JPH0236127A - アンジオテンシン変換酵素阻害剤 - Google Patents

アンジオテンシン変換酵素阻害剤

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JPH0236127A
JPH0236127A JP63185468A JP18546888A JPH0236127A JP H0236127 A JPH0236127 A JP H0236127A JP 63185468 A JP63185468 A JP 63185468A JP 18546888 A JP18546888 A JP 18546888A JP H0236127 A JPH0236127 A JP H0236127A
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田中 秀興
Noboru Tomizuka
冨塚 登
Shinsuke Mitsuyoshi
三吉 新介
Fumio Fukui
福井 史生
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアンジオテンシン変換酵素阻害剤に関し、特に
近年増加の傾向にあり対策が望まれている高血圧症の予
防及び治療に有用な医薬品又は食品に利用できることが
期待されるアンジオテンシン変換酵素阻害剤に関するも
のである。
〔従来の技術〕
高血圧症の発症にはレニン−アンジオテンシン系が深い
かかわりを有していることがよく知られているが、この
レニン−アンジオテンシン系にはアンジオテンシン変換
酵素(EC3,4−15,1,以下ACEとも言う)が
重要な役割を果たしている。この場合ACEは、肝で分
泌されるアンジオテンシノーゲンが腎で産生される酵素
レニンにより分解されたアンジオテンシンI (Asp
−Arg−Val−Tyr−11e−11is−Pro
−Phe−His−Leu)に対して作用し、このもの
をアンジオテンシンIl (Asp−Arg−Val−
Tyr−11e−His−Pr。
−Phe)に変換させる。そして、このアンジオテンシ
ン■は血管壁平滑筋を収縮させて血圧を高め、さらに副
腎皮質に作用してアルドステロンの分泌を促進させるな
どの作用を有する。また、血漿に存在する酵素カリクレ
インはキニノーゲンと呼ばれる蛋白質を分解し、血管を
拡張させ降圧させるブラジキニンを産生ずるが、このブ
ラジキニンはACHの作用により分解され、不活性化さ
れてしまう。このように、ACEは一方で昇圧性ペプチ
ド(アンジオテンシン■)を生じさせ名とともに、他方
で降圧性ペプチド(ブラジキニン)を分解し、結果とし
て、血圧を上昇の方向に進める。したがってこの酵素活
性を抑制することによって血圧上昇を防ぐこと(降圧)
が可能である。
ACEの活性阻害物質としては蛇毒より得られた数種の
ペプチド性阻害剤を初めとして、カプトプリル(D−2
−メチル−3−メルカプトプロパノイル−し−プロリン
)などの合成物質が多数知られており、このうちカプト
プリルは経口降圧剤として既に実用に供されている。ま
た、近年、微生物あるいは種々の食品中にもACE阻害
物質が見出され、降圧剤としての実用化が検討されてい
る。
また、牛乳カゼインのトリプシン加水分解由来のACE
阻害物質を単離し、あるいはさらにペプチダーゼで処理
し、これを血圧降下剤として用いることが提案されてい
る(特公昭60−23085号、同60−23086号
、同60−23087号、特開昭61−36226号、
同61−36227号)。
また最近では、魚類タンパク質または大豆タンパク質の
バチルス属細菌由来のセリンプロテアーゼ、バチルス属
細菌由来の金属プロテアーゼまたは植物由来のチオール
プロテアーゼによる加水分解物を血圧降下剤として用い
ることが提案されている(特開昭62−169732号
)。
一方、とうもろこしタンパク質はプロラミンを50〜6
0%、グルテリンを35〜40%含み、主成分であるプ
ロラミンはゼイン(zein)と呼ばれる。ゼインはα
、β、γの3種に分けられる(J、CevealSci
、 5 、117(1987))。γ−ゼイン中にはV
al−flis−Leu−Pro−Pro−Proを基
本単位とする繰り返し構造が含まれている(Nucle
ic Ac1ds Res、 13 (5)。
