JPH0233773Y2 - - Google Patents

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JPH0233773Y2
JPH0233773Y2 JP6423286U JP6423286U JPH0233773Y2 JP H0233773 Y2 JPH0233773 Y2 JP H0233773Y2 JP 6423286 U JP6423286 U JP 6423286U JP 6423286 U JP6423286 U JP 6423286U JP H0233773 Y2 JPH0233773 Y2 JP H0233773Y2
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JP
Japan
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bed
hollow bar
movable hook
leg
pipe
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JP6423286U
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JPS62177721U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、救急車用ベツドの固定装置に関す
る。
《従来の技術》 この種の固定装置は、従来第4図に示すよう
に、救急車のボデイ内壁Aに沿つて固定される中
空バー1の一端に固定フツク2を固着し、他端に
は位置決め片3およびこれに中空バー1内のバネ
手段4により押圧付勢されて係合する可動フツク
5を設け、可動フツク5を中空バー1の端部に設
けた操作杆6に連繋している。
ベツドを固定するには、その一方の脚部7を固
定フツク2に引掛け係止した状態で、操作杆6を
押し、可動フツク5を位置決め片3から離間さ
せ、次いでベツドの他方側脚部8を位置決め片3
に隣接させ、次いで操作杆6を離すことにより位
置決め片3に可動フツク5を接近させ、両者間に
脚部8を挟み込んで固定を行つている。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、これではベツド固定または離脱
までに操作杆6を押し、離す操作があるため、手
数を多く必要とする。また操作杆6はボデイ壁面
に平行に位置しているため、この〓間に手を差し
入れて操作をしなければならず、操作性が悪く、
救急時のベツド脱着に大きな時間ロスを生ずる欠
点があつた。
この考案は、以上の欠点を解決するもので、ベ
ツドの脱着操作を面倒な手順を経ずにワンタツチ
で行えるようにした救急車用ベツドの固定装置を
提供することを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案では、操作
杆の構造を、中空バーの外周部にスライド可能に
装着され、かつ可動フツクに連繋して常時可動フ
ツクを位置決め片側に接近付勢するパイプ部と、
パイプ部端部に一体に設けられ、かつパイプ部を
可動フツクの位置決め片に対する離間位置に回動
ロツクする操作レバーと、操作レバーの近傍に位
置し、かつベツドに当接することによりパイプ部
を逆転させてロツク解除するロツク解除用アクチ
ユエータとにより構成した。
《作用》 操作レバーを押し込んで回動させることにより
操作杆が中空バーに対しロツクされ、その位置で
ベツドの脚部を位置決め片に隣接させると、アク
チユエータがベツドに当接し、これにより操作杆
がアンロツクされ、可動フツクが脚部を係止す
る。逆に操作レバーをロツク操作するとアクチエ
ータがベツドに当接してベツドを係止位置から押
し出して離間させる。
《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。但し、固定フツク側の構造は従来と
同様なので、全体構成は省略し、要部のみについ
て説明する。
第1図はこの考案に係る救急車用ベツドの固定
装置の要部斜視図、第2図a,bは脚部係止時に
おける説明図、第3図a,bは脚部離脱時の説明
図である。
図における固定装置は、救急車のボデイ内壁に
隣接して平行に固定された中空バー10と、中空
バー10の端部側に固定された位置決め片12
と、位置決め片12に対向して中空バー10の外
周にスライド可能に設けられた可動フツク14
と、バー10の最端部にスライドおよび回動可能
に設けられた操作杆16とからなつている。
前記可動フツク14は、ベツドの脚部18の円
筒形に適合した形状を有し、操作杆16に連結杆
11を介して連結されて中空バー10内を摺動す
る摺動子13に取付ネジ15により取り付けら
れ、取付ネジ15は中空バー10の長手方向に沿
つて形成された長孔10aに係合することにより
可動フツク14の廻り止めが施されている。
前記操作杆16は、パイプ部20と、パイプ部
20の端部に設けられた操作レバー22と、操作
レバー22と所定の角度をなしてパイプ部20の
外周に突設されたロツク解除用アクチユエータ2
4とからなつている。
パイプ部20は、その内筒部において前記中空
バー10の中空内部を通じて前記可動フツク14
と連繋し、かつ図示しないバネ手段により摺動子
13が操作杆16側に押圧付勢されることにより
常時可動フツク14が位置決め片12側に押圧付
勢されている。
また、パイプ部20には、スライドガイドおよ
