JPH0231615A - 芝生マット構造 - Google Patents

芝生マット構造

Info

Publication number
JPH0231615A
JPH0231615A JP63179233A JP17923388A JPH0231615A JP H0231615 A JPH0231615 A JP H0231615A JP 63179233 A JP63179233 A JP 63179233A JP 17923388 A JP17923388 A JP 17923388A JP H0231615 A JPH0231615 A JP H0231615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mat
lawn
natural
liquid supply
sponge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63179233A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Furusawa
浩一 古澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dokoo KK
Original Assignee
Dokoo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dokoo KK filed Critical Dokoo KK
Priority to JP63179233A priority Critical patent/JPH0231615A/ja
Publication of JPH0231615A publication Critical patent/JPH0231615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術はビル、マンション等の屋上やイベント会場、
庭園等の地被に対する天然植生を基礎の表面に倣って柔
軟に被覆することが大規模、且つ、小規模を問わず効率
良く行われるようにした芝生マットの構造の技術分野に
属する。
〈要旨の概要〉 而して、この出願の発明はスポンジ等の柔軟性を有する
マット本体の上に苗植えや播種等により天然芝生を植生
させてイベント会場の地層等の上に所定に敷設させるこ
とが出来る方形等の所定サイズの芝生マット構造に関す
る発明であり、特に、通常一般の農場や専用の養生畑悼
所定サイズ方形等のスポンジ製等のマット本体を所定に
隣接させる等して敷設し、それらの上部に土壌やパーラ
イト、バーミキュライト等の植生に対する育成用の粒体
層を積層させて天然芝生を苗植え、播種等して自然状態
に植生させ、所定に育成されたところで各ユニットごと
の芝生マットを所定に運び出してビル、マンションの屋
上やイベント会場、庭園等の地盤上に所定に敷設させ地
被とすることが出来、又、敷設の態様によってはマット
本体内に植生した天然芝生に対する養分補給用の給液用
配管や冷却、保温等のための温度調節用の給液用配管等
を配設し、更に、マット本体の強度を増し、マット相互
の所望面積の植生を図るジヨイント機能を持たせるメツ
シュ体等が埋設されている芝生マット構造に係る発明で
ある。
〈従来技術〉 周知の如く、中央、地方を問わず都市への機能集中化が
促進され、所謂ハイテクビル等が林立するオフィス街等
に於いては単に建物間ばかりでなく、道路や広場に於い
ても緑地や自然土壌等の自然景観が急速に失われつつあ
り、環境保全状態が悪化するのみならず、心理的な安息
状態も損われるような傾向が強くなり、したがって、こ
れに対処するべく人工的な設備等において自然環境の導
入が図られるようになってきており、都市に於ける公園
やイベント会場等に於ける樹木導入や庭園の半人工的な
構築が図られるようになってきている。
しかしながら、本格的な天然の樹木、芝生ブツシュ、造
園等は恒久的な施設としては周囲の環境との取合いにお
いて設計的に自由度がなく、又、施工期間も長くかかり
、コスト的にも高くつくという不具合があった。
〈発明が解決しようとする課題〉 これに対処するに、所謂プラスチック製のプランテーシ
ョンや人工石等を配設した造園態様もあるが、視覚的に
硬直性が強く自然な感触が保持されない欠点があり、又
、光合成による炭酸同化作用等も出来ず、むしろ、使用
後の外気中での焼却等において公害を副次的に発生する
等の不都合ささえあった。
又、在来態様において所謂ロール張り等の技術があり、
苗植えや播種による植生芝生を設定幅に剥離して庭園等
へ搬出して組み付ける技術もあるが、芝生が直接自然土
壌に植生されているためにその匍匐茎につながる土壌が
運搬や施工中に剥離落下し、作業場周辺や敷設周辺を汚
す不都合さがあり、又、その後の芝生の育成が阻害され
たり匍匐茎の伸長が不充分になる不都合さがある。
〈発明の目的〉 この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく天然植生
