JPH0237040B2 - - Google Patents

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JPH0237040B2
JPH0237040B2 JP56501853A JP50185381A JPH0237040B2 JP H0237040 B2 JPH0237040 B2 JP H0237040B2 JP 56501853 A JP56501853 A JP 56501853A JP 50185381 A JP50185381 A JP 50185381A JP H0237040 B2 JPH0237040 B2 JP H0237040B2
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JP
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capacitor
volatile
charge
cell
gate
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JP56501853A
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Uerusooen Aamando Jozefu Antowaan Uan
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NCR Corp
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Publication date
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Publication of JPH0237040B2 publication Critical patent/JPH0237040B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
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    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/403Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells with charge regeneration common to a multiplicity of memory cells, i.e. external refresh
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C14/00Digital stores characterised by arrangements of cells having volatile and non-volatile storage properties for back-up when the power is down
    • GPHYSICS
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    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0466Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells with charge storage in an insulating layer, e.g. metal-nitride-oxide-silicon [MNOS], silicon-oxide-nitride-oxide-silicon [SONOS]
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices

Description

請求の範囲 1 バイナリ電荷情報を記憶するコンデンサ32
を含む揮発性記憶装置と、該揮発性記憶装置の荷
電情報を選択的に記憶する不揮発性記憶装置33
又は83とを含む揮発性/不揮発性動的RAMセ
ル30又は80であつて、前記揮発性記憶装置と
前記不揮発性記憶装置との間の電荷の転送に対す
る予め選ばれたエネルギ障壁をもつ障壁装置33
F又は45を有することを特徴とする揮発性/不
揮発性動的RAMセル。 2 前記不揮発性記憶装置及び前記障壁装置は、
夫々不揮発性しきい値書換可能部33Aとスプリ
ツト・ゲート・コンデンサ33のしきい値書換不
能部33Fを含むことを特徴とする請求の範囲第
1項記載の揮発性/不揮発性動的RAMセル。 3 前記スプリツト・ゲート・コンデンサ33は
MNOS又はSNOSである請求の範囲第2項記載
の揮発性/不揮発性動的RAMセル。 4 与えられた導電型の多数キヤリヤを有し前記
コンデンサが形成された半導体基板6と、前記コ
ンデンサ32に電荷を選択的に供給する電荷供給
装置8とを含むことを特徴とする動的RAMセル
