JPH023477A - 表面保護用粘着性シート・テープ - Google Patents

表面保護用粘着性シート・テープ

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JPH023477A
JPH023477A JP14896688A JP14896688A JPH023477A JP H023477 A JPH023477 A JP H023477A JP 14896688 A JP14896688 A JP 14896688A JP 14896688 A JP14896688 A JP 14896688A JP H023477 A JPH023477 A JP H023477A
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JP
Japan
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adhesive
surface protection
tape
adhesive composition
molecular weight
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JP14896688A
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English (en)
Inventor
Fukuji Tsubota
坪田 富久治
Koichi Tsuda
津田 恒一
Kazunori Hayashi
和徳 林
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Nitto Shinko Corp
Shinko Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shinko Chemical Co Ltd
Shinko Chemical Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、各種の被着体に貼着後剥離しても糊残りがな
く、しかも糊面同士を接着してもその剥離が容易であっ
て被着体への貼着作業性が良好であり、しから被着体に
貼3?llされてその表面を保護する表面保護用粘着シ
ート・テープに関するものである。
(11)従来の技術 従来の表面保護用粘着性シート・テープとしては、プラ
スチックフィルム、紙、布、不織布、金属箔或いはこれ
らの複合体からなる表面保護用基材に、天然ゴムや合成
ゴムに粘着性付与・樹脂等を配合したゴム系粘着剤、或
いはアクリル酸とアクリル酸エステル等を共重合させて
得られたアクリル系粘着剤を塗布、形成したものが用い
られている。
この表面保護用粘着性シート・テープは油汚れ、傷、割
れ、水濡れ、日焼け、ホコリの付着等から装着体の表面
を保護するために用いられている。
(c)発明が解決しようとrる課題 この表面保護用粘着性シート・テープは貼り合わせの簡
便さから広範囲に用いられているが、粘着剤が極めて不
安定で塑性変形しやすいため次のような欠、I7.を有
していた。
即ち、(1)この表面保護用粘着性シート・テープを被
着体に貼着する際、当該粘着性シート・テープが誤って
折れ重なり、この結果、糊面同士が接着し合うことがあ
るが、この場合、その接着力が強過ぎるため、その剥離
が困難になったり、その剥離のときにこのシート・テー
プが破れて使用することができなくなったり、或いは、
粘着剤組成物のWi間破壊が生じて粘着剤組成物層の表
面に凹凸ができるので、これをそのまま被着体に貼着し
たとき表面に凹凸ができて不体裁になることがある。
(2)又、この表面保護用粘着性シート・テープを被着
体に貼着すると、被着体表面上の微細なりレパスに粘着
剤が流入して接着面積が増大するために、接着力は短時
間に至極大きくなるのであり、このため、例えばこの粘
着性シート・テープを被着体に美麗に貼ることができな
かったとき、これを剥離しての張り替えが困難に、なる
のであった。
(3)更に、この表面保護用粘着性シート・テープは被
着体に貼着されてその表面の油汚れ、傷、割れ、水濡れ
、口焼け、ホコリの付着等の発生を防止するためのもの
であるが、この被着体の切断、メツキなどの表面処理等
の加工の際に、この表面保護用粘着性シート・テープを
剥離する必要があるが、この剥離が困難であったり、粘
′)a斉lI組成物の凝集力が小さいためにその剥離の
際に粘着剤組成物が被着体に転着し、これが、例えばメ
ツキ等の表面処理の際に悪影響を15えたり、被着体の
汚れの原因になる。
これらの課題を解決するため、この種の表面保護用粘着