1493 (1985))。
〔発明が解決しようとする課題〕
新規有用な血圧降下剤ひいてはアンジオテンシン変換酵
素阻害剤は常に求められている。また医薬品としてのみ
ならず、日常の摂取を通して高血圧等の種々の症状の予
防等を図る機能性食品ももとめられる昨今である。
従って本発明は優れたアンジオテンシン変換酵素阻害作
用ならびに血圧降下作用を有し、安全性が極めて高く、
医薬品としてのみならず機能性食品としても使用可能な
特定のオリゴペプチド系アンジオテンシン変換酵素阻害
剤を提供することを目的とする。また本発明は、優れた
アンジオテンシン変換酵素阻害作用を有し、安全性が極
めて高く、安価かつ大量に供給でき、医薬品としてのみ
ならず機能性食品としても有用なアンジオテンシン変換
酵素阻害剤を提供することをも目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らはACE阻害活性を有する物質を種々検索し
た結果、安価で最も一般的な食品用タンパク質であると
うもろこしタンパク質中のγ−ゼインを特定のプロテア
ーゼで加水分解して得られる一定のペプチド、またはゼ
インの特定のプロテアーゼによる一定の加水分解物がア
ンジオテンシン変換酵素阻害活性を有すること、及び該
ペプチドまたは加水分解物を用いることによって上記課
題を解決できることを見出した。
すなわち請求項1記載の本発明はγ−ゼインをサーモラ
イシンで加水分解し、ついでさらに酵素的にまたは酸で
加水分解することによって得られる、C末端アミノ酸配
列がLeu−Pro−Proであるアミノ酸重合度3〜
5のペプチドの少なくとも1種を含有するアンジオテン
シン変換酵素阻害剤を提供し、請求項2記載の本発明は
サーモライシンまたはパパインによるゼインの加水分解
物であって分子量が200〜5,000のペプチド含有
量が固形物基準で30重重量以上である加水分解物を有
効成分とするアンジオテンシン変換酵素阻害剤を提供す
る。
以下、本発明を特徴する 請求項1記載の本発明に使用するT−ゼインとしてはと
うもろこし、またはコーンスターチの製造過程で得られ
るとうもろこしタンパク質から分離したゼインタンパク
質から、常法に従って分離することができる(例えばP
lanL Physiol、+8(L623 (198
6) )、また参考例1にT−ゼインの調製例を示す。
請求項1記載の発明における加水分解は次の工程によっ
て行われる。
a)  7−ゼインはまずサーモライシン加水分解に付
してVal−11is−Leu−Pro−Pro−Pr
oを生成させる。
すなわちまずγ−ゼインを水酸化ナトリウム水溶液等の
アルカリ溶液に溶解し、限外濾過により可溶化した低分
子夾雑物を除去する。ついで必要に応じpH10〜12
.温度80〜100°Cで 5分〜1時間処理する等し
てT−ゼインを変性させ、サーモライシンを働きやすく
する。この際低分子化した両分は限外濾過により除く。
ついでpHを塩酸等で中性近辺に調整し、Ca”含有緩
衝液でpHを6〜9に調整し、温度を30〜80°Cに
保ち、サーモライシンを加え1〜40時間酵素反応を行
わせる。緩衝液としては0.005〜0、OIMCaC
Iz含有0.05M l−リス塩酸緩衝液(pH8〜8
.5)等が好適に用いられる。サーモライシンの使用量
は基質100重量部に対し0.1〜10重量部が適当で
ある。反応は例えば塩酸等の酸を添加してpH3以下と
して酵素を失活させることにより終了させる。
反応後酵素液を限外濾過に付して通過する低分子含有濾
液を回収する。水酸化ナトリウム等のアルカリ水溶液で
濾液を中和後、濃縮し、カラムクロマトグラフィー、例
えばセファデックスLl+−20カラムクロマトグラフ
ィーに付し、各両分のHPLCによる溶出パターンを合
成Val−His−Leu−Pro−Pro−Proの
それと比較することにより、Val−旧5−Leu−P
ro−Pro−Pro含存溶液を得る。このものはカラ
ムクロマトグラフィー、例えばSP−トヨパール650
S陽イオン交換クロマトグラフイー、逆相系HPLCな
どによりさらに精製することができる。
b) 次にVal−■5−Leu−Pro−Pro−P
roをロイシンアミノペプチダーゼで加水分解してl1
js−Leu−Pro−Pro−ProまたはLeu−
Pro−Pro−Proを生成させる。
