JPH0129617Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0129617Y2 JPH0129617Y2 JP11512682U JP11512682U JPH0129617Y2 JP H0129617 Y2 JPH0129617 Y2 JP H0129617Y2 JP 11512682 U JP11512682 U JP 11512682U JP 11512682 U JP11512682 U JP 11512682U JP H0129617 Y2 JPH0129617 Y2 JP H0129617Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- pin
- swinging
- hole
- support shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はたとえば2物体の着脱係止やドアの開
閉係止のように2物体間の固定または解放が可能
な係止関係をレバーの揺動により行なう係止装置
の改良に関する。
閉係止のように2物体間の固定または解放が可能
な係止関係をレバーの揺動により行なう係止装置
の改良に関する。
この種の係止装置は種々の機器に付設されてい
るが、たとえば手術台において使用される場合安
全性が求められる。すなわち、手術台においては
テーブル本体に対して脚支え板などが揺動ないし
取り外し可能でかつ本体にも固定できるよう係止
されているが、通常この係止装置は把手形のレバ
ーを使用しこれを支軸を中心に揺動させることに
よつてフエルール係合部を作動させる方式のもの
である。
るが、たとえば手術台において使用される場合安
全性が求められる。すなわち、手術台においては
テーブル本体に対して脚支え板などが揺動ないし
取り外し可能でかつ本体にも固定できるよう係止
されているが、通常この係止装置は把手形のレバ
ーを使用しこれを支軸を中心に揺動させることに
よつてフエルール係合部を作動させる方式のもの
である。
従来のこの種の係止装置においては、レバーが
固定状態位置から解放状態に比較的容易に揺動で
きるから、不慮の事故で固定状態にあるレバーが
揺動させられると手術中の脚支え板が急にゆるめ
られあるいは垂れ下り危険である。
固定状態位置から解放状態に比較的容易に揺動で
きるから、不慮の事故で固定状態にあるレバーが
揺動させられると手術中の脚支え板が急にゆるめ
られあるいは垂れ下り危険である。
このような事態を防止するために、この把手形
レバーに揺動を規制する手段を付設する試みがな
されているが、構造が複雑で耐久性がなく、ある
いは大形化して操作性が悪いなどの欠点を有して
いる。
レバーに揺動を規制する手段を付設する試みがな
されているが、構造が複雑で耐久性がなく、ある
いは大形化して操作性が悪いなどの欠点を有して
いる。
本考案はこのような従来の欠点を解決したレバ
ー揺動式の係止装置を提供しようとするものであ
る。
ー揺動式の係止装置を提供しようとするものであ
る。
本考案の係止装置は、レバーの支軸と直交する
方向に出没自在なピンをこのレバーに穿設した孔
に係合させるとともに、把手形レバーを把持した
手の指先によつてピンの没入操作ができるように
し、ピンを没入させた時のみレバーが揺動できる
ようにしたものである。
方向に出没自在なピンをこのレバーに穿設した孔
に係合させるとともに、把手形レバーを把持した
手の指先によつてピンの没入操作ができるように
し、ピンを没入させた時のみレバーが揺動できる
ようにしたものである。
以下図示実施例を説明する。
図において、1は固定本体側フレーム、2はこ
のフレーム1に対して係止される部材で、上記の
例でいえば脚支え板の一部分に相当する。この両
者間にはフエルール係合部Fが設けられていて、
このフエルール係合部Fが強く噛み合わされると
き、部材2は固定フレーム1に固定され、離脱さ
れると解放され自由となる。
のフレーム1に対して係止される部材で、上記の
例でいえば脚支え板の一部分に相当する。この両
者間にはフエルール係合部Fが設けられていて、
このフエルール係合部Fが強く噛み合わされると
き、部材2は固定フレーム1に固定され、離脱さ
れると解放され自由となる。
3はこの部材2にねじ込まれた螺管体で、右方
端面3′は後述のようにレバーのカムに対する係
合面を形成している。4はこの螺管体3の中央孔
および固定フレーム1に穿設された孔に貫通され
た支持筒で、左方にはボルト5がねじ込まれて固
定フレーム1に係止されている。この係止は支持
筒4が右方へ変位するのを阻止する。
端面3′は後述のようにレバーのカムに対する係
合面を形成している。4はこの螺管体3の中央孔
および固定フレーム1に穿設された孔に貫通され
た支持筒で、左方にはボルト5がねじ込まれて固
定フレーム1に係止されている。この係止は支持
筒4が右方へ変位するのを阻止する。
支持筒4の右方端部には支軸7が固設され、さ
らにこの支軸7を介して把手形レバー9が揺動可
能に保持されている。他方この支持筒4の内孔は
右方部において段部が形成され、この段部に係止
される段付きピン6が内挿されている。
らにこの支軸7を介して把手形レバー9が揺動可
能に保持されている。他方この支持筒4の内孔は
