JPH0232176B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0232176B2 JPH0232176B2 JP57206881A JP20688182A JPH0232176B2 JP H0232176 B2 JPH0232176 B2 JP H0232176B2 JP 57206881 A JP57206881 A JP 57206881A JP 20688182 A JP20688182 A JP 20688182A JP H0232176 B2 JPH0232176 B2 JP H0232176B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt anchor
- frame
- belt
- atsupa
- lower frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R22/26—Anchoring devices secured to the seat
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシートベルトを取りつけるように構成
したシートアジヤスタに関するものである。
したシートアジヤスタに関するものである。
第1図は従来のシートベルト付のシートアジヤ
スタの断面図である。
スタの断面図である。
1は車室フロアに対して固定されているロワレ
ールである。2はアツパレールで、ローラ3及び
ボール4を介してロワレール1により摺動自在に
案内されている。このアツパレール2によつてシ
ート(図示せず)を担持せしめるとともに上記の
摺動をロツクする手段(図示せず)を設けて、シ
ートを前後方向(紙面に垂直方向)に自在に移動
させ、かつ任意の位置に固定し得るようになつて
いる。
ールである。2はアツパレールで、ローラ3及び
ボール4を介してロワレール1により摺動自在に
案内されている。このアツパレール2によつてシ
ート(図示せず)を担持せしめるとともに上記の
摺動をロツクする手段(図示せず)を設けて、シ
ートを前後方向(紙面に垂直方向)に自在に移動
させ、かつ任意の位置に固定し得るようになつて
いる。
上記のアツパレール2にアツパフレーム5を固
着し、このアツパフレーム5にベルトアンカ6を
溶接してある。
着し、このアツパフレーム5にベルトアンカ6を
溶接してある。
シートベルト7の1端が上記のベルトアンカ6
に軸着されている。このベルトアンカ6がシート
ベルト7を介して矢印A方向の強い力を受けたと
きアツパレール2がロワレール1から引き剥がさ
れるなどの損傷を防止するため、ベルトアンカ6
の下端をU字状に折り上げ、一方ロワレール1に
固着したロワフレーム8の一端を逆U字状に成形
して、上記のU字状部と逆U字状部とを対向離間
せしめてある。9は車体取付ブラケツトである。
第1図に示した正常な状態においてはベルトアン
カのU字状部6uとロワフレーム8の逆U字状部
8uとが離間しているのでアツパレール2の前後
方向(紙面に垂直)の移動を妨げない。
に軸着されている。このベルトアンカ6がシート
ベルト7を介して矢印A方向の強い力を受けたと
きアツパレール2がロワレール1から引き剥がさ
れるなどの損傷を防止するため、ベルトアンカ6
の下端をU字状に折り上げ、一方ロワレール1に
固着したロワフレーム8の一端を逆U字状に成形
して、上記のU字状部と逆U字状部とを対向離間
せしめてある。9は車体取付ブラケツトである。
第1図に示した正常な状態においてはベルトアン
カのU字状部6uとロワフレーム8の逆U字状部
8uとが離間しているのでアツパレール2の前後
方向(紙面に垂直)の移動を妨げない。
第2図は、シートベルト7に矢印A方向の衝撃
荷重が加えられた後の状態を示す。上記の衝撃力
Aによつてアツパフレーム5が鋭角に変形し、こ
れに伴つて前記のベルトアンカ6のU字状部6u
とロワフレーム8の逆U字状部8uとが当接し、
衝撃力矢印Aはベルトアンカ6、ロワフレーム
8、車体取付ブラケツト9を介して車室フロワに
よつて支承される。このためアツパレール2をロ
ワレール1から引き剥がす力が抑制される。上記
のようにして衝撃力Aを支承したU字状部と逆U
字状部とは図示のように変形する。本図において
実線で描いた逆U字状部8uは変形後の状態、仮
想線は変形前の状態をそれぞれ示している。なお
読図を容易ならしめるためU字状部6uと逆U字
状部8uとは断面にせずに描いてある。
荷重が加えられた後の状態を示す。上記の衝撃力
Aによつてアツパフレーム5が鋭角に変形し、こ
れに伴つて前記のベルトアンカ6のU字状部6u
とロワフレーム8の逆U字状部8uとが当接し、
衝撃力矢印Aはベルトアンカ6、ロワフレーム
8、車体取付ブラケツト9を介して車室フロワに
よつて支承される。このためアツパレール2をロ
