JPH0236191Y2 - - Google Patents

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JPH0236191Y2
JPH0236191Y2 JP9361082U JP9361082U JPH0236191Y2 JP H0236191 Y2 JPH0236191 Y2 JP H0236191Y2 JP 9361082 U JP9361082 U JP 9361082U JP 9361082 U JP9361082 U JP 9361082U JP H0236191 Y2 JPH0236191 Y2 JP H0236191Y2
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operating
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wiper
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一つの操作部材の揺動操作に応じてワ
イパスイツチ及びウオツシヤスイツチの双方を動
作させ得るワイパ及びウオツシヤスイツチ装置に
関する。
従来における自動車のステアリングコラムに設
けられたワイパ及びウオツシヤスイツチ装置は、
スイツチ機枠に設けられた操作部材たる操作レバ
ーをステアリングホイールの回転方向と平行な第
1の方向に揺動操作させると、ワイパモータをオ
フ、インターバル、ロー及びハイの状態にするワ
イパスイツチが切換動作され、又、該操作レバー
を前記第1の方向と直角な第2の方向に揺動操作
させると、ウオツシヤモータを作動させるウオツ
シヤスイツチがオン動作される構成である。とこ
ろが、上記従来の構成では、ウオツシヤモータ及
びワイパモータをともに作動させてウオツシヤ液
をフロントガラス等に噴射させながらワイパによ
り払拭させる場合には、操作レバーを第1及び第
2の方向の二方向に揺動操作する必要があつて操
作が面倒であり、又、操作レバーを先ず第1の方
向に関して復帰操作させその後に第2の方向に関
して復帰操作した場合には、先ずワイパによる払
拭動作が停止されてその後にウオツシヤ液の噴射
動作が停止されることになつてウオツシヤ液が払
拭されずに残存する不具合があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、操作部材の一方向の揺動操作の
みによつて、ウオツシヤ液の噴射動作、ウオツシ
ヤ液の噴射及びワイパの払拭の両動作、ウオツシ
ヤ液の噴射停止及びワイパの払拭動作、ワイパの
払拭停止の各状態を順次切換えることができ、操
作性に優れたワイパ及びウオツシヤスイツチ装置
を提供するにある。
以下本考案の一実施例にき図面を参照しながら
説明する。
1は自動車のステアリングコラムの上端部に固
着されたスイツチ機枠たるベース部材で、これの
右側方部にライト、デイマ及びターンの各スイツ
チからなるコンビネーシヨンスイツチを操作する
コントロールレバー2が可動ブラケツト3を介し
て揺動可能に支持されている。そして、該可動ブ
ラケツト3にはコントロールレバー2の回動に節
度感を与え且つステアリングホイールと連係して
該コントロールレバー2を自動的に中立位置に戻
すための機構等が付設されているが、これらの部
分については周知な構成であるから説明を省略す
る。
4は操作部材たる操作レバーで、これはベース
部材1の左側方部に揺動可能に支持されている。
即ち、5は操作レバー4が挿入される横孔5aを
形成するとともに前後(第3図において上下)に
軸部6,6を突設したホルダで、前方の軸部6を
ベース部材1に穿設された軸孔1aに回動可能に
挿通するとともに後方の軸部6をベース部材1に
ねじ止め固定された支持板9の軸孔7aに同じく
回動可能に挿通している。そして、操作レバー4
は軸部6,6の軸心線と直角に交差するように配
設されたピン8を介してホルダ5に回動可能に支
持されている。従つて、操作レバー4を第1の方
向たる下方並び上方即ち矢印A及び反矢印A方向
(図示しないステアリングホイールと平行な方向)
に揺動させる場合には、ホルダ5がベース部材1