であつて、前記不揮発性記憶装置は前記基板6に
形成されたしきい値書換可能部を含み、前記揮発
性記憶装置からの前記バイナリ電荷情報を選択的
に受信して記憶し、チヤ−ジ・ポンプ・リストア
動作を用いて前記バイナリ電荷情報を前記揮発性
記憶装置にリストアするように構成した請求の範
囲第1項記載の揮発性/不揮発性動的RAMセル
(30又は80)。 5 前記エネルギ障壁装置は前記与えられた導電
型の前記基板6より高濃度の多数キヤリヤを持つ
基板不純物領域45を含むことを特徴とする請求
の範囲第4項記載の揮発性/不揮発性動的RAM
セル。 6 前記スプリツト・ゲート・コンデンサ33は
CI1I2S型のものであり、そこでCはゲート電極4
4であり、I1は第1の誘電体材料49であり、I2
は第2の誘電体材料47であり、Sは半導体基板
6である請求の範囲第2項記載の揮発性/不揮発
性動的RAMセル。 7 前記第1の誘電体材料49は窒化シリコンで
あり、前記第2の誘電体材料47は酸化シリコン
である請求の範囲第6項記載の揮発性/不揮発性
動的RAMセル。 8 前記スプリツト・ゲート・コンデンサ33は
型CI1I2I3Sのものであり、そこでCは導電性ゲー
ト電極44であり、I1,I2,I3はゲート絶縁体で
あり、Sは半導体基板6である請求の範囲第2項
記載の揮発性/不揮発性動的RAMセル。 9 バイナリ電荷情報を記憶するコンデンサ32
を含む揮発性記憶装置と、該揮発性記憶装置の荷
電情報を選択的に記憶する不揮発性記憶装置33
又は83とを含み、前記揮発性記憶装置と前記不
揮発性記憶装置との間の電荷の転送に対する予め
選ばれたエネルギ障壁をもつ障壁装置33F又は
45を有することを特徴とする揮発性/不揮発性
動的RAMセルを複数含む揮発性/不揮発性動的
ランダム・アクセス・メモリー・システムであつ
て、出力ノード71′及び前記メモリー・セルに
接続され、前記揮発性記憶装置に含有せる前記コ
ンデンサ32に記憶の電圧に応答して前記出力ノ
ード71′に前記記憶の電圧を表わす信号を発生
する増幅装置60と、前記出力ノードの信号情報
を外部にアクセスするアクセシング装置87とを
含むことを特徴とする揮発性/不揮発性動的ラン
ダム・アクセス・メモリー・システム。 10 前記不揮発性記憶装置及び前記障壁装置
は、夫々不揮発性しきい値書換可能部33Aとス
プリツト・ゲート・コンデンサ33のしきい値書
換不能部33Fを含むことを特徴とする請求の範
囲第9項記載のランダム・アクセス・メモリー・
システム。 11 前記スプリツト・ゲート・コンデンサ33
はMNOS又はSNOSである請求の範囲第10項
記載のランダム・アクセス・メモリー・システ
ム。 12 与えられた導電型の多数キヤリヤを有し前
記コンデンサが形成された半導体基板6と、前記
コンデンサ32に電荷を選択的に供給する電荷供
給装置8とを含むことを特徴とする動的RAMセ
ルであつて、前記不揮発性記憶装置は前記基板6
に形成されたしきい値書換可能部を含み、前記揮
発性記憶装置からの前記バイナリ電荷情報を選択
的に受信して記憶し、チヤ−ジ・ポンプ・リスト
ア動作を用いて前記バイナリ電荷情報を前記揮発
性記憶装置にリストアするように構成した請求の
範囲第9項記載のランダム・アクセス・メモリ
ー・システム。 13 前記エネルギ障壁装置は前記与えられた導
電型の前記基板6より高濃度の多数キヤリヤを持
つ基板不純物領域45を含むことを特徴とする請
求の範囲第12項記載のランダム・アクセス・メ
モリー・システム。 14 前記スプリツト・ゲート・コンデンサ33
はCI1I2S型のものであり、そこでCはゲート電極
44であり、I1は第1の誘電体材料49であり、
I2は第2の誘電体材料47であり、Sは半導体基
板6である請求の範囲第10項記載のランダム・
アクセス・メモリー・システム。 15 前記第1の誘電体材料49は窒化シリコン
であり、前記第2の誘電体材料47は酸化シリコ
ンである請求の範囲第14項記載のランダム・ア
クセス・メモリー・システム。 16 前記スプリツト・ゲート・コンデンサ33
は型CI1I2I3Sのものであり、そこでCは導電性ゲ
ート電極44であり、I1,I2,I3はゲート絶縁体
であり、Sは半導体基板6である請求の範囲第1
0項記載のランダム・アクセス・メモリー・シス
テム。 17 前記増幅装置は1対のノード71,71′
を持つ双安定マルチバイブレータ70を含み、前
記複数のメモリー・セルは2つのアレイA及びB
を含み、第1のアレイAは前記ノードの一方に接
続され、前記第2のアレイBは第2の前記ノード
に接続されて前記マルチバイブレータ70のバイ
ナリ状態を制御し、前記アクセシング装置87は
前記ノードの1 71′に接続されたことを特徴
とする請求の範囲第9項、第10項、第11項、
第12項、第13項、第14項、第15項又は第
16項記載のランダム・アクセス・メモリー・シ
ステム。 技術分野 この発明は、バイナリ電荷情報を記憶するコン
デンサを持つ揮発性記憶装置と、該揮発性記憶装
置の電荷情報を選択的に記憶する不揮発性記憶装
置とを含む種類の揮発性/不揮発性動的RAM