右方部において段部が形成され、この段部に係止
される段付きピン6が内挿されている。
8はこの段付きピン6の左方端面とボルト5と
の間に圧入された圧縮コイルばねで、段付きピン
6を常時右方へ突出するように付勢している。ピ
ン6の先端部6′は支軸7を貫通し支持筒4の右
端面から外方に突出している。すなわち、支持筒
4の内孔は支軸7と直交する方向に穿設されてお
りしかも支軸7自体にも同径の孔が貫通されてい
る。
の間に圧入された圧縮コイルばねで、段付きピン
6を常時右方へ突出するように付勢している。ピ
ン6の先端部6′は支軸7を貫通し支持筒4の右
端面から外方に突出している。すなわち、支持筒
4の内孔は支軸7と直交する方向に穿設されてお
りしかも支軸7自体にも同径の孔が貫通されてい
る。
支軸7に揺動可能に保持された把手形レバー9
は、支持筒4から突出した支軸7の両側で保持さ
れその中間部は支持筒4の干渉しないように空洞
が形成されている。9Nはこの空洞の内面で支軸
7の中央点から同一半径の曲面に形成されており
一部にピン貫通用の孔9Hが穿設されている。さ
らに、レバー9の先端にはカム面9Kが形成され
ていて、レバー9の揺動によりカム9Kが機能す
るようになつている。すなわち、このカム9Kは
螺管体3の端面3′に係合しており、第1図の状
態のレバー9の位置においては支軸7に対し螺管
体3を左方へ押すよう機能している。この状態に
おいてはフエルール係合部Fが互いに強く噛み合
い固定フレーム1に対して部材2が固定されるよ
う係止される。同時にこの状態においてはレバー
9が拘束されるようにピン6の先端部6′がレバ
ー9の孔9Hに貫通されている。
は、支持筒4から突出した支軸7の両側で保持さ
れその中間部は支持筒4の干渉しないように空洞
が形成されている。9Nはこの空洞の内面で支軸
7の中央点から同一半径の曲面に形成されており
一部にピン貫通用の孔9Hが穿設されている。さ
らに、レバー9の先端にはカム面9Kが形成され
ていて、レバー9の揺動によりカム9Kが機能す
るようになつている。すなわち、このカム9Kは
螺管体3の端面3′に係合しており、第1図の状
態のレバー9の位置においては支軸7に対し螺管
体3を左方へ押すよう機能している。この状態に
おいてはフエルール係合部Fが互いに強く噛み合
い固定フレーム1に対して部材2が固定されるよ
う係止される。同時にこの状態においてはレバー
9が拘束されるようにピン6の先端部6′がレバ
ー9の孔9Hに貫通されている。
このように両部材1,2を固定係止した状態に
おいては、ピン6の先端部6′が把手形レバー9
の孔9Hへ貫通しているから、レバーを揺動させ
ることができず、したがつて不慮の事故によつて
もこのレバー9が揺動することはなくフエルール
係合部Fの係合関係は解除されない。
おいては、ピン6の先端部6′が把手形レバー9
の孔9Hへ貫通しているから、レバーを揺動させ
ることができず、したがつて不慮の事故によつて
もこのレバー9が揺動することはなくフエルール
係合部Fの係合関係は解除されない。
両部材の係止関係を固定状態から解放状態(自
由)にするには、レバー9を把持した手の指先
(親指)によつてピン6の先端部6′を押えて没入
させる。すなわち、ピン6を押さえるとピン6は
ばね8の弾力に抗して内方に没入され先端部6′
がレバー9の内方曲面9Nに接する位置に至る。
この状態で第2図に示すようにレバー9を矢印方
向へ揺動させると、ピン6の先端部6′は内曲面
9Nを摺接しレバー9の揺動を許容するから、カ
ム9Kの機能で螺管体3が右方へ自由となりフエ
ルール係合部Fの関係が離脱される。この状態に
おいては部材2は固定フレーム1から解放される
ことになる。
由)にするには、レバー9を把持した手の指先
(親指)によつてピン6の先端部6′を押えて没入
させる。すなわち、ピン6を押さえるとピン6は
ばね8の弾力に抗して内方に没入され先端部6′
がレバー9の内方曲面9Nに接する位置に至る。
この状態で第2図に示すようにレバー9を矢印方
向へ揺動させると、ピン6の先端部6′は内曲面
9Nを摺接しレバー9の揺動を許容するから、カ
ム9Kの機能で螺管体3が右方へ自由となりフエ
ルール係合部Fの関係が離脱される。この状態に
おいては部材2は固定フレーム1から解放される
ことになる。
本考案は図示例に限定されるものではない。特
に図示例の場合は把手形レバーの揺動によつてカ
ム機構を動作させ、フエルール係合部を着脱させ
る方式であるが、レバーと一体のフツク部を設け
このフツクにより他方部材への固定、解放を行な
う方式も可能である。
に図示例の場合は把手形レバーの揺動によつてカ
ム機構を動作させ、フエルール係合部を着脱させ
る方式であるが、レバーと一体のフツク部を設け
このフツクにより他方部材への固定、解放を行な
う方式も可能である。
ピンの形状も段付きの外テーパ状でもよく先端
が球状でなくてもよい。ピンを付勢する手段もコ
イル状ばねに限定されず板ばねでもよい。フエル
ール係合方式の場合、支軸は図示例のように部材
2を貫設して固定側フレームに設けられた支持筒
に保持されるのが好ましいが、フツク方式の場合
支軸は部材2に設置する方が構造を簡単にするで
あろう。
が球状でなくてもよい。ピンを付勢する手段もコ
イル状ばねに限定されず板ばねでもよい。フエル
ール係合方式の場合、支軸は図示例のように部材
