JPH0237108A - エンジン駆動型熱ポンプ装置の機器室換気構造 - Google Patents
エンジン駆動型熱ポンプ装置の機器室換気構造Info
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- JPH0237108A JPH0237108A JP18613488A JP18613488A JPH0237108A JP H0237108 A JPH0237108 A JP H0237108A JP 18613488 A JP18613488 A JP 18613488A JP 18613488 A JP18613488 A JP 18613488A JP H0237108 A JPH0237108 A JP H0237108A
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Landscapes
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- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ガス燃焼内燃機関等のエンジンによって圧縮
機を駆動し、該圧縮機で加圧した冷媒によって冷、暖房
等を行うようにしたエンジン駆動型熱ポンプ装置におい
て、上記エンジン等が収容された機器室を換気するため
の構造に関し、特に騒音の外部漏出を抑制しながら換気
能力を向上できるようにした空気導入通路の改善に関す
る。
機を駆動し、該圧縮機で加圧した冷媒によって冷、暖房
等を行うようにしたエンジン駆動型熱ポンプ装置におい
て、上記エンジン等が収容された機器室を換気するため
の構造に関し、特に騒音の外部漏出を抑制しながら換気
能力を向上できるようにした空気導入通路の改善に関す
る。
エンジン駆動型熱ポンプ装置では、エンジン。
圧縮機等が騒音源となることから、これらを収容する機
器室をできるだけ密閉状に構成することにより、その騒
音が外部に漏出しないように配慮することが必要である
。
器室をできるだけ密閉状に構成することにより、その騒
音が外部に漏出しないように配慮することが必要である
。
一方、上記機器室内の密閉度を高くするほど、室内温度
が上昇し、特にガス燃料を使用するエンジンの場合、ガ
ス燃料と空気との混合比が変動し、エンジンの始動性が
悪化する問題がある。これを防止するには機器室内を充
分に換気する必要がある。また、エンジンの始動に先立
って機器室内をガスパージする必要があることからも上
記換気が必要である。
が上昇し、特にガス燃料を使用するエンジンの場合、ガ
ス燃料と空気との混合比が変動し、エンジンの始動性が
悪化する問題がある。これを防止するには機器室内を充
分に換気する必要がある。また、エンジンの始動に先立
って機器室内をガスパージする必要があることからも上
記換気が必要である。
上述のように、エンジン駆動型熱ポンプ装置では、機器
室を、騒音低下の観点からは密閉する必要があり、換気
性確保の観点からはできるだけ大きな開口を設ける必要
があり、相反する要請がある。
室を、騒音低下の観点からは密閉する必要があり、換気
性確保の観点からはできるだけ大きな開口を設ける必要
があり、相反する要請がある。
本発明は、上記従来の2つの要請を実現するためになさ
れたもので、充分な換気を確保して室内温度の上昇を抑
制でき、かつ機器室内からの騒音の外部漏出を抑制でき
るエンジン駆動型熱ポンプ装置の機器室換気構造を提供
することを目的としている。
れたもので、充分な換気を確保して室内温度の上昇を抑
制でき、かつ機器室内からの騒音の外部漏出を抑制でき
るエンジン駆動型熱ポンプ装置の機器室換気構造を提供
