JPH0235273Y2 - - Google Patents

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JPH0235273Y2
JPH0235273Y2 JP1985184560U JP18456085U JPH0235273Y2 JP H0235273 Y2 JPH0235273 Y2 JP H0235273Y2 JP 1985184560 U JP1985184560 U JP 1985184560U JP 18456085 U JP18456085 U JP 18456085U JP H0235273 Y2 JPH0235273 Y2 JP H0235273Y2
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pseudo
sound
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sound generator
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は疑似音発生器に係り、特に、ウイス
キー、ビール、日本酒等の瓶入り飲料をコツプに
注ぐ時に発生される注入音の疑似音を発生する疑
似音発生器に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ウイスキーの瓶入りアルコール飲料を
グラスに注ぐ時に、瓶から流れ出る液体と瓶の中
に吸込まれる空気とが混ざり合つて「トクトクト
ク……」というような音が出るが、この音が飲物
をおいしく感じさせるのに一役買つている。
しかしながら、この音は瓶の中の液体と空気の
割合い、すなわち、液体の残量に応じていて、残
量が少なくなると音が出なくなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は上述した事情に対処すべくなされた
もので、残量が少なくなつてもグラス等に注ぐ時
「トクトクトク……」というような心地よい注入
音を聞くことができるように液体を注いでいる時
に疑似注入音を発生する疑似音発生器を提供する
ことをその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案による疑似音発生器は液体を他の容器
に注ぐめに液体容器が持上げられたことを検知す
るセンサ手段と、このセンサ手段の出力に応じて
液体を他の容器に注ぐ時に発生されるべき疑似注
入音を所定期間発生する発音手段を具備する。
〔作用〕
この考案による疑似音発生器によれば、液体を
注いでいる時に疑似注入音を発生するので、残量
が少なくなつても注ぐ時「トクトクトク……」と
いうような心地よい注入音を聞くことができる。
〔実施例〕
以下図面を参照してこの考案による疑似音発生
器の一実施例を説明する。第1図は第1実施例の
概略構成を示す断面図である。ここでは、発生器
本体10はビール、ウイスキー等の瓶12とは別
体として構成されるが、瓶12の下に密着され瓶
12が持ち上げられると、ともに持ち上げられる
とする。発生器本体10の内部には電池14、マ
イクロプロセツサ16、音声合成IC18、増幅
器20が内蔵され、発生器本体10の底面には防
水シート22を介してスピーカ24が設けられ、
防水シート22の一部に光センサ26が設けられ
ている。電池14、マイクロプロセツサ16、音
声合成IC18、増幅器20は薄膜回路で構成さ
れる。光センサ26は受光素子であり、中身の液
体をグラス等に注ぐために瓶12が持上げられる
と、外光を受光しオン信号を発生する。瓶12が
卓上に置かれている時は、発生器本体10の底面
は遮光されるので光センサ26はオンしない。
第2図は第1実施例の回路構成を示すブロツク
図である。全体の動作を制御するマイクロプロセ
ツサ16に電池14が接続される。マイクロプロ
セツサ16のバスライン28にインターフエース
(I/F)30を介して光センサ26が接続され
る。バスライン28にインターフエース32を介
して遅延時間選択スイツチ34、音種類選択スイ
ツチ36、繰返し回数選択スイツチ38が接続さ
れる。これらの選択スイツチ34,36,38は
発生器本体10の外壁面内に埋設され、ボールペ
ンの先等で押すことにより設定情報が選択され
る。電池14には電源スイツチ42が接続され、
電源スイツチ42も上述の選択スイツチと同様に
発生器本体10外壁面内に埋設されている。バス
ライン28に音声合成IC18が接続され、音声
合成IC18の出力が増幅器20を介してスピー
カ24に供給される。
第3図に示したフローチヤートを参照してこの
実施例の動作を説明する。電源スイツチ42がオ
ンされると動作開始され、先ずステツプS10に
示すように遅延時間選択スイツチ34、音種類選
択スイツチ36、繰返し回数選択スイツチ38に
より選択されている遅延時間、音種類、繰返し回
数が読取られる。ステツプS12で光センサ26
がオンしたかどうか判定される。前述したよう
に、光センサ26は発生器本体10の底面に設け
られているので、中身の液体をグラス等に注ぐた
めに瓶12が持ち上げられるとオンする。ステツ
プS12は光センサ26がオンするまで繰返され
る。ステツプS12で光センサ26がオンしたと
判定された場合、ステツプS14が実行される。
ステツプS14は遅延時間選択スイツチ38で選
択された遅延時間だけ時間遅延処理が実行され
る。これは瓶12が持上げられた直後から疑似音
が発生されるのは不自然であるので、瓶12が持
上げられてから実際にグラスに注ぎ始めるまでの
時間をつくるためである。
この時間遅延処理が終了するとステツプS16
が実行される。ステツプS16では音種類選択ス
イツチ36により選択された音種類に応じた単位
音(「トク」、「トツク」等)が音声合成IC18か
ら発生され、増幅器20を介してスピーカ24に
供給される。これにより、液体を注ぐ時の疑似音
が発生器本体10の底面から外部に拡声される。
ステツプS18で繰返し回数選択スイツチ38に
より選択されている繰返し回数だけこの単位音が
発生されたかどうか判定される。単位音の発生が
所定回数繰返されていない場合は、ステツプS1
6が再度実行される。ここで、この繰返し回数は
1回の注ぎ動作に必要な時間の平均時間に応じて
設定されているので、瓶から液体がグラスに注が
れる間、「トクトクトク……」というような疑似
音が発生される。単位音の発生が所定回数繰返さ
れた場合は、ステツプS20に示すように電源ス
イツチ42がオンである限りステツプS12が再
度実行される。
以上説明したようにこの実施例によれば、中身
の液体をグラス等に注ぐために瓶12が持上げら
れると所定時間後から「トク」というような疑似
注入音が所定回数だけ発生されるので、瓶の中の
