JPH0344775Y2 - - Google Patents

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JPH0344775Y2
JPH0344775Y2 JP2123990U JP2123990U JPH0344775Y2 JP H0344775 Y2 JPH0344775 Y2 JP H0344775Y2 JP 2123990 U JP2123990 U JP 2123990U JP 2123990 U JP2123990 U JP 2123990U JP H0344775 Y2 JPH0344775 Y2 JP H0344775Y2
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は巻糸パツケージの搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
自動ワインダーで生産されたコーンあるいはチ
ーズ状の巻糸パツケージは、出荷または次工程へ
搬送されるため、箱詰め作業あるいは段積みされ
る。即ち、ワインダーから公知の手段で搬出され
るパツケージは、1個ずつ作業者によつて箱詰め
されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記箱詰め、段積み作業ではパツケージの重量
化、高速ワインダーによるパツケージ生産速度の
アツプ等によつて、作業性が低下し、また糸層の
汚れ等が避けられず、糸品質の低下をもたらす。
本考案は上記問題を解決することを目的とす
る。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、貯溜搬送ラインのパツケージ搬送方
向と直交する方向に回動する巡回搬送部を有し、
該搬送部に沿つて無作為に移送されるパツケージ
搭載トレイを、該搬送部の一部にストツパにより
整列させるパツケージ整列ラインを設けたもので
ある。又、上記各貯溜搬送ラインの搬出口に、コ
ンベア上のパツケージを姿勢変換しつつトレイに
移載する移載装置を設けたものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1,2図に搬送装置の全体図を示す。図示し
ない自動ワインダー、撚糸機等で生産されたパツ
ケージPは搬送ライン1、例えば天井レールに沿
つて走行するチエーンに垂下支持されたフツクに
よつて吊着され、パツケージ貯溜搬送ライン2
A,2B,2Cの位置には上記フツクからライン
2A〜2Cのコンベア上へパツケージを受渡すパ
ツケージ受渡し装置3a,3b,3cが設置され
ている。
上記複数箇所のパツケージが貯溜搬送ライン2
A〜2Cは互いに平行に走行するベルトコンベア
によつて構成され、パツケージ払出し側端部に
は、パツケージ整列ライン4が設けられる。さら
に、該ライン4に続いてパレタイジングステーシ
ヨン5、中仕切板置場6が配置される。上記整列
ライン4のパツケージ整列位置ST1とパレタイ
ジングステーシヨン5、中仕切板置場6に沿つて
天井レール7,7が設置され、該レール7に沿つ
て移動可能なパツケージの支持移送及び中仕切板
の支持移送用のロボツト8が設置されている。
第2図にパツケージPの搬送状態を示す。即
ち、例えば貯溜搬送ライン2Aを移送されるパツ
ケージPaはコンベア端部に設けられるパツケー
ジ移載装置9によつてパツケージの姿勢が変換さ
れつつ整列ライン上を搬送移送されるパツケージ
搬送媒体(以下トレイ10と称す)に挿着され、
第1図の如く矢印11方向に走行する丸ベルト1
2によつてパツケージはトレイと一体的に移送さ
れ、整列位置ST1に到る。該整列位置に所定数
のパツケージ(第1図では3個)が整列すると、
ロボツト8によつて、複数個のパツケージが一括
して吊着支持され、トレイから抜取られると共
に、パレタイジングステーシヨン5へ移送され、
パツケージ載置用中仕切板13上に載置される。
このような動作が繰返されて、中仕切板13上
に一定数(本実施例では12個)のパツケージが載
置されると、ロボツト8は中仕切板置場6へ走行
し、最上段の中仕切板13aを支持搬送し、第2
図の如くパツケージの上に中仕切板13aを載置
し、再び上記同様のパツケージ移載を繰り返す。
次に、上記パツケージ整列ライン4および貯溜
搬送ラインから上記整列ラインへのパツケージ移
載装置について説明する。
第3〜5図において、整列ライン4の実施例を
示す。上記整列ライン4は、前記貯溜搬送用コン
ベアベルト2A〜2Cの回動方向即ち、パツケー
ジの搬送方向と直交する方向に回動するトレイ移