することを目的としている。
本発明は、エンジン駆動型熱ポンプ装置の、エンジン、
圧縮機等の機器が収容された機器室を換気するための構
造において、上記機器室の底部に多層でかつ迷路状の空
気導入通路を形成し、該導入通路を外気と連通させる始
端開口部を機器室の底部の設置時背面位置となる部分に
位置させ、該導入通路を機器室と連通させる終端開口部
を上記機器の冷却を要する部分に位置させたことを特徴
としている。
圧縮機等の機器が収容された機器室を換気するための構
造において、上記機器室の底部に多層でかつ迷路状の空
気導入通路を形成し、該導入通路を外気と連通させる始
端開口部を機器室の底部の設置時背面位置となる部分に
位置させ、該導入通路を機器室と連通させる終端開口部
を上記機器の冷却を要する部分に位置させたことを特徴
としている。
ここで本発明における多層でかつ迷路状とは、空気導入
通路が上下方向又は横方向に2層、又はそれ以上の層で
構成されており、従って少なくとも1つの折り返し部を
有するとの意味である。
通路が上下方向又は横方向に2層、又はそれ以上の層で
構成されており、従って少なくとも1つの折り返し部を
有するとの意味である。
本発明に係る機器室換気構造によれば、機器室と外気と
を積極的に連通させる空気導入通路を形成したので、例
えば機器室内に送風ファン等を配設することによって、
機器室内の換気を充分に行うことができる。また、該空
気導入通路の機器室と連通ずる終端開口を要冷却部分に
位置させたので、機器を効率良く冷却できる。
を積極的に連通させる空気導入通路を形成したので、例
えば機器室内に送風ファン等を配設することによって、
機器室内の換気を充分に行うことができる。また、該空
気導入通路の機器室と連通ずる終端開口を要冷却部分に
位置させたので、機器を効率良く冷却できる。
そして上記空気導入通路を、多層で迷路状に形成したの
で、通路長さが充分確保でき、しかも折り返し部が形成
されており、それだけ騒音の吸収力が高(なるとともに
、騒音が通路内で反射し易くなる。その結果、機器室か
らの騒音の外部漏出を抑制でき、機器室を密閉した場合
と同等の騒音レベルを得ることができる。しかもこの場
合、空気導入通路を機器室の底部において多層に形成し
たので、上記通路長を長く確保しながら、装置の大型化
を防止できる。
で、通路長さが充分確保でき、しかも折り返し部が形成
されており、それだけ騒音の吸収力が高(なるとともに
、騒音が通路内で反射し易くなる。その結果、機器室か
らの騒音の外部漏出を抑制でき、機器室を密閉した場合
と同等の騒音レベルを得ることができる。しかもこの場
合、空気導入通路を機器室の底部において多層に形成し
たので、上記通路長を長く確保しながら、装置の大型化
を防止できる。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例によるエンジン
駆動型熱ポンプ装置の機器室換気構造を説明するための
図である。
駆動型熱ポンプ装置の機器室換気構造を説明するための
図である。
まず、本実施例熱ポンプ装置を示す第1図、第2図にお
いて、1は本実施例のエンジン駆動型熱ポンプ装置であ
り、これはユニットケース2内に後述の各種の機器類を
収容配置して構成されている。このユニットケース2は
、底壁3上に背壁4a、前壁4b及び左、右壁4c、4
dからなる側壁4を立設し、これの上端に天壁5を配設
してなる直方体状のもので、その内部は隔壁6によって
ラジェータ室7と機器室8とに区分けされている。
いて、1は本実施例のエンジン駆動型熱ポンプ装置であ
り、これはユニットケース2内に後述の各種の機器類を
収容配置して構成されている。このユニットケース2は
、底壁3上に背壁4a、前壁4b及び左、右壁4c、4
