JPH0235424A - 光波長変換素子 - Google Patents

光波長変換素子

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JPH0235424A
JPH0235424A JP63186081A JP18608188A JPH0235424A JP H0235424 A JPH0235424 A JP H0235424A JP 63186081 A JP63186081 A JP 63186081A JP 18608188 A JP18608188 A JP 18608188A JP H0235424 A JPH0235424 A JP H0235424A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、基本波をその1/2の波長の第2高調波等に
変換するファイバー型の光波長変換素子、および該素子
を用いた光波長変換モジュールに関し、特に詳細には波
長変換波の波面を円錐波面から球面波面に変換する機能
を備えた光波長変換素子および光波長変換モジュールに
関するものである。
(従来の技術) 従来より、非線形光学材料を利用して、レーザー光を第
2高調波等に波長変換(短波長化)する試みが種々なさ
れている。このようにして波長変換を行なう光波長変換
素子として具体的には、例えば[光エレクトロニクスの
基礎JA、YARIV著、多田邦雄、神谷武志訳(丸善
株式会社)のp200〜204に示されるようなバルク
結晶型のものがよく知られている。ところがこの光波長
変換素子は、位相整合条件を満たすために結晶の複屈折
を利用するので、非線形性が大きくても複屈折性が無い
材料あるいは小さい材料は利用できない、という問題が
あった。
上記のような問題を解決できる光波長変換素子として、
いわゆるファイバー型のものが提案されている。この光
波長変換素子は、クラッド内に非線形光学材料からなる
コアが充てんされた光ファイバーであり、応用物理学会
懇話会微小光学研究クループ機関誌voL、3.N(1
2,p28〜32にはその一例が示されている。このフ
ァイバー型の光波長変換素子においては、コア部におけ
る基本波の導波モードと、第2高調波等のクラッドへの
放射モードとの間で容易に位相整合をとることができる
(いわゆるチェレンコフ放射の場合)ので、最近ではこ
のファイバー型光波長変換素子についての研究が盛んに
なされている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述のようにして得た波長変換波はクラッド
の端面から取り出されて、種々の目的のために利用され
るが、その場合、波長変換波を小さなスポットに絞って
利用したいことが多い。例えば波長変換波を光記録に利
用する場合等にあっては、記録密度向上等の点から、波
長変換波を特に微小なスポットに絞り込むことが望まれ
る。
ところが、上述のファイバーチェレンコフ型の光波長変
換素子においては、素子外に取り出した波長変換波を一
般的な球面レンズに通して絞ろうとしても、小さなスポ
ットに収束しないという問題が認められる。そこで本発
明は、波長変換波を小さなスポットに絞り込むことを可
能にする光波長変換素子、および該素子を用いた光波長
変換モジュールを提供することを目的とするものである
(課題を解決するための手段及び作用)本発明は、先に
述べたようなファイバーチェレンコフ型の光波長変換素
子にあっては、クラッド中に放射した波長変換波(所定
の位相整合角度で出射して基本波と位相整合する光)の
波面が円錐波面になっているという知見に基づいて得ら
れたものであり、本発明の光波長変換素子は、このファ
イバーチェレンコフ型の光波長変換素子において、波長
変換波が出射するクラッド端面を、該波長変換波の波面
を円錐波面から球面波面に変換する非球面レンズ面に形
成したことを特徴とするものである。
また本発明の別の光波長変換素子は、同じく前記ファイ
バーチェレンコフ型の光波長変換素子において、波長変
換波が出射するクラッド端面に、該波長変換波の波面を
円錐波面から球面波面に変換する同心円グレーティング
を形成したことを特徴とするものである。
また本発明は、前述した課題を解決するために、上述の
ファイバーチェレンコフ型の光波長変換素子と、この光
波長変換素子のクラッド端面がら出射した波長変換波が
入射する位置に配され、この波長変換波の波面を円錐波
面から球面波面に変換する光学素子とからなる光波長変
換モジュールを提供するものである。
上記の光学素子としては例えば、光入射側の面および光
出射側の面のうちの一方が円錐面状、他方が球面状とさ
れたレンズ、このレンズと同様の作用が得られるように
した同心円グレーティング素子等を用いることができる
