JPH0236108A - 水田雑草の除草方法 - Google Patents

水田雑草の除草方法

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JPH0236108A
JPH0236108A JP1143178A JP14317889A JPH0236108A JP H0236108 A JPH0236108 A JP H0236108A JP 1143178 A JP1143178 A JP 1143178A JP 14317889 A JP14317889 A JP 14317889A JP H0236108 A JPH0236108 A JP H0236108A
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compound
formula
paddy
rice
phytotoxicity
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JP1143178A
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Shunji Takeda
武田 俊司
Takeshi Yuyama
湯山 猛
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水田雑草の除草方法に関し、で表わされる化
合物と下記式(2) で表わされる化合物とを併用して、ジャポニカ(J a
ponica)種水稲苗の移植後約1〜約15日の期間
に水面施用することを特徴とする薬害の軽減されたジャ
ポニカ種水稲用の水田雑草除草方法。
2、鎖式(1)化合物と式(2)化合物との併用割合が
、重量比で式(1)の化合物:式(2)の化合物−1:
約lO〜50である特許請求の範とくに、−年生水田雑
草及び多年生水田雑草の両者を包含する広い雑草スペク
トラムをもって、水田雑草に対して卓越した除草効果を
示すにも拘わらず、複合除草剤の一方の成分が本来有す
る水稲に対する植物薬害が顕著に低減されたノヤポニカ
(Japonicα)種水稲栽培水田用複合除草剤、と
くには水田雑草の発芽前乃至発芽後生育初期に施用して
、従来満足し得る除草効果の達成が困難であった多年生
水田雑草を包含して、−年生水田雑草及び多年生水田雑
草の両者を包含する水田雑草に対して顕著に優れた除草
効果を発揮し、しかもソヤポニカ種の水稲に対しては実
質的な薬害を与えないというユニークなヅヤポニカ穐水
稲用複合除草剤及び除草方法に関する。
更に詳しくは、本発明は下記式(1) で表わされる化合物と下記式(2) CHl で表わされる化合物とを併用して、ソヤポニカ(Jαp
onicα)種水稲格の移植後約1〜約15日の期間に
水面施用することを%Pとするソヤポニ力種水稲に対す
る薬害の軽減されたソヤポニカ種水稲用水田除草方法に
関する。本発明はまた、上記式(1)化合物と式(2)
化合物とを活性成分として含有することを特徴とするソ
ヤポニカ種水稲栽培水田用複合除草剤にも関する。
本発明に於て利用する前記式(1)で表わされる2−[
:(4,6−シメトキシピリミノンー2−イル)アミノ
カルブニル−アミンスルホニルメチル〕安息香酸メチル
エステルは、特開昭57−112379号公報に記載さ
れた公知除草活性化合物であり、又、前記式(2)で表
わされるS−(l−メチル−1−フェネチル)−ヒベリ
ソンー1−カル?チオエートもMY−a3と呼ばれる公
知除草活性化合物である。
上記特開昭57−112379号には、そこに記載され
た多数の化合物を包含する一般式で示されるスルホンア
ミド化合物に関して、他の市販の除草剤と組合わせても
使用できると記載されているが、上記式(2)化合物に
ついては全く言及されていないし、当然のことながら、
本発明で特に選択された前記弐fil化合物と式(2)
化合物との併用に関しては勿論のこと、該一般式化合物
と他の市販の除草剤との組み合わせについての具体例は
全く開示されていない。更に又、該特開昭57−112
379号には、ポット・テスト(畑地状態)の結果(表
