JPH023476A - 装飾用粘着性シート・テープ - Google Patents

装飾用粘着性シート・テープ

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JPH023476A
JPH023476A JP14896588A JP14896588A JPH023476A JP H023476 A JPH023476 A JP H023476A JP 14896588 A JP14896588 A JP 14896588A JP 14896588 A JP14896588 A JP 14896588A JP H023476 A JPH023476 A JP H023476A
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JP
Japan
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adhesive
decorative
molecular weight
adhesive composition
tape
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JP14896588A
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English (en)
Inventor
Fukuji Tsubota
坪田 富久治
Koichi Tsuda
津田 恒一
Kazunori Hayashi
和徳 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Shinko Corp
Shinko Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shinko Chemical Co Ltd
Shinko Chemical Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、各種の被着体に貼着後剥離しても糊残りがな
く、しかも糊面同士を接着してもその剥離が容易であっ
て被着体への貼着作業性が良好であり、しかもVt着体
に貼着されてその装飾性を向上させる装飾用粘着シート
・テープに関するものである。
(b)従来の技術 従来のvc篩用粘着性シート・テープとしては、プラス
チックフィルム、紙、布、金属箔或いはこれらの複合体
からなる装飾用基材に、天然ゴムや合成ゴムに粘着性付
与u1脂等を配合したゴム系粘着剤、或いはアクリル酸
とアクリル酸エステル等をノ(ffi合させて得られた
アクリル系粘着剤を塗布、形成したらのが用いられてい
る。
(c)発明が解決しようとする。ia この装飾用粘着性シート・テープは貼り合わせの簡便さ
から広範囲に用いられているが、粘着剤が極めて不安定
で塑性変形しやすいため次のような欠点を有していた。
即ち、(1)この装飾用粘着性シート・テープをvl、
着体に貼着する際、当訊粘着性シート・テープが誤って
折れ重なり、この結果、糊面同士が接着し合うことがあ
るが、この場合、その接着力が強過ぎるため、その剥離
が困難になったり、その剥離のときに装飾用粘着性シー
ト・テープが破れて使用することができなくなったり、
或いは、粘着剤層間の破壊が生じて粘着剤層の表面に凹
凸ができるので、これをそのまま被着体に貼着したとき
表面に凹凸ができて不体裁になることがある。
(2)又、この装飾用粘着性シート・テープを被着体に
貼着すると、被着体表面上の微細なりレノくスに粘着剤
が流入して接着面積が増大するために、接着力は短時間
に至甑大さ(なるのであり、このため、例えばこの粘着
性シート・テープを被着体に美麗に貼ることができなか
ったとき、これを剥離しての張り替えが困難になるので
あった。
(3)更に、この装飾用粘着性シート・テープは被着体
に貼″;4されてその装飾性を向上させるものであり、
このため、その長期使用によって表面に汚れや破れが生
じるとその張り替えが必要となるが、この汚れた粘着性
シート・テープの′l4fI&が困難になるのであり、
しかも粘着剤の凝集力が小さいためにその剥離の際に粘
着剤が被着体に転着し、この上にそのまま新またな装飾
