JPH0236126Y2 - - Google Patents

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JPH0236126Y2
JPH0236126Y2 JP1982063368U JP6336882U JPH0236126Y2 JP H0236126 Y2 JPH0236126 Y2 JP H0236126Y2 JP 1982063368 U JP1982063368 U JP 1982063368U JP 6336882 U JP6336882 U JP 6336882U JP H0236126 Y2 JPH0236126 Y2 JP H0236126Y2
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JP
Japan
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weight
acceleration
casing
bearing
light receiving
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JP1982063368U
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JPS58165671U (ja
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Priority to JP6336882U priority Critical patent/JPS58165671U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、前後方向及び左右方向等の異なる方
向に関して、それぞれ異なる所定値以上の加速度
が作用していることを検知することができる加速
度センサに関するものである。
従来、シートベルト等の加速度センサは、第1
図に示すように分銅aによる加速度をアームbの
揺動に転換し、このアームbの先端でラチエツト
ホイールcを回転させてなるラチエツトロツク式
のセンサが実用化されているが、これでは分銅a
の半径が真円状であるために、方向性がなく、加
速度の作動方向を設定するためには前後方向及び
左右方向に別々の分銅とラチエツトホイールを設
けなければならないという難点があつた。
一方、例えば自動車に作用する前後方向の加速
度または横方向の加速度を検出して各方向の加速
度がそれぞれの設定速度以上のときにサスペンシ
ヨンの減衰力を高くすることにより、加減速時あ
るいは旋回時の車体の姿勢変化を低減すると共
に、通常時はサスペンシヨンの減衰力を低く保つ
て良好な乗り心地を得る装置が知られている。こ
の種装置においては加減速時の設定加速度は0.3
g程度、旋回時の設定加速度は0.5g程度とする
のが乗員のフイーリング上好ましい。このため、
上述の如き加速度センサを用いた場合、0.3g以
上であるか否かを検出する前後方向の加速度セン
サと、0.5g以上であるか否かを検出する左右方
向の加速度センサとの計2個の加速度センサを必
要とすることになる。
本考案は上記に鑑み創案されたもので、1つの
センサにより前後方向及び左右方向等の異なる方
向に関して、それぞれ異なる所定値以上の加速度
が作用していることを検知することができる加速
度センサを提供することを目的とする。
以下、本考案による実施例を第2図乃至第5図
に基づいて詳細に説明する。第2図乃至第3図は
本考案による実施例を示す静止状態及び作動状態
の正面断面図であり、1はセンサのケーシングで
ある。上記ケーシング1は仕切壁1aで上室2と
下室3とに区分され、上記下室3には分銅4が前
後方向及び左右方向に揺動するように設置されて
いる。上記分銅4の支持部4aは前後方向と左右
方向の幅が異なつている。
また、上記分銅4の上面には、軸受5に一体に
形成されたスライダー6が当接しており、軸受5
はケーシング1の仕切壁1aに形成した孔部に上
下動自在に装着され、分銅4が揺動したとき、ス
ライダー6を介して軸受5を上方に押し上げるよ
うになつている。
一方、上記ケーシング1の上室2内には発光部
7、及び受光部8からなるフオトセンサ9が装着
されており、発光部7と受光部8との間のセンサ
部に上記軸受5が挿脱して光を遮断するようにな
つている。
上記フオトセンサ9にはコネクタ10が固設さ
れており、上記フオトセンサ9の光の遮断信号を
モジユールに電気信号として送信するようになつ
ている。
ここで、上記分銅4の支持部4aのボトム部に
おける半径r、即ち分銅4が揺動する際の揺動中
心となる上記ケーシングの下室3の底面と上記分
銅4の支持部4aの下面の接点と、上記分銅4の
鉛直方向の中心線との距離を周方向で変化させ
て、例えば第5図に示す如く楕円形にしておけ
ば、分銅4の揺動範囲が前後方向及び左右方向で
異なるため、揺動する方向によつて、軸受5がフ
オトセンサ9の発光部7と受光部8との間の光を
遮断するときの加速度gが異なる。
従つて、上述したように構成された加速度セン
サの静止状態では、第2図に示す如く、分銅4の
下方向にmgという力が作用して釣合つている。こ
こに分銅4に前後方向又は左右方向の横方向にU
mgなる力を受けると、mgとUmgの合力の作用線が
分銅4の重心と分銅4の支持部4aの下面とケー
シング下室3の底面の接点とを結ぶ線を越えたと
き、分銅4は倒れ、これによつてスライダー6を
持ち上げて軸受5によりフオトセンサ9の受光部
8に流れている光を遮ることになり、コネクタ1
0を介してモジユールへ電気信号を送り、所定値
以上の加速度が作用したことを検出することがで
きるものである。