及び支持板7の軸孔1a,7aを中心として回動
される。9は操作レバー4の一端部たる操作側端
部に固着された操作摘み、10は操作レバー4の
他端部に形成された横孔11に摺動可能に挿入さ
れた節度ピン、12は節度ピン10を常に外方に
付勢するように横孔11内に挿入されたコイルば
ねであり、13はベース部材1の下面側に操作レ
バー4の他端部と対向するように突設された凸条
部である。14,15,16及び17は節度ピン
10と対向するように凸条部13の一側面に互い
に所定の間隔をもつて上下方向に位置し且つ前後
方向に指向するように形設された凹条部で、これ
らは操作レバー4の矢印A及び矢印A方向への回
動に対して節度感を与えて操作レバー4を節度ピ
ン10を介して夫々オフ位置OFF、インターバ
ル位置INT,ロー位置LO及びハイ位置HIに保持
し得るようになつており、以つて節度ピン10と
ともに第1の節度機構18を構成している(第5
図参照)。又、操作レバー4をオフ位置OFFに保
持する凹条部14においては、前後方向に位置す
るようにして第1の谷部14a、第1の山部14
b、第2の谷部14c及び第2の山部14dが順
次形成されており、更に、該操作レバー4には復
帰ばね19によつて常には節度ピン10が第1の
谷部14aに係合保持される原復帰位置Raに位
置させるべく後方向たる矢印B方向への復帰回動
力が付与されるいる(第3図参照)。この結果、
操作レバー4は、原復帰位置Raから復帰ばね1
9の回動復帰力に抗して前方向たる反矢印B方向
に揺動操作されて節度ピン10が第1の山部14
bを乗り越えた上で第2の谷部14cの後縁部
(第3図では下縁部)に当接した時には第1段の
作用位置Saとなり、更に反矢印B方向に揺動操
作されて節度ピン10が第2の山部14dに乗り
上げた時には第2段の作用位置Sbとなり、その
後該操作レバー4を手で保持した状態のまま復帰
ばね19により矢印B方向に揺動復帰させて節度
ピン10が第2の谷部14cの前縁部(第3図で
は上縁部)に当接した時には第1段の復帰位置
Rbとなり、しかる後操作レバー4に対する手に
よる保持力を解除すると節度ピン10が復帰ばね
19の復帰回動力により第1の山部14bを乗り
越えて第1の谷部14aに係合する原復帰位置
Raとなるように設定されている。そして、凹条
部14及び復帰ばね19は節度ピン10とともに
第2の節度機構20を構成している。21はスイ
ツチ機枠の一部であるスイツチベース、22はス
イツチベース21を被うスイツチカバーで、これ
らはベース部材1の下面側に操作レバー4の他端
部と対向するようにねじ止めにより固着されてい
る。23及至28はスイツチベース21の上面に
略等間隔に一直線上に並べて突設された固定コン
タクト、29,30は固定コンタクト25,26
と所定の間隔をもつて対向するように同じくスイ
ツチベース21の上面に突設された固定コンタク
トであり、固定コンタクト24,26は途中部分
をスイツチベース21内に埋設した一つの金属板
の所定部位に夫々設けられていて電気的に接続さ
れており、固定コンタクト23,27,30も同
様にしてスイツチベース21内で電気的に接続さ
れている。31はスイツチベース21の下面側に
突設された例えば6個の接続端子で、これらは前
述の固定コンタクト23乃至30に適宜接続され
ており、またスイツチベース21の下面側には接
続端子31に嵌合接続されるプラグを案内し且つ
保持するための凸部32が複数個突設されてい
る。さて、33は例えば絶縁材にて成形された可
動部材で、これはスイツチカバー22の一側部2
2aと該スイツチカバー22に突設された案内リ
ブ22bとの間に挾まれてスイツチカバー22内
に直線的に摺動し得るように配設されている。3
4及び35はコ字形に折曲された金属板からなる
可動コンタクトで、可動部材33の下面側に上下
動可能に支持されており、一方の可動コンタクト
34が可動部材33の移動により固定コンタクト
23乃至28に選択的に接触し、他方の可動コン
タクト35が可動部材33の移動により固定コン
タクト29及び30に選択的に接触するようにな
つている。そして、可動部材33の下面には可動
コンタクト34,35の夫々中央部と対向する縦