A9表B2表C)、イネに対して4G(40%生育遅延
)〜sG(goチ生育遅延)、2C(20%黄化/頽壌
)の影響を生じたことが示され、さらに、ポット・テス
ト(水田状態)の結果(表E)ではイネに対して影響が
なく、イヌビエ、ウォーターチエストナツトなどに除草
効果を生じたことが示されている。しかしながら、この
試験においては、畑地状態及び水田状態のいづれのポッ
ト・テストにおいても、供試イネの種類については全く
言及されていないし、自然条件下の用場テストについて
は全く示されていない。
近年、人手による水田雑草の除草が、省力栽培、機械化
による合理化などの面から行われなくなって、除草剤に
よる除草にたよらざるを得ないのが実情である。従って
、−年生水田雑草及び塊茎、根茎などで繁殖する除草困
難な多年生水田雑草の両者に対して、広い除草スペクト
ラムをもって満足し得る高い除草活性を示すにも拘わら
ず、水稲に対しては薬害その他の悪影響を伴わない水田
雑軍用除草剤の提供が望まれている。しかしながら、単
剤たると複合剤たると金問わず、そのような希望を充分
満足し得る除草剤全提供できないのが実情である。
本発明者等は、このような要望にこたえ得る水田除草剤
及び除草方法(il−提供すべく研究を行ってきた。
その結果、前記式(1)化合物と式(2)化合物との併
用が、従来望まれてきたが提供できなかった上記要望に
こたえるユニークな水田用複合除草剤となることを発見
した。
本発明者等の研究によれば、水田の土壌の性質、土壌の
状態、気温、水温、天候条件、地域などによって峯異は
あるにせよ、自然条件下の圃場テストにおいては、前記
式f+1化合物は、後に表3に示すように、たとえば7
597hαの低施用割合においてさえも優れた除草活性
を発揮するが、一方、屡々、実用に供し得ない薬害を水
稲に与えることが発見された。
この自然条件下の閘場テストにおける事実は、あり得る
かもしれないことであるにせよ、前記特開昭57−11
2379号の膜部水田ポット・テストの結果(表E)か
らみて、意外な結果であった。
この新しい知見に基づく技術課題を解決すべく、本発明
者等はさらに研究を続けた。その結果、後に表IK示す
ように、鎖式(1)化合物の水稲に対する薬害は、水稲
の種類によって可成り大きな差異を示し、ソヤボニ力(
Japonica)種〔日本型とも称される0、 s、
 L、 5ubsp、 Japonica K A T
 Oのタイプ〕の水稲とインデイカ(Indicα)種
〔インド型とも称されるQ、 s、L、 5ubsp、
 IndicaKATOのタイプ〕の水稲とでは、式+
11化合物に対する感受性が著るしく異なり、インデイ
カ種水稲が、実用上、全く無視し得る影響しかうけない
施用濃度において、ソヤポニカ種水稲はすでに実用に供
し得ない程度に著るしい薬害を生じ、鎖式(1)化合物
はその優れた除草効果を発揮する施用帯ではソヤボニカ
種水稲栽培のだめの水田用除草剤として実用に供し」い
という新しい知見6mだ。
本発明者等は、上述の新しい諸知見に基づく新たな技術
課題を解決すべく研究を進めた。
その結果、上記式(1)化合物を、その優れた除草効果
を発揮できるが、ソヤポニカ種水稲に対する薬害を伴う
施用量で用いても、これと前記式(2)化合物とを併用
することによって、ヅヤポニカ種水稲に対する薬害を、
実用上、無視できる程度にまで軽減できることを発見し
た。すなわち、本発明者等の研究によれば、本発明に特
定されだ式(1)化合物と式(2)化合物の組み合わせ
を選択することによって、式(11化合物を単独に施用
した場合、その優れた除草効果を発揮できるが、ソヤポ
ニカ種水稲に対する薬害が回避し難い施用量で用いても
、その除草効果の実質的な低下を伴うことなしに、ソヤ
ポニカ種水稲に対する薬害のみを選択的に顕著に軽減せ
しめることができるという、全く予想外且つ驚くべき選
択的薬害軽減効果が達成できることが発見された。更に
、式(1)化合物の併用によってさらに改善された広い
殺草スペクトラムが達成される利益も伴なうことがわか
った。
例えば、後に表3に示すように、自然条件下の圃場テス