dからなる側壁4を立設し、これの上端に天壁5を配設
してなる直方体状のもので、その内部は隔壁6によって
ラジェータ室7と機器室8とに区分けされている。
また上記側壁4の設置時に手前側に位置する前壁4bは
、上記ラジェータ室71機器室8に対応した大きさに左
、右に分割され、かつ着脱可能になっている。そして上
記ラジェータ室7内には送風ファン7aを備えた室外熱
交換器が収容配置されている。また、上記底壁3の下面
4箇所にはw部3aが固着されており、フォークリフト
等で該装置1を搬送する場合は、底壁3の脚部3a外側
部分をフォークリフトの支持爪でリフトすることとなる
。
、上記ラジェータ室71機器室8に対応した大きさに左
、右に分割され、かつ着脱可能になっている。そして上
記ラジェータ室7内には送風ファン7aを備えた室外熱
交換器が収容配置されている。また、上記底壁3の下面
4箇所にはw部3aが固着されており、フォークリフト
等で該装置1を搬送する場合は、底壁3の脚部3a外側
部分をフォークリフトの支持爪でリフトすることとなる
。
また、上記底壁3の、上記機器室8部分の下面上面には
、後述の空気導入ダクトを構成する下層ダクト9.上層
ダクト10がそれぞれ設けられている。この上層ダクト
10の上面にはペースブラケッ)11が固着されており
、該ブラケット11上には4サイクルエンジン12が搭
載されている。
、後述の空気導入ダクトを構成する下層ダクト9.上層
ダクト10がそれぞれ設けられている。この上層ダクト
10の上面にはペースブラケッ)11が固着されており
、該ブラケット11上には4サイクルエンジン12が搭
載されている。
このエンジン12のシリンダボディの反ラジェータ室側
にはサーモスタット弁18が配設されており、該サーモ
スタット弁18の入側にはシリンダヘッドからの冷却水
ホース12eが接続されている。そして図示していない
が、このサーモスタット弁18の例えば70℃以下のと
き開く第1ポート18aは圧縮機の冷媒を加熱する冷媒
熱交換器に、70℃以上のとき開く第2ボート18bは
室外熱交換器に接続されている。
にはサーモスタット弁18が配設されており、該サーモ
スタット弁18の入側にはシリンダヘッドからの冷却水
ホース12eが接続されている。そして図示していない
が、このサーモスタット弁18の例えば70℃以下のと
き開く第1ポート18aは圧縮機の冷媒を加熱する冷媒
熱交換器に、70℃以上のとき開く第2ボート18bは
室外熱交換器に接続されている。
また上記エンジン12の上方には、ブラケットを介して
消音器13が搭載されており、該消音器13とエンジン
12とは排気管12aで接続されている。この消音器1
3の上方にはエアクリーナ17が配置されており、これ
は上記ユニットケース2の右壁4dに固定されている。
消音器13が搭載されており、該消音器13とエンジン
12とは排気管12aで接続されている。この消音器1
3の上方にはエアクリーナ17が配置されており、これ
は上記ユニットケース2の右壁4dに固定されている。
また図示していないが、このエアクリーナ17はエンジ
ン12に取り付けられたガスミキサーに吸気ホースを介
して接続されており、該ガスミキサーにはガス源が電磁
弁、ゼロガバナーを介して接続されている。
ン12に取り付けられたガスミキサーに吸気ホースを介
して接続されており、該ガスミキサーにはガス源が電磁
弁、ゼロガバナーを介して接続されている。
また、上記エアクリーナ17の上方には、電装品を収容
する電装ボックス19が配置されており、これはブラケ
ットを介して天壁5に固定されている。この電装ボック
ス19と右壁4dとの間にはガイドダクト20が配置さ
れており、このダクト20は右壁4dの開口4eからの
外気を該電装ボックス19の吸気口19aに導くための
