JPH0231484Y2 - - Google Patents
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- JPH0231484Y2 JPH0231484Y2 JP1985149773U JP14977385U JPH0231484Y2 JP H0231484 Y2 JPH0231484 Y2 JP H0231484Y2 JP 1985149773 U JP1985149773 U JP 1985149773U JP 14977385 U JP14977385 U JP 14977385U JP H0231484 Y2 JPH0231484 Y2 JP H0231484Y2
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 3
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 7
- 238000010516 chain-walking reaction Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Relays Between Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は巻糸パツケージの移載装置に関する。
自動ワインダーで生産されたコーン状あるいは
チーズ状の巻糸パツケージは、検査・出荷等の次
工程へ搬送される。該搬送の途次において、搬送
手段の形態に応じてパツケージの搬送姿勢位置等
は変化することがあり、作業者による場合、ある
いは自動的に行う場合等種々の手段が採用されて
いる。
チーズ状の巻糸パツケージは、検査・出荷等の次
工程へ搬送される。該搬送の途次において、搬送
手段の形態に応じてパツケージの搬送姿勢位置等
は変化することがあり、作業者による場合、ある
いは自動的に行う場合等種々の手段が採用されて
いる。
本考案は、ベルトコンベア上にパツケージの糸
層外周面が載置され巻取管が搬送方向とほぼ平行
状態で搬送される状態から、別のコンベア上の搬
送媒体へ巻取管が垂直になるように移載するのに
適した移載装置を提供するものであり、簡単な構
造でかつコンパクトな装置を提供することを目的
とする。
層外周面が載置され巻取管が搬送方向とほぼ平行
状態で搬送される状態から、別のコンベア上の搬
送媒体へ巻取管が垂直になるように移載するのに
適した移載装置を提供するものであり、簡単な構
造でかつコンパクトな装置を提供することを目的
とする。
本考案は一方のベルトコンベア上にパツケージ
の糸層外周面が載置され巻取管が搬送方向とほぼ
平行状態で搬送される状態から、他方のコンベア
上の搬送媒体上へ上記巻取管が垂直になるように
して移載する装置であつて、該装置は、パツケー
ジ受取位置と搬送媒体への受渡し位置間を移動す
るパツケージ受皿が、固定のシヤフトを中心に旋
回動可能な受皿支持アーム上の先端に軸支され、
かつ上記受皿自体をアーム上の上記軸を支点に定
角度旋回させるカム機構が設けられ、受皿上のパ
ツケージの姿勢変化を上記アームの旋回動と、受
皿自体のアームに対する旋回動とによつて行うよ
うにしたものである。
の糸層外周面が載置され巻取管が搬送方向とほぼ
平行状態で搬送される状態から、他方のコンベア
上の搬送媒体上へ上記巻取管が垂直になるように
して移載する装置であつて、該装置は、パツケー
ジ受取位置と搬送媒体への受渡し位置間を移動す
るパツケージ受皿が、固定のシヤフトを中心に旋
回動可能な受皿支持アーム上の先端に軸支され、
かつ上記受皿自体をアーム上の上記軸を支点に定
角度旋回させるカム機構が設けられ、受皿上のパ
ツケージの姿勢変化を上記アームの旋回動と、受
皿自体のアームに対する旋回動とによつて行うよ
うにしたものである。
以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
る。
第5,6図に本考案装置が適用されるパツケー
ジ搬送システムの一例が示される。
ジ搬送システムの一例が示される。
図示しない自動ワインダー、撚糸機等で生産さ
れたパツケージPは搬送ライン1、例えば天井レ
ールに沿つて走行するチエーンに垂下支持された
フツクによつて吊着され、パツケージ貯溜搬送ラ