トに於て、75f/hαの如き低施用割合においてさえ
、式(1)化合物はタイヌビエ(EC)に対してはやや
不満足であるが、広い範囲の他の一年生水田雑草及び多
年生水田雑草に対して優れた除草活性を発揮するが、ソ
ヤポニカ種水稲“二ホンパレ“に対して、実用に供し得
ない薬害を生ずるにも拘わらず、同じ施用割合において
式(2)化金物を更に組み合わせるだけで、その優れた
除草活性を実質的に維持しながら(タイヌビエについて
は改善される)、ソヤボロ力杵水稲に対する薬害のみが
、実用上無視できるように軽減されるという、全く意外
な顕著に優れた選択的薬害軽減効果が達成されることが
わかる。
又更に、本発明によれば、上記の予想外且つ驚くべき選
択的薬害軽減効果が達成されるのに加えて、多年生水田
雑草の除草に従来採用されてきた既知施用倚に比して、
たとえば720〜l/、。程度の如き低施用量で、−年
少水田雑草及び多年生水田雑草の両者を包含する広い除
草スペクトラムをもって、ソヤポニカ種水稲に対する植
物薬害を伴うことなしに、優れた水田除草を省力的に行
うことができるという驚くべき改善が達成される。
更に又、魚毒性も低く、TLm48時間で20ppm以
上(供試魚:稚鯉)のA種相当の低魚毒性であって、上
記低施用量で高活性を示し且つ薬害を伴わない利点と相
俟って、環境汚染のトラブルを伴わないユニークなノヤ
ボニカ種水稲用水田雑草除草方法及びツヤ4二力種水稲
用複合除草剤が提供できることがわかった。
又、上に要約した如き従来完全に未知で且つ驚くべき優
れた水田雑草除草効果は、ジャポニカ種水稲苗を水田に
移植(田植)した後、約1〜約15日好ましくは約2〜
約14日の期間に、式fl)化合物及び式(2)化合物
を併用して水面施用することによって、とくによく発揮
されることを知った。
更に、上述の如き水田雑草除草効果は、自然条件下の圃
場において好都合に且つ確実に発揮され、きわめて実用
価値の高いことがわかった。
従って、本発明の目的は卓越した水田雑草除草効果と選
択的薬害軽減効果を示すユニークな水田雑草除草方法及
びその複合除草剤を提供するにある。
本発明の上記目的及び更に多くの他の目的ならびに利点
は、以下の記載から一層明らかとなる・であろう。
本発明の式(1)化合物及び式(2)化合物は、既述の
とおり公知除草活性化合物で、その物理化学恒数や製法
はすでによく知られている。
本発明の上記式(11化合物と式(2)化合物との併用
割合は本発明複合除草剤の優れた水田雑草効果及び薬害
軽減効果を実質的にそこなわない範囲内で、鏑宜に選択
することができる。例えば、式(1)化合物:式(2)
化合物=1=約10〜SO(重量比)の併用割合を例示
できる。又、本発明のソヤポニカ種水稲用複合除草剤は
上記式(11化合物及び式(2)化合物のほかに、各種
の助剤類、各種の農薬類などを更に含有することができ
、且つ又、それ自体公知の手法に従ってたとえば粉剤、
粒剤、顆粒剤、錠剤、懸濁剤、乳剤、水利剤、濃厚乳剤
、エーロゾル剤、その他所望の任意の剤形にすることが
できる。更に又、他の除草剤その他の農薬類と併用する
こともできる。
上記助剤類の例としては、カオリナイト、アタパルソッ
ト、モンモリロナイト、ケイ藻土、ベントナイト、タル
ク、葉ロウ石、焼成ヒル石、シリカ、ケイ酸マグネシウ
ム、硫酸アンモニウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシ
ウム、燐酸二ナトリウム、殿粉、水、脂肪族炭化水素、
芳香族炭化水素、アルコール類、エチレングリコール、
セロソルブ、メチルセロソルブなどの如き固体もしくは
液体担体乃至希釈剤類;アルキル了りルスルホネート、
アルキルサルフェート、ポリオキシエチレンアルキルホ
スフェート、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキ
シエチレンソルピタンモノラウレート、ホリエチレング
リコールアルキルエーテル、ホリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル、アルキルベンゼンスルホネート、