の自然の感触性を保持し、又、炭酸同化作用等も機能さ
せることが出来、しかも、地被化することが容易、且つ
、スムースに行え、価格的にも低コストで植生芝生の敷
設が行え、短期に自然環境導入が、しかも、自由な設計
度の下に低コストで行え、心理的にも安らぎを与えるこ
とが出来、都市周辺に於ける自然環境技術利用分野に益
する優れた芝生マット構造を提供せんとするものである
く課題を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの出
願の発明の構成は前述課題を解決するために、方形等の
所定サイズのスポンジ等の発泡性であり多孔性の保水機
能を有するマット本体に設計によってプラスチック製等
のメツシュ体を介設したり不織布等を介設させたりし、
更に、その上部に自然土壌やパーライト、バーミキュラ
イト等の天然芝生に対する育成機能を有する粒体層を積
層させて自然農場や専用の養生畑に所定に隣接する等し
て敷設し、日光や降水、或は、肥料散布等を介し天然芝
生を苗植えや播種を介し自然状態で植生させ、その匍匐
茎は粒体層を通り、更に、メッシュ体や不織布を介して
スポンジ等に食い込んで自然に育成され、所定に育成さ
れたところで各マット本体を運び出し、その際、天然芝
生の匍匐茎が粒体層やスポンジに相互に密に絡み合って
いる状態等であることにより、粒体層やスポンジが落下
して周辺を汚すようなことがなく取り扱いがスムースに
行われ、而して、ビル、マンションの屋上ヤイベント会
場の基礎上に、又、庭園等起伏の激しい地盤上に於いて
も当該基礎に倣って所定に敷設されて地被とされ、その
際、マット本体相互はマットに対する所定のジヨイント
を介したり、更には、給液用配管に相互に対するターン
バックルタイプのジヨイントにより相互に連結されて一
体化され、広範囲の基礎に対する敷設もスムースに短期
に行われ、又、その間、或は、事後植生マット上に基礎
が踏み込んでも、マット本体の柔軟性により踏込み圧は
吸収されて植生マット芝生の損傷が少く、又、マット本
体はメツシュ体や不織布により充分に補強され、更に、
不測にして傷んだ天然芝生に対しては当該損傷を受けた
ユニットのみをジヨイントを介して取り外し、養生畑等
に戻して再び植生を促進させ、使用期間中における養分
等の供給はマット本体内に埋設されている給液用配管に
よる養分供給や水分供給により植生を維持され、又、マ
ット本体の保水により適度に温度調節され、積極的には
マット本体に埋設した温度調節用の給液用配管により温
水や冷水を供給することにより匍匐茎の根腐れを防止し
、この際適宜の温度センサ等を介して自動制御的に養分
供給や温度調節水の供給をコントロールするようにして
植生マットの敷設状態を初期通りに維持することが出来
るようにし、都市環境に於ける緑化状態を簡易、且つ、
不変に導入維持することが出来るようにし、しかも、維
持管理がし易く、不測の損傷等に対する再生手段が容易
に行え、しかも、イニシャルコストは勿論のこと、ラン
ニングコストも低く抑えることが出来るようにした技術
的手段を講じたものである。
〈実施例〉 次に、この出願の発明の実施例を図面を参照して説明す
れば以下の通りでおる。
図示態様は都市のビル、マンションの屋上やイベント会
場、或は、都市庭園等に於ける天然芝生の敷設態様であ
り、第1図に示す基本的な一般態様において1はこの出
願の発明の要旨の中心を成す芝生マットであり、平面視
方形の所定サイズの多孔性、発泡性であり、保水性を有
するスポンジ2が図示しない専用の養生畑を予め隣接状
態等で自然土壌の上に所定に敷設されており、その上部
には自然土壌、或は、パーライト、バーミキュライト等
の天然芝生に対する育成促進用の粒体層3が積層されて
設定厚さに形成され、そこで、所定に苗植え、播種等に
より一般態様同様にコーライ芝等の日本芝やベントグラ
ス、ブルーグラス等の西洋芝については播種により行い
、自然降水、日光により植生を促進させ所望に応じて栄
養液等を散布し、粒体層3上に天然芝生4を植生育成し
ていく。
そして、経時的に天然芝生4の匍匐茎5は粒体層3を匍
匍し、更に、スポンジ2内に匍匍し、相互に絡み合って
天然芝生4、及び、粒体層3、スポンジ2を一体化連結
した状態を経時的に現出していく・。
勿論、天然芝生4の育成が良好な場合には成長した匍匐
茎5はスポンジ2を更に匍匍して下側の自然土壌にまで
入り込んで養分吸収等を促進して育成が良好になされて
いく。
この場合、育成管理のために作業員が敷設された各ユニ
ットが隣接された植生マット1の表面に踏み込んでも踏
込み圧はスポンジ2の柔軟性により吸収され、何ら植生
状態の天然芝生4に損傷等を与えることはない。
勿論、植生マットの製造を専用の養生畑に於いて行うの
みならず、通常の農場等の所定の他のエリアに於ける農
作物同様に自然状態で育成させても良いことは勿論のこ
とである。
尚、天然芝生4は在来一般態様同様にその植生の育成に
おいて匍匐茎5は上下方向は勿論のこと、縦横立体的に
あらゆる方向へと匍匍して相互に密に絡み合って育成し
ていく。