イン2A,2B,2Cの位置には上記フツクから
ライン2A〜2Cのコンベア上へパツケージを受
渡すパツケージ受渡し装置3a,3b,3cが設
置されている。
れたパツケージPは搬送ライン1、例えば天井レ
ールに沿つて走行するチエーンに垂下支持された
フツクによつて吊着され、パツケージ貯溜搬送ラ
イン2A,2B,2Cの位置には上記フツクから
ライン2A〜2Cのコンベア上へパツケージを受
渡すパツケージ受渡し装置3a,3b,3cが設
置されている。
上記複数箇所のパツケージ貯溜搬送ライン2A
〜2Cは互いに平行に走行するベルトコンベアに
よつて構成され、パツケージ払出し側端部には、
パツケージ整列ライン4が設けられる。さらに、
該ライン4に続いてパレタイジングステーシヨン
5、中仕切板置場6が配置される。上記整列ライ
ン4のパツケージ整列位置ST1とパレタイジン
グステーシヨン5、中仕切板置場6に沿つて天井
レール7,7が設置され、該レール7に沿つて移
動可能なパツケージの支持移送および中仕切板の
支持移送用のロボツト8が設置されている。
〜2Cは互いに平行に走行するベルトコンベアに
よつて構成され、パツケージ払出し側端部には、
パツケージ整列ライン4が設けられる。さらに、
該ライン4に続いてパレタイジングステーシヨン
5、中仕切板置場6が配置される。上記整列ライ
ン4のパツケージ整列位置ST1とパレタイジン
グステーシヨン5、中仕切板置場6に沿つて天井
レール7,7が設置され、該レール7に沿つて移
動可能なパツケージの支持移送および中仕切板の
支持移送用のロボツト8が設置されている。
第6図にパツケージPの搬送状態を示す。即
ち、例えば貯溜搬送ライン2Aを移送されるパツ
ケージPaはコンベア端部に設けられるパツケー
ジ移載装置9によつてパツケージの姿勢が変換さ
れつつ整列ライン上を循環移送されるパツケージ
搬送媒体(以下トレイ10と称す)に挿着され、
第5図の如く矢印11方向に走行する丸ベルト1
2によつて、パツケージはトレイと一体的に移送
され、整列位置ST1に到る。該整列位置に所定
数のパツケージ(第1図では3個)が整列する
と、ロボツト8によつて複数個のパツケージが一
括して吊着支持され、トレイから抜取られると共
に、パレタイジングステーシヨン5へ移送され、
パツケージ載置用中仕切板13上に載置される。
ち、例えば貯溜搬送ライン2Aを移送されるパツ
ケージPaはコンベア端部に設けられるパツケー
ジ移載装置9によつてパツケージの姿勢が変換さ
れつつ整列ライン上を循環移送されるパツケージ
搬送媒体(以下トレイ10と称す)に挿着され、
第5図の如く矢印11方向に走行する丸ベルト1
2によつて、パツケージはトレイと一体的に移送
され、整列位置ST1に到る。該整列位置に所定
数のパツケージ(第1図では3個)が整列する
と、ロボツト8によつて複数個のパツケージが一
括して吊着支持され、トレイから抜取られると共
に、パレタイジングステーシヨン5へ移送され、
パツケージ載置用中仕切板13上に載置される。
このような動作が繰返されて、中仕切板13上
に一定数(本実施では12個)のパツケージが載置
されると、ロボツト8は中仕切板置場6へ走行
し、最上段の中仕切板13aを支持搬送し、第6
図の如くパツケージの上に中仕切板13aを載置
し、再び上記同様のパツケージ移載を繰り返す。
に一定数(本実施では12個)のパツケージが載置
されると、ロボツト8は中仕切板置場6へ走行
し、最上段の中仕切板13aを支持搬送し、第6
図の如くパツケージの上に中仕切板13aを載置
し、再び上記同様のパツケージ移載を繰り返す。
次に、第5,6図に示した貯溜搬送ライン2A
から整列ライン4のトレイ10にパツケージを移
載する装置9の実施例を第1,2図において説明
する。なお、移載装置9は第5図の各貯溜搬送ラ
イン2A〜2Cに設けられ、同じ構成であり、第
1,2図に代表して説明する。即ち、移載装置9
は貯溜搬送コンベア14端部のパツケージ受取位
置Rと整列ライン4のコンベア12上のトレイ1
0への受渡し位置F間を移動するパツケージ受皿
15と、該受皿15の駆動用流体シリンダ16
と、運動伝達レバー等より構成される。即ち、フ
レーム17に固定されたブラケツト18,18間
にシヤフト19が回転自在に支持され、該シヤフ
ト19の中間部には、流体シリンダ16のピスト
ンロツド20に連結されたレバー21の一端が固