IJゲニンスルホネートなどの如き乳化剤、分散剤、湿
潤剤類;その他の助剤類を例示することができる。
本発明のソヤボ二カ種水稲栽培水田用複合除草剤は、上
記例示の如き助剤類と併用した組成物の形態であっても
よいし、濃厚撒布のためにこのような助剤類を含有しな
い形態であることもできる。
活性成分の含有量は適宜に選択でき、たとえば除草剤重
量に基いて、式(+)化合物及び式(2)化合物の合計
約0,01〜約100チ、好ましくは約0.1〜約90
チであることができる。
本発明方法によれば、式(1)化合物と式(2)化合物
とを併用して、ソヤポニカ種水稲苗の移植(田植)後、
約1〜約15日、より好ましくは約2〜約14日の期間
に湛水状態の水田に水面施用することが、とくに優れた
水田雑草除草効果と選択的薬害軽減効果を示し、水稲へ
の薬害が無視できるので好ましい。上記期間は、水稲栽
培の地域、ソヤポニカ種、水稲の品種、水田雑草の種類
及び生育状況、天候、その地変化し得る条件によって適
宜に選択でき、少しく短縮もしくは延長可能であるが、
移植直前もしくは直後の撒布は幼ない水稲植物への悪影
響を生じ得るし、遅すぎる撒布は水田雑草への除草効果
が低減するので、上記好摘期間に施用するのがとくに好
ましい。
水面施用に際しては、ノヤポニ力種水稲苗の移植された
洪水状態の水田に撒布すればよく、水稲苗の葉上にある
程度付着するのをさける必要はなく、水面施用の容易さ
の点からも上記期間に施用することが好ましい。併用水
面施用は、予め調製された複合除草剤の形状で併用施用
するのが普通であるが、望むならば、式(11化合物と
式(2)化合物との単剤をその場で混合して併用施用し
てもよいし、或は又、はぼ同時的に併用施用することも
できる。選択的薬害軽減効果をそこなわないかぎり、完
全に同時的な併用施用でなくても差支えない。
更に、施用に際して、本発明のソヤポニカ種水稲栽培用
複合除草剤は、従来の水田除草剤に既知の慣用施用量に
比して著るしく低減された施用量で優れた選択的除草効
果を示すと共に、−年少雑草及び多年生雑草に対して広
い除亘スペクトラムをもって有効に作用し且つ選択的薬
害軽減効果を発揮するという優れた成果を示す。従来の
水田除草剤は、所望の効果を達成するには、活性成分量
で例えば約2,000〜約4.0009 / hαのオ
ーダーで施用するのが普通であるが、本発明のツヤにカ
種水稲栽培用複合除草剤は、式(1)化合物約65〜約
15097hα、好ましくは約70〜約12097hα
、とくには約75〜約100り/んaの如き著るしく低
減された式(1)化合物施用漿で、優れた除草効果を示
す。勿論、水田の土壌の性質や状態、自然条件、地域、
ソヤポニカ種水稲の品質、その他の条件によっても適宜
に施用量を増減することができる。
本発明によれば、広い除草スペクトラムで一年中及び多
年生水田雑草の除草を有効に行うことができる。更に、
タイヌビエに対しても満足すべき除草効果を示し、しか
もノヤポニカ種水稲に対しては何等の薬害も生じない利
益を有する。
この上うな名年少水田雑草の例としては、ウリカワ(S
agittaria pygmaea )、オモダカ(
Sagittaria trifolia ) 、*夕
pvイ(Scirpws  hotarlLi)、ミズ
がヤツリ(Cyperrbsserotinus )、
マツバイ(El e o char 1sacicul
aris )、クログワイ(Eleocharisku
roguwαi)などの如き多年生水田雑草を例示する
ことができる。又、−年少水田雑草の例としては、タイ
ヌビエ(EC)、・タマがヤッリ(Cyperrts 
 difformis )、コナギ(Mono−cho
ria vaginalis )、キカシグサ(Rot
ataindica )、アセテ(Lindernia
 procubens )、アブツメ(Dopatri
um jxnceum )、ミゾハコベ(glatin
e triandra )などを例示することができる
ヅヤポニカ種水稲の品種としては、日本で栽培されてい
る水稲のほとんどすべての品種が属し、タトエハ、コシ
ヒカリ、ニシホマレ、七トホマレ、キタヒカリ、晶−一