(ランダム・アクセス・メモリー)セルに関する。 背景技術 半導体RAMシステムは、一般に2つのカテゴ
リ、すなわち静的RAMシステムと動的RAMシ
ステムの中に含まれる。静的RAMシステムと
は、典型的には双安定マルチバイブレータ又はフ
リツプ・フロツプ回路を使い、その記憶ビツトの
値は該回路に適用しうる2つの双安定状態に従つ
て決められる。静的RAMはこのように双安定装
置を使用するので、各セルのビツト内容はリフレ
ツシングすることなく保持され、ビツト内容の読
出しは非破壊的である。それに反し、動的RAM
は典型的にはセルの構造を利用し、その記憶ビツ
トの値は半導体コンデンサ構造に記憶されている
電圧の存在又は不存在によつて決められる。従つ
て、動的RAMは典型的にはコンデンサに記憶さ
れている情報の周期的リフレツシングを必要とす
る。又、読出しはセルの設計に従つて破壊的にで
も非破壊的にでもすることができる。一般的な基
準として、静的RAMシステムは小さいメモリ
ー・システムに有利であるのに対し、動的RAM
はビツト当りのコストを安くできるので、例えば
32キロビツト又はそれ以上の大きいメモリー・シ
ステムに有利である。RAMは一般に揮発性装
置、すなわちメモリーのビツト内容は、電力を切
られ又は失われたときに失われるものである。 第1図及び第2図には、従来のMOS動的揮発
性RAMセル10,20の断面図が表わされてい
る。RAMセル20はセル10に類似し、同様に
動作するが、セル10の単一レベル・ゲート14
の代りに2(デユアル)レベル(level)ポリシリ
コン・ゲート24を持つところが異なる。このデ
ユアル・レベル・ゲート24はセル10に必要な
拡散9を省略することができるので、寸法を小さ
くし、それに対応してセル20の密度を増加する
ことができる。どちらのセルもその動作中におい
て、ビツト・ラインの拡散8に加えられた電圧
Vo+が電荷の利用性(充電するかしないか)を制
御する。コンデンサ12(第1図)及び22(第
2図)はVoが“ハイ”に駆動されたときに電荷
転送ゲート13,23が拡散8からの電荷(ある
場合)をコンデンサに転送できるようになり、
“0”又は“1”(充電又は非充電)状態に書込ま
れるだろう。読出動作中、転送ゲートは再びオン
に転じて、コンデンサからの電荷を拡散ライン8
に接続されているセンスアンプ(sense
amplifier)(図示していない)に転送する。 上記したように、RAMセル10,20は動的
且つ揮発性である。すなわち、コンデンサ12,
22に記憶されている情報の周期的なリフレツシ
ングが要求され、電力が切られ又は失われた場合
には、記憶情報は失われる。最近の10年程度に亘
り、動的RAMに対してバツクアツプ(back up)
の不揮発性記憶能力を加えるような数々の試みが
なされてきた。一般に、不揮発性バツクアツプ・
データ記憶能力は、RAMセルに対して不揮発性
しきい値書換可能コンデンサ又はトランジスタ装
置を加えることによつて与えることができる。こ
れらセルは揮発性/不揮発性動的RAMセル又は
単にV/NV RAMセルと呼ばれる。 ここに特定した種類の揮発性/不揮発性動的
RAMセルは揮発性記憶コンデンサと、それに隣
接する書換可能しきい値不揮発性記憶コンデンサ
と、コンデンサの反対側に各1つ設けられる2つ
の電荷転送ゲートとを持つ4ゲートV/NV動的
RAMセルを開示する米国特許第4175291号から
知ることができる。1転送ゲートと揮発性コンデ
ンサとは揮発性動作用として作動し;2つのコン
デンサはV/NV記憶のための電荷の転送を行わ
せるために使用され;2つの転送ゲートと2つの
コンデンサはNV/Vリストアを行わせること及
び電荷の転送で使用される。 公知の揮発性/不揮発性動的RAMセルは集積
回路チツプに埋込まれたときに相当大きな面積を
占有するという欠点を有する。 発明の開示 この発明の目的は、上記の欠点を除去した揮発
性/不揮発性動的RAMセルを提供することであ
る。 従つて、この発明により提供される揮発性/不
揮発性動的RAMセルは揮発性記憶装置と不揮発
性記憶装置との間の電荷の転送を制御する予め選
ばれたエネルギ障壁を提供するように配置された
障壁装置を持つことを特徴とするものである。 この発明による揮発性/不揮発性動的RAMセ
ルは少数のゲートを用いて実施しうるものであ
る。その上、このセルは不揮発性記憶装置から揮
発性記憶装置に対して情報をリストア(restore)
するときに可転性(versatility)を有し、電荷結
合電荷転送モード及び電荷ポンプ(pumping)モ
ードで動作させることができるという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
次に、添付図面を参照してその例によりこの発
明の一実施例を説明する。 第1図及び第2図は、従来の揮発性ランダム・
アクセス・メモリー・セルの模式的断面図であ
る。 第3図は、この発明の原理を実施した揮発性/
不揮発性ランダム・アクセス・メモリー・セルの
模式的断面図である。 第4図は、第3図のセルを使用するランダム・
