JPH023720B2 - - Google Patents

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JPH023720B2
JPH023720B2 JP29009786A JP29009786A JPH023720B2 JP H023720 B2 JPH023720 B2 JP H023720B2 JP 29009786 A JP29009786 A JP 29009786A JP 29009786 A JP29009786 A JP 29009786A JP H023720 B2 JPH023720 B2 JP H023720B2
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JP
Japan
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alumite
treated surface
treatment
pattern
electrodeposition coating
Prior art date
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JP29009786A
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English (en)
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JPS63144074A (ja
Inventor
Masatoshi Hirai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shokosha KK
Original Assignee
Shokosha KK
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M1/00Inking and printing with a printer's forme
    • B41M1/26Printing on other surfaces than ordinary paper
    • B41M1/28Printing on other surfaces than ordinary paper on metals

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  • Printing Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ネームプレート、バツジ又は操作パ
ネルなどとして使用する装飾板の製造方法に関す
る。
(従来の技術) 本発明者は、以前に特願昭60−222330号におい
て、アルミニウム及びその合金(以下アルミニウ
ムと略称する)の表面装飾処理法を提案した。
前記表面装飾処理法の要旨は、アルミニウムを
アルマイト処理して、該処理面を染色処理を施し
た後、電着塗装処理して焼付処理を行うようにし
たもので、前記アルミニウムの表面に塵埃の付着
や樹脂溜りを招いたりすることなく、表面に強固
で光沢のある美しい電着塗装処理面をもつ外観良
好な装飾板を得るようにしたものである。
しかして以上のごとき表面装飾処理法を利用し
て、ネームプレートなどの装飾板を実際に製造す
る場合には、前記アルミニウムの表面に形成され
る電着塗装処理面に、印刷処理手段により文字や
模様などを形成して、前記装飾板を得るようにし
ている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、以上のごとく、前記装飾板の電着塗
装処理面に、文字や模様などを印刷処理手段で形
成する場合、前記電着塗装処理面は平滑度に優れ
ていて、前記模様などに対する担持能力が悪く、
しかも該模様などが前記電着塗装処理面に盛上が
り状に表出されることから、物体との接触時など
に、前記模様などか脱落し易いのであり、しかも
前記装飾板を操作パネルに適用した場合で、該パ
ネルに設ける操作ボタンなどを操作するとき、前
記模様などが外部に表出されるために、前記装飾
板を手で触れたようなとき、違和感を感じるなど
の問題があつた。
そこで本発明者は、以上のごとき問題を解決す
るために、前記電着塗装処理を行う以前の工程に
おいて、前記アルマイト処理面に通常の印刷処理
手段を用いて模様などを形成し、この後前記アル
マイト処理面に電着塗装処理を行うことにより、
該電着塗装処理面の内部に前記模様などを形成す
ることを考えたのである。
しかしながら、前記アルマイト処理面に通常の
印刷処理手段により模様などを形成する場合、該
模様などが前記アルマイト処理面に盛上がり状に
形成され、この模様などが前記電着塗装処理時に
前記アルマイト処理面全体への均一な通電を阻害
し、前記模様などの形成部分には前記電着塗装処
