JPH0233429Y2 - - Google Patents

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JPH0233429Y2
JPH0233429Y2 JP5256082U JP5256082U JPH0233429Y2 JP H0233429 Y2 JPH0233429 Y2 JP H0233429Y2 JP 5256082 U JP5256082 U JP 5256082U JP 5256082 U JP5256082 U JP 5256082U JP H0233429 Y2 JPH0233429 Y2 JP H0233429Y2
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heater
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スタンバイ状態での電力消費量と撮
像動作状態での電力消費量とをいずれも少くする
ことが可能な撮像管方式のテレビジヨンカメラに
関する。
ビジコンなどの撮像管を用いたテレビジヨンカ
メラ(以下、単にカメラという)においては、撮
像管のヒータに電源電圧を与えてから安定した動
作状態に達するまでにかなりの時間((例えば数
十秒)が必要であり、そのため、このようなカメ
ラにおいては、従来からスタンバイ状態で撮像管
のヒータに電源電圧を供給して予熱しておく方法
が採用されている。
このようなカメラの電源回路の従来例を第1図
に示す。
図において、1は電源、2は抵抗、3は撮像管
のヒータ、4はスタンバイ用のスイツチ、5は動
作用のスイツチ、6は高電圧発生回路、7は駆動
信号発生回路、8は映像信号処理回路である。こ
こで、高電圧発生回路6は駆動信号発生回路7か
らの駆動信号によりオン・オフ制御されるスイツ
チング素子を用いたフライバツク方式或いはDC
−DCコンバータ方式の直流電圧変換回路で、撮
像管やカメラの回路などで必要とする直流高圧を
発生する働きをする。
まず、スタンバイ用のスイツチ4だけを閉じた
状態では、抵抗2を介してヒータ3にだけ電流が
供給されている。
次に、スイツチ4が閉じられている状態、つま
りスタンバイ状態にあるときにスイツチ5を閉じ
れば、高電圧発生回路6、駆動信号発生回路7、
映像信号処理回路8など、撮像管のヒータ3以外
のカメラ内の回路に電源電圧が印加され、カメラ
は撮像動作が可能な状態に切換えられる。そし
て、スタンバイ状態では、ヒータ3が常に予熱状
態にあるから、この方式のカメラにおいては動作
用のスイツチ5を閉じたとき直ちに安定した動作
に入つて正しい画像信号が得られると共に、スタ
ンバイ状態では電力消費が撮像管のヒータ3によ
るものだけに抑えられるから、節電になり、電源
1としてバツテリを用いたときなどは使用可能時
間を永くすることができるため、従来から広くこ
の方式のカメラが用いられていた。
しかしながら、この従来方式のカメラにおいて
は、スタンバイ状態でも撮像動作状態と全く同じ
電力が撮像管のヒータ3で消費されている上、抵
抗2による電力消費があるため、スタンバイ状態
でも撮像動作状態でも無駄な電力が消費され、充
分な節電が得られないという欠点があつた。
なお、この従来方式のカメラにおいて、抵抗2
が用いられているのは次の理由による。
即ち、一般にカメラを含むビデオ機器において
は、使用する電子回路素子の動作条件などから電
源の電圧をあまり低くすることができず、そのた
め例えば12Vの電源電圧が必要になる。一方ビジ
コンなどの撮像管におけるヒータ定格電圧はかな
り低く設定され、例えば6V程度のものが一般的
あり、このため従来のカメラでは抵抗2を用いる
必要があるのである。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点を除
き、撮像管のヒータ定格電圧と電源電圧の相違に
よる無駄な電力消費をなくし、かつスタンバイ状
態でのヒータ予熱電力が撮像動作時より自動的に
減少されるようにして節電効果が充分に得られる
ようにしたカメラを提供するにある。
この目的を達成するため、本考案は、撮像管の
ヒータを高電圧発生回路の電源入力側と直列にし
て電源に接続し、かつ、この高電圧発生回路に対
する駆動信号がスタンバイ状態では消滅するよう
にした点を特徴とする 以下、本考案によるカメラの実施例を図面につ
いて説明する。
まず、第2図は本考案を原理的に示した実施例
で、この実施例が第1図に示した従来例と異なつ
ているのは、抵抗2が除かれ、撮像管のヒータ3
が高電圧発生回路6と直列に接続されている点だ
けであり、その他は同じである。
スイツチ4だけを閉じたスタンバイ状態では、
ヒータ3と高電圧発生回路6の直列回路に電源電
圧が与えられ、駆動信号発生回路7や映像信号処
理回路8などには電源電圧が供給されない。従つ
て、高電圧発生回路6には駆動信号が印加され
ず、そのためヒータ3を介して電源電圧が供給さ
れているにもかかわらず、高電圧発生回路6は不
動作状態に保たれ、その電源入力側のインピーダ
ンスはかなり高い状態になつている。
この結果、スイツチ4だけを閉じたスタンバイ
