JPH023540Y2 - - Google Patents

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JPH023540Y2
JPH023540Y2 JP12488383U JP12488383U JPH023540Y2 JP H023540 Y2 JPH023540 Y2 JP H023540Y2 JP 12488383 U JP12488383 U JP 12488383U JP 12488383 U JP12488383 U JP 12488383U JP H023540 Y2 JPH023540 Y2 JP H023540Y2
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JP
Japan
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photosensitive material
magazine
roll
regulating
pair
Prior art date
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JP12488383U
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JPS6033348U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複写カメラ等に使用されるロール感
材用マガジンの改良に関する。
従来より、ロール感材用マガジンは、明室で複
写カメラ等に、種々のロール感材を交換セツトす
るのに好都合であるため使用されてきたが、次の
如き不都合があつた。すなわち、第1図におい
て、製版カメラに代表される複写カメラ本体1か
らロール感材用マガジン2を取り出すに際して、
該マガジン2からカツター装置3までの長さLに
相当する分だけロール感材4を巻戻す必要がある
が、このとき、巻戻し量がこのLより大きいとニ
ツプローラ対21,21からロール感材4の先端
が離脱してしまう。かかる場合には、再度該マガ
ジン2を使用するに先立つて、暗室内で該ロール
感材4の先端をニツプローラ対21,21に挾持
し直さなければならない。このことは、本来暗室
作業を最大限に短縮するために利用されるロール
感材用マガジン2にあつては基本的な欠陥であつ
た。
なお、第1図において6はレンズで、図示して
いない原画を撮影するものであり、7はガラスで
これとベルト8との間にカツト後のロール感材4
が送られる。9は直空箱でカツト後のロール感材
4を撮影位置(第1図のガラス7の右部)にベル
ト8を通じて直空吸引し保持するためのものであ
る。
本考案は、上記欠陥を改良したロール感材マガ
ジンを提供することを目的になされたもので、そ
の概要は、ロール感材を収納するケース本体に内
蔵されたニツプローラ対と、該ニツプローラ対の
一方の軸に係合された当該軸をロール感材の巻戻
し方向に所定量の長さLだけ回動したとき、当該
軸の回動を阻止する部材とを具備して成るロール
感材用マガジンを開示するものである。
以下、図面による実施例に基づいて本考案をさ
らに詳述する。第2図は本考案の一実施例で、ニ
ツプローラ対21,21の一方の軸22に一方向
クラツチ23を介してプーリー24を嵌着し、所
要間隔をもつて対向するプーリー25を反時計方
向(矢印a方向)に付勢する巻バネ26を介して
回動自在に配置し、両プーリー24,25に無端
ワイヤー27を張架する。該ワイヤー27には当
接部材28を固着し、該当接部材28の所要移動
範囲の長さL、すなわち、ニツプローラ対21,
21からカツター3装置までの長さに対応するよ
うに設定された移動範囲を規制する規制部材3
0,31を設ける。
第2図におけるかかる構成の作動について説明
すると、常態にあつては無端ワイヤー27は、巻
バネ26による反時計方向の付勢力により当接部
材28を右側の規制部材30に当接して停止して
いる。そしてロール感材4がニツプローラ対2
1,21によるか、または給送ローラ5,5によ
つて送り出されるときは(このときはニツプロー
ラ21,21は従動する)、プーリー24は一方
向クラツチ23の係合が解除された状態にあり回
転されることはない。次に、ロール感材4を巻戻
すとニツプローラ対21,21も逆転従動する
が、その一方の軸22とプーリー24は一方向ク
ラツチ23が係合状態になり、時計方向(矢印b
方向)に一体的に回転し、巻バネ26の付勢に抗
して前記所定の移動範囲の長さLだけ、無端ワイ
ヤー27を回転せしめ、当接部材28が左側の規
制部材31に当接して、それ以上回転させること
はないので、ロール感材4の先端はニツプローラ
対21,21の手前で止まることになる。
なお、規制部材30と31とは、その間隔(L
の長さ)を調節自在に配設され、また、巻バネ2
6は所定量Lを正しく確保するためには取付けた
方がよい。すなわち、当接部材28が右側の規制
部材30に密着しないと「L」の大きさが変つて
しまう。しかし、それほど正確に「L」の長さが
必要なければ、巻バネ26はなくてもよい。さら
には、この巻バネ26の力はニツプローラ21,
21を駆動できる力より弱いものが良い。何故な
ら、もし強いとロール感材4を再度巻出してしま
うからである。
第3図は本考案の他の実施例の要部平断面図
で、第4図はそのA〜A側面図である。ニツプロ
ーラ対21,21の一方の軸22に駆動歯車32
を固着し、該駆動歯車32と所定の減速比(実施
例においては8:25)で噛合う従動歯車33を配
設する。該従動歯車33が固着された軸34はマ
ガジン内の内側板35とマガジン本体側の外側板
36の所定位置に軸支され、さらに該内側板35
の内側へ延長されている。該延長された軸34に
は一方向クラツチ37を介してクラツチカラー部
材38が嵌着され、さらに該クラツチカラー部材
38に、リンクカラー部材39が調節自在に嵌着
されている。一方、マガジン内の内側板35に固
設された当接ピン40は、リンクカラー部材39
に植設された第1規制ピン41及びクラツチカラ
ー部材38に植設された第2規制ピン42と当接
可能に該軸34と平行に延長されている。さら
に、一端イがリンクカラー部材39に固着し、該
リンクカラー部材39を介して該クラツチカラー
部材38を時計方向(第4図の矢印C方向)に付
勢し、該第1規制ピン41を該当接ピン40に当