しかも、分銅4を少なくとも2方向に揺動可能
に支持せしめ、分銅4が揺動する際の揺動中心と
なる上記ケーシングの下室3の下面と上記分銅4
の支持部4aの下面の接点と、上記分銅4の鉛直
方向の中心線との距離rを分銅4の揺動する方向
によつて異ならせているため、揺動する方向によ
つて軸受5がフオトセンサ9の発光部7と受光部
8との間の光を遮るときの加速度gが異なる。従
つて、例えば本願考案の加速度センサを車両のサ
スペンシヨン制御に用いた場合、車両の前後方向
及び左右方向の2方向のそれぞれの設定加速度以
上の加速度を1つの分銅によつて検出することが
でき、急ブレーキ時に作用する前後方向の加速度
によつてフオトセンサ9の光が遮られるときの該
加速度の大きさと旋回時に作用する左右方向の加
速度によつてフオトセンサ9の光が遮られるとき
の該加速度の大きさとを異ならしめることがで
き、これにより1つのセンサによりそれぞれの運
動特性に最適なサスペンシヨンの制御を行うこと
が可能である。
以上詳細に説明したように、本考案による加速
度センサは、構造が簡単であり、しかも1つのセ
ンサにより前後方向及び左右方向等の異なる方向
に関して、それぞれ異なる所定値以上の加速度が
作用していることを検知することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の実施例を示す説明図、第2図乃
至第3図は本考案による実施例を示す静止状態及
び作動状態の正面断面図、第4図は第2図の要部
を示す側面図、第5図は本考案による分銅の支持
部を示す底面図である。 1……ケーシング、1a……仕切壁、2……上
室、3……下室、4……分銅、4a……支持部、
5……軸受、6……スライダー、7……発光部、
8……受光部、9……フオトセンサ、10……コ
ネクタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に仕切られたケーシングの下室の底面に、
    支持部を有する分銅の該支持部の下面を当接せし
    めることによつて、上記分銅を少なくとも2方向
    に揺動可能に載置せしめ、上記分銅が揺動する際
    の揺動中心となる上記ケーシングの下室の底面と
    上記分銅の支持部の下面の接点と、上記分銅の鉛
    直方向の中心線との距離を上記分銅の揺動する方
    向によつて異ならせ、上記分銅の上面に軸受と一
    体に形成したスライダーを当接させると共に、上
    記軸受をケーシングの上室に設けたフオトセンサ
    の発光部と受光部との間に挿脱自在に装着し、上
    記分銅の倒れにより軸受を押し上げて発光部及び
    受光部からなるフオトセンサの光を遮り電気信号
    をモジユールへ送信して加速度を測定するよう構
    成した加速度センサ。
JP6336882U 1982-04-30 1982-04-30 加速度センサ Granted JPS58165671U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6336882U JPS58165671U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 加速度センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6336882U JPS58165671U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 加速度センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58165671U JPS58165671U (ja) 1983-11-04
JPH0236126Y2 true JPH0236126Y2 (ja) 1990-10-02

Family

ID=30073472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6336882U Granted JPS58165671U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 加速度センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58165671U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5647582U (ja) * 1979-09-21 1981-04-27
JPS5713309A (en) * 1980-06-05 1982-01-23 Pharos Ab Diaphragm for optical servo controller particularly used for pendulum type acceleration gauge

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5647582U (ja) * 1979-09-21 1981-04-27
JPS5713309A (en) * 1980-06-05 1982-01-23 Pharos Ab Diaphragm for optical servo controller particularly used for pendulum type acceleration gauge

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58165671U (ja) 1983-11-04

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