理が形成され難く、前記アルマイト処理面に全面
均一に前記電着塗装処理面を形成することができ
ないことを、実験の結果知つたのである。
しかして本発明者は、前記アルマイト処理面に
模様などを形成するにも拘わらず、このアルマイ
ト処理面の全面に均一な電着塗装処理面を形成す
ることについて研究を続けた結果、前記アルマイ
ト処理面に模様などを印刷処理するとき、浸透印
刷インクを使用して、該印刷インクを前記アルマ
イト処理面に形成されるポア内に浸透させた後、
該アルマイト処理面の表面に残存する残存インク
を剥離し、この後前記電着塗装処理を行えば、前
記アルマイト処理面の全面に均一に電着塗装処理
面を形成できることを知り、本発明を完成するに
至つたのである。
(問題点を解決するための手段) 本発明にかかる装飾板の製造方法は、図面の実
施例に示したごとく、アルミニウム及びその合金
にアルマイト処理を施して、このアルマイト処理
面に、浸透印刷インクを用いて浸透印刷処理を施
した後、この印刷処理面を乾燥処理して、該印刷
処理面の前記アルマイト処理面に残存する残存イ
ンクを剥離した後、電着塗装処理を行つて焼付処
理を行うことを特徴とするものである。
(作用及び効果) 以上のごとき装飾板の製造方法では、前記アル
マイト処理面への印刷処理時に、浸透印刷インク
を使用することから、該印刷インクの一部が前記
アルマイト処理面に形成されるポア内に浸透さ
れ、このポア内に浸透された印刷インクで模様な
どが形成されるのであり、また前記アルマイト処
理面に残存する残存インクは、乾燥処理後に剥離
されるのであり、従つて前記電着塗装処理時にお
ける前記アルマイト処理面への通電が阻害された
りすることなく、前記アルマイト処理面に全面均
一に電着塗装処理面が形成される。
しかして以上のごとくして得られる装飾板は、
前記アルマイト処理面に前記浸透印刷処理による
模様などが形成され、かつ該模様などを含む前記
アルマイト処理面の全面に、前記電着塗装処理に
よる電着塗装処理面が形成されて、この電着塗装
処理面から前記模様などが外部に表出されると共
に、該模様などは前記電着塗装処理面で保護され
るのである。
(実施例) 以下本発明にかかる装飾板の製造方法を図面の
実施例によつて説明する。
先ず、第1図に示したごとく、アルミニウムを
前処理して、アルマイト処理を行うのである。
前記アルミニウムの前処理としては、脱脂処
理、機械及び化学的な研磨処理、機械及び化学的
な梨地処理、ヘアライン加工処理及びサンドブラ
スト処理などの一般的な加工処理が行われる。
また前記アルマイト処理は、例えば5〜20%の
硫酸浴を用い、電流密度2〜8A/dm2、電解時
間5〜10分の処理条件下で硫酸アルマイト処理を
施して、2〜6μmの硫酸被膜を形成するのであ
る。
次に前記アルマイト処理を行つた後、周知の乾
燥処理を行い、この後前記アルマイト処理面に浸
透印刷インクを用いて浸透印刷処理を行う。
前記浸透印刷処理は、低粘稠性で浸透性に富む
ベヒクル中に染料を混入して、浸透性に優れた印
刷インクを調製し、該印刷インクで文字や模様な
どを前記アルマイト処理面に形成するのであり、
斯くすることにより前記アルマイト処理面に形成
されるポア内に、前記浸透印刷インクの一部が浸
透される。
また前記アルマイト処理面に、以上のごとき浸
透印刷処理を行つた後、この印刷処理面を周知の
乾燥処理手段により乾燥させ、この後前記アルマ
イト処理面に残存する残存インクを剥離処理する
のである。
斯くすることにより前記アルマイト処理面に残
存する残存インクが除去されて、前記アルマイト
処理面のポア内に浸透された印刷インクで模様な
どが形成されるのであり、また前記アルマイト処
理面は、その表面に残存する残存インクが除去さ
れることから、全体が導電性を備え、後述する電
着塗装処理工程において、前記アルマイト処理面
の全体に通電させることが可能となる。
更に、以上のごとく残存インクの剥離処理を行
つた後、前記アルマイト処理面に電着塗装処理を
施すのである。
前記電着塗装処理は、アニオンタイプ又はカチ
オンタイプの樹脂を用い、該樹脂を液槽内に装填
して15〜30℃に保温し、この液槽内に電極と対向
させて前記アルミニウムを吊持し、これらアルミ
ニウムと電極との間に80〜200Vの電圧をかけ、
30秒〜3分間通電して電着塗装処理を行うのであ
る。
前記電着塗装処理を行う場合、前記アルマイト
処理面は、前記残存インクの除去により全面が導
電性に優れたものとされているため、前記アルマ
イト処理面の前記浸透印刷処理による模様などを
含む全面に、光沢のある美しい電着塗装処理面が
均一に形成されるのである。
また前記電着塗装処理を行う場合には、アニオ
ンタイプ又はカチオンタイプの透明乃至半透明樹
脂を用いるのであり、斯くすることにより前記ア
ルマイト処理面に形成される模様などを、前記電
着塗装処理面を通して外部に浮き出し状に表出さ
せることができ、しかも前記電着塗装処理面を通
