JPS6042313A - 水田雑草除草方法及びその複合除草剤 - Google Patents

水田雑草除草方法及びその複合除草剤

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JPS6042313A
JPS6042313A JP14926583A JP14926583A JPS6042313A JP S6042313 A JPS6042313 A JP S6042313A JP 14926583 A JP14926583 A JP 14926583A JP 14926583 A JP14926583 A JP 14926583A JP S6042313 A JPS6042313 A JP S6042313A
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paddy
rice
weeds
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JP14926583A
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武田 俊司
湯山 猛
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水田用複合除草剤及び除草方法に関し、とく
に、−年生水田雑草及び多年生水田雑草の両者を包含す
る広い除草スペクトラムをもって、水田雑草に対して卓
越した除草効果を示すにも拘わらず、複合除草剤の一方
の成分が本来布する水稲に対する植物薬害が顕著に低減
されたヅヤポニカ(J aponica )種水稲栽培
水田用複合除草剤、とくには水田雑草の発芽前乃至発芽
後生育初期に施用して、従来満足し得る除草効果の達成
が困難であった多年生水田雑草を包含して、−年生水田
雑草及び多年生水田雑草の両者を包含する水田雑草に対
して顕著に優れた除草効果を発揮し、しかもヅヤポニ力
種の水稲に対しては実質的な薬害を与えないというユニ
ークなヅヤポニカ種水稲用複合除草剤及び除草方法に関
する。
更に詳しくは、本発明は下記式(1) で表わされる化合物と下記式(2) で表わされる化合物とを併用して、ヅヤポニカ(J a
ponica )種水稲苗の移植後約1〜約15日の期
間に水面施用することを特徴とするソヤポニ力種水稲に
対する薬害の軽減されだヅヤポーカ種水稲用の水田除草
方法に関する。本発明はまた、上記式(1)化合物と式
(2)化合物とを活性成分として含有することを特徴と
するソヤポニカ種水稲栽培水田用複合除草剤にも関する
本発明に於て利用する前記式(1)で表わされる2−(
(4,6−シメトキシピリミジンー2−イル)アミンカ
ルボニル−アミノスルホニルメチル〕安息香醇メチルエ
ステルは、特開昭57−’112379号公報に記載さ
れた公知除草活性化合物であり、又、前記式(2)で表
わされるS−エチル−N。
N−へキザメチレデチオールカーパメートは、モリネー
) (MOLINATE)と呼ばれる公知除草活性化合
物である。
上言己l持開昭57−112379号に61そこに記載
された多数の化合物を包含する一般式で示されるスルホ
ンアミド化合物に関して、他の市販の除草剤と組合わぜ
ても使用できると記載され、上記式(2)化合物を包含
するいくつかの公知除草活性化合物が例示されている。
しかしながら、本発明で1時に選択された前記式(11
化合物と式(2)化合物との併用に関しては勿論のこと
、該一般式化合物と他の市販の除草剤との組み合わせに
ついての具体例は全く開示されていない。更に又、該特
開昭57−112379号には、ボッ)・・テスト(畑
地状態)の結果(表A、表B、表C)、イネに対して4
G(40%生育遅延)〜8G(80%生育遅延)、2C
(20係黄化/頽壌)の影響を生じたことが示され、さ
らに、ポット・テスト(水田状態)の結果(表E)では
イネに対して影響がなく、イヌビエ・ウォーターチェス
トナツトなどに除草効果を生じたことが示されている。
しかしながら、この試験においては、畑地状態及び水田
状態のいずれのポット・テストにおいても、供試イネの
種類については全く言及されていない。
