JPH0232945B2 - - Google Patents

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JPH0232945B2
JPH0232945B2 JP56206160A JP20616081A JPH0232945B2 JP H0232945 B2 JPH0232945 B2 JP H0232945B2 JP 56206160 A JP56206160 A JP 56206160A JP 20616081 A JP20616081 A JP 20616081A JP H0232945 B2 JPH0232945 B2 JP H0232945B2
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JP
Japan
Prior art keywords
powder
gun
gas
coating
hose
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP56206160A
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English (en)
Other versions
JPS58109164A (ja
Inventor
Masanobu Myake
Minoru Myauchi
Akinori Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Electric Equipment Corp
Original Assignee
Toshiba Electric Equipment Corp
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Application filed by Toshiba Electric Equipment Corp filed Critical Toshiba Electric Equipment Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は塗装むらや塗布量のばらつきをなくし
た粉体静電塗装方法に関する。
発明の技術的背景とその問題点 被塗装体たとえば管球バルブ内面に粉体を静電
塗装する場合、粉体をタンクに収納し、このタン
クから輸送ホースを経て塗装用ガンに接続し、空
気などの気体流によつて上記粉体を輸送ホースを
経てガンから噴射し、この噴射した粉体をガンの
コロナピンによつて帯電させてからバルブ内面に
接触させて塗装していた。このように、粉体をタ
ンクからガンに輸送する際、粉体に含まれている
水分の影響や、粉体と輸送ホースなどの輸送系内
面との摩擦による静電気のため、粉体がホースや
ガンの内面に付着する。また、粉体の噴射が終
り、次の噴射が始まるまでの間気体流が止まるの
で、輸送途中の粉体がホースやガンの中に残留す
る。このため、次に粉体を噴射するとき、噴射さ
れる量が変化する場合があり、この結果、塗膜の
膜厚がばらつく欠点がある。
特に、ホースやガンの内面に静電気や水分など
によつて付着した粉体は塗装中気体流によつて剥
離する量が一定していないため、時々粉体の噴射
量が異状に多くなる場合がある。このような現象
は一定の間隔で安定に噴射している状態ではあま
り発生しないが、塗装の休止時間が少し長いとか
なりの頻度で発生する。
この対策として、たとえば特公昭55−23106号
公報に見られるように、粉体輸送用の気体は常時
流しておき、塗装するときだけ必要量の粉体を気
体流中に供給する方法が知られている。この方法
は確かにホースやガン内面への粉体の付着量を少
なくすることができ、製品の不良も少なくなる利
点がある。しかしその反面、使用する輸送用気体
の使用量が膨大になるため経費が多く必要であ
る。また、気体を常時流すため、塗装しないとき
には気体流に含まれている粉体をバグフイルタな
どによつて補集しなくてはならないため、設備が
大形になり、また補守も必要になり、これらもコ
スト上昇の原因となる。
また、別の方法としてホースなどをバイブレー
タによつて常時あるいは間欠的に振動させる方法
もある。この方法ではホースなどへの粉体の付着
はある程度減少し歩留りもそれだけ向上するが未
だ充分ではない。さらに、別の方法として塗装時
と塗装時との中間において粉体の流れと同方向に
気体を短時間パルス的に流し、ホースやガンなど
の内部を清掃する方法がある。この法は極く一般
的で、上述の従来方法のように、気体を常時流し
ていないため、気体の消費量が少なくてすむが、
一旦ホースなどの内面に付着した粉体は多少の気
体流では充分に除去できないばかりでなく、ホー