そして、粒体層3上に所定高さ天然芝生4が育成して植
生されると、当該養生畑の土壌面から植生マットの1ユ
ニット分づつ、又、所望によっては隣接して匍旬茎5に
より連結されている連続状態のまま引き剥がしてトラッ
ク等に積み込み、イベント会場やビル、マンションの屋
上、或は、庭園等の所定の地域に搬送して降ろし、その
基礎や地盤上に所定に敷設していく。
この際、植生された天然芝生4は粒体層3を介してスポ
ンジ2に細部茎5が絡まって一体的に細部しているため
に、該スポンジ2の柔軟性により当該敷設する地盤や基
礎が第11図に示す様に基礎6がなだらかな(或は、急
な場合であっても)その敷設状態の各植生マットのユニ
ット7.7・・・は基礎6の起伏に倣って速やかに追従
し、当該基礎6の起伏同様な起伏姿勢に敷設されること
が出来る。
上述構成において、イベント会場の基礎6上等に敷設さ
れた各芝生マットのユニット7.7・・・が天然芝生4
により緑化状態を現出し、爽かな雰囲気を醸し出し、夜
間においては通常一般の植物同様に炭酸同化作用を行う
ことが出来る。
又、敷設施工時において、或は、施工後に天然芝生4上
に人が踏み込んで不測にして天然芝生4に損傷等を与え
る場合があっても、該損傷が芝生マットのユニット7の
みを基礎から剥離し、再び養生畑に戻してその植生状態
の自然回復を図ることが出来る。
尚、イベント会場等に於ける天然芝生4の敷設に際し、
他のブツシュや植木等のプランテーションや燈籠や石、
つくばい等との取合いは何ら支障なく全く自由に設計出
来ることは勿論のことである。
しかし、イベント会場等の基礎上に於ける実際の天然芝
生4の芝生マットの各ユニット7.7・・・の相互隣接
等敷設に際しては施工条件により様々な実際態様が取り
入れられるが、それらの態様を第2図以下の実施例によ
って説明すると、第2図に示す実施例は植生中、或は、
敷設施工中、或は、その後の諸作業や使用中における芝
生植生、即ち、マット本体を成すスポンジ2の強度を充
分に補強し、植生している天然芝生4の損傷を防止し、
育成している細部茎を保護し、しかも、芝生マット1自
体の耐久性を向上すべく該スポンジ2中に面積方向にプ
ラスチック製等の網体等のメツシュ体8を埋設し、細部
茎5との育成における絡み合いを通して全体一体化、強
度促進を図るようにした態様であり、耐久性や損傷防止
機能がより一層促進される態様であり、天然芝生4の植
生や育成には何ら支障がないものである。
尚、設計変更的にはメツシュ体に代えて不織布を用いる
ことが可能であることは勿論のことである。
そして、上述各実施例はイベント会場等に於いて敷設し
た芝生マット1が自然の降水や適宜の散水等、或は、適
宜の施肥等により所定期間植生状態を保持出来る態様で
あるが、更に、数カ月、数年、或は、半永久的な1つの
施設として設置される場合には天然芝生4の育成維持に
不可欠とされる温度、養分補給、水分補給の条件が図ら
れねばならないが、第3図に示す実施例においては芝生
マット1のマット本体のスポンジ2に強度補強用のメツ
シュ体8を付設すると共に、更に、所定方向に、例えば
、樹脂製の給液用配管9.9・・・を介設して所定の栄
養分の液体や保水用の水を供給して第4図に示す様に該
給液用配管9に多数所定数穿設したノズル10.10・
・・よりスポンジ2中に給水給液して天然芝生4に対す
る養分供給と保水状態維持を図るようにする。
尚、この場合、当該第4図に示す様にスポンジ2中に対
する給液状態を良好にするべく給液用配管9の端部には
盲栓11を用いるようにする。
而して、該給液用配管9をして給液給水と共に天然芝生
4の細部茎5の根腐れ防止等のために冷却、保温作用を
行うには、第5図に示す様に適宜の温度センサ13を制
御装置14に接続し、ポンプ15を作動させて芝生マッ
ト1内に埋設した給液用配管9に対する給液をヘッダー
12を介してタンク16から行うようにし、温度管理と
養分供給、水分補給を司どるようにすることが出来る。
尚、上述実施例において給液用配管9.9・・・はマッ
ト本体としてのスポンジ2内に埋設されるために、該配
管9自体が一種の節体として両機能を果すために、第6
図に示す様にスポンジ2と粒体層3との境界面に給液用
配管9.9・・・を配設し、メツシュ体や不織布の配設
を省略するような態様も可能である。
而して、芝生マット1のユニット7については農場や養
生畑に於ける細部茎5に相互に分割し、或は、一体連結
した状態で地盤より剥離し、所定の敷設場所に搬出し敷
設するに際し、相互にずれを起こしたり、その後の使用
態様によって相互に分離したりする場合がなくはないた
めに、第7.8図に示す様にそれらの連結交叉部にジヨ
イント17、及び、対向する縁部分にジヨイント18を
設けて相互に連結することが出来、連結交叉部に於ける
ジヨイント17は、例えば、第9.10図に示す様に押
えプレート15から四方にゴムバンド20.20・・・
を介してフック21を設けて各芝生マットユニット7の
縁部分でメツシュ体をスポンジ2から所定に剥離して押
えプレート19を挿入し、フック21をしてメツシュ体
相互に連結させてユニット7.7相互を連結し、又、適
