JPH0394565A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のファクシミリ値の原稿読取手段は、内蔵
する原稿読取部によるものに限られていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のファクシミリ装置では、原稿読取部が固
定されており、読取部で読取ることのできなかった大き
な原稿や、立体の被写体については縮小コピーあるいは
写真撮影などにより縮小平面化した原稿を読取部で読取
らせる必要があり、手間がかかるばかりでなく無駄な副
産物を生じていた。また、画像入力手段として撮像管を
用いた場合には装置間で特殊なインタフェースおよび画
像変換処理を必要とするばかりでなく、読取った画像範
囲を確認する手段がないために、装置の規模が大きくな
るという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のファクシミリ装置は、アナログ電話帯域の静止
画映像通信装置を接続するための通信網制御部と、前記
静止画映像通信装置間の手順信号及び画像情報のやりと
りに際し音声帯域のアナログ信号とディジタル信号とを
変換する変・復調部と、前記静止画映像通信装置からの
多階調の画像情報を２値の画素信号に変換する符号変換
部とを有し、前記静止画通信装置で読取った画像情報を
原稿読取情報として送信および記録を行う。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。第１図
は本発明の一実施例のブロック図である。

第１図において、本ファクシミリ装置は読取部１符号化
・復号化部２、変・復調部３、通信網制御部４、記憶部
５、記録部６、符号変換部７、変・復調部８、通信網制
御部９、操作部１０、端末制御部１１を有して構成され
、通信網１２を通じて相手端末に接続される。また、静
止画テレビ電話１３は通信網制御部９を介して本体と接
続される。

次に、装置内蔵の読取部１により画像入力を行い、送信
する場合について説明する．読取部１で読取られた画像
情報を一旦、記憶部５へ格納した後に、記憶部５から符
号化・復号化部２および変・復調部３を通じて通信網制
御部４へ導びかれる。このとき、通信網制御部４はスイ
ッチＣＭＬ１をｂ側に接続することで変・復調部３から
の画像情報を通信網ｌ２を通じて相手端末に送信する。

次に、外部に接続された静止画テレビ電話１３により画
像入力を行い送信する場合について説明する。外部に静
止画テレビ電話１３が接続される場合には通信網制御部
９はスイッチＣＭＬ−２をｂ側に接続しておき、内蔵す
る直流電源Ｅｂにより直流電圧をＴＥＬ端子を介して静
止画テレビ電話１３へ供給する。静止画テレビ電話１３
は変・復調部８から発するデュアルトーンＤＴに対して
自動応答し、変・復調部８との間で手順信号のやりとり
を行う。このとき、変・復調部８は、端末制御部１１か
らの指示により、静止画テレビ電話１３に対してポーリ
ング制御手順を実行し、画像読取動作および画像情報の
送出を依頼する。静止画テレビ電話１３から送出される
音声帯域の多階調アナログ画像情報は通信網制御部９を
通じて変・復調部８に導びかれ多階調のディジタル信号
に変換される。得られた多階調のディジタル画像情報は
符号変換部７により２値の画素信号に分解・変換され記
憶部５へ一旦格納された後に、符号化・復号化部２、変
・復調部３および通信網制御部４を通じて通信ＩｌｉＩ
１２へ送出される。

次に、静止画テレビ電話１３により画像入力を行い記録
媒体にローカルプリントする場合について説明する。静
止画テレビ電話１３により画像入力を行い送信した場合
と同じ手順により記憶部５に格納された画像情報を、記
録部６に導びくことで記録紙にローカルプリントを実現
する。

第２図は本実施例のファクシミリ装置と外部に接続され
た静止画テレビ電話間のポーリング制御手順を説明のた
めの図であり、電信電話技術委員会勧告のアナログ電話
帯域静止画映像通信方式に沿ったものである。ファクシ
ミリ装置側からのデュアルトーンＤＴにより静止画テレ
ビ電話は自動応答し、拡張制御情報Ｃｌをファクシミリ
装置側へ返し、静止画テレビ電話の交信能力をＣｌフレ
ームの特定パターンで示す。拡張制御情報Ｃ１によりポ
ーリング能力のあることを確認したファクシミリ装置側
は、応答制御情報Ｃ２を返し、Ｃ２フレームの特定パタ
ーンによりポーリング動作を要求し、静止画テレビ電話
の画像読取りおよび画像情報送出を依頼する。静止画テ
レビ電話は、応答制御情報Ｃ２受信により画像を読取り
、画像制御情報Ｃｏに続き画像情報Ｐをファクシミリ装
置側へ送出する。

以上により外付けの静止画テレビ電話から画像入力を行
うことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、静止画テレビ電話で読取
った画像情報を読取原稿情報として扱うことができるこ
とにより、装置内蔵の原稿読取部で読取ることのできな
かった大きな原稿や、立体の被写体についても同様に送
信又は記録することが可能である。また、静止画テレビ
電話との接続には特殊なインタフェースおよびコネクタ
を必要とせず、従来からある外付け電話機接続端子を流
用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は本実
施例の装置と静止画テレビ電話間のポーリング制御手順
を示寸シーケンス図である。 ｌ・・・読取部、２・・・符号化・復号化部、３・・・
変・復調部、４・・・通信網制御部、５・・・記憶部、
６・・・記録部、７・・・符号変換部、８・・・変・復
調部、９・・・通信網制御部、１０・・・操作部、１１
・・・端末制御部、１２・・・通信網、１３・・・静止
画テレビ電話、ＤＴ・・・デュアルトーン、ｃｏ・・・
画像制御情報、Ｃ．・・・拡張制御情報、Ｃ２・・・応
答制御情報、Ｐ・・・画像情報。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アナログ電話帯域の静止画映像通信装置を接続するため
   の通信網制御部と、前記静止画映像通信装置間の手順信
   号及び画像情報のやりとりに際し音声帯域のアナログ信
   号とディジタル信号とを変換する変・復調部と、前記静
   止画映像通信装置からの多階調の画像情報を２値の画素
   信号に変換する符号変換部とを有し、前記静止画通信装
   置で読取った画像情報を原稿読取情報として送信および
   記録を行うことを特徴とするファクシミリ装置。