JPH0232982A - ディスペンサー装置及びその詰め代え品容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、練り歯磨きのようなペースト状のハンド・ベ
ルト式のポンプであって、通常、根本部分により、又は
ピストンに接続された手段により下方に動かないように
されているロッドにて上方に引き上げられる内部ピスト
ンを何する前記ポンプに関する。

［従来の技術］ 近年、例えば、チーズのような食品、クリーム及びその
他の広い範囲に亘るペースト状及び粘性物質用のディス
ペンサー装置が去く使用されるようになっている。特に
、消費者が家庭で又旅行中に使用するための魅力的でか
つ使用し易い容器を提供する手に持つことの出来る（ハ
ンド・ベルト式の）ポンプが好まれている。

特に、練り歯磨き及びゲル（以下、便宜上、「づ−スト
」と呼ぶ）のような歯磨き開用のハンド・ベルト式ポン
プは消費者に非常に人気がある。これらポンプは従来の
チューブにとって代わりつつあるが、現在、チューブの
方が市販されているペーストポンプよりもはるかに安価
である。

［発明が解決しようとする課題］ ペーストポンプは消費者がチューブよりもペーストポン
プを好む理由となる特性を備えているため、該ポンプが
現在のチューブと同等又はそれより低置に製造可能な構
造にすることが出来るならば、かかるポンプの需要がさ
らに著しく増大することは確実である。

ペーストを取り出せるようにしたディスペンサーポンプ
は、一般に、米国特許庁において、クラス２２２の国際
分類クラスＧＯＩＦ　１１１００．Ｂ６７Ｄ　５／３２
に記載されている。この特許の典型的なものは、近年発
行された米国特許第４．５１１．０６８号、同第４．５
９８゜８４３号、同第４．４３７．５９１号、同第４．
６５７．１６１号である。

ペースト状材料用のポンプとして、現在幾つかの型式の
ものが販売されているが、詰め代え可能な型式のものは
一つもない。即ち、ポンプの中身が空になった場合、ポ
ンプを詰め代えるための手段が全くないため、そのポン
プ全体を廃棄しなければならない。ポンプ及びポンプ本
体の価格は比較的高価であるため、これは勿体ないこと
であり、新たな練り歯磨きその他のペースト状の物質の
入った詰め代え品容器を使用することにより、これらポ
ンプを再使用することが出来るならば、消費者には非常
な利益となる。即ち、消費者は真に購入を望む中身であ
る製品と共に、さらに別のポンプを新たに購入する代わ
りに、製品の充填された比較的安価な詰め代え品容器を
購入し、これをポンプに取り付けるだけでよい。その結
果、新たなポンプ機構を購入する費用を節約することが
出来る。

広く使用されている一型式のハンド・ベルト式ポンプは
、ピストンを貫通する切欠きロッドを上方に引き上げる
ために、ユーザがその上から力を加えなければならない
アクチュエータ機構を利用している。上記ピストンには
、該ピストンがアクチュエータにより引き上げられたと
き、切欠きに係合することにより、その後ピストンが下
方に動くのを阻止する「ドッグ」として公知の一連の根
水力、接続されている。別の実施例は平滑なロッドを採
用しており、この場合、該ドッグはピストンが下方に動
くのを阻止するのに十分な力にてワットを押圧する。か
くて、この型式のドッグはピストンをロッドの下方に引
っ張っても該ピストンは外れないようにする。従って、
底部に新しいピストンを有する詰め代え品容器を取り付
けるためには、上方に引き上げる型式のポンプの場合、
ピストンは取り外さなければならないが、当初のピスト
ンを取り外すことが出来ないため、この型式のポンプ用
の詰め代え品容器の開発は行われずにきた。上述のよう
に、詰め代え可能なポンプを提供することは極めて望ま
しいため、この技術的問題点は、大きな課題であったが
、本発明がなされるまで従来技術は解決することが出来
なかった。

このため、本発明の主たる目的は、ピストンドッグの解
放機構を提供することである。

本発明の別の目的は、切欠き又は平滑ロッドにより上方
に引き上げられ、かつドッグにより下方に動かないよう
にされるピストンを有する詰め代え可能なディスペンサ
ー装置を提供し、中身が空になったときの状態であるピ
ストンが該装置の頂部に位置するとき、ドッグが解放さ
れることにより、ピストンを取り外し、ディスペンサー
装置に詰め代え品容器を取り付けることが可能であるよ
うにする手段を提供することである。

本発明の別の目的は、当初のピストンを取り外して詰め
代え品容器を取り付けることにより、詰め代え可能な、
ペーストを取り出すためのディスペンサー装置を提供す
ることである。