近年、人手による水田雑草の除草が、省力栽培、機械化
による@理化などの面から行われなくなって、除草剤に
よる除草にたよらざるを得ないのが実情である。従って
、−年生水田雑草及び塊茎、根茎などで繁殖する除草困
難な多年生水田雑草の両Kに対して、広い除草スペクト
ラムをもって満足し得る高い除草活性を示すにも拘わら
ず、水稲に対′して薬害その他の悪影響を伴わない水田
雑草用除草剤の提供が望まれている。しかしながら、単
剤たると彎合剤たるとを問わず、そのような希望を充分
満足し得る除草剤を提供できないのが実情である。
本発明者等は、このような要望にこたえ得る水田除草剤
及び除草方法を提供すべく研究を行ってきた。
その結果、前記式(11化合物と式(2)化合物との併
用が、従来望まれてきだが提供できなかった上記要望に
こたえるユニークな水田用複合除草剤となることを発見
し7た。
本発明者等の研究によれは、後記参駕例1において、水
田状態のワグネルポット・テストの結果を後掲第1表に
示したように、数式(1)化合物の水稲に対する薬害は
、水稲の種類によって=I成り太きな差異を示し、ソヤ
ポニカ(Japonicα)種〔日本型とも称される0
、s、L、5ubsp、Japo?Li−CαKATO
のタイプ〕の水稲とインディカ(Indi−ca)Ti
Cインド型とも称される0、 s、L、 5ubsp。
Indica KATOt7)タイプ〕の水稲とでは、
式(1)化合物に対する感受性が著るしく異なり、イン
ディカ種水稲が、実用上、全く無視し得る影響しかうけ
ない施用濃度において、ソヤポニカ棟水稲はすでに実用
に供し得ない程度に著るしい薬害を生じ、数式(11化
合物はその優れた除草効果を発揮する施用量では、ソヤ
ポニカ稙水稲栽培のだめの水田用除草剤として実用に供
し難いという新しい知見を得た。
この新しい知見は、前記特開昭57−112379号の
模擬水田ポット・テストの結果(表E)からみて、意外
な結果であった。
更に、本発明者等の研究によれば、後記参考例2におい
て、式(1)化合物についての自然条件下の圃場テスト
の結果を第2表に示したように、水田の土壌の性質、土
壌の状態、気温、水温、天候条件、地域などによって差
異はあるにせよ、自然条件下の圃場テストにおいては、
前記式(1)化合物は、たとえば100f/h(L更に
は75r/Aaの低施用割合においてさえも優れた除草
活性を発揮するが、一方、屡々、実用に供し得ない薬害
を水稲に与えることが発見された。更に、前記第1表中
、15〜2葉令のヅヤポニカ種水稲二ホンバレに100
 ? / h、 a施用した際の薬害と、前記第2表に
於て、22〜25葉令のヅヤポニカ棟水稲二ホンパレに
100 f / h a施用した際の薬害とを対比して
わかるように、自然条件下の圃場テストの結果では、薬
害はむしろ増大する傾向があり、式(1)化合物のジャ
ポニカ種水稲に対する薬害を低下させ、しかも、その優
れた水田雑草除草効果を発揮させる技術の開発が望1れ
ることを知った。
本発明者等は、上述の新しい諸知見に基づく新たな技術
課題を解決すべく研究を進めた。
その結果、上記式(1)化合物を、その優れた除草効果
を発揮できるが、ヅヤポニカ棟水稲に対する薬害を伴う
施用量で用いても、これと前記式(2)化合物とを併用
することによって、ヅヤポニカ種水稲に対する薬害を、
実用上、無視できる程度に寸で軽減できることを発見し
た。すなわち、本発明者等の研究によれば、本発明に特
定された式(1)化合物と式(2)化合物の組合わせを
選択することによって、式(1)化合物を単独に施用し
た場合、その優れた除草効果を発揮できるが、ヅヤポニ
カ種水稲に対する薬害が回避し難い施用量で用いても、
その除草効果の実質的々低下を伴うことな[2に、Iヅ
ヤポニカ種水稲に対する薬害のみを選択的に顕著に軽減
せしめることができるという、全く予想外且つ驚くべき
選択的薬害軽減効果が達成できることが発見された。更
に、式(1)化合物と式(2)化合物の併用によってさ
らに改善された広い殺草スペクトラムが達成される利益
も伴なうことがわかった。
例えば、後に第3表に示すように、1001i’//+
、aの如き低M11用割合においてさえ、式(1)化合
物はタイヌビエ(Ec)に対してはやや不満足であるが