孔36が夫々設けられていて、これら縦孔36に
夫々挿入されたコイルばね37によつて可動コン
タクト34,35は常にスイツチベース21方向
に付勢されている。そして、スイツチベース21
に設けられた固定コンタクト23乃至30及び可
動部材33に設けられた可動コンタクト34,3
5はワイパスイツチ38を構成している。39,
40は前記可動部材33の上面部に一体に突設さ
れた二個の係合片であり、これらは前記スイツチ
カバー22に穿設された長孔22cを介して上方
に突出されており、これらの間隔間が前記操作レ
バー4と係合する係合溝41に形成されている。
そして、この係合溝41において、上部に操作レ
バー4の外径より若干幅広な第1の挾持部41a
が形成され、下部に該挾持部41aと固定コンタ
クト23,24間の間隔寸法分だけ可動部材33
の移動方向たる矢印C方向にずれた第2の挾持部
41bが形成され、中間部の下縁部に第1の傾斜
部41cが形成され、該中間部の上縁部に第2の
傾斜部41dが形成されている。42はスイツチ
カバー22の上面部に一体に突設されたストツパ
部材であり、これは上部規制部42a及びこれに
より短い下部規制部42bを有しており、上部規
制部42aは操作レバー4がオフ位置OFF、イ
ンターバル位置INT、ロー位置LO及びハイ位置
HIにある場合においてその操作レバー4の原復
帰位置Raより矢印B方向への回動を阻止するも
のであり、又、下部規制部42bは操作レバー4
がインターバル位置INT、ロー位置LO及びハイ
位置HIにある場合においてその操作レバー4の
第1段の作用位置Saより反矢印B方向への回動
を阻止するようになつている。43はホルダ5に
形成された縦孔5bに摺動可能に挿通された押ピ
ンで、これの一端部は操作レバー4の外周部と対
向され、他端部がスイツチカバー22の透孔44
に対向されている。45は押ピン43と対向する
ように一端部がスイツチベース21上に固着され
た板ばね製の可動コンタクトで、これの他端部側
に対向するように固定コンタクト46がスイツチ
ベース21の上面部に固着されており、以上によ
りウオツシヤスイツチ47が構成されている。
尚、第10図に示す電気回路において、48は
自動車に塔載されたバツテリ、49はワイパモー
タ、49a,49b,49cはワイパモータ49
のプラス端子(+)、ハイスピード端子H、ロー
スピード端子L、79dはワイパモータ49のオ
ートストツプ用カムスイツチ、50はウオツシヤ
モータ、51はインターバル制御回路であり、各
固定コンタクト23乃至30及び46並びに可動
コンタクト45に対して図示の如く接続されてい
る。
次に、以上のように構成した本実施例の作用に
つき説明する。
先ず、操作レバー4を反矢印A方向に最大に回
動させてオフ位置OFFにし、その操作レバー4
に対する如何なる操作力も解除した状態において
は、操作レバー4は、復帰ばね19の復帰回動力
により矢印B方向に最大に回動されてその節度ピ
ン10が第1の谷部14aに係合する原復帰位置
Raとなつており、可動部材33における係合溝
41の挾持部41aに嵌合している(第4図参
照)。この状態においては、可動コンタクト34
が固定コンタクト24,25間を閉成するように
なつてワイパモータ49が停止状態を呈する。次
にこのオフ位置OFFから操作レバー4を矢印A
方向に約10度回動させてインターバル位置INT
にした時には、節度ピン10が凹条部15に対向
され、可動コンタクト34が固定コンタクト2
5,26間を閉成し、且つ可動コンタクト35が
固定コンタクト29,30間を閉成する。この状
態においては、インターバル制御回路51が作動
され周知のようにワイパモータ49が間欠的に通
電され低速度で回転される。操作レバー4をイン
ターバル位置INTから矢印A方向に約10度回転
せてロー位置LOにした時には、節度ピン10が
凹条部16に対向され、この状態において可動コ
ンタクト34が固定コンタクト26,27間を閉
成するようになつてワイパモータ49が低速度で
連続運転される。操作レバー4をロー位置LOか
ら矢印A方向に約10度回動させてハイ位置HIに
した時には、節度ピン10が凹条部17に対向さ