本発明の別の目的は、ピストンを備える、ディスペンサ
ー装置用の詰め代え品容器を提供することである。

［課題を達成するための手段］ 本発明は、ポンプの中身が空になった後、ピストンドッ
グを取り外すことにより、ピストンを容易に取り外すこ
とが出来、新たなピストンを有する詰め代え品容器を元
のポンプ機構に容易に取り付は得るようにする新規な手
段を提供することである。

［実施例］ 本発明の上記及びその他の目的は、以下の詳細な説明、
図面及び特許請求の記載からから明らかになるであろう
。

第１図には、練り歯磨き又はその他のペースト状物質用
のハンド・ベルト式ポンプが全体として符号１０で図示
されている。

該ポンプ１０は本体壁１２を有し、円筒状であることが
望ましい外側本体１１を備えている。基部＋３８及び側
壁１６を有する詰め代え品容器１３が本体ｌｌ内に取り
付けられている。該側壁１６の上端の端末は基本的ポン
プ１１の本体壁１２のショルダ部１２ａに対して平らに
なっている。

詰め代え品容器１３は、そのねじ１７により本体１１に
固着されており、該ねじ１７は本体壁１２の適合するね
じに契合し、よって、詰め代え品容器を取り外すことが
出来る。

ポンプ１０はキャップ１４を備え、該キャップ１４はポ
ンプ１０の頂部に形成されたねじ１５から緩めて取り外
すことが出来る。使用するため、該キャップ１４を取り
外すと、アクチュエータ１９が露出し、該アクチュエー
タは指で押すことにより下方に動かすことが出来る。一
方、アクチュエータ１９は枢着ピン１９ａに取り付けら
れており、該枢着ピン１９ａを越えて伸長するアクチュ
エータの部分はロッド２０を上方に引き上げるレバーと
して機能する（具体的なレバー機構はここでは図示して
いないが、米国特許第４．４３７．５９１号、特に、第
２図に図示された型式のものとすることが出来る）。

ロッド２０は本体ロッドの支持体２５を貫通し、その後
ピストン２１の開口部の中央に取り付けられたカラー４
０の開口部を貫通する。該ロッド２０の端末は基部１３
に形成された凹所１３ｂに達している。

第１図乃至第４図の実施例において、ロッド２０には切
欠きが形成されていることが理解されよう。第３図及び
第４図を参照すると、ピストン２１は詰め代え品容器１
３の内壁１６に摺動可能に圧接し、ペーストＭがピスト
ンを通って下方に動（のを阻止するフランジ状のシール
装置ｆｉｅ２１ａ２１ｄを有している。

ピストン２１は上方に広がった端部５０を有する中央カ
ラー４０を備えている。該中央カラー４０はピストン２
１の下方にドッグストッパ４１を備エテいる。ピストン
２１はその下面に形成されたスロット４３を有し、該ス
ロット４３はド・ノブプレート４２を保持している。こ
のドッグプレート４２には、通常、ばね金属タブである
一連の可撓性ドッグ２４が取り付けられている。これら
可撓性ドッグ２４は第３図に符号６０で示した位置にお
いて、ロッド２０の切欠きに嵌まる。これらの切欠きは
切頭円錐形であるため、ロッドの上方への径が大きくな
り、ドッグが下方に動くのを阻止すると同時に、アクチ
ュエータ１９がロッドを上方に引き上げるときに、ドッ
グが上方に動くのを許容するリップ部分が形成される。

実際上、ド・ノブ２４は、こめリップ部分に圧接してい
るため、該ドッグ２４はロッド２ｏと共に上方に動き、
ド・ノブストツバ４１を上方に押圧する一方、該ド・ラ
グストツバ４１はドッグプレート４２及びピストン２１
を上方に引き上げることにより、ピストン２１を上方に
動かす。これにより、ペーストＭはノズル２３から押し
出される。

第１図及び第２図において、ペーストＭの一部は既に排
出されている。しかし、第４図には、ペーストＭが空に
なった状態の組立体が図示されている。ピストン２１は
インサート１６の頂部まで上昇し、カラー４０の広がっ
た上端４０ａはロッド支持体２５と当接する位置にある
。従来技術のディスペンサー装置においては、ドッグ２
４が依然ロッド２０の切欠きと係合した状態を保持する
ため、ピストン２１が下方に動（のを阻止する状態が維
持されるであろう。

しかし、本発明のドッグ４１は伸長部分４１ａを備えて
いる。ドッグストッパ４１はカラー４０の一体部分であ
り、かつ該カラー４０はピストン２１の開口部（カラー
４０はその上端４０ａがロッド支持体２５に係合したと
き、該穴を貫通して第３図の「上方」位置から第４図の
「下方」位置まで動くことが出来る）を貫通して下方に
動くことが出来るため、この後者が係合することにより
カラー４０は下方に押され、ピストン２１の開口部を貫
通して下方に動き、このとき、カラー４０の突起４０ｂ
がピストン２１の囲繞壁に形成された環状部分内にロッ
クされる。

