JP2546975Y2 - シェービングカッター測定用治具 - Google Patents

シェービングカッター測定用治具

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JP2546975Y2
JP2546975Y2 JP1990087126U JP8712690U JP2546975Y2 JP 2546975 Y2 JP2546975 Y2 JP 2546975Y2 JP 1990087126 U JP1990087126 U JP 1990087126U JP 8712690 U JP8712690 U JP 8712690U JP 2546975 Y2 JP2546975 Y2 JP 2546975Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はシェービングカッターの歯形や歯溝のフレ等
を測定するために使用されるシェービングカッター測定
用治具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、歯車を形成するシェービングカッターの歯形等
を測定するために使用される治具には第3図に示すよう
なものがあり、これは、規格で定められたシェービング
カッターSの取付け孔Hを係止する微細なテーパーを有
したアーバー21と、そのアーバー21を上下から支持する
センター22,23とからなる。
前記治具の使用を説明すると、シェービングカッター
Sの取付け孔Hをアーバー21に押通し、アーバー21の途
中で係止させる。次に、そのアーバー21の両端面をセン
ター22,23で支持してアーバー21およびシェービングカ
ッターSを回転自在にする。続いて、シェービングカッ
ターSの端面にダイヤルゲージGを当ててシェービング
カッターSの倒れをみることで、シェービングカッター
Sの基準出しを行っている。
以上のような手順にてシェービングカッターの基準出
しが終了した後、作業者が歯形測定機などでシェービン
グカッターの歯形等の測定を開始していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来の技術によると、次のような
問題点がある。
このようなシェービングカッターの基準出し方法で
は、シェービングカッター自体の重量が6kg〜8kgとかな
り重く、しかもアーバー自体も5kg前後の重量となり、
作業者が両センターにシェービングカッター並びにアー
バーをセットするには大変な苦労を必要とするばかりで
なく、シェービングカッターとセンターによって指を挟
むなどの危険がある。
また、ダイヤルゲージを当ててシェービングカッター
の倒れをみなければならないので、測定までの準備時間
がかかる。
本考案は前記問題点に鑑みてなされたもので、治具に
対するシェービングカッターの取付けを容易にすると共
に、指を挟むなどの危険を防止し、測定までの準備時間
を短縮することができるシェービングカッター測定用治
具を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記課題を解決するため、シェービングカッ
ターを測定する時に基準出しを行う治具において、螺子
部が形成され基準穴に挿通して基準出しされる軸と、シ
ェービングカッターを載置するために前記軸の途中に設
けられた鍔部と、前記鍔部に載置されたシェービングカ
ッターの孔の開口部より下方に位置して前記鍔部に形成
された突出部と、この突出部と前記孔の内周面との間に
嵌装され、前記シェービングカッターの芯出しを行うボ
ールゲージとからなる芯出し部と、この芯出し部の上方
に形成された前記孔の内周面との間の空間部と、前記軸
に螺嵌し、前記シェービングカッターを締め付け固定す
るナットと、前記シェービングカッターと前記ナットと
の間に介在し、前記シェービングカッターを固定する座
金部材とを有することを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、本体の軸を基準穴に挿通した後、本
体の鍔部にシェービングカッターを載置すると、前記突
出部とボールゲージからなる芯出し部により簡単にシェ
ービングカッターの基準出しが出来、着脱も容易であ
る。さらに、前記芯出し部の上方にはシェービングカッ
ターの孔との間に空間部が形成されるので、シェービン
グカッターと本体の軸との間で指を挟む等の危険がな
い。
〔実施例〕
本考案に係る一実施例を図面に基づいて説明する。
図面の第1図はシェービングカッター測定用治具の断
面図、第2図はシェービングカッター測定用治具の分解
斜視図である。
第1図に示すようにシェービングカッター測定用治具
Aは、シェービングカッターSを支持する本体1と、そ
の本体1にシェービングカッターSを取付けるボールゲ
ージ2、座金部材であるCリング3、ナット4とからな
る。
前記本体1は一端(下端)を基準台5の基準穴5aに押
通すると共に、他端(上端)に螺子部11aを形成した軸1
1と、その軸11の途中に設けてシェービングカッターS
を載置する鍔部12とからなり、この鍔部12の螺子部11a