アクセス・メモリーの一部の回路略図である。 第5図は、第3図のメモリー・セルの不揮発性
記憶動作のタイミング図である。 第6図は、第3図のランダム・アクセス・メモ
リー・セルのCCDモード・リストア動作の簡略
タイミング図である。 第7図は、第3図のセルの電荷ポンプ・モー
ド・リストア動作の簡略タイミング図である。 第8図は、第3図のセルの代替実施例である。 発明を実施するための最良の形態 第3図は、この発明の原理を実施したnチヤン
ネルV/NV動的RAMセル30の断面図である。
例示的に、セル30はp型シリコン半導体基板6
に形成され、電荷転送装置21と、揮発性記憶コ
ンデンサ32と、“スプリツト・ゲート”エネル
ギ障壁(barrier)/NV記憶コンデンサ33(以
下詳述する)とを含んで構成される。装置21及
び32は夫々適切な厚さの2酸化シリコンのよう
な、ゲート誘電体7の上に形成された導電ゲート
電極23,34を持つ。N型ビツト線(line)8
は転送装置21の横に隣り合う基板6の上に、又
転送装置21の反対側には揮発性コンデンサ32
を持つように形成される。ビツト線8は充電/非
充電状態を達成するように使用される。 スプリツト・ゲート・コンデンサ33はNVし
きい値電圧書換可能部33Aとしきい値電圧書換
不能(固定:NA)部33Fとを有する。例示的
に、これらコンデンサ部の異なる特性はデユアル
2酸化シリコン47−窒化シリコン49ゲート誘
電体によつて与えられる。好ましくは、NV書換
可能部33Aの2酸化シリコン47は、典型的に
は10−60オングストローム厚の非常に薄く作られ
て、電荷記憶窒化シリコン−2酸化シリコン・ゲ
ート誘電体に又はそこから電荷を転送することが
でき、それによつてコンデンサ部33Aのしきい
値電圧を変更(alter)することができる。反対
に、NA部33Fの酸化物48は、典型的には約
1000オングストロームの十分な厚さを持ち、電荷
の転送を防止して、通常の動作中ではしきい値の
変更又は書換を妨げる。固定しきい値装置21,
32と共同する酸化物ゲート誘電体7は、典型的
には400〜700オングストローム厚である。窒化シ
リコン層49に適当な厚さは部分33A,33F
両方とも450〜550オングストローム厚である。 セル30はpチヤンネルで良いということは当
業者に明白である。又、上記厚さの値は例として
のみ与えられた値であり、実行特性を変更するた
めに容易に変えることができる。デユアル誘電体
酸化シリコン−窒化シリコンMNOS構造は装置
21,32に関連する厚さを適当に調節すること
によつて、装置21,32,33のどれに対して
も使用することができ、普通のしきい値書換不能
MOSFETの特性を提供する。一般に、この発明
のセルは種々の不揮発性導体−絶縁体−基板電界
効果トランジスタ構造に構成することができる。
例としてはCI1I2S FETがあり、I1及びI2は酸化
アルミニユーム及び酸化シリコン(MAOS)の
ような誘電体か又は上記の窒化シリコン及び酸化
シリコン(MNOS)であり、他の例としては
CI1I2I3S FETがあり、そのI1,I2,I3は酸化シリ
コン(又はシリコン・オキシナイトライド)、窒
化シリコン、及び酸化シリコンである。この発明
は従来の金属ゲート技術に適用可能であるが、こ
こに表わされている半導体(多結晶シリコン又は
ポリシリコン)ゲート構造に(例えば、SNOS又
はSONOS)適用するのが好ましい。SNOS構造
は第3図に表わされるようなものであり、以下説
明するものである。 以下に述べるように、技術用語が使用される。
第1に、装置21は従来から“転送ゲート”と呼
ばれている。しかし、用語“転送ゲート”は第1
図の11のようにトランジスタを含むものと理解
される。第2に、セル30の制御電圧に関係する
ものであり、Vo+はアドレス・ライン16を介し
てビツト線8に供給される電圧を指し、Voはア
ドレス・ライン27を介して転送ゲート21のゲ
ート電極23に供給される電圧を指し、Vvはバ
イアス・ライン38を介して揮発性トランジス
タ・ゲート電極34に供給される電圧を指し、
Vovはアドレス・ライン39を介してスプリツ
ト・ゲート・コンデンサ33のゲート電極44に
供給される電圧を指す。最後に、nチヤンネル・
セル30について、特に指定しない場合は、電源
電圧VDDは12ボルト、Vo,Vo+は12ボルト(ハイ)
又は0ボルト(ロー)、基板バイアス電圧VBB
−5ボルトである。 揮発性動作 セルの揮発性動作中、電圧Vovは地位(0V)に
あり、スプリツト・ゲート・コンデンサ33を該
セルの揮発性部21−32から遮蔽する。“1”
状態(非充電)にセル30を揮発性的に書込むた
めには、拡散ライン8、転送ゲート電極23及び
コンデンサ・ゲート電極34はすべて“ハイ”に
駆動されて、コンデンサの基板表面電位を“ハ
イ”に駆動する。ここで注意するべきことは、こ
こに使用されるように、コンデンサの状態“0”
は十分な少数チヤージ・キヤリヤ(p型基板のた
めの電子)の存在を指し、それがコンデンサの基