性シート・テープの粘着剤組成物として、商号″r−f
fiの粘着性ゴムを使用し、これによって、粘着剤の塑
性変形をある程度制御したり、架橋剤を添加したり、紫
外線や電子線により物理的架橋を行って凝集力を増すな
どの提案がなされているが、未だ充分・ならのが得られ
ていない。
本発明は、この種表面保護用粘着性シート・テープにす
3いて、その粘着剤組成物として特定の低分子ユボリオ
レフィン系ポリオールとポリイソシアネート化合物を必
須成分とするポリウレタン系粘着性m酸物を用いること
により、各種被着体への貼着、剥離が容易であり、しか
も被着体に貼着後剥離しても糊残がな(、加えて、糊面
同士を貼着してもその剥離が容易な表面保護用粘着シー
ト・テープを提供することを目的とするものである。
(d)課題を解決するための手段 本発明者らは上記の問題点を一挙に解決すべ(鋭意検討
を重ねた結果、表面保護用粘着性シート・テープの粘着
剤組成物としてポリウレタン系粘着性!ll酸物を用い
るのが好ましく、しかも該ポリウレタン系粘着性組成物
においてそのポリオール成分として分子末端に水酸基を
有し、且つ数平均分子量が500〜5000の低分子量
ポリオレフィン系ポリオールを用いると、優れた特性の
表面保護用粘着性シート・テープが得られることを見い
出し、本発明を完成するに至ったものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明は、上記目的を達成するために、この種、表面保
護用粘着性シート・テープにおいて、その粘着性m酸物
として、分子末端に水酸基を有し、且つ数平均分子量が
500〜5000の低分子量ポリオレフィン系ポリオー
ルとポリイソシアネート化合物を必fA成分とするもの
を用いたものである。
本発明に用いられる低分子量ポリオレフィン系ポリオー
ルは、分子末端に1個以上の水酸基を有し、且つ上傾が
′X、質的に飽和された分子l1so。
〜5000の常温で液体ないし半固体のものであるが、
このうち1分子当たりの平均水酸基数が1゜5以上、好
ましくは1.5〜8.0のものが好ましい。
分子量が、500未満では、凝集力が低(被着体に糊残
りしやすくなり、このため凝集力を向上させるために架
橋密度を上げると粘着!ll貨物なるが堅くてもろいシ
ートとなるので好ましくなく、一方、5000を超える
と粘着力が低くなり、被着体へのPi着性が悪(なるの
で好ましくないのであり、これらの観点より、特に分子
量が1000〜3000の常温で液体のものが好ましい
この低分子1ポリオレフイン系ポリオ、−ルは分子中に
不飽和結合を有しないのである。 上記低分子量ポリオ
レフィン系ポリオールの!l!造例としては、例えば特
公昭S 9−2452号公報に開示されている方法が挙
げられる。
ところで、本発明においては、上記低分子量ポリオレフ
ィン系ポリオールにおいて、分子末端のみに1以上の水
酸基を有する主鎖の大質的に飽和されたものを用いるの
が、以下に述べる理由より好ましい。
即ち、この分子末端のみに1以上の水酸基を有する低分
子ユボリオレフイン系ポリオールは、その骨格内に極性
基を含まず、従って、その構造から本質的に吸湿性が少
な(、一般のエーテル系、エステル系のポリウレタンと
比較して耐加水分解性、防湿性に優れ、しかも分子中に
不飽和結合を含まないから安定で、反則間にわたって硬
度が変化せず、しかも耐熱性、耐候性が優れているので
ある。
又、本発明で用いられるポリインシアネートとしては、
二価のインシアネートであれば特に限定されるものでは
なく、例えば、テトラメチレンジインシフネート、ヘキ
サ/チレンンインシアネート、エチレンノイソシ7ネー
ト、フェニレンジイソシ7ネー)、2.4−)リレンジ
イソシアネート、2.6−)リレンジイソシアネート、
ジフェニールメタン−4,4゛−ジイソシアネート、ナ
フタレン−1,5−ジイソシアネート、イソプロピルベ
ンゼン−1,4−ジイソシアネート等が挙げられる。こ
の場合、三価のインシアネートも併用rることができる
が、その配合割合は二価のインシ7ネー)100重1部
に対して5ff1皿部以下にする必要があり、三価のイ
ソシアネートの配合割合が5mff1部を遁えると粘着
剤組成物としての物性が悪くなって優れた特性の表面保
護用粘着性シート・テープが得られない場合があるから
避けるのが好ましい。
上記のポリイソシアネート(A)と低分子量ポリオレフ
ィン系ポリオール(B)の配合割合としては、当該(B
)100!Il量部に対して通常(A)が5〜100重
量部の範囲で選択で外、(A)が、5 tmB未満では
架橋密度が低いために凝集力が弱くなって被着体に糊残
りするので好ましくなく、一方、100fi二部を超え