送用の無端状丸ベルト12と、該ベルト12に沿
つて設けられるガイド板14,15等によつて形
成される。即ち、第4図には整列ラインの貯溜部
分の片側を示し、トレイ10はトレイ移送方向に
のびる断面コ字形のガイド板14,15によつ
て、上下、左右の移動を阻止され、ベルト12の
回動方向にのみガイド面16,17上を移送可能
である。上記トレイ10の下部には無端状の丸ベ
ルト12が位置し、該ベルト12の支持フレーム
18と、トレイ下面の支持ガイド16,17間の
距離Sが丸ベルトの直径より若干小さくしてあ
り、トレイ10は自重とパツケージ重量によりベ
ルト12に圧接し、ベルトの走行に追従して移送
される。
なお、パツケージ搬送媒体であるトレイ10
は、パツケージの糸層直径よりも大きい直径を有
する円板状基板19と、該基板19の上面中心に
形成されるパツケージ受台20及びペグ21等が
一体的に固着されたもので、パツケージPの巻取
管22が第4図の如く、ペグ21に挿立支持され
る。
上記整列ライン4の一方の直進部4aには、貯
溜搬送ラインの各払出側に対応する各位置には一
対のトレイ停止・切出し装置23a,23b,2
4a,24b,25a,25bが設けられる。ま
た、他方の直進部4bには、一定数のパツケージ
を整列させ、ロボツトによるパツケージ把持ステ
ーシヨンST1用のトレイ停止・切出し装置26
a,26bが設けられ、さらにパレタイジング動
作開始時のトレイ待機用停止・切出し装置27
a,27bが設けられる。なおステーシヨンST
1は一方のストツプ装置26aのみでも構わな
い。
上記各位置(第3図では5箇所)のトレイ停
止・切出し装置23a,23b〜27a,27b
は全て同様の構造であり、代表してロボツト把持
ステーシヨンST1における停止・切出し装置2
6a,26bについて第4〜6図において実施例
を説明する。即ち、先頭のトレイ10aを停止さ
せるロツド状のストツパ28aがフレーム18を
貫通してブラケツト29aに支持固定された流体
シリンダ30aのピストンロツド31に連結され
ている。上記ストツパ28aは第4図の実線位置
28aと二点鎖線位置28a1間を上下動する。
即ち、下位置はトレイ10の基板12の下位であ
り、トレイの通過の障害とならない。
また、上位置はストツパ上端部分がトレイの基
板19の両側面に当接する位置である。上記スト
ツパ28aはブラケツト32aとストツパ28a
の一部に固定したフランジ部33a間に着装した
圧縮スプリング34aによつて常時下方へ付勢さ
れており、流体シリンダ30aへの流体供給は一
方向であり、ストツパの上昇・下降を迅速に行う
ようになつている。さらに第5、6図の如くトレ
イ10aの後続のトレイ10bを停止させるスト
ツパ28bについても上記ストツパ28aと全く
同様の構成であり同部材には同数字符号を付し
a・b符号で各ストツパを区別した。
なお、上記一対のストツパ23a,23bは同
時に上昇することなく、一方が上位置の時は他方
は下位置となるように制御される。即ち、第5,
6図の状態では前側のストツパ28aが突出上昇
して、先頭のトレイ10aに当接してトレイ10
a,10b,10cを停止させている。この状態
からトレイを切出す場合は、後側のストツパ28
bが上位置をとる共に前側のストツパ28aを下
位置をとることにより、先頭のトレイ10aのみ
が切出され、次いで、前側のストツパ23aを上
昇させ、後側のストツパ23bを下降させればト
レイ10b,10cは1ピツチ前進して停止する
のである。このようなピツチ移動は、特に第3図
のパツケージ移載位置のストツパ23a,23b
〜25a,25bにおいて重要である。
なお、交互に出没するストツパ23a,23b
を別駆動した本実施例に代えて、両ストツパ23
a,23bを一本の揺動レバーの両端に固定し、
該揺動レバーの中心を枢軸として揺動させれば、
シーソーの如く各ストツパが交互に出没可能であ
る。
次に、上記整列ライン4の両端のターン部およ
びベルトの駆動装置について、第7、8図におい
て説明する。丸ベルト12を巻回したプーリ35
は駆動軸36にキー固定され、固定の軸受37を
貫通した上記駆動軸36の端部にはスプロケツト
38が固着され、図示しない駆動モータの出力軸
に固着されたスプロケツト(第8図39)との間
にチエン39Aが掛けられ、駆動側プーリ35を
回転させる。上記プーリ35は第7図の如く、上
面40はトレイ30の下面を支持するガイド面を
構成し、プーリ35の外周面は丸ベルト12を巻
回するための溝41が形成され、該溝41の上側
は切除されて、丸ベルト12の一部がプーリ35
のガイド面40より上位に位置する如く溝41が