性粘着性シート・テープを張ると、当該粘着前りの転着
部位に凸部ができ、つまり、被;4本の装飾面に凹凸が
でき、美的効果が若しく損なわれることがある。
これらの課題を解決するため、この種の装飾用粘着性シ
ート・テープの粘着剤として、高分子量の粘着性ゴムを
使用し、これによって、粘着剤の塑性変形をある程度制
御したり、架橋剤を添加したり、紫外線や電子線により
物理的511!橋を行って凝集力を増すなどの提案がな
されているが、未だ充分なものが得られていない。
本発明は、この種装飾用粘着性シート・テープにおいて
、その粘着剤組成物として特定の低分子量ポリオレフィ
ン系ポリオールとポリイソシアネート化合物を必須成分
とするポリウレタン系粘着性組成物を用いることにより
、各l!Il彼着体残着体着、剥離が容易であり、しか
も被着体に貼着後剥離しても糊残がなく、加えて、糊面
同士を貼着してもその剥離が容易な装飾用粘着シート・
テープを提供することを目的とするものである。
(d)課題を解決するための手段 本発明者らは上記の間厘点を一挙に解決すべく鋭意検討
を重ねた結果、装飾用粘着性シート・テープの粘着剤と
してポリウレタン系粘着性組成物を用いるのが好ましく
、しかも註ポリウレタン系粘着性組成物においてそのポ
リオール成分として分子末端に水酸基を有し、且つ数平
均分子量が500〜5oooの低分子量ポリオレフィン
系ポリオールを用いると、優れた特性の装飾用粘着性シ
ート・テープが得られることを見い出し、本発明を完成
するに至ったものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本願の請求項1の発明は、上記目的を達成するために、
この種、装飾用粘着性シート・テープにおいて、譲粘着
性組成物として、分子末端に水酸基を有し、且つ数平均
分子量が500〜5000の低分子量ポリオレフィン系
ポリオールとポリイソシアネート化合物を必須成分とす
るものを用いたものである。
本発明に用いられる低分子量ポリオレフィン系ポリオー
ルは、分子末端に1個以上の水酸基を有し、且つ主鎖が
実質的に飽和された分子量500〜5000の常温で液
体ないし半固体のものであるが、このうち1分子当たり
の平均水酸基数が1゜5以上、好ましくは1.5〜8.
0のものが好ましい。
分子量が、500未満では、凝集力が低く被着体に糊残
りしやす(なり、このため凝集力を向上させるために架
橋密度を上げると粘着組成物になるが堅くてもろいシー
トとなるので好ましくなく、一方、5000を雇えると
粘着力が低くなり、被着体への接着性が悪(なるので好
ましくないのであり、これらの観点より、特に分子量が
1000〜3000の常温で液体のものが好ましい。
この低分子量ポリオレフィン系ポリオールは分壬申に実
質的に不飽和結合を有しないのである。
上記低分子量ポリオレフィン系ポリオールの製造例とし
ては、例えば特公昭59−2452号公報に開示されて
いる方法が挙げられる。
ところで、本発明においては、上記オレフィン系ポリオ
ールにおいて、分子末端のみに1以上の水酸基を有する
ものが、以下に述べる理由より好ましい。
即ち、この分子末端に1以上の水酸基を有する低分子量
ポリオレフィン系ポリオールは、その骨格内に極性基を
含まず、従って、その構造がら本質的にryi湿性が少
なく、一般のエーテル系、エステル系のポリウレタンと
比較して耐加水分解性、防湿性に浸れ、しがも分子中に
不飽和結合を含まないから安定で、長期間にわたって硬
度が変化せず、しかも耐熱性、耐候性が優れているので
ある。
又、本発明で用いられるポリイソシアネートとしては、
二価のインシアネートであれば特に限定されるものでは
なく、例えば、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンツイソシアネート、エチレンツインシアネー
ト、フェニレンツインシアネート、2.4−)リレンノ
イソシアネー)、2.6−)リレンジインシアネート、
ジフェニールメタン−4,4°−ノイソシフネート、ナ
フタレン−1,5−ツインシアネート、イソプロピルベ
ンゼン−1,4−ジイソシアネート等が挙げられる。こ
の場合、三価のインシアネートも併用することができる
が、その配合割合は二価のインシアネート100瓜f1
