JPH0235188A - アンカードリル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はドリルキャリッジ及び該ドリルキャリッジに固
定されたドリル取付は部を釘し荷重アンカーを土中へ打
ち込むためのアンカードリル装置に関する。

［従来の技術］ 周知のように、建築現場では所定の角度領域内において
分壁あるいは胸壁を固定するために荷重アンカーが用い
られており、このアンカーは連続的に土中に挿入された
後、充填物質中で圧力を与えることによって固定される
。

敷地造成作業中において土地の平方メートル当りの単価
を上昇させるため、従来長い荷重アンカーが広く用いら
れてきた。それ以前には主に直径が２６及び３２＋ｎｍ
の単一ロッドアンカーが造成用に用いられ、これによれ
ば直径７０〜７６ｍｍのドリル工具及び直径１３３＋＋
＋＋ｎの掘削装置が必要となる。そして、今日において
はより径の大きなものがより合せアンカー用として用い
られているのが実情である。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来のアンカードリル装置では、運
転経済上及び掘削作業上の理由から、２個の掘削装置を
同時に駆動させる必要があり、この結果周知のドリル方
法を用いた場合に生じるパイプ穴から有効コアピントを
もつ内部工具を取り出すことができる。

ところが、このような従来装置では、アンカードリル装
置の操作にかなりの肉体的労力を要してしまうという問
題があり、特に建設現場の荒れ地などでドリル工具を取
り変えなければならない場合にはその程度がはなはだし
い。

発明の目的 本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は簡便な操作で駆動できかつ切換時間が短縮され
、また大重量アンカーにも適用し得るアンカードリル装
置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明は、ドリルキャリッジ
と、荷重アンカーを土中に打ち込むためのドリルの取付
は部を上下方向で調節可能に固定するために前記ドリル
キャリッジに固着されレール状に形成された支持体と、
を含み、ドリルキャリッジには装置上部が回転可能に配
設され、支持体は１本のアームを有すると共にそれ自身
が前記装置上部上に直接位置し、前記装置上部はまた支
持体の側方に沿って配設された運転室を担持し、前記支
持体はキャタピラギヤを越えて伸長し、前記ドリル取付
は部は任意の不使用空間を利用して非隠蔽状態で回動可
能に装着し得ることを特徴とする。

［作用コ 以上の如く構成される本発明装置によれば、ドリル取付
は部から支持体を介して工具の回転上部に向けてかなり
の力を伝達することができ、ドリル、セメント固め作業
及び引き抜き工程中におけるアンカードリル装置の操作
及び監視をドリル作業の監督者１人だけで遂行し得る。

また、作業者による操作位置をドリル位置の著しく近傍
に配置することができ、これによって作業者はドリル位
置及び列を最適位置にて視認可能である。

そして、上記構成における工具取付は部の位置により、
ドリルチップが自由に落下可能であるのでこれが装置部
品と接触することもない。

さらに、工具の設置及び分解そして貯蔵所への収納及び
取出しが自動的に行い得るので人為的作業を要すること
がなく、工具も比較的大きな径、例えば最大１７６ｍｍ
そして長さも６ｍまでのものを使用可能となる。

従って、上記構成によればドリル作業を著しく能率化で
きると共に作業中止時間を最小限に抑制でき、かつ何ら
肉体的な重労働を必要としない。

［実施例］ 以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を説明する。

第１図に本発明装置の正面図を示す。図において、アン
カードリル装置１０はキャタピラギヤ１２を含むドリル
キャリッジ１１を備え、該キャタピラギヤ１２上には装
置上部１４が回転リングまたはターンテーブル１３によ
り回転可能に載置されている。

前記アンカードリル装置１０は運転ユニット１５、運転
室１６にて囲まれたドリル作業監督者用の操作位１ｕ及
びターンテーブル１３に対しほぼ垂直方向に配置されド
リル取付は部１８を受は入れるための支持体１７を含む
。

前記工具取付は部１８はスライドキャリッジ１９上に回
動可能に配設されており、これが支持体１７上を垂直方
向に移動可能に案内される。

また、前記工具取付は部１８はドリル駆動手段２０、フ
ロント取付は支持体２１そしてクランプ３２を担持し、
これらが不図示のドリルまたはドリル工具を所定のドリ
ル位置に保持するための作用を果す。