ワレール1から引き剥がす力が抑制される。上記
のようにして衝撃力Aを支承したU字状部と逆U
字状部とは図示のように変形する。本図において
実線で描いた逆U字状部8uは変形後の状態、仮
想線は変形前の状態をそれぞれ示している。なお
読図を容易ならしめるためU字状部6uと逆U字
状部8uとは断面にせずに描いてある。
前述のごとく、アツパレール2はロワレール1
に対して前後に移動するので、これに伴つてベル
トアンカ6はロワフレーム8に対して前後(紙面
と垂直)に移動する。ところが、ロワフレーム8
の逆U字状部8uが本図の実線のように変形する
のは、ベルトアンカ6に対してシートベルト7を
取付けた個所に近い部分のみであり、シートベル
ト7の取付個所から離れた部分は変形せずに仮想
線のような正規の逆U字形状を保つ。このように
部分的変形を生じる結果、第2図のように変形し
た後は、ベルトアンカ6がロワフレーム8に干渉
して前後に移動できなくなる。このため、アツパ
レール2、およびこれに取付けられたシート(図
示せず)が前後方向にスライドできなくなる。
に対して前後に移動するので、これに伴つてベル
トアンカ6はロワフレーム8に対して前後(紙面
と垂直)に移動する。ところが、ロワフレーム8
の逆U字状部8uが本図の実線のように変形する
のは、ベルトアンカ6に対してシートベルト7を
取付けた個所に近い部分のみであり、シートベル
ト7の取付個所から離れた部分は変形せずに仮想
線のような正規の逆U字形状を保つ。このように
部分的変形を生じる結果、第2図のように変形し
た後は、ベルトアンカ6がロワフレーム8に干渉
して前後に移動できなくなる。このため、アツパ
レール2、およびこれに取付けられたシート(図
示せず)が前後方向にスライドできなくなる。
例えば2ドア形の乗用自動車において、前部シ
ートが前後にスライドできなくなると、後部シー
トの乗員が脱出できなくなるというおそれがあ
る。
ートが前後にスライドできなくなると、後部シー
トの乗員が脱出できなくなるというおそれがあ
る。
本発明は、前記の如き従来技術の問題点を改善
し、第1図に示す構成のベルト組込シートアジヤ
スタに適用して、衝突などによりベルトアンカや
ロアフレームが変形しても、シートを前後にスラ
イドさせることができるシートベルト組込用のシ
ートアジヤスタを提供することを目的とする。
し、第1図に示す構成のベルト組込シートアジヤ
スタに適用して、衝突などによりベルトアンカや
ロアフレームが変形しても、シートを前後にスラ
イドさせることができるシートベルト組込用のシ
ートアジヤスタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、ロア
レールにロアフレームを固定すると共にアツパレ
ールにアツパフレームを固定し、かつ、そのアツ
パフレームにシートベルトに接続するベルトアン
カを固定し、このベルトアンカの下端のU字状部
と前記ロアフレームの上端の逆U字状部とを互い
に対向させたベルト組込用シートアジヤスタにお
いて、前記ベルトアンカをアツパフレームに対し
て回動自在に軸着すると共に、そのベルトアンカ
とアツパフレームとを、ベルトアンカおよびロア
フレームが変形しない程度の衝撃力には耐え、ベ
ルトアンカおよびロアフレームが変形する衝撃力
では破断する補助固定部材により固定したことを
特徴とする。
レールにロアフレームを固定すると共にアツパレ
ールにアツパフレームを固定し、かつ、そのアツ
パフレームにシートベルトに接続するベルトアン
カを固定し、このベルトアンカの下端のU字状部
と前記ロアフレームの上端の逆U字状部とを互い
に対向させたベルト組込用シートアジヤスタにお
いて、前記ベルトアンカをアツパフレームに対し
て回動自在に軸着すると共に、そのベルトアンカ
とアツパフレームとを、ベルトアンカおよびロア
フレームが変形しない程度の衝撃力には耐え、ベ
ルトアンカおよびロアフレームが変形する衝撃力
では破断する補助固定部材により固定したことを
特徴とする。
本発明は、前記の如き構成よりなるので、常態
においては、ベルトアンカとアツパフレームとが
固定された状態でアツパレールをロアレールに対
し自由に移動させることができ、衝突などの大き
な衝撃荷重が加えられるとアツパフレームが変形
し、これに伴ないベルトアンカのU字状部とロア
フレームの逆U字状部とが当接してU字状部と逆
U字状部とが変形するが、それと同時に補助固定
部材は破断されるので、ベルトアンカはアツパフ
レームに対して自由に回動させることができるよ
うになり、ベルトアンカを回動させて衝撃によつ
て変形したU字状部分の干渉を回避してベルトア
ンカおよびアツパレールを前後に移動させること
ができる。
においては、ベルトアンカとアツパフレームとが
固定された状態でアツパレールをロアレールに対
し自由に移動させることができ、衝突などの大き