液体の残量が少なくなつてもグラス等に注ぐ時
「トクトクトク……」というような心地よい音を
常に聞くことができ、飲物がおいしく感じられ
る。
次にこの考案の他の実施例を説明する。第1実
施例では疑似注入音の発生時間は設定されている
繰返し回数に応じて予め決まつている。そのた
め、注ぎ終る前に疑似注入音の発生が終了してし
まうことがある。これを解決したのが第2実施例
である。第2実施例の回路構成は第1実施例と同
一であるが、フローチヤートを第4図に示すよう
に第1実施例より多少変更した。第4図のフロー
チヤートはステツプS16で疑似注入音の単位音
が発生された後に、単位音の発生の繰返し回数が
判定される代わりにステツプS18aで光センサ
26がオフかどうか判定される。光センサ26が
オンしている時は瓶12が持ち上げられている時
なので、ステツプS16が再度実行され疑似注入
音の単位音が発生が続けられる。光センサ26が
オフしていれば、疑似注入音の単位音が発生が停
止され、第1実施例と同様にステツプS20で電
源スイツチ42がオンかどうか判定される。
このような第2実施例によれば、中身の液体を
グラス等に注ぐために瓶12が持上げられている
期間中、「トクトクトク……」というような疑似
注入音が発生されるので、瓶の中の液体の残量が
少なくなつてもグラスに注ぐ時に心地よい音を常
に聞くことができ、飲物をおいしく感じることが
できる。
上述の実施例では、発生器本体10は瓶12の
下に密着され瓶12とともに持ち上げられ、光セ
ンサ26は発生器本体10の底面に設けられた
が、発生器本体10の構成はこれに限定されな
い。例えば、発生器本体10は単なる置き台とし
てもよい。この場合は、光センサ26は発生器本
体10の底面ではなく置き台の上面に設け、瓶1
2が置き台の上に置かれている時はオフしてい
て、中身の液体をグラス等に注ぐために瓶12が
置き台から持上げられるとオンする。そのため、
動作は上述の実施例と同じであり、フローチヤー
トは第3図、第4図に示したものと同じでよい。
中身の液体をグラス等に注ぐために瓶が持上げ
られたことを検知するセンサは光センサに限定さ
れず、圧力センサでもよい。この場合は、圧力セ
ンサを薄膜回路で構成し、中身を注ぐために瓶を
持ち上げる際に手で掴まれる部分に貼り付ければ
よい。この他、感熱センサ等も利用可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、液体を
他の容器に注ぐために液体容器が持上げられたこ
とを検知する手段と、この検知手段の出力に応じ
て液体を他の容器に注ぐ時に発生されるべき疑似
注入音を所定期間発生する手段を具備することに
より、液体を注いでいる時に疑似注入音を発生す
ることができるので、残量が少なくなつても注ぐ
時に「トクトクトク……」というような心地よい
注入音を聞くことができる疑似音発生器が提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による疑似音発生器の第1実
施例の概略を示す図、第2図は第1実施例の回路
構成を示す図、第3図は第1実施例の動作を示す
フローチヤート、第4図は第2実施例の動作を示
すフローチヤートである。 10……発生器本体、14……電池、16……
マイクロプロセツサ、18……音声合成IC、2
4……スピーカ、26……光センサ、34,3
6,38……選択スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液体容器と一体、または別体に構成される疑
    似音発生器において、 前記液体容器が持上げられたことを検出しオ
    ンするセンサ手段と、 前記センサ手段のオンから所定時間後に液体
    の疑似注入音を発生開始する音声合成手段を具
    備することを特徴とする疑似音発生器。 (2) 前記センサ手段は前記液体容器の底面に設け
    られ、前記液体容器が持上げられると外光を受
    光しオンすることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の疑似音発生器。 (3) 前記疑似音発生器は前記液体容器とは別体に
    設けられ、前記センサ手段は前記液体容器の置
    き台の上面に設けられ、前記液体容器が前記置
    き台から持上げられると外光を受光しオンする
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の疑似音発生器。 (4) 前記センサ手段は前記液体容器の壁面に設け
    られ、前記液体容器が手で掴まれるとその圧力
    を検知しオンすることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の疑似音発生器。 (5) 前記音声合成手段は疑似注入音の発生を開始
    すると、所定回数だけ疑似注入音の単位音の発
    生を繰返すことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項ないし第4項のいずれか一項に記
    載の疑似音発生器。 (6) 前記音声合成手段は疑似注入音の発生を開始
    すると、前記センサ手段がオフになるまで疑似
    注入音の単位音の発生を繰返すことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項ないし第4項
    のいずれか一項に記載の疑似音発生器。
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JPS6292769U JPS6292769U (ja) 1987-06-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP6488049B1 (ja) 2018-06-12 2019-03-20 株式会社ネットアプリ 飲料用演出グラス、飲料用演出システム及び遠隔地乾杯カウンターシステム
US10966554B1 (en) 2018-12-14 2021-04-06 Netappli Co., Ltd. Drinking dramatization glass, drinking dramatization system, remote toast counter system, storage medium and drink freeze container

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JPS5799476U (ja) * 1980-12-10 1982-06-18

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