JPH0233370Y2 - - Google Patents

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JPH0233370Y2
JPH0233370Y2 JP11629883U JP11629883U JPH0233370Y2 JP H0233370 Y2 JPH0233370 Y2 JP H0233370Y2 JP 11629883 U JP11629883 U JP 11629883U JP 11629883 U JP11629883 U JP 11629883U JP H0233370 Y2 JPH0233370 Y2 JP H0233370Y2
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JP
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pin
stopper
azimuth
positioning
hole
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JP11629883U
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JPS6025216U (ja
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、指向性アンテナを静止衛星に向ける
衛星通信用アンテナ装置の方位回転軸ストツパに
関するものである。
従来、この種の衛星通信用アンテナ装置の方位
回転軸は1回転以上、即ち一般には1.5回転
(540゜)できるように構成されているものである。
この方位回転軸の回転を停止せしめる方位回転軸
ストツパは、方位回転軸の回転角が360度以上で
あるため、回転する方位回転軸を直接停止する爪
ストツパ機構や転倒ストツパ等が従来より用いら
れてきた。第1図は、これらのうち爪ストツパ機
構の要部を示す斜視図で、方位回転軸1の周囲を
回転するストツパ5のストツパ爪5′は、アジマ
スフレーム2に固定されたピン4により方位固定
軸3に固定された2本のピン6,6の間を回転す
るようになされ、方位回転軸1が回転しストツパ
5のストツパ爪5′がピン4またはピン6に接触
したときに、方位回転軸1が停止されるものであ
る。
方位回転軸1が反対方向に回転する場合には、
ストツパ爪5′は回転せず、方位回転軸1が約1
回転したときストツパ爪5′はピン4によつて回
転を始め反対側のピン6迄回転して停止するよう
になされている。このような爪ストツパ機構で
は、方位回転軸1の回りを自由に回転するストツ
パ爪5を要し、また転倒ストツパ機構では、図示
せざるも周知のように転倒機構に可動部分を有す
る複雑な構造であり、いずれも衝撃を吸収するの
が困難であり、更に方位回転軸1の角度検出に
は、爪ストツパ機構とは別に、駆動モータ10、
有歯ベルト9、有歯プーリ8による減速機構を介
して1回転形ポテンシヨ7を電気的回転角度以下
に減速して検出するものであるので、方位回転軸
1の基準方位と角度検出手段の1回転形ポテンシ
ヨの基準を一致させるには、装置組立後でなくて
は不可能であつた。更に船舶の動揺状態では、方
位回転軸1の移動で正確に調整できない等の欠点
があつた。
本考案は、上記従来の欠点を除去するためにな
されたもので、装置組立時に調整ができ、かつ保
守も容易にできる新規な衛星通信用アンテナ装置
の方位回転軸ストツパの提供を目的とし、方位回
転軸のストツパ、方位回転軸の角度検出、方位回
転軸と角度検出部の位置決め及び方位軸の固定の
各機能を方位固定軸から減速機構を介した同一軸
上に構成した構造を有することを特徴とするもの
で、以下図面により説明する。
第2図は、本考案による一実施例の要部を示す
斜視図で、第1図との同一部分については同一符
号を付してある。
図において、アジマスフレーム17は、駆動モ
ータ10により有歯ベルト9を介して方位固定軸
11の回わりを回転するようになされ、また方位
回転軸受部と方位回転軸駆動部及び回転ストツパ
部が組込まれている。
回転ストツパ部は、ストツパ部本体18に1回
転形ポテンシヨ7が取付けられ、このポテンシヨ
7に直結した玉軸受でストツパ部本体18に支え
られたすり割り付軸19に有歯プーリ8がねじ止
めされている。この有歯プーリ8は、有歯ベルト
9′と共に方位回転軸1の駆動部を構成し、スト
ツパピン12と180゜反対側の同心円上に位置決め
用ピン穴13が設けられ、有歯ベルト9′を介し
てアジマスフレーム17の回転角をポテンシヨ7
の電気的回転角度以下に減速している。
またストツパ部本体18には、有歯プーリ8の
位置決め用穴13と同心円上に弾性体のリングを
付けたピン14を設け、このピン14が上述のス
トツパピン12に上述の電気的回転角度以下で接