ると架橋密度が高くなり過ぎて粘着力が1氏くなり、し
かも価格が高く、コスト面でも不利になるので好ましく
ないのであり、これらの観点より、(A)が1o−ao
fflz部程度とするのが最も望ましい。
本発明に用いられるポリウレタン系粘着性組成物は上記
成分を必須とするものであるが、所望により、安定剤、
染、頭料、B燃剤、変性剤、老化防止剤、紫外線吸収剤
、防錆剤、発泡剤等の添加。
削を低分子量ポリオレフィン系ポリオール100ffi
量部に対して50fifi部以下の割合で配合してもよ
いのである。
そして、本発明の表面保護用粘着性シート・テープは上
記ポリウレタン系粘着性組成物を表面保護用の基材の片
面に形成したものであるが、゛該基材としては被着体の
表面保護を0的としたシートやテープであれば特に限定
されるものではない。
具体的には、例えばプラスチックフィルム、紙、布、不
織布、金属箔或いはこれらの複合体からなるシートやテ
ープが挙げられる。
又、本発明の表面保護用粘着性シート・テープにJ3い
て、そのポリウレタン系粘着性J11威物として、分子
末端に水酸基を有し、且つ数乎均分子■が500〜50
00の低分子量ポリオレフィン系ポリオールとポリイソ
シアネート化合物、更に粘着性改質用樹脂、軟化剤及び
充填剤のうち少なくとらいずれかIJjllを必須成分
とするものを用いたものが好ましい。
この表面保護用粘着性シート・テープは上述の表面保f
J Jl粘着性シート・テープの改良発明に関するもの
であり、従って、本発明に用いられる、表面保護用基材
、低分子量ポリオレフィン系ポリオールとポリイソシア
ネート化合物、更に安定剤笠の添加剤は上記と同様のも
のが挙げら、又、その配合割合も上記の場合と同様であ
る。
本発明に用いられる粘着性改質用樹脂は、ポリウレタン
系粘着性m酸物の粘着性を改良したり、接着性、耐熱性
、耐候性、耐寒性等を改良するためのらのであり、具体
的には、例えばm肪族系炭化水素樹脂、ロジン果樹脂、
ポリテルペン系11詣、Cs系石油樹脂、C9系石油O
(脂、エステルガム、アルキルフェノール!34脂等が
使用される。
この粘着性改質用樹脂の配合割合としては、上記低分子
量ポリオレフィン系ポリオール100ffl量部に対し
て通常40〜350重量部の範囲で選択でき、その配合
割合が、40重量部未t14になると、粘着性、接″X
l四の向上が認められないので好ましくな(、一方、3
50重量部を超えるとシート状に形成したときこの樹脂
の膜が粘着性m酸物表面を覆う結果、タックが非常に少
な(なるので好ましくなく、従って、これらの観点より
、100〜300重量部程度とす金部が最も良いのであ
る。
又、本発明に用いられる軟化剤は、粘着性組成物全体の
粘度を下げ、濡れ特性を殴書するのに役立つうえ、軟化
剤の種類によっては低温特性の改善、感触の改善などを
するために用いられるものであり、具体的には、例えば
各種可塑剤、ポリブテン、ポリイソブチレン低重合物、
ポリビニルイソブチルエーテル低重合物、ラノリン、プ
ロセスオイル、植物油等が挙げられる。
この軟化剤の配合;シリ合としては、上記低分子量ポリ
オレフィン系ポリオール100重1部1こ対して通常1
0〜350fflJ)を部の範囲で選択でき、その配合
割合が、10mff1部未満になると、その添加による
効果が充分に得られないので好ましくなく、一方、35
0重量部を麗えると低化il!のブルーミング現象が発
生するので好ましくなく、従って、これらの観点より、
50〜300重i部程度とするのが最も望ましいのであ
る。
本発明に用いられる充填剤としては、コスト低下、2疑
集力調整、着色、粘着力の調整等をするためのものであ
れば特に限定されるものではなく、具体的には、例えば
砂、石英などの天然シリカ、亜鉛華、酸化チタン、湿式
法や乾式法で製造した合成シリカ、カオリン、マイカ、
水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、
又はフレタルク、石綿などの天然珪酸塩、珪酸カルシウ
ム、珪酸アルミニウムなどの合成珪酸塩、或いは硫酸カ
ルシツム、鉄粉等の金属粉、炭酸マグネシウム、カーボ
ンブラック、育成繊維、ガラス繊訛、アルミナ、澱粉等
が挙げられる。
この充填剤の配合割合としては、上記低分子量ポリオレ
フィン系ポリオール100[41部に対して通常10〜
100ffi量部の範囲で選択でき、その配合割合が、
10ffli部未満になると、その添加による効果が得
られないので好ましくなく、方、100重量部を雇える
と粘着力が茗しく低下Vるので好ましくなく、従って、
これらの観)、χより、充填剤の配合割合は、10・−
100ffl量部程度とするのが最も望ましいのである
