JPH0236011A - カエリ無しシヤー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は金属板あるいはコイルの切断機に関する。更に
詳しくは金属板等切断すると切断面にパリ又はカエリが
発生し、切断面をそのまま製品として使用する場合、又
取扱時引掛りの原因となるなど不具合があるため、金属
板等を一度半切状態にし、その後逆　断を行い分離する
二段階式の　新方法による切断機に関するものである。

〈従来の技術〉 従来は上下の丸刃で又は丸刃と直刃の組合せ又は直刃と
直刃の組合せによりシャーリングを行い一度に切断して
いたため、切断面にパリ又はカエリが発生し不具合が生
じていた。

〈発明が解決しようとする問題点〉 従来は上下刃物で一度に切断していたため、パリ又はカ
エリが生じていたが、被切断材えの切込量を制御するこ
とにより第１工程で半切状態にし、その後第２工程でロ
ールにより押挾み、逆　断を発生させて分離することに
よって切断作業を完了させる近年実用化されつつあるロ
ールスリット方法を応用してシャーリングすることによ
り、切断部にパリ又はカエリの発生をなくした切断装置
を提供しようとするものである。

く問題点を解決するための手段〉 金属板を半切状態にし、その後ロールによって押し挾み
逆　断を生じさせるために切込量方向に対して高精度で
制御出来る刃物ヘッドを設け、切込量を制御しつつ切断
を行い半切切断をし、その後ロールで挾み分離すること
によってパリ又はカエリを無くするものである。以下実
施例を上げて図面と共に説明する。

〈実施例〉 ベット１とスクンド２．３及び上フレーム４とによって
枠体を構成する。ベットＬ上にスライドレール６を固定
し、上フレーム４にスライドレール５を固定する。スラ
イドレール６上にリニアーベアリング２４．２４を介し
てベース２５を摺動自在に固設し、その上にヘッドｚ６
．２８を設け、ヘッド２６にはベアリングにより軸承し
たロール２７を設けた軸を固定し、同様にヘッド２８に
もロール２９を固設する。又ベット１上には直刃物７を
固定する。一方上フレーム４に設けたスライドレール５
にはリニアーベアリング８．８を介してベース４４を摺
動自在ニ設け１該ベースにテーパーに材１５　、ｌ　６
により昇降を微少に制御するカッター４１を有するカッ
ター軸を軸承させたチョック１２を有するヘッド９を設
ける。又該ヘッド９の左右にベアリングにより軸承した
ロール４１．４３をそれぞれ設けた軸を固定し、テーパ
ー部材１５．１６及び２１．２２によってそれぞれ微少
に昇降を制御するチョック１２．１４を設ける。−方ベ
ース２１％４４にはナツト３２．３３を設け、ネジ軸３
０，３１と螺合する。ネジＭ３Ｌ３１はベベルギヤー３
４．３４．３６．３６、中間軸３５を介してモー々−３
８付減速機３７に連結する。

又切断しようとする板４０に対して下直刃の人、出側に
板の受ロール３９．３９を設ける。

以上が本発明の構成である。

〈作　用〉 切断しようとする板４０の板厚に対して上下ロール４１
と２７及び４３と２９間の間隙を板厚の約９５〜ｌＯＯ
％にセットし、下直刃７と上カッター４２間の間隙を板
厚の６５％〜８５％にセットする。該セットは板厚が０
．５篩とかＱ、　ｆ３　ｍとか薄い場合はその設定は０
．０１ｔｍ単位の設定となり微少設定となる。そのため
にテーパー部材１８．１９を用いて、例えばテーパー部
材１８を固定し、テーパー部材１９を押引ボルト２０に
よって調整し、チョック１３を微少量昇降させて直刃７
とカッター４２間の間隙を調整する。同様にしてロール
２７とロール４１間の間隙もロール２９とロール４３の
間の間隙もテーパー部材の摺動によって各々直結された
チョックを微少量昇降させることによって行いつる。

各々のロール及びカッターの位置設定径切断作業に入る
。板４０に対して直角方向即ち図中Ａ方向にモーター３
８を駆動させてネジ軸３０゜３１を回転させてベース２
５及びベース４４を移行させる。ベースの移行によって
直刃７とカッター４２とによって板４０が半切に　断さ
れ次いでロール２９．４３により役付状態の板が押し付
けられて逆　断が発生し、板が切断分離されて切断作業
が完了する。

本装置が切断作業を完了し、右側端に移動すると次にＡ
矢視と逆方向にベース２５、ベース４４を動して又直刃
７とカッター４２によって板４０を半切し、ロール２７
、ローＡ／４１によって逆　断を行い板を切断分離する
。

〈発明の効果〉 本発明を実施することによって切断面にカエリ又はパリ
の無い板を生産することが出来るため、切断面をそのま
ま製品として用いることや、従来はカエリ又はパリのた
め切断面部分の塗装がうまくいかず、問題が発生してい
たものが解消されることになり、有益な発明となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の正面図、第２図は同側面図、第３図は
カッターで半切した板の横断面図である。 １−　ベット ２．３−スタンド ４−上フレーム ５．６−　スライドレール ７−下直刃 ８．８−　スライドベアリング ９．１０．１１−ヘッド １２．１３．１４　−　チョック １５．１６．１８．１９．２１．２２ テ一パ一部材 １’７．２０．２３　−押引ボルト ２４．２４　−　スライドベアリング ２５−　ペース ２６．２８−ヘッド ２７．２９−下ロール ３０．３１　−　ネジ軸 ３２．３３−ナツト ３４．３４．３６．３６−ベベルギヤー３５−中間軸　
　　３７−減速機 ３８−　モーター ３９−　ガイドテーブル ４〇−板 ４１．４３−上ロール ４２−上カツタ− ４４−ベット 出願代理人 松　　本 久

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ベットとスタンド、上フレームとによつて枠体を構成し
   、ベット上にスライドレールを固設し、スライドベアリ
   ングを介してベースを設け、該ベース上にローラーを軸
   支したヘッドを２組設ける。一方上フレームに設けたス
   ライドレールにスライドベアリングを介してベットを設
   け、該ベットにローラーを軸支したチヨツクを有するヘ
   ッドを２組設け、各々のチヨツクにはヘッドとの間にテ
   ーパー部材を組合せた調整装置を設ける。又２つのロー
   ラーヘッドの中間にカッターを軸承したチヨツクを有す
   るヘッドをベットに固定し、該チヨツクとヘッド間にテ
   ーパー部材を組合せた調整機構を設ける。各々のテーパ
   ー部材の組合せには押引ボルトを設ける。一方各々のベ
   ースにはナットを介してネジ軸を設け、外部モーターと
   連結する。以上により構成したことを特徴とするカエリ
   無しシャー。