宜のフックタイプのジヨイント18を介して対向するユ
ニットのメツシュ体相互を連結することが可能であり、
又、当該実施例に示す様にメツシュ体8をスポンジ2か
ら剥離してその間に押えプレート19を滑り込ませるの
に代えて、第12図に示す様に各芝生マット1のユニッ
ト7の連結部ごとに粒体層3の上部からピン差し込み式
のジヨイント17′を挿入するようにして連結する態様
も可能である。
而して、当該第12図に示す実施例において、スポンジ
2の下側に保温冷却用の給液用配管9′9′を配列させ
ると共にその間にドレン用の溝99Nを形成させて、例
えば、ビル、マンションの屋上、更には、デパートのイ
ベント会場のコンクリート、或は、タイル床面の基礎上
に於ける排水機能を持たせるようにしたg様で細部茎5
のメンテナンスがし易いようにしたものでおり、上述各
実施例の態様の選択設計はコスト施工条件等により適宜
に選択すれば良いものである。
又、先述した如く、第6図に示す実施例の様に芝生マッ
ト1のマット本体内に埋設する給液用配管9はそれ自体
がマットユニット7の節体を成して補強性を有している
ために、第13図に示す実施例の様に隣接する相互連結
の芝生マット1のユニット7.7の埋設給液用配管9.
9の相互に対してターンバックルタイプのジヨイント2
2を螺合して連結させることにより、相互の給液用配管
9.9の連結を介して芝生マット1のユニット7.7の
相互連結一体化をも図るようにすることが出来るように
した態様でおる。
次に、第14.15図に示す実施例は第12図に示す実
施例のドレン溝919′の配設に代えてスポンジ2中に
設けたメツシュ体8に所定間隔でスタンド23.23・
・・を一体内に設けて下延させた態様でおり、農場や養
生畑での天然芝生4の植生に際しては該各スタンド23
が地盤土壌中に入り込んで何らその植生促進には影響を
与えず、ビルやマンションの屋上、或は、路上のコンク
1ノートの排水性の悪い土壌に各芝生マット1を敷設す
るに際しては充密部分24とドレン部分25を形成させ
て該ドレン部分25を介して第15図矢印に示す様に排
水を行うようにすることが出来る。
そして、イベント会場等の使用が不要になった場合には
再び基礎から芝生マット1のユニット7.7を個々に、
或は、ジヨイントを介して一体的に剥離除去してトラッ
ク等に積載して再び農場や養生畑に戻して養生再生を図
るようにしたり、他のイベント会場等に転送して利用し
たりする等行う。
尚、この出願の発明の実施態様は上述各実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、各芝生マットのユ
ニットのスポンジやメツシュ体、或は、不織布の縁部に
ファスナー等を設けてジヨイントの代わりにワンタッチ
的に連結分離を図るようにする等種々の態様が採用可能
である。
又、スポンジに適宜に配筋を行う等の設計変更の態様は
自在である。
〈発明の効果〉 以上、この出願の発明によれば、基本的に緑化地帯の乏
しい都市空間のビル、マンション、或は、公園、更には
、イベント会場等に於いて視覚的にも極めて心理効果の
高い天然芝生を迅速、且つ、設計通りに正確に敷設する
ことが出来、しかも、地被として基礎の凹凸等の起伏に
とられれずにこれに倣って自然な起伏状態で天然芝生を
敷設することが出来るという優れた効果が秦される。
しかも、ユニットマットのサイズが設計上自由であるば
かりでなく、そのサイズの切り張りも自由であるため地
盤や基礎に対し、その凹凸ばかりでなく広さ、他の池、
石、人工置物等の取合いも自由であり、所望に応じた敷
設が自由に行えるという優れた効果が奏される。
したがって、視覚的に人工的な芝生ではなく、自然な柔
かい感じの天然芝生を設け、しかも、その植生状態を使
用期間中においても維持することが出来、(のうえ、養
生畑等に戻すことにより育成不良や損傷等の回復をも早
急に図りリサイクルさせることが出来る等優れた効果が
奏される。
而して、芝生マットの各ユニットはジヨイント等を介し
て相互一連結させることが出来るために、相当エリアの
面積の場所に対する敷設も自在に早急に行われ作業能率
も良いという効果があり、又、マット本体はスポンジ等
の柔軟性を有する材質によって作られるために、造成中
、或は、敷設中における不測の踏込み力等が印加されて
もその踏込み圧力は吸収され、天然芝生に損傷を与えた
り、マット本体の耐久性を低下させる等の効果もある。
又、スポンジ等のマット本体の上部には土壌やパーライ
ト、バーミキュライト等の芝生の育成を促進する粒体層
が積層されているために、芝生の細部茎は自然に上下左
右方向に延出して充分な育成が保証される効果もあり、
更に、成長する細部茎が粒体層は勿論のこと、スポンジ
等のマット本体に充密状態で絡み合うために天然芝生と
マット本体、及び、粒体層の一体化が強固に促進されて
養生畑からイベント会場等に於ける敷設の搬送途中や施
工途中において匍r、++ 茎から土壌が剥離落下して
作業場周辺等の環境悪化につながるような虞がないとい
う効果がある。