。このような光学素子は、波長変換波が出射するクラッ
ド端面から離して配されてもよいし、またこの端面に密
着固定されてもよい。
以上述べたような光学素子や、非球面レンズ面とされた
クラッド端面、さらにはクラッド端面に形成された同心
円グレーティングの作用により波長変換波の波面を収束
球面波面に変換できれば、該波長変換波を小さなスポッ
トに絞ることができるし、また発散球面波面に変換して
も、その波長変換波を通常の球面レンズに通すことによ
り、小さなスポットに絞り込むことが可能になる。
(実 施 例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。
第1図および第2図は本発明の第1実施例による光波長
変換素子IOを示すものである。この光波長変換素子1
0は、クラッド12の中心の中空部分内に、非線形光学
材料からなるコア11が充てんされた光ファイバーであ
る。上記非線形光学材料としては、前述したように波長
変換効率が高い有機非線形光学材料を用いるのが好まし
い。本例では特に特開昭62−210432号公報に示
される3゜5−ジメチル−1−(4−ニトロフェニル)
ピラゾール(以下、PRAと称する)によってコア11
を形成している。
ここで、−例としてコア11を上述のPRA、クラッド
12を5FS3ガラスから形成する場合について、この
光波長変換素子IOの製造方法を説明する。まずクラッ
ド12となる中空のガラスファイバー12°が用意され
る。このガラスファイバー12′は一例として、外径が
3mmで、中空部の径が2μmのものである。そして第
3図に示すように、炉内等においてP RA 11’ 
を融液状態に保ち、この融液内にガラスファイバー12
°の一端部を浸入させる。すると毛細管現象により、融
液状態のPRAII’がガラスファイバー12°の中空
部内に進入する。なお該融液の温度は、PRAIIoの
分解を防止するため、その融点(102℃)よりも僅か
に高い温度とする。その後ガラスファイバー12゛を急
冷させると、中空部に進入していたPRAII。
が多結晶化する。
次いでこのガラスファイバー12°を、PRAII’の
融点より高い温度(例えば102.5℃)に保たれた炉
内から、該融点より低い温度に保たれた炉外に徐々に引
き出すことにより、溶融状態のPRA 11’ を炉外
への引出し部分から単結晶化させる。それにより、極め
て長い単結晶状態で結晶方位も一定に揃ったコア11が
形成され、光波長変換素子lOを十分に長くすることが
できる。
以上述べたようにしてコア11が充てんされた後、ガラ
スファイバー12゛ の両端が適宜切断される。
この際光入射端面となる素子端面10aはファイバー軸
と垂直に切断されるが、それと反対側のクラッド端面1
2aは、公知の研磨法等により非球面のレンズ而に仕上
げられる。それにより第1図および第2図に示すような
光波長変換素子10が得られる。なお上記クラッド端面
12aの形状については、後に詳述する。
上記光波長変換素子10は第2図図示のようにして使用
される。すなわち、基本波発生手段として例えば半導体
レーザー(波長:870nm)1Bが用いられ、そこか
ら射出された発散ビームであるレーザー光(基本波)1
5はコリメーターレンズ25によって平行ビームとされ
、ビーム整形プリズム26.27によって断面形状が正
円形とされ、さらに対物レンズ18で集光した上で素子
端面10a(コア11の端面)に照射される。それによ
り、該レーザー光15がコアll内に入射する。この基
本波15は、コア11を構成するPRAにより、波長が
1/2の第2高調波15°に変換される。この第2高調
波15゜はクラッド12中に放射して、素子10内を端
面側に進行する。位相整合は、基本波15のコア部での
導波モードと、第2高調波15’ のクラッド部への放
射モードとの間で取られる(いわゆるチェレンコフ放射
)。
第2高調波15゛ は、前記クラッド端面12aから素
子外に出射する。またコア11の端面11aからは、コ
アll内を導波した基本波15が出射する。この第2高
調波15゛ と基本波15を含む光ビーム15”は、第
2高調波15’ のみを通過させるフィルター18に通
され、第2高調波15°のみが取り出される。この第2
高調波15′ は非球面のレンズ面とされたクラッド端
面12aの作用により、微小なスポットPに絞られる。
なお第2図ではこの第2高調波15’を利用する装置を
特に示していないが、この種の装置においては前述した
理由により、こうして第2高調波15’ を絞って利用
することが多い。
次に、クラッド端面12aの形状について詳しく説明す
る。本実施例においては第4図に詳しく示すように、ク
ラッド12が十分に太く形成され、それにより、位相整
合角度θでクラッド12中に放射した第2高調波15’
 はすべて、クラッド外表面で全反射することなしにク
