JPH023569A - パーキング報知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オートマチック車における停車時にパーキン
グ操作を促すようにした報知装置に関する。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕近年の
乗用車には従来のクラッチ操作およびギアチェンジを自
動化した所謂オートマチック車なるものがある。

上記オートマチック車において、エンジンの回転力は、
トルクコンバータと称する伝達機構、自動変速機（オー
トマチック・トランスミッション）および最終減速機（
ファイナル・ドライブ）を介して動輪に伝達され、上記
トルクコンバータおよび自動変速機によって従来のクラ
ッチ操作およびギアチェンジが総合的に行われる。

また、運転席にはセレクターレバーと称する操作レバー
があり、このセレクターレバーの操作によって自動変速
機の作動領域（レンジ）を設定できるようになっている
。

一方、オートマチック車には、従来のパーキングブレー
キ（サイドブレーキ）の他に、前記セレクターレバーを
パーキングポジションと称する位置に設定すると作動す
るパーキングロックなる機構があり、このパーキングロ
ックは従来のパーキングブレーキとともに二重の駐車ブ
レーキとして使用される。

上記のように、オートマチック車には二重の駐車ブレー
キが備えられているが、このパーキングブレーキの操作
あるいはパーキングロックの操作、すなわち、パーキン
グ操作を駐停車時に運転者が忘れることがある。

本発明はオートマチック車において、駐停車時に運転者
にパーキング操作を促すようにすることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の基本構成を示すブロック図であり、前
記の目的を達成するためになした本発明のパーキング報
知装置は、運転席の着席状態／空席状態に対応してオン
状態／オフ状態になるシート状態検出手段１と、イグニ
ションスイッチのオン／オフに対応してオン状態／オフ
状態になるイグニション状態検出手段２と、トランスミ
ッションがパーキングレンジであるかそれ以外であるか
に対応してオン状態／オフ状態になるトランスミッショ
ン状態検出手段３と、パーキングブレーキの作動状態／
解除状態に対応してオン状態／オフ状態になるパーキン
グブレーキ状態検出手段４と、上記シート状態検出手段
１、上記イグニション状態検出手段２、上記トランスミ
ッション状態検出手段３および上記パーキングブレーキ
状態検出手段４の状態が予め設定された条件になったこ
とを判定する判定手段５と、上記判定手段５の判定結果
に基づいて駆動されて警報を発する報知手段６とを備え
、上記判定手段５は、イグニション検出手段２とトラン
スミッション状態検出手段３およびパーキングブレーキ
状態検出手段４のいずれもがオフ状態である場合に報知
手段６を駆動するとともに、シート状態検出手段１がオ
フ状態でイグニション状態検出手段２がオン状態で、か
つ、トランスミッション状態検出手段３とパーキングブ
レーキ状態検出手段４の少なくともいずれか一方がオフ
状態である場合に報知手段６を駆動するものであること
を特徴とする。

〔作　用〕

次の第１表は本発明のパーキング報知装置において報知
手段６が駆動される条件を示す表であり、シート状態検
出手段ｌ、イグニション状態検出手段２、トランスミッ
ション状態検出手段３およびパーキングブレーキ状態検
出手段４をそれぞれ記号３１〜Ｓ４で示し、その各オン
状態を°’ＯＮ”オフ状態を“’ＯＦＦ”、無条件を゛
で示しである。

第１表 第１表に示した条件■によって、駐停車する場合などエ
ンジンが停止されたとき（３２がＯＦ　Ｆ、）、パーキ
ングロックとパーキングブレーキのいずれもが操作され
ていない場合に報知される。

また、条件■によって、エンジンがかけられたまま運転
席を離れる場合（Ｓ２がＯＮで３１がＯＦＦ、）、パー
キングロックおよびパーキングブレーキの両方が操作さ
れていないと報知される。

〔実施例〕

第２図は本発明実施例のパーキング報知装置を示す回路
図である。

スイッチ３１〜Ｓ４は前記第１図について説明したシー
ト状態検出手段１、イグニション状態検出手段２、トラ
ンスミッション状態検出手段３およびパーキングブレー
キ状態検出手段４にそれぞれ対応するもので、スイッチ
Ｓ１は例えば運転席の加重量等によって開閉を行い、運
転席が着席状態のとき閉結され、空席状態のとき開放さ
れる。

スイッチＳ２は例えばイグニションスイッチに連動して
開閉され、イグニションスイッチがオン状態のとき閉結
さね、オフ状態のとき開放される。

スイッチＳ３は例えばセレクターレバーと連動して開閉
され、セレクターレバーがパーキングポジションになっ
たとき閉結され、それ以外の位置にあるときに開放され
る。すなわち、パーキングロックが作動されると閉結さ
れ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレ
ンジ、セカンドレンジ、ローレンジ等のときは開放され
る。

スイッチＳ４は例えばパーキングブレーキの操作レバー
に連動して開閉し、パーキングブレーキが作動されてい
ると閉結し、パーキングブレーキが解除されていると開
放される。

上記スイッチ８１〜Ｓ４の片側端子はそれぞれ接地され
るとともに他方の端子（以後、信号端子という。）Ｔｓ
〜Ｔ４はそれぞれ抵抗器を介して正電圧端子（＋）に接
続されており、各信号端子Ｔ１〜Ｔ４は、対応するスイ
ッチ３１〜ｓ４の閉結によって“Ｌ”レベルになり、開
放によって“Ｈ゛レベルなる。

