JPH0236445B2 - Domakihosoki - Google Patents

Domakihosoki

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JPH0236445B2
JPH0236445B2 JP23505184A JP23505184A JPH0236445B2 JP H0236445 B2 JPH0236445 B2 JP H0236445B2 JP 23505184 A JP23505184 A JP 23505184A JP 23505184 A JP23505184 A JP 23505184A JP H0236445 B2 JPH0236445 B2 JP H0236445B2
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product
pair
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plate
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JP23505184A
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JPS61115807A (ja
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Tsuyoshi Sakuma
Mitsuhiro Kubo
Hideki Sakai
Renjiro Kasai
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Kawashima Packaging Machinery Ltd
Original Assignee
Kawashima Packaging Machinery Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、包装紙を製品に胴巻きしてノリ付け
し、製品の両端より突出する筒状な包装紙張出端
部側縁を製品端面に沿つて折込んでから、包装紙
張出端部上下縁を製品端面に沿い折込みノリ付け
する、胴巻き包装機、特に、製品幅に合わせたサ
イズチエンジが可能でかつ搬送部からエレベータ
ー上への製品の移載がトラブルなく行える胴巻き
包装機に関する。
<従来技術> 胴巻き包装機は、製品搬送装置と、エレベータ
ーと、胴巻き包装部と、給紙装置と、製品積上げ
部とから構成され、製品搬送装置により、一対の
フオーマーの真下のフオーマーに合わせて並ぶ一
対の突上げ手段からなるエレベーター上へ、製品
をほぼ水平方向より搬送するとともに、該製品の
上に包装紙をほぼ水平方向より搬送しその位置で
一端下面にノリ付けし、エレベーターにより製品
と包装紙を胴巻き包装部に突き上げ胴巻き包装部
において、包装紙を製品に胴巻きしてノリ付け
し、製品の両端の筒状な包装紙張出端部の両側縁
を製品端面に沿つて折込み、さらに製品積上部に
移送し、製品積上部において包装紙張出端部の上
下縁を製品端面に沿い折込みノリ付けする構造で
ある。
上記エレベーターは、二本の突上げロツドの各
上端に製品載置板が固定され該二本の製品載置板
が胴巻き包装部のフオーマーに沿つて互いに平行
に伸びている二本の製品載置板を、一体的に昇降
自在である二本の突上げロツドの上端にそれぞれ
固定された構成である。
上記胴巻き包装部は、一対のフオーマーと、一
対の挟持爪と、フオーマーに連設するテーブル
と、底折り兼受渡し板と、一対の可動側折り板
と、第一段突出し板と、一対の固定側折り板と、
第二段突上げ板とからなり、 これらの共同作用によつて、第3図aのよう
に、包装紙Mを製品wの上に被せ垂れた両端M
1,M2を製品wの下面で合わせノリ付けし、次
いで、第3図bのように、包装紙Mの製品wの両
端より突出した四角筒状の張出端部の水平方向に
対向する両側縁M3,M4を製品端面に沿つて折
込むものであり、包装紙Mを製品wの上に被せ両
端M1,M2を垂れた状態にするには、エレベー
ターで製品wを包装紙Mとともに胴巻き包装部の
一対のフオーマーの間に突上げることにより行え
る。フオーマー間に垂れた一辺M1を底折りをし
て製品wを突き出すと垂れた他辺M2の底折りも
行なわれて胴巻きが完了する。側縁M3の折込み
は、第3図dのように、可動側折り板xを上記製
品wの突出しと略同時に突出して行われ、側縁M
4の折込みは、突出される製品wを待受けて対向
する固定側折り板yによつて行われる。下縁M5
の折込みは、下縁折り上げ板によつて行われ、上
縁M6の折込みは、製品積上げ部の一対のストツ
パーの間に突上げることにより行われる。
上記製品積上げ部は、一対の下縁折り上げ板
と、一対の上記突上げ手段と、一対のストツパと
からなり、これらの共同作用によつて、第3図c
のように、上下方向に対向する上下縁M5,M6
を製品端面に沿い折込むものである。上記それぞ
れ一対の胴巻き包装部を構成する可動側折り板と
固定側折り板、製品積上げ部を構成する下縁折り
上げ板と突上げ手段とノリ付け装置とストツパ
が、製品長さに応じてセンター基準で接近・離隔
自在となつている。
給紙装置は、包装紙をフオーマーの下側へフオ
ーマー間の開放方向より供給する、つまり、製品