側(上部側)には突出部13を形成している。また、鍔部
12は軸11と直交するように設けていると共に、一体的に
形成してあり、さらに、鍔部12は上面を平面にした円板
形状で、軽量化するために複数の孔12aを形成してい
る。
前記ボールゲージ2は本体1の鍔部11と螺子部11aと
の間に設けた突出部13に嵌挿してシェービングカッター
Sの孔Hに当接する複数個のボール14と、そのボール14
を遊嵌支持するリング状のケーシングとからなり、この
ボールゲージ2と突出部13により芯出し部が形成され、
この芯出し部により本体1の鍔部12上にシェービングカ
ッタを載置する場合に、芯振れもなく、容易に着脱可能
となる。
前記Cリング3は円板の中央から外周まで切り欠き部
3aを形成した略C形状で、軽量化するために複数の孔3b
を形成している。また、ナット4は軸11の螺子部11aに
螺合するようになっており、Cリング3を介してシェー
ビングカッターSを挟持するようになっている。
前記基準台5の基準穴5aは垂直に穿設してあり、その
底部には本体1を回転自在に支持するボール5bを載置し
ている。
次に、シェービングカッター測定用治具Aの使用およ
び作用を説明する。
基準台5の基準穴5aに本体1の軸11の他端を嵌挿して
本体1を基準台5に取付ける。本体1の鍔部12上面にボ
ールゲージ2を載置してボールゲージ2のボール14を突
出部13の外周面に当接させ、ボールゲージ2を突出部13
に嵌挿させる。ついで、シェービングカッターSの孔H
にボールゲージ2のボールが当接するようにして突出部
13に嵌挿しシェービングカッターSを鍔部11上面に載置
する。
その後、Cリング3の切り欠き部3aを軸11に差し込ん
で、Cリング3をシェービングカッターS上に位置さ
せ、先に螺子部11aに螺合したナット4を軽く締付け
る。
このようにして、シェービングカッターSの基準出し
が完了する。
そして、歯形測定などの測定時には基準孔5aの底部に
設けたボール5bにより、本体1がスムーズに回転するの
で、本体1を回転させて測定を行うことになる。
以上のように、基準台4の基準穴5aにより本体1を垂
直に支持し、シェービングカッターSを本体1の鍔部12
に支持するだけで、シェービングカッターSの基準出し
が容易に行える。
また、基準台5の基準穴5aの底部に単にボール5bを載
置するだけで、本体1が回転可能になるため、治具自体
並びにその治具に関連する装置例えば治具を回転させる
ためのセンター機構が不要となり、簡易な治具が提供で
きる。
なお、基準台5に穿設された基準穴5aおよび、その基
準穴5aに押通する本体1の軸11の仕上がり径やその軸の
軸線に対する鍔部12の直角度、それにボール14の径など
は厳しい公差内で仕上げられているのは無論のことであ
る。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成したので、次のような効果
がある。
本体の軸を基準穴に押通し、本体の鍔部にシェービン
グカッターを支持させ、ナットで固定することにより、
シェービングカッターの基準出しが容易に行うことがで
きる。
よって、アーバーの分の重量およびそのセットが軽減
でき、センターによって指を挟むなどの危険を防止でき
る。
また、ダイヤルゲージを不要とすることができるの
で、測定までの準備時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図および第2図は本考案の一実施例に係り、
第1図はシェービングカッター測定用治具の断面図、第
2図はシェービングカッター測定用治具の分解斜視図で
あり、第3図は従来の治具を示す斜視図である。 A……シェービングカッター測定用治具 S……シェービングカッター H……孔 1……本体、2……ボールゲージ 3……Cリング、3a……切り欠き部 3b……孔、4……ナット 5……基準台、5a……基準穴 5b……ボール 11……軸、11a……螺子部 12……鍔部、12a……孔 13……突出部、14……ボール

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シェービングカッターを測定する時に基準
    出しを行う治具において、 螺子部が形成され基準穴に挿通して基準出しされる軸
    と、 シェービングカッターを載置するために前記軸の途中に
    設けられた鍔部と、 前記鍔部に載置されたシェービングカッターの孔の開口
    部より下方に位置して前記鍔部に形成された突出部と、
    この突出部と前記孔の内周面との間に嵌装され、前記シ
    ェービングカッターの芯出しを行うボールゲージとから
    なる芯出し部と、 この芯出し部の上方に形成された前記孔の内周面との間
    の空間部と、 前記軸に螺嵌し、前記シェービングカッターを締め付け
    固定するナットと、 前記シェービングカッターと前記ナットとの間に介在
    し、前記シェービングカッターを固定する座金部材とを
    有すること、 を特徴とするシェービングカッター測定用治具。
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