本発明の表面保護用粘着性シート・テープは、特にガラ
ス板、シロ−ウィンド、タイル、プラスチックフイルム
、プラスチック板、金属板、木板、@装板等の被着体の
表面に貼付してその表面の油tQれ、IT!J、割れ、
水濡れ、口焼け、ホコリの471着等の防止を図る用途
、特に被着体に貼着、張り替えが繰り返される用途に最
適である。
(c)作用 本発明の表面保護用粘着性シート・テープは、上記構成
を有し、その粘着性組成物として特定のポリウレタン系
粘着性組成物を用いたものであり、該ポリウレタン系粘
着性、IIL酸物(土ポリオール成分として、分子末端
に1以上の水酸基を有する低分子風ポリオレフィン系ポ
リオールを用いたものでJ)す、誼低分子量ポリオレフ
ィン系ポリオールはその骨格内に極性基を含まず、従っ
て、その構造か72本質的に吸湿性が少なく、一般のエ
ーテル系、エステル系のポリウレタンと比較して耐油水
分nイ性、防湿性に優れ、しかも分子中に不飽和結合を
含まないから安定で、長期間にわたって硬度が変化せず
、しかも耐熱性、耐候性が優れている作用を有するので
ある。
又、本発明の表面保護用粘着性シート・テープは、各種
被着体に貼着後剥離しても糊残りがないうえ、糊面同士
を貼着してもその剥離が容易なので被着体への貼着作業
性が良好であり、しかも被着体に貼着されてその表面を
保護する作用を有するのである。
(r)実施例 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。
実施例1 分子末端に水酸基を有する低分子量ポリオレフィン系ポ
リオール(l平均分子fi1000〜2000.1分子
当たりの平均水酸基数2.4)100mN部に、ポリイ
ンシアネートであるジフェニルメタン−4,4′−ジイ
ソシアネート20m1部を添加、混合させて、本発明で
用いるポリツレタン系粘着性組成物を調整した。
これをj7さ38μ−のポリエステルフィルム(音大社
製の商品名テトロンフィルム#38)の片面に、流延塗
工し、温度150±10℃で15分間の加熱乾燥を行う
ことにより、粘着層P7が30μ鴫である、本発明の表
面保護用粘着性シートを得た。
比較例 アクリル系粘着剤(大日本インキ化学社製、商品名77
’f/夕zり5Ps−1014)100′m11部に架
橋剤(火日本インキ化学社製、商品名バーノックD−7
5−45)?ff1Ji部を添加混合させ、これを実施
例と同様にして粘着層が30μ論の片面粘着性シートを
得た。
上記の実施例及び比較例の粘着性シートを第1人に示す
、各種被着体に貼り、温度80℃で4週開放1?l後室
温まで冷却し、シaツバ−型引張試験礪で300m+a
/分の速さで180度ビール試験を行って各種被着体・
\の糊残り状態を観察した。又、糊面同士の剥離回数を
測定した。
それC)の試験結果を第1表−二示す。
又、SUS板粘板刃着力保持力の評価結果を第2表に示
す。
実施例2・−4 第2表に各々示す、低分子1ポリオレフイン系ポリオー
ル(数平均分子量1000〜2000.1分子当たりの
平均水酸基数2.4)、ポリイソシアネートであるジフ
ェニールメタン−4,41シイソンアネート、脂肪族系
炭化水素FMIll (日本ゼオン社製、商品名フィン
トンシリーズ)及び充填剤を、第2表に各々示す配合割
合で配合して充分に攪拌、混合し、これを実施例1と同
様にして、本発明で用いるポリウレタン系粘着性組成物
を調整した。
この各々のポリウレタン系粘着性組成物を用い、実施例
1と同様にして、粘着層j7が30μ輸である、本発明
の表面保護用粘着性シートを各々得た。
かくして得られた各々の表面保護用粘着性シートの各種
特性を、上記と同様に測定した結果を第1表及び第2表
に示す。
(以下余白) rjS1表に示す結果より、各実施例のものは総ての被
着体に対し糊残りが生じないのに対し、比較例のものは
ポリプロピレン板を除いて総ての被着体に糊残りが生じ
ることが認められた。
又、各実施例のものは糊面同士の接着、剥離を100回
以・上繰り返しても異常がなく、この表面保護用粘着性
シートを被着体に張り付ける際、誤って、糊面同士が接
着してもこれを簡単に剥離で島るのであり、この剥離後
に被着体に貼着できることが認められる。
これに対して、比較例のものは糊面同士が接着すると、
その剥離が困難であり、しがも糊面同士が1回接着する
と糊面の眉間剥離が生じることが認められる。
又、t!%2表に示す結果より、各実施例のものは保持
力が良好でずれが生じないのに対し、各比較例のものは
ずれが生じることが認められた。
(g)発明の効果 本発明の表面保aJT]粘着性シート・テープは、上述
のように構成されているので、以下に述べる効果を’!