この酵素反応は通常、pH6〜9の緩衝液中、30〜6
0’Cで1〜24時間行う。緩衝液としては0.05M
 MgC1z含有0.1M トリス塩酸(pH8,6)
等を使用する。ロイシンアミノペプチダーゼの使用量は
基質100重量部に対し、0.1〜10重量部が適当で
ある。
反応は例えば100 ”Cで5分間加熱するなどして終
了させる0反応終了液から目的物の単離精製はカラムク
ロマトグラフィー、例えば逆相系HPLCなどによって
行うことができる。目的物質の追跡はa)の場合と同様
合成ペプチドのHPLC溶出パターンの比較によって行
うことができる。
C) 次にVal−His−Leu−Pro−Pro−
Pro 、■5−Leu−Pro−Pro−Proまた
はLeu−Pro−Pro−Proをカルボキシペプチ
ダーゼCで加水分解するが、温和な酸加水分解に付する
ことにより各C末端Proを1つ外す。この酵素反応は
通常pH4〜7の緩衝液中30〜60″Cで1〜24時
間行う。緩衝液としては0.1Mクエン酸緩衝液等を使
用する。カルボキシペプチダーゼCの使用量は基質10
0重量部に対し0.1〜10重量部が適当である。反応
は例えばlOo″Cで5分間加熱する等して終了させる
酸加水分解は通常、濃度0.1〜6規定の塩酸等の酸を
用い、温度80〜120°Cで5〜120分行う。
反応は水酸化ナトリウム水溶液等で中和することにより
終了させる。
いずれの場合も反応終了液から目的物の単離精製はカラ
ムクロマトグラフィー、例えば逆相系+1 P L C
などによって行うことができる。目的物質の追跡はa)
の場合と同様合成ペプチドのHPLC溶出パターンの比
較によって行うことができる。
なお、上記b)の工程は必要に応じ行う。またb)とC
)の工程を共に行う場合いずれを先に行ってもよい。
上記によって得られる請求項1記載のアミノ酸重合度3
〜5のペプチドはACE阻害活性を示す。
これらのペプチドをACE阻害剤として使用する場合、
これらのペプチドは単独で含有されていてもよく、また
任意の割合の混合物として含有されていてもよく、さら
に加水分解物由来の他のペプチド、アミノ酸をマイナー
成分として含有していてもよい。
請求項1のペプチドはそのまま、または通常少な(とも
1つの製薬補助剤と製薬組成物にして使用する。
請求項1のペプチドは非経口的(すなわち、静脈注射、
直腸投与等)または経口的にヒトをはじめとする補乳頻
に投与し、各投与方法に適した形態に製剤することがで
きる。
注射剤としての製剤形態は、通常滅菌水水溶液を包含す
る。上記形態の製剤はまた緩衝剤・pH調節剤(リン酸
水素ナトリウム、クエン酸等)、等張化剤(塩化ナトリ
ウム、グルコース等)、保存剤(パラオキシ安息香酸メ
チル、P−ヒドロキシ安息香酸プロピル等)等の水以外
の他の製薬補助剤を含有することができる。該製剤は細
菌保持フィルターを通す濾過、組成物への殺菌剤の混入
、組成物の照射や加熱によって滅菌することができる。
該製薬はまた殺菌固体組成物として製造し、用時滅菌水
等に溶解して使用することもできる。
経口投与剤は胃腸器官による吸収に適した形に製剤する
。錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、粉末剤は常用の
製薬補助剤、例えば結合剤(シロップ、アラビアゴム、
ゼラチン、ツルピント、トラガカント、ポリビニルピロ
リドン、ヒドロキシプロピルセルロース等)、賦形剤(
ラクトース、シュガー、コーンスターチ、リン酸カルシ
ウム、ソルビット、グリシン等)、滑沢剤(ステアリン
酸マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコール、シ
リカ等)、崩壊剤(ポテトスターチ、カルボキシメチル
セルロース等)、湿潤剤(ラウリル硫酸ナトリウム等)
を包含することができる。錠剤は常法によりコーティン
グすることができる。
経口液剤は水溶液等にしたり、ドライプロダクトにする
ことができる。そのような経口液剤は常用の添加剤例え
ば保存剤(p−ヒドロキシ安息香酸メチルもしくはプロ
ピル、ソルビン酸等)を包含していてもよい。
請求項1のACE阻害剤中の本ペプチドの量は種々かえ
ることができるが、通常1〜100%(w/w)が適当
である。本ACE阻害剤の投与量は有効成分として0.
