JPH0233443Y2 - - Google Patents

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JPH0233443Y2
JPH0233443Y2 JP1984137329U JP13732984U JPH0233443Y2 JP H0233443 Y2 JPH0233443 Y2 JP H0233443Y2 JP 1984137329 U JP1984137329 U JP 1984137329U JP 13732984 U JP13732984 U JP 13732984U JP H0233443 Y2 JPH0233443 Y2 JP H0233443Y2
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fertilizer
roll
seed
chute
partition plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、施肥作業と播種作業とを同時に連続
して行なう施肥播種機に関するものである。
(従来の技術) 施肥作業と播種作業とを同時に連続して行なう
施肥播種機は、既に従来より公知である。この種
のものには、従来、同一の溝に肥料と種子とを播
く形式のものと、二条の溝を並べて形成し、その
一方に肥料、他方に種子を播く側条施肥形式のも
のとがあり、何れも条播型である。
しかし、条播型では種子の肥やけの問題があ
る。そこで、実開昭50−155226号公報には、肥料
繰出部内の肥料繰出ロールと種子繰出部内の種子
繰出ロールとを、各ロール軸心が一致するよう
に、かつ、肥料および種子の落下位置を所定角度
位相をずらして設けることで、施肥と播種とを交
互に行なう点播型のものが開示されている。この
場合、両繰出ロールの直下に肥料と種とに共通の
落下通路と、この落下通路を開閉する肥料と種子
とに共通のシヤツターが設けられている。
また、実公昭50−26727号公報には、肥料繰出
部内の肥料繰出ロールと種子繰出部内の種子繰出
ロールとを各回転軸が平行に離間するよう配置
し、各ロールの下方にそれぞれ肥料落下通路と種
子落下通路とを設け、各落下通路それぞれから肥
料又は種子を点播するものが開示されている。
(考案が解決しようとする課題) 前者公報開示のものでは、各繰出ロールの直下
の落下通路とシヤツターとが肥料と種子とに共通
であるため、肥料と種子の分離が不確実であり、
二条の溝の一方に肥料、他方に種子を播く側条施
肥を行なうことが困難である。
後者公報開示のものでは、各繰出ロールのロー
ル軸心が平行に離間することから、各繰出部や落
下通路も大きく離間し、装置全体が大型化してス
ペース的に好ましくない。
本考案は上記従来技術の問題点を解決すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案の特徴とするところは、肥料繰出ロール
と種子繰出ロールとが、各ロール回転軸が一致す
るよう設けられ、両繰出ロールの下方にシユート
12が設けられ、このシユート12内に、両繰出
ロールの境界位置から下向延出状に仕切板29が
設けられ、この仕切板29と対向するシユート1
2の一側壁との間に、肥料繰出ロールの下方に位
置する肥料落下通路27が形成され、この仕切板
29が対向するシユート12の他側壁との間に、
種子繰出ロールの下方に位置する種子落下通路2
8が形成され、その肥料落下通路27を開閉する
肥料シヤツター32と、その種子落下通路28を
開閉する種子シヤツター33とが、それぞれ繰出
ロール回転軸と平行な支軸34,35中心に揺動
自在に設けられ、各シヤツター32,33により
対応する落下通路27,28を交互に開閉させる
駆動装置38が設けられ、各シヤツター32,3
3の支軸34,35と、各シヤツター32,33
の下端とが、落下通路27,28の閉鎖状態にお
いて、前記仕切板29の下端と、この仕切板29
と対向するシユート12の前記各側壁の下端より
も上方に位置されている点にある。
(作用) 本考案の構成によれば、肥料繰出ロールから繰
出された肥料は、肥料落下通路27を閉鎖する肥
料シヤツター32により一旦受けられる。この受
けられた肥料は、仕切板29により種子落下通路
28内に至ることはない。
一方、種子繰出ロールから繰出された種子は、
種子落下通路28を閉鎖する種子シヤツター33
により一旦受けられる。この受けられた種子は、
仕切板29により肥料落下通路27内に至ること
はない。
そして、駆動装置38により、各シヤツター3
2,33が対応する落下通路27,28を交互に
開閉すると、各シヤツター32,33に受けられ
た肥料と種子とは交互に点播される。
(実施例) 以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第3図はロータリ耕耘装置の後方に装着する
形式のものを示す。第3図において、1はゲージ
輪で、ゲージ輪支持枠2の後端部に設けられてい
