JPH0231934Y2 - - Google Patents

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JPH0231934Y2
JPH0231934Y2 JP1984103402U JP10340284U JPH0231934Y2 JP H0231934 Y2 JPH0231934 Y2 JP H0231934Y2 JP 1984103402 U JP1984103402 U JP 1984103402U JP 10340284 U JP10340284 U JP 10340284U JP H0231934 Y2 JPH0231934 Y2 JP H0231934Y2
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JP
Japan
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clevis
distribution line
insulator
type suspension
suspension insulator
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JP1984103402U
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JPS6118522U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は架空配電線路における3相配電線の方
向変換架線装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の方向変換架線装置に第4図に示す
如き3相配電線用耐張装置(実公昭49−9595号公
報)が使用されている。この装置は、連結ピン3
0に把持金具21を着脱自在に連結したクレビス
型懸垂碍子22を、垂直配置の平衡ヨーク23の
下端に1組、上端に2組直列に設け、各把持金具
21の電線受け部24にかけ留めた配電線25を
逆3角形に配列すると共に、上下両碍子取付点2
6,27間を上下配電線張力の逆比に分つ軸線上
に平衡ヨーク23の吊止点28を設け、この吊止
点に取付けたリングクレビス11をメツセンジヤ
ワイヤ29により支持構造物(図示せず)に取付
けていた。しかし上記装置は碍子22に対し把持
金具21を左右方向に回動可能に取付ける構成で
あつたから、配電線25に作用する上下方向の外
力で碍子22の連結ピン30が折れ曲がることが
あつた。又、今般の規格改訂において碍子22の
両端の取付孔を従来の直列配置から平行配置に変
更されたことに伴い、第5図に示すように碍子2
2の連結ピン31に直角クレビスリンク32を介
して従来の把持金具21を取付けたものが提案さ
れた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし乍ら、第5図に示す従来装置では、碍子
22と把持金具21の連結に直角クレビスリンク
32が必要なため部品点数が増しその分コスト高
となるほか、装置長が長くなる欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため、本案装置におい
ては、両端の取付孔が平行となるクレビス型懸垂
碍子の連結ピンに把持金具を連結したものを、平
衡ヨークの下端に1組上端に2組直列に取付ける
と共に、平衡ヨークの吊止点を平衡ヨークに作用
する上下配電線張力の逆比に分つ軸線上に設ける
ようにした3相配電線方向変換架線装置におい
て、前記把持金具が、電線受け部の両側壁を90゜
捻回してクレビス型懸垂碍子の連結ピンを取付け
るクレビス型を形成すると共に、電線受け部の基
部より前記クレビス部と反対側にクレビス型懸垂
碍子のクレビス部を取付けるリンク部を突設し、
且つリンク部及びクレビス部の各支軸を電線受け
部の電線案内方向と同方向に配設したことを特徴
とするものである。
〔作用〕
クレビス型懸垂碍子はクレビス部で垂直配置の
平衡ヨーク又は把持金具のリンク部に上下動可能
に取付けられ、配電線を左右方向に案内支持する
把持金具はクレビス部でクレビス型懸垂碍子の連
結ピンに上下動可能に取付けられているので、配
電線から上下方向の外力をうけると、クレビス型
懸垂碍子及び把持金具は上下方向に回動又は移動
して、損傷を回避できる。又、把持金具で左右方
向に案内支持されている配電線は把持金具前後の
張力差で差張力を減じる方向へ移動するため、こ
の差張力によつてクレビス型懸垂碍子及び把持金
具に生じる曲げモーメントは比較的小さい値とな
る。従つて、クレビス型懸垂碍子に直接把持金具
を取付けて安全に使用することができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図について説明する。1
は垂直配置としたL形の平衡ヨークで、その下部
の突出部4には把持金具2を着脱自在に取付けた
碍子3を1組、上端には2個直列に取付け、各把
持金具2に挿通した配電線を逆3角形、本実施例
では逆正3角形に配列している。
一方、平衡ヨーク1はリングクレビス11、メ
ツセンジヤワイヤ(図示せず)を介して支持構造
物に取付けているが、リングクレビス11の取付
点12は、下部の配電線張力をT1、上部の配電
線張力を2T2とすれば、T1/2T2=L1/L2の割合
に分つ軸線上にとつており、平衡ヨーク1を均衡
状態にて支持する。
把持金具2は第2図及び第3図に示すように、