又、マット本体のスポンジ内等にメツシュ体や不織布を
埋設することにより、マット本体自体の強度は勿論のこ
と、細部茎を含めての強度が補強されて天然芝生の敷設
における細部茎の損傷等を防ぐことが出来るという効果
が奏される。
更に、マット本体内に給液用配管を埋設することにより
、養分供給用や保温、冷却用の液体を供給することが出
来、細部茎の根腐れや損傷を防止し、その育成を促進す
ることが出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの出願の発明の詳細な説明図であり、第1図は
芝生マットの基本的実施例の縦断面図、第2.3図は別
の実施例の縦断面図、第4図は給液用配管の部分拡大斜
視図、第5図は給液用配管の制御機構の模式図、第6図
は他の芝生マットの実施例の縦断面図、第7図は芝生マ
ットのユニット相互の連結平面模式図、第8図は同縦断
面図、第9.10図はジヨイントの1態様の平面、及び
、側面図、第11図は芝生マットの敷設態様斜視図、第
12図は更に別の芝生マットの実施例の縦断面図、第1
3図は更に他の実施例の芝生マットのユニット相互の連
結縦断面図、第14図は更に別の実施例の芝生マットの
縦断面図、第15図は同平断面図である。 2・・・マット本体、  4・・・天然芝生、1・・・
芝生マット、  3・・・育成粒体層、8・・・メツシ
ュ体、  9・・・給液用配管、11・・・ジヨイント

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)柔軟性のマット本体に天然芝生を植生させた所定
    サイズの芝生マット構造において、該マット本体が保水
    性の柔軟材から成り、該マット本体上に植生に対する育
    成粒体層が重積されて上記天然芝生が匍匐茎を介して植
    生されていることを特徴とする芝生マット構造。
  2. (2)上記マット本体内にメッシュ体が配設されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の芝生マッ
    ト構造。
  3. (3)上記マット本体内に給液用配管が付設されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の芝生マッ
    ト構造。
  4. (4)上記給液用配管が養分供給用にされていることを
    特徴とする特許請求の範囲第3項記載の芝生マット構造
  5. (5)上記給液用配管が温度調整用にされていることを
    特徴とする特許請求の範囲第3項記載の芝生マット構造
  6. (6)柔軟性のマット本体に天然芝生を植生させた所定
    サイズの芝生マット構造において、該マット本体が保水
    性の柔軟材から成り、該マット本体上に植生に対する育
    成粒体層が重積されて上記天然芝生が匍匐茎を介して植
    生され、かかるユニットがジョイントを介して所定ユニ
    ット数連結併設されていることを特徴とする芝生マット
    構造。
  7. (7)上記ジョイントがマット本体内付設の給液用配管
    相互に対するターンバックルタイプのジョイントにされ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の芝
    生マット構造。
JP63179233A 1988-07-20 1988-07-20 芝生マット構造 Pending JPH0231615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63179233A JPH0231615A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 芝生マット構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63179233A JPH0231615A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 芝生マット構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0231615A true JPH0231615A (ja) 1990-02-01

Family

ID=16062270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63179233A Pending JPH0231615A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 芝生マット構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0231615A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03102825U (ja) * 1990-02-08 1991-10-25
KR100533335B1 (ko) * 2002-04-30 2005-12-02 한수그린텍 주식회사 콘크리트 호안사면 녹화공법