スなどの内部に残留た粉体はガンから排出されて
むだになり、このむだになつた粉体は決して少な
くない。したがつて、必然的に気体や粉体の使用
量が大幅に増加する。
発明の目的 本発明は比較的少ない気体を用いてホースやガ
ン内に付着または残留した粉体を有効に除去して
塗装むらや塗布量のばらつきを解消して安定した
塗装を行なうことを目的とする。
発明の概要 ガン側からタンク側〜向つて間欠的に気体を逆
流させることにより、輸送ホースおよびガン内に
付着または残留した粉体をタンク側に吹き戻すこ
とによつて除去することである。
発明の実施例 本発明の詳細を図示の電球バルブの散光膜塗布
を参照して説明する。
まず、塗装装置を第1図によつて概説する。1
はシリカ微粒子などの粉体、2はこの粉体1を収
容したタンク、3はこのタンク2の底部に設けら
れ粉体1を空気すなわち気体と混合してタンク2
の頂部に設けたチエンバ4に供給する混合ベンチ
ユリ、5はチエンバ4内の粉体1と気体との混合
物に空気すなわち気体を混合して後述するガンに
供給する供給ベンチユリ、6はこのベンチユリ5
の出口に接続したたとえばゴム製の輸送ホース、
7はこのホース6の端末に接続した逆流器、8は
この逆流器7に接続して電球バルブすなわち被塗
装体9に対向した塗装用ガン、10はこのガン8
に高電圧を印加する静電塗装用電源である。
上記逆流器7は第2図に拡大して示すように、
金属、合成樹脂などからなる塊状の本体7aに主
流路7bを貫通するとともに逆流路7cをこの主
流路7bに対し角度2で斜交させ、主流路7bの
入口には接続部材7dを介して輸送ホース6に接
続し、主流路7bの出口には接続部材7eを介し
てガン8の接続部材8aに接続し、逆流路7cに
は高圧気体を吹込む逆流ノズル7fを接続してあ
る。そして、αは気体を有効に逆流させるために
10゜〜60゜の角度が望ましい。
つぎにこの装置の作用を説明し、併せて帯留粉
体除去の作用を説明する。混合ベンチユリ3を作
動してチエンバ4内に粉体1を浮遊させ、ついで
電源10を作動してガン8に高電圧を印加する。
そして、ガン8に被塗装体9を装着してその外面
を接地し、供給ベンチユリ5に作動用空気を送り
込んでチエンバ4内の浮遊粉体1を気体とともに
輸送ホース6、逆流器7を介してガン8に供給
し、ここで粉体1に電荷を付与して噴射し、被塗
装体9内面に吹き付けて静電塗装する。そして、
静電塗装が終れば供給ベンチユリ5を停止し、被
塗装体9を取り去る。このようにして、塗装作業
を続行する。
しかして、上述の塗装中、輸送ホース6、逆流
器7の主流路7b、ガン8など粉体流路の内面に
おいて、たとえば第3図示のホース6のように、
電気的理由や水分の影響などにより内面に粉体1
aが付着する。この付着粉体1aの堆積はその流
れ方向(破線で示す。)に次第に厚くなる山形を
なす。そして、この堆積は時間とともに次第に厚
くなる。また、塗装を停止したとき、上述の粉体
流路内に存在した粉体は供給ベンチユリ5を停止
すると短時間のうちに沈降して残留粉体1bとな
つて流路内に堆積する。
そこで、塗装が終つたら次の塗装が始まる前に
逆流器7の逆流ノズル7fから気体を短時間吹き
込む。すると、吹き込まれた気体は逆流器7の主
流路7bから輸送ホース6を経て供給ベンチユリ
5に至り、ここからタンク2に逆流する。このと
き、主流路7bと逆流路7cとは斜交しているの
で気体の吹き込みによつてベンチユリ効果を生
じ、ガン8の噴射口から外気を吸い込む。これら
逆流ノズル7fから吹き込まれた気流とガン8か
ら吸い込まれた気流とのため、ガン8、主流路7
b、輸送ホース6などの粉体流路内に沈積した付
着粉体1aと残留粉体1bとはこの逆気流によつ
て吹き飛ばされてタンク2に帰還する。しかし
て、付着粉体1aは電気力あるいは水分などによ
つて付着しているので、比較的強固に付着してい
るが、堆積の山は図示のように逆気流の風上側が
垂直に近い三角形をなしているので、この堆積は
逆気流によつて風上側から容易に剥離する。した
がつて、極く短時間気体を逆流させるだけで粉体
流路内の付着粉体1aや残留粉体1bをほとんど
完全にタンク2に戻すことができる。したがつ
て、次の塗装のときは粉体流路が清浄になつてい
るので、粉体1の異状噴射がなく、塗布むらや塗
布量の不均一がない。また、粉体流路内の付着粉
体1aや残留粉体1bがタンク2に回収されるの
で粉体1のむだがほとんどない利点もある。
つぎに実験例について説明する。上述の実施例
において使用する気体を空気とし、逆流器7の逆
流ノズル7fに吹き込む空気の圧力を2Kg/cm2
吹き込む時間を0.6秒に設定してバルブ910000個
を塗装したところ、粉体1の噴射量が多すぎて不
良となつたものは皆無で非常に良い結果を得た。