れ、この状態において可動コンタクト34が固定
コンタクト27,28間を閉成するようになつて
ワイパモータ49が高速度で連続運転される。こ
のように操作レバー4を第1の方向たる矢印A及
び反矢印A方向に揺動操作すると、係合溝41の
挾持部41aを介して可動部材33がスイツチカ
バー22内を一側部22a及び案内リブ22bに
案内されて矢印C及び反矢印C方向に往復摺動さ
れ、該可動部材33の移動位置に応じて可動コン
タクト34,35及び固定コンタクト23乃至3
0からなるワイパスイツチ38の切換状態が変化
される。
さて、操作レバー4がオフ位置OFFの原復帰
位置Raにある場合において(第4図参照)、その
操作レバー4を第1の方向たる矢印A及び反矢印
A方向と交差する第2の方向たる矢印B及び反矢
印B方向に揺動操作する状態につき説明する。即
ち、操作レバー4を原復帰位置Raから反矢印B
方向に揺動操作すると、節度ピン10が第1の谷
部14aから離脱し第1の山部14bを乗り越え
た後第2の谷部14cの後縁部に節度感をもつて
係合し、操作レバー4は第7図に示すように第1
段の作用位置Saに位置して可動部材33におけ
る係合溝41の第1の傾斜部41cに対応する。
この操作レバー4の原復帰位置Raから第1段の
作用位置Saへの揺動によりその操作レバー4が
押ピン43を押圧して矢印D方向に摺動させるよ
うになり、押ピン43は可動コンタクト45を押
圧して該可動コンタクト45及び固定コンタクト
46間を閉成させ即ちウオツシヤスイツチをオン
動作させるようになり、ウオツシヤモータ50が
通電されて動作してウオツシヤ液を自動車のフロ
ントガラス等に噴射する。次に、操作レバー4を
第1段の作用位置Saから更に反矢印B方向に揺
動させると、節度ピン10が第2の谷部14cの
後縁部を乗り越えて第2の山部14dに乗り上げ
るようになり、操作レバー4は第8図に示すよう
に挾持部41bに嵌合する第2段の作用位置Sb
となる。そして、操作レバー4が第1段の作用位
置Saから第2段の作用位置Sbに揺動操作される
過程において、操作レバー4は第1の傾斜部41
cを下方に押圧するようになるので、可動部材3
3はこれにともなつて反矢印C方向に移動するよ
うになり、可動提供33はその可動コンタクト3
4が固定コンタクト24,23間を閉成する補助
ロー位置LOaに位置するようになる。この場合、
前述したように、第1の節度機構18(第5図参
照)の凹条部14は前後方向に指向するように形
成され、この凹条部14に前後方向に位置して第
2の節度機構20(第3図参照)が形成されてい
るので、操作レバー4は、操作者によつて矢印A
方向に回動操作された時には凹条部14と凹条部
15との間の山部を乗り越えてインターバル位置
INT即ち矢印C方向に移動されるが、それ以外
の時には凹条部14に形成された第2の節度機構
20により前後方向に案内されて矢印C方向及び
反矢印C方向への移動は規制されるものである。
従つて、操作レバー4により案内溝41の第1の
傾斜部41cが第7図において下方に押圧された
場合には、その操作レバー4は第1の傾斜部41
cに沿つて矢印C方向に移動することはなく、下
方への押圧力の分力によつて可動部材33が反矢
印C方向に円滑に移動するものである。これによ
り、ワイパモータ49が低速度で回転され、操作
レバー4をロー位置LOに操作した場合と同様に
ワイパがフロントガラス等を低速度で払拭動作す
る。又、操作レバー4が第2段の作用位置Sbに
位置している時には該操作レバー4は押ピン43
を引続き矢印D方向に押圧移動させており、従つ
て、ウオツシヤスイツチ47がオン動作したまま
となつてフロントガラス等に引続きウオツシヤ液
が噴射されることになる。その後、操作レバー4
を手で保持しながら該操作レバー4に対する反矢
印B方向への操作力を解除すると、その操作レバ
ー4は復帰ばね19の復帰回動力によつて矢印B
方向に回動されることになり、節度ピン10は第
2の山部14dを滑り落ちた後第2の谷部14c
を第1の山部14b方向に滑走してその第2の谷
部14cの前縁部に係合するようになり、従つ
て、操作レバー4は、第9図に示すように第2段
の作用位置Sbから第1段の作用位置Saを経て第
