JPH0231851B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0231851B2 JPH0231851B2 JP59127093A JP12709384A JPH0231851B2 JP H0231851 B2 JPH0231851 B2 JP H0231851B2 JP 59127093 A JP59127093 A JP 59127093A JP 12709384 A JP12709384 A JP 12709384A JP H0231851 B2 JPH0231851 B2 JP H0231851B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bending
- metal terminal
- capacitor body
- capacitor
- plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 37
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 35
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 30
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 21
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- RVSGESPTHDDNTH-UHFFFAOYSA-N alumane;tantalum Chemical compound [AlH3].[Ta] RVSGESPTHDDNTH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は板状金属端子の折り曲げ手段を改良し
たチツプ固体電解コンデンサの製造方法に関す
る。
たチツプ固体電解コンデンサの製造方法に関す
る。
[発明の技術的背景とその問題点]
一般にチツプ固体電解コンデンサは、例えば第
5図に示すように弁作用金属粉末に陽極線21を
一体に埋め込み焼結し、しかるのち公知の工程を
経て形成してなるコンデンサ素子22の前記陽極
線21に陽極板状金属端子23を前記コンデンサ
素子22外表面を構成する陰極導電層に陰極板状
金属端子24をそれぞれ接続し、前記コンデンサ
素子22の全周囲面に樹脂外装25を施しコンデ
ンサ本体26とし、しかるのち第6図に示すよう
に陽極板状金属端子23および陰極板状金属端子
24をコンデンサ本体26の側面27,28にそ
つて、まず折り曲げ箇所23a,24aで折り曲
げ、つぎにコンデンサ本体26の底面29にそつ
て折り曲げ箇所23b,24bで折り曲げて構成
している。しかしながら上記のような折り曲げ手
段では折り曲げ箇所23a,24aおよび23
b,24bの角度を鋭角にするのは困難で、さら
にスプリングバツクにより折り曲げ加工時の角度
より大きくなりコンデンサ本体26の底面29に
平行に密着した状態を保つことはできなかつた。
したがつてコンデンサとしての寸法が大きくなり
基板への実装体積効率が悪く、また基板への装
着・座りが悪いなど実用上大きな問題をかかえて
いた。そのためこのような問題を解消する手段と
して特開昭58−82517号公報に開示されている技
術がある。すなわち該公報に開示された技術は、
第7図に示すようにコンデンサ本体31から導出
された板状金属端子32,33の前記コンデンサ
本体31導出部から遠い折り曲げ箇所32a,3
3aを曲げ加工する。このとき折り曲げ箇所32
a,33aの内側角度Aは第8図に示した折り曲
げ箇所32b,33bを折り曲げ加工した時にス
プリングバツクによつて生ずる角度Bの分だけコ
ンデンサ本体31の左右側面34,35と底面3
6によつて構成される角度Cより小さく、すなわ
ち90度以下に折り曲げるようにしてなるものであ
る。
5図に示すように弁作用金属粉末に陽極線21を
一体に埋め込み焼結し、しかるのち公知の工程を
経て形成してなるコンデンサ素子22の前記陽極
線21に陽極板状金属端子23を前記コンデンサ
素子22外表面を構成する陰極導電層に陰極板状
金属端子24をそれぞれ接続し、前記コンデンサ
素子22の全周囲面に樹脂外装25を施しコンデ
ンサ本体26とし、しかるのち第6図に示すよう
に陽極板状金属端子23および陰極板状金属端子
24をコンデンサ本体26の側面27,28にそ
つて、まず折り曲げ箇所23a,24aで折り曲
げ、つぎにコンデンサ本体26の底面29にそつ
て折り曲げ箇所23b,24bで折り曲げて構成
している。しかしながら上記のような折り曲げ手
段では折り曲げ箇所23a,24aおよび23
b,24bの角度を鋭角にするのは困難で、さら
にスプリングバツクにより折り曲げ加工時の角度
より大きくなりコンデンサ本体26の底面29に
平行に密着した状態を保つことはできなかつた。
したがつてコンデンサとしての寸法が大きくなり
基板への実装体積効率が悪く、また基板への装
着・座りが悪いなど実用上大きな問題をかかえて
いた。そのためこのような問題を解消する手段と
して特開昭58−82517号公報に開示されている技
術がある。すなわち該公報に開示された技術は、
第7図に示すようにコンデンサ本体31から導出
された板状金属端子32,33の前記コンデンサ
本体31導出部から遠い折り曲げ箇所32a,3
3aを曲げ加工する。このとき折り曲げ箇所32