5〜500mg7kg/dayが適当である。
なお、請求項1のペプチドの急性毒性はいずれもLD5
゜(ラット、経口投与) > 5g/kgである。
また、請求項1のペプチドは多量に摂取しても生体に悪
影響を与えない利点を有することから、そのまま、また
は種々の栄養分等を加えて、もしくは飲食品中に含有せ
しめて血圧降下作用、高血圧予防の機能をもたせた機能
性食品、健康食品として食してもよい。すなわち、例え
ば各種ビタミン類、ミネラル類等の栄養分を加えて、例
えば栄養ドリンク、豆乳、スープ等の液状の食品や各種
形状の固形食品、さらには粉末状としてそのままあるい
は各種食品へ添加して用いることもできる。
かかる機能性食品、健康食品としての請求項1のACE
阻害剤中の本ペプチドの含有量、及び摂取量は上記製薬
におけると同様でよい。
次に請求項2記載の本発明について説明する。
この発明に使用するゼインはα−ゼイン、β−ゼイン、
T−ゼイン各単独でもよいし、2また3の混合物であっ
てもよい。これらのゼインは市販のものでもよいし、ま
たコーンスターチの製造過程で得られるとうもろこしタ
ンパク質から分離したゼイン、またはそれから公知の手
法で分離した(Plant Physiol、、、IQ
、 623 (1986))各α−1β−T−ゼインで
あってもよい。参考例2にβ−ゼインの製造例を示す。
請求項2の発明で使用される酵素はサーモライシンまた
はパパインである。
次に加水分解の条件としては、分子量200〜s、 o
ooのペプチドを蚤加水分解固形物に対する割合で30
重量%(以下%と略称する。)以上含むような加水分解
物が得られる条件であれば特に限定はない。
具体的には、基質濃度は反応時に攪拌混合ができる範囲
内であればいずれでも良いが、攪拌が容易なタンパク質
濃度2〜20%の範囲で行うのが好ましい。酵素の添加
量は使用する酵素の力価により異なるが通常はタンパク
質当たり0.01%以上、好ましくは、0.1〜10%
が適当である。反応のpH、温度は各々の酵素により異
なるが、各々の至適pt+、至適温度付近を用いればよ
く、サーモライシンでは9116〜9、温度30〜70
°C、パパインではpH5〜8、温度30〜60″Cが
適当である。反応時間は酵素の種類、添加量、反応温度
、反応pHによって異なるため一定ではないが、通常は
1〜40時間程度である。
加水分解反応の停止は、反応混合液の加熱あるいはクエ
ン酸、リンゴ酸等の有機酸または塩酸、リン酸等の無機
酸または水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカ
リの添加によるpHの変化などによる酵素の失活、限外
濾過膜等による酵素の濾別など公知の方法に従って行う
ことができる。
反応混合液はそのままで優れたACE阻害作用を有する
が、遠心分離または濾過等公知の固液分離法により固形
分を除去して用いることもできる。
固形分除去したかまたは除去しない該加水分解物は液体
としてそのまま使用することもでき、又必要に応じて脱
色、脱塩等の操作を行った後、噴霧乾燥あるいは凍結乾
燥等の公知の乾燥法によって粉末として使用することも
できる。上記した操作によって分子量が200〜s、o
ooのペプチドの含有量が全加水分解固形物基準で30
重量%以上であるゼイン(α、β、γ−ゼイン各単独、
またはその任意の混合物)の加水分解物が得られる。な
お、上述したところから明らかなように本加水分解物は
固体状であっても液状であってもよい。
請求項2の加水分解物は限外濾過、ゲル濾過等により高
分子量部分、及びまたは低分子量部分(アミノ酸等)を
カットしたものであってもよい。
例えばα−ゼインについての本加水分解終了液を分画分
子1i10.000の膜を用いて限外濾過して得られる
膜通過画分は分子15.000を越えるペプチド、及び
分子M2O0未満のペプチド及びアミノ酸を実質上殆ど
含有しないが、かかる両分またはその精製物、粉末化物
も請求項2のACE阻害剤の有効成分として用いること
ができる。
請求項2の加水分解物はそのまま製薬組成物として、ま