形成されている。14,15はトレイ10のガイ
ド板で直進部のガイド板14,15と連続してい
る。従つて、第8図の如く、駆動プーリ35の矢
印42方向の回転によつて、トレイ10は矢印4
3方向に移送され、ターン部においても丸ベルト
12により円滑に移送される。なお、上記丸ベル
ト12を巻回した他方の従動プーリ(第3図4
4)についてもプーリ44の形状は同様である。
なお、上記各プーリ35,44の直径は望ましく
はトレイ10の基板19の半径の2倍以上あるこ
とが移送速度を低下させないために必要である。
また、上記丸ベルト12のトレイ10との当接位
置は、第5図のように直進部においては、トレイ
の中心をベルト12が通る位置がトレイを回転さ
せることなく移送できる上で好ましい。
次に、第2図に示した貯溜搬送ライン2Aから
整列ライン4のトレイ10にパツケージを移載す
る装置9の実施例を第9、10図において説明す
る。なお、移載装置9は第1図の各貯溜搬送ライ
ン2A〜2Cに設けられ、同じ構成であり第9、
10図に代表して説明する。
即ち、移載装置9は、貯溜搬送コンベア45端
部のパツケージ受取位置と整列ラインのコンベア
上のトレイへの受渡し位置側を移動するパツケー
ジ受皿46と、該受皿46の駆動用流体シリンダ
47と、運動伝達レバー等より構成される。即
ち、フレーム48に固定された1対のブラケツト
49,49間にシヤフト50が回転自在に支持さ
れ、該シヤフト50の中間部には流体シリンダ4
7のピストンロツド51に連結されたレバー52
の一端が固定され、ピストンロツド51の上下運
動によりシヤフト50が正逆回転する。上記シヤ
フト50の両端部には受皿支持アーム53,53
の一端が固定され、アーム53,53の先端部に
は、両アーム間に渡る軸54が支持され、該軸5
4に枢支されたブラケツト55,55に受皿46
の背面56が固定されている。
さらに、上記ブラケツト55,55にはロツド
57,57の一端が枢支され、該ロツド57,5
7の他端は、アーム53,53の途中に固定され
たプレート58,58に枢支59,59されたレ
バー60,60に連結される。
また、ピン61,61にはローラ62,62が
支持され、固定ブラケツト49,49に固定され
たカム板63,63に接離する。
また、上記アーム53,53間にのびる軸64
と受皿46の背面56間には引張りスプリング6
5がかけられ、受皿46を軸54回りの反時計方
向に対して付勢している。
上記受皿46は、パツケージPaの底面66を
支承する底板67と、パツケージの糸層外周面を
支承する基準側板68と、上記底板67、基準側
板68を支持する枠体69等より構成され、底板
67はパツケージの払出方向に開いた切欠70が
形成され、パツケージの中心位置よりさらに切込
まれており、パツケージの巻取管22が上記切欠
70を通つて下方へ突出した状態で受渡し動作を
行う。また上記基準側板68はパツケージの形状
に合つた円弧状部分を有し、折曲げ部分73が枠
体69に形成した長孔72,72を貫通するボル
ト73,73によつて位置調節自在となつてい
る。なお、上記側板68の他端部は枠体背面56
から突出したボルト74,74に当接して位置決
めがされる。従つて、パツケージPaの径に合わ
せて、前記側板68を移動調節すればパツケージ
中心が常に同一位置となり、パツケージをトレイ
に挿立する際のミスを防止できる。
さらに、コンベア45側においてパツケージ払
出位置の両側にはガイド板75が固定され、さら
にパツケージが受皿46aに受容したことを検出
するセンサー76が固定ブラケツト77に設けら
れ、該センサー76によるパツケージ在荷信号に
よつて上記流体シリンダ47が作動するのであ
る。コンベア側のセンサ76は受皿46が動作中
後続のパツケージの到着を検出し、コンベア45
の駆動を停止するものである。
従つて、第9図において、二点鎖線位置46a
に受皿46が待機しておりパツケージPaが矢印
79方向に移送され、コンベア45の端部か受皿
46a内へ落下すると、上記センサ76によつ
て、流体シリンダ47が作動し、ピストンロツド
51進出する。レバー52を介してシヤフト50
が反時計針方向に回転すると該シヤフトに固定し
たアーム53,53も同方向へ旋回し、二点鎖線
位置の受皿46aは実線位置46まで移動し、パ
ツケージPa1をトレイ10のペグ21に挿着す
るのである。
なお、上記受皿46待機位置46aにおいては
ロツド57a端部のローラ62aがカム板63に
規制されており、受皿46aはアームの軸54a
を中心に底板67がアーム53,53から離反す
る方向へ変位している。アーム53,53のシヤ
フト50を中心とする反時計針方向の旋回時に
