JPH0232547Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0232547Y2 JPH0232547Y2 JP1984178565U JP17856584U JPH0232547Y2 JP H0232547 Y2 JPH0232547 Y2 JP H0232547Y2 JP 1984178565 U JP1984178565 U JP 1984178565U JP 17856584 U JP17856584 U JP 17856584U JP H0232547 Y2 JPH0232547 Y2 JP H0232547Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillar
- gusset
- lead wire
- front pillar
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車のピラー構造、特にピラー中空
部にリード線等を挿通する場合に引掛りなく容易
に通すことができるようにしたピラー構造に関す
るものである。
部にリード線等を挿通する場合に引掛りなく容易
に通すことができるようにしたピラー構造に関す
るものである。
(従来の技術)
第2図で示すように、室内のルームランプ1へ
配線する場合、図中の破線で示すように、車体部
材2に設けられた中空部(図示せず)を配線路に
利用している。車体部材2は第3図で示すよう
に、ルーフパネル3の内側端部に山形に折れ曲が
つたピラーフロントアウタ4を配し、その内側に
谷形に折れ曲がつたピラーフロントインナ5を端
面をピラーフロントアウタ4に合わせて配し、適
当間隔でスポツト容接したものである。ピラーフ
ロントアウタ4とピラーフロントインナ5により
形成された中空部6の内部には、必要箇所に補強
用としてガゼツトフロントピラー7を設けておく
ものがある。
配線する場合、図中の破線で示すように、車体部
材2に設けられた中空部(図示せず)を配線路に
利用している。車体部材2は第3図で示すよう
に、ルーフパネル3の内側端部に山形に折れ曲が
つたピラーフロントアウタ4を配し、その内側に
谷形に折れ曲がつたピラーフロントインナ5を端
面をピラーフロントアウタ4に合わせて配し、適
当間隔でスポツト容接したものである。ピラーフ
ロントアウタ4とピラーフロントインナ5により
形成された中空部6の内部には、必要箇所に補強
用としてガゼツトフロントピラー7を設けておく
ものがある。
(考案が解決しようとする問題点)
上記ガゼツトフロントピラー7を配設している
車体部材2では、第4図で示すように、コネクタ
8を先端に取り付けたリード線9をルーフパネル
3(およびピラーフロントアウタ4)とピラーフ
ロントインナ5とで形成された中空部6へルーフ
パネル3側より挿入すると、ガゼツトフロントピ
ラー7の端部にコネクタ8が引掛り、ガゼツトフ
ロントピラー7が中空部6にリード線を挿通させ
るための障害になるという問題点があつた。
車体部材2では、第4図で示すように、コネクタ
8を先端に取り付けたリード線9をルーフパネル
3(およびピラーフロントアウタ4)とピラーフ
ロントインナ5とで形成された中空部6へルーフ
パネル3側より挿入すると、ガゼツトフロントピ
ラー7の端部にコネクタ8が引掛り、ガゼツトフ
ロントピラー7が中空部6にリード線を挿通させ
るための障害になるという問題点があつた。
本考案は上記問題点を解決した自動車のピラー
構造を提供するものである。
構造を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記問題点を解決するための手段とし
て、自動車のピラー構造を構成するにあたり、ル
ームランプのリード線等を挿通するように中空に
形成し、その内部に補強用のガゼツトフロントピ
ラーを設けた自動車のフロントピラーにおいて、
前記ガゼツトフロントピラーの端部によつて生ず
る該カゼツトフロントピラーの巾の段差に対向す
る低段部側の部材であるピラーフロントアウタ自
体に、該段差位置に対応させてなめらかな盛上形
状の突出部を形成、配設したものである。
て、自動車のピラー構造を構成するにあたり、ル
ームランプのリード線等を挿通するように中空に
形成し、その内部に補強用のガゼツトフロントピ
ラーを設けた自動車のフロントピラーにおいて、
前記ガゼツトフロントピラーの端部によつて生ず
る該カゼツトフロントピラーの巾の段差に対向す
る低段部側の部材であるピラーフロントアウタ自
体に、該段差位置に対応させてなめらかな盛上形
状の突出部を形成、配設したものである。
(作用)
本考案は、上記構成により、ガゼツトフロント
ピラーが配設されて段差が生じる位置に、その低
い段部になる部材になめらかな盛り上がりを設け
て、挿通するリード線の先端に取り付けたコネク
タがガゼツトフロントピラーに引掛ることを防止
させることができるようになる。これにより配線