る。3は横方向のツールバーで、支持枠2に取付
具4、平行リンク5aを介して取付けられてい
る。5は施肥播種機で、ツールバー3に横方向等
間隔おきに複数個、例えば4個設けられている。
各施肥播種機5は固定枠6、繰出装置7、タンク
8、可動枠9、前部鎮圧輪10、作溝器11、シ
ユート12、覆土デイスク13、後部鎮圧輪14
等を有する。固定枠6はツールバー3に後方突出
状に取付けられ、この固定枠6上に繰出装置7及
びタンク8が取付けられている。繰出装置7は繰
出ロール15を有し、その繰出ロール15には各
施肥播種機5にわたつて駆動軸16が挿通されて
いる。そして中央一対の施肥播種機5間に接地駆
動輪17が配置され、その駆動輪17から伝動ケ
ース18内の巻掛伝動機構、駆動軸16を介して
各繰出ロール15が駆動される。可動枠9は固定
枠6の下方側に配置され、平行リンク19を介し
て固定枠6に着脱自在でかつ上下動自在に装着さ
れている。可動枠9には前部鎮圧輪10、作溝器
11、覆土デイスク13が取付けられている。後
部鎮圧輪14はアーム21を介してツールバー3
等に取付けられている。
タンク8は第1図及び第2図に示すように、仕
切板22によつて肥料タンク部23と種子タンク
部24とに区画され、その下部には両タンク部2
3,24に跨つて繰出装置7の繰出ロール15が
設けられている。繰出ロール15は周方向に複数
個の肥料繰出凹部25と種子繰出凹部26とを備
えて、肥料繰出ロールと種子繰出ロールとを兼用
するようにしたものである。シユート12は繰出
ロール15の下部でタンク8側に取付けられてお
り、このシユート12の上端部には、各繰出凹部
25,26から繰出された肥料及び種子の落下通
路27,28を形成するように仕切板29で区画
され、その通路27,28から下側で肥料30と
種子31とをまとめて落下させるように1本に合
流せしめられている。すなわち、肥料繰出ロール
と種子繰出ロールの境界位置から下向延出状に仕
切板29が設けられ、この仕切板29と対向する
シユート12の一側壁との間に肥料落下通路27
が形成され、この仕切板29と対向するシユート
12の他側壁との間に種子落下通路28が形成さ
れている。
各落下通路27,28には繰出された肥料30
及び種子31を夫々受止めるための肥料シヤツタ
ー32と種子シヤツター33とが二重軸状の支軸
34,35により開閉揺動自在に枢着されてい
る。ここで、各シヤツター32,33の支軸3
4,35と、肥料シヤツター32の下端と、種子
シヤツター33の下端とが、落下通路27,28
の閉鎖状態において、前記仕切板29の下端と、
この仕切板29と対向するシユート12の前記各
側壁の下端よりも上方に配置されている。
なお、シヤツター32,33の先端にはゴム等
の弾性体が取付けられている。支軸34,35の
外端にはレバー36,37が固設されている。3
8は各シヤツター32,33を交互に開閉させる
ための駆動装置であつて、施肥側と播種側との2
系統あり、その各系統はカム39,40と作動ア
ーム41,42とを備えている。カム39,40
は周方向に等間隔おきに凹凸状に形成されたカム
部43,44を有し、これらカム39,40は駆
動軸16に套嵌され、かつ第4図の如く長孔45
に挿通されたボルト46により、カム部43,4
4の位置が半ピツチずれるようにして互いに結合
されている。なお、カム39,40の一方は駆動
軸16に対して固定され、他方は回動調整可能と
されている。作動アーム41,42は中途部でタ
ンク8に固定の支軸47により枢支され、その先
端にはカム39,40のカム部43,44に対し
て下方から接当するカムローラ48,49が回転
自在に設けられている。各作動アーム41,42
はタンク8側のバネ掛ピンとの間に設けられた引
張バネ50,51でカムローラ48,49がカム
39,40に接当するように上方に付勢されると
共に、各ロツド52,53を介して支軸34,3
5外端のレバー36,37に連結されている。従
つて、シヤツター32,33は逆位相で開閉する
ため、施肥位置と播種位置とは前後に離間するよ
うになる。56,57は駆動軸16を支持するブ
ラケツトである。
次に上記構成における作用を説明する。作業時
にはロータリ耕耘跡を前部鎮圧輪10で鎮圧整地
した後、作溝器11で1本の溝58を形成し、こ
の溝58に第5図の如く肥料30及び種子31を
点播状に交互に播き、覆土デイスク13で覆土
し、後部鎮圧輪14で鎮圧する。
かかる作業時において、駆動軸16によつて繰
出ロール15が回転(矢印方向)すると、その肥
料繰出凹部25によつて肥料タンク部23の肥料
30が繰出されると共に、種子繰出凹部26によ
つて種子タンク部24の種子31が繰出されて行
く。この繰出された肥料30及び種子31は、落
下通路27,28のシヤツター32,33によつ
て受止められる。一方、繰出ロール15と一体に
カム39,40が回転しており、またそのカム部
43,44は半ピツチずれているので、作動アー