は、ローラ62がカム板63から外れる位置に到
ると受皿46はスプリング65およびパツケージ
重量によつて、実線状態、即ち、受皿の背面56
がアーム53に当接する位置になる。即ち、パツ
ケージの90°の姿勢変化をアーム53の少ない旋
回角度により行えるものである。例えば、パツケ
ージPaが自重によつて受皿46aへ落下する角
度を30度とし、アーム53の旋回角度を30°とす
ると、残りの30°の角度変化を上記受皿46自体
のアーム53に対する旋回角度によつて得るので
ある。従つてアーム53単数で60°の旋回を行う
場合に比べ移載装置全体がコンパクト化される。
以上のような各装置からなるパツケージ搬送装
置の動作について次に説明する。
今、第1図において、貯溜ライン2AにはA品
種のパツケージ、ライン2BにはB品種ライン、
2CにはC品種のパツケージが貯溜搬送されるも
のとする。パレタイジングステーシヨン5の一枚
の中仕切板13には12個のパツケージが載置され
るとする。また整列ライン4上にはパツケージ搬
送用トレイが6個循環使用されるものとする。
動作開始時にはトレイ10a〜10fは第3図
の位置に位置決めされている。
A品種のパツケージをパレタイズする指令が図
示しない制御装置により出力されると、第6図示
と同様のストツパ27a,27bが交互に出没し
て空トレイ10a〜10fを払い出し、空トレイ
10a〜10fはロボツトの把持ステーシヨン
ST1を通過して、A品種パツケージの貯溜搬送
ライン2Aに対応するストツパ23a位置に先頭
の空トレイ10aが到着し、第3図の二点鎖線1
0a〜10fの状態に後続の空トレイが待機す
る。
ストツパ23a位置への空トレイ10aの到着
が光電管センサ等の検出器が検出すると、コンベ
ア45上のパツケージが第9図の如く移送され
て、二点鎖線位置の受皿46a内へ受渡され、セ
ンサ76のパツケージ検出信号によつて流体シリ
ンダ47が作動して前記した如く、パツケージ
Paは90°方向転換されて、待機中の空トレイ10
a上に挿着移載される。
移載装置9アーム53が第9図実線位置に至つ
たことの検出は、流体シリンダ47のピストンロ
ツド51の作動により行うことが確実で、ロツド
51の最も進出した位置をリミツトスイツチ等の
検出器で検出すると、該検出信号によつて、第3
図のストツパ23aがトレイのガイド面下に没
し、別のストツパ23bが突出する。従つて、受
皿上のパツケージはトレイ10aと共に矢印80
方向へ切出され搬送されるが、2番目の空トレイ
10bはストツパ23bに係止され、切出される
ことなく、次いでストツパ23aが突出、ストツ
パ23bが没することにより、空トレイ10bは
パツケージ受入位置へ位置決めされ、前記同様に
して貯溜搬送ライン2Aからのパツケージ移載動
作が行われる。
第3図矢印方向に切出されたパツケージを挿着
したトレイ(以下実トレイと称す)はB品種、C
品種パツケージの受入位置24a,25aを素通
りしてプーリ35部分を経て、ロボツトの把持ス
テーシヨンST1に到り、突出しているストツパ
26aに係止して停止する。引続き後続の実トレ
イも到着し、3個の実トレイ10a1,10b
1,10c1が第3図の如く整列すると、ステー
シヨンST1に設けられる実トレイ検出センサ8
1,82,83の全てが実トレイを検出すると、
第1図示のロボツト3が実トレイ上のパツケージ
Pa,Pa,Paを把持して抜取り、パレタイジング
ステーシヨン5の中仕切板13上へ移載する。
なお、上記ロボツトの動作中にも他の空トレイ
10d,10e,10fへのパツケージ移載動作
続行されており、パツケージを挿着した実トレイ
は、把持ステーシヨンST1より手前の待機位置
のストツパ27aにより停止する。把持ステーシ
ヨンの実トレイからパツケージ抜取りが完了し、
センサ81,82,83がいづれもパツケージ無
を検出することにより、ストツパ26aが解除さ
れ、3個の空トレイが再びパツケージ受入位置2
3aへ搬送されると共に、後続の待機している実
トレイが把持ステーシヨンへ搬送され、上記同様
の動作により再び3個のパツケージがパレタイジ
ングされるものである。
このようにして、パレタイジングステーシヨン
の中仕切上に12個のパツケージが載置されると、
ロボツトによるパツケージ移載動作は一時中断
し、中仕切板置場6の中仕切板を上記ロボツトま
たは別置のロボツトにより移送し、上記パレタイ
ジングステーシヨンのパツケージ上に載置され、
再び前記パツケージの移載動作が再開される。な
お、パツケージの数量は移載装置9の動作回数を
カウントすれば把握できる。所定数のパツケージ
が第2図の如く載置されると、パレタイズされた