ラッド端面12aから直接素子外に出射するようになっ
ている。そうするためにはコア11の直径をd1クラッ
ド12の外周部の長さをL(第4図参照)としたとき、
クラッド12の直径りを D〉2L−tanθ+d   −・−・(1)に設定す
ればよい。このようになっていると、クラッド12中を
進行するすべての第2高調波15′の波面は、コア軸を
含む1つの平面内においては第4図中に矢印Wで示す向
きとなり、したがって全体では円錐面状となる。そこで
クラッド端面12aの形状を、第4図に破線で示す円錐
面Jと鎖線で示す球面にとが合成された非球面レンズ面
としておけば、クラッド12外に出射した第2高調波1
5’の波面は収束球面波面になる。ここで、クラッド端
面12aの形状を第4図に示すy−z座標系によって詳
しく示す。なお本光学系は軸対称な系なので、このよう
なy−z面について考えればよく、また以下において球
面収差等は考慮しないものとする(以下、同様)。上記
円錐面Jの形状式は、Zl ’may であり、一方上記球面の形状式は、 Z2−r−r−y「 であるから、クラッド端面の形状式z (y)は、z 
(y) mzl +Z2 − a l y l +r −f習−1丁−(2)とな
る。ただし nCsinθ n(cosθ−nA nc :クラッドの屈折率 θ 二位相整合角度 nA二素子外部の屈折率(空気なら1)である。上記(
2)式で規定される形状にクラッド端面12aを形成し
ておくことにより、前述の通り第2高調波15°の波面
は収束球面波面となり、該第2高調波15°は、微小な
スポットPに収束するようになる。
次に第5および6図を参照して本発明の第2実施例につ
いて説明する。なおこの第5および6図において、前記
第1〜4図における要素と同等のものについては同番号
を付してあり、それらについては特に必要の無い限り、
説明を省略する(以下、同様)。この第2実施例の光波
長変換素子20において、第2高調波15°が出射する
クラッド端面12aはコア軸に対して垂直に形成されて
おり、その表面には同心円のグレーティング21が設け
られている。このようなグレーティング21は、公知の
フォトリソ法等によって形成することができる。
なお本実施例においても、前述した(1)式が成立する
ようにクラッド12の径りは例えば1〜3mm程度と十
分に太く形成され、したがって上述のようなグレーティ
ング21は比較的容易に形成することができる。以下、
このグレーティング21のm番目の輪帯半径rmについ
て説明する。
第5図に示すように光軸方向位置2と、同心円グレーテ
ィング21の半径方向位置「を考え、またクラッド12
の屈折率をnc、第2高調波15°の位相整合角度をθ
、収束距離をfとする。モして軸対称系であるので、1
つの断面上だけで考える。
グレーティング21の位相φは、入射波(円錐波面)の
位相をφIN%出射波(球面波面)の位相をφOUTと
すると、 φ−φ0UT−φIN−2yr m +const 。
(mは整数) である。そして、 φIN  −(rn(sln  θ+zn(cos  
θ) 2π/λφOUT −(−fvrTてz−f)ゴ
)2π/λであり、またグレーテイング面ではz−0で
あるから、結局 φ−(−−vrT  + f  −r n(sinθ)
2π/λ−2πm+const。
規格条件としてm−0のとき1 m Qとすると、co
nst 、  = −f  ヤニ2r/λよって、以下
の2次方程式 %式%) を整数のmに対してそれぞれ解いた解rmが、m番目の
グレーティングの輪帯半径となる。
なお上記のようなグレーティング21により、例えば光
ディスクの反射面において第2高調波15゛を収束させ
ることも可能であり、その場合は、光デイスク内におけ
る第2高調波15゛ の屈折も考慮して輪帯半径を定め
ればよい。
このようなグレーティング21を通過させることにより
本実施例においても、第2高調波15’の波面を円錐波
面から収束球面波面に変換することができ、よって該第
2高調波15°を微小なスポットPに絞ることが可能と
なる。
次に第7図を参照して本発明の第3実施例について説明
する。このTS3実施例の装置は、既に説明したものと
同様のファイバーチェレンコフ型光波長変換索子31と
、この光波長変換素子31のクラッド12の端面(光出
射端面)12aに対向するように配置されたレンズ32
とからなる光波長変換モジュール30である。このレン
ズ32は、光波長変換素子31側の而32aが非球面の
レンズ面とされ、それと反対側の而32bが平面とされ
たものである。ここで、第7図に示すようなy−z座標
系を考えれば、第1実施例におけるのと同様にしてz 
(y)−z1+z2 − a−1y l + r −fTr:j■−(31で
規定される形状にレンズ面32aを形成しておけば、レ