作業の作業能率が高くなり生産性が向上する。
ピラーが配設されて段差が生じる位置に、その低
い段部になる部材になめらかな盛り上がりを設け
て、挿通するリード線の先端に取り付けたコネク
タがガゼツトフロントピラーに引掛ることを防止
させることができるようになる。これにより配線
作業の作業能率が高くなり生産性が向上する。
(実施例)
以下、本考案の図示実施例を説明する。
第1図で示すように、ピラー構造として、ルー
フパネル3の内側には山形に折り曲げたピラーフ
ロントアウタ10を配置し、さらにその内側に谷
形に折り曲げたピラーフロントインナ5をピラー
フロントアウタ10の縁部とピラーフロントイン
ナ5の縁部を当接する向きにして配置する。ピラ
ーフロントアウタ10とピラーフロントインナ5
により形成される中空部6には、ルーフパネル3
の端部が位置する近傍にピラーフロントアウタ1
0の内側よりガゼツトフロントピラー7を配設す
る。ピラーフロントアウタ10のガゼツトフロン
トピラー上端7aの直近部には、中空部6側に突
出するなめらかな曲線の緩やかな山形を形成する
突出部11を設ける。
フパネル3の内側には山形に折り曲げたピラーフ
ロントアウタ10を配置し、さらにその内側に谷
形に折り曲げたピラーフロントインナ5をピラー
フロントアウタ10の縁部とピラーフロントイン
ナ5の縁部を当接する向きにして配置する。ピラ
ーフロントアウタ10とピラーフロントインナ5
により形成される中空部6には、ルーフパネル3
の端部が位置する近傍にピラーフロントアウタ1
0の内側よりガゼツトフロントピラー7を配設す
る。ピラーフロントアウタ10のガゼツトフロン
トピラー上端7aの直近部には、中空部6側に突
出するなめらかな曲線の緩やかな山形を形成する
突出部11を設ける。
このように形成したピラー構造の中空部6へリ
ード線9を挿通する場合、コネクタ8を先端に取
り付けたリード線9を、ルーフパネル3とピラー
フロントインナ5の上端その間より中空部6へコ
ネクタ8側から挿入する。コネクタ8はリード線
の繰り出しに応じてピラーフロントアウタ10の
内面に沿つて中空部6へ入り、突出部11に当接
した後、突出部11のなめらかな盛り上り形状に
従つて向えを変け、さらに進入して行く。この偏
向によりガゼツトフロントピラー上端7aが形成
した段差部分への引掛りを避け、コネクタ8の中
空部6内の進行を容易にする。
ード線9を挿通する場合、コネクタ8を先端に取
り付けたリード線9を、ルーフパネル3とピラー
フロントインナ5の上端その間より中空部6へコ
ネクタ8側から挿入する。コネクタ8はリード線
の繰り出しに応じてピラーフロントアウタ10の
内面に沿つて中空部6へ入り、突出部11に当接
した後、突出部11のなめらかな盛り上り形状に
従つて向えを変け、さらに進入して行く。この偏
向によりガゼツトフロントピラー上端7aが形成
した段差部分への引掛りを避け、コネクタ8の中
空部6内の進行を容易にする。
このように本実施例では、板材の緊ぎ目等によ
り生じた段差部分にリード線9またはコネクタ8
が引掛ることを防止でき、中空部6へリード線9
を容易に挿通させることができる。これによりピ
ラー構造を介してリード線9を配線する作業の能
率が高くなり、生産性が向上する。
り生じた段差部分にリード線9またはコネクタ8
が引掛ることを防止でき、中空部6へリード線9
を容易に挿通させることができる。これによりピ
ラー構造を介してリード線9を配線する作業の能
率が高くなり、生産性が向上する。
(考案の構成)
以上のように本考案では、ピラー中空部内面側
に生じたガゼツトフロントピラーの巾の段差に対
向する段差の低段部側になめらかな盛上形状の突
出部を近接、配設したため、ピラー中空部に挿通
するリード線またはコネクタが段差に引掛ること
が避けられ、配線作業が容易かつ迅速にでき、作
業能率が高くなつて、生産性が向上する。また突
出部により、ガゼツトフロントピラーの位置決め
をすることができるので、ガゼツトフロントピラ
ーを設置するときの作業性が向上することにな
る。
に生じたガゼツトフロントピラーの巾の段差に対
向する段差の低段部側になめらかな盛上形状の突
出部を近接、配設したため、ピラー中空部に挿通
するリード線またはコネクタが段差に引掛ること
が避けられ、配線作業が容易かつ迅速にでき、作
業能率が高くなつて、生産性が向上する。また突
出部により、ガゼツトフロントピラーの位置決め
をすることができるので、ガゼツトフロントピラ
ーを設置するときの作業性が向上することにな
る。
第1図は本考案によるピラー構造を示す縦断面
説明図、第2図は室内電灯への配線を示す斜視説
明図、第3図は従来のピラー構造を示す斜視図、
第4図は従来のピラー構造を示す縦断面説明図で
ある。 3……ルーフパネル、5……ピラーフロントイ
ンナ、6……中空部、7……ガゼツトフロントピ
ラー、8……コネクタ、9……リード線、10…
…ピラーフロントアウタ、11……突出部。
説明図、第2図は室内電灯への配線を示す斜視説