ものである。そしてこのユニットケース2の背壁4aの
上部には、2つの排気ファン21が配設されており、該
排気ファン21の排出口21aには排気ダクト22が接
続されている。このダクト22は下方に延びており、下
端部に換気出口22aが形成されている。
する電装ボックス19が配置されており、これはブラケ
ットを介して天壁5に固定されている。この電装ボック
ス19と右壁4dとの間にはガイドダクト20が配置さ
れており、このダクト20は右壁4dの開口4eからの
外気を該電装ボックス19の吸気口19aに導くための
ものである。そしてこのユニットケース2の背壁4aの
上部には、2つの排気ファン21が配設されており、該
排気ファン21の排出口21aには排気ダクト22が接
続されている。このダクト22は下方に延びており、下
端部に換気出口22aが形成されている。
さらにまた、上記エンジン12のシリンダボディのラジ
ェータ室側壁には圧縮機14が取り付けられており、こ
の圧縮機14の回転軸14aはエンジン12のクランク
軸12cと平行になっている。そして上記回転軸14a
に装着された従動プーリ14bと上記エンジン12のク
ランク軸12Cの外方突出端に装着された駆動ブーIJ
12 dとは伝動ベルト15で連結されている。
ェータ室側壁には圧縮機14が取り付けられており、こ
の圧縮機14の回転軸14aはエンジン12のクランク
軸12cと平行になっている。そして上記回転軸14a
に装着された従動プーリ14bと上記エンジン12のク
ランク軸12Cの外方突出端に装着された駆動ブーIJ
12 dとは伝動ベルト15で連結されている。
そして上記圧縮機14の下方には、冷却水ポンプ16が
該圧縮機14と同一方向に配置されている。この冷却水
ポンプ16の吸い込み口には上記ラジェータ室7内に配
置された室外熱交換器からのリターンホース16aが接
続され、吐出口に接続されたサプライホース16bは、
上記消音器13内に°設けられた排気ガス熱交換器の入
側管13aに接続されている。またこの熱交換器の出側
管13bは冷却水ホース12bでエンジン12のシリン
グヘッドに接続されている。
該圧縮機14と同一方向に配置されている。この冷却水
ポンプ16の吸い込み口には上記ラジェータ室7内に配
置された室外熱交換器からのリターンホース16aが接
続され、吐出口に接続されたサプライホース16bは、
上記消音器13内に°設けられた排気ガス熱交換器の入
側管13aに接続されている。またこの熱交換器の出側
管13bは冷却水ホース12bでエンジン12のシリン
グヘッドに接続されている。
上記下層ダクト9は、上記底壁3の下面に鋼板を溶接固
定してなるボックス状のもので、第3図にその断面平面
図を示すように、第1.第2下層ダクト23.24の2
系統になっている。この第1下層ダクト23は背面入側
から手前面B側に延び、ここで直角に折れ曲がった平面
視り字状になっている。また第2下層ダクト24は手前
面B側を底とする0字状に形成されている。そして上記
第1.第2下層ダク)23.24の背面A側端部には、
外気導入用開口9aが多数形成されており、また第1.
第2下層ダク)23.24の先端の底壁部分には、上記
上層ダク)10に連通する連通口23a、24aが形成
されている。
定してなるボックス状のもので、第3図にその断面平面
図を示すように、第1.第2下層ダクト23.24の2
系統になっている。この第1下層ダクト23は背面入側
から手前面B側に延び、ここで直角に折れ曲がった平面
視り字状になっている。また第2下層ダクト24は手前
面B側を底とする0字状に形成されている。そして上記
第1.第2下層ダク)23.24の背面A側端部には、
外気導入用開口9aが多数形成されており、また第1.