これによって各スイッチ３１〜Ｓ４のオン状態とオフ状
態を示す信号は、各信号端子Ｔ１〜Ｔ４を介して判定手
段としての論理回路５に入力される。なお、各スイッチ
３１〜Ｓ４のオン状態は信号端子Ｔ１〜Ｔ４の“°Ｌ°
゛レベルに対応し、オフ状態は°゛Ｈ°゛Ｈ°゛レベル
る。

信号端子Ｔ１およびＴ２はＯＲゲート５１の入力端子に
それぞれ接続され、このＯＲゲート５１の出力端子と信
号端子Ｔ２はＮＡＮＤゲート５２の入力端子に接続され
ている。

信号端子Ｔ３およびＴ４はＡＮＤゲート５３とＯＲゲー
ト５４の入力端子にそれぞれ接続され、上記ＡＮＤゲー
ト５３の出力端子と前記ＯＲゲート５１の出力端子はＡ
ＮＤゲート５５の入力端子に接続され、さらに、ＯＲゲ
ート５４の出力端子と信号端子Ｔ１はＡＮＤゲート５６
の入力端子に接続されている。

上記ＡＮＤゲート５６の出力端子と前記ＮＡＮＤゲート
５２の出力端子はＡＮＤゲート５７の入力端子に接続さ
れ、このＡＮＤゲート５７の出力端子と前記ＡＮＤゲー
ト５５の出力端子はＯＲゲート５８の入力端子に接続さ
れている。

上記ＯＲゲート５日の出力端子はトランジスタ回路６１
のゲートに接続され、ＯＲゲート５８の出力端子が“Ｈ
＋＋レベルになると、上記トランジスタ回路６１が導通
されてブザー等のアラーム装置６２が駆動される。

次の第２表はスイッチ３１〜Ｓ４のオン状態を“０°゛
　（“Ｌ　ＩＩレベル）、オフ状態を“１パ　（“Ｈｏ
”レベル）としてアラーム装置６２が駆動される条件を
示す表であり、スイッチＳｔ〜Ｓ４のオン／オフ状態が
同表■〜■の各組み合わせになったときのみ前記ＯＲゲ
ート５８の出力が“′Ｈ”レベルになってアラーム装置
６２が駆動される。

第２表 第２表に示したように、長時間駐車する場合など、イグ
ニションスイッチをオフにしてエンジンを停止し、パー
キングロックとパーキングブレーキのいずれもが操作し
なかった場合（条件■、■）、アラーム装置によって報
知される。

また、イグニションスイッチをオンにしてエンジンをか
けたまま車を離れるようなときに、パーキングロックと
パーキングブレーキの両方を操作しないと（条件■〜■
）、アラーム装置によって報知される。

上記の実施例では、スイッチＳ１〜Ｓ４のオン／オフ状
態の組み合わせを論理回路５によって判定するようにし
ているが、各スイッチ３１〜Ｓ４の“°Ｈ″レベル／“
Ｌ　１１レベルの信号をマイクロコンピュータ等に入力
し、このマイクロコンピュータによって前掲第２表の条
件■〜■の判定を行ってアラーム装置を駆動制御するよ
うにすることもできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明のパーキング報知装置によれ
ば、オートマチック車において、イグニションスイッチ
がオフ状態でパーキングロックとパーキングブレーキの
いずれもが解除状態のときに報知するとともに、イグニ
ションスイッチがオン状態でパーキングロック機構とパ
ーキングブレーキの両方が作動されずに運転席が空席状
態となるときに報知するようにしたので、駐停車時に運
転者にパーキング操作を促すようにすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本構成を示すブロック図、第２図は
本発明実施例のパーキング報知装置の回路図である。 １・・・シート状態検出手段、２・・・イグニション状
態検出手段、３・・・ト・ランスミッション状態検出手
段、４・・・パーキングブレーキ状態検出手段、５・・
・判定手段、６・・・報知手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 オートマチック車に搭載する装置であって、運転席の着
   席状態／空席状態に対応してオン状態／オフ状態になる
   シート状態検出手段と、イグニションスイッチのオン／
   オフに対応してオン状態／オフ状態になるイグニション
   状態検出手段と、 トランスミッションがパーキングレンジであるかそれ以
   外であるかに対応してオン状態／オフ状態になるトラン
   スミッション状態検出手段と、パーキングブレーキの作
   動状態／解除状態に対応してオン状態／オフ状態になる
   パーキングブレーキ状態検出手段と、 上記シート状態検出手段、上記・イグニション状態検出
   手段、上記トランスミッション状態検出手段および上記
   パーキングブレーキ状態検出手段の状態が予め設定され
   た条件になったことを判定する判定手段と、 上記判定手段の判定結果に基づいて駆動されて警報を発
   する報知手段とを備え、 上記判定手段は、イグニション検出手段とトランスミッ
   ション状態検出手段およびパーキングブレーキ状態検出
   手段のいずれもがオフ状態である場合に報知手段を駆動
   するとともに、シート状態検出手段がオフ状態でイグニ
   ション状態検出手段がオン状態で、かつ、トランスミッ
   ション状態検出手段とパーキングブレーキ状態検出手段
   の少なくともいずれか一方がオフ状態である場合に報知
   手段を駆動するものであることを特徴とするパーキング
   報知装置。