a,33aの内側角度Aは第8図に示した折り曲
げ箇所32b,33bを折り曲げ加工した時にス
プリングバツクによつて生ずる角度Bの分だけコ
ンデンサ本体31の左右側面34,35と底面3
6によつて構成される角度Cより小さく、すなわ
ち90度以下に折り曲げるようにしてなるものであ
る。
しかしてこれら折り曲げ加工は一般にプレスを
用いて行うわけであるが折り曲げ箇所32a,3
3aの内側角度Aを90度以下に折り曲げるために
は一般的なプレス加工では不可能であり特別な装
置や治具を必要とし実用的でないという問題をか
かえていた。
用いて行うわけであるが折り曲げ箇所32a,3
3aの内側角度Aを90度以下に折り曲げるために
は一般的なプレス加工では不可能であり特別な装
置や治具を必要とし実用的でないという問題をか
かえていた。
[発明の目的]
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、コ
ンデンサ本体から導出した板状金属端子の折り曲
げ手順を改良することによつて、従来用いられて
いる折り曲げ装置をそのまま用いて板状金属端子
をコンデンサ本体に確実に精度よく密着できるよ
うにしたチツプ固体電解コンデンサの製造方法を
提供することを目的とするものである。
ンデンサ本体から導出した板状金属端子の折り曲
げ手順を改良することによつて、従来用いられて
いる折り曲げ装置をそのまま用いて板状金属端子
をコンデンサ本体に確実に精度よく密着できるよ
うにしたチツプ固体電解コンデンサの製造方法を
提供することを目的とするものである。
[発明の概要]
本発明のチツプ固体電解コンデンサの製造方法
は、コンデンサ本体から導出した板状金属端子を
上向きに導出部から一次折り曲げし、つぎに該板
状金属端子の先端部を垂直に二次折り曲げて、し
かるのち一次折り曲げ部を反対方向に前記コンデ
ンサ本体の側面にそつて三次折り曲げ加工を施す
ようにしたことを特徴とするものである。
は、コンデンサ本体から導出した板状金属端子を
上向きに導出部から一次折り曲げし、つぎに該板
状金属端子の先端部を垂直に二次折り曲げて、し
かるのち一次折り曲げ部を反対方向に前記コンデ
ンサ本体の側面にそつて三次折り曲げ加工を施す
ようにしたことを特徴とするものである。
[発明の実施例]
以下本発明の詳細につき図面を参照して説明す
る。すなわち第1図に示すように例えばタンタル
アルミニウムなどの金属粉末に陽極線1を一体に
埋め込み焼結し、しかるのち公知の手段を経て形
成してなるコンデンサ素子2の前記陽極線1に陽
極板状金属端子3を前記コンデンサ素子2外表面
を構成する陰極導電層に陰極板状金属端子4をそ
れぞれ接続し、前記コンデンサ素子2全周面に樹
脂外装5を施し、コンデンサ本体6とし、しかる
のち第2図に示すように陽極板状金属端子3およ
び陰極板状金属端子4の導出部から上向きに一次
折り曲げ加工する。このとき折り曲げ角度(折り
曲げ前からの)Xは0<X≦15゜とする。つぎに
第3図に示すように陽極板状金属端子3および陰
極板状金属端子4の先端部を垂直に二次折り曲げ
加工する。このときの折り曲げ箇所3a,4aに
よつて形成される折り曲げ角度Yは90゜−Xとな
る。しかしてこのように二次折り曲げ加工を施し
てなる陽極板状金属端子3および陰極板状金属端
子4を第4図に示すように一次折り曲げ部を反対
方向に前記コンデンサ本体6の左右側面7,8に
そつて三次折り曲げ加工を施し完成品としてなる
ものである。
る。すなわち第1図に示すように例えばタンタル
アルミニウムなどの金属粉末に陽極線1を一体に
埋め込み焼結し、しかるのち公知の手段を経て形
成してなるコンデンサ素子2の前記陽極線1に陽
極板状金属端子3を前記コンデンサ素子2外表面
を構成する陰極導電層に陰極板状金属端子4をそ
れぞれ接続し、前記コンデンサ素子2全周面に樹
脂外装5を施し、コンデンサ本体6とし、しかる
のち第2図に示すように陽極板状金属端子3およ
び陰極板状金属端子4の導出部から上向きに一次
折り曲げ加工する。このとき折り曲げ角度(折り
曲げ前からの)Xは0<X≦15゜とする。つぎに
第3図に示すように陽極板状金属端子3および陰
極板状金属端子4の先端部を垂直に二次折り曲げ
加工する。このときの折り曲げ箇所3a,4aに
よつて形成される折り曲げ角度Yは90゜−Xとな
る。しかしてこのように二次折り曲げ加工を施し
てなる陽極板状金属端子3および陰極板状金属端
子4を第4図に示すように一次折り曲げ部を反対
方向に前記コンデンサ本体6の左右側面7,8に
そつて三次折り曲げ加工を施し完成品としてなる
ものである。
以上のように構成してなるチツプ固体電解コン
デンサの製造方法によれば、二次折り曲げ加工の
折り曲げ箇所3a,4aによつて形成される折り
曲げ角度Yは、一次折り曲げ加工によつて一旦上
向きに折り曲げた状態で垂直に折り曲げるだけの
ごく一般的なプレス加工によつて必ず90度以下の
角度とすることができるので、三次折り曲げ加工
後基板への実装部9,10となる部分が容易いコ
ンデンサ本体6の底面11と平行で底面11に確
実に精度よく密着できる。なお第1図〜第4図に
おいて同一部分は説明を省略し同一符号を付し
た。
デンサの製造方法によれば、二次折り曲げ加工の
折り曲げ箇所3a,4aによつて形成される折り
曲げ角度Yは、一次折り曲げ加工によつて一旦上
向きに折り曲げた状態で垂直に折り曲げるだけの
ごく一般的なプレス加工によつて必ず90度以下の
角度とすることができるので、三次折り曲げ加工