板表面を高電位のゲート電極に対して低い電位に
し、そのためコンデンサが成極される。“1”状
態は電荷の相対的欠乏、高い基板表面電位、及び
不成極コンデンサを意味する。次に、転送ゲート
23は“ロー”に駆動され、コンデンサ32を拡
散ライン8から遮蔽する。そこで、拡散ライン8
は“ロー”に駆動される。 その代り、もし揮発性コンデンサ32が“0”
(充電)状態に書込まれるべき場合、拡散ライン
8がそのサイクル中“ロー”に保持されることを
除き、上記と同じ電圧タイミング・シーケンスが
与えられる。その結果、コンデンサ32の基板表
面領域は“ロー”に保持される。 更に、RAMセル30の揮発性動作の説明を続
けるに当り、まず最初に第4図に示している
RAMアレイ60のための読出しサイクルを考え
よう。公知のように、メモリー・サイクルは通常
セルの読出しから開始し、記憶情報をリフレツシ
ユする作用を行う。典型的な揮発性読出しサイク
ル中、行又はワード・アドレスは“ロー”(Vo
地位である)である。そこで、プリチヤージ
(precharge)クロツクφ3がオンに転ずる。セン
スアンプ(sense amplifier)又は読出増幅器7
0の負荷トランジスタL1及びL2は高インピダン
スのものであり、入力トランジスタI1及びI2
“ロー”インピダンスのものである。従つて、ク
ロツクφ2及びφ2Dがオンであり、プリチヤージ・
クロツクφ3がオンに転じたときに、双安定マル
チバイブレータ読出増幅器70のノード71及び
71′は(約)地位に価される。プリチヤージ・
クロツクφ3は、またダミー・コンデンサA及び
Bに接続されているノード72A及び72Bを
VREFにセツトする。VREFは“0”(ロー)と“1”
(ハイ)状態の間、例えば6ボルトである。 次に、プリチヤージ・クロツクφ3と電力クロ
ツクφ2及びφ2Dはオフに転ずる。選ばれた行アド
レスと反対側のダミー(例えばワードA1とダミ
ーA)はVoによつてオンに転じ、関係する行記
憶コンデンサ32と反対側のダミー・コンデンサ
Aとは夫々A1及びダミーA転送ゲート21とに
よつて増幅器ノード71及び71′に使用可能に
なる。電力クツクφ2及びφ2Dは、再びオンに転じ、
増幅した情報をノード71及び71′に提供する。
すなわち、もし選ばれた揮発性記憶コンデンサ3
2が充電した“0”状態であれば、関連するノー
ドaは“ロー”であり、関連するダミー・コンデ
ンサAのためのノード72Aは“ハイ”、すなわ
ち約6ボルトである。その結果、交差接続線8
1,82に接続されているコンデンサが充電され
るので、ライン82(ダミー・コンデンサAに接
続されている)はライン81(ノードaの低い電
位に接続されている)より速く充電されるであろ
う。そのため、ライン82が充電して、トランジ
スタI2をオンに転じさせることができる前にトラ
ンジスタI1をオンに転じさせる。I1はノード71
を地位に接続して、I2がオンに転ずるのを防ぎ、
ノード71′を完全にVDDに充電することができ
るようにする。 要するに、“ロー”電位、すなわちA1又は他の
偶数マトリツクス・コンデンサ32のいずれかの
ノードaの“0”状態に応答して、ノード71は
“0”に置かれ、ノード71′は増幅“1”状態
(ノードaに対して反転された)に置かれる。同
様にして、もしA1コンデンサ32又は他の偶数
マトリツクス・コンデンサのいずれかが最初に
“1”状態になれば、状態“0”(又は“1”)が
ノード71′(又は71)に供給される。情報は、
普通、ノード71′から読出されるので、読出を
行うためには、列アドレスが使用され、トランジ
スタ87をオンに転じて、ノード71′の情報を
呼出すであろう。 同一型式のシーケンスを奇数マトリツクスの記
憶コンデンサにも供給する。つまり、奇数マトリ
ツクス・コンデンサの情報は反転することなく隣
り合うノード71′に供給され、他方のノード7
1には反転された形で供給される。例えば、B1
コンデンサ32のノードaの“1”はノード7
1′に増幅された“1”と、ノード71に“0”
とを生じさせる結果となる。データは、典型的に
は、ノード71′から読出されることになるから、
奇数マトリツクス・コンデンサからの情報は非反
転形式のものであり、偶数マトリツクス・コンデ
ンサからの情報は反転される。従つて、“偶数”
マトリツクス・コンデンサからのノード71′の
情報は反転されて非反転データ出力を提供する。
当業者はこのような方式を容易に実施することが
できるだろうし、又、この発明の部分でもないか
ら、反転方式をこれ以上ここで説明する必要はな
い。 読出サイクル後、すべてのクロツクは夫々原始
状態に復帰して、次の動作サイクルの準備を行
う。行アドレス転送ゲート21がオフに転じたと
きに、ノード71(又は71′)の増幅された情
報は偶数(又は奇数)記憶コンデンサ32から絶
縁され、コンデンサはそれによつて原始状態に
“リフレツシユ”される。 リフレツシユ専用サイクル(読出しをしない)
では、列アドレス・トランジスタ87をオンに転
じてノード71′を呼出す必要はない。その代り、
ノード71又は71′から利用できる増幅された