たは少なくとも1つの製剤補助剤と製薬組成物にして使
用する。請求項2の加水分解物は非経口的(すなわち、
静脈注射、直腸投与等)または経口的にヒトをはじめと
する哺乳類に投与し、各投与方法に適した形態に製剤す
ることができる。
注射剤及び経口投与剤の製造、製剤補助剤例は請求項1
の発明と同様でよい。
請求項2のACE阻害剤中の加水分解物の量は種々かえ
ることができるが、通常加水分解物(固形物)として1
〜100%が適当である0本ACE阻害剤の投与量は加
水分解物(固形物)として0.5〜500mg/kg/
dayが適当である0本加水分解物は毒性を有さない。
例えば実施例3.4で得られる加水分解物(高分子量カ
ット)の急性毒性はいずれもLD、。(ラット、経口投
与)>5g/kgである。
また、請求項2の加水分解物は多量に摂取しても生体に
悪影響を与えない利点を有することから、請求項1のペ
プチドと同様、そのまま、または種々の栄養分等を加え
て、もしくは飲食品中に含有せしめて血圧降下作用、高
血圧予防の機能をもたせた機能食品、健康食品として食
してもよい。かかる食品としての請求項2のACE阻害
剤中の本加水分解物の含有量及び摂取量は製薬における
と同様でよい。
〔実施例] 次に本発明を実施例により説明する。
実施例中 %は重量%を示す。
W−上  各オリゴペプチドの調製とACE阻害活性 a)  Val−11is−Leu−Pro−Pro−
Proの調製T−ゼイン0.5gを蒸留水25dに分散
させ、IN NaOHで91112に調整しT−ゼイン
を溶解させた。
ついで限外濾過膜としてアミコン社PM−10(分画分
子量10.000)を用いる限外濾過に付し、可溶化し
た低分子夾雑物を除去した。内液にp H12のNaO
Hを加え全容25dとし、100″Cで30分加熱しT
−ゼインを変性させた。この処理で低分子化した両分を
除去するため再度上記と同じ限外濾過に付し、内液に蒸
留水を加え全容25dとし、さらにIN llClで中
性にした。
全容に対し0.25容の0.05M CaC1z含有0
.25M  ト’J 7!、llCl li衝液(pH
8,5)を加え、37°cに保った後、サーモライシン
(シグマ社)18mgを加えた。40時間後、IN’1
lC1でpH1,7に調整して反応を停止させ、前記と
同じ限外濾過に付して通過する低分子を回収した。これ
をIN Na0Ilで中和後、濃縮し濃縮液をセファデ
ックスLll〜20のカラムに添加し蒸留水で溶出させ
た(溶出条件二カラム高さ70cm、内径1.6cm 
、試料添加12Inl、m速33mf/hr)。
各百分の少量を用いてHPLCによる溶出パターンを調
べ、合成 Val−His−Leu−Pro−Pro−
Proが示す溶出位置と同位置のピークを持つ両分を回
収した(HPLCの溶出条件二カラム ウォーターズ社
Radtal PAK C−8+  10 u 1m、
  試料添加95 u fi。
流速1 m/min、溶出リン酸緩衝液(lomM K
IIzPO4゜5抛M Na2SO2,pH3,0) 
ニアセトニトリル−2:3、検出UV210nm) 。
この両分を5mM酢酸緩衝液(pH4,0)で平衡化し
たspトヨパール6505カラムに添加し、0〜0.3
MNaC1の直線濃度勾配で溶出し、HPLCにて合成
Val−11is−Leu−Pro−Pro−Proと
同位置に溶出されるピークをもつ両分を回収した(SP
−1−ヨパール溶出条件:カラム高さ20c+s、内径
1.6cm 、流速Loom/hr 、溶出5a+M酢
酸緩衝液(pH4,0)を含む0〜0.3M NaC1
、IIPLCの溶出条件は前記と同じ)。
回収した両分を濃縮後、)IPLcに付して合成νal
His−Leu−Pro−Pro−Proと同位置のピ
ークのみを分取し、pH2のHCIで洗浄した逆相シリ
カゲルカラム5epPAK C−18(ウォーターズ社
)に吸着させ、ρ112のIIcIで混在する塩を除去
した後、メタノールで溶出させ、アミノ酸分析を行った
(分取時の11PLc溶出条件:試料添加量のみ25μ
2で他は最初の場合の条件と同じ)。上記でアミノ酸分