定され、ピストンロツド20の上下運動によりシ
ヤフト19が正逆回転する。上記シヤフト19の
両端部には受皿支持アーム22,22の一端が固
定され、アーム22,22の先端部には、両アー
ム間に渡る軸23が支持され、該軸23に枢支さ
れたブラケツト24,24に受皿15の背面25
が固定支持されている。
から整列ライン4のトレイ10にパツケージを移
載する装置9の実施例を第1,2図において説明
する。なお、移載装置9は第5図の各貯溜搬送ラ
イン2A〜2Cに設けられ、同じ構成であり、第
1,2図に代表して説明する。即ち、移載装置9
は貯溜搬送コンベア14端部のパツケージ受取位
置Rと整列ライン4のコンベア12上のトレイ1
0への受渡し位置F間を移動するパツケージ受皿
15と、該受皿15の駆動用流体シリンダ16
と、運動伝達レバー等より構成される。即ち、フ
レーム17に固定されたブラケツト18,18間
にシヤフト19が回転自在に支持され、該シヤフ
ト19の中間部には、流体シリンダ16のピスト
ンロツド20に連結されたレバー21の一端が固
定され、ピストンロツド20の上下運動によりシ
ヤフト19が正逆回転する。上記シヤフト19の
両端部には受皿支持アーム22,22の一端が固
定され、アーム22,22の先端部には、両アー
ム間に渡る軸23が支持され、該軸23に枢支さ
れたブラケツト24,24に受皿15の背面25
が固定支持されている。
さらに、上記ブラケツト24,24にはロツド
26,26の一端が枢支され、該ロツド26,2
6の他端は、アーム22,22の途中に固定され
たブレート27,27に枢支28,28されたレ
バー29,29に連結される。また、ピン30,
30にはローラ31,31が支持され、固定ブラ
ケツト18,18に固着されたカム板32,32
に接離する。
26,26の一端が枢支され、該ロツド26,2
6の他端は、アーム22,22の途中に固定され
たブレート27,27に枢支28,28されたレ
バー29,29に連結される。また、ピン30,
30にはローラ31,31が支持され、固定ブラ
ケツト18,18に固着されたカム板32,32
に接離する。
また、上記アーム22,22間にのびる軸33
と受皿15の背面25間には引張りスプリング3
4がかけられ、受皿15を軸23回りの反時計針
方向に付勢している。
と受皿15の背面25間には引張りスプリング3
4がかけられ、受皿15を軸23回りの反時計針
方向に付勢している。
上記受皿15は、パツケージPの底面35を支
承する底板36と、パツケージの糸層外周面を支
承する基準側板37と、上記底板36、基準側板
37を支持する枠体38等より構成され、底板3
6はパツケージの払出方向に開いた切欠39が形
成され、パツケージの中心位置よりさらに切込ま
れており、パツケージの巻取管40が上記切欠3
9を通つて下方へ突出した状態で受渡し動作を行
う。また上記基準側板37はパツケージの形状に
合つた円弧状部分を有し、折曲げ部分41が枠体
38に形成した長孔42,42を貫通するボルト
43,43によつて位置調節自在となつている。
なお上記側板37の他端部は枠体背面25から突
出したボルト44,44に当接して位置決めがさ
れる。従つてパツケージPの径に合わせて、前記
側板37を移動調節すれば、パツケージ中心が常
に同一位置となり、パツケージをトレイに挿立す
る際のミスを防止できる。
承する底板36と、パツケージの糸層外周面を支
承する基準側板37と、上記底板36、基準側板
37を支持する枠体38等より構成され、底板3
6はパツケージの払出方向に開いた切欠39が形
成され、パツケージの中心位置よりさらに切込ま
れており、パツケージの巻取管40が上記切欠3
9を通つて下方へ突出した状態で受渡し動作を行
う。また上記基準側板37はパツケージの形状に
合つた円弧状部分を有し、折曲げ部分41が枠体
38に形成した長孔42,42を貫通するボルト
43,43によつて位置調節自在となつている。
なお上記側板37の他端部は枠体背面25から突
出したボルト44,44に当接して位置決めがさ
れる。従つてパツケージPの径に合わせて、前記
側板37を移動調節すれば、パツケージ中心が常
に同一位置となり、パツケージをトレイに挿立す
る際のミスを防止できる。
さらに、コンベア14側において、パツケージ