中間に配電線挿通孔5を形成しその横断面が半円
弧状となる電線受け部6の上下両側の前方へ大き
く突き出る側壁7,7を90゜捻回してできる先端
のクレビス部に電線受け部6の電線案内方向と同
方向の碍子取付孔13を形成し、この碍子取付孔
に挿通した支軸9でクレビス型懸垂碍子3の連結
ピン8を回動可能に取付けるものであり、又、電
線受け部6の基部には側壁7,7突出し方向と逆
の方向に碍子取付孔13と同方向の碍子取付孔を
形成したリンク部10を突設し、その碍子取付孔
に挿通した支軸9でクレビス型懸垂碍子3のクレ
ビス部を回動可能に取付けるものである。尚、リ
ンク部10はこれに碍子を取付けないものでは第
1図に示すようになくてもよい。
第1図において、いま、配電線を把持金具2の
電線受け部6で方向変換せしめて張設した状態に
おいて、電線受け部6の前後に電線張力差が生じ
ると、配電線は電線受け部6上で滑つて張力差が
なくなる方向へ移動するため、差張力は減少し碍
子3に作用するモーメントは大幅に軽減ないし解
消される。又、配電線に上下方向の外力が作用す
ると把持金具2及び碍子3は上下方向に回動又は
移動するので損傷されない。
〔考案の効果〕
以上の説明より明らかなように本考案によれ
ば、クレビス型懸垂碍子はクレビス部で垂直配置
の平衡ヨーク又は把持金具のリングに上下動可能
に取付けられ、配電線を左右方向に案内支持する
把持把持金具はクレビス部でクレビス型懸垂碍子
の連結ピンに上下動可能に取付けるようにしてい
るので、クレビス型懸垂碍子及び把持金具は、配
電線に作用する上下方向の外力によつて損傷され
ず、又、把持金具で左右方向に案内支持される配
電線が把持金具前後の張力差で差張力を減じる方
向へ移動するので、配電線の差張力によつても損
傷されない。このため、クレビス型懸垂碍子に直
接把持金具を取付けて安全に使用することがで
き、リングクレビスを介在させる必要がないか
ら、その分コスト安となる共に、部品点数を節減
でき、又、装置長を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は本実施例に使用された把持金具の平面図、第3
図は同側面図、第4図及び第5図はそれぞれ従来
装置の側面図である。 1……平衡ヨーク、2……把持金具、3……ク
レビス型懸垂碍子、5……配電線挿通孔、6……
電線受け部、8……連結ピン、9……支軸、10
……リンク部、12……吊止点、13……碍子取
付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端の取付孔が平行となるクレビス型懸垂碍子
    の連結ピンに把持金具を連結したものを、平衡ヨ
    ークの下端に1組上端に2組直列に取付けると共
    に、平衡ヨークの吊止点を平衡ヨークに作用する
    上下配電線張力の逆比に分つ軸線上に設けるよう
    にした3相配電線方向変換架線装置において、前
    記把持金具が、電線受け部の両側壁を90゜捻回し
    てクレビス型懸垂碍子の連結ピンを取付けるクレ
    ビス型を形成すると共に、電線受け部の基部より
    前記クレビス部と反対側にクレビス型懸垂碍子の
    クレビス部を取付けるリンク部を突設し、且つリ
    ンク部及びクレビス部の各支軸を電線受け部の電
    線案内方向と同方向に配設したことを特徴とする
    3相配電線方向変換架線装置。
JP10340284U 1984-07-09 1984-07-09 3相配電線方向変換架線装置 Granted JPS6118522U (ja)

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JP10340284U JPS6118522U (ja) 1984-07-09 1984-07-09 3相配電線方向変換架線装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10340284U JPS6118522U (ja) 1984-07-09 1984-07-09 3相配電線方向変換架線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6118522U JPS6118522U (ja) 1986-02-03
JPH0231934Y2 true JPH0231934Y2 (ja) 1990-08-29

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ID=30662797

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JP10340284U Granted JPS6118522U (ja) 1984-07-09 1984-07-09 3相配電線方向変換架線装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008262762A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Chugoku Electric Power Co Inc:The がいし装置

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Publication number Publication date
JPS6118522U (ja) 1986-02-03

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