なお、前述の実施例において塗装が1回終るご
とに逆流器に気体を吹き込んで逆流させたが、実
状により、2〜3回の塗装につき1回気体を逆流
させてもよい。また、ホース内面やガン内面が導
電性であつても非導電性であつても粉体の付着や
残留が生ずるので、本発明はいずれの場合でも有
効である。さらに、逆流器はガン内に一体に組込
むことが望ましく、この場合粉体の掃除効果は一
層大きくなる。また、逆流させた気体がタンクに
収容しきれない場合は、タンク内の気体をサイク
ロンを通して外界に逃がし、回収された粉体をタ
ンクに戻せばよい。
発明の効果 本発明の粉体静電塗装方法はガン側からタンク
側へ向つて間欠的に気体を逆流させるので、輸送
ホースおよびガン内に付着または残留た粉体を逆
流気体によつて吹き飛ばして除去するので、粉体
の噴射量が常に均一で、したがつて塗布むらや塗
布量の不均一がなく、安定した塗装ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の粉体静電塗装方法の一実施例
の説明図、第2図は同じく逆流器の断面図、第3
図はホース内に粉体が付着または残留した状態を
示す説明図である。 1……粉体、2……タンク、5……供給ベンチ
ユリ、6……輸送ホース、7……逆流器、8……
塗装用ガン、9……被塗装体、10……塗装用電
源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タンクに収容された粉体を輸送ホースを経て
    塗装用ガンから噴射して静電塗装する工程におい
    て、上記ガン側から上記タンク側へ向つて間欠的
    に気体を逆流させ上記輸送ホースおよび上記ガン
    内に付着または残留した上記粉体を除去すること
    を特徴とする粉体静電塗装方法。 2 気体の逆流は1回の塗装が終るたびに行なう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の粉
    体静電塗装方法。
JP20616081A 1981-12-22 1981-12-22 粉体静電塗装方法 Granted JPS58109164A (ja)

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JP20616081A JPS58109164A (ja) 1981-12-22 1981-12-22 粉体静電塗装方法

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JP20616081A JPS58109164A (ja) 1981-12-22 1981-12-22 粉体静電塗装方法

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Publication Number Publication Date
JPS58109164A JPS58109164A (ja) 1983-06-29
JPH0232945B2 true JPH0232945B2 (ja) 1990-07-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE9411878U1 (de) * 1994-07-22 1995-11-23 Pohlmann, Rolf, 58452 Witten Vorrichtung und Anordnung zum Trocknen der Rohrleitungen des Gasleitungssystems eines Hauses

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237944A (en) * 1975-09-19 1977-03-24 Fuji Photo Film Co Ltd Method for removing powder in electrostatic powder coating

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JPS5237944A (en) * 1975-09-19 1977-03-24 Fuji Photo Film Co Ltd Method for removing powder in electrostatic powder coating

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JPS58109164A (ja) 1983-06-29

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