gに対して5ffl量部以下にする必要があり、三価の
イソシアネートの配合割合が5重量部を超えると粘着剤
組成物としての物性が悪くなって優れた特性の装飾用粘
着性シート・テープが得られない場合があるから避ける
のが好ましい。
上記のポリイソシアネート(A)と低分子量ポリオレフ
ィン系ポリオール(I3)の配合割合としては、当該(
I3)100瓜量部に対して通常(A)が5〜100重
量部の範囲で選択でき、(A)が、5ffiJl。
未満では架橋密度が低いために凝集力が弱くなって肢着
体に糊残りするので好ましくなく、一方、100重量部
を超えると架橋密度が高くなり過ぎて粘着力が低くなり
、しかも価格が高く、コスト面でも不利になるので好ま
しくないのであり、これらの観点より、(A)が10〜
80重量部程度金部るのが最も望ましい。
本発明に用いられるポリウレタン系粘着性組成物は上記
成分を必須とするものであるが、所望により、安定剤、
染、顔料、難燃剤、変性剤、老化防止剤、紫外線吸収剤
、防錆剤、発泡剤等の添加剤を低分子量ポリオレフィン
系ポリオール100重量部に対して50重量部以下の割
合で配合してもよいのである。
そして、本発明のvc装飾用粘着性シートテープは上記
ポリウレタン系粘着性組成物を装飾用基材の片面に形成
したものであるが、該装飾用基材は装飾を目的としたシ
ートやテープであれば特に限定されるものではない。具
体的には、例えば装飾性のプラスチックフィルム、紙、
布、金属箔或いはこれらの複合体からなるシートやテー
プが挙げられる。
又、本発明の装飾用粘着性シート・テープにおいて、そ
のポリウレタン系粘着性組成物として、分子末端に水酸
基を有し、且つ数平均分子量が500〜5000の低分
子ユポリオレフイン系ポリオールとポリイソシアネート
化合物、更に粘着性改質用樹脂、軟化剤及び充填剤のう
ち少なくともいずれか1種を必須成分とするものを用い
たものが好ましい。
このポリウレタン系粘着性組成物は上述の装飾用粘着性
シート・テープの改良発明に関するものであり、従って
、本発明に用いられる、装飾用基材、低分子量ポリオレ
フィン系ポリオールとポリイソシアネート化合物、更に
安定剤等の添加剤は上記と同様のものが挙げら、又、そ
の配合割合も上記の場合と同様である。
本発明に用いられる粘着性改質用樹脂は、ポリウレタン
系粘着性組成物の粘着性を改良したり、接着性、耐熱性
、耐候性、耐寒性等を改良するためのものであり、具体
的には、例えば脂肪族系炭化水素樹脂、ロジン系樹脂、
ポリテルペン系樹脂、C5系石油u1脂、C慢系石油樹
脂、エステルガム、アルキル7エ/−ル樹脂等が使用さ
れる。
この粘着性改質用樹脂の配合割合としては、上記低分子
lポリオレフィン系ポリオール1ooffi量部に対し
て通常40〜350重量部の範囲で選択でき、その配合
割合が、40重1部未満になると、粘着性、接着性の向
上が認められないので好ましくなく、一方、350重1
部を超えるとシート状に形成したときこの樹脂の膜が粘
着性&[l酸物表面を覆う結果、タックが非常に少な(
なろので好ましくなく、従って、これらの観点より、1
00〜300重量部程度とす金部が最も良いのである。
又、本発明に用いられる軟化剤は、粘着性組成物合本の
粘度を下げ、濡れ特性を改善するのに役立つうえ、軟化
MのM類によっては低温特性の数置、感触の改善などを
するために用いられるものであり、具体的には、例えば
各種可塑剤、ポリブテン、ポリイソブチレン低重合物、
ポリビニルイソブチルエーテル低重合物、ラノリン、プ
ロセスオイル、植物油等が挙げられる。
この軟化Mの配合割合としては、上記低分子量ポリオレ
フィン系ポリオール1ooIIH部に対して通常10〜
350ff111部の範囲で選択でき、その配合割合が
、10m1部未満になると、その添加による効果が充分
に得られないので好ましくなく、一方、350重量部を
超えると軟化Mのプルーミング現象が発生するので好ま
しくなく、従って、これらの観点より、50〜300m
m部程度とするのが最も望ましいのである。
本発明に用いられる充填剤としては、コスト低下、凝集
力調整、着色、粘着力の14!!等をするためのらので
あれば特に限定されるものではなく、具体的には、例え
ば砂、石英などの天然シリカ、亜鉛華、酸化チタン、湿