ム41,42が逆位相で揺動し、ロツド52,5
3、支軸34,35を介してシヤツター32,3
3が交互に開閉動作を繰返す。従つて、肥料30
と種子31はシユート12を経て交互に溝58へ
と落下し、第5図に示すように進行方向に位置を
ずらせながら肥料30と種子31とを交互に点播
できる。
なお、上記実施例では同一の溝58に肥料30
と種子31とを播く場合を示したが、第1図の仮
想線のようにシユート12を施肥シユート12A
と播種シユート12Bとに分岐させておけば、第
6図に示すように2条の溝59A,59Bに肥料
30と種子31とを別々でかつ前後にずらせなが
ら点播できる。
また施肥系と播種系とを別々に独立に備えたも
のにおいても同様に実施できる。
(考案の効果) 本考案によれば、肥料繰出ロールと種子繰出ロ
ールとをロール回転軸が一致するように設け、各
繰出ロールの下方の仕切板で隔てられた肥料落下
通路と種子落下通路に肥料シヤツターと種子シヤ
ツターとを設けるようにしたので、装置全体をコ
ンパクトなものにでき、スペース的に好ましいも
のである。
また、各シヤツターの支軸と、各シヤツターの
下端とが、落下通路閉鎖状態において、仕切板の
下端と、この仕切板と対向するシユートの各側壁
の下端よりも上方に位置されているので、一方の
シヤツターに受けられた肥料又は種子が、他方の
落下通路内に至ることはなく、肥料と種子の分離
を確実なものとして種子の肥やけを防止できる。
さらに、同一の溝に肥料と種子とを点播するも
のにも、二条の溝の一方に肥料、他方に種子を点
播するものにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は要部
の背面断面図、第2図は同一部切欠き側面図、第
3図は全体の側面図、第4図はカム部分の側面
図、第5図及び第6図は点播状態の説明図であ
る。 5……施肥播種機、7……繰出装置、8……タ
ンク、12……シユート、15……繰出ロール、
23……肥料タンク部、24……種子タンク部、
27,28……落下通路、30……肥料、31…
…種子、32……肥料シヤツター、33……種子
シヤツター、38……駆動装置、39,40……
カム、41,42……作動アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 肥料繰出ロールと種子繰出ロールとが、各ロー
    ル回転軸が一致するよう設けられ、両繰出ロール
    の下方にシユート12が設けられ、このシユート
    12内に、両繰出ロールの境界位置から下向延出
    状に仕切板29が設けられ、この仕切板29と対
    向するシユート12の一側壁との間に、肥料繰出
    ロールの下方に位置する肥料落下通路27が形成
    され、この仕切板29と対向するシユート12の
    他側壁との間に、種子繰出ロールの下方に位置す
    る種子落下通路28が形成され、その肥料落下通
    路27を開閉する肥料シヤツター32と、この種
    子落下通路28を開閉する種子シヤツター33と
    が、それぞれ繰出ロール回転軸と平行な支軸3
    4,35中心に揺動自在に設けられ、各シヤツタ
    ー32,33により対応する落下通路27,28
    を交互に開閉させる駆動装置38が設けられ、各
    シヤツター32,33の支軸34,35と、各シ
    ヤツター32,33の下端とが、落下通路27,
    28の閉鎖状態において、前記仕切板29の下端
    と、この仕切板29と対向するシユート12の前
    記各側壁の下端よりも上方に位置されていること
    を特徴とする施肥播種機の点播装置。
JP1984137329U 1984-09-10 1984-09-10 Expired JPH0233443Y2 (ja)

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JP1984137329U JPH0233443Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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JPS6150520U JPS6150520U (ja) 1986-04-04
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026727U (ja) * 1973-07-04 1975-03-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026727U (ja) * 1973-07-04 1975-03-27

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JPS6150520U (ja) 1986-04-04

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