カラー４０が下方に動くことにより、ドッグストッパ４
１も同様に下方に動く。この動きはカラー４０及びピス
トン２１が、符号６０で示した箇所にて互いにロックさ
れるまで続けられる。この位置において、ドッグストッ
パ４１の伸長部４１ａは第４図に図示するように、ドッ
グ２４を動かしてロッド２０から離反させることにより
、ド、ッグ２４はロッド２０の切欠きから解放される。

この位置に達したならば、ピストン２１カラー４０及び
ドッグストッパ４１はロッド２０の下方に引っ張って、
膣口・ノド２０から取り外すことが出来る。

上記取り外しが完了したならば、「基本的」ポンプ、即
ち、第１図のポンプ構成要素からピストン２１、カラー
４０及びドッグプレート４１を除いた構成要素は詰め代
え品容器を装填する用意が整う。第１図に図示された詰
め代え品容器の中身が空になったとき、ピストン２１及
びその他の上記構成要素を取り外す前に詰め代え品容器
１３を取り外す。これらの構成要素を取り外した後、第
２図の右側に図示したと同様の新たな詰め代え品容器を
基本的ポンプにねじ込む。この新たな詰め代え品容器は
その底部に配設された新しいピストン７０を有しており
、該ピストン７０は第３図及び第４図に図示したピスト
ン２１と同様に上記構成要素、即ち、カラー　ドッグス
トッパ及びドッグプレート、さらに新たなドッグ８０を
備えている。第２図に鎖線で示すように、ロッド２０が
新しいピストン７０の開口部を貫通するように、詰め代
え品容器１３を第２図の左側に示したポンプ１０内に挿
入して、ねじ込み、その後直ちにド・ノブ８０がロッド
２０に係合するようにする。その後、アクチュエータ１
９を操作すると、口・ノド２０は上方に引き上げられて
ペーストＭがポンプノズル２３から押し出される。

図示するように、平滑な（即ち、切欠き部分のない）ピ
ストンロッドを使用するが、第１図乃至第４図に図示し
たその他のポンプ構成要素は使用しないことも本発明の
範囲内である。かかる平滑なロッドを使用するディスペ
ンサー装置の好適な実施例が第５図及び第６図に図示さ
れている。第１図乃至第４図に図示したポンプのその他
の構成要素は同一であるため、第５図および第６図にお
いて、同様の部品は同様の符号にて図示されている。

第５図において、平滑なロッド２０′は該ロッド２０′
を押圧するドッグ２４により適所にしっかりと保持され
ている。第６図において、ピストンは頂部まで上昇し、
ドッグストッパ４１ａがドッグ２４を動かして平滑なロ
ッド２０′との係合状態を解放させることにより、ドッ
グ４０とロッド２０′とを接触させずに分離させている
。この時点にて、ピストンカラー４０及びドラストッパ
４１はロッド２０′の下方に引っ張って、該ロッド２０
’から取り外すことが出来る。このようにすれば、該デ
ィスペンサー装置は第１図乃至第４図の実施例に関して
説明した方法により詰め代え品容器を挿入することが出
来る。

詰め代え品容器１３は通常、その中身が漏れたり又は使
用不能にならないように保護するためのフォイルのよう
な適当な材料から成るカバー１３０を備えた状態にて販
売される。

従って、上記説明から、本発明の独創的な構成は詰め代
え可能なポンプの製造を可能１こし、消費者はポンプ機
構を一個購入すれば、その後はその基本的ポンプを利用
して、比較的安価な詰め代え品容器を購入するだけでよ
いから費用の点で消費者にとって著しい利点をもたらす
ものである。

詰め代え品容器１３は、金属又はプラスチックを含む適
当な任意の材料から形成することが出来る。特に、詰め
代え品容器が単一届の構造体である場合には、該詰め代
え品容器はポリプロピレン（ｐｐ）、ポリエチレン（Ｐ
Ｅ）及びその共重合体、又はポリエチレンテレフタレー
ト（ＰＥＴ）にて形成することが出来る。又、気体不透
過性の性質の層を有する、共押出成形法により製造され
た多層構造体から成る詰め代え品容器を提供することも
可能である。エチレンビニルアルコール（ＥＶＯＨ）　
、ナイロン（ＰＡ）のようなポリアミデス（ＰＡ）及び
塩化ビニリデン樹脂（ＰＣ）が優れた気体不透過性の性
質を提供する材料である。

この気体不透過性であることは、気体相に変化し、気体
透過性構造体を透過する可能性のある中身の特定の成分
が失われるのを防止することが望ましい場合に重要なこ
とである。