一一〒ササニシキ、二ホンパレその他多数の品種が知ら
れており、本発明の対象品種となる。
以下、比較例と共に実施例により、本発明のジャポニカ
種水稲栽培用水田雑草用除草剤及び除草方法の数態様に
ついて更に具体的に例示する。
実施例1〜6(除草剤組成物例) 1、水利剤 式+11化合物及び式(2)化合物 (重量比1:20) 80チwt ナトリウムアルキルナフタリン スルホネートート 2チwt ナトリウムリグニンスルホネー ト 合成無定形シリカ カオリナイト 2%wt 3%wt 13%wt 該成分を混合し、ハンマーミルで粒子の直径5μ以下に
なるように粉砕した後再混合する。
2−水利剤 弐(11化合物及び式(2)化合物    50%wt
(重量比1:25) ナトリウムアルキルナフタレン スルホネート           2%wtメチルセ
ルローズ         2チwtケイソウ±   
         46%wt該成分を混合し、粗くハ
ンマーミルで粉砕しつぎに空気ミルで直径10μ°以下
に粉砕し再混合する。
3、粒剤 式(1)化合物及び式(2)化合物 (重量比1:21) 25チwt 予め造粒したベントナイト基剤担体 75%wt予め造
粒した粒状ベントナイト担体の表面に、弐(11及び(
2)化合物のメチレンクロライド溶液を噴霧含浸担持さ
せ、自然乾燥する。
4、押出し粒剤 式fil化合物及び式(2)化合物     25%w
t(重量比1:25) 無水硫酸ナトリウム        10%wtカルシ
ウムリグニンスルホネー ト                        
        5 %wtナトリウムアルキルナフタ
リン スルホネート ベントナイト 1%wt 59%wt 各成分を混合し、ハンマーミルで粉砕し、約12%の水
を加え練合す。これを直径約31111の押出造粒機で
押出し長さ約3框に切って粒剤をつくる。
(重量比1:30) N−ツメチルホルムアミド アタノξルソット 9チwt 90%wt 活性成分を溶媒に溶解し、回転配合機中で粒子上に噴霧
する。噴霧が完了した後、しばらく配合機を作動させる
(M量比1:、25) ポリオキシエチレンソルビトー ルヘキサオレエート         5%wt高級脂
肪族炭化水素油       7oチwt各成分をす/
ドミルで粉砕し、約5μ以下の粒子とする。この生成物
は油で伸ばすが、或いは水に乳化して用いることができ
る。
参考例11式(1)化合物のソヤポニカ種及びインデイ
カ種水稲に対する感受性(薬害): 115000アールのワグネルIットに水田±2を収容
し、入水、施肥、代かき後、下記3種の水稲種子、 インデイカ: JR−24 インデイカ:RP−93 ソヤポニカ:ニホンパレ を傷芽処理したのち、湛水条件にて播種(直#)した。
田面水は試験期間中、2〜3c11Lに保った。
薬剤(弐fl)化合物)は、水稲の0.5〜1葉期成は
1.5〜2葉期に、それぞれ、表1に示した量で水面施
用した。稠査は処理後17日目に行った。評価は下記1
0段法で行った。
〔薬害〕 0・・・生育に影輯なし l・・・草丈、分けつにかすかな生育 抑制 2・・・ 〃  〃  僅かな生育抑 制 3・・・ 〃  〃  可成りな生育 抑制 4・・・ 〃  〃  明らかな生育 抑制 5・・・ 〃  〃  生育抑制、可 成りな貧化 6・・・ 〃  〃  生育抑制、明 らかな貧化 7・・・草丈、分けつに生育抑制、著 るしい貧化 8・・・草丈抑制著るしく、分けつ著 るしく阻害 9・・・はとんど枯死状態 10・・・完全枯死 評価Z5付近をこえた場合には、実質的な薬害が発生し
、評価3以上は実用に供し得ない。
実施例7及び比較例1,2  式(2)化合物による選
択的薬害軽減作用: 式(1)化合物のソヤボニカ種水稲に対する薬害に及ぼ
す式(2)化合物による選択的薬害軽減作用(安定性改
善)ヲ、より明確にするため、115000アールのワ
グネルポットを用い、3日間2 cWL724時間の漏
水条件を加えた標準的試験を行った。
育苗箱で育てた2葉のソヤポニカ種水稲二ホンパレの苗
を上記ポットに移植した。薬剤処理は、後掲光2に示し