析は試料を6N llClに溶解し、真空下110 ’
Cで24時間加熱後アミノ酸分析計により行った。
この結果Leuを1としたモル比がVal 1.3、H
is 1.2 、Leu 1 、 Pro 3.1とな
り、Val−His−Leu−Pro−Pro−Pro
が回収できた。
また、質量分析の結果は659(M+1) ”であり、
上記ペプチドの予想分子量と一致した。
b) Leu−Pro−Pro−Proの調製ロイシン
アミノペプチターゼ(ベーリンガーマンハイム山之内1
社)(5mg/#21!液状)を0.05M MgC1
z含存0.1?I)IJス塩酸(pH8,6)800μ
lに溶解し酵素液とした。
300 μM Val−旧5−Leu−Pro−Pro
−Pro 50ulと酵素液200μlを混合し、37
°Cで23時間反応させた。
反応後、反応液よりIIPLcで合成Leu−Pro−
Pro−Pr。
と同位置に溶出されるピークを回収しアミノ酸分析を行
った(Ilr’LC溶出条件:使用するリン酸緩衝液の
pHを2.5としたこと、及び試料添加量を10μ2と
した以外は最初の場合の条件と同じ)。
この結果Leuを1としたモル比がVal O,16、
Leu l 、tlis O,19、Pro 2.51
となり、Leu−Pro−Pro−Proが回収できた
c)  Leu−Pro−Proの調製6.3n+M 
Leu−Pro−Pro−Pro 200 // lと
12N HCl200μlを混合し、100 ’Cで1
0分加水分解反応に服せしめた。ついでHPLCによる
溶出で合成Leu−Pro−Proと同位置のピーク(
3,18s+m)をもつ画分が回収できた。
(溶出条件二カラム メルク社Lichrosorb 
RP−Select B 5μll 、流速lad/w
in、溶出 リン酸緩衝液(pH2,5)ニアセトニト
リ/L/=5:l、検出UV210na+)。
d)  Val−His−Leu−Pro−Proの調
製Val−11is−Leu−Pro−Pro−Pro
より上記C)と同様にして得た。
e)  ACE阻害活性の測定 以上のようにして得た各ペプチドのACE阻害活性を以
下のごとく測定した。すなわちまず、5gのラビットラ
ングアセトンパウダーを50dのO,IMホウ酸ナナト
リウム緩衝液ρI+ 8.3)に溶かし、40.0OO
G 、40分の条件下で遠心処理し、その上澄液をさら
に上記緩衝液で5倍に希釈して、アンジオテンシン変換
酵素液を得た。
各ペプチド溶液を試験管に0.03d入れ、これに基質
として、0.25agのヒブリルヒスチジルロイシン(
最終濃度5mM 、NaC1300mM含む)を添加し
、ついで上記アンジオテンシン変換酵素液0.1M1を
加え、37℃で30分間反応させた。その後、IN塩酸
0.25dを添加して反応を停止させた後、1.5 d
の酢酸エチルを加え、酢酸エチル中に抽出されたヒプリ
ル酸の228na+での吸収値を測定し、これを酵素活
性とした。なお、この条件で本発明阻害剤を含まない場
合の228nmの吸収値はほぼ0.35であった。
このような実験を複数行い、阻害率を次の式より算出し
た。
A:阻害剤を含まない場合の228nm吸収値B:阻害
剤添加の場合の228nm吸収値そして、阻害率50%
のときの阻害剤濃度I、。
を求めた。
結果は以下の通りであった。
■、。(μM)備考 Val−11is−Leu−Pro−Pro     
  18   本発明しeu−Pro−Pro    
           9.6       ttVa
l−His−Lau−Pro−Pro−Pro    
200   比較例Leu−Pro−Pro−Pro 
(1mMで33χ阻害)〃nu   Leu−Pro−
Proの血圧降下作用体重200gのWistar系雄
性ラット(日本ラット(株)、1群5匹)をウレタン1
.5g/kg腹腔内投与により麻酔し、常法に従って総
頚動脈圧をトランスデユーサ−(SCK−590,日本
光電(株))を介して連続的に記録した。下腿静脈より
、生理食塩水に溶解したLeu−Pro−Proを投与