情報は対応する偶数又は奇数マトリツクス記憶セ
ルに戻され、各関連する行アドレス・転送ゲート
21がオフにされたときに、該セルの中に絶縁さ
れる。 不揮発性コンデンサの消去 揮発性記憶コンデンサ32からの情報の記憶に
先立ち、しきい値電圧書換可能不揮発性(AT/
NV)コンデンサ部33Aは“ロー”しきい値、
“0”状態VT0に消去される。NV部は揮発性
RAMコンデンサ32のデータを損うことなく、
普通のRAM動作中に消去することができるか
ら、その消去は揮発性コンデンサ・データを不揮
発性コンデンサ部に書込む前に、通常のRAM動
作中で、又は電力が落ちた直後に行うことができ
る。以後、説明を簡単にするために、コンデンサ
のAT/NV部33Aに対してのみ引用を行うと
いうことを理解するとともに、単に消去/書込ス
プリツト・ゲート・コンデンサ33のみを引用す
ることにする。 nチヤンネル・スプリツト・ゲート・コンデン
サ33はゲート44に大きな負の電圧を印加する
ことによつて消去される。消去電圧は窒化シリコ
ン−酸化シリコン・ゲート絶縁体の破壊電圧近く
が好ましい。消去電圧は不揮発性コンデンサの負
の方向のしきい値電圧をVT0に移動するに十分
な所定の時間供給される。消去電圧と消去時間と
は相互依存性があるということがわかるであろ
う。すなわち、一方が増加又は減少すると、夫々
他方は減少又は増加することができる。 記 憶 電力が落ちたときに、揮発性記憶コンデンサ3
2のバイアス電圧がなくなる前に、スプリツト・
ゲート・コンデンサ33はオンに転じて揮発性記
憶コンデンサ32に関連する電荷を受信する。す
なわち、第3図及び第5図を見ると、記憶時刻t2
(ちようどt1におけるパワーダウン(power
down)の開始後であつて、揮発性コンデンサ3
2のVvがt3で地位になる前)において、Vovは大
きな正の書込電圧VWRITEに駆動される。スプリツ
ト・ゲートが“ハイ”であり、揮発性コンデンサ
のゲート34が“ロー”になると、揮発性コンデ
ンサに関連するすべての電荷はAT/NVコンデ
ンサ部33Aの基板に転送される。 もし、揮発性コンデンサ32がパワー・ダウン
の開始のときに充電“0”状態であつたとする
と、電荷はスプリツト・コンデンサ33のTA/
NV部33Aの下の相当深いポテンシヤル井戸に
転送され、該ポテンシヤル井戸の深さを減少し、
それを横切る電圧降下を減少する。これはゲート
誘電体に相当高い電界を発生し、AT/NV部3
3Aのしきい値電圧を更に正のVT1状態にシフ
トする。これは下表1の状態3を見よ。
【表】 従来の理論は、電荷はゲート誘電体47〜49
にトンネルして、主に窒化シリコン−酸化シリコ
ン・インタフエース近くに記憶するというもので
ある。 もし、揮発性コンデンサ32が非充電“1”状
態であつたならば、そこにあるチヤージ・キヤリ
ヤはポテンシヤル井戸をつぶしてAT/NV部3
3Aのしきい値電圧をシフトするには不十分なも
のである。コンデンサ33は消去されたVT0し
きい値状態に維持される。表1の状態3を見よ。 印加された電圧Vov=VWRITEは、すべてのセル
が熱的に発生した電子ホール対の再結合によつて
充電される前に、個々のセル30を完全に書込む
だけ十分でなければならない。すなわち、t4にお
けるtWRITEの完成は数ミリ秒以内におきなければ
ならない。典型的な例として、セル30のパラメ
ータであるVWRITE=20Vは、以下説明するよう
に、約1ミリ秒で書込を完了する。 揮発性コンデンサ32から不揮発性コンデンサ
33に完全に電圧を転送して、不揮発性コンデン
サを強く書込み、それによつて読出増幅器70が
容易にVT0とVT1を区別しうるようにする必
要がある。従つて、不揮発性コンデンサ33は本
質的に揮発性コンデンサ32から利用しうる電荷
のすべてを記憶するだけ十分に高い容量を持つ必
要がある。この電荷記憶の要求は不揮発性コンデ
ンサの表面積を最小にして装置のセル密度を最大
にするという目的に反するものである。 これら対抗する性能と密度の要求はちようど揮
発性記憶コンデンサ32の電荷にほぼ等しい
AT/NVコンデンサ部33Aの電荷をセツトす
るに十分な大きさの表面面積を持つコンデンサ部
33Aを使用することによつて性能及び密度の両
者とも最大に活かすことができる。 揮発性コンデンサQv=Vv×Cvの電荷は不揮発
性コンデンサに転送するために用いられる。電荷
が等しく、転送が完全であれば、容量の表現で表
わされた下記条件は式(1)に一致しなければならな
い。すなわち、 Qv=Vv×Cv=Qov=Vov×Cov ……(1) 夫々単位面積当りの容量C′、及びコンデンサの表
面積Aを用いて、容量はC=C′Aによつて与えら
れ、式(1)は次のようになる。すなわち、 Vov(C′ov×Aov)=Vv(C′v×Av)……(2) AT/NVコンデンサ33Aの薄い酸化物−窒
化物誘電体によつて与えられた単位面積当りの容
量C′ovは揮発性コンデンサ32の厚い酸化物誘電
体の単位当りの容量C′vの約3倍近くである。又、
コンデンサ22の書込電圧(VWRITE=20V)は揮
発性コンデンサ32に供給される電圧(Vv