払出位置の両側にはガイド板45が固定され、さ
らにパツケージが受皿15に受容したことを検出
するセンサー46が固定ブラケツト47に設けら
れ、該センサー46によるパツケージ在荷信号に
よつて上記流体シリンダ16が作動するのであ
る。コンベア側のセンサ48は受皿15が動作中
後続のパツケージの到着を検出し、コンベア14
の駆動を停止するものである。
払出位置の両側にはガイド板45が固定され、さ
らにパツケージが受皿15に受容したことを検出
するセンサー46が固定ブラケツト47に設けら
れ、該センサー46によるパツケージ在荷信号に
よつて上記流体シリンダ16が作動するのであ
る。コンベア側のセンサ48は受皿15が動作中
後続のパツケージの到着を検出し、コンベア14
の駆動を停止するものである。
従つて、第1図において二点鎖線位置Rに受皿
15aが待機しており、パツケージPが矢印49
方向に移送され、コンベア14の端部から受皿1
5a内へ落下すると、上記センサ46によつて流
体シリンダ16が作動し、ピストンロツド20が
進出する。レバー21を介してシヤフト19が反
時計針方向へ回転すると該シヤフトに固定したア
ーム22,22も同方向へ旋回し、二点鎖線位置
の受皿15aは実線位置15まで移動し、パツケ
ージP1をトレイ10のペグ50に挿着するので
ある。
15aが待機しており、パツケージPが矢印49
方向に移送され、コンベア14の端部から受皿1
5a内へ落下すると、上記センサ46によつて流
体シリンダ16が作動し、ピストンロツド20が
進出する。レバー21を介してシヤフト19が反
時計針方向へ回転すると該シヤフトに固定したア
ーム22,22も同方向へ旋回し、二点鎖線位置
の受皿15aは実線位置15まで移動し、パツケ
ージP1をトレイ10のペグ50に挿着するので
ある。
なお、上記受皿15は待機位置Rにおいてはロ
ツド26a端部のローラ31aがカム板32のカ
ム面32aに規制されており、受皿15aはアー
ムの軸23aを中心に底板36がアーム22,2
2から離反する方向へ変位している。アーム2
2,22のシヤフト19を中心とする反時計針方
向の旋回時には、ローラ31aがカム板32から
外れる位置に到ると受皿15はスプリング34お
よびパツケージ重量によつて、実線状態、即ち受
皿の背面25がアーム22に当接する位置にな
る。即ち、パツケージの90゜の姿勢変化を、アー
ム22の少ない旋回角度により行えるものであ
る。例えばパツケージPが自重によつて受皿15
へ落下する角度即ちパツケージP,P1間の角度
を30゜とし、アーム22の旋回角度を30゜とすると
残りの30゜の角度変化を上記受皿15自体のアー
ム22に対する旋回角によつて得るのである。従
つてアーム22単独で60゜の旋回を行う場合に比
べ移載装置全体がコンパクト化される。
ツド26a端部のローラ31aがカム板32のカ
ム面32aに規制されており、受皿15aはアー
ムの軸23aを中心に底板36がアーム22,2
2から離反する方向へ変位している。アーム2
2,22のシヤフト19を中心とする反時計針方
向の旋回時には、ローラ31aがカム板32から
外れる位置に到ると受皿15はスプリング34お
よびパツケージ重量によつて、実線状態、即ち受
皿の背面25がアーム22に当接する位置にな
る。即ち、パツケージの90゜の姿勢変化を、アー
ム22の少ない旋回角度により行えるものであ
る。例えばパツケージPが自重によつて受皿15
へ落下する角度即ちパツケージP,P1間の角度
を30゜とし、アーム22の旋回角度を30゜とすると
残りの30゜の角度変化を上記受皿15自体のアー
ム22に対する旋回角によつて得るのである。従
つてアーム22単独で60゜の旋回を行う場合に比
べ移載装置全体がコンパクト化される。
なお、整列ライン4の各ライン2A〜2Cから
のパツケージ受取位置および整列ステーシヨン
ST1には第3,4図の如きトレイの停止・切出
し装置51,52が設けられており、各ストツパ
53,54はトレイの搬送面上へ、流体シリンダ
55,56の作動により出没する。57,58は
復帰用スプリングである。即ち、第3,4図の状
態では先頭のトレイ10aがストツパ53に係止
して停止・位置決めされ、後続のトレイ10b,
10cもトレイ10aにより停止している。この
状態でトレイ10aに上記移載装置9によりパツ
ケージが供給挿着されると、ストツパ54が突出
