JPH0232690A - 静止画電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、構内回線や一般電話回線に接続され、相互に
静止画を伝送することのできる静止画電話装置の改良に
関する。

〈従来の技術〉 従来、このような静止画電話装置としては第３図に示す
ようなものものがある。この静止画電話装置は、被写体
像を撮像部１０１でアナログ映像信号に変換したのちＡ
／Ｄコンバータ１０２でディジタル映像信号に変換し、
このディジタル映像信号をフィールドメモリ１０３に入
力する。上記フィールドメモリ１０３に入力されたディ
ジタル映像信号は通常Ｄ／Ａコンバータ１０４でアナロ
グ映像信号に変換されたのち表示部１０５で表示される
。そして操作部１０６で画像データ送信の指示が行われ
ると、上記Ａ／Ｄコンバータ１０２からのディジタル映
像信号は、上記フィールドメモリ１０３でフリーズされ
、処理部１０７で符号化され伝送フォーマット化される
。この伝送フォーマット化された信号は変復調部１０８
で変調されたのち回線制御部１０９を介して電話回線１
１１に送出される。

上記回線制御部１０９は、通常、音声通話の為に電話部
１１０を電話回線１！ｌに接続しているが、上記画像デ
ータ送信中は電話機１」０を電話回線１１１から切り離
す。一方、音声通話時、上記回線制御部１０９は、相手
装置からの画像データ受信要求信号を検出すると、音声
通話中の電話部ｌｌＯを電話回線１１１から切り離し、
変復調部１０８と電話回線１１１を接続し、画像データ
受信に備える。そしてこの電話回線ＩＩＩから入力され
た画像データは上記変復調部１０８で復調され、処理部
１０７で映像信号に変換されフィールドメモリ１０３に
入力される。そしてこのフィールドメモリ１０３から出
力されたディジタル映像信号はＤ／Ａコンバータ１０４
を介してアナログ映像信号に変換され表示部１０５で表
示される。

この様に上記表示部１０５には、撮像ＫＥｆＱ＋で入力
された自画像動画か、この自画像動画のうちのある時点
でフィールドメモリ１０３で記録された自画像静止画か
、または相手端末より伝送されてきた相手画像静止画が
表示される。

〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、上記従来の静止画電話装置でメモや地図など
の原稿情報を伝送する場合には、撮像部１０１でこれら
の原稿情報を撮影し、画像データとして相手装置に伝送
するため、符号化復号化方式が効率よく適用されないと
か、解像度がとれないといった問題や、伝送する画像デ
ータのアトリビュートな情報としての原稿情報を画像デ
ータと同時に伝送できないという問題がある。

そこで、この発明の目的は、原稿情報を効率よく符号化
し、画像情報と共に伝送することができ、また、伝送さ
れてきた原稿情報と画像情報の両方を同時に表示できる
ようにした静止画電話装置を提供することにある。

く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明は、被写体を撮影し
てビデオ信号に変換する撮像部と、上記ビデオ信号をデ
ィジタル信号に変換するＡ／Ｄコンバータと、上記Ａ／
Ｄコンバータによってディジタル化された画像データや
電話回線を介して伝送されてきた画像データを蓄積する
蓄積手段と、上記蓄積手段から読み出されたディジタル
画像信号をビデオ信号に変換するＤ／Ａコンバータと、
Ｄ／Ａ変換されたビデオ信号を表示する表示手段と、上
記蓄積手段に蓄積された画像データを符号化する一方、
上記電話回線を介して伝送されてきた画像データを復号
化する画像データ符号化・復号化手段と、符号化された
画像データを上記電話回線を通して伝送するデータ伝送
手段を備えた静止画電話装置において、原稿情報を入力
する原稿情報人力手段と、上記原稿情報入力手段によっ
て入力された原稿情報や電話回線を介して伝送されてき
た原稿情報を記録する原稿情報記録手段と、上記原稿情
報入力手段によって入力された原稿情報を符号化する一
方、上記電話回線を介して伝送されてきた原稿情報を復
号化する原稿情報符号化・復号化手段と、上記符号化さ
れた原稿情報を上記符号化された画像データと共に上記
データ伝送手段を介して伝送する一方、上記原稿情報入
力手段によって入力された原稿情報や上記原稿情報符号
化・復号化手段によって復号化された原稿情報を上記蓄
積手段に蓄積する制御手段と、上記蓄積手段に蓄積され
た画像データと原稿情報との両方、あるいはどちらか一
方を選択して上記表示部に出力する切替手段を備えたこ
とを特徴としている。