12V)のほぼ2倍である。従つて、典型的に、 Vov=VWRITE=2Vv ……(3) 及び C′ov=3C′v ……(4) (3)式と(4)式を(2)式に代入すると、 2Vv×3C′v×Aov=Vv×C′v×Av 又は Aov=Av/6 ……(5) 従つて、コンデンサ32と33に関する電荷は
不揮発性コンデンサ部33Aの表面面積が揮発性
コンデンサの表面面積の約1/6の場合に等しくな
る(与えられた誘電体及び厚さと、単位面積当り
の相対コンデンサ及び相対書込電圧の状態に対し
て)。 典型的なシリコン基板及びゲート誘電体につい
て、及び夫々揮発性コンデンサと不揮発性コンデ
ンサのために約90平方マイクロメートルと約15平
方マイクロメートルの表面面積に対して、約20ボ
ルトのVWRITEが電荷の転送を完成し、AT/NV
コンデンサ部33Aのしきい値電圧をtWRITE=1
ミリ秒に約5ボルトだけシフトするだろう。 リストア 1 CCDモード データを揮発性コンデンサ32にリストアす
るためのCCDモードは第6図に要約してある。
又、第3図において、セル30はまず最初に不
揮発性コンデンサ33に負電荷を転送すること
によつて初期設定される。これはリストア・タ
イムt1でVo+を地位にとることによつて行われ、
電荷をビツト・ラインの拡散8で使用可能に
し、及びVoが“ハイ”のときにゲートVo
“ハイ”に駆動することによつて電荷を揮発性
コンデンサ32に転送する。コンデンサ33の
ゲート44はリストア・タイムt2で電圧Vov
VREADとなるようにされ、それはAT/NV部3
3Aの2つのしきい値電圧VT1とVT0の間
にある。もし、しきい値がVT0であれば、揮
発性コンデンサ32に関係する電荷の一部Qv
はコンデンサ33のAT/NV部33Aに転送
される。もし、しきい値がVT1(書かれた)
であれば、デプリーシヨン層がAT/NVコン
デンサ部33Aに誘発されず、電荷はそこに記
憶されない。 次に、リストア・タイムt3に進み、Vv及び
Voは“ロー”に駆動され、AT/NVコンデン
サ33Aの電荷を絶縁する。第6図のAT/
NV電荷QNVと表1の状態3を見よ。 今、データは揮発性コンデンサ32にリスト
アされる。リストア・タイムt4において、Vv
再び“ハイ”に駆動され、Vovはt5で“ロー”
に駆動されて、AT/NV部33Aに記憶され
ている電荷は揮発性コンデンサ32に転送され
る。(ビツト線8は絶縁されているため、状態
Vo+は何であろうと気にしない。)コンデンサ
33のVREADはVWRITEの一部分だけ(例えば、
0.5VWRITE)であるから、その最初(initial)の
揮発性コンデンサの電荷Qv(例えば、約0.5Q)
の対応する部分だけが不揮発性コンデンサ33
に記憶され、揮発性コンデンサ32に戻され
る。 従つて、t4乃至t6の期間中、揮発性コンデン
サ32の最初の“0”又は“1”状態は部分的
にリストアされ、“1”又は“0”に反転され
る。 次に、読出増幅器70は、t6で、完全な
“0”か“1”状態にコンデンサのリストアを
完了する。そのために、第4図を参照すると、
VREF(第6図)は夫々部分的にリストアされた
コンデンサ“1”状態及び“0”状態に対応す
るコンデンサ32のノードaの比較的高い電圧
と比較的低い電圧の間の値にセツトされる。典
型的に、VREFは約6ボルトである。もし、例と
して、タイムt6において、行A1のコンデンサ
32はリストアされて比較的高い非充電電位
“1”状態に反転される。A1コンデンサ32に
接続されているノードaの電圧はノード72A
のVREFより大きい。不揮発性コンデンサ32の
電荷QvとVREFに対する基体表面電位とは両方
とも第6図に表わしている。第4図を参照する
と、ノード71の高い電圧はI2をオンに転じ、
ノード71′を地位にクランプしてVDDの12ボ
ルトにより、ノード71とA1コンデンサ32
とを完全な“1”状態にリストアする。 反対に、もしA1コンデンサ32が、タイム
t6において、部分的に充電された低い電位の
“0”状態に“リストア”されたならば、ダミ
ーAのノード72AのVREFはA1コンデンサ3
2のノードaの電圧より大きい。ノード71′
の比較的高い電圧はトランジスタI1をオンに転
じ、ノード71を地位にクランプして、A1コ
ンデンサ32のリストアを完全に充電された
“0”状態に完成する。すなわち、読出増幅器
70はタイムt6とt7の間で“0”又は“1”状
態の完全な反転リストアを完了する。 t7タイムにおいて、現在の技術レベルにある
普通のRAMシステムの反転能力が使用され
て、ビツトの反転を実行する。典型的に、デー
タはビツト当り1クロツク・タイム、又は約
150ナノ秒の速度で反転される。従つて、表1
により、パワー・ダウン時におけるコンデンサ
32の揮発性“0”又は“1”データはタイム
t8において非反転方式でリストアされ、普通の
揮発性RAM動作を開始することができる。前
述したように、不揮発性コンデンサ33は普通
のRAM動作中に、又は次のパワー・ダウン状