2を貫設して固定側フレームに設けられた支持筒
に保持されるのが好ましいが、フツク方式の場合
支軸は部材2に設置する方が構造を簡単にするで
あろう。
把手形レバーの形状も図示例に限定されずまた
応用分野も手術台の機器・部材の取付手段のみな
らずあらゆる係止装置として実施できる。
応用分野も手術台の機器・部材の取付手段のみな
らずあらゆる係止装置として実施できる。
本考案の装置は簡単な構造で操作が容易であ
り、しかも安全性が高い。ピンの出没によりレバ
ーの揺動を規制でき、しかもピンが指先位置にあ
るので操作性がよい。ピンを没入させない以上、
不慮の事故でレバーが安易に揺動することがない
ので手術台などに実施した場合その安全性が充分
に保障される。
り、しかも安全性が高い。ピンの出没によりレバ
ーの揺動を規制でき、しかもピンが指先位置にあ
るので操作性がよい。ピンを没入させない以上、
不慮の事故でレバーが安易に揺動することがない
ので手術台などに実施した場合その安全性が充分
に保障される。
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
は第1図と同様操作の図で異なる動作状態を示す
図である。 1……固定フレーム、2……部材、3……螺管
体、4……支持筒、5……ボルト、6……ピン、
6′……ピン先端部、7……支軸、8……圧縮コ
イルばね、9……把手形揺動レバー、9K……カ
ム、9N……内曲面、9H……孔、F……フエル
ール係合部。
は第1図と同様操作の図で異なる動作状態を示す
図である。 1……固定フレーム、2……部材、3……螺管
体、4……支持筒、5……ボルト、6……ピン、
6′……ピン先端部、7……支軸、8……圧縮コ
イルばね、9……把手形揺動レバー、9K……カ
ム、9N……内曲面、9H……孔、F……フエル
ール係合部。
Claims (1)
- 一方側の物体に保持された支軸を中心に揺動可
能な把手形レバーと、このレバーの揺動によつて
前記一方側の物体と他方側の物体の両物体を互い
に固定または解放可能に係止する係止手段とを備
えた係止装置において、前記一方側の物体に保持
され前記支軸と直交する方向に出没可能なピン
と、このピンを常時突出方向に付勢する付勢手段
とを備えるとともに、前記レバーには前記ピンが
突出時にこのピンの先端部が貫通して前記レバー
の揺動を阻止する孔と、この孔に前記ピンが没入
時にこのピンの先端が摺接して前記レバーの揺動
を許容する摺接面とを形成し、レバーを把持した
手の指先によつてピンの没入を操作できるように
したことを特徴とするレバー揺動式係止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11512682U JPS5919130U (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | レバ−揺動式係止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11512682U JPS5919130U (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | レバ−揺動式係止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5919130U JPS5919130U (ja) | 1984-02-06 |
JPH0129617Y2 true JPH0129617Y2 (ja) | 1989-09-08 |
Family
ID=30265865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11512682U Granted JPS5919130U (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | レバ−揺動式係止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919130U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4704582B2 (ja) * | 2001-02-27 | 2011-06-15 | 株式会社ティラド | ロック装置およびそのロック装置を用いた複数熱交換器の連結構造 |
JP4681429B2 (ja) * | 2005-11-17 | 2011-05-11 | 勇一 木下 | プランジャ型固定装置 |
JP5402868B2 (ja) * | 2010-07-28 | 2014-01-29 | マックス株式会社 | 打ち込み工具 |
JP5812629B2 (ja) * | 2011-03-01 | 2015-11-17 | ジャパンマリンユナイテッド株式会社 | 自動機用走行レールの接続機構 |
-
1982
- 1982-07-28 JP JP11512682U patent/JPS5919130U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5919130U (ja) | 1984-02-06 |
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