、広い範囲の他の一年生水田雑草及び多年生水田雑草に
対して優れた除草活性を発揮するが、ソヤポニカ種水稲
“二ホンバレ″に対して、実用に供し得ない薬害を生ず
るにも拘わらず、同じ施用割合において式(2)化合物
を更に組合わせるだけで、その優れた除草活性を実質的
に維持しながら(タイヌビエについては改善される)、
ヅヤポニ力種水稲に対する薬害のみが、実用上無視でき
るように軽減されるという、全く意外な顕著に優れた選
択的薬害軽減効果が達成されることがわかる。
又更に、本発明によれば、上記の予想外且つ驚くべき選
択的薬害軽減効果が達成されるのに加えて、多年生水田
雑草の除草に従来採用されてきた既知施用量に比して、
たとえば”20 ” y40程度の如き低施用量で、−
年少水田雑草及び多年生水田雑草の両者を包含する広い
除草スペクトラムをもって、ヅヤポニカ種水稲に対する
植物薬害を伴う更に又、弐(1)化合物は魚幇性も低く
、TLrrL48時間で11000pp以上(供試魚:
稚鯉)のA類相当の低魚毒性であっても、上記低施用量
で高活性を示し且つ薬害を伴わない利点と相俟って、環
境汚染のトラブルを伴わないユニークなヅヤポニカ種水
稲用水田雑草除草方法及びヅヤポニ力種水稲用複合除草
剤が提供できることがわかった。
又、上に要約した如き従来完全に未知で且つ驚くべき優
れた水田雑草除草効果は、ヅヤポニカ種水稲苗を水田に
移植(田植)した後、約1〜約15日、好ましくは約2
〜約14日の期間に、式(1)化合物及び式(2)化合
物を併用して水面施用することによって、とくによく発
揮されることを知った。更に、上述の如き水田雑草除草
効果は、自然条件下の圃場において好都合に且つ確実に
発揮され、きわめて実用価値の高いことがわかった。
従って、本発明の目的は卓越した水田雑草除草効果と選
択的薬害軽減効果を示すユニークな水田雑草除草方法及
びその複合除草剤を提供するにある。
今発明の上記目的及び史に多くの他の目的ならびに利点
は、以下の記載から一層明らかとなるであろう。
本発明の式(1)化合物及び式(2)化合物は、既述の
とおり公知除草活性化合物で、その物理化学恒数や製法
はすでによく知られている。
本発明の上記式(1)化合物と式(2)化合物との併用
割合は本発明複合除草剤の優れた水田雑草除草効果及び
薬害軽減効果を実質的にそこなわない範囲内で、適宜に
選択することができる。例えば、式(1)化合物:式(
2)化合物−1:約20〜50(重量比)の併用割合を
例示できる。又、本発明のジャポニカ釉水稲用複合除草
剤は上記式(1)化合物及び式(2)化合物のほかに、
各種の助剤類、各種の農薬類々とを更に含有することが
でき、且つ又、それ自体公知の手法に従ってたとえば粉
剤、粒剤、顆粒剤、錠剤、懸濁剤、乳剤、水和剤、濃厚
乳剤、エーロゾル剤、その他所望の任意の剤形にするこ
とができる。更に又、他の除草剤その他の農薬類と併用
することもできる。
上記助剤類の例としては、カオリナイト、アタパルソッ
ト、モンモリロナイト、ケイ藻土、ベントナイト、メル
ク、葉ロウ石、焼成ヒル石、シリカ、ケイ酸マグネシウ
ム、硫酸アンモニウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシ
ウム、燐酸二ナトリウム、殿粉、水、脂肪族炭化水素、
芳香族炭化水素、アルコール類、エチレングリコール、
セロソルブ、メチルセロソルブなどの如き固体もしくは
液体担体乃至希釈剤類;アルキルアリルスルホネート、
アルキルサルフェート、ポリ゛オキシエチレンアルキル
ホスフェート、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリエチレン
オ゛リコールアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル、アルキルベンゼンスルホネー
ト、リグニンスルホネートなどの如き乳化剤、分散剤、
湿潤剤類;その他の助剤類を例示することができる。
本発明のソヤポニカ種水稲栽培水田用複合除草剤は、上
記例示の如き助剤類と併用した組成物の形態であっても
よいし、濃厚撒布のためにこの上゛うな助剤類を含有し
ない形態であることもできる。。
活性成分の含有量は適宜に選択でき、たとえば除草剤重
