JPH0234937Y2 - - Google Patents

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JPH0234937Y2
JPH0234937Y2 JP14647284U JP14647284U JPH0234937Y2 JP H0234937 Y2 JPH0234937 Y2 JP H0234937Y2 JP 14647284 U JP14647284 U JP 14647284U JP 14647284 U JP14647284 U JP 14647284U JP H0234937 Y2 JPH0234937 Y2 JP H0234937Y2
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JP
Japan
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doll
arm
arm member
rotating shaft
shoulder
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JP14647284U
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JPS6160992U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) この考案は可動範囲の大きい人形の腕構造に関
する。
(従来技術) 一般的に腕部材が回動する構成の人形におい
て、腕部材はその上腕基部に形成された回動軸を
人形胴体部の肩口に形成した軸受部に回動自在に
嵌合させていた。しかしながら、従来のものは軸
受部に軸受けされた回動軸はその軸方向に移動し
ないように構成されていた。したがつて、腕部材
の回転運動は固定されたものであるほか、腕部材
を胴体部に近づけるとか、離すとかの側方動作は
不可能であり、動きが不自然であつた。また、こ
のように腕部材の可動範囲が限定されていること
により、人形に衣服を着せたり、脱がせたりする
ことが面倒であつた。
(技術的課題) この考案は上記事情に鑑みて成立したものであ
つて、人形の腕の動作が単なる旋回運動だけでは
なく、腕の開閉動作も行なえる要素を加味するこ
とによつて、人間の実際の動作に近ずけるととも
に、人形のポーズや表示に巾を持たせることので
きる下動範囲の大きい人形の腕構造を提案するこ
とを目的とする。
(技術的手段) 上記の技術的課題を解決するために、この考案
に係る人形の腕構造は、人形の腕部材の上腕基部
に設けられ、且つその端部に鍔を有する回動軸を
胴体部の肩口に形成した軸受部に遊動可能に軸受
させるとともに、該回動軸の両端面の成す角度が
脇部側から肩部側へ向つて広くなるように形成し
たことを特徴とする。
(考案の作用、効果) 人形の腕構造は上述のように構成されているの
で、回動軸は人形胴体の軸受部に遊動可能に軸受
けされ、且つ回動軸の両端面の成す角度は脇部側
から肩部側へ向つて広くなるように形成されてい
るので、腕部材は回動軸を軸にして自由に旋回運
動ができるほか、回動軸の肩部側の遊動面は広く
なるので、脇部側を軸にして肩部側を横方向へ往
復運動させることができるので、腕部材が開閉運
動を行なうことになる。
したがつて、人形の腕部材は旋回動作のほかに
開閉動作も伴なうので、人間の実際の動作に近ず
き、人形のポーズや表情に巾がでるほか、人形ド
レスの着脱にも便利であつて、相応のデザインや
縫着を施したドレスの着せかえが容易に行なうこ
とができる。
(実施例) 図はこの考案に係る人形の腕構造の実施態様を
例示し、図面によつてこの考案の実施態様につい
て説明する。
符号1は人形の腕部材、2は人形の胴体部で、
胴体部2の斜めの肩口には円形の軸受部3が開設
されている。
腕部材1の上腕基部4には端部に皿形の鍔5を
一体的に設けた略柱状の回動軸6が形成してあ
り、その両端面7a,7bの成す角度αは胴体部
2の脇部側2aから肩部側2bへ向つて広く形成
され、さらに回動軸6と上腕基部4との間には広
がり部4aが形成されている。そして、回動軸6
は軸受部3に遊動可能に軸受けされている。
回動軸6が軸受部3に軸受けされたとき、回動
軸6の一方の端部には鍔5が設けられ、他方の端
部には上腕基部4が設けられているから、腕部材
1を自由に旋回させても腕部材1は脱落しない。
また、回動軸6の脇部側2a位置(以下、下側)
は巾が狭いので、その遊動面は小さく鍔5と上腕
基部4とに挟まれ、左右に動くことはないのに反
し、その肩部側2bに接する方(上側)の遊動面
は大きいために、下側を中心にして肩部側2bの
遊動面の分だけ左右方向へ可動する。このように
して、腕部材1は回動軸6の上側の巾の分だけ開
閉運動ができる。しかも、回動軸6の両端部にお
いて、一方の鍔5は皿形に形成され、他方の上腕
基部4には広がり部4aが形成されているから、
回動軸6の両端部と軸受部3との軸受けがきつく
なるから、腕部材1を軟質の合成樹脂から構成す
るときは、節度をもつて開閉できる。したがつ
て、人形の腕部材1は旋回動作のほかに開閉動作
も伴なうので、人間の実際の動作に近ずき、人形
のポーズや表情に巾がでるほか、人形ドレスの着
脱にも便利であつて、相応のデザインや縫着を施
したドレスの着せかえが容易に行なうことができ
る。
なお、回動軸6は必ずしも円柱状に形成する必
要はなく、円柱を弯曲させた形状にしてもよい。
また、人形の腕部材1は肘関節を中心に角度βだ
け曲つているのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案に係る人形の腕構造の実施態様の
一例を示し、第1図は胴体部の肩を一部切欠して
示す正面図であり、第2図は腕部材の基部の要部
拡大説明図である。 符号1……腕部材、2……胴体部、2a……脇
部側、2b……肩部側、3……軸受部、4……上
腕基部、5……鍔、6……回動軸、7a,7b…
…回動軸の両端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 人形の腕部材の上腕基部に設けられ、且つその
    端部に鍔を有する回動軸を胴体部の肩口に形成し
    た軸受部に遊動可能に軸受させるとともに、該回
    動軸の両端面の成す角度が脇部側から肩部側へ向
    つて広くなるように形成したことを特徴とする人
    形の腕構造。
JP14647284U 1984-09-27 1984-09-27 Expired JPH0234937Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14647284U JPH0234937Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14647284U JPH0234937Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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Publication Number Publication Date
JPS6160992U JPS6160992U (ja) 1986-04-24
JPH0234937Y2 true JPH0234937Y2 (ja) 1990-09-20

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JP14647284U Expired JPH0234937Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6290485B2 (ja) * 2017-03-15 2018-03-07 株式会社バンダイ 人形玩具の関節構造

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Publication number Publication date
JPS6160992U (ja) 1986-04-24

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