1段の復帰位置Rbに復帰するようになり、係合
溝41の第2の傾斜部41dに対応する。この状
態では、操作レバー4が第1段の作用位置Saよ
りも原復帰位置Ra側に位置することによつて、
操作レバー4による押ピン43に対する押圧力は
解除され、可動コンタクト45が固定コンタクト
46から離間してウオツシヤスイツチ47がオフ
復帰する。これにより、ウオツシヤモータ50が
断電されてウオツシヤ液の噴射を停止する。又、
操作レバー4が第1段の復帰位置Rbに復帰して
も、可動部材33は補助ロー位置LOaに位置した
ままであるので、ワイパーモータ49は引続き低
速度で回転するようになり、ワイパの低速度によ
る払拭動作が続行される。その後、操作レバー4
に対する手による保持力を解除すると、該操作レ
バー4が復帰ばね19により更に矢印B方向に回
動され、節度ピン10が第1の山部14bを乗り
越えて第1の谷部14aに係合するようになり、
従つて操作レバー4は第4図に示す原復帰位置
Raに復帰する。そして、操作レバー4が第1段
の復帰位置Rbから原復帰位置Raに復帰回動され
る過程において、操作レバー4は第2の傾斜部4
1dを上方に押圧するようになるので、可動部材
33はこれにともなつて矢印C方向に移動するよ
うになり、可動部材33はその可動コンタクト3
4が固定コンタクト24,25間を閉成するオフ
位置OFFに復帰し、ワイパモータ49が停止す
る。
尚、操作レバー4はインターバル位置INT、
ロー位置LO、ハイ位置HIのいずれの位置にあつ
ても原復帰位置Raからストツパ部材42の下部
規制部42bに当接するまで(第1段の作用位置
Saまで)反矢印B方向に回動可能であり、該操
作レバー4が反矢印B方向に回動されると、押ピ
ン43が矢印D方向に摺動されてウオツシヤスイ
ツチ47がオン動作してウオツシヤ液の噴射動作
が行なわれる。そして、操作レバー4は復帰ばね
19により原復帰位置Ra方向に常に付勢されて
いるので、ウオツシヤスイツチ47は操作レバー
4が反矢印B方向に回動保持されている間だけオ
ン動作し、操作レバー4が保持力を解除されて原
復帰位置Raに復帰すると、ウオツシヤスイツチ
47がオフ復帰する。
このような本実施例によれば、次のような効果
を得ることができる。即ち、操作レバー4即ち可
動部材33がワイパスイツチ38におけるオフ位
置OFFにある場合において、操作レバー4を、
原復帰位置Raから第1段の作用位置Saに揺動操
作した時にはウオツシヤスイツチ47をオン動作
させ、第1段の作用位置Saから第2段の作用位
置Sbに揺動操作した時には前記ウオツシヤスイ
ツチ47をオン動作状態に保持したまま可動部材
33をワイパスイツチ38の補助ロー位置LOaに
移動させてそのワイパスイツチ38を低速度のワ
イパ払拭動作選択状態に切換動作させ、その後第
2段の作用位置Sbから第1段の作用位置Saを経
て第1段の復帰位置Rbまで復帰させた時にはウ
オツシヤスイツチ47をオフ復帰させ、しかる後
第1段の復帰位置Rbから原復帰位置Raまで復帰
させた時には可動部材33をオフ位置OFFまで
復帰させてワイパスイツチ38をワイパ切換動作
のオフ状態に戻すようにしたので、ウオツシヤ液
の噴射動作、ウオツシヤ液の噴射及びワイパの低
速度払拭の両動作、ウオツシヤ液の噴射停止及び
ワイパの低速度払拭動作、ワイパの低速度払拭停
止の四段階の状態を操作レバー4の矢印B方向及
び反矢印B方向の一方向の往復揺動によつて実現
でき、従つて、操作性に優れたものになるととも
に、ワイパの払拭動作が停止されたにもかかわら
ずウオツシヤ液の噴射動作が続行されてウオツシ
ヤ液がフロントガラス等に払拭されずに残存する
というような事態を確実に回避できる。しかも、
操作レバー4の矢印A及び反矢印A方向の揺動操
作に基づいて往復移動してワイパスイツチ38の
ワイパ切換動作を行なわせる可動部材33を利用
してこの可動部材33の係合溝41に第1及び第
2の傾斜部41c及び41bを設けるという簡単
な構成で実現し得るので、全体の大形化、価格の
高騰化を招くことはない。
尚、本考案は上記し且つ図面に示す実施例にの
み限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範