量に基いて、式(1)化合物及び式(2)化合物の合計
約0.O1〜約ioo係、好ましくは約0.1〜約90
%であることができる。
本発明方法によれば、式+11化合物と式(2)化合物
とを併用して、ソヤポニ力種水稲苗の移植(田植)後、
約1〜約15日、より好ましくは約2〜約14日の期間
に温水状態の水田に水面施用することが、とくに優れた
水田雑草除草効果と選択的薬害軽減効果を示し、水稲へ
の薬害が無視できるので好ましい。上記期間は、水稲栽
培の地域、゛ソヤー二カ種水稲の品種、水田雑草の種類
及び生育状況、天候、その他変化し得る条件によって適
宜に選択でき、少しく短縮もしくは延長可能であるが、
移植直前もしくは直後の撒布は幼ない水稲植物への悪影
響を生じ得るし、遅すぎる撒布は水田雑草への除草効果
が低減するので、上記好適期間に施用するのがと゛くに
好ましい。
・水面施用に際しては、ジャ、l?二カ種水揺苗の移植
された湛水状態の水田に撒布すればよく、水稲苗の葉上
にある程度付着するのをさける必要はなく、水面施用の
容易さの点からも上記期間に施用することが好ましい。
併用水面施用は、予め調製された複合除草剤の形状で併
用施用するのが普通であるが、望むならば、式(1)化
合物と式(2)化合物との単剤をその場で混合して併用
施用してもよいし、或は又、はぼ同時的に併用施用する
こともできる。選択的薬害軽減効果をそこなわないかぎ
り、完全に同時的々併用施用でなくても差支えない。
更に、施用に際して、本発明のヅヤポニカ種水稲栽培用
複合除草剤は、従来の水田除草剤に既知の慣用施用量に
比して着るしく低減された施用量で優れた選択的除草効
果を示すと共に、−年少雑草及び多年生雑草に対して広
い除草スペクトラムをもって有効に作用し且つ選択的薬
害軽減効果を発揮するという優れた成果を示す。従来の
水田除草剤は、所望の効果を達成するには、活性成分量
で例えば約2.000〜約4.0OOf/hαのオーダ
ーで施用するのが普通であるが、本発明のソヤポニカ種
水稲栽培用複合除草剤は、式+11化合物約65〜約1
20f//La、好ましくは約70〜約110 t/h
α、とくには約75〜約100 f/hαの如き著るし
く低減された式(1)化合物施用量で、優れた除草効米
を示す。勿論、水田の土壌の性質や状態、自然条件、地
域、ソヤポニ力種水稲の品種、その他の条件によっても
適宜に施用量を増減することができる。
本発明によれば、広い除草スペクトラムで一年少及び多
年生水田雑草の除草を有効に行うことができる。更に、
タイヌビエに対しても満足すべき除草効果を示し、しか
もソヤポニヵ種水稲に対しては何等の薬害も生じない利
益を有する。
このような多年生水IB雑草の例としては、ウリ(C1
1perus 5erotinus )、マツバイ(E
leocha−ri;s acicrblaris )
、りDグヮイ(Eleochariskuroguwα
i)などの如き多年生水田雑草を例示することができる
。又、−年少水田雑草の例としては、l イヌヒx (
Echinochloa 、csbrsgalli )
、タマガヤリッ(Cyperus difformis
 )、コナギ(、Aionochoria vagin
alis )、キカシグサ(Rotala 1ndic
a、) 、7セナ(L 1nderniaprocub
ens )、アブツメ(Dopatrium jvbn
ce−um)、ミゾハコへ(E 1atine tri
andra )などを例示することができる。
ノヤポニカ種水稲の品種としては、日本で栽培されてい
る水稲のほとんどすべての品種が属し、たトエば、コシ
ヒカリ、ニシホマレ、セトホマレ、キクヒカリ、ササニ
シキ、二ホンバレその他多数の品種が知られており、本
発明の対象品種となる。
以下、比較例と共に実施例により、本発明のソヤポニカ
種水稲栽培用水田雑草用除草剤及び除草方法の数頭様に
ついて更に具体的に例示する。
実施例1〜6(除草剤組成物例) 1、水利剤 式(1)化合物及び式(2)化合物 (重量比1:24) 80係wt ナトリウムアルキルナフタ リンスルフォネート 2係wt ナトリウムリグニンスルフォ ネート 2係wt 合成無定形シリカ 3%wt カオリナイト 13饅wt 該成分を混合し、ハンマーミルで粒子の直径5μ以下に