パツケージはコンベア84,85上を移送され搬
出場86に払出され、コンベア45あるいは台車
等により所望の次工程へ搬出されるのである。
なお、第1図において、本実施例では貯溜搬送
ライン2A,2B,2Cに異品種のパツケージを
貯溜する場合について説明したが、勿論各ライン
2A,2B,2Cに一品種のパツケージを貯溜す
ることも可能で、この場合ライン2Aからのパツ
ケージが払出しが完了し、次のライン2Bからパ
ツケージを払い出し中、前のライン2Aへ搬送ラ
イン1からのパツケージを受渡す作業が可能とな
り、ロボツトによるパレタイズ動作が遅い場合も
ライン1を搬送されてくるパツケージを適宜貯溜
搬送ライン2A,2B,2Cのいづれかへ移載す
ることができ、パツケージの処理速度の載置が複
数のライン2A,2B,2Cにより解消できる。
また、本実施例ではパツケージは中仕切板上へ
載置するのみであるが、勿論箱内へパレタイズす
ることも可能であり、またコーンパツケージに限
らず、チーズパツケージのパレタイズも同様にし
て行うことができる。
さらに、上記実施例では各パツケージPはトレ
イ10上に挿着されてロボツト把持位置で整列さ
れるので、パツケージの大きさが異なつてもパツ
ケージの中心は常に同位置となり、ロボツトのハ
ンドがパツケージ中心の巻取管を把持するような
場合、パツケージの品種が変わる毎にロボツトハ
ンドを調整するということはない。また循環する
トレイの数はロボツトが一括して把持するパツケ
ージ数の整数倍(2倍、3倍…)が作業上効果的
である。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案では、パツケージのパレ
タイジング作業を効率よく行うことができると共
に、パレンタイジング動作中に搬送されるパツケ
ージの整列貯溜が容易に行え、搬送ラインの変更
において個々ラインに応じて対処でき、パターン
変更が容易に行える。
そして、複数の貯溜搬送ラインと係合するよう
にしたことにより、振り分けて移載処理できるの
で作業能率の向上につながる。加えて、当然多品
種のパツケージ処理に対しても簡単に対応でき
る。
さらに、ストツパを有していることにより、パ
ツケージはトレイ上に載置された状態で待機し、
かつパレタイジングステーシヨンでの位置決め及
び整列収集も極めてスムーズに行うことができ、
全体として効率よくパレタイジングが可能とな
る。
又、本考案においては、各貯溜搬送ラインの搬
出口に姿勢変換移載装置を設けたことにより、
個々の搬送パツケージに対して処理できるととも
に、複数個を同一時に変換するものに比べ、構成
をコンパクト化でき、複数ラインでの搬送で移載
時間のロスをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における搬送装置全体の構成を
示す平面レイアウト図、第2図はパツケージおよ
び中仕切板の移動およびパレタイジングの作業流
れの説明正面図、第3図は整列ライン上のトレイ
搬送動作を説明する平面図、第4図はトレイ搬送
路とストツパを示す断面正面図、第5図はパツケ
ージとストツパとの関係を示す平面図、第6図は
同断面側面図、第7図は整列ラインのターン部の
駆動プーリの構成を示す断面正面図、第8図は同
平面図、第9図はパツケージ貯溜搬送ラインから
整列ラインのトレイ上へパツケージを移載する装
置の一例を示す正面図、第10図は同平面図であ
る。 2A,2B,2C……パツケージ貯溜搬送ライ
ン、4……整列ライン、5……パレタイジングス
テーシヨン、9……パツケージ移載装置、10…
…トレイ、ST1……整列ステーシヨン、P,Pa
……パツケージ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベルトコンベアより成る複数のパツケージの
    貯溜搬送ラインと、パツケージのパレタイジン
    グステーシヨンとの間に該貯溜搬送ラインのパ
    ツケージ搬送方向と直交する方向に回動する巡
    回搬送部を有し、該搬送部に沿つて無作為に移
    送されるパツケージ搭載トレイを、該搬送部の
    一部にストツパにより整列させるパツケージ整
    列ラインを設けたことを特徴とするパツケージ
    搬送装置。 (2) 上記各貯溜搬送ラインの搬出口にコンベア上
    のパツケージを姿勢変換しつつトレイに移載す
    る移載装置を設けたことを特徴とする実用新案
    登録請求範囲第1項記載のパツケージ搬送装
    置。
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