JPH0234321Y2 - - Google Patents

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JPH0234321Y2
JPH0234321Y2 JP1984036848U JP3684884U JPH0234321Y2 JP H0234321 Y2 JPH0234321 Y2 JP H0234321Y2 JP 1984036848 U JP1984036848 U JP 1984036848U JP 3684884 U JP3684884 U JP 3684884U JP H0234321 Y2 JPH0234321 Y2 JP H0234321Y2
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JP
Japan
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terrace
drum
ventilation device
girder
shield
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JP1984036848U
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JPS60150201U (ja
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は建物外壁と隣接して設置されるテラス
に関するものである。
従来技術 建物外壁と隣接して支柱を立設し、この支柱間
に前桁を架設すると共に、この前桁と建物外壁と
に亘つて屋根を取付けたテラスが知られている。
このテラスであると屋根で覆われた部分、すな
わちテラス部分は外気と開口連通しているので、
外気や雨水、雪等が自由に入り込んでしまうの
で、雨の日や雪の日等にはテラス部に洗濯物を干
すことができないと共に、雪がテラス部に堆積し
て建物外壁の出入り口より人が出入り出来なくな
つてしまい、しかも温室・サンルームなどとして
使用することも出来ない等の不具合を有する。
考案の目的 テラス部分を外気と簡単な操作で遮蔽して外
気・雨水・雪等が内部に入り込むことを防止でき
ると共に、外気と遮蔽した状態で太陽光を内部に
採り入れることができ、かつ内部を換気でき、し
かも外観を見栄えの良いようにすることを目的と
する。
考案の構成 側面開口部を閉塞する遮蔽体を側桁内に設けた
ドラムに巻取り、繰り出し自在に巻掛け、前面開
口部を閉塞する遮蔽体を前桁内に設けたドラムに
巻取り・繰り出し自在に巻掛け、その遮蔽体を透
光性とし、前記各ドラムを連結すると共に、側桁
内と前桁内に換気装置を設けたもの。
実施例 第1図・第2図はテラスの正面図、側面図であ
り、建物外壁Aには一対の取付柱1,1が取着さ
れ、この一対の取付柱1,1と対向して一対の支
柱2,2が立設固定してあると共に、取付柱1と
支柱2とに亘つて側桁3が架設され、一対の支柱
2,2間に前桁4が架設されていると共に、前桁
4と建物外壁Aとに亘つて屋根5が取付けてあ
り、側桁3・前桁4には透光性を有する遮蔽体6
が繰り出し、巻き取り自在に内設されて側面開口
部7、前面開口部8を開閉自在としてある。
第3図は第1図の−線断面図、第4図は第
3図の−線断面図であり、側桁3・前桁4は
上下壁3a,3b,4a,4bと内・外壁3c,
3d,4c,4dによつて矩形断面中空長尺材と
なり、その対向端部は45度に切断されて突き合せ
連結してあると共に、側桁3は建物外壁Aに取着
した取付材9に嵌合連結され、側桁3・前桁4の
下壁3b,4bの上面にはブラケツト10,10
を介してドラム11が回転自在に支承され、この
ドラム11に遮蔽体6が巻装してあり、遮蔽体6
は下壁3b,4bの開口12,13より下方に突
出してあると共に、各ドラム11の支軸11aは
伝動機構14で連結され、側桁3に設けた一方の
ドラム11の支軸11aにはスプロケツト15が
固着してあり、このスプロケツト15に巻掛けた
チエーン16が下壁3bより下方に垂れ下げてあ
る。
前記遮蔽体6は透光性と断熱性に優れた素材よ
り成るスラツト6aを折曲自在に多数連結してお
り、全体として可撓性を有するからドラム11を
回転することで巻取り・繰り出しされる。
前記側桁3の両側と前桁4の両側には第1,第
2換気装置17,18が設けてあり、第1換気装
置17はダクト19に吸込フアン20を設けたも
ので、第2換気装置18はダクト21に吐出フア
ン22を設けたものであつて、各ダクト19,2
1は下壁3b,4bと内壁3c,4cに形成した
開口43,44に接続するようにして取付けてあ
り、第1換気装置17で外気を内部に吸引し、第
2換気装置18で内気を外部に吐出するようにし
てある。
前記支柱2は一対の内壁2a,2bと一対の外
壁2c,2dとにより矩形断面長尺材となり、側
桁3と前桁4の突き合せ連結部の下面に連結して
あると共に、一対の内壁2a,2bにはガイド凹
溝23が長手方向に亘つて形成され、取付柱1の
前壁1aにもガイド凹溝24が長手方向に亘つて
形成してあり、相対向するガイド凹溝23,24
及び23,23間に遮蔽体6を構成するスラツト
6aが摺動自在に臨ませてある。
前記屋根5は前桁4と建物外壁Aに取着した横
材25とに亘つて垂木26を架設し、垂木26の
上に母屋27を介して屋根材28が取付けてあ
り、垂木26と側桁3との間にはガラスなどの透
光板29が装着してある。
30は補強横桟であり、取付柱1と支柱2との
間及び支柱2,2間にブラケツト31を介して着
脱自在に架設してある。
しかして、チエーン16によつてスプロケツト
15を回転してドラム11を一方向に回転すると
遮蔽体6が繰り出しされ、相対向するガイド凹溝
23,24,23,23に沿つて下降して側面開
口部7、前面開口部8を閉塞してテラスの内部と
外気とを遮蔽する。
これにより、風・雨水・雪等が内部に入り込む
ことが防止され、雨の日や雪の日でも洗濯物を干