触するように配置されている。更にピン14の中
心には、位置決め用ピン穴15が設けられ、有歯
プーリー8の位置決め用穴13と一致させ、位置
決めピン16を挿入すると方位回転軸の基準とな
り、アジマスフレーム17の回転を拘束するよう
になされている。
以上述べたように、ポテンシヨの回転角(すす
なわちストツパの回転角)を自由に設定できるの
で、ストツパ部本体のピンに十分な強度と接触面
積を持つた弾性体リングの取付けが可能で、スト
ツパピンとの衝撃を十分に吸収できる。また位置
決めピンを用いることにより製造時には、ストツ
パ部単体で調整が可能となり、船舶動揺中の保守
時には、方位回転軸を基準方位に拘束したまま、
有歯プーリと軸とを結合しているねじをゆるめ軸
のスリ割りを利用して回転すればポテンシヨの調
整が簡易にできる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の衛星通信用アンテナ装置の方位
回転軸の回転を停止する爪ストツパ機構の要部を
示す斜視図、第2図は本考案による衛星通信用ア
ンテナ装置の方位回転軸ストツパの一実施例の要
部を示す斜視図である。 1……方位回転軸、2,17……アジマスフレ
ーム、3,11……方位固定軸、4,6,14…
…ピン、5……回転ストツパ、5′……ストツパ
爪、7……1回転形ポテンシヨ、8,9……有歯
プーリ、10……駆動モータ、12……ストツパ
ピン、13……位置決め用穴、15……位置決め
用ピン穴、16……位置決めピン、18……スト
ツパ部本体、19……すり割付軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動モータにより第1の有歯ベルトを介して方
    位固定軸の回りを回転するアジマスフレームに固
    着された位置決め用ピン穴を有する弾性体リング
    付ピンが固着されたストツパ本体と、上記ストツ
    パ本体の下部及び上部に、夫々同一軸上に固着さ
    れたポテンシヨ及びすり割付軸と、上記すり割付
    軸に固着された同心円上に180゜離間してストツパ
    ピン及び位置決め用穴を有し、第2の有歯ベルト
    を介して上記方位固定軸より減速して上記アジマ
    スフレームの回転角を上記ポテンシヨの電気的回
    転角度以下に減速して回転する有歯プーリとを具
    備し、上記ストツパ本体の弾性体リング付ピンは
    上記有歯プーリの位置決め穴と同心円上に、かつ
    上記ストツパピンと上記電気的回転角度以下に接
    触するように夫々配設され、上記ストツパ本体の
    弾性体リング付ピンの中心に設けられた位置決め
    用ピン穴と上記有歯プーリの位置決め用穴とを一
    致させ、上記位置決め用穴より上記位置決め用ピ
    ン穴に位置決めピンを挿入することにより方位回
    転軸の基準とするようになされたことを特徴とす
    る衛星通信用アンテナ装置の方位回転軸ストツ
    パ。
JP11629883U 1983-07-26 1983-07-26 衛星通信用アンテナ装置の方位回転軸ストッパ Granted JPS6025216U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11629883U JPS6025216U (ja) 1983-07-26 1983-07-26 衛星通信用アンテナ装置の方位回転軸ストッパ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11629883U JPS6025216U (ja) 1983-07-26 1983-07-26 衛星通信用アンテナ装置の方位回転軸ストッパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6025216U JPS6025216U (ja) 1985-02-20
JPH0233370Y2 true JPH0233370Y2 (ja) 1990-09-07

Family

ID=30268141

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11629883U Granted JPS6025216U (ja) 1983-07-26 1983-07-26 衛星通信用アンテナ装置の方位回転軸ストッパ

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JP (1) JPS6025216U (ja)

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JPS6025216U (ja) 1985-02-20

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