態の直後に消去することができる。 2 チヤージ・ポンプ・モード 揮発性コンデンサにデータをリストアするた
めの代替的なチヤージ・ポンプ・モードが第7
図に表わしてある。揮発性コンデンサ32は、
タイムt1において、Vo+=OV及びVo=Vv
12Vを使用して0に初期設定され、ワード・ア
ドレス・トランジスタ21と揮発性コンデンサ
32とをオンに転じて、ビツト線拡散8からの
電荷をコンデンサ32に供給する。 タイムt2において、揮発性コンデンサ32が
充電状態となつたときに、Voは“ロー”にさ
れ、揮発性コンデンサの電荷を絶縁する。 リストア・タイムt3において、不揮発性コン
デンサ33にチヤージ・ポンプが開始される。
Vovは交互に正電位(書込まれたしきい値VT
1を越えない値)と、消去されたしきい値VT
0以下の負に切換えられる。もし、AT/NV
コンデンサ33AがVT0であれば(すなわ
ち、コンデンサ32の“1”状態の結果として
パワー・ダウン時にVT0に書込まれた)、各
ポンプ・サイクルの正周期中に、相当深いポテ
ンシヤル井戸が不揮発性コンデンサ33の下に
形成される。この深いポテンシヤル井戸の結果
として、初期設定された揮発性コンデンサ32
に関係する電荷の部分は不揮発性コンデンサ3
3に転送される。この電荷の再配分はQv
C1V1=C2V2に従つて行われる。そこで、C1
Cv(揮発性コンデンサ32の容量)及びC2=Cv
+Cov(揮発性コンデンサ32と不揮発性コンデ
ンサ33の容量)と、V2=CvV1/Cv+Covであ
る。各ポンプ・サイクル中、Vovが負に回つて
きたときに、不揮発性コンデンサ33の電荷は
基板6に転送される。 この正−負サイクルは、揮発性コンデンサ3
2からほとんどすべての電荷が除かれ、タイム
t4で基板に転送されるまで、数回繰返えされ
る。このとき、揮発性コンデンサ32は反転せ
ずに前の“1”状態に戻される。 典型的に、前述したトポロジ(topology)
によると、約10サイクルのチヤージ・ポンプに
よつて、不揮発性コンデンサ33が夫々VT0
かVT1にあるかによつて、揮発性コンデンサ
32は約0.10Qか0.90Qかに維持される。現技
術水準の読出増幅器はコンデンサの電荷の生じ
た差違を容易に読出すことができる。 不揮発性コンデンサ33がパワー・ダウン時
に、(充電された)“0”状態のAT/NVコン
デンサ33A状態によつて相当高いしきい値
VT1に書込まれた場合、AT/NVコンデンサ
はポンプ・サイクルの正電圧サイクル中には反
転せず、それに関連する浅いポテンシヤル井戸
が意味のある電荷の転送を妨げる。(その上、
Vovが負に切換えられたときには、不揮発性コ
ンデンサ33に関連する少数キヤリヤは揮発性
コンデンサ32に関する相当深いポテンシヤル
井戸に転送される傾向にある。)その結果、チ
ヤージ・ポンプ・サイクルの後、揮発性コンデ
ンサはその初期設定“0”状態を維持する。要
するに、揮発性コンデンサ32は反転せずにそ
の元のパワー・ダウン前の“0”状態に戻され
る。 チヤージ・ポンプ・リストアを有効に使うた
めに、エネルギ障壁として作用するポテンシヤ
ル障壁は揮発性コンデンサ32と不揮発性コン
デンサ33との間に挿入される。そのため、不
揮発性コンデンサがVT1の場合、電荷はチヤ
ージ・ポンプ・サイクルの負の周期中に揮発性
コンデンサには戻されない。これは(1)基板と同
じ導電型の高濃度の表面領域である拡散又は注
入障壁45(第8図)か、又は(2)スプリツト・
ゲート・コンデンサ33(第3図)の非メモリ
ー部33Fによつて達成することができる。 ここに使用されているように、上記壁の障壁
両方とも、基板領域がチヤージ・ポンプ・サイ
クルの正サイクル中に、AT/NVコンデンサ
33Aの基板表面領域と一緒に反転するという
ように、基礎となる基板領域の増加した反転す
るしきい値を提供して、揮発性コンデンサ32
からコンデンサ33Aに妨げるものがない電荷
の転送を可能にするが、チヤージ・ポンプ・サ
イクルの負のサイクル中は、揮発性コンデンサ
に対して電子が戻るのを防ぐポテンシヤル・エ
ネルギ障壁を提供する。故に、その障壁はチヤ
ージ・ポンプの効率を改善する。障壁の表面面
積は揮発性コンデンサ32の表面面積に比べて
小さくして、ポンプ動作中に電荷の損失過多を
防ぐべきである。非常に小さい障壁が有効であ
つても、寸法の実際の制限はホトリソグラフ解
像度の最少特徴寸法によつて決められる。 この点で、パワー・ダウン時における揮発性
コンデンサ32に存在するデータは反転せずに
リストアされた。通常の動作が再び続けられ
る。不揮発性コンデンサ・アレイは通常の揮発
性RAM動作中のいつでも又はパワー・ダウン
の直後に消去して次の記憶サイクルの準備をす
ることができる。 従つて、以上説明したV/NV RAMセルは3
ゲートだけを使用し、揮発性RAMセルよりわず
かに大きい面積を使用して、事実上回路の追加を
必要とせずに、メモリー・アレイの従来型揮発性
RAMセルをそのまま交換することができるもの
である。
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