なお、理解容易化のため図示例ではドリル位置における
ドリルまたはドリル工具用のリア工具取付は支持体の図
示は省略した。

第１図において、ドリル工具部２２は取付は支持体２１
または取付は体１８を越えてドリル方向に突出し、ここ
で該ドリル工具部２２は矢印２３て示されるようにシャ
フトが沈下した時には外側に向けて移動し、またシャフ
トが引き上げられる時には内側に向けて移動する。ドリ
ル工具は所定のトリル位置において工具取付は部１８上
で回転自在に保持されている。

移動方向において、支持体１７はドリルキャリッジ１１
の前方境界に位置し、これによりドリル取付は部１８は
支持体１７及びキャタピラギア１２の上流側で図面上の
任意空間にて回動可能となる。　このようにして、ドリ
ル取付は部１８は任意の傾斜角度において回動すること
ができる。そして、ドリルポイントへの固定レベルはス
ライドキャリッジ１９の長手方向における移動にて設定
調節することができる。前記支持体１７は２本の補強さ
れたスチールレール４３を含む。

また、ドリル取付は部１８はスライドキャリッジ１９の
頂部において後部取付は部１８とアーム２５との間に配
設された油圧シリンダ２４により油圧駆動され、前記ス
ライドキャリッジ１９もまた垂直方向に油圧操作にて調
節可能である。

ドリル取付は部１８は、また複数の工具バイブ２７を収
納するだめの油圧駆動される工具受け２６を担持してい
る。図示例では各工具バイブ２７は図面に対して直角方
向に配列されている形となるので、第１工具パイプのみ
が視認でき、他は隠蔽状態にある。前記各工具受け２６
中の工具バイブ２７もまたドリル１における工具部２２
の伸長した位置におけるドリル工具を隠蔽している。

工具受け２６は略Ｕ字状に形成された２本の取付は支持
体２８．２９を含む。両支持体２８．２９は図面に対し
て直角方向に位置し、かつ工具受け２６が工具取付は部
１８の任意の回動及び垂直移動作用を果すよう取付は部
１８に固定されている。従って、貯蔵所からのこれらの
取出し及び収納はドリル取付は部１８がどのような位置
にあっても確実に行い得る。

第２図は第１図における工具取付は部１８と工具受は部
２６のＡ−Ｂ断面を示す。工具取付は部１８はスチール
キャリア３６を含み、該スチールキャリア３６の下面は
ドリル１における工具バイブ３１のためのリア取付は支
持体３０が配設されている。

工具バイブ３１は前記リア取付は支持体３０内に回転自
在に配設されており、２個の抑圧片３２にて保持されて
いる。

後述する工具受け２６の詳細構造は第１図における取付
は支持体２８と同等の取付は支持体２９に関連している
。

ドリル取付は部１８の頂部にはさらに油圧シリンダ３３
が設けられており、該油圧シリンダ３３はその長手方向
軸に対して直角方向に移動可能であり、またこの軸によ
ってブツシュロッド３４は図の矢印３５で示されるよう
に長手方向に移動可能である。

ブツシュロッド３４の自由端にはキャリアアーム３７が
設けられており、該キャリアアーム３７の自由端には工
具バイブ２７を受は入れるためのフォーク３８が固定さ
れている。このフォーク３８は工具バイブ２７の長手方
向における受は具として機能し、この工具バイブ２７は
ブツシュロッド３４と平行に上側フォークアーム３９及
び下側フォークアーム４０との間で互いに接触しないよ
うに並列固定されている。

前記工具バイブ２７の固定作用は前記工具バイブの−と
協働する油圧シリンダ４１の作用にて行われる。前記油
圧シリンダ４１は下側フォークアーム４０上に支持され
ており、他方工具バイブ２７は」−側フオークパイプ３
９上の油圧シリンダ４１の自由端に向けて保持片４２に
より押圧される。

そして、この圧力によって工具バイブ２７はドリル取付
は部１８の所定位置に確実に保持され得る。

工具を取り換える際には、フォーク３８はブツシュロッ
ド３４の長手方向移動動作にて取付は部１８下方に移動
し、これによりフォーク３８内の工具バイブ２７は所定
位置で係止し、ここで、第１図に示されるすでにドリル
された工具部２２へねじ止めされるかあるいは該工具部
２２からねじを緩めて取外される。勿論、特定の油圧シ
リンダ４１を開放することによってフォーク３８内から
の取出し及びフォーク３８への挿入は随時不可能である
。また、このねじ止め固定作用は油圧差動式のクランプ
３２を用いてこれを運転席１Ｂから制御することによっ
て自動的に行わせることも可能である。

