JPH0236168Y2 - - Google Patents

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JPH0236168Y2
JPH0236168Y2 JP18903183U JP18903183U JPH0236168Y2 JP H0236168 Y2 JPH0236168 Y2 JP H0236168Y2 JP 18903183 U JP18903183 U JP 18903183U JP 18903183 U JP18903183 U JP 18903183U JP H0236168 Y2 JPH0236168 Y2 JP H0236168Y2
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tape
scale
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scales
measured
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JP18903183U
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JPS6096719U (ja
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  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、例えばOFケーブルの絶縁体を構成
する絶縁紙の重り率を測定する場合に有用なテー
プの重り率測定尺に関する。
(考案の技術的背景とその問題点) 一般に、OFケーブルの絶縁体は、約50〜150枚
程度の絶縁紙を導体上に巻回することにより形成
されている。
しかして、かかるOFケーブルにおいては、上
記絶縁紙の重り率(後述)にバラツキがあると、
ケーブル延線時等の曲げにより上記絶縁紙の巻層
がズレることになる。そこで、このテープ層間の
ズレを防止するために、その絶縁紙の重り率が約
60〜70%の範囲内にあるように絶縁紙の重りが調
整されている。
従来、絶縁紙の重り率の測定方法としては、第
1図に示すように、隣接する絶縁紙1a,1bの
非重り長さ1をノギスあるいは、直尺にて測定
し、次式によつて算出する方法が知られている。
重り率=(01)×100/0 ……(1) ここで、0は、絶縁紙の紙幅を示している。
しかしながら、かかる重り率の測定方法におい
ては、非重り率1を測定し、これを記録した上
で各絶縁紙ごとに計算しているので、記録や計算
に多くの手間を要し、重り率の測定に長時間を要
する欠点があつた。特にこの欠点は、絶縁紙の枚
数に比例する傾向にある。
また、記録ミスや計算ミス等によりその測定を
正確になし得ない欠点もあつた。このため、本出
願人は先に、述べるような絶縁紙の重り率を直読
できる重り率測定尺を提案している(実願昭57−
123415号参照)。
すなわち、第2図において、スチールテープ等
の平板状部材2の表面には、例えばOFケーブル
の絶縁体を構成する絶縁紙等の被測定テープ1
a,1bのテープ幅0に等しい長さを例えば10
等分する目盛3が付されてる。
しかして、これらの目盛のうち、両側の目盛3
a,3bにはそれぞれ50の数字が、中心の目盛3
cには100の数字が付されている。この数字は、
後述するようにテープの重り率を表示するもので
あり必要により設けられている。上記の数字を付
さない場合は、両側の目盛3a,3bおよび中心
の目盛3cには、他の目盛と異なる符号、例え
ば、他の目盛3dより長尺の符号が付される。
次にテープの重り率の測定方法について述べ
る。先ず、重り率測定尺4を被測定テープ1aの
上部に、このテープの巻回方向と直交する如く当
接し、測定尺4の中心目盛3cの位置と上部に存
在する被測定テープ1aの右端縁位置を一致させ
る。しかして、上部に存在する被測定テープ1a
に隣接しその下部位置に存在する被測定テープ1
bの右端縁が測定尺4のど位置にあるかを調べ
る。第2図においては、中心の目盛3cより数え
て3番目の目盛を指し示しているので、この場合
のテープの重り部率は70%を示していることにな
る。これは、各目盛幅が被測定テープ1a,1b
の1/10を示していることによる。すなわち、下
部に存在する被測定テープ1bの端縁位置が測定
尺4の中心目盛3cと一致するときは、1=0
となるのでその重り率は(1)式より100%を示すこ
とになる。また下部に存在する被測定テープ1b
の端縁位置が中止目盛3cより3番目の目盛3d
を指し示すときは、1=30/10となるのでそ
の重り率は、(1)式より、 {0−(30/10)×100}/0(%) となり、70%を示すことになる。
なお、目盛の両端を50%としたのは、通例絶縁
紙の重り率が50%〜80%の範囲内にあり、50%以
下になることがあり得ないからである。
ところで、上記の重り率測定尺においては、絶
縁紙の紙幅が異る毎に異なる重り率測定尺を使用
しなければならない難点がある。このため、通例
は、同一の重り率測定尺に、複数種の絶縁紙の各
種幅に対応した重り率測定用の目盛を平行に付す
ことによつて、一枚の重り率測定尺で数種幅の絶
縁紙の重り率を測定できるようにしている。しか
し、このような重り率測定尺においては、同一の
重り率測定尺に、中間目盛3cすなわち0点が多
数存在するため、上部の絶縁紙1aの右端縁と重
り率測定尺4の対応する中間目盛3cとを合致さ
せる際に、複数存在する中間目盛3cすなわち0
点の特定が困難であつた。
(考案の目的) 本考案は、このような点に着目してなされたも
ので、複数種幅の絶縁紙の重り率を直読できるテ
ープの重り率測定尺を提供せんとするものであ
る。
(考案の概要) 本考案においては、複数枚のスチールテープ等
の平板状表面に、それぞれ異なる幅の絶縁紙の紙
幅に等しい寸法をそれぞれ例えば10等分する目盛
を付した重り率測定尺を用いることにより前記目
的を達成している。
(考案の実施例) 以下、本考案を一実施例の図面に基づいて説明
する。第3図において、スチールテープ等の第1
平板状部材5aの上部表面には、例えばOFケー
ブルの絶縁体を構成する絶縁紙等の被測定テープ
のテープ幅に等しい距離をおいて第1目盛6a,
6bが付され、これらの第1目盛間には、これを
例えば10等分する第2目盛7が複数個付されてい
る。
しかして、平板状部材の基部側に最も近い位置
の第1目盛6bには0の数字が、平板状部材の端
部側に最も近い位置の第1目盛6aには100の数
字が、またこれらの第1目盛6a,6b間を2等
分する第2目盛7aには50の数字がそれぞれ付さ
れている。
