JPH0236001Y2 - - Google Patents

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JPH0236001Y2
JPH0236001Y2 JP3760384U JP3760384U JPH0236001Y2 JP H0236001 Y2 JPH0236001 Y2 JP H0236001Y2 JP 3760384 U JP3760384 U JP 3760384U JP 3760384 U JP3760384 U JP 3760384U JP H0236001 Y2 JPH0236001 Y2 JP H0236001Y2
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JP
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output
output controller
timer
rotation
frozen food
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JP3760384U
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JPS60151004U (ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は冷凍食品の解凍機能を備えた高周波
加熱装置の改良に関する。
〔考案の技術的背景〕
一般に、高周波加熱装置、例えば電子レンジに
はマグネトロン(高周波発振器)から出力される
高周波によつて冷凍食品を解凍する解凍機能を備
えたものが知られている。ところで、この種のも
のにあつては第1図に示すように加熱室内に載置
された冷凍食品の解凍時間、(加熱時間)は冷凍
食品の食品重量に比例して設定されるようになつ
ていた。そのため、装置本体にはタイマ回転軸の
回転角度に応じて調理時間を設定する機械式タイ
マ本体が設けられており、このタイマによつて冷
凍食品の食品重量に合せて調理時間が設定される
ようになつている。また、装置本体の内部には出
力コントローラ回転軸の回転角度に応じてマグネ
トロンから出力される高周波の出力状態を例えば
500w程度の高出力状態と200w程度の低出力状態
とに切換える切換え操作を行なう出力コントロー
ラが設けられており、この出力コントローラによ
つて第2図に示すように調理時間の経過に伴いマ
グネトロンの出力状態が適宜切換え操作されるよ
うになつている。そして、例えば冷凍食品の重量
が1000gの場合には調理時間H1(15分)が設定さ
れるとともに、マグネトロンの駆動状態が調理時
間H1のうちα%が高出力状態、(100−α)%が
低出力状態でそれぞれ駆動される状態に設定され
るようになつている。そして、第3図中に実線で
示すように調理開始後H×α/100分間は高出力
状態で加熱され、残りの時間は低出力状態で加熱
されるようになつている。なお、冷凍食品の重量
が500gの場合には調理時間H2(7分30秒)が設
定されるとともに、マグネトロンの駆動状態が調
理時間H2のうちα%が高出力状態、(100−α)
%が低出力状態でそれぞれ駆動される状態に設定
されるようになつている。
〔背景技術の問題点〕
従来構成のものにあつては冷凍食品の重量が大
きい場合には比較的良好な状態に解凍することが
できるが、調理時間が比較的長くなる問題があつ
た。また、冷凍食品の重量が小さい場合には比較
的短時間で解凍できるが反面、調理開始直後の高
出力状態時に食品が局部的に煮込まれてしまう問
題があつた。
〔考案の目的〕
この考案は食品重量の大きな冷凍食品を比較的
短時間で解凍することができるとともに、食品重
量の小さな冷凍食品を良好な状態に解凍すること
ができる高周波加熱装置を提供することを目的と
するものである。
〔考案の概要〕
すなわち、この考案は調理時間を設定する機械
式タイマ本体のタイマ回転軸と高周波発振器の出
力を可変する出力コントローラの出力コントロー
ラ回転軸との間に回転伝達機構を設け、前記タイ
マ回転軸の回転動作に連動させて前記出力コント
ローラ回転軸を回転駆動するようにしたことを特
徴とするものである。
〔考案の実施例〕
第4図乃至第9図はこの考案の一実施例を示す
ものである。第4図は電子レンジ(高周波加熱装
置)全体の外観を示すもので、1は装置本体のケ
ースである。このケース1の前面には開閉扉2お
よび操作パネル3がそれぞれ設けられている。さ
らに、このケース1の内部には第5図に示すよう
に前面が開口された加熱室4が設けられており、
この加熱室4の前面開口部が開閉扉2によつて開
閉されるようになつている。また、この加熱室4
の内部にはマグネトロン(高周波発振器)5から
出力される高周波が導入されるようになつてい