の供給と90゜異なる方向より供給するものであり、
供給方向に対しては製品に対応してセンター基準
で位置決め調整できるようになつている。
従来の胴巻き包装機によれば、製品搬送装置
は、無端に巻き掛けされたチエーンに姿勢拘束ガ
イドがなくなると自重作用で搬送方向後方に転倒
する複数の搬送爪が付設され、この搬送爪が、製
品を搬送し製品が搬送位置に設けられたストツパ
に当接する以前に後方に転倒して製品の下側に潜
り込む構造であり、製品幅に応じて、チエーンの
巻き掛け位置が、エレベーターの一方の突上げロ
ツドと一体的に他方の突上げロツドに対して接
近・離隔されるようになつていることにより、製
品を胴巻き包装部を構成する底折り板の底折り移
動方向に搬送してエレベーター上に片側基準で移
載できる構造であり、さらに、胴巻き包装部を構
成する一対のフオーマーと挟持爪が、製品幅に応
じて片側基準で接近・離隔自在となつている。要
するに、製品搬送装置とエレベーターと胴巻き包
装部は、製品幅に合わせていわゆる片側基準でア
ジヤストする構造となつている。
[発明が解決しようとしている課題] しかるに、エレベーターを構成する二個の製品
載置板は、製品搬送装置の前方に前後して並んで
おり、搬送方向に直交する方向に長尺なので、製
品幅が大きい場合には、エレベーターを構成する
製品載置板の間隔が大きくアジヤストされ、製品
搬送装置により搬送されてくる製品が製品載置板
の間に落てしまう不具合があり、これを防止する
手段として、昇降を繰返す二個の製品載置板の一
方に4本のロープの一端を固定し、他端を他方の
製品載置板に渡して下方に垂らして重錘を付ける
方法を採つているが、該不具合が十分に解消され
るまでに至つていない。
その他、従来の胴巻き包装機は、なお、以下の
問題点がある。
製品搬送装置は、搬送爪とストツパとで製品
を挟んで位置決めすることはできず、製品がス
トツパに当ると反発してストツパより離れて止
まることとなつていたので、エレベーター上へ
の製品の位置決めが不安定となつており、場合
によつては、製品を胴巻き包装部に突上げたと
きに包装紙が製品に対してずれたり、曲つたり
する不具合があつた。
給紙装置を構成する上昇テーブル上へ載置す
る包装紙の位置決めは、紙幅のセンターが、フ
オーマー上に位置される製品幅のセンターよ
り、ノリ代分だけ固定フオーマー寄りにくるよ
うに位置させるもので、これをスケールを見て
行うが、フオーマー上に位置される製品は、片
側基準で位置されるので、製品が異なる毎に行
う異なる位置に包装紙を載置することとなつて
おり、間違いがないよう確認が重要であつた。
なお、上記のような片側基準アジヤストタイプ
の従来技術としては、例えば、特公昭59−9404号
がある。
本発明は、上述した点に鑑み案出したもので、
製品幅のサイズチエンジに合わせてそれぞれ対の
製品載置板やフオーマーの間隔アジヤスト及び底
折り兼受渡し板の張出しストロークのアジヤスト
ができ、かつ該間隔アジヤストが行われても製品
搬送装置と製品載置板の間、及び製品載置板と製
品載置板の間に製品が落下してしまうようなトラ
ブルが発生する虞れがない、サイズチエンジが可
能な胴巻き包装機を提供することを主たる目的と
している。
また、本発明は、製品幅のセンターを基準とし
てそれぞれ対の製品載置板やフオーマーの間隔ア
ジヤストが行えることにより、紙の供給を製品の
供給方向と対向する方向から行うようにした際
に、紙幅方向の位置合わせが容易に行える胴巻き
包装機を提供することを副次的な目的としてい
る。
さらにまた、本発明は、製品の供給位置と積上
げ搬出位置との包装機に関する平面的位置関係を
90゜異なるように従来に比べて近づけて、製品の
供給作業と包装済積上げ製品の搬出作業を一人で
移動することなく行えるようにして作業能率を向
上し得る胴巻き包装機の提供することを副次的な
目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記課題を解決する手段として、 製品の後面を押して該製品を所定の間隔で搬送
する製品搬送装置と、間隔調整可能な一対の突上
げロツドの各上端に製品載置板を互いに平行にか
つ前記製品搬送装置の搬送端に搬送レベルと同一
となるように有していて、前記製品搬送装置から
該製品載置板に製品が移載されかつ該移載される
製品の上に他所に設けられる給紙装置により包装
紙が給送されたら所定ストローク上昇し次いで下
降復帰するエレベーターと、前記一対の製品載置
板よりも所要高い位置に設けられていて、該一対
の製品載置板に対する平面的位置が該一対の製品
載置板を挟むように平行していて、かつ間隔が前
記一対の突上げロツドの間隔調整と同時に行われ
るようになつており、前記製品載置板の上昇時に
製品によつて広げられるように揺動して該製品の
通過を許しその際に包装紙の両端を製品の側面に
密着するように折下げるチヤンネル折りを行いか
つ製品下面を支える一対のフオーマーと、該一対
のフオーマーの内の一方のフオーマーの後方に後
退していて、前記エレベーターにより製品が該一
対のフオーマー間上に突上げられた後に、他方の
フオーマーに近接する位置まで進出して該一対の
フオーマー間を塞いて該製品を支承し、かつその
際に前記チヤンネル折りされて垂れ下る包装紙の
一方の端部を製品下面に密着するように折込む底