な衝撃荷重が加えられるとアツパフレームが変形
し、これに伴ないベルトアンカのU字状部とロア
フレームの逆U字状部とが当接してU字状部と逆
U字状部とが変形するが、それと同時に補助固定
部材は破断されるので、ベルトアンカはアツパフ
レームに対して自由に回動させることができるよ
うになり、ベルトアンカを回動させて衝撃によつ
て変形したU字状部分の干渉を回避してベルトア
ンカおよびアツパレールを前後に移動させること
ができる。
次に、本発明の一実施例を第3図乃至第9図に
ついて説明する。
ついて説明する。
第3図は平面図、第4図は側面図、第5図は第
3図のB−B断面図、第6図は同C−C断面図で
ある。従来装置におけると同一の図面参照番号を
付したロワレール1、アツパレール2、ローラ
3、ボール4、ロワフレーム8、及び車体取付ブ
ラケツト9は従来装置におけると同様の構成部材
である。5′は従来装置におけるアツパフレーム
5に対応するアツパフレームであり、6′は従来
装置におけるベルトアンカ6に対応するベルトア
ンカである。ベルトアンカ6′に設けた透孔6a
はシートベルト取付用の透孔である。
3図のB−B断面図、第6図は同C−C断面図で
ある。従来装置におけると同一の図面参照番号を
付したロワレール1、アツパレール2、ローラ
3、ボール4、ロワフレーム8、及び車体取付ブ
ラケツト9は従来装置におけると同様の構成部材
である。5′は従来装置におけるアツパフレーム
5に対応するアツパフレームであり、6′は従来
装置におけるベルトアンカ6に対応するベルトア
ンカである。ベルトアンカ6′に設けた透孔6a
はシートベルト取付用の透孔である。
第3図に現われている10はアツパレール2の
スライドをロツクするための歯、11はスライド
調節用レバー軸、12は同ブラケツトである。
スライドをロツクするための歯、11はスライド
調節用レバー軸、12は同ブラケツトである。
第4図に示すように前記のベルトアンカ6′を
主リベツト13によりアツパフレーム5′に対し
て矢印D−D′方向の回動自在に枢支する。
主リベツト13によりアツパフレーム5′に対し
て矢印D−D′方向の回動自在に枢支する。
本実施例の主リベツト13は第7図に示すよう
にその脚部を段付軸状に形成して大径部における
面圧を減少させ、かつ、小径部をカシメ加工し易
く構成してあり、充分な耐剪強度を有するように
設定してある。
にその脚部を段付軸状に形成して大径部における
面圧を減少させ、かつ、小径部をカシメ加工し易
く構成してあり、充分な耐剪強度を有するように
設定してある。
上記の矢印D−D′方向の回動を係止するよう、
ベルトアンカ6′とアツパフレーム5′とを補助リ
ベツト14で固定する。この補助リベツト14の
耐剪力は前記主リベツト13の耐剪力に比して格
段に小さく(例えば1/3程度)設定してある。本
実施例は以上のようにしてベルトアンカ6′をシ
ートアジヤスタのアツパレール2に対してアツパ
フレーム5′を介して回動自在に軸着し、かつ、
上記の回動を係止する補助リベツト14を設けて
ある。
ベルトアンカ6′とアツパフレーム5′とを補助リ
ベツト14で固定する。この補助リベツト14の
耐剪力は前記主リベツト13の耐剪力に比して格
段に小さく(例えば1/3程度)設定してある。本
実施例は以上のようにしてベルトアンカ6′をシ
ートアジヤスタのアツパレール2に対してアツパ
フレーム5′を介して回動自在に軸着し、かつ、
上記の回動を係止する補助リベツト14を設けて
ある。
本発明を実施する際、ベルトアンカ6′をアツ
パフレーム5′に枢支するには、本例のような段
付軸状のリベツト13に限るものではなく、充分
な強度を有する軸状部材を適宜に選定することが
できる。また、前記の回動を係止する補助固定部
材は本例のように補助リベツトに限るものではな
く、適宜の強度を有する係止部材を適宜に選定し
て用い得る。上記の適宜の強度とは、ベルトアン
カ6′及びロワフレーム8が変形しない程度の衝
撃力には耐え、ベルトアンカ6′及びロワフレー
ム8が変形する程度の衝撃力で破断することを意
味する。
パフレーム5′に枢支するには、本例のような段
付軸状のリベツト13に限るものではなく、充分
な強度を有する軸状部材を適宜に選定することが
できる。また、前記の回動を係止する補助固定部
材は本例のように補助リベツトに限るものではな
く、適宜の強度を有する係止部材を適宜に選定し
て用い得る。上記の適宜の強度とは、ベルトアン
カ6′及びロワフレーム8が変形しない程度の衝
撃力には耐え、ベルトアンカ6′及びロワフレー
ム8が変形する程度の衝撃力で破断することを意
味する。
本実施例は以上のように構成してあるので、自
動車の衝突などによつてシートベルトに強い張力
が衝撃的にかかつた際、第4図に示すようにベル
トアンカ6′のベルト取付用透孔6aに矢印F方
向の力が掛かる。これにより、比較的弱く構成し