なお、理解容易化のため図示例では運転ユニット１５と
個々の油圧シリンダとを結ぶ連絡ラインは省略した。

第３図に示したアンカードリル装置１０の平面図より明
らかなように、運転席１６はシャフトまたはドリル穴に
対向した取付は部１８近傍に配設されており、またドリ
ルキャリッジ１１の移動方向の前方端に位置している。

従って、作業者はドリル工程を遂行するための主要なユ
ニット及びドリル穴を明確に視認することができる。そ
して、全ての制御手段は運転席１６内に人間工学的配慮
の下に配置されているので、アンカードリル装置１０は
たった一人の作業者だけで信頓性高く制御されることが
可能である。

支持体１７及びドリル取付は部１８は充分な広い自由空
間をもってキャタピラギヤ１２の移動方向端部の上流側
に位置しており、これにより取付は部１８の回動は介在
物により阻止されることはない。

そして、この取付は部１８が充分に伸長しているので、
キャタピラギヤ１２上で装置上部が図の矢印４４方向に
回転する際、取付は部１８は何らの邪魔物もなく十分に
広いスペースで回動し得る。

また、支持体１７は装置１４の上部へ直接固定されてい
るので、非常に大きな力を吸収可能である。

従って、取付は部１８は最大１０ｍの長さのものまで用
いることができ、またこれに対応するような複数の長い
工具パイプを装荷できる。

支持体１７もまた非常に大きな駆動力を吸収し得る。特
に、支持体１７をねじ止めあるいは溶接などで装置上部
１４へ固定して関節構造を用いなければ、より大きな力
の吸収が可能であり、この場合には取付は部１８のオリ
エンテーション中における自由度に関する制限は設けな
い。

また、運転席１６も装置上部がどのような回転位置にあ
るときでもドリル穴から最適位置に存在することができ
る。

さらに、支持体１７をアンカードリル装置の中央部に向
けて若干後方に向けて傾斜したスロープを持って設ける
ことも好適である。これによれば、重量体を移動するた
めに垂直方向における調節量が増えた場合でも取付は部
１８を容易に装置１０の中央部に移動させることができ
る。従って、アンカードリル装置１０の安定制御をより
一層確保できることが理解される。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、ドリルキャリッジ
と回動可能であると共に垂直方向に調節可能なドリル取
付は部を設け、キャリッジの上部がターンテーブルにて
回転可能に構成したので、運転席を支持体近傍に配置で
きることになり、運転席から全ての装置動作の制御及び
ドリル穴またはシャフト取付は部がいかなる位置にあっ
ても容易に視認することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の正面図、 第２図は第１図におけるＡ−Ｂ断面図、第３図は第１図
に係る装置の平面図である。 １０　　・・・　アンカードリル装置 １１　・・　ドリルキャリッジ １２　・・・　キャタピラギヤ １３　　・　ターンテーブル １４　・・・　装置上部 １５　・・・　運転ユニット １６　・・　運転席 １８　・・・　ドリル取付は部 １９　・・・　スライドキャリッジ ２０　・・・　ドリル駆動部 ２２　・・・　工具部 油圧シリンダ アーム 工具受は 工具パイプ 出願人ハウアー　スペチアル　ティーフバウゲーエムベ
ーハー 代理人　弁理士　吉　１）研　二　　（外２名）に］・
２

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ドリルキャリッジと、荷重アンカーを土中に打ち
   込むためのドリルの取付け部を上下方向で調節可能に固
   定するために前記ドリルキャリッジに固着されレール状
   に形成された支持体と、を含み、 ドリルキャリッジには回転可能な装置上部が配設され、 支持体は１本のアームを有すると共にそれ自身が前記装
   置上部上に直接位置し、 前記装置上部はまた支持体の側方に沿って配設された運
   転室を担持し、 前記支持体はキャタピラギヤの上方に伸長し、前記ドリ
   ル取付け部は任意の不使用空間を利用して非隠蔽状態で
   回動可能に装着し得ることを特徴とするアンカードリル
   装置。
2. （２）請求項第１項に記載の装置において、前記ドリル
   取付け部上には工具受けが配設され、この工具受けが運
   転室からの制御操作により油圧駆動されることを特徴と
   するアンカードリル装置。