第2下層ダク)23.24の先端の底壁部分には、上記
上層ダク)10に連通する連通口23a、24aが形成
されている。
また上記上層ダクトIOも下層ダクト9と同様に底壁3
とでボックス状をなしており、またその上面は上述のよ
うに、エンジン12.冷却水ポンプ16のベースとなっ
ている。そしてこの上層ダクト10は第4図にその断面
平面を示すように、第1.第2上層ダク)25.26に
画成されており、この第1上層ダクト250手前面B側
に上記連通口23aが位置している。該第1上層ダクト
25の背面A側寄りには該第1上層ダクト25と機器室
8とを連通する連通開口25aが形成されており、該開
口25aには送風ファン27が配設されている。さらに
この送風ファン27を覆うようにガイドダクト25bが
取り付けられており、該ダク)25bは上述の冷却水ポ
ンプ16の後部を囲んでおり(第5図参照)、これによ
り送風ファン27からの空気を冷却水ポンプ16の軸方
向に流すようにしている。
とでボックス状をなしており、またその上面は上述のよ
うに、エンジン12.冷却水ポンプ16のベースとなっ
ている。そしてこの上層ダクト10は第4図にその断面
平面を示すように、第1.第2上層ダク)25.26に
画成されており、この第1上層ダクト250手前面B側
に上記連通口23aが位置している。該第1上層ダクト
25の背面A側寄りには該第1上層ダクト25と機器室
8とを連通する連通開口25aが形成されており、該開
口25aには送風ファン27が配設されている。さらに
この送風ファン27を覆うようにガイドダクト25bが
取り付けられており、該ダク)25bは上述の冷却水ポ
ンプ16の後部を囲んでおり(第5図参照)、これによ
り送風ファン27からの空気を冷却水ポンプ16の軸方
向に流すようにしている。
また、上記第2上層ダクト26の背面A側寄りに上記連
通口24aが位置しており、手前面B側寄りには、該ダ
クト26を機器室8に連通させる連通開口26aが形成
されている。この連通開口26aは上記エンジン12の
伝動ベルト15付近に位置している(第5図参照)なお
、25C,26bは、第1.第2上層ダクト25.26
の内面に貼設された吸音材である。。
通口24aが位置しており、手前面B側寄りには、該ダ
クト26を機器室8に連通させる連通開口26aが形成
されている。この連通開口26aは上記エンジン12の
伝動ベルト15付近に位置している(第5図参照)なお
、25C,26bは、第1.第2上層ダクト25.26
の内面に貼設された吸音材である。。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例の換気構造では、機器室8内の排気ファン21
.送風ファン27の運転により、外気が2系統でもって
機器室8内に導入される。まず、各図に黒の矢印Cで示
すように、外気導入口9aから第1下層ダクト23内に
導入されされた外気は、連通口23aから第1上層ダク
ト25内に流入し、送風ファン27で機器室8内に送風
され、ガイドダクト25bによって冷却水ポンプ16に
沿うように案内される。また、白の矢印りで示すように
、外気導入口9aから第2下層ダクト24内に導入され
た外気は、連通口24aから第2上層ダクト26内に流
入し、連通口26aから機器室8内に流入し、このとき
圧縮機14駆動用伝動ベルト15を冷却することとなる
。さらにまた、細線の矢印Eで示すように、ユニ7)ケ
ース2の右壁4dの上部に形成された外気導入口4eか
ら導入された外気は、ガイドダクト20から電装ケース
19内を通って機器室8内に流入する。そしてこれらの
機器室8内に流入した空気C,D、Eは、排気ファン2
1によって排気ダクト22内に送出され、該ダクト22
がら外部に排出される(矢印F参照)。
.送風ファン27の運転により、外気が2系統でもって
機器室8内に導入される。まず、各図に黒の矢印Cで示
すように、外気導入口9aから第1下層ダクト23内に
導入されされた外気は、連通口23aから第1上層ダク
ト25内に流入し、送風ファン27で機器室8内に送風
され、ガイドダクト25bによって冷却水ポンプ16に
沿うように案内される。また、白の矢印りで示すように
、外気導入口9aから第2下層ダクト24内に導入され
た外気は、連通口24aから第2上層ダクト26内に流
入し、連通口26aから機器室8内に流入し、このとき
圧縮機14駆動用伝動ベルト15を冷却することとなる
。さらにまた、細線の矢印Eで示すように、ユニ7)ケ
ース2の右壁4dの上部に形成された外気導入口4eか
ら導入された外気は、ガイドダクト20から電装ケース
19内を通って機器室8内に流入する。そしてこれらの
機器室8内に流入した空気C,D、Eは、排気ファン2
1によって排気ダクト22内に送出され、該ダクト22
がら外部に排出される(矢印F参照)。
このように本実施例では、機器室8に外気を積極的に導
入するための導入ダクトを設けたので、外気が機器室8
内に充分に導入され、機器室8内に空気が滞留すること
なく確実に換気される。これにより、機器室8内の温度