なお、これらの各数字を付さない場合において
は、これらの目盛の長さを他の第2目盛の長さよ
り長くするか短くするかあるいは他の表示を付す
ことが望ましい。要は、第1目盛の一方に他の目
盛と異なる符号が付されていて、いわゆる0点の
識別が容易となつておればよい。
第2、第3平板状部材5b,5cの上部表面に
も第1平板状部材5aと同様の第1、第2目盛が
それぞれ付されている。
第1平板状部材と第2、第3平板状部材との相
違点は、第1、第2目盛間隔がそれぞれ相異なる
のみである。すなわち、第1平板状部材の第1目
盛6a,6bの間隔が第1被測定テープのテープ
幅と等しくされておれば、第2、第3平板状部材
5b,5cの第1目盛間隔は、第1被測定テープ
のテープ幅とは異なるテープ幅を有する第2、第
3被測定テープのテープ幅とそれぞれ等しくされ
ている。
しかして、これらの第1〜第3平板状部材5
a,5b,5cは重合され、その基部がピン8に
より枢着されている。
なお9は、被測定テープのテープ幅を測定する
通常の目盛を付した一般尺を示している。
次にテープの重り率の測定方法について述べ
る。第4図に示すように、先ず、一般尺9で被測
定テープのテープ幅0を測定する。そして、測
定されたテープ幅と等しい第1目盛間隔を有する
例えば第1平板状部材5aを取り出し、これの第
1目盛の一方(例えば6a)を上部に存在する被
測定テープ1aと隣接してその下部位置に存在す
る被測定テープ1bの右端縁位置に一致させる。
そうすると、上部に存在する被測定テープ1a
の右端縁位置と一致する第1平板状部材5aの目
盛が重り率を示していることになる。
これは前述したように、第2目盛が、被測定テ
ープ1a,1bのテープ幅を10等分する間隔で付
されているからである。
一方、被測定テープ1a,1bのテープ幅0
が第1平板状部材5aの第1目盛間隔と一致しな
い場合は、これと一致する例えば第2あるいは第
3平板状部材5b,5cを取り出し、前述と同様
の方法によつてテープの重り率を測定する。
なお、前述の実施例においては、10等分の目盛
を付した場合について述べてあるが本考案はこれ
に限定されない。例えばテープ幅を20等分すれ
ば、10等分した測定尺に比しその測定精度をより
一層向上させることができる。
このような構成の重り率測定尺においては、測
定尺の端縁と被測定テープとの端縁とを略合致さ
せれば重り率の測定を行ないうるので、同一の重
り率測定尺に、複数種の絶縁紙の各種幅に対応し
た重り率測定用の目盛を平行に付した重り率測定
尺に比し、いわゆる0点合わせが容易である。
(考案の効果) 以上、説明したように本考案に係る重り率測定
尺を使用すれば、従来方法における寸法測定の記
録、および計算の手間を要することなく、短時間
のうちにテープの重り率を直読でき、更には、記
録ミスや計算ミスを防止できる。また、本考案に
おいては、数種幅の測定テープに対応できる複数
枚の平板状部材を一まとめにしているので、テー
プの重り率を高能率で測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、OFケーブルの絶縁紙の重り状況を
示す説明図、第2図は、従来のテープの重り率測
定尺を示す説明図、第3図は、本考案のテープ重
り率測定尺を示す概略斜視図、第4図は本考案に
係るテープの重り率測定尺による絶縁紙の重り率
の測定状況を示す説明図である。 5a,5b,5c……第1、第2、第3平板状
部材、6a,6b……第1目盛、7,7a……第
2目盛、8……ピン、9……一般尺。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数種幅の被測定テープの重り率をそれぞれ
    測定する複数枚の平板状部材を一まとめにして
    いるものであつて、前記平板状部材のそれぞれ
    の表面の2定点に、その間隔が前記被測定テー
    プのテープ幅と等しくなるような第1目盛を付
    し、更に上記2定点間の平板状部材の表面に、
    2定点間を複数個に等分する第2目盛を付して
    成り、前記第1目盛の一方に他の目盛と異なる
    符号を付してなることを特徴とするテープの重
    り率測定尺。 2 平板状部材がスチールテープであることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    テープ重り率測定尺。 3 第1目盛および第1目盛間の中心位置に付さ
    れる第2目盛の長さを、他の第2目盛の長さと
    異ならせることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項または第2項記載のテープ重り率
    測定尺。
JP18903183U 1983-12-07 1983-12-07 テ−プの重り率測定尺 Granted JPS6096719U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18903183U JPS6096719U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 テ−プの重り率測定尺

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18903183U JPS6096719U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 テ−プの重り率測定尺

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Publication Number Publication Date
JPS6096719U JPS6096719U (ja) 1985-07-02
JPH0236168Y2 true JPH0236168Y2 (ja) 1990-10-02

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ID=30407657

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JP18903183U Granted JPS6096719U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 テ−プの重り率測定尺

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JPS6096719U (ja) 1985-07-02

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