後基板への実装部9,10となる部分が容易いコ
ンデンサ本体6の底面11と平行で底面11に確
実に精度よく密着できる。なお第1図〜第4図に
おいて同一部分は説明を省略し同一符号を付し
た。
[発明の効果]
本発明によれば、コンデンサ本体から導出した
陽極板状金属端子および陰極板状金属端子を導出
部から上向きに一次折り曲げ、ついで両板状金属
端子の先端部を垂直に二次折り曲げ、しかるのち
一次折り曲げ部を反対方向にコンデンサ本体の側
面にそつて三次折り曲げする手順を経ることによ
つて基板への実装部となる両板状金属端子部分を
製作容易にしてコンデンサ本体底面に精度よく密
着できる実用性に富んだチツプ固体電解コンデン
サの製造方法を得ることができる。
陽極板状金属端子および陰極板状金属端子を導出
部から上向きに一次折り曲げ、ついで両板状金属
端子の先端部を垂直に二次折り曲げ、しかるのち
一次折り曲げ部を反対方向にコンデンサ本体の側
面にそつて三次折り曲げする手順を経ることによ
つて基板への実装部となる両板状金属端子部分を
製作容易にしてコンデンサ本体底面に精度よく密
着できる実用性に富んだチツプ固体電解コンデン
サの製造方法を得ることができる。
第1図〜第4図は本発明に係るチツプ固体電解
コンデンサの板状金属端子の折り曲げ加工方法を
説明する断面図、第5図および第6図は従来のチ
ツプ固体電解コンデンサの板状金属端子の折り曲
げ加工方法を説明する断面図、第7図および第8
図は従来のチツプ固体電解コンデンサの板状金属
端子の他の折り曲げ加工方法を説明する断面図で
ある。 3……陽極板状金属端子、4……陰極板状金属
端子、5……外装樹脂、6……コンデンサ本体。
コンデンサの板状金属端子の折り曲げ加工方法を
説明する断面図、第5図および第6図は従来のチ
ツプ固体電解コンデンサの板状金属端子の折り曲
げ加工方法を説明する断面図、第7図および第8
図は従来のチツプ固体電解コンデンサの板状金属
端子の他の折り曲げ加工方法を説明する断面図で
ある。 3……陽極板状金属端子、4……陰極板状金属
端子、5……外装樹脂、6……コンデンサ本体。
Claims (1)
- 1 樹脂外装したコンデンサ本体側面からそれぞ
れ導出した陽極板状金属端子および陰極板状金属
端子を導出部から上向きに一次折り曲げ加工する
手段と、該手段の後前記両板状金属端子の先端部
を垂直に二次折り曲げ加工する手段と、しかるの
ち一次折り曲げ部を反対方向に前記コンデンサ本
体の側面にそれぞれにそつて三次折り曲げ加工す
る手段とを具備したことを特徴とするチツプ固体
電解コンデンサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59127093A JPS615514A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | チツプ固体電解コンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59127093A JPS615514A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | チツプ固体電解コンデンサの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615514A JPS615514A (ja) | 1986-01-11 |
JPH0231851B2 true JPH0231851B2 (ja) | 1990-07-17 |
Family
ID=14951406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59127093A Granted JPS615514A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | チツプ固体電解コンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615514A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0489745U (ja) * | 1990-12-07 | 1992-08-05 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61113225A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-05-31 | 株式会社東芝 | チツプ型素子の製造方法 |
JPS62213226A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-19 | 松下電器産業株式会社 | チツプ型電子部品 |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP59127093A patent/JPS615514A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0489745U (ja) * | 1990-12-07 | 1992-08-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS615514A (ja) | 1986-01-11 |
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