ンズ32を通過した後の第2高調波15’ は収束球面
波面を有するものとなる。ただしこの場合は、第2高調
波15’ の光波長変換素子31からの出射角をθo5
円錐而J面傾きをδ、レンズ32の材料の屈折率をnL
として、 である。つまりレンズ面32aを上記(3)および(4
)式で規定される形状としておくことにより、レンズ3
2を通過後の第2高調波15’ の波面は収束球面波面
となる。そこでこの場合も、第1実施例、第2実施例に
おけるのと同様、第2高調波15゛ を微小なスポット
Pに絞り込むことが可能となる。
なお勿論ながら、上記のレンズ形状式よりもさらに高次
の形状係数で非球面形状を規定して、収差がより小さい
レンズを設計することも可能である。
また本例におけるように一方の面が平面とされたレンズ
を用いる場合は、その面をクラッド端面12aに密着固
定するようにしても構わない。
次に第8図を参照して本発明の第4実施例について説明
する。この第4実施例の光波長変換モジュール40も、
光波長変換素子31とレンズ42とからなる。レンズ4
2は、光波長変換素子31側の面42aが円錐面とされ
、それと反対側の而42bが球面とされたものである。
このような形状のレンズ42を用いれば、光波長変換素
子31から出射した第2高調波15°がレンズ面42a
を通過することによりその波面は円錐波面から平面波面
に変換され、さらに第2高調波15′がレンズ面42b
を通過することにより、その波面は平面波面から収束球
面波面に変換され、よって該第2高調波15′は微小な
スポットPに絞られるようになる。
なお、−面が上述のような円錐面とされ他面が平面とさ
れたレンズと、少なくとも一面が球面とされたレンズと
を用いて上記と同様の作用を得ることもできる。
次に第9図を参照して本発明の第5実施例について説明
する。この第5実施例の装置は、既に説明したものと同
様のファイバーチェレンコフ型光波長変換素子31と、
この光波長変換素子31のクラッド12の端面(光出射
端面) 12aに対向するように配置されたグレーティ
ング素子51とからなる光波長変換モジュール50であ
る。上記グレーティング素子51は、透明部材52の一
表面(光波長変換素子31と反対側の表面)上に、同心
円グレーティング53が形成されてなるものである。光
波長変換素子31のクラッド端面L2aから出射する第
2高調波15’ を上述のようなグレーティング素子5
1に通すことにより、この場合も該第2高調波15°の
波面を収束球面波面に変換することができる。
以下、上記同心円グレーティング53の形状について詳
しく説明する。第1O図に示すように光軸方向位置2と
、同心円グレーティング53の半径方向位置「を考え、
また第2高調波15’ のクラッド12からの出射角を
θo1収束距離をfとする。グレーティング53の位相
φは、入射波(円錐波面)の位相をφIN%出射波(球
面波面)の位相をφOUTとすると、 φ謬φ0UT−φIN−2yr m + const 
(mは整数) である。そして、 φIN  −Dsin  θ、)+zcos  θo)
2π/λφOUT = f −r2+(z−f) 21
2yr/λであり、またグレーテイング面ではz−0で
あるから、結局 φ−(−f7r11■−r sin θo)2π/λ−
2yr m +const 。
規格条件としてm−0のときr−0とすると、cons
t 、 −−f −2yr/λよって、以下の2次方程
式 %式%) を整数のmに対してそれぞれ解いた解rmが、m番目の
グレーティングの輪帯半径となる。
上述のような同心円グレーティング53は、電子線描画
やレーザー直接描画等の手法によって作成することがで
き番し、さらには第11図に示すような装置を用いてホ
ログラフィックに作成することもできる。この第11図
において、60は平面波であり、61はこの平面波60
を前記第2高調波15° と同様の発散円錐面波60゛
 に変換する凹の円錐面レンズ、62.63はハーフミ
ラ−164,65はミラー、66は平面波60を収束球
面波60”に変換する球面レンズであり、透明部材52
上に担持された感光体67に、互いに同軸に揃えられた
発散円錐面波60′ と収束球面波60″とが照射され
て、グレーティングが形成される。
次に第12図を参照して本発明の第6実施例ついて説明
する。この第2実施例の装置も、光波長変換素子31と
、同心円グレーティング素子71とからなる光波長変換
モジュール70である。本例において、透明部材72の
表面上に形成された同心円グレーティング73は、第2
高調波15°の円錐波面を発散球面波面に変換するもの
として形成されている。
このように波面変換がなされた第2高調波15゛ は、
球面レンズからなるコリメーターレンズ74に通して平
行ビーム化し、ビーム幅を拡大することができる。勿論