状態では、撮像管のヒータ3に流れる電流の大き
さは定格値に対してかなり少ない値に保たれる。
次に、スイツチ5が閉じられ、撮像動作状態に
カメラが切換えられると、撮像管のヒータ3及び
高電圧発生回路6以外の回路にも電源電圧が供給
され、駆動信号発生回路7が動作して高電圧発生
回路6に対する駆動信号の供給を開始する。
これにより、高電圧発生回路6に含まれている
スイツチング素子はオン・オフ動作を開始し、必
要な直流高圧を発生するようになるが、これに伴
なつてその電源入力側のインピーダンスは、不動
作時における比較的大きな値から所定値に低下
し、この結果、電源1から撮像管のヒータ3を通
つて高電圧発生回路6に流れ込む電流値はスタン
バイ状態から増加し、ヒータ3は動作可能な状態
にまで加熱されるので、カメラは撮像動作が可能
な状態になる。
従つて、この実施例によれば、撮像管のヒータ
3の定格電圧、定格電流と電源1の電圧、それに
高電圧発生回路6の不動作時及び動作時における
入力電圧、入力電流などを適当な値に設定するこ
とにより、スタンバイ状態ではヒータ3の消費電
力が予熱に必要な値に保たれ、撮像動作状態では
定格値となるようにすることができ、スタンバイ
状態から撮像動作状態への立ち上り時間を充分に
短かく保ちながらスタンバイ状態での消費電力を
少くできると共に、従来例で必要とした抵抗2
(第1図)による無駄な電力消費を無くしてスタ
ンバイ状態と撮像動作状態のいずれの場合でも電
力消費を少くすることができる。
つまり、従来例では、スタンバイ状態でも撮像
動作状態でも全く同様に撮像管ヒータ3に定格電
力が与えられ、しかも、これに対して抵抗2によ
る電力消費も加算されていたが、本願の実施例に
よれば、撮像管のヒータ3はスタンバイ状態では
定格電力よりかなり小さな電力で予熱されるにす
ぎず、しかも、抵抗2による電力損失が全く無く
なるため、従来例に比して大きな節電効果が得ら
れるのである。なお、このとき、撮像管の一般的
な特性として、ヒータ3の予熱電力を定格値から
かなり少くしても、その動作立ち上り時間の増加
はそれ程著しくはないから、上記実施例における
如く、スタンバイ状態でのヒータ3の消費電力を
少くしたことによる不都合はほとんど生じない。
次に、第3図は本考案をさらに具体的に示した
一実施例で、高電圧発生回路6を、トランジスタ
9をスイツチング素子とするフライバツク方式の
直流電圧変換回路で構成したもので、その作用効
果などは第2図の実施例と同じであるから詳しい
説明は省略する。なお、この第3図において、1
0は高電圧出力端子である。
また、第4図は本考案の他の一実施例で、スタ
ンバイ状態と撮像動作状態のそれぞれの場合にお
ける撮像管のヒータ電圧を高電圧発生回路6の入
力側インピーダンス特性とほぼ独立に、しかも精
度良く制御し得るようにしたものであり、この第
4図において、11はヒータ3と並列に接続した
第1のトランジスタ、12は高電圧発生回路6の
電源入力側と並列に接続した第2のトランジス
タ、14,15は増幅用トランジスタ、16〜1
8は電圧分割用の抵抗であり、その他は第2図及
び第3図の実施例と同じである。
第1のトランジスタ11は撮像管のヒータ3と
並列になつているから、これがオンすればヒータ
3に流れる電流は少くなり、その減少割合はトラ
ンジスタ11の導通状態により定まる。
第2のトランジスタ12は高電圧発生回路6の
入力側に並列になつているから、これがオンすれ
ばヒータ3に流れる電流は増加し、その増加の割
合はトランジスタ12の導通状態により定まる。
そして、第1のトランジスタ11のベースはト
ランジスタ14を介して抵抗17と18の接続点
であるC点に結合され、第2のトランジスタ12
のベースはトランジスタ15を介して抵抗16と
17の接続点であるBに結合されている。
従つて、A点の電圧がB点の電圧より高くなろ
うとしたときには第2のトランジスタ12がオン
してA点の電圧をB点の電圧にほぼ等しい値に安
定化し、A点の電圧がC点の電圧より低くなろう
としたときには第1のトランジスタ11がオンし
てA点の電圧をC点の電圧にほぼ等しい値に安定
化するように働く。
一方、抵抗16〜18は直列に接続され、スイ
ツチ4が閉じられたときに電源1の電圧が印加さ
れるようになつている。そこで、抵抗16,1
7,18の抵抗値をそれぞれR16,R17,R
18とし、電源1の電圧をVOとすれば、B点の
電圧VBとC点の電圧VCは、それぞれ次式のよう
になり、VB>VCとなる。
VB=VOR17+R18/R16+R17+R18 ……(1) VC=VOR18/R16+R17+R18 ……(2) そこで、いま、スイツチ4が閉じられ、カメラ
がスタンバイ状態になつたとする。しかして、こ
の状態では、高電圧発生回路6のトランジスタ9
には駆動信号が供給されないから、高電圧発生回
路6は不動作のままであり、そのA点からみた電
源入力側インピーダンスはかなり高くなつている
ので、A点の電圧VAもかなり高くなり、VA>VB
になろうとする。
そこで、このときには第2のトランジスタ12
が導通し、それによりA点の電圧VAをB点の電
圧VBにほぼ等しい値に安定化する。
