JPS5833690B2 - コタイデンカイコンデンサ - Google Patents
コタイデンカイコンデンサInfo
- Publication number
- JPS5833690B2 JPS5833690B2 JP50080386A JP8038675A JPS5833690B2 JP S5833690 B2 JPS5833690 B2 JP S5833690B2 JP 50080386 A JP50080386 A JP 50080386A JP 8038675 A JP8038675 A JP 8038675A JP S5833690 B2 JPS5833690 B2 JP S5833690B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- capacitor
- pellet
- anode lead
- cathode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は固体電解コンデンサに関し、特にコンデンサ
ペレットの陰極層からの電極リード片の取出し構造の改
良に関するものである。
ペレットの陰極層からの電極リード片の取出し構造の改
良に関するものである。
一般にこの種コンデンサは例えばタンタル、ニオブ、ア
ルミニウムなどのように弁作用を有する金属粉末を円柱
状に加圧成形し焼結してなるコンデンサペレットに予め
弁作用を有する金属線を陽極リードとして植立し、この
陽極リードの突出部分にＬ形に屈曲された第１の外部リ
ード線を躊接すると共に第２の外部リード線をコンデン
サペレットの局面に酸化層、半導体層を介して形成され
た陰極層（電極引出し層）に半田などの接続部材にて接
続し、然る後、コンデンサペレットの全周面を樹脂材に
て被覆して構成されている。
ルミニウムなどのように弁作用を有する金属粉末を円柱
状に加圧成形し焼結してなるコンデンサペレットに予め
弁作用を有する金属線を陽極リードとして植立し、この
陽極リードの突出部分にＬ形に屈曲された第１の外部リ
ード線を躊接すると共に第２の外部リード線をコンデン
サペレットの局面に酸化層、半導体層を介して形成され
た陰極層（電極引出し層）に半田などの接続部材にて接
続し、然る後、コンデンサペレットの全周面を樹脂材に
て被覆して構成されている。
ところで、第１及び第２の外部リード線は例えば板材に
一定のピッチ間隔にて固定した状態でコンデンサペレッ
トに対して接続されているために、それのピッチ間隔が
少しでも乱れると陽極リードないし陰極層への接続が困
難になったり、或いは修正のために作業性が著しく低下
するという欠点がある。
一定のピッチ間隔にて固定した状態でコンデンサペレッ
トに対して接続されているために、それのピッチ間隔が
少しでも乱れると陽極リードないし陰極層への接続が困
難になったり、或いは修正のために作業性が著しく低下
するという欠点がある。
従って、従来においては第１及び第２の外部リード線を
金属板の打抜きによって形成し、ピッチ並びにリード線
間隔の乱れを軽減することが試みられており、外部リー
ド線の接続性については若干改善されるものの、陽極リ
ードが変形した場合にはやはり作業性が著しく低下する
という欠点がある。
金属板の打抜きによって形成し、ピッチ並びにリード線
間隔の乱れを軽減することが試みられており、外部リー
ド線の接続性については若干改善されるものの、陽極リ
ードが変形した場合にはやはり作業性が著しく低下する
という欠点がある。
そこで、本発明は上記欠点に鑑み、これが除去された新
たな型の固体電解コンデンサを提供するもので、そのリ
ード線の引き出し構造を工夫して、上記欠点を除去する
と共に種々のメリットを持たせたものである。
たな型の固体電解コンデンサを提供するもので、そのリ
ード線の引き出し構造を工夫して、上記欠点を除去する
と共に種々のメリットを持たせたものである。
つまり、本発明はリード線に換えて平板状のリード片を
使用するもので、前もって一枚の帯板状のリード材にリ
ード片を打ち抜き成形しておくか、コンデンサペレット
を一枚の帯板状のリード材に接合した後、リード片が形
成されるように打ち抜いて分断するかする。
使用するもので、前もって一枚の帯板状のリード材にリ
ード片を打ち抜き成形しておくか、コンデンサペレット
を一枚の帯板状のリード材に接合した後、リード片が形
成されるように打ち抜いて分断するかする。
このようにすれば、リードの形成が著しく容易になると
共に従来の欠点であった、リード線の先端接合部分の位
置ずれが皆無になる。
共に従来の欠点であった、リード線の先端接合部分の位
置ずれが皆無になる。
以下、本発明の固体電解コンデンサをその製造工程を表
わした図面について説明すると次の通りである。