囲内で適宜変形して実施し得ることは勿論であ
る。
本考案は以上説明したように、操作部材の第1
の方向の揺動に応じて往復移動してワイパスイツ
チにワイパ切換動作を行なわせる可動部材の該操
作部材と係合する係合溝に第1及び第2の挾持部
並びに第1及び第2の傾斜部を形成し、この係合
溝において前記操作部材を前記第1の方向と交差
する第2の方向に節度機構により案内しながら揺
動させ、以つて、操作部材の一方向の揺動操作の
みによりウオツシヤ液の噴射動作、ウオツシヤ液
の噴射及びワイパの払拭の両動作、ウオツシヤ液
の噴射停止及びワイパの払拭動作、ワイパの払拭
停止の各状態を順次切換えるようにしたものであ
り、操作性に優れるという実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は上面
図、第2図は部分裏面図、第3図は要部の縦断面
図、第4図及び第5図は第3図の夫々−線及
び−V線に沿う断面図、第6図はスイツチベー
スの上面図、第7図乃至第9図は夫々異なる作用
状態の第4図相当図、第10図は電気回路図であ
る。 図面中、1はベース部材(スイツチ機枠)、4
は操作レバー(操作部材)、19は復帰ばね、2
1はスイツチベース、33は可動部材、38はワ
イパスイツチ、39及び40は係合片、41は係
合溝、41a及び41bは第1及び第2の挾持
部、41c及び41dは第1及び第2の傾斜部、
47はウオツシヤスイツチ、49はワイパモー
タ、50はウオツシヤモータを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチ機枠1に第1の方向及びこれと交差す
    る第2の方向に夫々揺動可能に設けられた操作部
    材4と、この操作部材4と係合する係合溝41を
    形成する係合片39,40を有し該操作部材4の
    第1の方向への揺動に応じて往復移動する可動部
    材33と、前記スイツチ機枠1に設けられ該可動
    部材33の往復移動に応じてワイパ切換動作を行
    なうワイパスイツチ38と、前記スイツチ機枠1
    に設けられ前記可動部材33がワイパスイツチ3
    8のオフ位置にある場合において前記操作部材4
    を第2の方向に原復帰位置から第1段の復帰位置
    及び第1段の作用位置を経て第2段の作用位置ま
    で節度的に案内する節度機構20と、前記操作部
    材4に常には前記原復帰位置への復帰回動力を付
    与する復帰ばね19と、前記スイツチ機枠1に設
    けられ前記操作部材4が前記原復帰位置から第1
    段及び第2段の作用位置に夫々操作された時に動
    作するウオツシヤスイツチ47とを具備し、前記
    可動部材33の係合溝41には、前記操作部材4
    が前記原復帰位置にある時にこれと嵌合する第1
    の挾持部41aと、前記操作部材4が前記原復帰
    位置から第1段の復帰位置を経て第1段の作用位
    置に操作された時にこれと対応する第1の傾斜部
    41cと、前記操作部材4が前記第1段の作用位
    置から第2段の作用位置に操作された時にこれと
    嵌合する第2の挾持部41bと、前記操作部材4
    が前記第2段の作用位置から第1段の作用位置を
    経て第1段の復帰位置に復帰された時にこれと対
    応する第2の傾斜部41dとが形成され、前記操
    作部材4は、前記第1段の作用位置から第2段の
    作用位置まで操作される間に前記第1の傾斜部4
    1cを押圧することにより前記可動部材33をオ
    フ位置から移動させ、前記第1段の復帰位置から
    原復帰位置まで復帰される間に前記第2の傾斜部
    41dを押圧することにより前記可動部材33を
    オフ位置に復帰させるようになつていることを特
    徴とするワイパ及びウオツシヤスイツチ装置。
JP9361082U 1982-06-22 1982-06-22 ワイパ及びウオツシヤスイツチ装置 Granted JPS58195929U (ja)

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