た施用割合で、移植1日後に行った。
試験期間中、上記漏水条件下に3CI&の水深を保った
。薬剤施用後15日目及び22日目に観察調査を行った
その結果を下掲表2に示した。評価(薬害)は表1につ
いてのべたと同じ。
上掲表2の結果に示されるとおり、式(1)化合物は単
独施用に於て、実用性のない薬害を伴うが、その同じ施
用割合で施用した実施例7に於ては、式(2)化合物に
よって、その薬害が顕著に軽減され、実用に供し得る評
価に低減していることがわかる。
そして、生育状態に実質的な害を与えないことが示され
ている。
実施例8,9.及び比較例3,4 自然条件下の圃場テストにおける除草効果及び選択的薬
害軽減作用: 慣行に従って、耕起、入水、施肥、代かき均平後の水田
に、それぞれ、田植機又は手植により、葉令?−Oのノ
ヤポニカ種水稲二ホンバレの苗を移植した。移植後、田
面水を3〜5cWtの洪水状態に保った。移植後、10
日後に、後掲光−3に示した薬剤を水面施用した。テス
トは一区77Fm’で、各々2連制で行った。薬剤施用
後、35〜゛41日後に観察した結果を表−3に示した
。結果は8ケ所の圃場テストの成績の平均値(四捨五入
)で示した。各試験区とも薬害の評価は表−1について
のべたと同じであり、除草効果については下記の評価に
従った。
〔除草効果〕
O・・・対照(未処理区)の雑草量の90チ以上が残存
1・・・   〃      〃  80%未満が残存
2・・・   〃      〃  70%以上80チ
未満が残存。
3・会拳   〃      〃  60チ以上70%
未満が残存。
4e−・   〃      〃  50チ以上60%
未満が残存。
5・・・   〃      〃  40%以上6 ・
 ・ ・ 7 ・ ・ ・ 8 ・ ・ ・ 9 ・ ・ ・ 8以上、 効果。
尚、 c Mυ : 表に於て、 :タイヌビエ コナギ 50チ未満が残存。
u   3 Q%以 EC:マツパイ Sh:ホタルイ 上40チ未満が残存。
〃      〃  20チ以上 30チ未満が残存。
〃      〃  1oチ以上 20チ未満が残存。
〃      〃  lOチ以上 0が残存。
好ましくは9以上が実用的な優れた除草雑草記号は以下
のとおシ。
Sp:ウリカワ AC:へラオモダカ ミゾハコベなど) 上掲表−3の結果に示されているとおり、自然条件下の
圃場テストで、式+1+化合物は単独施用に於て、低減
された施用割合で、EC以外の1年中及び多年生水田雑
草に対して実用的に優れた除草効果を示すが、実用に供
し得ない薬害を伴う。ところが、そのような薬害発生施
用割合で同一条件下に施用しても、式(2)化合物を併
用したことによって、除草効果には実質的な低下を伴う
ことなしに、薬害のみが選択的に顕著に軽減されること
がわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) で表わされる化合物と下記式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(2) で表わされる化合物とを併用して、ジヤポニカ(Jap
    onica)種水稲苗の移植後約1〜約15日の期間に
    水面施用することを特徴とする薬害の軽減されたジヤポ
    ニカ種水稲用の水田雑草除草方法。 2、該式(1)化合物と式(2)化合物との併用割合が
    、重量比で式(1)の化合物:式(2)の化合物=1:
    約10〜50である特許請求の範囲第1項記載の除草方
    法。
JP1143178A 1982-11-04 1989-06-07 水田雑草の除草方法 Pending JPH0236108A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5982307A (ja) * 1982-11-04 1984-05-12 イ−・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニ− 水田用複合除草剤

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