JPH0231685Y2

JPH0231685Y2 -

Info

Publication number: JPH0231685Y2
Application number: JP11714085U
Authority: JP
Priority date: 1985-07-30
Filing date: 1985-07-30
Publication date: 1990-08-28
Also published as: JPS6225406U

Description

【考案の詳細な説明】産業上の利用分野この考案は、Ｕ字形に折り曲げた蛍光灯等の片
口金蛍光灯を使用する蛍光灯器具の光源ユニツト
に関する。

従来の技術従来、片口金蛍光灯を保持するランプソケツト
と、点灯管を保持する点灯管ソケツトとを組立て
光源ユニツトを形成し、この光源ユニツトを照明
器具本体に組立た蛍光灯器具が存する。

考案が解決しようとする問題点しかし、照明器具本体は例えば、天井据付型、
壁面に取付けるブラケツト型、その他形状の異な
る複数の種類のものがある。したがつて、照明器
具本体の種類に応じて組立配置を変えた複数種の
光源ユニツトを用意しなければならない問題があ
る。

この考案はこのような点に鑑みなされたもの
で、複数種の照明器具本体にも適用しうる蛍光灯
器具の光源ユニツトを提供することを目的とす
る。

問題点を解決するための手段この考案は、片口金の蛍光灯を保持するランプ
ソケツトを設け、前記蛍光灯を一面から突出させ
た状態で前記ランプソケツトを収納する四角形の
箱状をなす結合体からなり、この結合体は前記蛍
光灯が突出する面を除く一側の隅部にＬ字状の係
止爪を突設するとともにこの隅部と対向する他側
面に隣接する結合体の係止爪が係合する係止孔を
互い違いに設け、複数個の結合体同志を結合可能
に形成したものである。

作用したがつて、複数の結合体５の任意の面７，
８，９，１０，１１を選択して対向させ、係止爪
１２と係止孔１４とを弾発的に係合することによ
り、例えば、蛍光灯１を外周側に位置させて四個
の結合体５を正方形状に結合させることや、蛍光
灯１を両側に配置させて多数の結合体５を二列に
直線状に結合させる等の結合状態を得ることがで
き、したがつて、照明器具本体の形状や大きさに
拘らず光源ユニツトを共通化することが可能とな
る。

実施例この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。片口金蛍光灯としてのＵ字形に屈曲された蛍
光灯１を保持するランプソケツト２と、点灯管３
を保持する点灯管ソケツト４とが設けられてい
る。ランプソケツト２と点灯管ソケツト４とを収
容する結合体５は弾性を有する合成樹脂により形
成され、平面から見れば正方形、正面及び側面か
ら見れば長方形の形状に定められている。

しかして、結合体５の蛍光灯１が突出する面６
以外の面７，８，９，１０，１１には係止爪１２
と凹部１３とが形成され、これらの凹部１３には
係止孔１４が形成されている。複数の結合体５の
関係において、面７，８，９を対向させた場合、
係止爪１２と係止孔１４とが対向し、面１０，１
１を対向させた場合、係止爪１２と係止孔１４と
が対向するように係止爪１２と係止孔１４との位
置が定められている。

このような構成において、複数の結合体５の面
７，８を対向させるとともに面９を対向させ、係
止爪１２と係止孔１４とを弾発的に係合すること
により、第９図に示すように、複数の結合体５を
横二列に結合してなる多灯型の光源ユニツトＵが
形成される。

また、四個の結合体５の面８，９を対向させ、
係止爪１２と係止孔１４とを係合することによ
り、第１０図に示すように、蛍光灯１を放射上に
配列した光源ユニツトＵが形成される。

その他にも、面１０，１１を結合する等形状及
び蛍光灯１の配列を変えた光源ユニツトを形成す
ることができる。もちろん、ランプソケツト２と
点灯管ソケツト４とを保持した一つの結合体５を
光源ユニツトとして使用する形態もある。

何れにしても、結合体５の組合せにより形態の
異なる蛍光灯器具を形成することができ、光源ユ
ニツトを収容する照明器具本体の形状や大きさが
異なる場合でも光源ユニツトを共通使用すること
ができる。

なお、各結合体５の面７，８，９，１０，１１
に、隣接する結合体５内のランプソケツト２及び
点灯管ソケツト４を接続する接続端子を設けても
よいものである。

考案の効果この考案は上状のように構成したので、蛍光灯
を外周側に位置させて四個の結合体を正方形状に
結合させることや、蛍光灯を両側に配置させて多
数の結合体を二列に直線状に結合させること等の
ように、複数の結合体を任意数、任意形状に結合
して形態の異なる複数の蛍光灯器具を形成するこ
とができ、光源ユニツトを収納する照明器具本体
の形状や大きさが異なる場合でも光源ユニツトを
共通使用することができる等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１
図は斜視図、第２図は正面図、第３図は背面図、
第４図は平面図、第５図は底面図、第６図は左側
面図、第７図は右側面図、第８図は一部を拡大し
て係止爪と係止孔との係合状態を示す断面図、第
９図及び第１０図は複数の結合体を結合した状態
を示す平面図である。１……蛍光灯、２……ランプソケツト、３……
点灯管、４……点灯管ソケツト、５……結合体、
１２……係止爪、１４……係止孔。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

片口金の蛍光灯を保持するランプソケツトを設
け、前記蛍光灯を一面から突出させた状態で前記
ランプソケツトを収納する四角形の箱状をなす結
合体からなり、この結合体は前記蛍光灯が突出す
る面を除く一側の隅部にＬ字状の係止爪を突設す
るとともにこの隅部と対向する他側面に隣接する
結合体の係止爪が係合する係止孔を互い違いに設
け、複数個の結合体同志を結合可能に形成したこ
とを特徴とする蛍光灯器具の光源ユニツト。