、110・・・n+型半導
体領域(ソース、ドレインの一部を構成する)。 111・・・n+型半導体領域(ソース、ドレイン領域
の一部を構成する)、112・・・ロー型半導体領域(
ソース領域の一部を構成する)、113・・・サイドウ
オールスペーサ、114・・・P S G膜、115・
・接続孔、118・・・酸化シリコン膜、119・・・
窒化シリコン膜、120・・・窒化シリコン膜、121
・・・レジスI・膜、122・・・p型半導体領域、1
23・・・p型半導体領域、201・・・p型シリコン
基板、202・・・ソース領域、203・・・ドレイン
領域、204・・・ゲート絶縁膜、205・・・浮遊ゲ
ート(高濃度領域)、206・・・浮遊ゲート(低濃度
領域)、207・・・層間絶縁膜、208・・制御ゲー
1〜、A・・・深い空乏化領域、B・・・浮遊グー1−
内に生じた空乏化領域、dl・・・FNトンネル電流発
生領hk、aa・・ソース・リータ電流発生防止領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ゲート絶縁膜上に設けられたフローティングゲート
    電極と、その上に少なくとも一部分が積層する形で層間
    絶縁膜を介して設けられたコントロールゲート電極を有
    する絶縁ゲート型電界効果トランジスタであって、該フ
    ローティングゲート電極がドレイン領域およびソース領
    域の少なくとも一方と重なる部分において該ゲート絶縁
    膜に印加される電界が局所的に変調されるような構造を
    有することを特徴とする半導体装置。 2、ゲート絶縁膜上に設けられたフローティングゲート
    電極と、その上に少なくとも一部分が積層する形で層間
    絶縁膜を介して設けられたコントロールゲート電極を有
    する絶縁ゲート型電界効果トランジスタであって、該フ
    ローティングゲート電極がドレイン領域およびソース領
    域の少なくとも一方と重なる領域において該ゲート絶縁
    膜が局所的に薄くなっており、かつこの膜厚の薄い領域
    が該ドレイン領域およびソース領域を構成する少なくと
    も一方の高濃度領域上に限定されていることを特徴とす
    る半導体装置。 3、前記ドレイン領域およびソース領域の接合耐圧が互
    いに異なり、耐圧が高い方の領域と接するフローティン
    グゲート電極端部においてゲート絶縁膜の膜厚が局所的
    に薄くなっていることを特徴とする請求項2記載の半導
    体装置。 4、ゲート絶縁膜上に設けられたフローティングゲート
    電極と、その上に少なくとも一部分が積層する形で層間
    絶縁膜を介して設けられたコントロールゲート電極を有
    する絶縁ゲート型電界効果トランジスタであって、該フ
    ローティングゲート電極がドレイン領域およびソース領
    域の少なくとも一方と重なる領域において該ゲート絶縁
    膜の膜厚が局所的に厚くなっており、かつ、前記膜厚が
    厚くなっている領域がチャンネル領域上部にまで及んで
    いることを特徴とする半導体装置。 5、前記ゲート絶縁膜厚が局所的に厚くなっている領域
    が、ソース接合あるいはドレイン接合からチャネル領域
    に拡がる空乏層領域を覆っていることを特徴とする請求
    項4記載の半導体装置。 6、前記ドレイン領域およびソース領域の接合耐圧が互
    いに異なり、耐圧が低い方の領域と接するフローティン
    グゲート電極端部においてゲート絶縁の膜厚が局所的に
    厚くなっていることを特徴とする請求項4または5記載
    の半導体装置。 7、ゲート絶縁膜上に設けられたフローティングゲート
    電極と、その上に少なくとも一部分が積層する形で層間
    絶縁膜を介して設けられたコントロールゲート電極を有
    する絶縁ゲート型電界効果トランジスタであって、該フ
    ローテイングゲート電極がドレイン領域およびソース領
    域の少なくとも一方と重なる部分の端部の不純物濃度が
    高く、かつ、該フローティングゲート電極の残りの領域
    においては、該ドレイン、ソース領域とは反対導電型の
    不純物が低濃度に添加されていることを特徴とする半導
    体装置。 8、上記フローティングゲート電極の高濃度不純物領域
    が、上記フローティングゲート電極下部のドレイン領域
    およびソース領域を構成する少なくとも一方の高濃度領
    域上に限定されていることを特徴とする請求項7記載の
    半導体装置。 9、上記高濃度不純物領域の不純物濃度が10^2^0
    cm^−^3以上であり、その他の部分の不純物濃度が
    10^1^9cm^−^3以下であることを特徴とする
    請求項7または8記載の半導体装置。 10、上記フローティングゲート電極のチャネル方向の
    幅が、上記コントロールゲート電極の幅よりも広いこと
    を特徴とする請求項7または8記載の半導体装置。 11、前記ドレイン領域およびソース領域の接合耐圧が
    互いに異なり、耐圧が高い方の領域と接するフローティ
    ングゲート電極端部の不純物濃度が高くなっていること
    を特徴とする請求項7または8記載の半導体装置。 12、前記ドレイン領域およびソース領域のうち接合耐
    圧が高い方の領域は、少なくともチャネル領域側の端部
    において、接合耐圧が低い方の領域よりも低濃度の不純
    物層からなることを特徴とする請求項3、6および11
    のうちの一に記載の半導体装置。 13、前記ドレイン領域およびソース領域のうち接合耐
    圧が低い方の領域を高濃度不純物層で形成するとともに
    、前記高濃度不純物層に接して、半導体基板と同一導電
    型で、かつ基板よりも高濃度の半導体領域を設けたこと
    を特 徴とする請求項3、6および11のうちの一に記載の半
    導体装置。 14、上記ドレイン領域あるいはソース領域のうち接合
    耐圧の低い方の領域で発生したホットキャリアを上記フ
    ローティングゲート電極に注入・保持させることにより
    、情報を電気的に書き込み、かつ記憶させることを特徴
    とする請求項3、6および11のうちの一に記載の半導
    体装置。 15、上記フローティングゲート電極に蓄積された電荷
    を、ドレイン領域あるいはソース領域のうち接合耐圧の
    高い方の領域にトンネル遷移で引き抜くことにより、記
    憶情報を電気的に消去することを特徴とする請求項3、
    6および11のうちの一に記載の半導体装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5177171A (en) * 1989-09-14 1993-01-05 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Sulfonic acid group-containing polyurethane and a photosensitive resin composition containing the same
JPH0794611A (ja) * 1991-03-08 1995-04-07 Shuu Teiiron 自己整合トンネル誘電体領域を有する電気的に消去可能かつ電気的にプログラム可能のメモリーデバイス及びその製法
US6300656B1 (en) 1995-10-26 2001-10-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Nonvolatile semiconductor memory device having a drain region of different impurity density and conductivity types
JP2008182262A (ja) * 1995-09-22 2008-08-07 Texas Instr Inc <Ti> ポリシリコン浮遊ゲートにpn接合を形成した不揮発性メモリ・セル及びそのメモリ・セルを製造する方法
JP2012069822A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Seiko Instruments Inc 半導体不揮発性メモリ装置

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