上昇が抑制され、例えばガス燃料を使用する場合にも混
合比の変動は実用上問題ないレベルとなり、始動性低下
の問題が生じることはない、しかも本実施例では、外気
の機器室内への流入口を冷却を要する部分、例えば冷却
水ポンプ16.伝動ベルト15付近に位置させたので、
効率良く冷却できる。
入するための導入ダクトを設けたので、外気が機器室8
内に充分に導入され、機器室8内に空気が滞留すること
なく確実に換気される。これにより、機器室8内の温度
上昇が抑制され、例えばガス燃料を使用する場合にも混
合比の変動は実用上問題ないレベルとなり、始動性低下
の問題が生じることはない、しかも本実施例では、外気
の機器室内への流入口を冷却を要する部分、例えば冷却
水ポンプ16.伝動ベルト15付近に位置させたので、
効率良く冷却できる。
また、上述のように機器室を外部に連通させる開口を設
けると、エンジン、圧縮機等からの騒音が該開口から外
部に漏出することとなる。これにたいして本実施例では
、空気導入ダクトを上層ダクト10と下層ダクト9との
2層構造としたので、音源から外部開口までの距離が長
くなり、また折り返し部が形成され、さらに連通口の絞
りを経由してダクト内で膨張する。これにより音波の吸
収。
けると、エンジン、圧縮機等からの騒音が該開口から外
部に漏出することとなる。これにたいして本実施例では
、空気導入ダクトを上層ダクト10と下層ダクト9との
2層構造としたので、音源から外部開口までの距離が長
くなり、また折り返し部が形成され、さらに連通口の絞
りを経由してダクト内で膨張する。これにより音波の吸
収。
反射による減衰が促進される。また、この空気導入ダク
トの外部開口9a及び排気ダクト22を設置時背面側と
なる部分に設けたので、これらの結果上述の開口を設け
ない場合と同様の騒音レベルを確保できる。
トの外部開口9a及び排気ダクト22を設置時背面側と
なる部分に設けたので、これらの結果上述の開口を設け
ない場合と同様の騒音レベルを確保できる。
また、本実施例では、上記多層構造の通路を、機器室8
の底壁3の下面及び上面を利用して上。
の底壁3の下面及び上面を利用して上。
下層ダク)9.10を構成するとともに、底壁3と床面
との間に下層ダクト9を設けることによって実現したの
で、通路長を充分に確保しながら装置全体の大型化を防
止できる。
との間に下層ダクト9を設けることによって実現したの
で、通路長を充分に確保しながら装置全体の大型化を防
止できる。
また、本実施例では、上記下層ダクト9を、底壁3の脚
部3a、3a間に設けたので、フォークリフトによる搬
送時に、リフト作業ミスにより装置1が転倒するのを防
止できる。即ち、上記下層ダクト9が脚部3a、3a間
に位置していることから、リフト爪3bの一方をこの脚
部3a、3a間に誤って挿入することはなく、必然的に
該脚部3aの両外側に挿入することとなるから、安定し
てリフトできる。
部3a、3a間に設けたので、フォークリフトによる搬
送時に、リフト作業ミスにより装置1が転倒するのを防
止できる。即ち、上記下層ダクト9が脚部3a、3a間
に位置していることから、リフト爪3bの一方をこの脚
部3a、3a間に誤って挿入することはなく、必然的に
該脚部3aの両外側に挿入することとなるから、安定し
てリフトできる。
なお、上記実施例では、空気導入ダクトを、冷却水ポン
プ換気系とエンジン換気系とに区分けしたが、本発明で
は必ずしもこのように区分けする必要はない。
プ換気系とエンジン換気系とに区分けしたが、本発明で
は必ずしもこのように区分けする必要はない。
以上のように本発明に係る機器室換気構造によれば、空
気導入通路を多層構造とするとともに、該通路の外気側
開口を背面側に、機器室側開口を要冷加部付近にそれぞ
れ位置させたので、外気が積極的に導入され、機器室内
の換気が充分に行われ、室内温度上昇を防止できる効果
があり、また導入通路長が長く、かつ迷路状になってい
るので、騒音の外部漏出を抑制できる効果がある。
気導入通路を多層構造とするとともに、該通路の外気側
開口を背面側に、機器室側開口を要冷加部付近にそれぞ
れ位置させたので、外気が積極的に導入され、機器室内
の換気が充分に行われ、室内温度上昇を防止できる効果
があり、また導入通路長が長く、かつ迷路状になってい
るので、騒音の外部漏出を抑制できる効果がある。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例による機器室換
気構造を説明するための図であり、第1図はその正面図
、第2図はその断面側面図、第3図、第4図、第5図は
それぞれ第1図の■−■線断面図、 IV−IV線断面
図、V−V線断面図である。 図において、1はエンジン駆動型熱ポンプ装置、8は機
器室、9.10は下層、上層ダクト(空気導入通路)、
9aは外気導入開口(始端開口部)、12はエンジン、
14は圧縮機、25a、26aは機器室開口(終端開口
部)である。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社 代理人 弁理士 下布 努 第2図 fsS図