し、その5.15.25および35分後にアンジオテン
シンI(ヒト配列。
シグマ社)loOng/kgを繰り返し投与して、前後
の平均血圧の変化を測定した。対照としては、生理食塩
水を投与したものを用いた。
結果を表−1に示す。
本ペプチドは投与5分後のアンジオテンシンIによる昇
圧有効果的に抑制し、その作用は35分後にもなお持続
していた。
表−1 上段:最高血圧  下段:平均血圧 1遊」[−ユ α−ゼイン(シグマ社)を2%濃度になるように50+
++M )リス塩酸(pH8,0)に加え、トリプシン
、キモトリプシン(ともにP−Lハイオケミカルズ社)
ズプチリシンカールスバーグ(シグマ社)またはパパイ
ン(シグマ社)を0.2%濃度になるように加え、37
゛Cで20時間酵素反応を行った。
別に5mM塩化カルシウム含有50mM ) ’Jス塩
酸(pH8,o) と0.2%サーモライシン(シグマ
社)との組合わせ、0.057N塩酸と0.2%ペプシ
ン(P−Lバイオケミカルズ社)との組合わせ、または
10mMホウ酸塩(p)112.0)との0.2%アル
カリプロテアーゼ(東洋紡(株))との組合わせをそれ
ぞれ用いて上記と同様に酵素反応を行った。
酵素反応液を限外濾過に付しくミリポア社モルカット使
用、分画分子量10,000) 、膜を通過した画分を
回収した。
次に上記各両分について実施例1と同様の方法によって
ACE阻害活性を測定した。またサーモライシン及びパ
パインの場合の上記各両分について分子量200〜s、
 oooのペプチドの割合及び加水分解前のα−ゼイン
全量に対する分子量200〜5.000のペプチドの割
合を以下の方法により調べた。
すなわち、セファデックスc−25(ファイン)のカラ
ム(13+++lI+ X  820mm)に予め分子
量既知の標準品を流しく溶媒 0.1M酢酸アンモニウ
ム )分子量と溶出位置の関係を決定した。用いた標準
品及びその分子量は次の通りである。
リボヌクレアーゼA        I3,700アプ
ロチニン          6,500グイノルフィ
ン八         2.147バシトラシン   
       1,411オキシトシン       
   1,007グリシルグリシルアラニン     
203次に同一条件下に前記膜通過画分を流して得たゲ
ル濾過パターンから、膜通過画分はサーモライシン及び
パパインのうちいずれの酵素を使用した場合にも実質上
分子量200〜5.000のペプチドからなっており、
5,000を越えるペプチド、200未満のペプチド、
アミノ酸を殆ど含有していないことが明らかになった。
次にサーモライシン及びパパインについて得られた膜通
過画分中の窒素量(ミクロケルプール法による)を分解
前のα−ゼインの窒素量で除することにより原料α−ゼ
インに対する分子量200〜5,000のペプチドの割
合を求めた。
得られた結果を表−2にまとめて示す。
表−2 サーモライシン パパイン ペプシン ズブチリシン キモトリプシン アルカリプロテアーゼ トリプシン 本発明 比較例 β−ゼイン(参考例2で調製のもの)またはγゼイン(
参考例1で調製のもの)を2%濃度になるように5mM
塩化カルシウム含有50mM )リス塩u (pH8,
0)に加え、サーモライシン(シグマ社)を0.2%濃
度になるように加え、37°Cで20時間酵素反応を行
った。
得られた酵素反応液を実施例3と同様に限外濾過に付し
て得た画分を用いて実施例3と同様にして求めた該両分
のACE阻害活性(I5゜)はβゼインでは50μg/
rd、  γ−ゼインでは110μg/成、及び各原料
ゼインに対する分子ff1200〜5,000のペプチ
ドの割合(固形分基準)はβ−ゼインでは75%、γ−
ゼインでは58%であった。
裏音拠−1静脈注射剤 Leu−Pro−Proを20〜lOO倍(容積/重量
)の滅菌生理食塩水に溶解し、無菌的にフィルター(孔
径0.45μm)で濾過した濾液を注射剤とする。
旦」 スj首激2−  錠剤 Leu−Pro−Pro         7部ヒドロ
キシプロピルセルロース   1部ラクトース    