する。
山1求項1の表面保護用粘着性シート・テープにおいて
は、粘着剤組成物として1、デ定のポリウレタン系tI
!1府性m酸物を用いたものであり、該ポリウレタン系
粘着性組成物はそのポリオール成分として特定の低分子
■ポリオレフィン系ポリオールをJllいたらのであっ
て、譲低分子量ポリオレフィン系ポリオールにはその骨
格内に極性基を含まず、従って、耐加水分解性、防湿性
に優れ、しかも分子中に不飽和結合を含まないから安定
で、長期間にわたって硬度が変化せず、しがち耐熱性、
耐候性が浸れているのであり、しがも各種V&着体に貼
XJ後剥離しても糊残りがないうえ、糊面同士を貼着し
てもその剥離が容易なので誤って泣面同士が接着しても
これを剥離しての被着体への貼着作業性が良好であり、
しかも被着体に貼着されてその表面を保護する効果を有
するのである。
請求項2の表面保護用粘着性シート・テープにおいては
、粘乃剤組成物として特定のポリウレタン系粘着性m酸
物を用いたものであり、該ポリウレタン系粘着性組成物
はそのポリオール成分として特定の低分子ユポリオレフ
ィン系ポリオールを用いたものであって、該低分子量ポ
リオレフィン葵ポリオールはその骨格内に極性基を含ま
ず、従って、耐加水分解性、防湿性に優れ、しがも分子
中に不飽和結合を含まないから安定で、長期間にわたっ
て硬度が変化せず、しかも耐熱性、耐候性が優れている
のであり、しがも各種被着体に活着後剥離しても糊残り
がないうえ、糊面同士を貼着してもその剥離が容易なの
で被着体への貼着作業性が良好であり、しかも被着体に
貼着されてその表面を保護する効果を有するのである。
又、この表面保護用粘着性シート・テープにおいては、
加えて、粘着性M質用樹脂、軟化剤及び充填剤のうち少
なくともいずれが1種の添加剤を配合しているので、訊
添加剤の種類によって粘着性、凝集性、タック性、濡れ
性又は低温特性等が向上する効果を有するのである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面保護用基材の片面に粘着性組成物を形成して
    なる粘着性シート・テープにおいて、該粘着性組成物が
    、分子末端に水酸基を有し、且つ数平均分子量が500
    〜5000の低分子量ポリオレフィン系ポリオールとポ
    リイソシアネート化合物を必須成分とするものからなる
    ことを特徴とする表面保護用粘着性シート・テープ。
  2. (2)表面保護用基材の片面に粘着性組成物を形成して
    なる粘着性シート・テープにおいて、該粘着性組成物が
    、分子末端に水酸基を有し、且つ数平均分子量が500
    〜5000の低分子量ポリオレフィン系ポリオールとポ
    リイソシアネート化合物、更に粘着性解質用樹脂、軟化
    剤及び充填剤のうち少なくともいずれか1種を必須成分
    とするものからなることを特徴とする表面保護用粘着性
    シート・テープ。
JP14896688A 1988-06-16 1988-06-16 表面保護用粘着性シート・テープ Pending JPH023477A (ja)

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