た補助固定部材である補助リベツト14が剪断さ
れ、ベルトアンカ6′は矢印D−D′方向に回動し
得る状態となる。しかし、充分な強度を有する主
リベツト13は剪断せず、ベルトアンカ6′とア
ツパフレーム5′との連結を維持する。
動車の衝突などによつてシートベルトに強い張力
が衝撃的にかかつた際、第4図に示すようにベル
トアンカ6′のベルト取付用透孔6aに矢印F方
向の力が掛かる。これにより、比較的弱く構成し
た補助固定部材である補助リベツト14が剪断さ
れ、ベルトアンカ6′は矢印D−D′方向に回動し
得る状態となる。しかし、充分な強度を有する主
リベツト13は剪断せず、ベルトアンカ6′とア
ツパフレーム5′との連結を維持する。
第8図は、第6図に示した断面部分が上記の衝
撃力を受けて補助リベツト14が破断した直後の
状態を示す。(詳しくは、衝撃力による弾性変形
が消失して塑性変形が残つた最初の状態を示して
いる)。ベルトアンカ6′のU字状部6uとロワフ
レーム8の逆U字状部8uとは、従来装置が衝撃
荷重を受けた場合(第2図)とほぼ同様に変形し
ており、このままの姿勢ではベルトアンカ6′が
前後方向(紙面に垂直な方向)に移動できない。
しかし、補助リベツト14の破断により、第4図
について説明したようにベルトアンカ6′が矢印
D−D′方向に回動し得るようになり、第8図に
示した断面について見れば、アツパフレーム5′
に対してベルトアンカ6′が上下に移動し得るよ
うになる。第9図はベルトアンカ6′が下方に移
動した状態を示す。実線で示した8uはロワフレ
ーム8の逆U字状部の変形個所の形状を示し、仮
想線は同じく非変形個所の形状を示している。こ
のように、ベルトアンカ6′を主リベツト13の
回りに矢印D′方向(第4図)に若干回動させる
と、衝撃によつて変形したU字状部分の干渉を回
避してベルトアンカ6′が前後に移動し得るよう
になり、アツパレール2の前後方向の移動を妨げ
ない。
撃力を受けて補助リベツト14が破断した直後の
状態を示す。(詳しくは、衝撃力による弾性変形
が消失して塑性変形が残つた最初の状態を示して
いる)。ベルトアンカ6′のU字状部6uとロワフ
レーム8の逆U字状部8uとは、従来装置が衝撃
荷重を受けた場合(第2図)とほぼ同様に変形し
ており、このままの姿勢ではベルトアンカ6′が
前後方向(紙面に垂直な方向)に移動できない。
しかし、補助リベツト14の破断により、第4図
について説明したようにベルトアンカ6′が矢印
D−D′方向に回動し得るようになり、第8図に
示した断面について見れば、アツパフレーム5′
に対してベルトアンカ6′が上下に移動し得るよ
うになる。第9図はベルトアンカ6′が下方に移
動した状態を示す。実線で示した8uはロワフレ
ーム8の逆U字状部の変形個所の形状を示し、仮
想線は同じく非変形個所の形状を示している。こ
のように、ベルトアンカ6′を主リベツト13の
回りに矢印D′方向(第4図)に若干回動させる
と、衝撃によつて変形したU字状部分の干渉を回
避してベルトアンカ6′が前後に移動し得るよう
になり、アツパレール2の前後方向の移動を妨げ
ない。
以上述べたように、本発明によれば、ロアレー
ルにロアフレームを固定すると共にアツパレール
にアツパフレームを固定し、かつ、そのアツパフ
レームにシートベルトに接続するベルトアンカを
固定し、そのベルトアンカの下端のU字状部と前
記ロアフレームの上端の逆U字状部とを互いに対
向させたベルト組込用シートアジヤスタにおい
て、ベルトアンカに大きい衝撃力を受けてベルト
アンカのU字状部やロアフレームの逆U字状部に
変形が生じても、シートを前後にスライドさせる
ことができる効果がある。
ルにロアフレームを固定すると共にアツパレール
にアツパフレームを固定し、かつ、そのアツパフ
レームにシートベルトに接続するベルトアンカを
固定し、そのベルトアンカの下端のU字状部と前
記ロアフレームの上端の逆U字状部とを互いに対
向させたベルト組込用シートアジヤスタにおい
て、ベルトアンカに大きい衝撃力を受けてベルト
アンカのU字状部やロアフレームの逆U字状部に
変形が生じても、シートを前後にスライドさせる
ことができる効果がある。
第1図及び第2図は従来のベルト組込用シート
アジヤスタの断面を示し、第1図は正常な状態、
第2図は衝撃を受けて変形した状態である。第3
図乃至第9図は本発明の一実施例を示し、第3図
は平面図、第4図は側面図、第5図は第4図のB
−B断面図、第6図は同C−C断面図、第7図は
主リベツトの外観図、第8図及び第9図は作用説
明のための断面図である。 1……ロワレール、2……アツパレール、3…
…ローラ、4……ボール、5,5′……アツパフ
レーム、6,6′……ベルトアンカ、6a……シ
ートベルト取付用の透孔、6u……U字状部、7
……シートベルト、8……ロワフレーム、8u…
…逆U字状部、9……車体取付ブラケツト、13