式法や乾式法で製造した合成シ」J力、カオリン、マイ
カ、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、又はフレタルク、石綿などの天然珪酸塩、珪酸カル
シウム、珪酸アルミニウムなどの合成珪酸塩、或いは硫
酸カルシウム、鉄粉等の金属粉、炭酸マグネシウム、カ
ーボンブラック、有機繊維、ガラス繊維、アルミナ、澱
粉等が挙げられる。
この充填剤の配合割合としては、上記低分子量ポリオレ
フィン系ポリオール100重量部に対して通常10〜1
00重1部の範囲で選択でき、その配合割合が、10重
量部未満になると、その添加による効果が得られないの
で好ましくなく、−方、100重1部を超えると粘着力
が著しく低下するので好ましくなく、従って、これらの
観点より、充填剤の配合割合は10〜100重量部程度
と金部のが最°も望ましいのである。
本発明の装飾用粘着性シート・テープは、特に窓ガラス
、シロ−ウィンド、タイル、プラスチックフィルム、プ
ラスチック板、金属板、木板、塗装板等の被着体の平滑
な表面に貼付してその装飾性を向上させる用途、特に被
着体に貼着、張り替えが繰り返される用途に最適である
(e)作用 本発明の装飾用粘着性シート・テープは、上記構成を有
し、その粘着性凪威物として特定のポリウレタン系粘着
性組成物を用いたものであり、該ポリウレタン系粘着性
組成物はポリオール成分として、分子末端に1以上の水
酸基を有する低分子量ポリオレフィン系ポリオールな用
いたものであり、該低分子量ポリオレフィン系ポリオー
ルはその骨格内に極性基を含まず、従って、その構造か
ら本質的に吸湿性が少な(、一般のエーテル系、エステ
ル系のポリウレタンと比較して耐加水分解性、防湿性に
優れ、しかも分子中に不飽和結合を含まないから安定で
、長期間にわたって硬度が変化せず、しかも耐熱性、耐
候性が優れている作用を有するのである。
又、本発明の装飾用粘着性シート・テープは、各種被着
体に貼着後14i11ても糊残りがないうえ、糊面同上
を貼着してもその@雛が容易なので被着体への貼着作業
性が良好であり、しかも被着体に貼着されてその装飾性
を向上させる作用を有するのである。
(r) ’IIIE施例 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではな−。
実施例1 分子末端に水酸基を有する低分子1ポリオレフイン系ポ
リオール (数平均分子量1000〜2000.1分子
当たりの平均水酸基数2.4)100重量部に、ポリイ
ソシアネートであるノフェニールメタンー414゛−ノ
イソシ7ネート20重量部を添加、混合させて、本発明
で用11iるポリウレタン系粘着性組成物を3!l整し
た。
これを厚さ12μ鴻のポリエステルフィルム人社製の商
品名テトロンフィルム#12)の片面に、流延塗工し、
温度150±10℃で15分間の加熱乾燥を行うことに
より、粘着層厚が30μmである本発明の装飾用粘着性
シートを得た。
比較例 アクリル系粘着剤(大日本インキ化学社製、商品名ファ
インタックSPS−1014)100重量部に架橋剤(
大日本インキ化学社製、商品名/イーノックD−75−
45)7重1部を添加混合させ、これを実施例と同様に
して粘着層が30μmの片面粘着性シートを得た。
上記の実施例及び比較例の粘着性シートを第1表に示す
、各種被着体に貼り、温度80℃で4週間放置後室温ま
で冷却し、シ層ツバー型引張試験代で3 0 0 ar
m/分の速さで180度ビール試験を行って各種被着体
への糊残り状態を観察した。又、糊面同士の剥離回数を
測定した。
それらの試験結果を第1表に示す。
又、SuS板粘着力及び保持力の評価結果を第2表に示
す。
実施例2〜4 第222に各々示す、低分子量ポリオレフィン系ポリオ
ール(分子量1000〜2000、1分子当たりの平均
水酸基数2.4)、ポリイソシアネートであるノフェニ
ールメタンー4,4゛−ジイソシアネート、脂肪族系炭
化水素用Wt(日本ゼオン社製、商品名フィントンシリ
ーズ)及び充填剤を、第2表に各々示す配合割合で配合
して充分に攪袢、)U合し、これを実施例1と同様にし
て、本発明で用いるポリウレタン系粘着性組成物を調整
した。
この各々のポリウレタン系粘着性組成物を用い、実施例