       10.9部ポテトスターチ      
    1部ステアリン酸マグネシウム    0.1
部ヒドロキシプロピルセルロース1部を含む60%エタ
ノール水溶液20部を調製し、本ペプチド7部およびラ
クトース10.9部を加えて充分に混練した後、減圧下
で乾燥し、得られた乾燥物にポテトスターチ1部および
ステアリン酸マグネシウム0.1部を加えて混和し、打
錠機により製錠する。
尖施■−1静脈注射剤 実施例3で得られた膜通過画分(凍結乾燥品)を20〜
100倍(容積7重M)の滅菌生理食塩水に溶解し、無
菌的にフィルター(孔径0.45μm)で濾過した濾液
を注射剤とする。
ヒドロキシプロピルセルロース   1部ラクトース 
          12.9部ポテトスターチ   
       1部ステアリン酸マグネシウム    
0.1部ヒドロキシプロピルセルロース1部を含む60
%エタノール水溶液20部を調製し、本加水分解物5部
およびラクトース12.9部を加えて充分に混練した後
、減圧下で乾燥し、得られた乾燥物にポテトスターチ1
部およびステアリン酸マグネシウム0.1部を加えて混
和し、打錠機により製錠する。
参]」L−一上   T−ゼインの調製Esenの方法
(J、Cereal Sci、5.117 (1987
))に準じて行った。粉砕とうもろこしく普通種プント
コーン)10hに1χ2−メルカプトエタノールを含む
60χイソプロピルアルコ一ル水5倍量を加え、60°
Cで2時間攪拌することにより全ゼイン画分を抽出した
。混合物を3,0OOGで10分遠心分離し、上清に等
容の蒸留水及び0.02容の3M酢酸ナトリウム水溶液
を加え、少量の酢酸でpHを6に合わせ4.°cで−晩
装置してαおよびβ−ゼインを沈澱させた。
ついで3,0OOGで10分遠心分離し、上清を凍結乾
燥し、乾燥物を少量の蒸留水に分散させ、透析チューブ
を用いて蒸留水に対して透析し、ついで凍結乾燥して、
淡黄色粉末としてγ−ゼイン0.4gを得た。
葺(陥−−I   β−ゼインの調製 Esenの方法(参考例1と同文献)に準じて行った。
参考例1で沈澱させたα及びβ−ゼイン混合物を回収し
、2%2−メルカプトエタノールを含む60%イソプロ
ピルアルコール水を5倍量加え、α及びβ−ゼイン両者
とも再溶解せしめた後、3倍量のイソプロピルアルコー
ルを加えα−ゼインのみ沈澱させた。3000Gで10
分遠心分離して上清を回収し、以下γ−ゼ・インと同様
に透析、凍結乾燥を経て淡黄色粉末のβ−ゼイン0.6
gを得た。
〔発明の効果〕
請求項1記載の本発明によれば優れたACE阻害作用な
らびに血圧降下作用を有するACE阻害剤が提供される
請求項2記載の本発明によれば最も一般的な食品タンパ
ク質であるとうもろこしタンパク質中のゼインからAC
E阻害剤を安価かつ大量に提供することが可能である。
また請求項1及び2記載のACE阻害剤は共に食品タン
パク質由来のため大量に摂取しても極めて安全性が高く
、従って副作用を示すこともない。
またゼインの加水分解物を含有するACE阻害剤は特開
昭62−169732号に記載の魚類タンパク質または
大豆クンバク質の加水分解物を含有するACE阻害剤に
比し、より高いACE阻害活性を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、γ−ゼインをサーモライシンで加水分解し、ついで
    さらに酵素的にまたは酸で加水分解することによって得
    られる、C末端アミノ酸配列がLeu−Pro−Pro
    であるアミノ酸重合度3〜5のペプチドの少なくとも1
    種を有効成分として含有するアンジオテンシン変換酵素
    阻害剤。 2、サーモライシンまたはパパインによるゼインの加水
    分解物であって分子量が200〜5,000のペプチド
    含有量が固形物基準で30重量%以上である加水分解物
    を有効成分として含有するアンジオテンシン変換酵素阻
    害剤。
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