JP2007014284A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Kanesada Kosan Kk 植生芝マット

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913482A (ja) * 1972-06-05 1974-02-05
JPS5116054B2 (ja) * 1971-08-26 1976-05-21
JPS5542503A (en) * 1978-09-18 1980-03-25 Kosumo Konsarutantsu Kk Plant cultivation
JPS62220613A (ja) * 1986-03-20 1987-09-28 Sonnoushiya Riyokuchi Kk 法面緑化保護方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116054B2 (ja) * 1971-08-26 1976-05-21
JPS4913482A (ja) * 1972-06-05 1974-02-05
JPS5542503A (en) * 1978-09-18 1980-03-25 Kosumo Konsarutantsu Kk Plant cultivation
JPS62220613A (ja) * 1986-03-20 1987-09-28 Sonnoushiya Riyokuchi Kk 法面緑化保護方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03102825U (ja) * 1990-02-08 1991-10-25
JP2520955Y2 (ja) * 1990-02-08 1996-12-18 株式会社大林組 運動競技場における芝生の保護構造
KR100533335B1 (ko) * 2002-04-30 2005-12-02 한수그린텍 주식회사 콘크리트 호안사면 녹화공법
JP2007014284A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Kanesada Kosan Kk 植生芝マット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1996003027A1 (fr) Structure en feuille pour la croissance des plantes, structure en feuille pour la croissance du gazon naturel, procede pour faire pousser du gazon et procede pour poser des structures en feuille portant du gazon
JP2010252766A (ja) 織物植生マット及び人工ゼオライト等のナノ複合酸化物材料を使用する屋上、ベランダ、グランド及び砂漠の緑化方法
EP1065921B1 (en) Method and apparatus for creating areas of greenery
JP3031208B2 (ja) 植物栽培装置
US6108972A (en) Apparatus for and methods of bracing soil, retaining water, and blocking roots
JP3285201B2 (ja) 自生型屋上緑化施工方法
JPH0231615A (ja) 芝生マット構造
JP3403955B2 (ja) 苗植付け方法とこれに用いる植栽装置。
JP3504928B2 (ja) 植生構造
KR101314887B1 (ko) 도심형 옥상 녹화 구조물
JP3822195B2 (ja) 植物栽培装置
JPH08214697A (ja) グラウンド用緑化人工土層
JP2009022242A (ja) 天然芝マット及びそれを用いた緑化設備
JPH062015B2 (ja) 多孔配管内蔵植物植生用層状構造体及び同構造体を用いた植物植生方法
JPH08266149A (ja) 植物緑化施設の施工方法及び緑化施設
JPH04222526A (ja) 緑化ユニット
JP2002315436A (ja) ユニット式壁面緑化システムおよび緑化工法
JP2000060296A (ja) 平面又は緩傾斜面の緑化に用いる生育基盤及び該生育基盤に結合する緑化体
JP3088216U (ja) 緑化基材
JP2021023217A (ja) 薬液、空気供給緑化資材
JP4401128B2 (ja) 人工緑地
JP3865117B2 (ja) 花壇
CN116733015A (zh) 一种生态修复功能混凝土帆布的制备方法及应用
JP2000175554A (ja) 薄層緑化用ネットシステム及びその施工方法
JPH04166025A (ja) 植物植生用層状構造体及び同構造体を用いた植物植生方法