接維持する巻バネ43が巻着されている。なお、
巻バネ43の他の一端ロは当接ピン40に掛止し
ている。
かかる構成の作動について説明すると、常態に
あつては、クラツチカラー部材38は、巻バネ4
3による時計方向の付勢力により、第1規制ピン
41と当接ピン40に当接維持されて停止してい
る。そして、ロール感材4がニツプローラ対2
1,21または給送ローラ5によつて送り出され
るときは(このときはニツプローラ対21,21
も従動され)、したがつて、駆動歯車32及び従
動歯車33も従動されるが、該一方向クラツチ3
7の係合が解除された状態にあり、該クラツチカ
ラー部材38は、回動されることはなく、上述の
常態が維持される。
次に、ロール感材4をノブ44によつて巻戻す
と、該駆動歯車32、したがつて従動歯車33は
反時計方向(第4図の矢印Cとは逆方向)に回動
されるが、このとき、一方向クラツチ37が係合
状態になり、該クラツチカラー部材38も反時計
方向に一体的に回動し、該巻バネ43の付勢力に
抗して所定角度だけ回動せしめられ、第2規制ピ
ン42が当接ピン40に当接して、それ以上回動
されることはない。
なお、上記所定角度は、第1図及び第2図の所
定量の長さLの巻取り長さに対応して決められる
が、本実施例においては、クラツチカラー部材3
8とリンクカラー部材39の相対的な嵌着角度の
調節によつて、すなわち第1規制ピン41と第2
規制ピン42の相対角度によつて調節される。こ
の場合には、複写カメラの「L」に応じて適用さ
れる。もとより駆動歯車32と従動歯車33の減
速比は適宜余裕をもつて選定される。
本実施例は以上の如く構成されて成り、ロール
感材4の先端がニツプローラ対21,21から離
脱するのを防止するとともに、要部の構成をコン
パクトにすることができる。
以上の如く、本考案によるロール感材用マガジ
ンは、ロール感材用マガジンを複写カメラ本体か
ら取り外すに際し、該感材の巻戻し用のニツプロ
ーラ対が所定量回動しても、それ以上は巻戻しを
阻止する構成、すなわち、ニツプローラ対に装着
された一方向クラツチと、一方向クラツチが巻戻
し時のみに係合作動する範囲を規制する規制部材
ならびに当接部材とを採択したから、マガジン内
の感材の端部長さを考慮することなく機械的に巻
戻し操作ができて、しかもロール感材の先端が該
ニツプローラ対を越えてロール感材用マガジン内
に巻込んでしまうことがなく、過不足のない位置
に止まることができる。その結果、高価な感材を
無駄にすることなく、また次にロール感材用マガ
ジンを複写カメラ本体にセツトする際に至便とな
る。そしてロール感材を巻出すニツプローラ対に
一方向クラツチを装着しているので、ロール感材
の巻戻し作動も円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はロール感材マガジンが複写カメラに使
用される態様を示す側面図、第2図は本考案の第
1の実施例の要部側面図、第3図は本考案の第2
の実施例の要部平断面図、第4図は第3図のA〜
A側断面図を示す。 21,21……ニツプローラ対、26,43…
…巻バネ、30,31……規制部材、41,42
……規制ピン、28……当接部材、40…当接ピ
ン、23,37……一方向クラツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ロール感材用マガジンに内蔵したロール感材
    を巻戻し、または巻出すニツプローラ対と、該
    ニツプローラ対の一方の軸に係合された一方向
    クラツチと、該一方向クラツチが作動する範囲
    を規制する1組の規制部材ならびに当接部材と
    から成り、ロール感材を巻戻しの場合のみ巻戻
    し長さを所定の長さに規制できるようにしたロ
    ール感材用マガジン。 (2) ロール感材が巻出しされるときは、規制部材
    に当接部材が当接されるように付勢されるバネ
    を具備した実用新案登録請求の範囲第(1)項に記
    載のロール感材用マガジン。 (3) 規制部材の位置が調節できるようにした実用
    新案登録請求の範囲第(1)項または第(2)項に記載
    のロール感材用マガジン。
JP12488383U 1983-08-10 1983-08-10 ロ−ル感材用マガジン Granted JPS6033348U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12488383U JPS6033348U (ja) 1983-08-10 1983-08-10 ロ−ル感材用マガジン

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JP12488383U JPS6033348U (ja) 1983-08-10 1983-08-10 ロ−ル感材用マガジン

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JPS6033348U JPS6033348U (ja) 1985-03-07
JPH023540Y2 true JPH023540Y2 (ja) 1990-01-26

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JP12488383U Granted JPS6033348U (ja) 1983-08-10 1983-08-10 ロ−ル感材用マガジン

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0631468Y2 (ja) * 1987-05-25 1994-08-22 ソニー株式会社 シ−ト状感光媒体供給カ−トリッジ
JPH0610362Y2 (ja) * 1988-01-18 1994-03-16 富士写真フイルム株式会社 感光材料マガジン
JPH0610363Y2 (ja) * 1988-04-15 1994-03-16 富士写真フイルム株式会社 写真印画紙マガジン
JP6270155B2 (ja) * 2014-10-20 2018-01-31 ブラザー工業株式会社 媒体カートリッジ及び印刷装置

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JPS6033348U (ja) 1985-03-07

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