なるように粉砕した後再混合する。
2、水和剤 式(1)化合物及び式(2)化合物 (重量比1:30) 50弥wt ナトリウムアルキルナフタ レンスルフオネ−1,2係wt メチルセルローズ 2饅wt ケイソウ士 46係wt 該成分を混合し、粗くノ・ンマーミルで粉砕しつぎに空
気ミルで直径10μ以下に粉砕し再混合する。
3 粒剤 式(1)化合物及び式(2)化合物 (重量比1:24) 25%wt 予め造粒したベントナイト 予め造粒した粒状ベントナイト18体の表面に、式(1
)及び(2)化合物のメチレンクロライド溶、液を噴霧
含浸担持させ、自然乾燥する。
4、押出し粒剤 式(1)化合物及び式(2)化合物 (重量比1:25) 25%wt 無水硫酸ナトリウム 10%wt カルシウムリグニンスルフ ォネート 5%wt ナトリウムアルキルナフタ リンスルフオイ・−ト 1ヅwt ベントナイト 59%wt 各成分を混合し、ノ・ンマーミルでイ分砕し、約12係
の水を加え練合す。これを直径約3mmの押出造粒機で
押出し、長さ約3 rrtmに切って粒剤をつくる。
5 低濃度粒剤 N−ツメチルホルムアミド 9%wt アクパルヅット 90係wt 活性成分を溶媒に溶解し、回転配合機中で粒子上に噴霧
する。噴霧が完了した後、しばらく配合機を作動させる
6、油性懸濁剤 トールヘキサオレエート 5%wt 高級脂肪族炭化水素油 70%wt 各成分をサンドミルで粉砕し、約5μ以下の粒子とする
。この生成物は油で伸ばすか、或いは水に乳化して用い
ることができる。
参考例1. 弐(11化合物のソヤポニカ種及びインデ
ィカ種水稲に対する感受性(薬害)ニー115000ア
ールのワグネルボットに水田土壌を収容し、入水、施肥
、代かき後、下記3種の水稲種子、 インディカ:IR−24 インディカ:Rp−93 ジャポニカ二二ホンバレ を催芽処理したのち、湛水条件にて播種(直播)した。
田面水は試験期間中、2〜3歯に保った。
薬剤(式(1)化合物)は、水稲の0.5〜1葉期成は
1.5〜2葉期に、それぞれ、第1表に示した量で水面
施用した。調査は処理後17日目に行った。
評価は下記10段法で行った。
〔薬害〕 0・・・生育に影響なし l・・・草丈、分けつにかすかな生育抑制2・・・ 〃
 〃 僅かな生育抑制 3・・・ 〃 〃 可成りな生育抑制 4・・・草丈、分けつに明らかな生育抑制な量化 7・・・ 〃 〃 生育抑制、著るし い量化 9・・・はとんど枯死状態 10・・・完全枯死 評価2.5付近をこえた場合には、実質的な薬害が発生
し、評価3以上は実用に供し得ない。
第 1 表 150 〜1) 4 4.5 7 150 〜2) 2 2 4.5 参考例20式(1)化合物の圃場テストにおける除草効
果及びソヤポニカ種水稲に対する感 受性・(薬害)ニー 日本国内8ケ所(北部4、南部4)の水田において、自
然条件下の圃場テストを行った。慣行に従って、耕地、
入水、施肥、代かき均平後の水田に、それぞれ、田植機
又は手植により、葉令2.2〜2.5のりヤポニカ種水
稲二ホンパレの苗を移植した。移植後、田面水を3〜5
 onの湛水状態に保った。タイヌビエ(/i’C)の
生育状態に応じ、移植後、タイヌビエの生育した3〜1
1日後に、後掲第2表に示した量で式(1)化合物を水
面施用した。
テストは一区6〜1Otn”で、各々2連制で行った。
式fl)化合物施用後、15〜25日後に確察した結果
を第2表に示した。結果は8ケ所のテストの成績の平均
値(四捨五入)で示した。各試験区とも薬害の評価は表
−1についてのべたと同じであり、除草効果については
下記の評価に従った。
〔除草効果〕
0・・・対照(未処理区)の雑草量の90チ以上が残存
l・・・対照(未処理区)の雑草量の80%以上90チ
未満が残存。
チ未満が残存。
4・・・対照(未処理区)の雑草量の50%以上60係
未満が残存。
5・・・対照(未処理区)の雑草量の40%以上50係
未満が残存。
6・・・対照(未処理区)の雑草量の30チ以上40チ
未満が残存。
7・・・対照(未処理区)の雑草量の20係以上30チ
未満が残存。
8・・・対照(未処理区)の雑草量の10%以上20襲
未満が残存。
9・・・対照(未処理区)の雑草量のlO係以上09!