し、ストツパ53が没することにより先頭のトレ
イ10aのみが矢印59方向へ丸ベルト12の走
行に従つて切出される。次いでストツパ53が突
出し、ストツパ54が没することにより、トレイ
10b,10cが1ピツチ前進してストツパ53
に係止して停止する。このような停止・切出し装
置51,52が第5図の各箇所に設けられて、空
トレイ、実トレイの搬送が制御される。
のパツケージ受取位置および整列ステーシヨン
ST1には第3,4図の如きトレイの停止・切出
し装置51,52が設けられており、各ストツパ
53,54はトレイの搬送面上へ、流体シリンダ
55,56の作動により出没する。57,58は
復帰用スプリングである。即ち、第3,4図の状
態では先頭のトレイ10aがストツパ53に係止
して停止・位置決めされ、後続のトレイ10b,
10cもトレイ10aにより停止している。この
状態でトレイ10aに上記移載装置9によりパツ
ケージが供給挿着されると、ストツパ54が突出
し、ストツパ53が没することにより先頭のトレ
イ10aのみが矢印59方向へ丸ベルト12の走
行に従つて切出される。次いでストツパ53が突
出し、ストツパ54が没することにより、トレイ
10b,10cが1ピツチ前進してストツパ53
に係止して停止する。このような停止・切出し装
置51,52が第5図の各箇所に設けられて、空
トレイ、実トレイの搬送が制御される。
従つて、貯溜搬送ライン2Aからのパツケージ
供給動作が上記移載装置9によつて行われ、流体
シリンダ16の動作回数をカウントしておけば、
所定数のパツケージを供給したことが検出でき、
ライン2Aのパツケージのパレタイジング動作が
完了する。
供給動作が上記移載装置9によつて行われ、流体
シリンダ16の動作回数をカウントしておけば、
所定数のパツケージを供給したことが検出でき、
ライン2Aのパツケージのパレタイジング動作が
完了する。
以上のように、本考案では貯溜搬送ラインのパ
ツケージを別の搬送ライン上へパツケージの姿勢
を変換しつつ行うことができ、しかもパツケージ
は受皿上からトレイ上のペグへ落下させることな
く移載でき、トレイとパツケージとを一体のまゝ
搬送するのに障害となることもなく、パツケージ
の自動搬送システムをフレキシブルに構成するこ
とができ、また糸層を汚すことなく搬送できるの
である。さらに、本考案でパツケージ受皿を支持
したアームが旋回動する角度を、パツケージの姿
勢変化の角度より小さい角度とすることができ、
アーム単独の旋回によつて移載する場合より、移
載装置が全体としてコンパクト化され、かつ移載
時間も減少できる。
ツケージを別の搬送ライン上へパツケージの姿勢
を変換しつつ行うことができ、しかもパツケージ
は受皿上からトレイ上のペグへ落下させることな
く移載でき、トレイとパツケージとを一体のまゝ
搬送するのに障害となることもなく、パツケージ
の自動搬送システムをフレキシブルに構成するこ
とができ、また糸層を汚すことなく搬送できるの
である。さらに、本考案でパツケージ受皿を支持
したアームが旋回動する角度を、パツケージの姿
勢変化の角度より小さい角度とすることができ、
アーム単独の旋回によつて移載する場合より、移
載装置が全体としてコンパクト化され、かつ移載
時間も減少できる。
第1図は本考案装置の実施例を示す正面図、第
2図は同平面図、第3図はトレイの搬送・停止装
置を示す平面図、第4図はトレイの停止・切出装
置の断面側面図、第5図は本考案装置が適用され
るパツケージ搬送システムの一例を示す平面レイ
アウト図、第6図はパツケージの移送状態を示す
正面図である。 2A〜2C…パツケージ貯溜搬送ライン、4…
整列ライン、9…パツケージ移載装置、15…受
皿、10…トレイ、12…コンベア、14…コン
ベア、16…流体シリンダ、19…シヤフト、2
2…受皿支持アーム、23…軸、26…ロツド、
32…カム板、R…パツケージ受取位置、F…パ
ツケージ受渡し位置。
2図は同平面図、第3図はトレイの搬送・停止装
置を示す平面図、第4図はトレイの停止・切出装
置の断面側面図、第5図は本考案装置が適用され
るパツケージ搬送システムの一例を示す平面レイ
アウト図、第6図はパツケージの移送状態を示す
正面図である。 2A〜2C…パツケージ貯溜搬送ライン、4…
整列ライン、9…パツケージ移載装置、15…受