次に、スタンバイ状態からスイツチ5が閉じら
れてカメラが撮像動作状態に切換えられたとす
る。
これにより、トランジスタ9はオン・オフ動作
を行なつて高電圧出力端子10に高電圧を発生
し、これに伴なつて高電圧発生回路6のA点から
みた電源入力側インピーダンスはかなり低下する
のでA点の電圧VAも低下し、VA<VCになろうと
する。
そこで、今度は第1のトランジスタ11が導通
し、A点の電圧VAをC点の電圧VCにほぼ等しい
値に安定化する。
従つて、この第4図の実施例によれば、撮像管
のヒータに供給される端子電圧がスタンバイ状態
では抵抗16の電圧降下にほぼ等しく、撮像動作
状態では抵抗16と抵抗17の電圧降下の和にほ
ぼ等しく、それぞれ安定化されることになり、高
電圧発生回路6の電源入力側インピーダンス特性
などとほぼ無関係に常に正確な値に保つことがで
きる。
なお、上記実施例から明らかなように、本考案
における高電圧発生回路6は駆動信号が供給され
たときだけ動作して消費電力が増加する方式のも
のならどのようなものでもよく、例えばDC−DC
コンバータ方式のものでもよい。
また、上記実施例によれば、スタンバイ状態と
撮像動作状態とでの撮像管ヒータによる消費電力
の切換えがスイツチ5の開閉だけで自動的に行な
われ、他に余分なスイツチなどを必要としないか
ら構成が簡単でローコスト化が容易である。
以上説明したように、本考案によれば、簡単な
構成で電圧降下用抵抗による無駄な電力消費を無
くし、撮像管ヒータの予熱電力の自動切換を可能
にしたから、従来技術の欠点を除き、動作特性を
低下させることなく充分に節電効果をあげること
ができるテレビジヨンカメラをローコストで提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテレビジヨンカメラにおける電
源回路の一例を示す回路図、第2図は本考案によ
るテレビジヨンカメラの原理的構成による一実施
例を示す回路図、第3図はそのさらに具体的な一
実施例の回路図、第4図は本考案のさらに別の一
実施例を示す回路図である。 3……撮像管のヒータ、4……スタンバイ用ス
イツチ、5……撮像動作用スイツチ、6……高電
圧発生回路、7……駆動信号発生回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) カメラの動作状態をスタンバイ状態と撮像動
    作状態とに切換えるための切換装置を備えた撮
    像管方式のテレビジヨンカメラにおいて、撮像
    管のヒータを介して直列に動作電源電圧が供給
    されるように接続した高電圧電源用直流電圧変
    換回路と、該直流電圧変換回路を動作させるた
    めの駆動信号発生回路とを設け、上記切換装置
    によりカメラの動作状態が撮像動作状態に切換
    えられたときだけ上記駆動信号発生回路に動作
    電源電圧が供給されるように構成したことを特
    徴とするテレビジヨンカメラ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記撮像管のヒータと並列に接続した第1のトラ
    ンジスタと、上記直流電圧変換回路の電源入力
    側に対して並列に接続した第2のトランジスタ
    とを設け、上記撮像管のヒータ端子間電圧降下
    に応じて上記第1と第2のトランジスタの導通
    状態をいずれか一方づつ制御するように構成し
    たことを特徴とするテレビジヨンカメラ。
JP5256082U 1982-04-13 1982-04-13 テレビジヨンカメラ Granted JPS58155174U (ja)

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JP5256082U JPS58155174U (ja) 1982-04-13 1982-04-13 テレビジヨンカメラ

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JP5256082U JPS58155174U (ja) 1982-04-13 1982-04-13 テレビジヨンカメラ

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Publication Number Publication Date
JPS58155174U JPS58155174U (ja) 1983-10-17
JPH0233429Y2 true JPH0233429Y2 (ja) 1990-09-07

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ID=30063266

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JP5256082U Granted JPS58155174U (ja) 1982-04-13 1982-04-13 テレビジヨンカメラ

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