び回動ロツク用のL字形ガイド溝26が形成さ
れ、バー10の端部に突設したガイドピン28に
沿つてスライドおよび回動できるようになつてい
る。
ロツク解除状態(操作杆16のロツク解除状態
をいい、ベツドの脚部に対してはロツク状態にな
る。)で、パイプ部20は前記したバネ手段によ
り中空バー10の端部側に突出し、第2図に示す
ように可動フツク14は位置決め片12に当接
し、この状態で脚部18は両者の間に挟持固定さ
れる。
この状態から第3図に示すように操作レバー2
2を矢印方向に押せば可動フツク14は離間す
る。この状態でレバーを内側方向に回せば、ガイ
ドピン28に沿つてガイド溝26のL形部分が入
り、可動フツク14は離間位置にロツクされる。
これと同時にアクチユエータ24は手前側に倒さ
れ、ベツドの側部に設けた例えば図示のパイプ3
0(第3図b参照)を押圧してベツドを押し出
し、これによりベツドの脚部18は中空バー10
の側部から離間する。
次にこの状態を保つたまま脚部18を第3図a
の如く隣接位置させると、前記アクチエータ24
が30に当接し、パイプ部20は図示の状態から
逆に回動し、ロツク解除状態となり、前記したバ
ネ手段の付勢力によりパイプ部20はガイドピン
28に沿つて再び中空バー10の端部より突出
し、第2図の如く脚部18を固定する。
《考案の効果》 以上の実施例により詳細に説明したように、こ
の考案によればベツドの脚部を中空バーの側部に
押付けるだけでベツドが固定でき、また操作杆の
引張および回動操作によりベツドが自動的にバー
の側部から離れるので、ベツドの脱着操作がワン
タツチで行え、救急時におけるロスタイムがなく
迅速な脱着を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る救急車用ベツドの固定
装置の要部斜視図、第2図は脚部係止時を示し、
同図aは平面図、同図bは側面図、第3図は脚部
離脱時を示し、同図aは平面図、同図bは側面
図、第4図は従来の固定装置の全体構成を示す平
面図である。 2……固定フツク、10……中空バー、12…
…位置決め片、14……可動フツク、16……操
作杆、18……脚部、20……パイプ部、22…
…操作レバー、24……ロツク解除用アクチユエ
ータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 救急車のボデイ内壁に沿つて固定された中空バ
    ーと、該中空バーの一端部にあつてベツドの一方
    の脚部を引掛係止する固定フツクと、中空バーの
    他端部にあつてベツドの他方の脚部に当接する位
    置決め片と、該位置決め片との間に脚部を挟持す
    る可動フツクと、中空バーの他端に突出して設け
    られた可動フツクの操作杆とを備え、該操作杆
    は、前記中空バーの外周部にスライド可能に装着
    され、かつ前記可動フツクに連繋して常時可動フ
    ツクを位置決め片側に接近付勢するパイプ部と、
    パイプ部端部に一体に設けられ、かつパイプ部を
    可動フツクの位置決め片に対する離間位置に回動
    ロツクする操作レバーと、操作レバーの近傍に位
    置し、かつベツドに当接することによりパイプ部
    を逆転させてロツク解除するロツク解除用アクチ
    ユエータからなる救急車用ベツドの固定装置。
JP6423286U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0233773Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6423286U JPH0233773Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JP6423286U JPH0233773Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62177721U JPS62177721U (ja) 1987-11-11
JPH0233773Y2 true JPH0233773Y2 (ja) 1990-09-11

Family

ID=30900201

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JP6423286U Expired JPH0233773Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JP (1) JPH0233773Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006067889A1 (ja) * 2004-12-24 2006-06-29 Matunaga Manufactory Co., Ltd. 車載用ストレッチャーと担架

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006067889A1 (ja) * 2004-12-24 2006-06-29 Matunaga Manufactory Co., Ltd. 車載用ストレッチャーと担架

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62177721U (ja) 1987-11-11

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