折り兼受渡し板とを備えており、該底折り兼受渡
し板上の製品を前記他方のフオーマーを越えて突
出して胴巻きするとともに、包装紙張出し端部を
製品側面に沿い折込むように構成された胴巻き包
装機において、 前記製品搬送装置は、前記エレベーターの製品
載置板の長手方向の一側に設けられ、 前記一対の突上げロツドと前記一対のフオーマ
ーは、前記製品搬送装置により搬送される製品の
幅中央が間隔中心となるように互いに接近離隔自
在に構成されており、 前記底折り兼受渡し板は、前記一対のフオーマ
ー間への張出しが、所定のストロークを行うスト
ローク手段によつて行われるようになつていると
ともに、前記後退位置が、該ストローク手段のス
トロークする部材に設けられかつ前記他方のフオ
ーマーと連動して調整作動する後退位置調整手段
により行われるようになつていることを特徴とす
る胴巻包装機を提供するものである。
[作用] 先ず、製品幅に対応して突上げロツドの間隔調
整及びフオーマーの間隔調整を行う。これらの調
整は、間隔中心を基準として接近・離隔調整され
る。上記の調整を行うと、底折り兼受渡し板が張
出し時に対向側のフオーマーと干渉しない近接位
置に来るようにストローク調整が同時に行われ
る。
しかして、包装運転を開始すると、製品はフオ
ーマーの対向方向と直交する方向、すなわち製品
長さ方向からエレベータを構成する一対の製品載
置板上に供給されるとともに、該製品の上に、給
紙装置により包装紙が給送される。この際、製品
は、製品載置板の長手方向から供給されるので、
大きさに関係なく製品載置板上に良好に移載され
る。
次に、エレベーターによりフオーマー間上に突
上げられると、製品は包装紙でチヤンネル巻きさ
れる。続いて、底折り兼受渡し板が一方のフオー
マーの背後から水平に張出してフオーマー間の空
隙を塞ぐとともに製品を支承すると、製品が他方
のフオーマーを越えて第一段突出しして胴巻きさ
れるとともに、包装紙張出し端部が製品側面に沿
い折込まれる。
<実施例> 本発明の胴巻き包装機を第1図及び第2図を参
照して説明する。
この胴巻き包装機は、製品ストツク装置Aと、
物品搬送装置Bと、エレベーターCと、給紙装置
Dと、胴巻き包装部Eと、包装品積上げ部Fとか
らなつている。
そうして、ケーシング74の上面の透明板75
より胴巻き包装部Eにおける胴巻き包装が見える
ようになつている。
先ず、胴巻き包装部Eについて説明する。
この胴巻き包装部Eは、エレベーターCにより
突上げられる製品wを包装紙Mとともに間に通し
て包装紙両端M1,M2が垂れるように包装紙M
を製品wの上面及び一対の側面に密着させる一対
のフオーマー22,23を備えている。この一対
のフオーマー22,23は、図示しないハンドル
を回すことによりねじ軸55を回転してセンター
基準で間隔をアジヤストされる水平方向に対向し
ている。一対のフオーマー22,23のすぐ上
に、エレベーターにより突き上げられる製品の側
面を挟持する一対の挟持爪24,25を備えてい
る。これら一対の挟持爪24,25は、各フオー
マーと一体的にアジヤストされるように対向して
いる。挟持爪25は、製品wに押されて転倒し、
第一段突上げ板31が製品wを突出し後退する
と、ばねにより復帰するようになつている。一対
のフオーマー22,23の上側にある一対の挟持
爪24,25の間のスペースは、エレベーターC
により突上げられる製品wの突上げ収容空間とさ
れている。そして、この収容空間に位置する製品
wを包装品積上げ部Fの受入れ口へガイドする挟
持爪25に連設されたテーブル26がある。この
テーブル26は、フオーマー23に連結固定され
後述する第一段突出し板31で突出されてくる製
品wが乗るように設けられていて、従つて、フオ
ーマー23と一体的にアジヤストされるようにな
つている。このテーブル26は、第一段突出し板
31で突出されてくる製品wを載せることによつ
て、包装紙Mの垂れ下つた一辺M2を底折りする
役目を果している。テーブル26の下側にはヒー
ター52が取付けられている。このヒーター52
は、テーブル26上で製品wを胴巻き状態となる
包装紙Mの合わせ面のノリを温め乾燥を早めるた
めにある。上記突上げ収容空間に関してテーブル
26と反対側に底折り兼受渡し板28がある。こ
の底折り兼受渡し板28は、揺動レバー61によ
りフオーマー23の直前に一定ストローク移動自
在となつており、後退位置(実線位置)ではフオ
ーマー22より引つ込んでおり、前進した際に、
挟持爪24と干渉しないように寄けてフオーマー
22の上を通り挟持爪24,25により挟持され
る製品wの下面に当たるようにフオーマー間をほ
ぼ塞いで、包装紙Mのノリが付いていない一方の
垂れ下り端部M1を底折りして製品wの下面に密
着させる役目を果す。また、この底折り兼受渡し
板28は、ローラー72に支持されており、後端
がストローク手段である揺動レバー61と接続さ
れ、かつ、ねじ軸66、軸62、歯車63,64
からなる後退位置調整手段が設けられている。ね
じ軸66は、底折り兼受渡し板28の後端に付設
されたナツト(符合付けず)に螺合されてている
とともに、後端が連接リンク(符合付けず)を介
して揺動レバー61の揺動端と連結されており、
さらに平行する軸62に摺動可能に被嵌した歯車
63が、該軸62を回転させる図示しないハンド
ルを回すことにより回転し、該歯車63と噛合す
る歯車64がねじ軸66を回転して底折り兼受渡
し板28の位置調整を行うようになつている。な
お、上記図示しないハンドルを回すと、ねじ軸5
5が回転し、向い側のフオーマー23も該底折り
兼受渡し板28と同一方向に同一寸法移動するよ
うに位置調整が行われるようになつている。この
底折り兼受渡し板28の上方には、第一段突出し
板31がある。この第一段突出し板31は、揺動
レバー65の揺動により水平に移動するブリツジ
フレーム73に固定されていて、31′の位置ま
で移動して、突上げ収容空間に位置する製品wが
挟持爪25を押し倒してテーブル26上に乗り移
るまで、該製品を水平に突き出すようになつてい
る。キヤリヤーブリツジ73により張出して、突
上げ収容空間に位置する製品wの上方をテーブル
26上まで伸びているブラケツト71の先端に
は、第二段突出し板32が枢着されている。第二
段突出し板32は、前側上方に持上がり自在に垂
下している。したがつて、この第二段突出し板3
2は、第一段突出し板31と一体的に32′の位
置まで移動して第一段突出し板31により突出さ
れテーブル26上に位置する製品wを包装品積上
げ部Fの受入れ口へ突出すようになつている。上
記キヤリヤーブリツジ73には、一対の可動側折
り板29が取付けられている。各可動側折り板2
9は、固定下辺29aの先端に可動斜辺29bが
枢着され、固定下辺29aの後端が、キヤリヤー
ブリツジ73に接近・離隔自在に取付けられた図
示しない一対の可動ブロツクに固定され、また、
可動斜辺29bの後端にスライダー69(または
コロでも良い。)が枢着されていて、このスライ
ダー69が両サイドにおいて突出し方向に大きく
伸びている図示しない高さ調整ロールに案内され
るようになつている。そうして、一対の可動側折
り板29は、第一段突出し板31が31′にくる
とき、29′の位置にくるようになつており、ま
た、互いの間隔を製品長さに応じてセンター基準
でアジヤスト自在で製品側面に密着するようにな
つており、さらに、可動斜辺29bを、製品高さ
に応じて、傾斜角度をアジヤスト自在で製品が異
なつても製品高さ一杯に製品側面に密着するよう
になつている。しかして、一対の可動側折り板2
9は、フオーマー22,23上側を直交する方向
より製品側面に当たるまで移動して該底折りをし
た側の包装紙Mの張出端部側縁(第3図の符号M
3の部分)を側折りして製品側面に密着させる役
目を果し、さらに、製品wが第一段突上げ板31
により向い側のフオーマー23に連設するテーブ
ル26上に乗り移らされるまで、製品wと一体的
に移動して、上記密着状態を維持する役目を果し
ている。他方、一対の可動側折り板29に対向し
て、テーブル26上に一対の固定側折り板27が
設けられている。この一対の固定側折り板27
は、固定下辺27aの先端に可動斜辺27bが枢
着されてなり、製品wの長さ及び高さに対応する
アジヤスト機能が、上記可動側折り板29と同様
に行えるようになつており、テーブル26上に第
一段突出し板31により突出されてくる製品w及
びこれを挟んでいる一対の可動側折り板29を間
に挟むように待受けていて、前側の包装紙張出端
部側縁(第3図の符号M4の部分)を側折りする
役目を果し、さらに、可動側折り板29の後退時
には、それが側折りして押えていた包装紙張出端
部側縁(第3図の符号M3の部分)を引続き押え
る役目を果している。さらに、レール上の製品w
の高さに応じてアジヤスト自在であり製品wの浮
上りを防止する浮上り防止板5がある。
従つて、胴巻き包装部Eは次のような作動を行
うようになつている。
製品wが包装紙とともに一対のフオーマー2
2,23の間に突上げられると、一対のフオーマ
ー22,23が開いて製品wを載せた状態に再び
閉じ、かつ、挟持爪24,25が製品wを挟持
し、この過程でフオーマー22,23が包装紙M
の製品wの上面及びフオーマー22,23に対応
する側の側面に密着して折り上げ、次いでプツシ
ヤー59により底折り板28が向い側のフオーマ
ー23の寸前まで製品wの下面に密着するように
突出していき、これにより、包装紙Mのフオーマ
ー間に垂れた片辺M1を製品wの下面に合わせ、
続いて、一対の可動側折り板29が製品wの長さ
方向の両端面に密着するように突出していき、こ
れにより、包装紙Mの製品wの両端より四角筒状
に突出された開口端部の片側側辺M3の側折りが
行われるとともに、さらに第一段突出し板31が
製品wをテーブル26上に突出していき、これに
より、包装紙Mの残りの垂れた片辺M2を製品w
の下面に合わせて胴巻きを完全に行ない、かつ、
ヒーター52がそのノリ合わせした辺同士の乾燥
を行なうとともに、テーブル26上にある固定側
折り板27、包装紙Mの開口端部の残り側辺M4
の側折りを行い、次いで、第二段突出し板32
が、第一段突出し板31で突出されたテーブル2
6の製品wを包装品積上げ部Fの受け入れ口へ突
出していく。
次に、包装品積上げ部Fについて説明する。
この包装品積上げ部Fは、それぞれ製品長さ方
向に間隔をセンター基準でアジヤスト自在に対向
する一対の、下縁折り上げ板53、一対の突上げ
手段58、一対のノリ付け装置54及び一対のス
トツパ49を有してなり、製品wの長さに対応し
て間隔が側折り板27,29と一体的にアジヤス
トできるようになつている。上記下縁折り上げ板
53は、テーブル26上から受入れ口68を通し
てストツパ59の下側まで実質的に伸びており第
二段突出し板32により突出されてくる製品wを
突上げ手段58に乗るまで該製品の包装紙張出端
部下縁(第3図の符号M5の部分)を折り上げて
製品側面に密着させる役目を果している。上記突
上げ手段58は、受入れ口68に押し込まれてき
て下縁折り上げ板53により包装紙張出端部下縁
を折り上げられた製品wが乗るように待機してお
り製品が乗ると上方に突上げるもので、二本のロ
ツド58aと、その上端の載置板58bと、二本
のロツド58aが昇降自在に案内する一対のガイ
ド58cと、一対のガイド58cを互いに接近・
離隔させる間隔アジヤスター58dと、二本のロ
ツド58aと係合し、これらを昇降させる昇降手
段58eとからなり、エレベーターCに似た構造
をしている。上記ノリ付け装置54は、突上げ手
段58に乗る製品の突上げに先行して包装紙張出
端部上縁(第3図の符号M6の部分)の下面にノ
リ付けするようになつている。上記ストツパ49
は、受入れ口68よりも上方に設けられ、フオー
マー22,23とほぼ同様の構造であり、突上げ
手段による突上げられる製品を接触通過させ包装
紙の張出端部上縁を折り下げて下縁とノリ合わせ
するようになつている。各ストツパ49の上方に
ストツパ49に一体に伸びている一対の縦枠57
がある。従つて、この一対の縦枠57は、間隔を
製品wの長さに対応してストツパ49と一体的に
アジヤスト自在であり、包装紙の張出端部上縁を
折り下げて下縁とノリ合わせを押える役目を果し
ている。
従つて、包装品積上げ部Fは以下のような作動
を行うようになつている。
製品wが胴巻き包装部Eから第二段突出しされ
てくると、下縁折り上げ板53が包装紙Mの開口
端部の耳片形状に折られた下縁M5を、製品端面
に合わせる折り上げを行い、載置板58bが製品
wを待ち受けて載置する。すると、ノリ付け手段
54が、包装紙Mの開口端部の耳片形状に折られ
た上辺にノリ付けを行う。その後、突上げ手段5
8が製品wを一対のストツパ49,49の間に突
上げる。すると、該突上げられた製品wが、受入
れ口より上方にある多段に積上げ支承している一
対のストツパ49,49を開いて、さらに積上げ
包装済み製品wを押し上げ、再び、一対のストツ
パ49,49が閉じる。この際、ストツパ49,
49が包装紙Mの耳片形状の上辺を製品端面に合
わせる折り下げを行う。突上げ手段が下降する
と、一対のストツパ49,49が包装済み製品w
を一個増して積み重ね状態に支承する。そして、
一対のストツパ49,49上に積み重ねられる包
装済み製品w,w,w…は、縦枠57で折り畳ん
だ端面を押えられ、ノリ付け部の乾燥が行われ
る。なお、胴巻き包装部Eと製品積上げ部Fとは
製品幅が小さいときに隙間が生じるが、これをテ
フロンシート30で塞いでいる。
次に、エレベーターCについて説明する。
エレベーターCは、製品供給装置Bの前方にお
いて上下方向に伸びておりレール2に対して平行
に並んでいる二本のロツド34,34と、二本の
ロツドの各上端に設けられた胴巻き包装部Eのフ
オーマー22,23と平行して水平に伸びる製品
載置板21,21と、二個のボス42,42によ
つて二本のロツド34,34を独立して上下方向
に案内しているとともに、二個のボス42,42
に互いに逆のねじ孔を切り、各ねじ孔に、ねじを
互いに逆に切つたねじ軸43を螺合して、このね
じ軸43を回転させることによつて、二本のロツ
ド34,34をセンター振分けで互いに接近・離
隔させてロツド間隔をアジヤストするロツドアジ
ヤスター機構と、二本のロツド34,34を上下
動できるように支持するとともに、ロツドアジヤ
スター機構による二本のロツドが互いに接近・離
隔可能であるように支持する昇降アーム44と、
この昇降アームを上下方向に案内している案内ロ
ツド45,45と、昇降アームを昇降させる揺動
アーム46と、揺動アーム46を揺動させること
により二本のロツドを上下動させるモータ等、図
示しないアーム揺動源とからなつている。なお、
二本のロツド34,34の間隔も、フオーマー2
2,23に連動してアジヤストされるようになつ
ている。
従つて、エレベーターCは以下のような作動を
行うようになつている。
間隔を製品wの幅寸法に対応してアジヤストさ
れた二本のロツド34,34が、アーム揺動源で
揺動される揺動アーム46により昇降を繰返し、
製品wが物品供給装置Bから製品載置板21,2
1上に載置される毎に、該製品wを包装紙Mとと
もに一対のフオーマー22,23の間に突上げ
る。
次に、製品ストツク装置Aについて説明する。
この製品ストツク装置Aは、レール2上の後端
に設けられており、製品wの幅に合わせてセンタ
ー基準でアジヤスト自在な一対の縦枠56を備
え、この一対の縦枠56が、フオーマー22,2
3のアジヤストと一体的に行われるようになつて
おり、製品wを縦枠56に挟み積重ね状態にスト
ツクするようになつている。
次に、製品供給装置Bについて説明する。
この製品供給装置Bは、胴巻き包装部Eの一対
のフオーマー22,23の間に開放された方向
に、製品載置板21の長尺方向が合わされている
エレベーターCの該製品載置板21に供給するも
のであり、エレベーターC上への製品供給を、給
紙装置Dによる包装紙Mの供給方向と向い合わせ
に行うようになつている。この製品供給装置B
は、基台1上に製品wを案内する平行する二本の
レール2がある。レール間には、製品ストツク装
置Aにストツクされる一番下の製品wをレール2
上に取出し、レール二上の製品wを押して移動す
る2個の搬送用爪9,9がピツチPの間隔で位置
している。この搬送用爪9は、可動ラツク13の
上面に取付けられており、可動ラツク13は、固
定ラツク15上をピニオン移動手段35により往
復移動するピニオン14に噛合している。上記搬
送用爪9は、ヒンジ部が可動ラツク13の上面に
取付けたブラケツト10にピン11で連結され、
かつばね12の付勢により、前端9aがレール2
の上面より突出するとともに、後端9bがレール
2の上面に当接して、前端9aで製品wを押せる
ようになつている。また、この搬送用爪9は、ば
ね12の付勢が小さく、製品wの荷重で前端9a
がレール2の上面より軽く引つ込むようになつて
いる。上記可動ラツク13は、両側に走行輪7,
7,…を備えており、この走行輪7がレール2の
内側面に形成したガイド溝8に嵌合し転動するこ
とにより、レール2に沿つて移動できるようにな
つている。上記ピニオン移動手段35は、駆動源
に図示しないモータが使用され、該モータにより
回転されるカムにより揺動するレバー(注、これ
に符号35を付してある。)を、ピニオン14を
枢着支持してい水平方向に伸びるブラケツト16
に連結している。このピニオン移動手段35は、
ピニオン14を図中寸法Sだけストロークさせる
ようになつている。このストロークSは、搬送用
爪9,9のピツチの1/2の長さに数mmプラスした
長さとしてある。
上記固定ラツク15は、固定ラツク調整手段3
6によりアジヤストされるようになつている。こ
の固定ラツク調整手段36は、ハンドル36aに
よりねじ軸36bを回転させると、このねじ軸に
螺合するナツト36cを溶接されたブラケツト3
6dが移動され、このブラケツトが固定された固
定ラツク15を、レール2に平行する方向にアジ
ヤストする構成である。レール2の先端上面に
は、最前の搬送用爪9で搬送される製品wを受け
止めるストツパ20が取付けられている。該スト
ツパ20は、固定ラツク15と連結されている。
従つて、該ストツパ20は、固定ラツク調整手段
36により固定ラツク15とともにアジヤストさ
れるようになつている。なお、固定ラツク15
と、ピニオン14を枢着支持して水平方向に伸び
るブラケツト16のそれぞれには、走行輪39,
40が備えられ、移動またはアジヤストが滑かに
行えるようになつている。また、ストツパ20も
アジヤストが滑かに行えるようスライダー41を
備えている。
従つて、製品供給装置Bでは、以下のような作
動が行われるようになつている。
ピニオン14が、固定ラツク15と噛み合い回
転しながら実線位置と鎖線位置との間を往復動す
ると、可動ラツク13は、ピニオン14の二倍の
速度で常にピニオン14と同方向に往復動し、従
つて、搬送用爪9,9がピニオンストロークSの
二倍だけ往復動する。すると、後側の搬送用爪9
は、ストツクケース3に積上げられている多数の
製品w,w,w,…を下から一個ずつ取出してレ
ール2上を前側の搬送用爪9よりも数mm前に位置
させることになるとともに、前側の搬送用爪9
が、後側の搬送用爪9により送られてくる製品w
を、ストツパ20に突当たるまで、前進させ、搬
送用爪9とストツパ20で製品wを挟んで正確に
位置決めすることができる。そして、後退すると
きには、搬送用爪9は、後方に位置する次に送る
べき製品wに当接すると、その荷重で前端9aが
レール2の上面よりすみやかに引つこみ、製品w
をくぐると、ばね12の付勢により復帰する。し
かして、搬送用爪9,9は、前進する毎に製品w
を一列等間隔に間欠送りすることができる。そう
して、ピニオン移動手段35をロツクしてピニオ
ン14を固定状態にしておいて、固定ラツク調整
手段36で固定ラツク15をアジヤストして、可
動ラツク13を固定ラツク15と同じストローク
だけ反対方向にアジヤストし、ストツパ20を固
定ラツク15と一体的にアジヤストし、もつて、
可動ラツク13とストツパ20とを、製品寸法が
異なる場合に対応して、エレベーターCの製品載
置板21の長尺方向の中央に合わせてセンター基
準でアジヤストできるようになつている。
次に、給紙装置Dについて説明する。
この給紙装置Dは、包装紙Mを一枚ずつ繰出す
紙繰出し機構59と、これにより繰出された包装
紙Mを挟んで、紙ガイド51とノリ付け装置50
を案内にストツパ60に当たるまで、エレベータ
ーCの製品載置板21に載置される製品wと一対
のフオーマー22,23との間に供給する走行自
在な無端ベルト47及びこれに密着する密着ロー
ル48とからなつている。紙繰出し機構59は、
上昇テーブル装置59aと、バキユームローラー
59bと、バキユームパツド59c及びエア噴射
手段59dを備え、バキユームパツド59cで包
装紙Mの後端を僅か吸上げ、その下にエア噴射手
段59dでエアを吹込んで包装紙Mに送りを与え
るとともに、バキユームローラー59dで送りを
与えることにより、上昇テーブル装置59aのテ
ーブル上に載置された包装紙Mの束を上から一枚
ずつ無端ベルト47と密着ロール48とに挟まれ
るように送り出せるようになつている。無端ベル
ト47は、一対のフオーマー22,23より下側
外方に一対に有る。密着ロール48とストツパ6
0は、図示しないハンドルによりねじ軸67を回
してセンター基準で紙長さ方向にアジヤストでき
るようになつている。また、第2図の右側の1個
の紙ガイド51、紙ガイド兼用紙さばき装置76
及びノリ付け装置50と、左側の2個の紙ガイド
51,51は、図示しないハンドルによりねじ軸
67を回してフオーマー22,23間の中央をセ
ンター基準として紙長さ方向にアジヤストできる
ようになつている。上記紙ガイド兼用紙さばき装
置76は、例えば、半筒軸に二枚の羽根を付けて
なり、一枚は紙ガイドとして用い、一枚は、エレ
ベーターCの突上げ時に回転軸が矢印の方向に約
90゜回転することにより上方に向いた位置にきて
包装紙の一端に付けたノリが上記の紙ガイドとし
て用い羽根に付着しないように紙さばきとして用
いられるもので、半筒軸が回転軸に着脱可能に取
付けられている構造となつている。
なお、センサー52は、フオーマー22,23
の下側への包装紙の供給の是非を、製品wがエレ
ベーターC上にきたときでは間に合わないので、
レール2の途中にあるときに検出するようになつ
ている。
従つて、給紙装置Dは以下のような作動を行う
ようになつている。
バキユームパツド59cが上昇テーブル装置5
9aに積まれた一番上の包装紙Mの後端を僅か吸
上げ、その下にエア噴射手段59dがエアを吹込
んで包装紙Mに送りを与え、バキユームローラー
59bが無端ベルト47と密着ロール48とに挟
まれる位置まで送り、無端ベルト47と密着ロー
ル48が包装紙Mを挟んでストツパ60に当たる
まで供給する。このとき、ノリ付け装置50によ
り、包装紙Mの一端下面にノリ付けが行われる。
本発明の胴巻き包装器は上述したような構成で
あるから、全体としての作動は、 製品供給装置Bが、製品ストツク装置Aに積上
げられている製品Wを下から一個ずつ押し出して
エレベーターCの上に供給し、他方、給紙装置D
が、包装紙MをエレベーターCの製品載置板21
に載置される製品wの真上にセンター基準で供給
し、すると、エレベーターCが、製品Wを胴巻き
包装部Eの一対のフオーマー22,23の間に突
上げる。胴巻き包装部Eは、包装紙Mを製品wの
上に乗せ下側で合わせ胴巻きし、製品wの両端よ
り四角筒状に突出された包装紙Mの開口端部を、
先に、水平方向に対向する両側縁を製品端面に沿
つて折込み、次いで、上下方向に対向する上下縁
を製品端面に沿い折込み、包装品積上げ部Fに送
り、包装品積上げ部Fは、ストツパ49,49が
包装紙Mの片耳形状の上辺を製品端面に合わせる
折り下げを行い、包装済み製品wを積み重ねた状
態に支承する。
大きさが異なる製品wを包装する場合には、 該製品wの高さ、幅及び長さに合うように、製
品ストツク装置Aと、製品供給装置Bと、エレベ
ーターCと、給紙装置Dと、胴巻き包装部Eと、
包装品積上げ部Fについて、必要なアジヤストを
しなければならない。この場合、製品ストツク装
置A及びエレベーターCのアジヤストは、製品W
の幅に対応するアジヤストであり、製品供給装置
B及び包装品積上げ部Fのアジヤストは、製品w
の長さに対応するアジヤストであり、胴巻き包装
部Eのアジヤストは、製品wの高さ、幅及び長さ
に対応するアジヤストであり、給紙装置Dのアジ
ヤストは、包装紙Mの幅及び長さに対応するアジ
ヤストである。給紙装置Dを除くこれらのアジヤ
ストは、製品wの高さ、幅及び長さに対応する三
個のハンドルを回すことにより行うことができ、
また、給紙装置Dのアジヤストは、二個のハンド
ルを回すことにより行うことができる。特に、製
品供給装置Bのアジヤストについて説明すると、
前側の搬送用爪9が最も前進した位置にくるよう
にピニオン移動手段35をロツク状態とし、固定
ラツク15をアジヤストする。すると、ピニオン
14が回転するだけで移動しないから、可動ラツ
ク13が固定ラツク15と同量だけ反対方向にア
ジヤストされ、従つて、搬送用爪9もアジヤスト
され、また同時に、固定ラツク15と連結された
ストツパ20が固定ラツク15と一体にアジヤス
トされ、もつて、前側の搬送用爪9とストツパ2
0とがセンター基準でアジヤストされることにな
り、前側の搬送用爪9とストツパ20との間隔を
製品wの長さに一致させれば良い。エレベーター
Cは、二本のロツド34,34が、ストツパ20
の当接停止する製品wの長さ方向の中央に一致し
て並んでいて、製品供給装置Bの供給方向に直交
する方向の装置中心に一致して、センター基準で
アジヤストされるようになつている。
<発明の効果> 以上説明してきたように、本発明の胴巻き包装
機によれば、 一対の製品載置板と一対のフオーマーをいわゆ
るセンター基準でアジヤストするとともに、底折
り兼受渡し板を一方のフオーマーの背後から水平
に張出して他方のフオーマーのアジヤスト量に応
じて該他方のフオーマーに近接するように張出し
てフオーマー間の空隙を塞ぐようにし、製品を製
品長さ方向から一対の製品載置板上に該製品載置
板の長手方向より供給して移載するように構成し
たので、 製品搬送装置が製品載置板の長尺方向の一側
の設けられ製品を製品載置板の長尺方向から搬
送載置するので、製品幅のサイズチエンジに合
わせてそれぞれ対の製品載置板の間隔アジヤス
トが行われても製品搬送装置と製品載置板の間
や製品載置板と製品載置板の間に製品が落下し
てしまうような隙間の発生はなく、従つて、従
来において発生していた製品搬送装置からエレ
ベーターへの製品を移載する際のトラブルが解
消される。
製品幅のセンターを基準としてそれぞれ対の
製品載置板とフオーマーの間隔アジヤスト及び
底折り兼受渡し板の張出しストロークのアジヤ
ストが行えるので、紙の供給を製品の供給方向
と対向する方向から行うようにした際に、紙幅
方向の位置合わせが容易に行える。なお、従来
のようにいわゆる片側基準アジヤストとした場
合には達成できない。
製品搬送装置による製品搬送方向を一対のフ
オーマーの対向方向と直交する方向より行うよ
うになつているから、製品の供給位置と積上げ
搬出位置との包装機に関する平面的位置関係が
90゜異なり、従来の180゜異なる関係に比べ距離
が近づき、製品の供給作業と包装済積上げ製品
の搬出作業を一人で移動することなく行えて作
業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の胴巻き包装機の
実施例に係るものであつて、第1図は、製品搬送
装置の供給方向に沿つた縦断面図であり、第2図
は、第1図における−断面図である。第3図
は、胴巻き包装機により、製品が胴巻き包装され
ていく状態を説明するための斜視図である。 B……製品搬送装置、C……エレベーター、D
……給紙装置、E……胴巻き包装部、F……製品
積上げ部、w……製品、2……レール、6……爪
支持部材、9……搬送用爪、12……ばね、13
……可動ラツク、14……ピニオン、15……固
定ラツク、20……ストツパ、21……製品載置
板、22,23……フオーマー、24,25……
挟持爪、26……テーブル、27……固定側折り
板、28……底折り兼受渡し板、29……可動側
折り板、31……第一段突出し板、32……第二
段突出し板、34……ロツド、35……ピニオン
移動手段、36……固定ラツク調整手段、49…
…ストツパ、54……ノリ付け装置、58……突
上げ手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 製品の後面を押して該製品を所定の間隔で搬
    送する製品搬送装置と、間隔調整可能な一対の突
    上げロツドの各上端に製品載置板を互いに平行に
    かつ前記製品搬送装置の搬送端に搬送レベルと同
    一となるように有していて、前記製品搬送装置か
    ら該製品載置板に製品が移載されかつ該移載され
    る製品の上に他所に設けられる給紙装置により包
    装紙が給送されたら所定ストローク上昇し次いで
    下降復帰するエレベーターと、前記一対の製品載
    置板よりも所要高い位置に設けられていて、該一
    対の製品載置板に対する平面的位置が該一対の製
    品載置板を挟むように平行していて、かつ間隔が
    前記一対の突上げロツドの間隔調整と同時に行わ
    れるようになつており、前記製品載置板の上昇時
    に製品によつて広げられるように揺動して該製品
    の通過を許しその際に包装紙の両端を製品の側面
    に密着するように折下げるチヤンネル折りを行い
    かつ製品下面を支える一対のフオーマーと、該一
    対のフオーマーの内の一方のフオーマーの後方に
    後退していて、前記エレベーターにより製品が該
    一対のフオーマー間上に突上げられた後に、他方
    のフオーマーに近接する位置まで進出して該一対
    のフオーマー間を塞いて該製品を支承し、かつそ
    の際に前記チヤンネル折りされて垂れ下る包装紙
    の一方の端部を製品下面に密着するように折込む
    底折り兼受渡し板とを備えており、該底折り兼受
    渡し板上の製品を前記他方のフオーマーを越えて
    突出して胴巻きするとともに、包装紙張出し端部
    を製品側面に沿い折込むように構成された胴巻き
    包装機において、 前記製品搬送装置は、前記エレベーターの製品
    載置板の長手方向の一側に設けられ、 前記一対の突上げロツドと前記一対のフオーマ
    ーは、前記製品搬送装置により搬送される製品の
    幅中央が間隔中心となるように互いに接近離隔自
    在に構成されており、 前記底折り兼受渡し板は、前記一対のフオーマ
    ー間への張出しが、所定のストロークを行うスト
    ローク手段によつて行われるようになつていると
    ともに、前記後退位置が、該ストローク手段のス
    トロークする部材に設けられかつ前記他方のフオ
    ーマーと連動して調整作動する後退位置調整手段
    により行われるようになつていることを特徴とす
    る胴巻包装機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04124649U (ja) * 1991-04-30 1992-11-13 株式会社クボタ 自走式印字装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04124649U (ja) * 1991-04-30 1992-11-13 株式会社クボタ 自走式印字装置

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