したり、内部に雪が堆積することがないから建物
外壁Aの出入り口より人が出入りすることができ
る。
この時、遮蔽体6は補強横桟30で補強されて
いるから、雪によつて押し潰されたり、彎曲した
りすることがなく、遮蔽体6を雪囲いとして利用
できる。
なお、図示していないが補強横桟を取付ても良
い。
また、遮蔽体6は透光性であるから、内部を外
気と遮蔽した状態で太陽光を内部に採り入れるこ
とができ、温室・サンルームとして利用できる。
この時、補強横桟30が邪魔であれば取り外し
ても良いし、この補強横桟30間に台を架設して
植木棚とすることもできる。
つまり、補助横桟30は第6図に示すように中
空形状となり、ブラケツト31の突起31aに嵌
合してビス等で連結してあるから、簡単に取り外
しできると共に、取付強度を強くできる。
また、チエーン16でスプロケツト15を反対
方向に回転してドラム11で遮蔽体6を巻き取り
すれば、側面開口部7、前面開口部8を開放して
テラスとして利用できると共に、遮蔽体6は側桁
3・前桁4内に収納されるから、見苦しくなるこ
とがなく外観が優れたものとなる。
また、第1・第2換気装置17,18によつて
内部を換気できるから、内部と外気とを遮蔽体6
で遮蔽した状態でも内部を良好な環境に維持でき
る。
なお、ドラム11の巻取り・繰り出し動作はモ
ータによつて行なつても良い。
考案の効果 側面開口部7・前面開口部8を遮蔽体6で閉塞
できると共に、遮蔽体6は透光性であるから、テ
ラスの内部に風・雨・雪が入り込むことがないと
共に、内部と外気とを遮蔽した状態で太陽光を採
り入れることができ、雨の日や雪の日でも洗濯物
を干すことができると共に、雪囲いとなつて建物
外壁の出入り口より人が自由に出入りでき、しか
もサンルーム・温室としても利用できる。
各側桁3及び前桁4内に設けたドラム11に遮
蔽体6を巻掛け、その各ドラム11の支軸11a
を伝動機構14でそれぞれ連結したので、1つの
支軸11aを回転することで各ドラム11を回転
して各遮蔽体6を巻取り、繰り出しできるから、
テラス内部を外気と遮蔽する操作が簡単となる。
各側桁3、前桁4内にはダクト19と吸込フア
ン20を備えた第1換気装置17及びダクト21
と吐出フアン22を備えた第2換気装置18がそ
れぞれ設けてあるから、遮蔽体6によつてテラス
内部と外気を遮蔽した状態で換気して内部を良好
な環境に維持できる。
遮蔽体6及び第1、第2換気装置17,18は
側桁3・前桁4内に収納されて外部より目視され
ないので、テラスとして使用する際に外観が優れ
たものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図・第2図
はテラスの正面図、側面図、第3図は第1図の
−線断面図、第4図は第3図−線断面図、
第5図は第4図の−線断面図、第6図は第4
図の部断面図である。 1は取付柱、2は支柱、3は側桁、4は前桁、
5は屋根、6は遮蔽体、7は側面開口部、8は前
面開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右の取付柱1,1と左右の支柱2,2間に側
    桁3を架設して側面開口部7を形成し、左右の支
    柱2,2間に前桁4を架設して前面開口部8を形
    成すると共に、取付柱1と支柱2の上部に屋根5
    を設けたテラスにおいて、 前記各側桁3及び前桁4を中空形状とし、その
    各中空部内にドラム11をそれぞれ配設し、各ド
    ラム11に前記側面開口部7、前面開口部8を閉
    塞する透光性の遮蔽体6を巻取り・繰り出し自在
    にそれぞれ巻掛け、前記各ドラム11の支軸11
    aを伝動機構14でそれぞれ連結し、 前記各側桁3及び前桁4内に、ダクト19に吸
    込フアン20を設けた第1換気装置17とダクト
    21に吐出フアン22を設けた第2換気装置18
    をそれぞれ設け、前記各第1換気装置17の吸込
    側及び第2換気装置18の吐出側をテラス外部に
    開口させ、各第1換気装置17の吐出側及び第2
    換気装置18の吸込側をテラス内部に開口させた
    ことを特徴とするテラス。
JP3684884U 1984-03-16 1984-03-16 テラス Granted JPS60150201U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3684884U JPS60150201U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 テラス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3684884U JPS60150201U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 テラス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60150201U JPS60150201U (ja) 1985-10-05
JPH0234321Y2 true JPH0234321Y2 (ja) 1990-09-14

Family

ID=30542416

Family Applications (1)

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JP3684884U Granted JPS60150201U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 テラス

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Publication number Publication date
JPS60150201U (ja) 1985-10-05

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