【図面の簡単な説明】

第１図は一部排出された詰め代え品容器を有する、本発
明のディスペンサー装置の一つの好適な実施例を示す一
部断面図とした平面図、第２図は左側に第１図のディス
ペンサー装置の基本的ポンプ機構を斜視図で示し、右側
に製品が完全に充填されたかかるディスペンサー装置の
詰め代え品容器を平面図で示す図、第３図はピストンロ
ッドに係合し該ピストンの下方への動きを阻止するドッ
グを示す第１図の線３−３に沿った断面図、第４図はピ
ストンがその行程の最上端に位置し、ドッグが解放され
た状態を示す第３図と同様の断面図、第５図は平滑なピ
ストンロッドを使用し、ドッグがピストンロッドに係合
し該ピストンの下方への動きを阻止する本発明の別の実
施例を示す、第３図と同様の断面図、第６図はピストン
がその行程の最上端に位置し、ドッグが解放された状態
を示す第５図の実施例を示す、第４図と同様の断面図で
ある。 １０：ポンプ １２：本体壁 １３；詰め代え品容器 １３ａ：基部 １３ｂ：凹所 １８：ねじ部分 １９ａ：枢着ビン ２１：ピストン ２１ａ−２１ｄ：シール装置 ２５：本体ロッド支持体 １１：外側本体 １２ａ：ショルダ部 １４：キャップ １７：ねじ部分 １９：アクチュエータ ２０：ロッド ４０：カラ− ：ドッグストツバ ドッグプレート ４３ニスロツ ト 外ｑ名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ディスペンサー装置であって、本体と、前記本体に
   取り付けられた頭部と、ピストンと、前記ピストンを貫
   通するロッドと、前記ピストンを前記頭部に向けて上方
   に引き上げるアクチュエータ手段と、該装置がその内部
   に残る中身を有するとき前記ロッドに係合して該ピスト
   ンの下方への動きを阻止する可撓性手段と、及びピスト
   ンがその行程の最上点に達したとき、前記可撓性手段を
   動かして前記係合状態から離脱させる手段と、を備える
   ことを特徴とするディスペンサー装置。 ２、前記本体がその上端付近に設けられた内部ショルダ
   部と、前記内部ショルダ部に係合したとき、下方に動き
   得るようにピストンに配設されたカラーと、を備えるこ
   とを特徴とする請求項１記載のディスペンサー装置。 ３、前記カラーが、前記内部ショルダ部に係合したとき
   、前記可撓性手段を押してロッドから離反させる伸長部
   を有するドッグストッパを備えることを特徴とする請求
   項２記載のディスペンサー装置。 ４、詰め代え品容器を受け入れ得るようにしたことを特
   徴とする請求項１から３のいずれかに記載のディスペン
   サー装置。 ５、引き上げロッドを有する詰め代え可能なディスペン
   サー手段用の詰め代え品容器であって、閉じた底部と、
   一体の側壁と、開放した頂部とを備え、前記ロッドを受
   け入れるための開口部を有するピストンが内部に配設さ
   れていることを特徴とする詰め代え品容器。 ６、前記ピストンが、前記ロッドに係合し、通常の使用
   中、該ピストンが下方に動くのを阻止するように接続さ
   れた可撓性手段を有することを特徴とする請求項５記載
   のディスペンサー装置。 ７、ピストンが、ドッグ手段を有する可動のカラーを囲
   繞し、前記カラーがピストン内で下方に動くことにより
   、該ドッグ手段を下方に動かし、該ドッグ手段が可撓性
   手段を動かして、前記ロッドとの係合状態を離脱させる
   ようにしたことを特徴とする請求項６記載のディスペン
   サー装置。 ８、詰め代え品容器がＰＥ、ＰＰ、ＰＰとＰＥの共重合
   体、及びＰＥＴから成る群から選択された重合体を有す
   る材料にて形成されることを特徴とする請求項５記載の
   詰め代え品容器。 ９、前記詰め代え品容器が少なくとも一部、多層の材料
   にて形成され、少なくとも１つの層が気体不透過性材料
   であることを特徴とする請求項５記載の詰め代え品容器
   。 １０、前記気体不透過性材料がＥＶＯＨ、ＰＡ及びＰＣ
   から成る群から選択されることを特徴とする請求項９記
   載の詰め代え品容器。 １１、ロッドが切り欠いていることを特徴とする請求項
   １から３及び請求項６から１０のいずれかに記載のディ
   スペンサー装置及び詰め代え品容器。 １２、ロッドが平滑であることを特徴とする請求項１か
   ら３及び請求項６から１０のいずれかに記載のディスペ
   ンサー装置及び詰め代え品容器。