皿、10…トレイ、12…コンベア、14…コン
ベア、16…流体シリンダ、19…シヤフト、2
2…受皿支持アーム、23…軸、26…ロツド、
32…カム板、R…パツケージ受取位置、F…パ
ツケージ受渡し位置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一方のベルトコンベア上に巻取管が搬送方向と
ほぼ平行状態に載置されたパツケージを他方のコ
ンベア上のパツケージ搬送用トレイのペグ上へ上
記巻取管が垂直になるようにして移載する装置で
あつて、該装置は、パツケージ受取位置と、トレ
イへの受渡し位置間を移動するパツケージ受皿が
固定のシヤフトを中心として旋回動可能な受皿支
持アームの先端に軸支され、かつ上記受皿自体を
アーム上の上記軸を支点に定角度旋回させるカム
機構が設けられ、さらに上記受皿はパツケージの
底面を支承する底板と、パツケージの糸層外周面
を支承する基準側板と、上記底板に形成されたパ
ツケージの払出方向に開いた巻取管位置決め用の
切欠とを有しており、 上記受皿上のパツケージの姿勢変化を上記アー
ムの旋回動と受皿自体のアームに対する旋回動と
により行い、受皿上のパツケージの巻取管が上記
トレイのペグ上に挿入される位置まで上記受皿が
移動するようにしたことを特徴とするパツケージ
の移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985149773U JPH0231484Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985149773U JPH0231484Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6259664U JPS6259664U (ja) | 1987-04-13 |
JPH0231484Y2 true JPH0231484Y2 (ja) | 1990-08-24 |
Family
ID=31065301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985149773U Expired JPH0231484Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0231484Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5338498A (en) * | 1976-09-17 | 1978-04-08 | Yoshiji Yamagami | Dial type lock |
JPS55286A (en) * | 1979-04-16 | 1980-01-05 | Dainippon Printing Co Ltd | Thermal transfer process |
JPS5822906U (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-12 | グンゼ株式会社 | ストツキング |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP1985149773U patent/JPH0231484Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5338498A (en) * | 1976-09-17 | 1978-04-08 | Yoshiji Yamagami | Dial type lock |
JPS55286A (en) * | 1979-04-16 | 1980-01-05 | Dainippon Printing Co Ltd | Thermal transfer process |
JPS5822906U (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-12 | グンゼ株式会社 | ストツキング |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6259664U (ja) | 1987-04-13 |
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