気構造を説明するための図であり、第1図はその正面図
、第2図はその断面側面図、第3図、第4図、第5図は
それぞれ第1図の■−■線断面図、 IV−IV線断面
図、V−V線断面図である。 図において、1はエンジン駆動型熱ポンプ装置、8は機
器室、9.10は下層、上層ダクト(空気導入通路)、
9aは外気導入開口(始端開口部)、12はエンジン、
14は圧縮機、25a、26aは機器室開口(終端開口
部)である。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社 代理人 弁理士 下布 努 第2図 fsS図
Claims (1)
- (1)エンジンにより圧縮機を駆動するようにしたエン
ジン駆動型熱ポンプ装置の、上記エンジン、圧縮機等の
機器が収容された機器室を換気するための構造において
、上記機器室の底部に多層でかつ迷路状の空気導入通路
を形成し、該導入通路を外気と連通させる始端開口部を
機器室の底部の設置時背面位置となる部分に位置させ、
該導入通路を機器室と連通させる終端開口部を上記機器
の冷却を要する部分に位置させたことを特徴とするエン
ジン駆動型熱ポンプ装置の機器室換気構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63186134A JP2694902B2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | エンジン駆動型熱ポンプ装置の機器室換気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63186134A JP2694902B2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | エンジン駆動型熱ポンプ装置の機器室換気構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0237108A true JPH0237108A (ja) | 1990-02-07 |
JP2694902B2 JP2694902B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=16182967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63186134A Expired - Fee Related JP2694902B2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | エンジン駆動型熱ポンプ装置の機器室換気構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2694902B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012255647A (ja) * | 2012-09-27 | 2012-12-27 | Aisin Seiki Co Ltd | 空気調和装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4951909U (ja) * | 1972-08-19 | 1974-05-08 | ||
JPS5143741U (ja) * | 1974-09-28 | 1976-03-31 | ||
JPS5265726U (ja) * | 1975-11-10 | 1977-05-16 | ||
JPS61102368U (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-30 |
-
1988
- 1988-07-25 JP JP63186134A patent/JP2694902B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4951909U (ja) * | 1972-08-19 | 1974-05-08 | ||
JPS5143741U (ja) * | 1974-09-28 | 1976-03-31 | ||
JPS5265726U (ja) * | 1975-11-10 | 1977-05-16 | ||
JPS61102368U (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-30 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012255647A (ja) * | 2012-09-27 | 2012-12-27 | Aisin Seiki Co Ltd | 空気調和装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2694902B2 (ja) | 1997-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |