JPH0236408Y2 - - Google Patents

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JPH0236408Y2
JPH0236408Y2 JP14005785U JP14005785U JPH0236408Y2 JP H0236408 Y2 JPH0236408 Y2 JP H0236408Y2 JP 14005785 U JP14005785 U JP 14005785U JP 14005785 U JP14005785 U JP 14005785U JP H0236408 Y2 JPH0236408 Y2 JP H0236408Y2
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bar
tip
shaped cosmetic
tube
tip tube
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JP14005785U
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JPS6250516U (ja
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、口紅、アイシヤドー等の棒状化粧料
を繰り出し使用する繰り出し容器用先筒に係るも
ので、棒状化粧料の趣味感の高い使用と、棒状化
粧料の破損防止を目的としたものである。
従来の技術 従来、口紅、アイシヤドー等の棒状化粧料を繰
り出し使用する、繰り出し容器用先筒は、不透明
材で形成されているため、先筒内に収納された状
態の、棒状化粧料の外周模様を確認することがで
きず、棒状化粧料の外周がマーブル模様等の、多
色に形成されている場合には、特に外部から確認
できることが望ましいが、先筒の外部からマーブ
ル模様等を確認できず、趣味感の高い化粧行為を
行なうことは出来ないものであつた。この欠点を
解決するためには、先筒を透明材にて形成すれば
よいが、単に透明材にて形成すれば、この透明材
製の先筒内面に、棒状化粧料の外周が付着し、先
筒を汚染し、商品価値を低下させる欠点を有して
いる。
考案が解決しようとする問題点 本考案は、上述のごとき問題点を解決しようと
するものであつて、先筒内に収納された棒状化粧
料の外周模様を外部から容易に確認することを可
能とし、棒状化粧料の外周がマーブル模様等の、
多色に形成されている場合には、先筒の外部から
マーブル模様等を確認し、趣味感の高い化粧行為
を行なうことを目的とし、しかも先筒を透明材に
て形成した場合にも、先筒内面に棒状化粧料の外
周が付着し、先筒を汚染することの無いようにし
たものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上述のごとき問題点を解決するため、
繰り出し機構によつて進退する中皿の先端に棒状
化粧料を固定し、この棒状化粧料の外周を被覆す
る先筒を、透明合成樹脂材にて形成するとともに
先筒の内周面と棒状化粧料の外周面間に、進退動
作によつて棒状化粧料が先筒内面に接触する事の
ない、非接触間隔を形成するとともに先筒の先端
部内面に、棒状化粧料の外周面を保持する保持リ
ブを突設して成るものである。
作 用 上述のごとく構成したものに於いて、中皿に固
定した棒状化粧料は、透明合成樹脂製の先筒を介
して外部からその外周模様等を確認することがで
き、趣味感の高い化粧作業を可能とする。また中
皿の先端に固定した棒状化粧料を、繰り出し機構
によつて進退すれば、透明合成樹脂製の先筒内面
を、通常では、棒状化粧料の接触によつて汚染す
る事となるが、本考案では、この先筒の内周面と
棒状化粧料の外周面間に、進退動作によつて棒状
化粧料が先筒内面に接触する事のない、非接触間
隔を形成しているから、先筒を汚染することがな
く、透明合成樹脂製の先筒を介して、常時、棒状
化粧料の外面を確認することができる。またこの
ような非接触間隔を形成しても、先筒の先端部内
面に、棒状化粧料の外周面を保持する保持リブを
突設しているから、棒状化粧料は先筒の保持リブ
によつて保持され、揺動等を生じることがなく、
繰り出し容器を、誤つて落下させるようなことが
あつても、棒状化粧料の折れ等を生じることがな
いとともに棒状化粧料を繰り出して使用する場合
も、保持リブが棒状化粧料を保持しているから、
棒状化粧料を揺動させて、化粧行為を不具合とし
たり、棒状化粧料を折つたりする事がないもので
ある。
実施例 以下本考案の一実施例を説明すれば、1は繰り
出し機構で、従来公知の任意の機構を用いる事が
できるが、外筒2と係合部3を介して一体に回転
する螺子部4に、先端に棒状化粧料5を固定し
た、中皿6の螺着部7を螺着するとともに、この
螺着部7の軸方向に開口した長穴8に、中皿6お
よび棒状化粧料5の外周を被覆し外筒2の内周に
位置する先筒10の係合突部11を、長穴8内で
進退可能で回動不能に係合することにより、先筒
10を保持した状態で、外筒2を回転すれば、中