わした図面について説明すると次の通りである。
第１図は例えばタンタル、ニオブ、アルミニウムなどの
ように弁作用を有する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼
結してなるコンデンサペレット１の表面に酸化層、半導
体層、陰極層を形成した後、それより延びる陽極リード
２を帯板状ホルダー３に固定したものを示す。
ように弁作用を有する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼
結してなるコンデンサペレット１の表面に酸化層、半導
体層、陰極層を形成した後、それより延びる陽極リード
２を帯板状ホルダー３に固定したものを示す。
この後、本発明では第２図に示す如き、ペレットの取付
はピッチと同一ピッチにてコ字状の溝６を形成した平板
状の陰極リード板４を用意する。
はピッチと同一ピッチにてコ字状の溝６を形成した平板
状の陰極リード板４を用意する。
そして第３図に示すように、上記帯板状ホルダー３に支
持されたペレット１をそれの陽極リード２の引出し側の
反対側を溝５に嵌合させ、半田などの接続部材を用いて
固定する。
持されたペレット１をそれの陽極リード２の引出し側の
反対側を溝５に嵌合させ、半田などの接続部材を用いて
固定する。
そして、次に同図において一点鎖線６で示す部分より陽
極リード２を所定長さに切断して、第４図に示すものを
得る。
極リード２を所定長さに切断して、第４図に示すものを
得る。
次に第５図に示すようにペレット１の取付はピッチと同
一ピッチの櫛歯状の突起８を設けた平板状の陽極リード
板７を用意する。
一ピッチの櫛歯状の突起８を設けた平板状の陽極リード
板７を用意する。
そして、その各突起部８と前記コンデンサペレットの各
陽極リード２の先端切断部分と４第６図のように当接さ
せて鼎接、半田付けなどの手段を以って接続する。
陽極リード２の先端切断部分と４第６図のように当接さ
せて鼎接、半田付けなどの手段を以って接続する。
なお、この陽極リード板７は櫛歯状の突起を設けず、直
線形状の側端部を持つものを用いても良い。
線形状の側端部を持つものを用いても良い。
この場合の陽極リード片（電極リード片）の形成は、各
ペレットを陽極リード板から切り離す際に同時に行なう
。
ペレットを陽極リード板から切り離す際に同時に行なう
。
この後、帯状の陰極リード板４を各ペレットの部分ごと
にリード片が突出するように打抜いて切断する。
にリード片が突出するように打抜いて切断する。
この切断の形状はリード片の他部品への取付けに適した
ものにすればよく、例えば第７図又は第８図に示した９
、１０の如くする。
ものにすればよく、例えば第７図又は第８図に示した９
、１０の如くする。
そして、コンデンサペレット部分を合成樹脂１１等にて
モールドして外装し、第９図に示すものを得る。
モールドして外装し、第９図に示すものを得る。
次に、陽極リード板７を、各ペレット部分ごとに適当な
形状の陽極リード片８が形成されるように、打抜き分断
すれば、第１０図に示す如き本発明の固体電解コンデン
サ１２を得ることができる。
形状の陽極リード片８が形成されるように、打抜き分断
すれば、第１０図に示す如き本発明の固体電解コンデン
サ１２を得ることができる。
このような形状のコンデンサは従来のリード線を持つも
のに比し、リード片の変形ないし、ピッチ乱れがないた
めに各電極との接続性を著しく改善できる上、小型化が
可能であるのでこれを用いる装置の小型化が図れる。
のに比し、リード片の変形ないし、ピッチ乱れがないた
めに各電極との接続性を著しく改善できる上、小型化が
可能であるのでこれを用いる装置の小型化が図れる。
又、コンデンサペレットの陰極層は電極リード片に、そ
れが溝に収納した状態で接続されるので、接続を確実に
行うことができる上、コンデンサペレットの電極リード
片に対する位置決めの精度が向上する関係で、樹脂モー
ルド作業を容易化できる。
れが溝に収納した状態で接続されるので、接続を確実に
行うことができる上、コンデンサペレットの電極リード
片に対する位置決めの精度が向上する関係で、樹脂モー
ルド作業を容易化できる。
又、製造工程中において、第９図に示した介ペレットが
連結されている状態で、各コンデンサの電極を別々に取
り出すことができ、エージング、検査が簡単に行なえる
。
連結されている状態で、各コンデンサの電極を別々に取
り出すことができ、エージング、検査が簡単に行なえる
。
さらには、陰極リード片及び陽極リード片の引き出し部
の巾を異ならせることによって極性表示することができ
る。
の巾を異ならせることによって極性表示することができ
る。
尚、本発明において、陰極リード板は完成後の切断分離
の際のコンデンサペレットへの衝撃を緩和する目的で、