して前記アルマイト処理面を外部に表出させ、装
飾板の全体をメタリツク感に富むものとなして、
外観を良好となし得るのである。
更に前記電着塗装処理を行う場合、前記樹脂中
に染料を混入することが可能であり、斯くすると
きには前記電着塗装処理面を着色することができ
るのである。
しかして前記電着塗装処理を施した後、炉中に
おいて100〜250℃の温度条件下において焼付処理
を施すのである。
以上のごとき製造方法で得られた装飾板は、第
2図に示したごとく、アルミニウム1の外表面
に、アルマイト処理面2が形成されると共に、こ
のアルマイト処理面2に形成されたポア内に、浸
透印刷インクの一部が浸透されて模様3が形成さ
れ、かつ該模様3を含む前記アルマイト処理面2
の全体に、光沢のある美しい透明乃至半透明の電
着塗装処理面4が形成されるのである。しかして
前記電着塗装処理面4から前記模様3が、外部に
浮き出し状に表出されるのであり、また該模様3
は、物体などとの接触により脱落したりすること
なく、前記電着塗装処理面4で確実に保護される
のである。
前記第1図の実施例においては、同図の点線で
示したごとく、前記アルマイト処理工程と前記ア
ルマイト処理面の乾燥工程との間に、染色処理工
程を設けることができ、斯くするときには、前記
第2図における前記アルマイト処理面2の前記模
様3を除く全外表面が着色される。
前記アルマイト処理面の染色処理は、有機又は
無機染料溶液を用い、これら染料溶液中にデイピ
ングして、前記アルマイト処理面を染色するので
あり、この有機染料で染色する場合には、例えば
BordeauxRL(スイス・サンド社製)の3〜10
g/リツトル溶液を用い、該溶液を50〜80℃に加
温して1〜5分間浸漬し、前記アルマイト処理面
を紅色に着色するのであり、若しくはBlueG(ス
イス・サンド社製)の3〜10g/リツトル溶液を
用い、該溶液を50〜80℃に加温して1〜5分間浸
漬し、前記アルマイト処理面を青色に着色するの
であり、また前記無機染料で染色する場合には、
シユウ酸第2鉄アンモニウムの5〜20g/リツト
ル溶液を用い、該溶液を50〜80℃に加温して3〜
10分間浸漬し、前記アルマイト処理面を黄色に着
色するのである。この染色処理時に、前記染料溶
液中の染料配合量又は前記アルマイト処理面の浸
漬時間を変更することにより、該アルマイト処理
面に形成される色の濃淡を任意に変化させ得るの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる装飾板の製造方法を示
すフローシート図、第2図は同フローシートで得
られる装飾板を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルミニウム及びその合金にアルマイト処理
    を施して、このアルマイト処理面に、浸透印刷イ
    ンクを用いて浸透印刷処理を施した後、この印刷
    処理面を乾燥処理して、該印刷処理面の前記アル
    マイト処理面に残存する残存インクを剥離した
    後、電着塗装処理を行つて焼付処理を行うことを
    特徴とする装飾板の製造方法。
JP29009786A 1986-12-05 1986-12-05 装飾板の製造方法 Granted JPS63144074A (ja)

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JP29009786A JPS63144074A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 装飾板の製造方法

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JP29009786A JPS63144074A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 装飾板の製造方法

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JPS63144074A JPS63144074A (ja) 1988-06-16
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IT1304803B1 (it) * 1998-12-23 2001-03-29 Veneta Decalcogomme S R L Procedimento per la produzione di un nastro colorato in rilievo.
JP2007239057A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Magnes:Kk 部分着色マグネシウム体、その製造方法、およびその中間体

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