……主リベツト、14……補助リベツト。
アジヤスタの断面を示し、第1図は正常な状態、
第2図は衝撃を受けて変形した状態である。第3
図乃至第9図は本発明の一実施例を示し、第3図
は平面図、第4図は側面図、第5図は第4図のB
−B断面図、第6図は同C−C断面図、第7図は
主リベツトの外観図、第8図及び第9図は作用説
明のための断面図である。 1……ロワレール、2……アツパレール、3…
…ローラ、4……ボール、5,5′……アツパフ
レーム、6,6′……ベルトアンカ、6a……シ
ートベルト取付用の透孔、6u……U字状部、7
……シートベルト、8……ロワフレーム、8u…
…逆U字状部、9……車体取付ブラケツト、13
……主リベツト、14……補助リベツト。
Claims (1)
- 1 ロアレールにロアフレームを固定すると共に
アツパレールにアツパフレームを固定し、かつ、
そのアツパフレームにシートベルトに接続するベ
ルトアンカを固定し、このベルトアンカの下端の
U字状部と前記ロアフレームの上端の逆U字状部
とを互いに対向させたベルト組込用シートアジヤ
スタにおいて、前記ベルトアンカをアツパフレー
ムに対して回動自在に軸着すると共に、そのベル
トアンカとアツパフレームとを、ベルトアンカお
よびロアフレームが変形しない程度の衝撃力には
耐え、ベルトアンカおよびロアフレームが変形す
る衝撃力では破断する補助固定部材により固定し
たことを特徴とするベルト組込用シートアジヤス
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20688182A JPS59100033A (ja) | 1982-11-27 | 1982-11-27 | ベルト組込用シ−トアジヤスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20688182A JPS59100033A (ja) | 1982-11-27 | 1982-11-27 | ベルト組込用シ−トアジヤスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59100033A JPS59100033A (ja) | 1984-06-09 |
JPH0232176B2 true JPH0232176B2 (ja) | 1990-07-18 |
Family
ID=16530588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20688182A Granted JPS59100033A (ja) | 1982-11-27 | 1982-11-27 | ベルト組込用シ−トアジヤスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59100033A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60257U (ja) * | 1983-06-16 | 1985-01-05 | トヨタ自動車株式会社 | ラツプインナアンカ装置 |
JPS6121835A (ja) * | 1984-07-09 | 1986-01-30 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用シ−トスライドレ−ル構造 |
JPH0136613Y2 (ja) * | 1986-04-17 | 1989-11-07 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50131213A (ja) * | 1974-04-04 | 1975-10-17 | ||
JPS5642450B2 (ja) * | 1976-02-21 | 1981-10-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5914293Y2 (ja) * | 1979-09-10 | 1984-04-26 | トヨタ自動車株式会社 | シ−トベルトアンカ−装置 |
-
1982
- 1982-11-27 JP JP20688182A patent/JPS59100033A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50131213A (ja) * | 1974-04-04 | 1975-10-17 | ||
JPS5642450B2 (ja) * | 1976-02-21 | 1981-10-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59100033A (ja) | 1984-06-09 |
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