JPH0231334Y2 - - Google Patents

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JPH0231334Y2
JPH0231334Y2 JP12280384U JP12280384U JPH0231334Y2 JP H0231334 Y2 JPH0231334 Y2 JP H0231334Y2 JP 12280384 U JP12280384 U JP 12280384U JP 12280384 U JP12280384 U JP 12280384U JP H0231334 Y2 JPH0231334 Y2 JP H0231334Y2
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JP
Japan
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chain
bogie
wheel
supported
rail
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JP12280384U
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JPS6138262U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、四輪自動車の車体運搬用台車等の横
送に用いるトラバーサで、2列のコンベヤチエー
ンの各々の上にそれぞれ前後の車輪を載せて台車
を横送する台車用トラバーサに関する。
従来の技術 従来、台車横送用トラバーサとしては、第2図
に示すように2条の並列チエーン11,11間に
V形スラツト12を取付けたコンベヤ13を車輪
14によりレール15上に支持したものを、台車
のホイールベースに等しい間隔Lをもつて2台同
高に並設した構造が一般的であつた。しかし、こ
の従来構造では、コスト高であり、スラツト
12をチエーン11に取付けるために、チエーン
ピツチを短縮することが困難であつて、高速横送
時に鎖車との噛合騒音が大であり、可動部分の
幅Aが大で、床下に入る床開口部の幅が大きく、
ここに人が挾みこまれないよう安全装置を必要と
する等の欠点があつた。このためスラツトを1本
のチエーンに支持させたトラバーサもあるが、な
おスラツト幅が大で、上記と同様の欠点がある。
考案が解決しようとする問題点 本案は、台車の各車輪を直接各1条のチエーン
上に直接支持してスラツトを省略し、もつて従来
の台車用トラバーサの上記欠点を除去し、且つ台
車がトラバーサチエーンに乗り込むときに該チエ
ーンが傾斜しないよう、チエーンレールを設けて
安定性を改善しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本案においては、台車のホイールベースに等し
い間隔をもつ2条のチエーンの上面を台車レール
と同高とし、チエーン内リンクの幅よりチエーン
ローラ径を小にして内リンク上に支持する台車車
輪とチエーンローラとの間に空間を存せしめ、チ
エーン下部を、内、外リンクとチエーンローラと
が載荷し且つ内リンク内面が摺接するチエーンレ
ール上に案内支持したことを要旨とする。
作 用 台車がストツパにより停止されたとき、台車車
輪はチエーンを横切る方向において相対するチエ
ーン内リンク間の中心上に支持され、この場合、
台車車輪はチエーンローラとは接触しないので、
チエーン幅を充分にとることにより車輪を安定に
支持することができる。またチエーンはチエーン
レール上に安定に案内支持され、車輪がチエーン
上に乗り上げるときにチエーンが横ずれを起すこ
とはない。
なお、本案トラバーサは長期間の使用により、
内リンクの内側角が摩耗して車輪が深く落ち込む
ことが考えられるが、多少の落ち込みは実用上問
題がなく、かなり長期の使用に耐えることができ
る。
また、車輪がチエーン上に乗り上げるときの衝
撃で内リンク間隔が広くなる点は、チエーンブツ
シユのかしめ、溶接等の改善で防止可能であり、
そのためのコスト高は僅かですむ。
実施例 図面は台車の前後車輪の一方がトラバーサ上に
支持された状態を示し、チエーン1は台車車輪2
のホイールベースLをもつて台車レール3と同高
に2条並置され、各チエーン1の駆動スプロケツ
ト(図示せず)は同軸上に設けられる。4は外リ
ンク、5は内リンク、6はチエーンローラで、内
リンク5の幅bよりチエーンローラ6の直径を小
ならしめ、且つ内リンクの間隔aを適当に選定す
ることにより、車輪2をローラ6との間に空間7
を存せしめる。これにより車輪2は内リンク5上
に安定に支持される。
8はチエーンレールで、トラバーサフレーム9
上に固定され、内外リンク4,5及びチエーンロ
ーラ6を支持するとともに、内リンク5の内面に
も摺接する。したがつて、車輪2が台車レール3
からチエーン1上へ押し込まれたときにチエーン
1は横ずれを生じない。10は車輪2の案内板で
ある。
考案の効果 本案は上記構成を有し、台車の前後車輪を夫々
1条のチエーンの内リンクで支持するので、各チ
エーンの幅はスラツトを有する従来のトラバーサ
に比して格段に小となり、構造も著しく簡易化さ
れてコストの大幅軽減が可能となるばかりでな
く、スラツトを有しないから、チエーンピツチを
小にして高速横行時でも鎖車との噛合音を小に
し、またチエーン幅が小であるから、チエーンが
床下に入る開口部の幅も小で、開口部に人の挾み
込み防止する安全装置が不要となる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例の断面側面図、第2図
は従来の台車用トラバーサの断面側面図である。 1……チエーン、2……台車車輪、3……台車
レール、4……外リンク、5……内リンク、6…
…チエーンローラ、7……空間、8……チエーン
レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台車のホイールベースに等しい間隔をもつ2条
    のチエーンの上面を台車レールと同高とし、チエ
    ーン内リンクの幅よりチエーンローラ径を小にし
    て内リンク上に支持する台車車輪と前記ローラと
    の間に空間を存せしめ、チエーン下部を、内、外
    リンクとチエーンローラとが載荷し且つ内リンク
    内面が摺接するチエーンレール上に案内支持した
    台車用トラバーサ。
JP12280384U 1984-08-13 1984-08-13 台車用トラバ−サ Granted JPS6138262U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12280384U JPS6138262U (ja) 1984-08-13 1984-08-13 台車用トラバ−サ

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JP12280384U JPS6138262U (ja) 1984-08-13 1984-08-13 台車用トラバ−サ

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Publication Number Publication Date
JPS6138262U JPS6138262U (ja) 1986-03-10
JPH0231334Y2 true JPH0231334Y2 (ja) 1990-08-23

Family

ID=30681560

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JPS6138262U (ja) 1986-03-10

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