1と同様にして、粘着層厚が30μ鑓である本発明の装
飾用粘着性シートを各々得た。
かくして得られた各々の装飾用粘着性シートの各種特性
を、上記と同様に測定した結果を第1表及びtjS2表
に示す。
(以下余白) 第1表に示す結果より、各実施例のものは総ての被着体
に対し糊残りが生しないのに対し、比較例のものはポリ
プロピレン板を除いて総ての被で体に糊残りが生じるこ
とが認められた。
又、各実施例のものは糊面同士の接着、剥離を100回
以上繰り返しても異常がなく、この装飾用粘着性シーF
を被着体に張り付ける際、誤って、糊面同士が接着して
もこれを簡単に剥離できるのであり、この剥離後に被着
体に貼着できるのである。
又、第2表に示す結果より、各実施例のものは保持力が
良好でズレが生じないのに対し、比較例のものはズレが
生じるのであり、しかも各実施例のものは、糊面同士が
接着してもこれを簡単に剥離できることが認められた。
これに対して、比較例のものは糊面同士が接着するとそ
の剥離が困難であり、しかも糊面同士が1回接着すると
糊の層間剥離が生じることが認められる。
(g)発明の効果 本発明の装飾用粘着性シート・テープは、上述のように
構成されているので、以下に述べる効果を奏する。
請求項1の装飾用粘着性シート・テープにおいては、そ
の粘着剤組成物として特定のポリウレタン系粘着性組成
物を用いたものであり、該ポリウレタン系粘着性組成物
はそのポリオール成分として特定の低分子量ポリオレフ
ィン系ポリオールを用いたものであって、該低分子量ポ
リオレフィン系ポリオールにはその骨格内に極性基を含
まず、従って、耐加水分解性、防湿性に優れ、しかも分
子中に不飽和結合を含まないから安定で、長期間にわた
って硬度が変化せず、しかも耐熱性、耐候性が優れてい
るのであり、しかも各種vt着体に貼XJ後剥離しても
糊残りがないうえ、糊面同士を貼着してもその剥離が容
易なので誤って糊面同士が接着してもこれを剥離しての
被着体への貼着作業性が良好であり、しかも被着体に貼
着されてその装飾性を向上させうる効果を有するのであ
る。
請求項2の装飾用粘着性シート・テープにおいては、そ
の粘;431tlI岨或物として特定のポリウレタン系
粘着性組成物を用いたものであり、該ポリウレタン系粘
着性組成物はそのポリオール成分として特定の低分子量
ポリオレフィン系ポリオールを用いたものであって、該
低分子1ポリオレフイン系ポリオールはその骨格内に極
性基を含まず、従って、耐加水分解性、防湿性に優れ、
しかも分子中に不飽和結合を含まないから安定で、長期
間にわたって硬度が変化せず、しかも耐熱性、耐候性が
優れているのであり、しかも各1岐着体に貼着後剥離し
ても糊残りがないうえ、糊面同士を貼着してもその剥離
が容易なので被着体への貼着作業性が良好であり、しか
も被着体に貼着されてその装飾性を向上さうる効果を有
するのである。
又、この装飾用粘着性シート・テープにおいては、加え
て、粘着性解質用樹脂、軟化剤及び充填剤のうち少なく
ともいずれか1種を配合しているのでその配合剤に応じ
て、粘着性、凝集性、タック性、濡れ性或いは低温特性
等が向上する効果を有するのである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)装飾用基材の片面に粘着性組成物を形成してなる
    装飾用粘着性シート・テープにおいて、該粘着性組成物
    が、分子末端に水酸基を有し、且つ数平均分子量が50
    0〜5000の低分子量ポリオレフィン系ポリオールと
    ポリイソシアネート化合物を必須成分とするものからな
    ることを特徴とする装飾用粘着性シート・テープ。
  2. (2)装飾用基材の片面に粘着性組成物を形成してなる
    装飾用粘着性シート・テープにおいて、該粘着性組成物
    が、分子末端に水酸基を有し、且つ数平均分子量が50
    0〜5000の低分子量ポリオレフィン系ポリオールと
    ポリイソシアネート化合物、更に粘着性解質用樹脂、軟
    化剤又は充填剤のうち少なくともいずれか1種を必須成
    分とするものからなることを特徴とする装飾用粘着性シ
    ート・テープ。
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