る。そして、加熱室4の内部の食品棚6上に載置
された被加熱食品がこの高周波によつて加熱調理
されるようになつている。さらに、マグネトロン
5は第6図に示す出力コントローラ7によつて動
作が制御されるようになつている。この出力コン
トローラ7は駆動モータ8、出力コントローラカ
ム9、断続スイツチ10および出力コントローラ
回転軸11によつて形成されている。この出力コ
ントローラカム9には略円柱状のカム本体12が
設けられており、このカム本体12の外周面に略
V字状のカム溝13が形成されている。また、断
続スイツチ10がこのカム本体12の外周面に対
向状態で配設されている。そして、この出力コン
トローラカム9は駆動モータ8によつて回転駆動
されるようになつておりこの出力コントローラカ
ム9の回転にともない断続スイツチ10がカム溝
13と対応する位置で順次断続操作されるように
なつている。さらに、出力コントローラカム9は
出力コントローラ回転軸11の回転にともない軸
方向にスライド操作されるようになつている。そ
して、この出力コントローラカム9の軸方向のス
ライド動作にともないカム溝13と断続スイツチ
10との間の位置関係が変化して断続スイツチ1
0の断続周期が変化することによりマグネトロン
5の出力状態を例えば500w程度の最高出力状態
から低出力状態に順次可変操作するようになつて
いる。この場合、第9図から分かるように、回転
角度が0゜近くの角度領域、また300゜近くの角度領
域では出力が、それぞれ150w、500wで横ばいと
なるようにしているが、その間では出力コントロ
ーラ回転軸11の回転角度が大きくなるにつれて
出力が大きくなるようになつている。また、この
出力コントローラ7は例えばマイクロコンピユー
タによつて形成される制御部(図示せず)に接続
されており、この制御部によつて出力コントロー
ラ7の動作が制御されるようになつている。一
方、前記操作パネル3には表示部14および操作
部15がそれぞれ設けられている。また、操作部
15には調理スタートキーおよび冷凍食品解凍用
の解凍キー等の各種の操作キーとともに機械式タ
イマ本体16のタイマノブ17がそれぞれ設けら
れている。このタイマノブ17は第7図に示すよ
うにタイマ回転軸18の一端に取付けられてい
る。このタイマ回転軸18の他端は機械式タイマ
本体16の内部に挿入されており、このタイマ回
転軸18の回転角度が大きくなるにつれて調理時
間が長く設定されるようになつている。また、こ
のタイマ回転軸18には第1のギヤ19が取付け
られている。この第1のギヤ19は出力コントロ
ーラ7の出力コントローラ回転軸11に取付けら
れた第2のギヤ20に中間ギヤ21を介して連結
されている。そして、これらの第1のギヤ19、
第2のギヤ20、中間ギヤ21によつてタイマ回
転軸18の回転動作に連動させて出力コントロー
ラ回転軸11を回転駆動する回転伝達機構22が
形成されている。
そこで、上記構成のものにあつては冷凍食品の
解凍を行なう場合には第8図に示すように加熱室
4内に載置された冷凍食品の重量にもとづいて解
凍時間が決定される。そのため、この解凍時間に
合せてタイマノブ17を回転操作することにより
調理時間を設定する。この場合、タイマ回転軸1
8の第1のギヤ19は中間ギヤ21を介して出力
コントローラ回転軸11に取付けられた第2のギ
ヤ20に連結されているので、タイマ回転軸18
の回転動作に連動して出力コントローラ回転軸1
1が回転駆動される。そのため、この出力コント
ローラ回転軸11の回転動作にともない出力コン
トローラカム9が軸方向にスライド動作するの
で、出力コントローラ回転軸11の回転角度に応
じて第9図に示すように調理開始時のマグネトロ
ン5の出力状態(最高出力)が設定される。ここ
で、例えばタイマノブ17を10分に合せると出力
コントローラ回転軸11が300度回転し、マグネ
トロン5の最高出力が500wとして設定される。
またこの場合、例えばタイマノブ17を5分に合
せると出力コントローラ回転軸11が150度回転
し、マグネトロン5の最高出力が350wとして設
定される。そして、解凍調理が開始されると調理
時間の経過にともない機械式タイマ本体16のタ
イマ回転軸18が回転し、このタイマ回転軸18
の回転に連動して出力コントローラ回転軸11も
回転し、この出力コントローラ回転軸11の回転
角度が徐々に小さくなるので、マグネトロン5の
出力が高出力状態から低出力状態に連続的に可変
操作される。
かくして、上記構成のものにあつてはタイマ回
転軸18と出力コントローラ7の出力コントロー
ラ回転軸11との間に回転伝達機構22を設け、
タイマ回転軸18の回転動作に連動させて出力コ
ントローラ回転軸11を回転駆動するようにした
ので、冷凍食品の重量が大きい場合には調理開始
直後の高出力状態の高周波によつて冷凍食品の解
凍調理を比較的短時間で行なうことができるとと
もに、調理時間の経過にともないマグネトロン5