切離部を小さくするように構成することもできる。
の際のコンデンサペレットへの衝撃を緩和する目的で、
切離部を小さくするように構成することもできる。
又、外装は樹脂によるモールドの他、浸漬、流動浸漬、
溶射などの塗布方法を用いたり、ケースを用いたりする
こともできる。
溶射などの塗布方法を用いたり、ケースを用いたりする
こともできる。
又、陰極リード板の接続部をＬ形に屈曲して半田付は面
積を拡大して接続性を向上させることもできる。
積を拡大して接続性を向上させることもできる。
以上説明したように、本発明によれば、その製造が自動
化されて著しく簡便になると共に新たな型の固体電解コ
ンデンサとして需要が期待できる。
化されて著しく簡便になると共に新たな型の固体電解コ
ンデンサとして需要が期待できる。
第１図〜第１０図は本発明の固体電解コンデンサの製造
工程の説明図である。 図中、１はコンデンサペレット、２は陽極リード、５は
溝、８は電極リード片（陽極リード片）、９．１０は電
極リード片（陰極リード片）である。
工程の説明図である。 図中、１はコンデンサペレット、２は陽極リード、５は
溝、８は電極リード片（陽極リード片）、９．１０は電
極リード片（陰極リード片）である。
Claims (1)
- １ 弁作用を有する金属粉末を所望形状に加圧成形シて
なるコンデンサペレットより延びる陽極リードと、陽極
リードの引出し側とは反対側に位置するコンデンサペレ
ットの陰極層とに夫々平板状の電極リード片を接続した
ものにおいて、上記陰極リード片にコ字状の溝を形成し
、この溝にコンデンサペレットを収納したことを特徴と
する固体電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50080386A JPS5833690B2 (ja) | 1975-06-28 | 1975-06-28 | コタイデンカイコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50080386A JPS5833690B2 (ja) | 1975-06-28 | 1975-06-28 | コタイデンカイコンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS524053A JPS524053A (en) | 1977-01-12 |
| JPS5833690B2 true JPS5833690B2 (ja) | 1983-07-21 |
Family
ID=13716837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50080386A Expired JPS5833690B2 (ja) | 1975-06-28 | 1975-06-28 | コタイデンカイコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833690B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5835534Y2 (ja) * | 1977-05-10 | 1983-08-10 | 三菱自動車工業株式会社 | ドアウインドコ−ナのガ−ニッシュ装置 |
| JPS54181415U (ja) * | 1978-06-12 | 1979-12-22 | ||
| JPS6114896Y2 (ja) * | 1981-01-23 | 1986-05-09 | ||
| USD847956S1 (en) | 2017-02-28 | 2019-05-07 | Skip Hop, Inc. | Bathtub |
| US10433679B2 (en) | 2017-02-28 | 2019-10-08 | Skip Hop, Inc. | Tub receptacle and bathing sling |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4976057A (ja) * | 1972-11-09 | 1974-07-23 |
-
1975
- 1975-06-28 JP JP50080386A patent/JPS5833690B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4976057A (ja) * | 1972-11-09 | 1974-07-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS524053A (en) | 1977-01-12 |
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