く作用〉 撮像部で撮影され、ビデオ信号に変換された画像データ
を画像データ符号化・復号化手段が符号化し、原稿情報
入力手段によって入力された原稿情報を原稿情報符号化
・復号化手段が符号化する。

次に、制御手段が、上記符号化された原稿情報を上記符
号化された画像データと共にデータ伝送手段を介して伝
送する。

一方、電話回線を介して伝送されてきた画像データと原
稿情報をそれぞれ画像データ符号化・復号化手段と原稿
情報符号化・復号化手段が復号化し、この復号化された
画像データと原稿情報を蓄積手段が蓄積する。そして、
切替手段が、上記蓄積手段に蓄積された画像データと画
像情報の両方、あるいはどちらか一方を選択して表示手
段に出力する。

従って、原稿情報を画像情報と共に伝送し、同時に表示
することができるので、原稿情報を画像情報のアトリビ
ュートな情報として扱うことができ、より質の高い情報
交換が可能となる。

〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。

第１図はこの発明の静止画電話装置の一実施例の回路構
成を示すブロック図である。

この静止画像電話装置における撮像部１０１１Ａ／Ｄコ
ンバータ１０２、Ｄ／Ａコンバータ１０４、表示部１０
５、変復調部１０８、回線接続部１０９および電話部１
１０は第３図に示す従来例のものと同一である。

この静止画電話装置は原稿情報取込部Ｉを備え、この取
込部ｌで取り込んだ原稿情報を処理部４が原稿情報に適
した符号化方式で符号化して内部に蓄積する。

上記原稿情報取込部１は原稿読取装置でもよく、また、
手書き文字入力装置でもよい。上記処理部４に蓄積され
た、符号化された原稿情報は操作部３の指示により必要
に応じてフィールドメモリ５の原稿情報メモリ部に書き
込まれる。このフィールドメモリ５に書き込まれた原稿
情報と、撮像部１０１で撮影されＡ／Ｄコンバータ１０
２を介してこのフィールドメモリ５の画像情報メモリ部
に書き込まれた画像情報はマルチプレクサ６で選択され
、Ｄ／Ａコンバータ１０４を介して表示部ｌＯ５で表示
される。この場合、操作部３によりマルチプレクサ６を
制御することにより、画像情報のみを表示したり原稿情
報のみを表示したりあるいはその両方を同時に表示でき
るようになっている。

一方、上記原稿情報取込部ｌで取り込まれた原稿情報は
必要に応じて操作部３の操作により原稿情報記録部２で
記録されるようになっている。

また、操作部３で“画像原稿情報混在送信”を選択する
ことにより、上記フィールドメモリ５の画像情報メモリ
部に書き込まれた画像情報が処理部４によって画像情報
に適した符号化方式によって符号化され、上記処理部４
に蓄積されている符号化された原稿情報と共に、変復調
部１０Ｂ、回線制御部１０９、回線１１１を介して相手
装置に伝送される。

一方、相手装置から伝送された画像原稿情報混在データ
は回線１１１、回線制御部１０９を通り、変復調部１０
８で復調され処理部４に入力される。

処理部４に入力された画像原稿情報混在データは画像情
報および原稿情報のそれぞれに対応した復号化方式によ
り復号化され、上記フィールドメモリ５の画像情報メモ
リ部と原稿情報メモリ部に書き込まれる。そして、この
フィールドメモリ５に書き込まれた情報は上述した自画
像の場合と同様にマルチプレクサ６、Ｄ／Ａコンバータ
１０４を介して表示部１０５に出力される。