の出力が高出力状態から低出力状態に連続的に可
変操作されるようになつているので、高出力状態
の高周波によつ冷凍食品が局部的に煮込まれるお
それがなく、解凍調理を良好な状態に仕上げるこ
とができる。また、冷凍食品の重量が小さい場合
には解凍調理の開始直後のマグネトロン5の最高
出力が比較的小さく設定されるので、調理開始直
後の高出力状態の高周波によつて冷凍食品が局部
的に煮込まれるおそれがなく、解凍調理を良好な
状態に仕上げることができる。したがつて、冷凍
食品の重量が大きい場合には冷凍食品の解凍調理
を比較的短時間で行なうことができるとともに、
冷凍食品の重量が小さい場合には解凍調理を良好
な状態に仕上げることができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この考案の要旨を変更しない範囲で
種々変形実施できることはもちろんである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、加熱室内に載置された冷凍食
品を高周波発振器から出力される高周波によつて
加熱して前記冷凍食品の解凍を行なう解凍機能を
備えたものにおいて、タイマ回転軸の回転角度が
大きくなるにつれて調理時間が長くなるように設
定する機械式タイマ本体と、出力コントローラ回
転軸の回転角度が大きくなるにつれて前記高周波
発振器の出力を大きくするように可変する出力コ
ントローラと、前記タイマ回転軸の回転動作に連
動して出力コントローラ回転軸を回転駆動する回
転伝達機構とを設けたので、食品重量の大きな冷
凍食品を比較的短時間で解凍することができると
ともに、食品重量の小さな冷凍食品を良好な状態
に解凍することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来例を示すもので、第1
図は冷凍食品の重量と解凍時間との関係を示す特
性図、第2図は冷凍食品の重量とマグネトロンの
出力状態との関係を示す特性図、第3図はマグネ
トロンの動作状態を示す特性図、第4図乃至第9
図はこの考案の一実施例を示すもので、第4図は
電子レンジ全体の外観を示す正面図、第5図は第
4図のV−V線断面図、第6図は出力コントロー
ラを示す斜視図、第7図は回転伝達機構を示す縦
断面図、第8図は冷凍食品の重量と解凍時間との
関係を示す特性図、第9図はマグネトロンの動作
状態を示す特性図である。 4……加熱室、5……マグネトロン(高周波発
振器)、7……出力コントローラ、11……出力
コントローラ回転軸、16……機械式タイマ本
体、18……タイマ回転軸、22……回転伝達機
構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱室内に載置された冷凍食品を高周波発振器
    から出力される高周波によつて加熱して前記冷凍
    食品の解凍を行なう解凍機能を備えたものにおい
    て、タイマ回転軸の回転角度が大きくなるにつれ
    て調理時間が長くなるように設定する機械式タイ
    マ本体と、出力コントローラ回転軸の回転角度が
    大きくなるにつれて前記高周波発振器の出力を大
    きくするように可変する出力コントローラと、前
    記タイマ回転軸の回転動作に連動して出力コント
    ローラ回転軸を回転駆動する回転伝達機構とを設
    けたことを特徴とする高周波加熱装置。
JP3760384U 1984-03-16 1984-03-16 高周波加熱装置 Granted JPS60151004U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3760384U JPS60151004U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3760384U JPS60151004U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60151004U JPS60151004U (ja) 1985-10-07
JPH0236001Y2 true JPH0236001Y2 (ja) 1990-10-02

Family

ID=30543833

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3760384U Granted JPS60151004U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 高周波加熱装置

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JPS60151004U (ja) 1985-10-07

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