、こうして平行ビーム化された第2高調波15′ は、
球面レンズからなる集光レンズ75に通すことによって
微小スポットPに絞ることができる。
なお上記第5、第6実施例においては、グレーティング
素子51.71が光波長変換素子31から離して配置さ
れているが、グレーティング素子を、光波長変換素子3
1のクラッド端面12aに密着固定しても構わない。
また以上述べたようなグレーティング素子51.7Iは
、同心円グレーティング53.73が形成された側の面
が光波長変換素子31側を向くように配置されてもよい
以上、基本波を第2高調波に変換する実施例について説
明したが、本発明はその他、基本波を第3高調波に波長
変換する光波長変換素子や、2種の波長の基本波を和周
波や差周波に波長変換する光波長変換素子に対しても適
用可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明した通り本発明によれば、ファイバー型
の光波長変換素子から出射した波長変換波の波面を球面
波面とすることができるので、この波長変換波をそのま
ま、あるいは通常の球面レンズからなるコリメーターレ
ンズや集光レンズに通して微小なスポットに絞ることが
可能となる。
したがって本発明によれば、利用する光ビームを微小な
スポットに絞る必要がある光記録装置等に対して波長変
換波を利用することが可能となり、波長変換の技術の応
用範囲が著しく拡大される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の光波長変換素子を示す概
略斜視図、 第2図は上記第1実施例の光波長変換素子の使用状態を
示す側面図、 第3図は上記光波長変換素子の作成方法を説明する説明
図、 第4図は上記光波長変換素子を拡大して示す側断面図、 第5図と第6図は本発明の第2実施例による光波長変換
素子を示す側断面図と正面図、第7.8および9図はそ
れぞれ、本発明の第3.4および5実施例による光波長
変換モジュールを示す側断面図、 第1O図は上記第5実施例の光波長変換モジュールの同
心円グレーティングの形状を説明するための説明図、 第11図は上記第5実施例の光波長変換モジュールの作
成方法を説明する説明図、 第12図は本発明の第6実施例による光波長変換モジュ
ールを示す側断面図である。 10.20.31・・・光波長変換素子  11・・・
コア12・・・クラッド    12a・・・クラッド
端面15・・・基本波     15°・・・第2高調
波21.53.73・・・同心円グレーティング30.
40.50.70・・・光波長変換モジュール32.4
2・・・レンズ 32a、32b、42a、42b−・・レンズ面51.
71・・・グレーティング素子 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 7411 図 第 図 事件の表承 昭和63年 特許願 発明の名称 第186.081 号 光波長変換素子 補正をする者 事件との関係     特許出願人

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非線形光学材料のコアがそれよりも低屈折率のク
    ラッド内に充てんされてなるファイバーであって、コア
    に入射された基本波を波長変換してクラッド中に放射す
    る光波長変換素子において、波長変換波が出射するクラ
    ッド端面が、該波長変換波の波面を円錐波面から球面波
    面に変換する非球面レンズ面とされていることを特徴と
    する光波長変換素子。
  2. (2)非線形光学材料のコアがそれよりも低屈折率のク
    ラッド内に充てんされてなるファイバーであって、コア
    に入射された基本波を波長変換してクラッド中に放射す
    る光波長変換素子において、波長変換波が出射するクラ
    ッド端面に、該波長変換波の波面を円錐波面から球面波
    面に変換する同心円グレーティングが形成されているこ
    とを特徴とする光波長変換素子。
  3. (3)非線形光学材料のコアがそれよりも低屈折率のク
    ラッド内に充てんされてなるファイバーであって、コア
    に入射された基本波を波長変換してクラッド中に放射す
    る光波長変換素子と、 この光波長変換素子のクラッド端面から出射した波長変
    換波が入射する位置に配され、この波長変換波の波面を
    円錐波面から球面波面に変換する光学素子とからなる光
    波長変換モジュール。
JP63186081A 1988-07-26 1988-07-26 光波長変換素子 Expired - Fee Related JPH0820658B2 (ja)

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