上記画像原稿情報混在データの表示例を第２図に示す。

画像情報の内容を第２図（ａ）とし、原稿情報の内容を
第２図（ｃ）とした場合、混在データの内容は第２図（
ｂ）−１、（ｂ）−２のようになる。そして、画像原稿
情報混在モードでは、操作部３を操作することにより、
マルチプレクサ６によって第２図（ａ）、（ｂ）　−１
、（ｂ）　−２、（ｃ）等の表示モードの選択が可能で
ある。

このように、画像情報を伝送するだけでなく、画像情報
と共に原稿情報を伝送し、伝送されてきた画像情報と原
稿情報を同時に表示できるので、より多くの情報を同時
に伝えることができ、操作性、利便性を上げることがで
きる。

〈発明の効果〉 以上より明らかなように、この発明の静止画電話装置は
、原稿情報を原稿情報入力手段を用いて入力し、原稿情
報に適した符号化方式で符号化して伝送するので効率の
良い伝送が行える。また、上記原稿情報を画像情報と共
に伝送し、伝送されてきた原稿情報と画像情報を同時に
表示できるので、原稿情報を画像情報のアトリビュート
な情報として扱え、より質の高い情報交換が可能となる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図、第２図は上記実施例における表示画面の例を示す図
、第３図は従来例の回路構成を示すブロック図である。 ｌ・・・原稿情報取込部、２・・・原稿情報記録部、３
・・操作部、４・・・処理部、５・・・フィールドメモ
リ、６・・・マルチプレクサ、１０１・・・撮像部、１
０２・・Ａ／Ｄコンバータ、 １０４・・・Ｄ／Ａコンバータ、１０５・・・表示部、
１０８・・変復調部、１０９・・・回線制御部、１１０
・・・電話部、１１１・・・回線。 特　許　出　願　人　　シャープ株式会社代　理　人　
弁理士　　青白　葆　ほか１名第 図 （ａ） （ｂ）　−１ （ｂ）−２ （Ｃ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）被写体を撮影してビデオ信号に変換する撮像部と
   、上記ビデオ信号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄコ
   ンバータと、上記Ａ／Ｄコンバータによってディジタル
   化された画像データや電話回線を介して伝送されてきた
   画像データを蓄積する蓄積手段と、上記蓄積手段から読
   み出されたディジタル画像信号をビデオ信号に変換する
   Ｄ／Ａコンバータと、Ｄ／Ａ変換されたビデオ信号を表
   示する表示手段と、上記蓄積手段に蓄積された画像デー
   タを符号化する一方、上記電話回線を介して伝送されて
   きた画像データを復号化する画像データ符号化・復号化
   手段と、符号化された画像データを上記電話回線を通し
   て伝送するデータ伝送手段を備えた静止画電話装置にお
   いて、 原稿情報を入力する原稿情報入力手段と、 上記原稿情報入力手段によって入力された原稿情報や電
   話回線を介して伝送されてきた原稿情報を記録する原稿
   情報記録手段と、 上記原稿情報入力手段によって入力された原稿情報を符
   号化する一方、上記電話回線を介して伝送されてきた原
   稿情報を復号化する原稿情報符号化・復号化手段と、 上記符号化された原稿情報を上記符号化された画像デー
   タと共に上記データ伝送手段を介して伝送する一方、上
   記原稿情報入力手段によって入力された原稿情報や上記
   原稿情報符号化・復号化手段によって復号化された原稿
   情報を上記蓄積手段に蓄積する制御手段と、 上記蓄積手段に蓄積された画像データと原稿情報との両
   方、あるいはどちらか一方を選択して上記表示部に出力
   する切替手段を備えたことを特徴とする静止画電話装置
   。