1未満が残存。
8以上、好ましくは9以上が実用的な優れた除草効果。
同表に於て、雑草記号は以下のとおり。
EC:タイヌビエ Mv:コナギ Bl:その他の一年少広葉雑草(キカシグサ、アゼナ、
ミゾハコベなど) L′α:マツバイ Sh:ホタルイ Sp:ウリカワ AC:へラオモダ力 C8:ミズガヤツリ 第 2 表 化合物 ?5 5 10 10 109 9 8.59
 3.5L/ ’100 61010109.59.5
9 9 4.4実施例7及び比較例1〜2 式(2)化合物による選択的薬害軽減作用ニ一式(1)
化合物のジYポニカ拙水稲に対する薬害に及ぼす式(2
)化合物による選択的薬害軽減作用(安定性改善)を、
より明確にするため、115000アールのワグネルポ
ットを用い、1日に2 an 78時間の漏水条件を加
えた標準的試験を行った。水田雑草Ec、MvXCd、
Bl、 Ea及びShの種子又は根茎を肥料と共に土壌
に混入した。又、Sp及びC8については水稲と共に塊
茎を移植した。
育苗箱で育てた23葉のノヤポニカ種水稲二ホンバレの
苗を上記ポットに移植した。薬剤処理は、後掲第3表に
示した施用割合で、移植3日後に行った。試験期間中、
上記漏水条件下に3ciの水深を保った。薬剤施用後2
1日目に観察調査を行った。
その結果を下掲第3表に示した。評価(薬害)は第1表
について記載したと同じ。又、雑草の略記は第2表につ
いて記載したと同じ、但しCdはタマガヤツリ(Cyp
errLsdiffortnis )を示す。
上掲第3表の結果に示されるとおり、式(1)化合物は
単独施用に於て、ジャポニカ種水稲に対して、実用性の
ない明らかな生育抑制の薬害4を伴うが、その同じ施用
割合で数式(1)化合物を、薬害1.5の式(2)化合
物の同じ施用割合と併用施用すると、その薬害が顕著に
軽減され、実用に供し得る評価2に低減していることが
わかる。
更に、この還択的薬害軽減作用は、−年少及び多年生水
田給草に対して示す完全に満足すべき除草効果lOと共
に得られることがわかる。
特許出願人 イー・アイ・デュポン・デ・ニモアス・ア
ンド・カンパニー 外1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式(11 で表わされる化合物と下記式(2) t〕 で表わされる化合物とを併用して、ヅヤポニカ(Jαp
    onicα)種水稲苗の移植後約1〜約15日の期間に
    水面施用することを特徴とする薬害の軽減されたジャポ
    ニカ種水稲用の水田雑草除草方法。 2.1式(1)化合物と式(2)化合物との併用割合が
    、重量比で式(11化合物二式(2)化合物=1=約2
    0〜50である特許請求の範囲第1項記載の除草方法。 3、下記式(1) で表わされる化合物と下記式(2) で表わさnる化合物とを活性成分として含有することを
    特徴とするジャポニカ種水稲用複合除草剤。 4、重量比で式T1)化合物二式(2)化合物=1=約
    20〜50である特許請求の範囲第3項記載の複合除草
    剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1988002598A1 (en) * 1986-10-10 1988-04-21 E.I. Du Pont De Nemours And Company Herbicidal mixtures
JPS6360496U (ja) * 1986-10-09 1988-04-22

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