明図、第3図は従来のピラー構造を示す斜視図、
第4図は従来のピラー構造を示す縦断面説明図で
ある。 3……ルーフパネル、5……ピラーフロントイ
ンナ、6……中空部、7……ガゼツトフロントピ
ラー、8……コネクタ、9……リード線、10…
…ピラーフロントアウタ、11……突出部。
Claims (1)
- ルームランプのリード線等を挿通するように中
空に形成し、その内部に補強用のガゼツトフロン
トピラーを設けた自動車のフロントピラーにおい
て、前記ガゼツトフロントピラーの端部によつて
生ずる該ガゼツトフロントピラーの巾の段差に対
向する低段部側の部材であるピラーフロントアウ
タ自体に、該段差位置に対応させてなめらかな盛
上形状の突出部を形成、配設したことを特徴とす
る自動車のピラー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984178565U JPH0232547Y2 (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984178565U JPH0232547Y2 (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6193369U JPS6193369U (ja) | 1986-06-17 |
JPH0232547Y2 true JPH0232547Y2 (ja) | 1990-09-04 |
Family
ID=30736130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984178565U Expired JPH0232547Y2 (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0232547Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935108B2 (ja) * | 1975-02-19 | 1984-08-27 | ヤマハ株式会社 | トレ−スア−ムの制御装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58136875U (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-14 | 日産自動車株式会社 | 自動車のピラ−構造 |
JPS5935108U (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-05 | 関東自動車工業株式会社 | 車両のベンチレ−タダクト |
-
1984
- 1984-11-24 JP JP1984178565U patent/JPH0232547Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935108B2 (ja) * | 1975-02-19 | 1984-08-27 | ヤマハ株式会社 | トレ−スア−ムの制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6193369U (ja) | 1986-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0345903Y2 (ja) | ||
JPS6017414Y2 (ja) | 自動車のフロントデツキ部の結合構造 | |
JPH0232547Y2 (ja) | ||
JPS6336871Y2 (ja) | ||
JPH044952Y2 (ja) | ||
JPH0343072Y2 (ja) | ||
JPH0134944Y2 (ja) | ||
JPH0444423Y2 (ja) | ||
JPH046329Y2 (ja) | ||
JPH0751977Y2 (ja) | サスペンションタワー取付構造 | |
JPS6241898Y2 (ja) | ||
JPH033102Y2 (ja) | ||
JPH0330223Y2 (ja) | ||
JPH04303076A (ja) | 自動車の下部車体構造 | |
JPH0210040Y2 (ja) | ||
JPS63192157U (ja) | ||
JPH088921Y2 (ja) | 自動車のリヤクォータ部のベルトアンカ取付部構造 | |
JPH0418048U (ja) | ||
JPH0810032Y2 (ja) | バンパ構造 | |
JPS645827U (ja) | ||
JPS6258261U (ja) | ||
JPH0522272U (ja) | 貨物自動車用キヤビンバツクガード | |
JPS60157374U (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
JPH0443579U (ja) | ||
JPS61119876U (ja) |