皿6は回転することなく先筒10内を進退する。
この棒状化粧料5の外周を被覆する先筒10を、
透明合成樹脂材にて内部の透視可能に形成すると
ともに先筒10の内周面と、棒状化粧料5の外周
面間に、進退動作に伴なつて、棒状化粧料5が先
筒10内面に接触する事のない、非接触間隔12
を5mm以上の間隔で形成するとともに先筒10の
先端部内面に、棒状化粧料5の外周面を保持する
保持リブ13を、環状に突設して形成する。この
保持リブ13は、適宜間隔で形成するか、一連に
形成するとともに非接触間隔12から、テーパー
部14を介して形成することにより、短く成つた
棒状化粧料5の繰り出しに於いて、棒状化粧料5
の保持リブ13への、引つ掛かりを防止すること
ができる。また先筒10の外周には、透明合成樹
脂材にて形成したキヤツプ15を、取り外し可能
に被覆することにより、需要者、取り扱い者等
は、一々キヤツプ15を取り外す事なく、棒状化
粧料の色調を確認することができ、棒状化粧料5
の迅速な確認と、色調等の誤認を生じる事がない
ものである。
考案の効果 本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、中皿の固定した棒状化粧料は、透明合成樹脂
製の先筒を介して、外部からその外周模様等を確
認することができ、趣味感の高い化粧行為を可能
とする。また中皿の先端に固定した棒状化粧料
を、繰り出し機構によつて進退しても、この先筒
の内周面と棒状化粧料の外周面間に、進退動作に
よつて棒状化粧料が先筒内面に接触する事のな
い、非接触間隔を形成しているから、先筒を汚染
することがなく、商品価値を向上することができ
る。またこのような非接触間隔を形成しても、先
筒の先端部内面に、棒状化粧料の外周面を保持す
る保持リブを突設しているから、棒状化粧料は先
筒の保持リブによつて保持され、揺動等を生じる
ことがないから、繰り出し容器を、誤つて落下さ
せるようなことがあつても、棒状化粧料の折れ等
を生じることがないとともに棒状化粧料を繰り出
して使用する場合も、保持リブが棒状化粧料を保
持しているから、棒状化粧料を揺動させて、化粧
行為を不具合としたり、棒状化粧料を折つたりす
る事がないものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は断面図、第2図は棒状化粧料の繰り出し状態を
示す断面図、第3図は先筒の先端部の拡大断面図
である。 1…繰り出し機構、5…棒状化粧料、6…中
皿、10…先筒、12…非接触間隔、13…保持
リブ、14…テーパー部、15…キヤツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 繰り出し機構によつて進退する中皿の先端に
    棒状化粧料を固定し、この棒状化粧料の外周を
    被覆する先筒を、透明合成樹脂材にて形成する
    とともに先筒の内周面と棒状化粧料の外周面間
    に、進退動作によつて棒状化粧料が先筒内面に
    接触する事のない、非接触間隔を形成するとと
    もに先筒の先端部内面に、棒状化粧料の外周面
    を保持する保持リブを突設して成ることを特徴
    とする繰り出し容器用先筒。 (2) 保持リブは、環状に形成したものであること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の繰り出し容器用先筒。 (3) 保持リブは、適宜の間隔を介して、環状に形
    成したものであることを特徴とする、実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の繰り出し容器用先
    筒。 (4) 保持リブは、先筒内面の非接触間隔形成部か
    ら、テーパー部を介して形成したものであるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    または第2項または第3項記載の繰り出し容器
    用先筒。 (5) 非接触間隔は、5mm以上の間隔に形成したも
    のであることを特徴とする、実用新案登録請求
    の範囲第1項または第4項記載の繰り出し容器
    用先筒。 (6) 先筒は、外周を透明合成樹脂材にて形成した
    キヤツプにて被覆したものであることを特徴と
    する、実用新案登録請求の範囲第1項記載の繰
    り出し容器用先筒。
JP14005785U 1985-09-14 1985-09-14 Expired JPH0236408Y2 (ja)

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JP14005785U JPH0236408Y2 (ja) 1985-09-14 1985-09-14

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JPS6250516U JPS6250516U (ja) 1987-03-28
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